僕の名前はさとる。こんな天気の良い日の真っ昼間から学校も行かず自宅にこもってパソコンを開いて2ちゃんねるをしてる十六才は僕ぐらいだろ。これぐらいの時間になるとママが部屋をノックしてニコニコと笑顔でランチを持って来てくれる。
2げっと
まるでめしつかいの様だ。親父は単身赴任で海外生活をもう二年してる。兄弟は妹が一人。まだ小6だ。こんな暮らしを続けてくうちに僕がこの家族の中でゆいつの男ともあって、力関係のピラミットの頂点はいつだか僕になっていった
続く↓(次の方どうぞ
そのとき突然巨大な彗星が衝突し、地球は滅亡、ぼくも死んだ。
−糸冬−
しかし、生前親しかったクリリンやブルマ達がドラゴンボールを集めて 生き返してくれた。 ほんとにみんなありがとう。。。
続く↓
という夢を見たような気がしたけど続きは忘れてしまった。
今日も同じ日が始まる
完
といような小説を書いて新人賞に応募したら見事に受賞してしまった
しかしそれはゴーストライターのおかげだった‥
ゴールドライタンのおかげでもあった・・・
10 :
名無しのオプ:04/04/21 21:50
さとる七十五歳、ようやく見えた日の出の兆しだった。
11 :
名無しのオプ:04/04/22 00:37
「さとるの化け物」という話をご存知であろうか?
↓
12 :
名無しのオプ:04/04/22 01:05
きさま俺という人間を知らんようだな
俺は万年発情期さとる
どんなブサイクでも俺の前では
こうだ↓
クソスレ終了
しかつめらしいめしつかいがしかめつらでしかをしめつけている!
終了
16 :
名無しのオプ:04/04/22 09:05
終了‥
そうまさに俺の人生は終了だ。。。
次の瞬間さとるはビルの屋上から飛び降りた↓
17 :
名無しのオプ:04/04/22 12:37
さ よ う な ら ・ ・ ・
18 :
名無しのオプ:04/04/22 20:24
そのまま、勢いにのってそこらへんを飛んでみる
終了
そんな妄想をしながら、まっさかさまに堕ちていく。
最後の瞬間、あのときの少女が微笑む顔が見えた・・・気がした。
そして、すべてが真っ暗になった。
閉幕(カーテンフォール)
再開(り・スタート)
目を覚ますと、そこには驚くべき光景が!?
終了
23 :
名無しのオプ:04/04/22 22:03
黄色い空は謎めいていて、さとるはますます黄色が嫌いになった。
オバサンの化粧のように厚い雲には、神様のサインが記されている。
さとるはバナナの皮をむきたくてサバイバルナイフを探したが、
その時にはその行為の愚かしさを、その行為が、
さとるの人生にどれほどの影響を与えるかなんて、微塵も考えちゃいなかった。
カカー
カカー
カカー
カカー
カカー
カカー
30 :
名無しのオプ:04/04/22 22:12
さとるの視線は唐突に下降した。
誰がバナナを殺したのか? 床に落ちた黄色いゴミを凝視し、
それから空に目を転じたが、肉眼でフライフィッシュを捕らえることは不可能だった。
倍率二倍のルーペで念入りに調べても、新たな発見は何一つなかった。
31 :
名無しのオプ:04/04/22 22:15
俺のあそこも倍率二倍になっていると気づいたのはその時であった
32 :
名無しのオプ:04/04/22 22:20
口先だけだったさとるのあそこが酷く苛々していた。
やむおえず大人しい態度をとっていたのが嘘のようで、
ましてやこんな状況でいきり立つとは、さとるの中で何かが弾けた。
決してバナナを踏みつけた事に原因はない。
バナナフィッシュにうってつけの日だなと、
別に思わなかった。
バナナの皮で滑る香具師って見たことないんだが
烏有さん
36 :
名無しのオプ:04/04/23 00:10
ヤバイくらいの糞スレだな。
そんなことより先生!糞スレってなんですか?
