ディクスン・カー(カーター・ディクスン) Part5
755 :
書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :
>本格ミステリーは、大衆小説として一般には認知されていない?
いまだにこういう間抜けなレスがあるのを見ると怒りさえ感じるものがある。
本格ミステリが大衆小説であるのは衆知の事実であり、問題は「文学」として
認知されていないということである。
これはミステリを暇潰し・読み捨ての読物(つまり精神的なトイレットペーパー)と
しか見ないユーザーにとっては、たいした問題ではないだろうが、
クリエイター・サイドや心からミステリを愛する者にとっては、重大な事である。
創作物が「文学」として認知され得るか否か、これすなわち、アーティストとその支持者
と認識されるか、河原乞食と取り巻きと認識されるかほどの違いがあるのだ。
ジョンの影響力を排除しない限りは、本格ミステリの作家及びファンに対する認識は
後者にとどまるだろうね。