夢野久作スレッド◇第四の瓶の内容

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651名無しのオプ
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右翼の大物杉山茂丸翁の一子として九州地方に誕生したのが我らが異端作家・夢久。
ウヨ嫌いの2ちゃんねらーには「何とも反時代的なウヨ作家キター!キター!コレ」と著書も読まずに焚書せんとする慌て者ブサヨも多かろうが、
その作風は反動ウヨとは無縁の異端にして幻想的なもの。
ペンネームの由来にもなっている「夢のような事ばかりほざくな!」と一喝した厳父への反発が、
後に創作への道を歩ませたのだから当然である。
総称してドグラ・マグラと称される一大叙事詩の趣がある作品群は、どこから読んでも
一貫した世界観を協賛しておりバルザック「人間喜劇」に匹敵する東洋の精華である。
どこから読んでも構わないがまずはデビュー作「あやかしの堤」から入るのが初学者には相応しい。