僕はね、西之園君。勤務時間外に、嫌なことは一切しないよ。
今は勤務時間外だ。だからその質問は受けつけられない。
じゃあさっきの勤務時間中のセックスは・・・・
アミューズメントさ
犀川先生、いくらメス豚だからと言って、
研究室で教え子と交わるのは少し控えていただかないと。
43 :
名無しのオプ:04/04/28 23:37
クソすれ晒し上げ
44 :
名無しのオプ:04/04/29 05:54
「バナナのことを考えてると眠れなくって、そのうちにこれしかないっていう銘柄が突き止められそうなことがが解った」
さとるは折り畳んでおいたカタログをテーブルの上に置いた。そして、苛立たしさと興奮を混同した仕草で広げた。
「だが自分でも信じられなくて、それを信じる為に三年と四ヶ月かかってしまった」
二人は人気のない街道に面した席に陣取っていた。彼ら以外に客は殆どいない。隣りの店のステージで踊るストリッパーと遊び人風の男女が五人ほどいるだけだった。
「さあ、説明しよう」
「やっぱり説明するのやめたよ」
46 :
名無しのオプ:04/04/29 19:49
ちんちんのカス
47 :
名無しのオプ:04/04/29 21:15
「バナナと同じです」と、さとるが言った。
「そう。ただ、ちがうところもある。
パパイヤはイメージや皮の配置に単純化するわけにはいかないし、
場合によって空気中の振動に関係があるとも簡単にはいえないんだ。パパイヤは、
皮の剥がれ方によってそれぞれの脳内でひきおこされる感情の中にある。
さとる君、君がバナナに対して喚起される
パパイヤとの対立のなぞを解くには、大変な困難にぶつかるだろう」
さとるは長いこと考えてた。
「私はそうは思いません」と、さとるはようやく言った。「バナナ学の一般法則はどの分野においても応用性があるんです。
パパイヤもバナナと同じで、法則にしたがっている。
大事なことはただ作業を始めて、皮、色合い、等等のさまざまなフォルムから喚起されるイメージから重要な手がかりを取り出すことです」
口を半分ゆがめて、かすかに作り笑いをした。「エジプト学者のロゼッタ石のようにね。それをひとたびつかんだら、あとは作業の問題、方法の問題でしかない」
そこで深く吸い込んだ紫煙を一気に吐き出す。「それと、時間の問題でしかないんです。能力は関係ない」
48 :
名無しのオプ:04/04/30 06:22
とりあえず、あらすじを説明しておこうと思う。
天才バナナ学者さとるはある日一通の手紙を受け取る。送り主はパパイヤ・ルークルル。パパイヤ学の第一人者だ。
その手紙には世界中のバナナに対して殺バナナ予告が記されていた。さとるは古来の友人である日本でただ一人のバナナ課の刑事に相談する。
その手紙にはこうも記されていた。もし大量殺戮を止めたければ私の屋敷にきなさい、と。危険だと止めるバナナ刑事を振り切って、
さとるは密林という自然の密室に閉ざされたパパイヤ・ルークルルの屋敷へと向かう。世界で三本しか存在していない最新鋭のバナナボートを駆って。
はたして、さとるは見事バナナ大量虐殺のトリックを暴き、世界中のバナナを救うことが出来るのか。
様々な問題が棚上げされている現在、読者にとって事の真相を暴き立てるのは不可能と言うほかないだろう。
49 :
名無しのオプ:04/04/30 20:56
さとるがのんきに話をしている間に世界中のバナナはキング・クルールに盗まれてしまった。
そこで私は今まで読んでいた文庫本を壁に叩きつけた。
バナナバナナ、まるで意味不明な本であった。
それだけではこの煮えたぎった怒りがおさまらないので
ライターを手に取り、火をつけた。
51 :
名無しのオプ:04/05/01 00:12
そして、燃え始めた本にとどめとばかりに屁を放った。
「ブリブリブリブリブリブリブリブリブブブブブブブブリリリブォオオオオオオオオオオオオォオオオオオオッッッッッッ」
52 :
名無しのオプ:04/05/01 06:19
「これは本物のゲームだ」と、ルークルルは名言した。「いくらか妙なところがあるとすれば、結果が現実に起きるということだけだ」
「本当ですか?」さとるは煙草に火を点けながら訊ねた。
「まちがいない」
「証拠は?」
「そういう場なんだよここは」
二人が居る場所はルークルル荘のアトリエで、部屋中の黄色い光が絵を照らしていた。遅れて到着したさとるの双子の弟、さとれはその光景を、
