◎国産冒険小説はお好き?◎

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445名無しのオプ:2010/01/03(日) 21:05:51 ID:6bl3b9qW
リアルで?
年末年始にコックと乗客が相次いで失踪した豪華客船でどうですか
446名無しのオプ:2010/01/03(日) 23:57:56 ID:8SwG+MFW
>>445
其れ以外にも参考に為りそうなネタ振りです。

442 :名無しんぼ@お腹いっぱい:2009/06/13(土) 19:55:22 ID:vw5mRrhg0
パチンコ屋にやってきた無口な男、
遊ぶでもなくただジッと台を見つめている
気味悪く思った店員が話しかけると、ただ一言、「釘師を呼ンでくれ」と告げる
釘師は美女
よくわからないがパチンコ勝負になる
釘師の女、挑発的に性器をちらつかせながら台調整
男は無言で見つめる
男が玉を撃つと全ての玉が同じルートを通って当たりに吸い込まれていく
(ヘビのイメージ画)
「な、なンでなの〜〜ッ!」
「道はあンたが教えてくれたンだ」
説明なし
ガバッ ビィ〜ン !
おもむろに衆人の見守る前でレイプ開始
あっけに取られる人々には一瞥もくれず謎の古びた釘を女に握らせて去る
こンな感じだろうかッ

443 :名無しんぼ@お腹いっぱい:2009/06/13(土) 21:24:02 ID:raCNiiDQ0
やがて現在のパチンコ業界に悪影響を与えている
コングロマリットや暴力団や某国の刺客共と
パチンコ関係無しな死闘を繰り広げると云ういつもの小池スタイルに……

444 :名無しんぼ@お腹いっぱい:2009/06/13(土) 21:35:42 ID:SHlA7fsO0
なぜかパチンコグループの社長が妙な拳法の使い手な上にナチスの生き残りなンですね、わかります
447名無しのオプ:2010/01/04(月) 13:37:37 ID:VK8f0C+D
個人的にはクラッシャージョーは王道の冒険小説と思いますよ。

このスレでは出てきませんが、私のお勧めは半村良。
妖星伝、産霊山秘録、石の血脈
後は伝説シリーズも当たり外れありますがお勧め。

半村良の後に、夢枕獏とか菊池秀行とか出てきて、
伝奇(伝記)小説とかいう、訳判らん分類になってしまったのが悔やまれる。
448名無しのオプ:2010/01/08(金) 19:49:31 ID:WclsKeXU
夢枕とか菊池とはテイスト違うが、「伝奇小説」は昔からあったよな。
「風雲将棋谷」「髑髏検校」とかの所謂"時代伝奇小説"って括りだが。
449名無しのオプ:2010/01/08(金) 20:07:21 ID:r2UgnADN
夢枕とか菊池とは「伝奇アクション」だね
450そういえば国産冒険小説では:2010/01/09(土) 15:35:54 ID:kQQYe5kE
日本の地下はあんまり冒険しないんですかね。
東京の地下貯水施設なんて打って付けだと思うんですが……

451名無しのオプ:2010/01/10(日) 01:03:17 ID:k7VCFJe3
パトレイバーだな
452名無しのオプ:2010/01/10(日) 09:00:06 ID:+oWHn/Nc
G線上の魔王
453名無しのオプ:2010/01/11(月) 10:36:08 ID:h0aRbQKr
>>450
地下貯水施設というのはカムフラージュで実は弾道ミサイルのh
454名無しのオプ:2010/01/16(土) 01:44:59 ID:pNLFq5hB
直木賞に佐々木譲氏、父子受賞の白石一文氏〜

