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名無しのオプ:
「F」を読んで面白かったので、今「有限と微小の」を読んでいます。
「F」では特に気にならなかったのですが、「有限と微小の」で、
"微笑む・微笑んだ"と"口もとを上げた・斜めにした"という表現が、
犀川先生が煙草を吸うのと同じかそれ以上の頻度で出てくるので
目に付いて、イマイチお話に集中できません。
はっきり言って、イライラ&期待してただけにガッカリです。
最低限「F」と同等か、それ以上の森ミステリーはありませんか?
残念ながら、皆無です。
「すべてがFになる」を100点とした場合、次点の作品は贔屓目に見ても90点をきります。
パーツで比べると、「封印再度」というタイトル*だけ*なら、「すべてがFになる」と匹敵するかもしれません。