切り取られた光の背後、ドアの隙間から覗き見ていた。さとるはテーブルのところに腰掛、ルークルルはいくらか高揚した面持ちで、
カラヴァッジオの作品の前に座っている。さとるはテーブルの前に腰掛、やや濃い黄色いソファにルークルルが座っている。
「なにか飲むかね?」
「いや」さとるは断った。
さとれはそこに気詰まりな雰囲気を嗅ぎ取った。流れとしてはさとるが押しているように見えたが、オープンカードのさとるに対して、
クローズドカードのルークルル。さとれからしてみれば、兄のさとるはただの馬鹿にしか見えない。「人工的天才の限界……か」
53 :
名無しのオプ:04/05/01 11:44
「そうだ、あんたの小便を飲ませてくれ。とびっきり黄色いのをな」
さとれは言った。
「よかろう」
ルークルルは便所に行ってコップに濃い黄色の液体をなみなみと満たして戻ってきた。
ここまで読んで、メルカトラ鯖は、この前起こった
不自然な火災は事故ではないということを確信した。
「なんということだ、これは殺人だ、周到に計画された・・
僕はこの犯人に畏敬の念すら覚えるね。もし僕がいなかったら
永久に真実は闇に葬り去られただろう。思わず燃やしたくなるような
小説を書くことができる人間、それがこの事件の犯人だ。」
「先生、まさか・・・」
「そうだ、これを書いたのは天才作家の清涼院流水君だ!!」
55 :
名無しのオプ:04/05/01 18:27
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
/ ミ:::,..::- 、::;;;ミミミ彡) ./´.: .:: ~:. :.`゙ー=,
!'" ミ:::/ u`ヽ--、'k.、 ,..-一、,.‐--、,,_ i '.: .: ,,..,.,..,.. ドヾ __,,,,...::-一=、
i. ミ::/ ゙゙゙''ヽ、 u iミ;!,.'";: .: .: .: .:. :: ド;'. i _,.ァ='-ノノi!_、i /.: .: : :. :.ミ
/',、ヾ ! u ,'"´r。`ヽ、_ :. _,,iミi '' 彡_イィiレヾi゙` iヘi ゙--゚,..` t_;7! .i .: ,.=-、ソiヾ、.,ヾ
゙i 'ヘ i:┘ ゙ー---.,, ゙i''f..i ,.i.-./r'"r。ヾ、ィ;、゙! ゝ. u .,.-、.,.ゞ. i .r、:i‐i' ( ;) i-i;"゙i'
.! ゙ヾ u " .:ヤ''〈ヘォi u ̄,._ ト‐-! ,,.ィ''ヾ ド--、 〉丿 ゞ_ u゙ー=、'.冫ィ
_,__7‐'i ,.:-‐-、.´/ .i,゙F'i /__.゙ラ' ,..j_,,ィ'" i. .:ヾ.==-'/ _,,../i' .、(ー-7 ノ
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陳老子「形あるものはいつか滅びる運命じゃ」
ラーメンマンの墓前で号泣するシューマイに陳老子は言った。
しかしラーメンマンの死を信じられないシューマイは真相を求めて旅に出た。
中国武術トーナメントの開催地に着くと、そこでは飛紅門(ピグモン)族・虎翔道場のカーター爺さんと
龍牙道場のマグナムとが借金問題で揉めていた。
カーター爺さんは武術トーナメントで優勝して借金を返すというが、マグナムは一笑。
見せしめにカーター爺さんの弟子達を惨殺した。
マグナム「龍牙拳奥義、昇技・人体頭破!!」ドボ!ドボ!・・・ガシ!グシャ!!
シューマイ「す・・・すごい。相手を突き上げることによってドンドン上昇していく」
マグナムが去った後、カーター爺さんの弟子チェンが駆け込んできて言った。
チェン「モンゴル・タイガー様が現われた!10日くらい前に虎の出す中国拳法の伝承者と
あさ黒い体に民族衣装をまとい頭から虎の毛皮を被った男が意地の張り合いから他流試合をしたそうだ。
伝承者が虎を出すと、虎の毛皮の男は伝承者の出した虎を口から胴体を真っ二つに裂き、
黄金のヌンチャクを一振りして伝承者を血塗れにして倒してそうです」
カーター「モンゴル・タイガー様は500年前に亡くなっておられるが、そっくりだ」
シューマイ「猛虎百歩拳!ラーメンマンだ!」
二人が戦ったという場所にシューマイは訪れた。そこにはそこには死闘を物語る血の跡が・・・。
シューマイ「おかしい。ラーメンマンは私闘を嫌うし、こんな人通りの多いところで戦うはずない」
