ディクスン・カー(カーター・ディクスン) Part6
474 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :
ROM上がりの初学者が増えているようだな。
(このスレのレベルなら乱入も可能という判断か?)
Y、グリーン、毒のたわむれ、ポアロのクリスマス等を検証してみたが、
「館もの」という観点から、全てを関連付けて考えるのはこじつけに過ぎる
という感を受けた。初学者が真に受けたらどうするつもりなのか。
Yはグリーンに触発されて書かれたようだが、関連性が見られるのはこれだけでしょ。
(Yはグリーンをミスディレクションとして使用している気配もある)
そもそも「館もの」を語るには、A・Aの赤い館から始めなければ、
見当外れな論考にしかなり得ないのである。
本邦でも大乱歩に「三角館の恐怖」、ヨコセイに「迷路荘の惨劇」、鮎に「リラ荘殺人事件」
シマソウに「斜め屋敷の犯罪」等があるように、本格ミステリ作家であれば一度は書き
たくなるのが、この「館もの」というジャンルである。
アーヤのように「館もの」に特化する作家まで出て来る次第。