うんち
ふ〜前スレ1000ゲトだぜ
20 名前:メディアみっくす☆名無しさん :03/12/25 19:42 ID:???
【ゴールデンレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
>>4 前スレ999で予防線を張っている様が小心者だな。
>>6>>7 なんとでも言えw
ホントは狙ってたくせに。くやしいだろw(プププ
本島萌え
和田慈行並に、100捕り合戦の中でしか生きられない奴がいるようですね。
またウブメ読んでる。
体弱いってだけでもつらいのにロリ医者に性的虐待を受けてて
挙句に自分をレイープした関口を救世主だと思い込む涼子タン・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
一途に梗子に恋していただけなのに、
関口と戦争のおかげでひどい目にあった牧郎タン・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
関口は一生鬱でヨシ。
なんで京極堂もこんなヤシと友達づきあいしてるんだ!
>>12 もしかして「友人」じゃなくて「知人」と言い張るのは、そういう理由もあるのかも。
木場も「中禅寺は関口に冷たい」と思ってるみたいだしねー。
>>13-14 京極堂は関に対してこの上なく優しいと思うが?
関が世界(他人)との接点を持とうという意思をまがりなりにも持っていられるのは、
京極堂やら榎さんみたいな接し方をする友人達に振り回されているおかげだと思う。
表面上は冷淡に対応しているようでもあるが、実際あれこれ細やかに気を使ってるし。
ウブメの中でも「妻や友人たちが癒してくれた」とゆーようなことを言ってるから
少なくとも関口からすれば充分優しくしてもらってるつもりなんでしょー。
だからなおさら読者としては関口の語りっぷりに
「都合の悪いことはすっかり忘れて、鬱を気取ってんぢゃねーぞ!この外道が!」
と思っちゃったわけですわー。
でも、初読の時はそんなこと感じなかったのよね。
読めば読むほどキャラが変貌する。京極シリーズ恐るべし。
関は同窓生という繋がりもあるし別にいいんだが。
たかが一度の依頼くらいで
無理に京極たちと接点を持とうとする「いつかの何とかいう人!」がウザイ。
降旗?
19 :
名無しのオプ:04/03/01 14:18
平野は妙子に惚れられてたのかな?なんとも微妙な感じだが目目連見ると好意は持ってたみたいだし
そうなると結婚もしてたし19才の子に惚れられててしかも葵にも惚れられてたんだから
平野って意外ともてもてだったんだね。
>>17 河川敷砂利彦もとい五所川原君改め門前仲町君は
ボロ松こと河原崎と違って変なプライドがあるから
素直に榎木津ラヴと言い出せんのですよ。
自分があの稀代の変人に魅了されている事を認めたがらないのです。
でもこれは801のお姉さん方が色めきだって嬌声を上げるような意味ではなく、
男が男に惚れたのともまた違い、つまりは百介が又一一味に惹かれる理由と同じでしょう。
電気配線工くずれが変なプライド持つんじゃねー!!
>>19 と言うかこの世界には何で結婚できたのって?人多いよね
特に関口とか関口君とか関口先生とか
ほら、この世代ってセンソーで男が少ないから、男日照りなのよ。
だから男のほうは多少アレでもケコンできたのよ。
んで、ベビーブーム到来。
それじゃーその世代で結婚できない人の立場は・・・
木場とか木場修とか木場の旦那とか
うへえ
探偵は神だからケコーンなんて下々の習俗は不要なのかもしかして。
>>23 何故か大体の人が美人という設定だよな
小袖の腕の人の妻も美人だし雪絵さんや千鶴子さんも美人だしそれに朱美に
ふゆさん,葵に茜それに梗子に涼子……納得いかんぞ……OTL
なっち、女は美人しか書けないとみた。
美人の憑き物を落としてもらったほうが(ry
美形多すぎだよね。
榎木津は何だかんだ言って子孫残しそう。
ピルなんて無い時代だし、ゴムも不足してそうだから、
結婚したら即デキちゃいそうなもんなのに・・・・
京極堂って卒業してすぐケコンしたんでしょ?ってことはケコン10年以上でまだ子どもいないの?
レスなのか実は隠れゲ(ry
>>30 もちろん千鶴子さんはまだ処女ですよ(;´Д`)ハァハァ
関口と中禅寺は偽装結婚
33 :
名無しのオプ:04/03/01 19:44
伊佐間って結婚してたっけ?
あとまちこ庵も。
>>33 まちこ庵はケコーンしますよ。
KAWARAちゃんのご先祖様ですから!(びしっ)
世の中には子供欲しくてもできない人なんてごまんといるわけですよ。
じゃー、欲しくないと思ってる関口には子どもなんかできなくて当然だな・・
ってそんなわけねーだろ。
ある日できちゃったりするんだろうな
シリーズの最期辺りに
>30関連で。
昭和23年頃から、悪名高き?優生保護法とかがでてきて、
出生率は急激に落ちてたはず。
「家族計画」が推奨されたのもこのころだから、
ゴムはふつーに出回ってたんじゃないかな。
子供ほしくない人は避妊してたはず。
…京極堂はレスないめーじがあるけどねw
資料見てないのであいまいでスマソ。
関口夫婦はセックスレスの予感
少なくともウブメ以降は立たないでしょ。関口が。
あんなことがあってそれでもヤル気マンマンだったら
ある意味尊敬するよ。
>>41 関口先生はあの後も雪絵さんとヤリまくりなのです
>42
関口・・ネ申!
次の立川流教祖はキミだ!
話の流れを遮ってごめんよ。
雨、読み終わりましたです。
陰と雲にも榎さんは出てきまつか?
榎は出ない
まったく?
雨と雲に榎木津なんか出ないだろ、出る意味無いし。
そーなのか。じゃあそれはとばして御もら期へ行こう。
49 :
名無しのオプ:04/03/02 18:27
今さらながらうぶめ読みました。
手紙を受け取ったのは涼子とか
いろいろ榎がねたばれして読者も気付いてるのに
関口だけがずーと分かってないのがいらついた。
無理矢理すぎる気がした。
京極堂の薀蓄話はまぁおもしろかった。
でも、見えてなかったとかそんなのあり?
ほかの話もこんなおちですか?
「こんなオチ」の定義をしてください。でないとなんとも言えない(えー)
>>49 外国人の顔はみんな同じように見えるからなぁ…
同様にチョンには同じ話に思えても仕方ないかもしれない。ガンガレΣd('∀`)
てゆーか、ミステリにオチを求めている時点で(ry
ミステリの形をとっているがミステリとしてみちゃいけない面もあるのだよ
それに気づいてか気づかずかは判らないが
うぶめにがっかりきてる
>>49は京極作品あわないんだろうね
ハリ−ポッターが同じような話に読めるのはしかたないか…OTL
結局、失踪中の人物って何人だっけ
雨宮、鈴木、棚橋、大鷹の4人かな
棚橋は壊れただけで失踪してない気が…
>>52 オチはあるでしょ
このシリーズ、京極さんもそういう書き方してるし
>>53 同意
>京極堂の薀蓄話はまぁおもしろかった。
まぁこの部分だけでもいい気がするけどw
>>54 同意
くるいだね
でもまぁ俺も顧客鳥の夏は俺もいまいちだと思うので
他のも読んでみるべし
>>57 だね
いや鈴木敬太郎は失踪後にいずこかで食品会社を立ち上げて、
後に人工肉製造の第一人者として一大企業グループを。
鈴木は今後でてくるんだろうかね
蒸し返すけど、関口の子供は最終巻まで出来ないよ。
だって、子供出来たら関口の憑き物全部、一発で落ちちゃうから。
姑獲鳥は京極シリーズのリトマス試験紙と言われてる作品なので
アレが肌に合わなければ、他は読まない方が良い
…というのは、ちょっと意地悪か?