信じきれないシューマイはついにラーメンマンの墓を掘り返した。
するとそこには残酷な現実だけがあったのだった。
孤独に苛まれ、シューマイはラーメンマンの墓を後にした。
ラーメンマン「超人102芸仮死の芸!!復活!美来斗利偉・拉麺男!!」
墓をぶち破って地面からラーメンマンが飛び出した。
陳老子「さぁラーメンマン。本日の特訓はいつもの二倍のメニューでいくぞ!」
ラーメンマンは陳老子の指導のもとでヌンチャクの特訓に明け暮れた。
・・・そしてトーナメント当日。決勝はカーターVSマグナムで争われることとなった。
「目障りなんだよ爺さん!!」と挑発するマグナムとカーターの前に突然一人の男が現われた。
カーター「あ・・・あなたは・・・モ・・・モンゴル・タイガー様!!」
て .| \\ \/ / / /| ll | /// / / ̄/ //\/ //| も
ん |\ | / / // ̄ | /| う
し .|\ | / / / |\// | |
ん | i´`丶 |_ / / / | / __,l /´`| ゆ
.| | \ ヽ、/ / / / ;;;;;;;;,,, \\ ヽ、/ ヽ| る
は | | / \ヽ / / / ;;;;;;;;;;;;;;''' l/ / /´'|
ん |\| l l_/ / / /‐- _ '';;;;;'''',,;;;;; , -‐ "゙ヾ / /ゝ | さ
・ | | ) / / / ゙'‐-.,, ;;;''' ''' ,, -‐ ゙゛ ヾ / (, |
・ | ヽ、 ヽ、l l / /- 、,,,_ ゙''‐-,, ;; ,, -‐ ゙゛ _,,.. -‐'' ゛/ ノ | な
・ \ ヽ、 | l / \  ̄"''‐- 、,,_ `'‐-l l l-‐'′ ,, -‐ ''゙  ̄ / / -‐'' / |
___/ ̄ 丶、| l/丶 \ `ー-‐'`゙'‐,-| l |-、‐ ´ 'ー-‐'′ / / / | い
| | | | 丶  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ===  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / |
/ | | |`ー丶 ゙ ゙゙゛゛゛゛゛"''' ヽ ''"゙゛゛゛゛゙゛゛ /一'′ | ぞ
/ \// | | 丶 ヾノ / /
| / ̄\ / |l 丶 ,--――、 /  ̄\_
/ \\ `i、 ト -- 一| ,;'i <\
<_\ _ /l `丶、  ̄ ̄ ̄┃ , '′l\ / \__/|
\\ /:::::|/ l `丶、 ""゛゙゙'┃ ,. '′ l \//\_ /
58 :
名無しのオプ:04/05/01 21:06
どうしてこう真面目に連載しはじめた矢先に荒れるかな…
そうか?オレはワラタがな
60 :
名無しのオプ:04/05/01 21:29
おれは苦笑したよ(`Д´)
61 :
名無しのオプ:04/05/01 21:54
「くっ!忍法、乳時雨!」
62 :
名無しのオプ:04/05/01 22:11
「ぬわあっ!」
天城銃兵衛は目にかかった母乳にたじろいだ。
63 :
名無しのオプ:04/05/02 03:11
ぬるぽ
64 :
名無しのオプ:04/05/02 21:55
スケベイスってあるじゃん。
アレさ、ああいうのもどこかの工場とかで作ってるわけだよね。
そう、スケベイス工場。
多分そんなにでっかい工場じゃないんだろうけどさ、一応プラスティックとか加工できる設備があるの。
んで、そこにはスケベイスを作るための機械があって、一日何千個とかスケベイスを生産してるわけ。
スケベイス生産機。
んで、スケベイスの企画会議とかもあるわけだ。
スケベイス会社の重役が集まってさ皆、実際に試してみたりするのかな?
企画した社員は「中心のくぼみを大きくすることでより高度なプレイが・・・」とか解説したり。
で、話は前後するけど、スケベイス工場にも工場長はいると思うんだよね。
スケベイス工場長。
彼はスケベイスの売り上げで家族を養ってるんだろうね。
そして毎朝彼のプランとかそういうのに従ってスケベイスが生産されていくの。
彼の号令一過、ラメとかはいった色とりどりのスケベイスがベルトコンベアを流れていくの。
壮観だろうね。
スケベイス工場長はその時何を考えてるのかな?