ちなみに逢坂剛が「カディスの赤い星」で獲ったのは86年
勝手に一組と思ってる逢坂・船戸とのトリオで最後だったとは。
455名無しのオプ:2010/01/16(土) 12:21:13 ID:tgptYv52
俺はトリオというイメージだと、逢坂・船戸・北方になるがな。
456名無しのオプ:2010/01/16(土) 12:50:53 ID:F/yvdFZM
佐々木はちょっと格が落ちるよね
一旦直木賞とはおさらばしてたしこのまま取れてなくても別に不思議はない
むしろシミタツが未受賞の方が・・・
457名無しのオプ:2010/01/16(土) 23:26:27 ID:UmbbP/oL
白石一文といえば、父親の白石一郎が描いてた「黒い炎の戦士」は
「山田風太郎」+「半村良」な感じのSF時代活劇だったが、息子は
その手の話は書いてないっぽいな。
458名無しのオプ:2010/01/17(日) 21:53:04 ID:WLivQd7m
白石一文は超ド直球の「人生とは」みたいな作品を書いてる人だよ
459名無しのオプ:2010/01/17(日) 22:08:36 ID:FzRw0Jo+
>>458
そういうのはいいや・・・
460名無しのオプ:2010/01/18(月) 10:45:09 ID:lFD9KUHW
>>457
「黒い炎の戦士」って完結したのかな?
ノベルスで読んでて面白かったんだけど、5巻あたりで中断してて、
続刊を心待ちにしてたんだけど、そのうち忘れてしまった‥‥
461457:2010/01/18(月) 19:24:27 ID:ZxyfdDUH
>>460
結局5巻で中断したまんま。これといい、「ウェスタン武芸帳」といい
「大菩薩峠の要塞」といい、俺の好きな冒険小説は未完が多い・・・
462名無しのオプ:2010/01/20(水) 19:26:22 ID:Sqlceh5D
>>461
冒険は終わらないから魅力的なんですよ。
463名無しのオプ:2010/02/07(日) 14:18:43 ID:PcPwMvSu
久し振りに保守します。
464名無しのオプ:2010/02/08(月) 14:57:16 ID:09x4V7Om
冒険者だな
465名無しのオプ:2010/02/12(金) 22:33:03 ID:G3jxH2wz
最近、古本屋で生島治郎の文庫をまとめて購入。
今まで「黄土の奔流」「死ぬときは独り」位しか読んだ事無いから楽しみ。
466名無しのオプ:2010/02/13(土) 16:48:36 ID:Y2VVFNYB
誰か船戸よりおもしろい本しらないか。
467名無しのオプ:2010/02/14(日) 18:24:14 ID:1BC/Nnsl
逢坂の百舌シリーズは
船戸が好きな自分も楽しめた。

冒険小説とはちょっと分野が違うかもしれないけど
468名無しのオプ:2010/02/24(水) 19:06:30 ID:p6wbuq1F
佐々木譲の過去の作品が復刊してるのがうれしい。
直木賞ではなく、このミスの影響みたいだが。
読んだこと無い、「鉄騎兵、跳んだ」「振り返れば地平線」
あたりまで復刊してほしい。
469名無しのオプ:2010/02/24(水) 20:43:49 ID:i9M4EbfN
近所の本屋でもうざいぐらいに平積みされてるわ
でも、ほとんどの人が「警察小説」の人と思ってそう、今野と同じ状態で

あと、箒木蓬生って冒険小説っぽいの書いてるけど、どうなの?
閉鎖病棟しか読んだことないや
470名無しのオプ:2010/02/24(水) 22:48:14 ID:leMEiTYt
三たびの海峡とか面白いよ
471名無しのオプ:2010/02/25(木) 20:38:49 ID:WDxvvhmT
サンクス
ドンピシャでそれが本屋に置いてたわ
明日にでも寄ってみる

でも
昨日から猛き箱舟読み出したから、読むのは先になってしまいそうだ
472名無しのオプ:2010/02/27(土) 18:23:58 ID:0fKVYtEq
>>471
「逃亡」もお薦め。
473名無しのオプ:2010/02/28(日) 02:17:19 ID:lstl/LqH
逃亡すげぇ分厚いな
ついでに国銅も買ってみた

猛き箱舟まだ100pぐらいだけどおもしろい
ガス暖房機最強には痺れた、こんな風に書く人初めて見た
474名無しのオプ:2010/02/28(日) 10:55:12 ID:/9Gl6c1Q
>>471>>473
>猛き箱船

何故福田和也は船戸与一に低い評価を下したんだろう……
475名無しのオプ:2010/03/03(水) 22:23:56 ID:9AYu8ZkL
>>473
指数関数的に後半になればなるほど面白くなります
476名無しのオプ:2010/03/04(木) 15:07:44 ID:Vhp7Nxky
>>474
福田は鬱陶しいが猛き箱船と蝦夷地別件はコレおんなじ話じゃねーかってのは同意。
両作品とも好きなんだけど、言われてもしょうがないなと
477名無しのオプ:2010/03/04(木) 18:36:32 ID:jU/NjMo2
新聞に書いてたが佐々木譲は昔、船戸に「君は歴史観が浅い」と
云われたらしい。
478名無しのオプ:2010/03/06(土) 09:06:22 ID:5TSKI4nE
今やってる週刊ブックレビューに佐々木譲が出演してますが…皆さんは見てますか?
479名無しのオプ:2010/03/08(月) 19:34:16 ID:b4jUj7Mp
以前から何となく気になってた日下圭介の「黄金機関車を狙え」
良く出来た冒険ミステリーだったのでかなり満足。