正確には魍魎の方が万人向けと思われる作品なんで、
出来ればこっちまでは読むことを勧める。
コレが合わなければ、決定的に合わないと言うことで諦めるベし。
>>61 落ちるかなぁ…むしろ子供を殺したくなって彼岸に逝っちゃう気がする
できたら落ちるってより落ちてるからできるんじゃないかね
うーん、ウブメが納得できないなら
京極を読み続けるのは苦しくないかな。
基本的に錯誤、意識の混乱みたいなものをメインに話をつくる作家だから。
ぱきっとした物理トリックなんかがミステリの醍醐味!
ってひとはストレスがたまりそう。
なんか変な表現でスマソ。
>>64 ん、姑獲鳥で幾分落ちているんじゃないの?
川赤子以外で子供云々ってあったっけ
>>62>>65 アンカーつけなよ…いきなりで恐いぞ
狐者異
これからオンモラキに取り掛かるところなんだけど
関口の場合、もはや経済的に扶養家族が増えるのはムリなんじゃないかと(涙
>66
直前のレスに>>をつけるのは鯖に負担をかけるので(・A ・) イクナイ!のだが。
ちゃんと話は通じてるぞ〜。
関口子は経済的に無理、というのに同意。
>65
京極好きだけど、姑獲鳥は納得するというかなんというか・・・
納得はできんでしょ、あのラストじゃ。
でも楽しんだからヨシとす。
ウブメは俺も納得出来ない。
つうかトリック自体は「え・・・マジでか」って感じ。
ただ、その後の妊娠の真相がちょっと面白かったので見えなかったトリックの稚拙さも「まぁいいか」って感じた。
それ以後の作品ではあそこまで変なのはない(と感じた)からウブメ以降も読んでみた方がいいと思う。
オンモラキはウブメ以下だと個人的には思ってるけど、次作に期待
>71
関口夫妻にはDQN大家族親に見られるハタ迷惑なまでの生命力を感じないんだよなー。
昭和枯れススキの世界っつーか。
ダダダーッと宴まで読んできて
いい加減秋田。
延々と推理を繰り広げているやつの推理は的外れなのがパターンだし
――例えば狂骨の久遠寺・支度の関口
京極堂の長セリフは半分以上は本編と無関係の薀蓄だし。
ハコがやたら面白かっただけに
あの感動をもう一度味わいたいんだが。
魍魎と狂骨は面白かったとアテクシも思います。
塗仏はねー・・・確かにムダに長いような気も。
久遠寺先生は狂骨にはでてこないっしょ。
ウブメの執筆意義って、とかくトリックのみに拘泥して作品を評価しがちな
ミステリマニア層に対するアンチテーゼなんじゃないか?
絶対解けない謎を提示して、そういう読み方をする事が間違っていると釘を刺しているのではなかろうか。
やはり京極作品って犯人当てゲームという狭義の意味でのミステリからは外れると思うんだが。
その代わり京極作品には壮大なドラマ性がある。事件を起こしているバックグラウンドが
独創的かつ緻密だし、真相究明よりも救済に眼目をおく憑物落しという独特の手法が
殺人事件というインモラルな主題を抵抗感なく読ませるというか。
だから京極堂の長ゼリフって、単に犯人を看破するのではなく、
人を犯罪に駆り立てる特異な状況を無効化する、
つまり最もいい形で払いのけるために必要な事だと思うんだが。
真犯人を捕まえさえすればいいというのなら、オンモラキにおける
梅澤警部のやり方は間違っていないという事になる。
どう推理してもあの状況で殺人犯しうるのは奴しかいないし。
でもそこをわざわざ犯人救うためだけにあれほど
手間掛けるからこその京極堂であり憑物落しだと思うんだが。
なんか巻を追うごとに京極堂の描写が男前になってるような気がするんですが。
801のお姉さま方に媚びてるんじゃないかと思ったりするんですが。
>75
すまん。檻の久遠寺だった。
アンチテーゼっつーか
犯人が分かったからといって古本屋へGo!という推理ものとは
ちょっと毛色が違う気はするな。
えっ?(゚∀゚;)
「宇宙の終わりが3回続けて訪れたような凶悪な顔>雲」
とか最近のはギャグに走ってると思うが…
オンモラキでは
「三千世界が滅んでしまったかのような悪相だ」
という表現だったが。むしろエスカレートしている。
オンモラキは京極の憑き物落としがツマランわけじゃない。
ただ、ウブメの考察が題名とかけ離れているにも関わらず延々と述べられている点と
(ホテル)男爵の殺人の繰り返しがしつこすぎる点がツマんない。
二回くらいでいいよ殺人繰り返しで強調するのさ。最初でネタバレてんだから。猿芝居臭く見えるんだよ
次作には期待します
>>72 姑穫鳥は巧いトリックというか、いい「作品」って感想を抱いたけどなぁ。
最初の猿とネ暗のやり取りでトリックの解くためのルールを読者に教えておいたから、
あのトリックに対して「卑怯だ!」とは思わなかったでしょ?
ああいう状況が起こりうるんだよ、と冒頭部で丁寧に解説してくれている。
名探偵とやらが登場するミステリでは、
しばしば「探偵役の知識>>読者の知識」という状況が発生するが、
姑穫鳥では「探偵役の知識>=読者の知識」になっているのである意味とてもフェア。
京極作品に「トリック」という概念は感じないなあ。
だから種明かしに対して「卑怯」とかそういうふうには思わない。
整合性に欠けるぞ、と思うことはあるが。
いや、でも見えなかったってのは流石にナシだなぁって思う。
実は宇宙人だったとか実は本当の妖怪だったってくらいにナシだと思う。
全部、後催眠のせいだと言うくらいにナシ。霧は晴れない
本格推理小説の顔をした妖怪小説なのだからいたしかたない。
ミステリじゃないからラノベ…とは言われないのがさすが(´ー`)ニヤリ
ウブメの「見えなかった」は許せるが
宴の何でもかんでも「後催眠」は許せねえ ヽ(`Д´)ノ
だからフェアアンフェアっていう
推理小説のルールに基づいて解釈しちゃいかんのだと思う。
魍魎の時、鳥口が「これが推理小説だったら作者は袋叩きですよ」
って言ってるし。こりゃ本作は推理小説とは似て非なるものですという
作者自身のメッセージと取れないか?
>>87 宴はもはや推理小説でも何でもないからなあ。
催眠術ってそうも都合よく作用するものなのかという疑問はあるが。
宴は「再度の怪」の現代(?)表現をした作品ではないかと。
作中でも言ってたように「後催眠ネタ来るぞ、来るぞ、やっぱり来たー」の連続みたいな
うん、推理小説じゃないね… シクシク
尾国の能力はやっぱり行き過ぎっていうか、
シリーズ中で浮いてる感じはあるね。
冷静に考えれば、探偵の方が滅茶苦茶なんだが、
不思議と浮いてる感じはしない。
つか、催眠術って、本当にあんなにすごいの?
>91
だれかをあれほど思い通りに操れるか、というと、そんな都合のいいもんじゃない。
ただ、フラッシュバックとか記憶の混乱とか、相当根深い影響を及ぼすという点ではアリ。
>>91 >つか、催眠術って、本当にあんなにすごいの?
んなわきゃーない。
あんなに強力な催眠術が実在するなら、もっと普及するか、
学術的に体系化されて『催眠大学』とかができるぐらい研究されるだろ。
94 :
名無しのオプ:04/03/03 16:58
いいね、催眠大学。学長はDで決まりだな
「ただ私の前で目を瞑ればいいのだ」
すまんアゲちまった
>学長D
美馬坂といい堂島といい、本当に上司運のないやつだな京極堂。
スタッフサービスに電話してやりたい。
最近うぶめ読んでわかんなかったから教えてほしいんだけど
藤巻は姉を妊娠させといてなんで妹と結婚をしたんですか?
>>97 >姉を妊娠させといてなんで妹と結婚をしたんですか?