そんなこと考えてたらさ、なんだか自分がちっぽけな存在に思えてきたわけよ。
まあ、それだけなんだけどね。
65 :
名無しのオプ:04/05/02 23:11
最初に書いておくが、この事件は迷宮入りであり、犯人はわかっていない。
昭和10年代、福井のある村で、ある小売商の家に夜半10時頃、訪問者があった。
本家からの使いです、といって表戸を叩くので、細君が起きて出てみると、赤毛布を
頭からすっぽりかぶって、本家の提灯を持った男が軒先に立っている。本家で急病人が
出たから、呼んできてくれと頼まれたというのだ。
急いで亭主はその男とともに家を出ていった。
本家からその家までは8キロほどある。亭主を送りだしてやった妻は心配しながらも、
子供たちを再度寝かしつけて、自分もうとうととした。しかし2、3時間後、また戸を
叩く音がした。
出ていくとまた赤毛布の男である。彼は「病人はとても朝までもたなそうだから、
女房も呼んでくれと言われ、迎えに来た」と言った。細君はすわ大変とばかりに、
子供と親しい近隣の家にあずけて男とまた一緒に出ていった。
すると1,2時間たって、今度は子供を頼んだ隣家の戸を叩く者がいる。また
赤毛布の男で、顔は見えない。
「両親が、子供も連れてきてくれというので迎えに来た」
と男は言った。しかしその家の細君は、こんな夜中に子供に風邪をひかせては大変
だし、もうぐっすり眠っているから明日にしておくれ、と言った。男は再度頼んだが、
彼女は頑として応じなかったので、赤毛布の男は不承不承、帰っていった。
ところが数日後、この小売商の夫婦は惨殺されて河に投げこまれているのが発見
されたのである。
犯人があの赤毛布であることは明らかである。
が、物取りにしてはひとりひとり誘い出すなど、念が入りすぎている。また子供
まで誘い出して殺そうとしたことなどから考えるに、怨恨としても相当根の深いものだ。
本家の提灯を持っていた、ということからしてすぐに犯人は割れるものと思われ
たが、結局何ヶ月たっても犯人の見当はつかず、迷宮入りになってしまった。
しかし男が終始顔を見せなかったこと、子供だましの嘘でふらふらと夫婦ともども
出ていってしまったこと、子供だけは、まるで隣家の細君が護符でもあったかのように
守ってみせたことなど、まことに不気味な事件と言っていいだろう。
66 :
名無しのオプ:04/05/04 15:15
残された子供はその事件の衝撃で頭がおかしくなり、
父の形見の赤い褌をいつも頭にかぶり、毎日村をうろついて民家の戸を叩いて回ったという。
日を経るにつれて、子供がかぶっていた褌は赤から茶色に変色していった。
怪しんだ村人は、その子供が寝ている隙に褌を取り上げて調べてみた。
すると、その褌は元は白かったものを血で染め上げたものだった。
「ところで、カレー味のウンコとウンコ味のカレーはどちらが好きじゃ?」
村人は子供にたずねた。
お犬様を怯えさせた罪でボコにされてボロ小屋に閉じ込められたラーメンマン一行。
そこで異常繁殖した鼠の大群を目にする。
ラーメンマン「見えた。この鼠の異常繁殖に傷刻牢・犬操打倒のカギがある。しかし犬操よ・・・
お前ほど動物の生態に詳しい男が何故この大きな落し穴に気付かなかった。
もはやお前は本当に昔のパー公ではなくなってしまったんだな!」
そう呟くラーメンマンの目からは止めどなく涙が溢れていた。
お犬様が暴れているところにチロが飛び出してきて、お犬様の喉元を食い千切った。お犬様死亡。
犬操「ラーメンマン。お犬様を傷つけたからにはどうなるかわかっているだろうな!」
犬操子分二人がラーメンマンに襲い掛かるが前方斧刃脚で返り討ちにあう。
そこに犬操が傷刻牢獄を繰り出した。ラーメンマンは再び傷刻牢獄に捕まってしまった。
ズタボロになりながらもラーメンマンはシューマイに合図を送る。
合図を受けシューマイは腐った乳の粉末を投げつけた。すると鼠の大群が押し寄せてきた。
犬操「こ・・・これはどうしたことだ・・・!?」
鼠の大群に気を取られて隙だらけな犬操にラーメンマンは「猛虎百歩拳!!」ガオォォォ!!!
犬操「ぐわっ」 傷刻牢・犬操・・・死亡。
犬操が行く先々で鼠を捕らえる動物を殺したために鼠が異常繁殖をしてしまったのだった。
「生態系」を一番熟知していたパー公が「生態系」を狂わしてしまったとラーメンマンは呟いた。
ムンタ「しかしお犬様が死んでしまって、今年は皇帝様のところに犬が届かねえな」
ラーメンマン「いるじゃないか」
ラーメンマンが指差す先にはチロが尻尾を振っていた。
69 :
名無しのオプ:04/05/04 21:39
「ぐわっ」
70 :
名無しのオプ:04/05/04 21:47
ラーメンマンはザーメンマンにパワーアップした!
