殊能将之　Part16

別に横溝作品を未読でも「美濃牛」は十分に楽しめる作ではあるが、
横溝ワールドを知っていれば「ニヤリ」と出来、より楽しめるのは確かである。
「本陣殺人事件」「八つ墓村」「悪魔の手毬唄」等の超有名どころに目を通しておけば
よいだろう。
映像の横溝作品しか知らない者は、おどろおどろしいばかりではなく、
その本質は意外に端正なミステリだとわかるはずだ。（この点は殊能作品と共通する
ものがある）
（横溝先生は神戸の市街地育ち、神戸一中→大阪薬専（現　阪大薬学部）へと進んだ
生粋の都会っ子。泥臭い体質の人ではないのだ）

変に斜に構えず、どんなものにでも楽しみを見出そうとする姿勢には好感が持てる。
が、アイロボット勧めるのはどうかと…

しゅのうまさゆきとは読まないんだが
何でも音読みかおめでてーな

な、なんだよ今頃．．