牡丹と薔薇はそんな展開です
京極作品はミステリというより
半分SFのつもりで読んでます。
おかげで精神破綻だろうが超催眠術だろうが
何の抵抗も無く読み進める事ができました。
ただしこの読み方だと、上記の解説になる
薀蓄の下りが酷く言い訳がましく見えてしまう罠
京極小説は私小説です。
だから、魍魎の「みつしり」は自己美化であり本当は「むつちり」
>>101 あと藤牧がたった一人で成し遂げた人工受精に関する発明とかな
もう兜十蔵がマジンガー作ってるような世界観でも驚かんよ
通俗娯楽小説を公言してるからな。
「見えなかった」つっこみ満載だけど、
骨の「顔がわからんかった」はみんな気にしてないのが不思議w
事前にうんちくで、こーゆーのがアリな話だよ〜と、ふっておけば
話としてはOK ってのが漏れの考えなんだが
……後催眠はなぜかダメだったw
あの人は一応障害者だからな。
「それじゃあ仕方ない」というしかない。
関口も精神的にアレなんで
「それじゃあしょうがない」w
榎木津も納得してたしね…
実際、そういう障害あるからねえ<「顔がわからない」
とは言っても自分も見たことはなく、アンビリバボーかなにかで知っただけだが。
「顔が認識できない」ネタはその後、
長野まゆみの小説や顔のない月?とかいうエロゲにも使われたらすぃ…
小説に最初に持ち出したのは京極なのかなあ?
>>110 あの業界は京極堂の影響受けているっぽい御仁が結構いるからなあ
結構有名な病気だからどうとでも取れるけど、そうかもね。
催眠は本人が許す範囲でしか効かないので、
やっぱり宴はそこら辺が嫌
あと、被害者も前回までの展開無視という意味で納得いかないし
黒小林少年がうざいし
他の作品の場合、タイトルと中身はそれなりに関連があったが。
塗仏って、要はあのお面以外に何か意味があったのか?
>>114 結局「よくわかりません!」て事じゃないか
京極堂が言ってるじゃないか。
「このゲームは塗仏みたいなものだ。長い間に真意が失われ(以下略)」
その一行を言わせるために、あの長いウンチク・・・・
おまいは終幕へ至るための過程を楽しんじゃいないのな
オンモラキ読了。なんだかんだで面白かった。
犯人も動機もすぐ分かるってのはよく言われてるが、京極の狙いは実は逆なのではないかと妄想。
この話は主に関口の視点からの物語であり、読者は関口と同じ視点で物語を視ているのだから、
関口が真相に至った時点で読者にも犯人が分からなけりゃいけない。
その上で犯人を破滅に追い遣る京極堂と壊れていく世界を、真実を悟りつつもただ傍観者として観ているしかない、
何もできない人間としての関口の気持ちを読者に共有させたかったのではないか。
つまりこの物語は、ネタを読者にばらした上で話を展開させるという
ミステリーの逆をいく、いわばアンチミステリーなのだと思った。
鉄鼠の檻読んでます。
山内さんってこの先出てくるのかしら。使い捨てキャラ?
山内って誰だっけ…ロンドン?
やっぱわかんなかった。
藤牧は梗子に惚れて恋文をだして
京子がきたんだよな?
その時点で、だれキミ?っていわなかったのか?
双子じゃないからいくら似てると言っても間違える事はないと思うし
たとえまぁいいやってなし崩しにそんな関係になったとしても
結婚する時に気付くだろうし責任取るべきは涼子に対してじゃないの?
お願いだから教えて下さい
涼子は病弱で発育不良、歳よりも若く見えた。姉妹は元々顔が似ていた。
よって、涼子と梗子は藤牧が惚れた頃、とてもよく似ていた。
藤牧が梗子に惚れる→関に梗子宛てに恋文渡す、ちなみに宛名は「久遠寺京子様」
→涼子受け取る→京子の人格名前を得て実体化
→「京子」として藤牧と逢引、藤牧の学校の授業が終わってからの逢引だったと思われる
→藤牧「京子」を「梗子」と間違えたまま付き合う
→涼子妊娠
→久遠寺パパンに「キョウコタンを下さい、責任取りたいねんハァハァ」→パパン「ハァ?帰れ!」
→涼子妊娠発覚→梗子親戚宅に行儀見習いと称して預けられる
→涼子無頭児出産→ママンによって無頭児殺害→藤牧「京子」出産の顛末を見届けることなく渡独
→帰国→従軍→不能に
→復員→久遠寺に婿入り→「京子」との間の子の事を「梗子」に聞くも、当時梗子は家にいなかったので「ハァ?」
→藤牧、梗子は記憶喪失ではないかと疑う
→藤牧不能になっていたので結婚後「梗子」とは関係持たず、故に「梗子=学生時代の恋人」と誤解したまま
→梗子、藤牧と涼子が出来ているのではないかと疑う、内藤と密通
→事件発生→関君出馬
こんな感じか。
>>123 読んだのは文庫版?
藤牧は気付かなかったの、母の教えに背いて堕胎した子供の責任とるのに頭一杯で。
ずーと関係を持ったのは梗子と思いこんでいたんです。
あと、過去の事で話が合わなくても
「梗子が恥ずかしい過去を気にして話さない」と思いこんでたから。
この齟齬が姑獲鳥のキモだと思うんだけど…
姑獲鳥でさぁ、無頭児をママンが殺したってので京極堂とかが
あなたが殺したんだとかって責め気味だったけどじゃあどうしたら良かったんだよ
って思った。それともひどいやり方が問題なの?
関口の涼子レイプは蛇足
涼子レイプしてなきゃ関口は藤牧の死体見ちゃうじゃん
>>126 よく読め。
京極堂が責めたのは、「殺した事」ではなく、
過去の因縁を断ち切らず石で打ち殺し、その上ホルマリン漬けにして涼子の枕元においた事。
特に、過去のならわしに盲従した事。
>>126 障害があるから殺してた+それを伝統として菊乃が続けてたってのがいけないと。
涼子は実は無頭児だけど30年生きていたんだし。
でも自分の子供が障害もってたら…て考えると恐いよね
かぶった…○| ̄|_
京極さんの作品でホラーっぽいのありますか?
何をしてホラーと言うかによるわけだが
人間の業の深さ、恐ろしさを描いたものならかなりの作品がホラーに分類されるだろうし
いわゆる霊障みたいなものを求めているとすれば
この世には不思議なことなど何もないのだよ関口君。
136 :
名無しのオプ:04/03/04 22:49
百鬼夜行のけじょうろうがちょっとだけホラー風味
物置で木下は誰と話していたのか?とか。
脳内姉貴
>>136 木下君は関口先生と同じお花畑の住人なのです
雪絵さんだって本当は関口君の妄想なのです
みんな口裏合わせてくれてるだけなのです
むしろファンタジーだな
陰はホラー風味ではあるものの
「読者自身が憑物落としをする」作品らしいので・・・
まぁおいらなんかにゃぁ全く落とせないわけですがねw
141 :
名無しのオプ:04/03/04 23:26
ルー・ガルー の鈴木氏はホラーだよね?
鬼 でもホラーぎみだし…
142 :
名無しのオプ:04/03/04 23:26
たかしさん!あの全作パクリクソマンガ金田一少年スレで、
馬鹿な低俗マンガ厨信者がこんなことほざいてますよ!
論破してやってください!
558 :名無しのオプ :04/02/21 09:29
>>555 ハァ? お前、わざわざ関係ないスレに来て何ほざいてんだ?
まあ金田一初期のパクリが批判されるのは仕方ない、俺も擁護する気はないが、
お前のいう「全作パクリ」というのはあきらかにいいがかりだ。
しょせん乙一なんか、たまたま若デビューだから特別に思われているだけ。
いい話や奇妙な話を書くセンスがそれなりなのは認めるが、
本格としての出来でいえば、金田一の良作エピソードのほうが格段に上だ。
GOTHなんか綾辻我孫子の劣化コピーにオタ好みテイストを振りかけたにすぎない。
俺に言わせれば全話バレバレで全然驚けなかったしな。
どうせお前ら幼稚な活字信仰者は、自分の頭で判断できないくせ、
小説は漫画より高級で、乙一は出版社が天才だと宣伝してるから天才、
金田一は漫画だから低級とか決め付けてるんだろ。その程度なんだろ?w
煙野郎とか、憑き物落すの無理
「鉄鼠の檻」読了しますた。
だんだん良くなるじゃありませんか京極堂シリーズ!