71 :
名無しのオプ:04/05/05 04:06
もはやザーメンに未来はない。ラーメンは祈った。アーメン。
とあるドクターに助けられたラーメンマンはモンゴルマンとなり王位争奪トーナメントに出場するため急いだ。
そのころ、ウォーズマンが銜えた角が回転した。
73 :
名無しのオプ:04/05/05 13:33
「やっぱり、ウンコ味のウンコだな」
子供はまるでたった今された質問に答えるかのように平然と答えた。
「関係者全員を一階の客間に集めて下さい」
「えっ、それじゃあ・・・」
「はい、謎は全て解けました」
関係者が全員一階の客間に集合した様子をみた探偵は一人ほくそえみ手元のスイッチを押した。
76 :
名無しのオプ:04/05/05 15:03
すると床に穴が開いて探偵を除く全員は地下に転落した。
探偵は上から笑いながら地下に向かって小便を浴びせかけた。
「ありがたや〜」
そして探偵は叫んだ。
「しょんべんがかかった香具師が犯人だ!」
「そっそんな馬鹿な。あんたは適当に小便をしたはずだ。
誰にかかるかなんて予想できないはずだ。」
探偵は言い返す。
「犯人に小便がかかることは始めから解っていたことなんですよ。
つまり偶然ではなく必然なのですよ。」
81 :
名無しのオプ:04/05/05 19:05
…だが、全員を一階に戻してみると、誰にも小便がかかっていなかった。
「つまり、犯人はこの中にはいないということですな」
探偵は平然と言った。
「ざけんな!」
探偵は袋叩きにされた。
「以上、探偵殺人事件の犯人は関係者全員でした。そう、推理する必要などなかった。
取りあえず捕まえてみれば、誰かしら犯人だったのですから」
「じゃ最初から言えやボォケ!」
もったいぶる性格の探偵に、鬼刑事の鉄拳がめり込んだ。
かと思ったが、刑事が殴りつけたのは木の丸太だった。
「……か、変わり身の術!?」
\゙''ヽ、 =/|ヽ、
三 ヽ'、 フ‐-''、▽∧
─_ )‐'' ,-‐|‐/ヽ、
─_ _,,,‐'''l二ノ/-ヽ'",,,/ |\ ─__
≡∠_ノ‐'"\// // /レlフ\ ∧
三 | ,‐''__/≡ ソ[_\ ̄ |\_ノ‐''
= ̄ -_ /ヽ/ 二\三二 }\ 」
_‐=ヽ、─- /_ノ'" _--\‐ レ' j ルi ヽ、
=-_=ノミ ゝ-/ヽ-、__ ─---- \__,,ノ、__} ノ な バ
三二= 〈=<lヘ ,-、 メ__゙ヽ、ヽ' l メ、二‐_,、 ソ ノ ・ ・
=二-ノ=/フ レミ≡/◎ ゙ヽ,ゝ、ノL ‐={'"゙ '''ヽ"/ ・ ・
くノ二=‐/|l ~)〈‐/_- ゝ '' \ ・ ・
─ ‐-=彡',-─-,‐->、;ヽノ‐メ二〉─-{ =''"ノ゙ヽ ・ バ
_ -_-- フ'"==/ /:::/ /,,"゙=、ゝヘ ゙il ≡三= ‐-、,| { ・ カ
二=‐_┌'≡ノ /|:::レ' / l_,,_ \゙tノ,-‐メ≡= レ .} l| ・
_ =、ニ彡l|::〈ヽ'レ'" ̄ Yr'.|/:::::::::\、≡=,<ノ / ・
─‐ ̄= _=ヾ,‐-┴-‐‐、 レ!./::::.:== |} ゙‐二 /‐ヽ
__ --=i \、_,ニニ、 ||l::::.:.:__ノレ二y L
_── ̄─=|三i ゙l:::| .|ゝ ヽ''「Y|l/"_ __ ̄ソ \
‐- 三|=゙l.|:::| .|フ ‐=[| |'::::::三二‐ ≠__ ==/ .,へ-、
_ __ ,i'ヘ=≡ヽl:::l ヽメ-=''l |三三=─ l. \ニ‐ // \ /
_--/__≡ヘ三\ヽ\,ニ=、ノノ三二─ |l ‐レ゙i ∨
≡ /≡三三_‐-_ヽ、 /ノ三≡= ノ ゝソ ヽ
 ̄三=≠三ソ二二==─゙"'‐" ヽ、三ニ≡ / -─ ‐ヘ ─ニ──
──三/≡/‐'''ヽ、ミ、三三三二‐ ヽ=__./ \ - ヽ .\三ニ ̄ ̄
 ̄_=_=‐' 三三二=゙ヽ、、三三二= / ̄三二≡ ゙i '' ," l"
\ | /
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\ ∧ ∧
(゚Д゚∩ ゲ
⊂/ ,ノ ッ
 ̄  ̄ 「 _ |〜 チ  ̄  ̄  ̄
∪ ヽ l ヨ
/ ∪ オ \
/ : オ
/ | . ォ \
/ | : ォ \
86 :
名無しのオプ:04/05/05 22:00
|┃
|┃三 ,ィ, (fー--─‐- 、、
|┃. ,イ/〃 ヾ= 、
|┃ N { \
|┃ ト.l ヽ l
ガラッ.|┃ 、ゝ丶 ,..ィ从 |
|┃ \`.、_ _,. _彡'ノリ__,.ゝ、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃三 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ < 話は聞かせてもらったぞ!
