社会派ミステリーといえば松本清張。その2

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8書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
清張初学者には、まず長編では「点と線」を読むこと。
やはり清張ミステリの原点はここにあると言える。
そしてこれを上回る出来栄えなのが、初期の短編群。
初期の短編ミステリを収録した作品集「張込み」「駅路」(共に新潮文庫)は必読だ。
「ミステリではないのでは」との評もある「張込み」は、短編警察小説の良き成功例
という意味では、やはり広義の意味でミステリである。
そして、本作で「ミステリ」の対象となっているのは、「女心」そのものであると言える。
本作は、私の手による「太陽にほえろ!」バージョンに脚色したものが存在するので
機会を捉えてこのスレで紹介したいと思っている。
2人の刑事は、山さん(山村刑事)とジーパン(柴田刑事)をキャスティングしてみた。
新妻役には真野響子をキボンヌ。