しかも「檻」は過去3作に比べて一番インチキ度合いが低いとオモタ。
その分、ホンモノミステリっぽいというか。
あ、アテクシは別に本格マンセーとかトリックヲタじゃないですよ。
ウブメもハコも狂骨も存分に楽しみましたです。
ちなみにトイレに突っ込まれた死体が出たあたりで「薔薇の名前?」なんて思いついちゃって
きゃー、アテクシ評論家みたーい♪とチョー勘違いしてたら
案の定、巻末で解説者が思いっきり書いていた。そりゃ誰だって思うよね。
このテンション維持したまま「理」に突入いたします〜。
>>111 噂に聞いた月姫はあきらかに京極すぎてビビッタ
その後、メフィストか何かでゲーム制作者?が対談やってて、更にビクーリ
>>124 >>144 なんか久遠寺センセイを思い出してしまったよ。
「娘を二度なくしたような気がする」って・・・(涙
>>144 チョー勘違い…
いいから関口でも見習ってテンション下げろ
なんだかなぁ・・・と思いつつも、鉄鼠のイメージは
燃え盛る本堂で踊る美ハゲしか
もはや印象に残ってない自分に萎えた。
美ハゲってエロいよな
鉄鼠、借りて読んだから確認できないんだけど
鈴って結局鈴子本人なの?それともやっぱ娘?
「兄様」とか言ってたけど、でも仁秀が「拾った」って言ってたしなあ・・・。
仁秀がウソついてたのかなあ。
ここは読解力のない日本人の増えたインターネッツ!ですね
>152
赤ん坊を拾ったんじゃなくて
行き倒れてた娘を拾ったんだろ。
久遠寺の勝手な推理に騙されちゃいかん。
>>153-154 仁秀は「晴れ着にくるまれた赤ん坊を拾った、お守り袋に鈴とかいてあった」って言ってたんだよ。
それが嘘だったってことでオケ?
>155
仁秀と久遠寺のやりとり
仁秀「━━━崖下で息も絶え絶えのところを拾い申した。あれも強い児だったのでござりましょう。生きた」
(中略)
熊本「じゃああの振袖は?」
仁秀「救うた時より。始めから━━━」
九能「あれでくるんであったんかい?じゃあ名前は?名前はどうして鈴なんじゃ?」
仁秀「守り袋に鈴とだけ━━━」
四万十川「書いてあったか。そうか。今川君。やはり鈴さんは鈴子さんの子供だきっと」
久遠寺が仁如に言った言葉
熊の胆「それがあの振袖だ。鈴の着ておる晴れ着は母親の形見で、鈴はあれに包まれて捨ててあったそうだ。
それから名前だ。鈴と一文字守り袋に━━━」
OK?
晴れ着にくるまれた
とは一言もいうとらんとこらが味噌ですな
久遠寺が一人で勝手に妄想を暴走させているだけだよな。
をー、やっとわかった。
漏れはなっちのミスリードにひっかかってたわけね。
みなさんサンクスコ。
解決編を書いたのに気付かず読み終えても、
騙されっぱなしな読者を作者はどう思うのだろう…
161 :
名無しのオプ:04/03/05 19:53
そりゃー、バカだと思うだけでそ。
自分の文章力の無さに悲嘆…はしないか
仮に反省するなら、往々にして読者の忍耐力を超えてしまい、
後半適当に流し読みされてしまう文章量の多さではないのか?
だから読んだのにわからんとかいう人間がワラワラ出てくるんだよ。
164 :
名無しのオプ:04/03/05 22:32
いろんな読み方があっても
いいんじゃないの?
ワカンナカッタラまた読めばよい…
ナッチ物は結果が解ってても、何回読んでも楽しいし、
ワカンナクテ読み返したらもっとオモロイんじゃない?
と言いつつ、陰摩羅鬼3読目…
というかあれだけ膨大な文章量の作品ともなると、
時を経るにつれて細かい部分はどうやっても忘れていってしまうから、
そうなったら読み返しは必要だよなあと思う。
そういう用途で今発売されている愛蔵版は便利なのかもしれん。
出版社の戦術に乗せられちゃいかんですよ。
167 :
名無しのオプ:04/03/05 23:26
愛蔵版、電車の中では読めんからなー
巷説一連と、どすこいで筋肉痛…
168 :
名無しのオプ:04/03/06 00:58
アテクシも京極読むようになってから肩こりがひどくて。
通勤に持ち歩くには文庫本でさえ重いわよ。
厚さと幅がほとんど同じってどんな本やねん。>文庫版京極本
たまに電車で読んでる香具師見るけど、
漏れは持ち歩く気にもなれないよ…
それに人前で読むのがなんか恥ずかしい。
でも家で寝ころんで読むのも厚すぎて苦しい罠。
昔、駅で魍魎読んでたら
おそろしいオタクに話しかけられそうになったので
以来、公共の場所では読まないようにしている。
171 :
名無しのオプ:04/03/06 01:38
今日、(昨日か…)電車で京極本を読みながら帰宅中に
中国人に話しかけられましたぜ。(台湾カナ?)
京極本、漢字多いから?
チャイナタウン何処?って言ってた気がするけど、
中央線沿線には無いよね?
おれ、通勤1時間オーバーなんで、
カバン内には常に本3冊くらい入ってるけど、
時折全部京極(ノベル版)って事もある。
つーか、みんなも常に持ち歩け!
膨大な文章量と言っても、
どーでもいい事つらつら書いて「水増し」している訳じゃないのでむしろ良心的。
問題は>168も言っている文庫版がほとんど立方体って事。
1200円で一冊として出されるよりも、
一冊650で上下巻にして欲しい、そのが読みやすい。
微妙に値段が上がるのは出版社への手間賃じゃ。
>>172 文庫版鉄鼠電車で読んでたんだけど、分かる人には何読んでるのか
たぶんばれてるよね…。あれ厚すぎるよ。
つーか往復考えても3冊は多すぎない?読むの早いのかな
>>174 京極作の場合は好きなシーンをピンポイントで再読するのが目的なんで、
さすがに2時間で3冊も読破するわけではないですわ。
つか、ブクオフで100円だったんで、速読トレーニングの本買ったんだけど、
どっかに埋まっちゃいました。
ところで速読の原理って面白いね。
本来人間の認識ってのは「言語」なんてシステムを利用しなくても
機能するんだけど、あまりにも「言語」が便利すぎて、
入ってきた情報を処理するのに、受け手側でも一度言葉で受けてから
認識に変換するようになっちゃった。
速読ってのは、どうもその「言語のワンクッション」を取っ払って
文字をいきなり認識に変換する技術のよう。
つまり
発信者【認識】>【言語】>受け手【言語】>【認識】
↓
発信者【認識】>【言語】>受け手【認識】
という形に効率化する。
なんか京極の蘊蓄に通じるものがあるよね。
>>173 多分文庫化の際に上下巻に分割しないのは
作者の方針なんじゃないかなあと思うんだが。
章立て等をして明確に話を区切る事を基本的にしない人だから。
申し訳程度に各章の先頭に数字だけは振ってあるんだが、
表題のようなものは存在しないし、数字の場所は
目次にも記載しないので存在感は限りなく薄い。
でも京極は速読嫌いって言ってなかったか?
「書物に対する冒涜です。速読なんて絶対しません」って。
どすこいに挟まってた大極宮通信に載っていたが。
俺も仕事での文書処理ならともかく、楽しむための読書で速読するのは抵抗あるんだが。
TVゲームで早解き目当てに遊ぶのがつまらないと感じるのと同じ感覚かなあ。
別に作者の嗜好に合わせる必要は無いって。儲じゃないんだからw
儲る?
速読って訓練すれば出来るようになるもんなの?
みんな若桜木先生が好きなんだな
>>173 650円なら3分割ぐらいの厚さじゃね?