通常、冒険小説書いてるイメージがない人の作品でこういった「掘出し物」
見つけると妙に嬉しくなる。
480名無しのオプ:2010/03/08(月) 19:42:34 ID:E7KvtbnL
>>479
あの頃の新潮ミステリー倶楽部は宝の山だったな
481名無しのオプ:2010/03/08(月) 20:39:57 ID:RMuPjqFn
>>480
講談社やハヤカワもそれに対抗して書下ろしのミステリー叢書のレーベルを出していた。
それが、結果的に作家の競争心を煽って、クォリティを高める良い方向にいっていたと思う。
482名無しのオプ:2010/03/08(月) 21:07:47 ID:b4jUj7Mp
「シートンの毛皮」「上海発奪回指令」「地図のない町」
「片雲流れて」「アリスの消えた日」「狩人たちの海」
「銀輪の覇者」「犬なら普通のこと」・・
ハヤカワは流石のラインナップって感じだったな。
でも講談社ってどんなのあったっけ?
ノベルズやら文庫は結構読んだと思うけど、ハードカバーで
読んだのって「猿丸幻視行」と「RED」位しか覚えてないw
483名無しのオプ:2010/03/09(火) 12:38:41 ID:KhOkpSw2
講談社の方は『講談社推理特別書下ろし』っていうレーベルね。
船戸与一の「伝説なき地」とか、島田荘司「異邦の騎士」「暗闇坂の人喰いの木」とか、東野圭吾「眠りの森」とか‥‥
他にも、多島斗志之や志水辰夫や井上淳の小粒だけれど名作といっていい作品が結構あったよ。
船戸は新潮の方でも「蝦夷地別件」をリリースしてたね。

ちなみに同レーベルで、井沢元彦のリリースした書下ろしは「義経幻殺録」で、「猿丸幻視行」じゃあない。
「猿丸幻視行」は乱歩賞受賞したデビュー作。
「RED」っていうのはよく知らない。

今でも続いてるのは「ハヤカワミステリーワールド」だけ?
実にもったいない。
484久し振りに保守あげします。:2010/03/13(土) 10:17:58 ID:+SyTkcC4
そもそも「冒険小説」というのは一体どういう物を指してるんですかね?
485482:2010/03/15(月) 19:17:39 ID:KY5LgHd1
ようやく書き込める・・・

>>483
俺の説明不足だわ。 「講談社推理特別書き下ろし」って冠が背表紙に
付いたヤツは知ってるけどそれを読んだ事がないと云いたかった。
「猿丸〜」も「RED」も特に冠なしのハードカバー。
ちなみに「RED」は著者が今野敏で
「日米の密約にはみ出し刑事と自衛隊の情報部員のコンビが挑む話」
だったと思う。

486名無しのオプ:2010/03/20(土) 20:06:14 ID:GPtutvHu
国産冒険小説は海外のそれと比べると今一つショボく思えるのは何故だろう。
487名無しのオプ:2010/03/20(土) 22:13:42 ID:PRJaLold
>>486
そういう先入観持って読むからだろ。
そもそも比較してどうすんだ。
488名無しのオプ:2010/03/21(日) 02:59:01 ID:91Wn04EE
久々にこのスレ最初から見たが逢坂剛のイベリア半島シリーズ出てないね?
佐々木譲の三部作好きな人なら楽しめると思うのだが。
489名無しのオプ:2010/03/24(水) 12:24:11 ID:EhcKuruO
企業推理小説で知られる作家の清水一行(しみずいっこう)さん(本名・和幸=かずゆき)が15日に死去した。79歳。
1966年、証券業界の内幕を描いた「小説兜町(しま)」でデビュー。
 新幹線の騒音公害に反対する犯人と、捜査の動きを追ったサスペンス「動脈列島」(74年)で日本推理作家協会賞を受けた。代表作に「虚業集団」「重役室」などがある。

(2010年3月23日13時31分 読売新聞)
490名無しのオプ:2010/03/24(水) 14:48:23 ID:C2z3X+jr
「動脈列島」は面白かったな
映画も原作も
それしか読んでないけど
491名無しのオプ:2010/04/10(土) 01:31:39 ID:XhQ7h8jQ
国産だと、やはり船戸がズバ抜けてるな。次点は、俺の好みで逢坂。
馳もかなり好きだけど、冒険小説って括りじゃない・・・よな?
あと、最近アツい作家はだれかな?大藪賞を適当に買ってるが、なかなか・・・。
492名無しのオプ:2010/04/10(土) 02:12:54 ID:L5eEpwmt
俺はシミタツと逢坂が不動のツートップ
大藪賞もここ二年くらい軟化してきたというか・・・
493名無しのオプ:2010/04/12(月) 03:16:28 ID:Uc+bOMIn
ハルビンカフェが評判よかったから読んでいたのですが、一向に盛り上がらないので途中で読むのやめちゃいました。
プロットはかなり興味をそそられる感じなのに、惜しい作品でした。私にとっては。
494名無しのオプ
垣根涼介は作品を出す度に
スケールダウンしていくのにガッカリ。
福井晴敏はガンオタだと気が付きブクオフ行き。
次の時代の担い手がいない気がする。
このスレに上がってる作家の中で、最近一番多く読んでいるのは
佐々木譲だし。