|┃. |fjl、 ` ̄リj^ヾ)  ̄´ ノ レ リ | このスレは滅亡する!
|┃三 ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐' ,ン \____________
|┃ l r─‐-、 /:|
|┃三 ト、 `二¨´ ,.イ |
|┃ _亅::ヽ、 ./ i :ト、
|┃ -‐''「 F′:: `:ー '´ ,.' フ >ー、
|┃ ト、ヾ;、..__ , '_,./ /l
87 :
名無しのオプ:04/05/05 22:05
そ、そんなぁ…
/二二ヽ
< || ・ω・|| > <カチーン!
/二二ヽ
∩|| ・ω・||∩ <ヌルッ!
木の丸太はそのままフェードアウトし、あとは刑事だけが残された。
???
91 :
名無しのオプ:05/01/12 18:47:57 ID:dZ3ZUJIJ
馬鹿先生スレからのスピンオフとして、ここを再利用してみます。
タイトルは「ニュー本陣・殺人事件」。
今出ている粗筋がこれ。
207 名前: 名無しのオプ 投稿日: 05/01/12 01:10:27 ID:+KVc8YBK
「ニュー本陣・殺人事件」
N市市議会戦への出馬を目論んでいた男が、ラブホテルで殺害された。
そして、同日同時刻、都下で男の元愛人の他殺体が。
愛媛、静岡、東京(都下)を結ぶ、複雑に絡み合う人間関係、そして
(旨みのない)利権問題…。隠蔽されていた裁判の結果が明らかになるとき、
驚愕の結末が!
92 :
名無しのオプ:05/01/12 18:56:46 ID:dZ3ZUJIJ
で、今までのようなリレー小説としてではなく、最初はみんなが思いついた設定や
比喩表現をどんどん勝手に書き込んでみて下さい。
もちろんいきなり犯人の設定とかを書きこんでくれてもOK。
ある程度たまったら、それを無理やり一本の作品に仕立て直してみましょう。
もちろん途中で犯人が変わっても構いません。
判らないように既存の作品を上手く当てはめたりしてもいいわけです。
要は馬鹿詐欺メソッドを利用して、思いついたネタで構成しまSHOWということで。
尚、進捗状況は1000分の何スレでパーセント表示します。
現在いきなり9.2%。
93 :
名無しのオプ:05/01/12 19:04:18 ID:dZ3ZUJIJ
目撃証言から、ラブホテルに被害者と入った、犯人と思われるは常盤貴子に似ていると考えられた。
被害者の身辺から浮かび上がった容疑者は5人。
2時間ドラマならここで、偶然にもみんな常盤貴子にソックリとなるところだが、
現実にはそんな馬鹿なことはありえない。
ところがこの5人が揃いも揃って本当に常盤貴子にソックリだった。
もちろんそれは単なる偶然ではなく、必然性があったのだ。
94 :
名無しのオプ:05/01/13 20:28:56 ID:bDEWm35Z
被害者の名前は「わかさくらぎ けん」w
保守
96 :
名無しのオプ:2005/05/17(火) 21:33:01 ID:YS4QIyMt
>>9 通りすがりのモンですが、一年以上も前のこの書き込みに
不覚にも爆笑してしまいますた(しかも職場のパソコンの前で)。
97 :
名無しのオプ:2005/05/28(土) 23:33:30 ID:TO5b4fcc
>>65 当事者二人が死んでるのに、事件の概要が残ってるのはおかしい。
つまり、そこに謎を解く鍵があるのか?