>180
儲 = 信者
類語) 侈 = イタタ
>>183 三分割!
いいねぇ。
通勤時間が片道1時間半な俺にはベストな分厚さですよ。
バインダーのように着脱可能の状態でページを綴じて、
読者は自分の好きなページを持ち運べるようにすればいい。
これぞ書籍の新形態、名付けてバイキング文庫。
あの厚さで分冊しないから、いつか必ず背割れするだろうといつも不安だ。
>187
私はそれが不安で、本を思い切り開いて読むことが出来無い(´・ω・`)
保存用に一冊、割いて持ち運ぶように一冊
安心
背が割れたところで中身は変わらないんだから気にするな。
そうだ!
ノベルスなら2段組なんだから
上下に切断すればいいんだ!
>>191 よく気がつきましたね
君はさっそく持っているノベルス全てを横一文字に裁断して
自説の有用性を世間にアピールする旅にでも出てください。
>191
私もそれ試してみたんだけど、
京極だと分厚くて切るのが大変だったよ。
姑獲鳥は切りやすかったけど、魍魎あたりからもう限界…
194 :
名無しのオプ:04/03/07 06:21
鉄鼠でさ、序盤らへんに按摩さんが犯人に出会った話を関口が中善寺にするじゃん
んで中善寺は「それは妖怪なんかじゃない、絶対立ち入るな」とかいうけど何がどうおかしかったの?
何回読み直しても分からん
>194
中禅寺の「禅」の字が「善」になってるところがおかしかった
最期まで読んでも解らないの?
鉄鼠以前も読んでるのに解らないの?
そこがわからないと、こちらもどう答えて良いか解らないの。
塗仏で最後に内藤があっさりお縄につくあたりが
どーにも納得がいかん。
乱童子に憑き物祓ってもらってサパーリしたんだろ?
何でわざわざ中善寺に導かれて自首せなあかんねん。
あの男はそういうタマか? 違うだろ。
>>194 そりゃ「漸修で悟入は難しい」という犯人の台詞を聞かされた時点で
中禅寺は犯人が本来日本には伝えられていないはずの
北宗禅に連なる者だという事に気づいたからじゃないのか?
つまり表の歴史からは抹消された完全なアウトサイダーなわけだから
下手に近寄ったら危険だという事じゃなかろうか。
199 :
名無しのオプ:04/03/07 15:05
>>197サン
やっぱ、憑けたヒトが落とした方が効くんじゃない?
藍童子(お、誤植発見… 乱×・藍○)は、やっぱり
造られたダミーだったっちゅうことで。
でも、内藤サンもかわいそうだよねー
オイラも関口みてえに癒されたい…
>>198 北宋禅うんぬん以前に中禅寺は「妖怪実在完全否定派」ですから。
>>194 つーわけで、死体らしきものが転がってる横に、
俺が殺したって言う人が居る話を聞いて
関口は「妖怪の仕業だ」って言うけど、
妖怪が「実在しない」事を知ってる中禅寺が聞いたら、
「それはおかしい」ってなるのは当然でしょ。
まぁ、鉄鼠以前を読んでない&鉄鼠も読了してないなら
中禅寺がどんな人間か知らないのも無理はないが。
>>197 藍童子のは憑き物落としじゃないです。
上から更に別の憑き物を憑けただけ。
>198
中禅寺が「漸修で悟入は難しい」という言葉を聞いたのは山に登る日。
関口から聞いてればもっと早い段階で犯人を指摘してた筈。
仁秀は憑物関係無いし
>>198の解釈が一番まともだと思うのだが。
>>200の解釈なんて別に京極堂でなくてもできるんじゃないの?
「妖怪が人を殺した」なんて普通の人だって「それはおかしい」と思うよ。
>>201 関口が按摩さんから話聞いた次の日に聞いてる。
「漸修で悟入は難しい」にピンと来たのは
倉庫にあった目録に禅宗秘法記があったから。
>>200 >まぁ、鉄鼠以前を読んでない&鉄鼠も読了してないなら
>中禅寺がどんな人間か知らないのも無理はないが。
>>194 のをどう読んだらこの思考になるんだ?
「何回読み直しても分からん」をその部分だけ読み直したと思ったのだろーか。
あと、春休み以前に土日は大概休みでしょうに…(´・ω・`)
まぁ、春だからね。色々な香具師が湧くよ…(´ー`)y-~~
>202
もっと単純な話だと思うけどな。
そこは「成長しない迷子」と「按摩を化かす鼠」の対比だろ。
で、「妖怪は理解不能のものを理解する為の説明」というのが京極堂の持論。
鼠の話で理解不能なのは殺人犯の言動だけなわけで、妖怪で片付けるのは拙いってことじゃないのか?
でも関口が首を突っ込みかねないから、妖怪と思って引くならそれでよしと考えたと。
「漸修で悟入は難しい」という言葉をその時関口から聞いていたとしても
2段階で漸修を禅宗と誤解した、しかも関口の語りなんだから
そこで北宗までは辿りついていなかったと思うぞ。
>>205 前知識がある人間なら「漸修で悟入は難しい」から北宗に辿り着くのは容易だと思うが。
特に倉庫の目録で禅宗秘法記を見た直後なら。
関口とつきあい長いし、尾島の体験談をそのまま語っているだけなんだから
京極堂は僧の言動聞いて「ありえない世界から出てきた高僧による事件」と勘付いたんじゃないかな。
「(ありえない、あってはならない場所人物事件だから)絶対深入りするなよ」と。
関口だから引き込まれて戻れなくなる可能性大だしね。
207 :
名無しのオプ:04/03/07 18:11
↑
中禅寺 論 では、
“ありえない、あってはならない場所人物事件”こそ、
妖怪ということですよね?
でも京極堂は関口の事を考えて、ああいった…と…
そんな小難しい説明しなくても
これでバッチリあきぴこ思考チャート
話し聞いて禅僧だとわかった
↓
禅に祝い呪いは利かん
↓
マンドクセー
↓
「かかわるなよ」
関口に対してはとりあえず「かかわるなよ」と言っておく注全児
>206
それならむしろ迷子の方で釘を刺す気がする。
関口の語りから正確に把握してたら
憑物落としの最中の仁秀との対話の冒頭部分は
ああはならないと思うが。
211 :
名無しのオプ:04/03/07 19:14
おまえら、もう一度
>>194と該当個所読み直した方が良いよ。
別の質問だが、
「鉄鼠」で、鳥口が少し前に「横浜の誘拐事件」に関わった、と
あるのだが、その事件って、どの事件のこと?
「魍魎の匣」か「狂骨の夢」に出てきた?
出て来たよ
いやその事件って魍魎の事言ってるんじゃないのか?
狂言誘拐だけど。
>>213 訪ねるならせめて何ページの誰のセリフなのか書けよ('_`)-3
そんな前の本の事を常時憶えてるわけないっちゅーねん
頼子は武蔵小金井在住だけど、
ノベ93頁で美馬坂研が横浜の近くにあるとある。
木場が神奈川県警と衝突してたの読み飛ばしたのか?
鳥ちゃんが車で道間違えた時も
横浜の近くまで来ちゃったと言ってたし
何箇所読み飛ばしたのか気になるな
ミマサカって三鷹にあるのかと思ってた・・・。
美馬坂研究所は三鷹で桶。
魍魎で木場が神奈川県警と衝突してたのは
相模湖のバラバラ事件に首を突っ込んでたからでは?
狂骨では宇田川崇殺人事件で結局逗子あたりまで出張ってきて
また地元警察にうざがられてる。
鳥ちゃんの記憶があやふやだった
でファイナルアンスゥエア
新書鉄鼠の154Pで「横浜の事件」って言ってるのは中禅寺。
…三鷹と言わないのは夏彦式の微妙なネタバレ伏せじゃないのかなぁ
みんな何読んでんだ・・?
美馬坂研究所って町田の近く
16号から脇道入ったとこって書いてなかったか?
