ディクスン・カー(カーター・ディクスン) Part5

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143書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
>>140
他人が狂っているように見える時は、みずからが狂い出している時である。
こういった点、十分に留意しておけ。
さて、パリ(×)→ロンドン(○)だとしても、「絞首台の謎」が雰囲気しか見るべき
ものがない作品である点には何ら変りがない。
内容的に評価すべき点がほとんど無いため、東京創元社も解説等本作りには、
かなり工夫しているようである。
確かに、駄作にこそジョンらしさがある、という見解はあることはあるが、
犯人のパターンの使い回し、極端なバカミスへの傾斜等には、
マエストロの執筆姿勢としては疑問を感じざるをえない。