98 :
名無しのオプ:2005/05/28(土) 23:34:55 ID:TO5b4fcc
そうか、もう一人、誰かいるんだな?
99 :
名無しのオプ:2005/05/28(土) 23:57:41 ID:TO5b4fcc
つまり、もう一人の誰かが、「赤毛布」の男の証言をしたんだな。
亭主を殺し、「言うとおりにしないと子供を殺す」と細君を脅し、
犯人は赤毛布をかぶり、近隣の家に子供をあずける。
その後細君も殺し、亭主ともども河に投げ捨てる。
子供も連れて行こうとしたのは、怨恨の線を印象付けるため。
この犯人は、「本家の提灯」と「怨恨」という二つを隠れ蓑にしたわけだ。
つまり犯人は、「この事件の前半部、それの証言者」だと考えられる。
100 :
ザイン双竜:2005/08/31(水) 16:32:59 ID:TWpcBMzz
100げっと
101 :
ゲッツ:2005/09/03(土) 10:49:16 ID:YxVUMHI3
個人の小説を書きます。
102 :
名無しのオプ:2005/10/20(木) 02:10:58 ID:n2uXomST
>>99 犯人:石川県出身で、住所不定無職、詐欺・窃盗前科十犯、橋本信一(当時49歳)
103 :
名無しのオプ:2006/02/25(土) 15:06:16 ID:zwvjVYq6
セルフの前に名前うってるのって小説じゃなくて台本じゃないか?
104 :
名無しのオプ:2006/02/25(土) 15:06:48 ID:zwvjVYq6
はいはいセルフセルフ
セリフ・・・な
105 :
名無しのオプ:2006/06/10(土) 09:58:08 ID:TeMbkdJn
誰の台詞なのか分かりやすいようにサービスしてやってんだよ!
台詞サービス。
なんちゃって、な。
106 :
名無しのオプ:2006/06/10(土) 15:05:23 ID:dI2bEhQU
age
107 :
名無しのオプ:2006/06/10(土) 15:39:22 ID:heTiZw1U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/ = 完 =
あぼーん
109 :
名無しのオプ:2006/06/10(土) 15:42:55 ID:A+ORvjXg
↑すまん誤爆した。
110 :
名無しのオプ:2006/06/10(土) 15:45:03 ID:A+ORvjXg
しかも
>>108はエラリィじゃなくてヴァンダインだったね。
111 :
名無しのオプ:2006/06/11(日) 11:38:03 ID:1bjaZpQO
ミステリ板にあるまじき恥さらしだ。
レスには30年早い。出直せ!
112 :
名無しのオプ:2006/07/13(木) 21:07:58 ID:K7AS9MSU
重複あげ
113 :
名無しのオプ:2007/01/09(火) 20:59:39 ID:fc4eon4o
114 :
お好み焼き:
小説〜僕らの時代〜第1話
春翔中学校の職員室の机に1冊のファイルがある。中に挟まったプリントには3年間分の卒業生の進路先が書き記されている。
『平成14年度卒業生主な進学先』
桜山高校26名、掛川高校23名、谷條高校19名。
『平成15年度卒業生主な進路先』
桜山高校3名、掛川高校3名、谷條高校1名。
『平成16年度卒業生主な進路先』
桜山高校24名、掛川高校21名、谷條高校17名。
桜山高校、掛川高校、谷條高校。どれも有名進学校である。
そして春翔中学校もそんな高校に生徒を大量に送り出す有名中学校だ。だが、平成15年度の生徒はどうも有名進学校への進学者が少ないようだ。
平成15年…
「おまえらはなんで勉強しないんだ!仮にも受験生だろ!」
「先生!受験は来年の3月でしょ?まだ6月ですけど…」
「なにを言ってる!夏を制する者は受験を制すというものだ!おまえらは夏を制しているか!」
「そんな昔の格言なんて今の時代には通用しませんよ。」
「おまえらの先輩は夏を制して進学したぞ!」
「いちいち先輩と比べないでください!」
「今がんばらずに後で後悔するのは自分達だぞ!時間だから今日はここまで!」
生徒たちは国語教師の遠藤雅浩が教室から出て行くのと同時に話し始めた。内容は愚痴。どうやら生徒と先生の間には大きな壁があるようだ。
しかしこの生徒たちは先生に反抗するただの不良学年というわけではない。後に春翔中学校最初で最後の『革命クラス』として春翔中学の歴史に名を刻むのだ。