敦ちゃんが
ほぼ横浜の近くまで来ていると云うことですね
と言ってるじゃないか
三鷹だったら敷地に神奈川県警がいっぱい来てて
木場が邪魔者扱いされる理由がわからん。
うへぇ
16号から脇道入った町田の近くで
さらに横浜の近くまで来ている(まだ横浜市域じゃない)で
神奈川県警が来てるなら
そりゃ相模原じゃねーの。
16号から直に入れる軍事設備って米軍補給廠か・・・。
三鷹にあるのは御ハコ様道場。
ミマサカ研究所は相模湖のほう。
漏れはリアル三鷹住人なのであのへんは楽しく読んでた…
箱根の明慧寺があるという設定の場所の近所に実家があるので鉄鼠が一番たのしかた。
>ミマサカ研究所は相模湖のほう。
相模湖からの帰り道に鳥口が運転に迷って
敦子が「どうやらこの道は国道16号線のようですね」
「ほぼ横浜の近くまで来ているということですね」
この「横浜の近く」が「市域」なのか「横浜中心地」なのか分からん。
町田の近くってどのへんに書いてあったっけ。
>228
相模湖方面から16号を走ってきて「右折」しても
補給廠には入れんで〜。
みなさん、ありがとうございました。
魍魎の狂言誘拐のことだったのか<横浜の誘拐事件
ごめん、関東の地理に疎いので、相模湖の事件=横浜の事件となるとは
思わなかったよ。
バラバラ事件は概ね武蔵野地方で起きてるから、ずっと疑問だった。
因みに、「鉄鼠」ノベルス版のp154の関口の台詞「この間の横浜の事件」、
p160「横浜の一件」(鳥口)
p184「横浜の誘拐事件」(益田)
というふうに登場している。
∧||∧
( ⌒ ヽ 154Pで言っていたのは関でした…
>>222 ∪ ノ
∪∪
以前に俺も相模原あたりだと思ってて、
「この横浜の事件って語られざる事件か!?」とここに書いたが、
結局、若葉台あたりだと解って大恥かいた。
ていうか、めちゃくちゃ俺んちの近くだった。
イメージ的には、東京工大あたりかもね。
>236
16号を「左折」だべ、そこじゃ。
鳥口は右折したんだが。
また大恥だ
敦ちゃんが採集した「幽霊の噂」の証言の中に
「町外れの箱館から…(登戸・15歳・男)」というのがあったね。
だから美馬坂研究所は横浜でも奥のほうにあったと思われる。
そもそも実際の地理と重ねる時点でどうかと思うが
研究所はどこかにあったんだよ
つまらぬ結界がはってあるのだよ。
横浜近辺にある「隠れ里」
それが美馬坂研究所
美馬坂研究所って巨大ロボに変形するらしいね
沼上って本編にはもうでてこないのかな?
木下は次の犯人?
美馬坂研究所は俺がボソンジャンプさせた
247 :
名無しのオプ:04/03/09 15:27
コツコツと「絽新婦の理」読んでまつ。
碧ちゃんが死んだところで昼休みが終わりますた。
そのまま会社早退して読みきってしまおうかと思いますた。
前作「鉄鼠の檻」には木場刑事が出てこなくてちょっと寂しかった。
今回「理」に関口が出てこなくてすっきりしてまつ。
物語世界を理解するための地図(当然架空の地図でいいから)つけてほしいなあ。
鉄鼠あたりから地理的距離感が全然つかめなくなってきた。
仙石楼と明彗寺がすぐ隣にあるような錯覚が。
理はさぁ。
オサーンがどんな顔してこんな少女小説書いてんだ、、と思いながら
途中まで読んでた。
「ルー・ガルー」書いてたのっていつ頃?
思い切りシンクロしちゃった可能性もあり。
なにと?
今、「絽新婦の理」読み終わりますた。
最後の最後に関口かよ!しかも最初の章は関口の一人称だったのかよ!
「そんな優しいことをおっしゃるから、あなたは誤解されるのです」って意味不明。
だれが秋彦ちゃんを誤解してたと言うのだろう。
本性は優しいんだろうがわざと優しくないことを言うのが秋彦ちゃんじゃないのかい?
しかし、確認するために再読する気力はないでつ・・・。
このスレ見てると、文章読解力って落ちてる事を実感できるね。
>>253の疑問は最初と最期を読むだけでもわかるもんなんだがな
つーかその言葉の前だk(ry
>しかも最初の章は関口の一人称だったのかよ!
( ゚д゚)ポカーン
>>255 フツーは初めて読む本を最初と最後だけ先に読んだりしないでつ。
>>258 最後の章(11章)は地の文が「私」の語り=関口の一人称になっていて
「男が・・・」「女が・・・」というのは関口の視点から語られている。
最初に序章(とは書いてないが1の前)を読むと「私」という語り手の一人称がないので
あたかも客観文のようだけど、「あなたが蜘蛛だったのですね」というセリフで
冒頭に繋がるのだから、当然序章(とはry)もそのまま関口による語りだと考えたんだけど。
冒頭の関口視点は合ってるよ。
理に関していうなら、関口は本編にまったく関係ないんだし、
関口の一人称でも、ただの三人称でも、同じじゃないの?
>>259 最初と最期だけでもつかめるって言ってんの
僕は馬鹿と阿呆の間を取り持つ様な事はしたくないぞっ!
そんな面倒な事は拝み屋の仕事だ!
>>259>>261 ノベルス8P「女にもそこまでわからなかった」
13P「女にとって屈辱だった」と他人にはわからない茜の心情を
語ってるんだから一人称のわけないだろ…
普通は神視点の文だと思うでしょうに
普通を要求するのは無理
266 :
名無しのオプ:04/03/10 01:26
>>259-260 最後から3行目の「男の、善く響く--声がした」で関口の一人称は終わったと見るべき。
(正確には次の中禅寺のセリフも関口が聞いたものだろうが)
で、最後の「あなたが--蜘蛛だったのですね」から冒頭の章は三人称で語られているのでは?
あげちゃった。耕作に首つかまれて振り回されて逝ってきます。
一人称とか三人称とか悩むなよ
全部Dの視点なんだよ
>>247 絡新婦でジョロウグモと読ませてるから…「からむ」ね。
>>268 ぎゃーーーーーーーーーーーー)゚Д゚(
しかたねぇから清涼院に誰視点か聞きに行ったら
案の定「曹操」という答えが返ってきてウンザリ。
絽←読めない…OTL
結論:「絡新婦の理」は全編通して関口が語り部
>274
ウソダドンドコドーン!!
仁秀様の山に集う無宗旨の雲水たちが、今日も子供のような無垢な心で、
御開山拝登並びに免掛搭よろしゅうして行く。
結界を知らない心身を包むのは、暗い色の法衣。
第六天魔王の探偵には驚かないように、黒い陰陽師には惑わされないように、
ゆっくりと大悟するのがここでのたしなみ。
真言宗明慧寺。
ここは、鉄鼠の檻。
免掛搭よろしゅうってどういう意味?
>>277 作中で解説してたと思いますが。
オンドゥル語ヤメレw
>>277 禅の作法での「こんにちは、はじめまして」ぐらいの認識で
後巷説読了。
見事に百物語の幕が引かれておりました。感服。
いやーしかし狂骨鉄鼠オンモラキ、全部つながってたのね。
つーことで今日から豆腐小僧読むぞー
確かに繋がってはいるんだろうが
そりゃあ所謂、後づk(ry
つっぷりどすこい。
>>282 漏れも時々そう思う。
織作茜と久遠寺涼子を同級生だったなんて
わざわざ後から言ってみせることにどんな意味があるんだろう、
とか
隆夫が柚木加奈子を見知っていることで、なんかストーリーに影響あるんだろうか
とか。
出るヤシ出るヤシ、みんな中禅寺か榎木津の軍隊時代の先輩後輩なのはなぜなんだ、
とか。
読者サービスですよ。
手塚治虫とかにもあるよね。
ブラックジャックがチョイ役で出てきたりとか。
スターシステムとか言うんだっけか。
俺も百鬼夜行とかに出てくる外伝みたいな話は嫌い
他の本も読んでね!というなっちのアッピール。
いや、スターシステムの話は違うな。混同してた。
あれは同じ容姿のキャラがいろんな作品に出てたりするのを
役者に例えた話だっけ・・・
「京極夏彦『巷説百物語』の世界」にその辺に関する夏彦のコメントがあった。
立ち読みしただけなのでうろ覚えだが同じ時間軸上にあるのが自然とか何かそんな感じのことを
あぁ、元はダ・ヴィンチ2月号のか
まあ魍魎が好きなやつはルーガルーまで読みなさいという事だ
結局、小夜子のお腹の子の父親は誰だったんでせう?
