このミス 2005〜2006

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久坂部羊「破裂」読了。
一気読みした。面白いけど、ミステリ色は薄い。
ロビン・クックが「白い巨塔」書いたって感じ。
まあ、オチがありきたりとか、肝心の(メール欄)とか、
いろいろ不満はでそうだが、読んでおいて損はない。
ただ「廃用身」もそうだったが、作者自身がかなり
極端な問題意識の固まりで、そこから来る衝動によって
成立した小説という感もあるので、その辺を読者がどう感じるか。
このミスもまあ、20位には入るかな。
余談だが、この本どこの図書館いっても予約が凄いな。