小夜子は想像ニンシーンだったんじゃねーのけ?
屋上から落ちて死んじゃった女の子が誰のか分からん子を孕んでいたんで
話が混乱しただけだべ?
関口にレイプされた
297 :
名無しのオプ:04/03/12 17:08
京極はセックスをもっと深く書くべき
そうか?
299 :
名無しのオプ:04/03/12 18:28
いやがらず出されたものは飲み下すべき
(//▽//) エエェェ
雲には多々良以外に誰が出てるの?
パラパラと見たら里村の名前があったけど。
多々良は好きじゃないんで読もうか読むまいかと。
伊庭銀(瑕に登場)
あと京極堂。
博行和尚はロリコンとペドのどっちなんですか(´・ω・`)?
あれ?ひょっとして意味同じなのか
ロリコンはペド含む。必ずしも異常者ではない。
ペドは異常なレベルに達してしまったロリコン。
しばしば犯罪を犯してしまう。
>303
あんがと。里村のとこだけ読もう。
>>305 まあ、2ちゃん(というか同人とかネット)ではそんな認識だよね。
辞書的には
ロリータ-コンプレックス〔和 Lolita+complex〕
性愛の対象を少女にのみ求める心理。ナボコフの小説「ロリータ」にちなむ。ロリ-コン。
ペドフィリア [pedophilia]
異常性欲の一。幼児を性的欲求の対象とする性的倒錯。小児性愛。
というわけで、ロリは俗語、ペドは心理学・精神医学用語。
ロリの方には正確な定義がないと思われ。
>>305-307 ( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー
モー娘好きだけど性愛の対象にはしてないから(w定義外だ。チョットアンシン
>>304
今、絡新婦の理読み終わったんだけど、結局茜が計画を実行した理由はなんだったの?
居場所が欲しかったってのがどういう事なのかよくわからん・・・
あと茜の台詞の「しかし貴方は――あの女を死に追いやった」ってとこの「あの女」は涼子のこと??
あぁ、わからん。眠い。
塗仏で質問があるんですけど。
始末のP54、16行目の尾崎って誰?
>あと茜の台詞の「しかし貴方は――あの女を死に追いやった」ってとこの「あの女」は涼子のこと??
アレは追い詰められた茜の子供じみた反論だな。
説教された子供が「何何ちゃんだってやってんじゃん!」とかと同レベルの。
茜のテンパりっぷりが面白かったな。
たぶん涼子の事だと思われるが、解釈次第によっては母・真佐子、
妹・葵、碧のことだと言えなくもない。
どれも秋彦タンが出張ってこなきゃ、命まで取られなかっただろうし。
茜タンと秋彦タンはどちらも相手が同類の人間であることを嗅ぎつけてシンパシーを感じていたフシもあり、
それで最後に茜タンだけいい目を見るのかよ!と思ったが
ちゃんと塗仏で天罰下って一安心。
313 :
名無しのオプ:04/03/13 19:53
漏れは美人で頭のイイ!女に憧れてるので
茜が死んだのはチョイト悲しかった
>>312 いやさすがにそれはないんじゃないのか?
どう考えても真佐子と葵、碧を死に追いやったのは茜としか思えん。
茜は同じ家族の一員である紫、雄之介、五百子刀自の三人に毒を盛っているじゃないか。
これは家族を殺す事に躊躇はなかったという事の表れではないのか?
それに平野がベルナール学園の告解室にかくまわれている事を知っていて、
碧に前島八千代の着物を送りつけてきたのは茜なのだから。
平野に碧を殺させるだったという明確な証拠だろう。
これであの三人を死に追いやったのが自分のせいでないと
思っているのであれば、それはもう分裂病としか思えん。
第一わざわざ調書で調べた上で中禅寺を介入させる事を画策したのは茜自身じゃないか。
中禅寺が介入した事を怒っているのではなくて、
怒っているからこそ復讐のために中禅寺を介入させたと考えた方が
動機としては自然ではないか?
何に対して怒ったのかというと、それは当然涼子の事だろう。
なんで茜は涼子の死んだ事件の詳細知ってたんだっけ?
>315
堂島が吹き込んだに決まっているッ!
涼子の死を茜が怒るってのが
どうにもこうにも取ってつけで萎えた_| ̄|○
319 :
名無しのオプ:04/03/14 00:26
怒ってるんじゃなくて
京極堂に私のことを責める資格があるの?
と問いかけてるんじゃないのかね
>319
わざわざそれを問いかけるために
京極道を事件に介入させたのかいな?
321 :
名無しのオプ:04/03/14 00:41
>>320 問いかける為ってよりも
京極に人殺しを非難されたから
「あなただって同じ様なことしてるでしょ」と
言い返しただけじゃないの
>321
ならば、茜が京極道を介入させた理由は何だと思うね?
中禅寺自身が何度も言ってるように、彼をカマせれば話が早いからじゃないかと。
なんのかんのと言っても雑司ヶ谷事件の解決=久遠寺家全滅は中禅寺のおかげ(?)だし
茜の目的も自分以外の織作家一家全滅だったわけだから。
つーか自分で直接3人も毒殺してるなら、こんな面倒なことしないで全員毒殺しちまえと思ったのは漏れだけ?
ごめんなさい3人分しか毒が手に入りませんでした
>>324 美人だから許してやるけど
今度からは薄めて使えよ
最終章と序段って続けて読むと
あんまり上手くつながってないね。
アカネが急に饒舌になるは、京極がとってつけたような嘘を吐くは…。
>>323 元々健康体の人間に毒盛って殺したら周りから不審がられるって。
相手がどうせ遠からず亡くなるはずの人間だから怪しまれなかったのであって。
毒といっても直接的な殺傷力のあるものではなくて、
肉体を徐々に弱らせる種類のものであったのではないかと類推するが。
肉体を徐々に弱らせる種類のものであったのなら
健康体の人間を徐々に徐々に弱らせてもいいんでね?
弱った年寄りを殺害したいのなら
毒を盛るよりモチ食わせ。
三十路になる前に結婚したかったんだな
蜘蛛で殺された面々ってなんで殺されたんだろうな。
娼婦時代の知り合い3人は過去の隠蔽、
インテリ教師とフタナリ妹は思想の違い、
アル中馬鹿亭主は邪魔、
強姦教師は過去の怨みとして。
女生徒は自分の父親探しか?
女生徒と使用人は副産物的被害者なのかもしれないが。
末妹と姉と両親と祖母殺した理由は何だろ?
悲劇の一族の唯一の生き残りになる為?
>>331 インテリ女教師は柴田のフィアンセだったからなんじゃないの
茜の最終目的の一つとして柴田の家に入るっていうのがあったから
亭主と碧と両親・曾祖母は、それ以外の家族とともに自分を束縛する存在だから
というか茜にとって「織作家」或いは“家”という制度そのものが
自分を束縛するものだったから
使用人は・・・・うーん、自分の実の父親の可能性があったから?
ちょっとこれは自信なし
他の人たちが殺された理由は私も一緒の解釈です
茜は自分の計画で一体何人の人間が死ぬのか正確な所は
読みきれていなかったはずだと思うが。
これはそういった偶然を利用した計画なのだから。
だからこの計画で殺された人間の全員に対して茜が
殺害動機を持っていたわけではないはず。
うーん、予定では織作と柴田を手中に収めるつもりだったわけだから
織作家の束縛からの開放が目的っていうのはどうなんだろ…。
そうだとしてもオヤジと真佐子と葵は居ない方がいいんだろうけど、
碧とか耕作とか生きていても変わらないだろうし、
五百子刀自や紫は放っておいても良かった希ガス。
でもこの辺は確実に死ぬ方向で計画してるから動機はあった筈。
耕作を操ったのは葵を殺す為だけで
真佐子が耕作殺して自殺するのを予期してないとすると
真佐子は生き残る事になるし良くわからん…。
小夜子他は各々の父親を追い込めればそれでよかったのかな。
死までは予期してなかった系?
例えば、葵と平野を引き合わせることで葵を破滅させることはできるけど
平野が誰を何人殺すかまでは計算していなかった、ということだよね。
同じことが碧と杉浦にも言える。
で、どこまで惨劇が大きくなっても、五百子に暗示をかけておいたから自分は安全、と。
自分で張った蜘蛛の巣に
誰がかかるかまでは判らない。
それだけの話でござんすよ
>>332 もし本田が売春を外部にリークしていたなら
山本純子を殺す必要はなかったんでしょ?
蜘蛛的氏んじゃってくださいリスト
・織作五百子、雄之介、真佐子、紫、葵、碧、柴田勇治
・川野弓絵、前島八千代、高橋志摩子
・本田幸三
・山本純子
氏んじゃってもいいんじゃないですか
・京極堂一味
使えそうなんで利用しちゃいます(使い捨て)
・杉浦隆夫、平野裕吉、出門耕作
・川島喜市、渡辺夕子、渡辺小夜子
絶対安全圏
・自分
アナタ誰?
・海棠卓
ということかな
書いてて思ったけど、久遠寺涼子って茜の過去を知ってそうだから
生きていたら抹殺リスト入りしてた可能性が・・・?(;´Д`)
333,336>
そう、
「あなたが発動した計画がどのような理に則って
動くのか、まったく理解していなかったですね--」
「だから、あなたは止められなかったんだ。」
ということで同意
死ななかったら次の手をだから、そこら辺はどうでもいい。
別に、蜘蛛自身は別に殺人計画者でもないからね。自分でやる以外のは
それにしても、夕子と小夜子はホントに可哀相
親父達がうっかり真佐子奥様に手をだしたばっかりに・・・・
とくに小夜子に関しては、茜は許せんね
目ン玉飛び出して死んだの誰ダッタッケ
いや、蜘蛛にも何人死ぬ事になるのかわからなかったってのは理解してるんだが、
本命として誰かを殺す為に立てた計画ではあったわけで。
その線引きってどこにあるのかなっていうのが疑問だったんだが。
ド本命っぽい面々殺す理由もイマイチ良くわからんし。
>342
塗仏
紫なんていたっけ?
いたよ。出てこないけど。
ああ、死んじゃったねーちゃんか。思い出した。さんきゅ。
>>338 夕子は「渡辺」じゃなくて「麻田」だ。
んで、小夜子も夕子も茜の異母姉妹であるという疑惑があったために頃された。
だから「氏んじゃってくださいリスト」に入れるべき。
ちなみに京極堂一味の中でも中禅寺だけは生かしておきたかったんじゃなかろうか。
わざわざ事件解決後に蔵書の買い取りなんか依頼して呼び寄せているあたり、
茜としては「縁を切りたくない男」だったんではないかと。
塗仏の「おとろし」でも中禅寺に会おうとしているし。
茜は秋彦のことを愛してしまったのでした。
だから秋彦タンに蜘蛛の正体を言い当てられて、縁談を断る気になったのか。
で、京極もまんざらでもなかったのを堂島に見抜かれて
茜あぼーんで罪悪感倍増、ってところでしょうか。
蜘蛛があえて努力したかといえば、
どれだけ効率よくターゲットだけを殺せるかってのが見出せる。
自分の父親が分からないってのが理の動機の重要な位置を占めてるね。
結局、
呉家の人と金持ち坊ちゃんが死んでないから
全員まではいってないな。
呉家の人はもともと殺害対象ではないでし。
順番でいうと次回の雫はまたあの金持ちがらみの話になるので
呉美由紀タソ再登場のヨカーソ
>>347 質問なんだが、小夜子と夕子が茜の異母兄弟であるかもしれない疑惑って、
作中のどのあたりで示唆されている、もしくは類推できるんだ?
過去、五百子刀自に強制されて真佐子が次々と男をあてがわれて、
その中の誰かが茜の父であり、それと小夜子の父は網元で夕子の父は
さる高名な政治家らしいっていう事だけはわかるんだが。
茜がそういった疑惑を持つって事は、過去小夜子の父と夕子の父が
真佐子と関係を持った事があるという確証が必要なはず。
その事を示す記述ってどこかにあったっけか?
葵の父の耕作が漁師だったことを考えれば、網元である小夜子の父と
共通項で結ばれるが、それだけでは証拠としては弱すぎるし。
>>353 ああすまん、自己解決した。
「麻田代議士も渡辺氏もあなたのお父様ではなかった」と中禅寺が喋っているな。
でも父親の方には手を出さずにその娘を殺そうとした理由が不可解なんだが。
父親は無理だからせめて計画に巻き込みやすい娘の方をという事なのか?
それともこの後二人の父も殺すべくまだ計画は続く予定だったんだろうか。
はたまたもう既に死んでいるのか?
それに中禅寺の「本当のお父様について──あなたは五百子刀自からお聞きになったのでしょう?」
という台詞はどういう真意が含まれているのだろう?
茜が事前に五百子刀自から本当の父について聞いていたというのなら、
小夜子と夕子を殺害するように仕向ける理由がなくなってしまうし、
ならば事件が全て終わった後に聞かされたのだろうか?
しかしその場合、どうやってその事を京極堂は看破したのだろう?
単にカマをかけたんだろうか。
それとも京極堂は麻田夕子と渡辺小夜子の殺害動機を、
二人が茜の異母姉妹であるかもしれないと茜が疑いを持ったからではないかと
一旦は推理したが、後に京極堂が調べたところ、
茜の父であるだろう人間を一人に特定する事に成功し、
自分が茜の父の正体に辿り着いたのであれば、
茜がその事をとうの昔に知っていてもおかしくはない、
そしてその情報源は恐らくは五百子刀自ではなかろうかと考えた結果、
京極堂が口にしたのがあの台詞だったのだろうか?
ってなにか恐ろしくややこしい事を言っているが。
>>354 五百子刀自から情報を引き出したのが、「蜘蛛の計画」の発動後だったんじゃない?
発動前には正解がわかっていなかったから、異母姉妹の可能性がある者まで巻き込むほど大きな設計図を書いた。
いつ、どんな男を真佐子にあてがったか知っているのは五百子と真佐子本人だけだから
真佐子が口を割らなければ五百子に聞くしかないわけで。
ボケまくっているらしい五百子が口を割る前に、血縁皆殺し計画を立てていた茜タンとしては
血縁である可能性を持った人間は全部消す算段をしていたでしょう。
夕子も小夜子も「血縁(かもしれない)」から殺されたんだよ。
そのオヤジの方は血がつながってないんだから死なせる必要がなかっただけ。
京極堂が縁談を断らせたのは、茜に下心があったんじゃなくて
柴田勇治を死なせないようにするためでそ。
ところが茜が殺されてしまったもんで、自分が首をつっこんだばっかりに、と
罪悪感(?)をもってしまったのでは。
久保と茜の絵って魔除けになりそう
>>352 「呉」って苗字がもうそれっぽいもんね。
大陸から渡ってきた一族が云々、羽田氏秦氏が云々、っていう。
美由紀タソフカーツキボーン!
>>356 いやちょっと待ってくれ。
夕子や小夜子が自分の血縁かもしれないのであれば、
当然のことながら夕子や小夜子のオヤジは自分の父親かもしれない
という事にならないか?異父姉妹ではなく異母姉妹なのだから。
自分のオヤジというのは自分と血がつながった人間の事ではないのか?
ところで刀自の話した「本当のお父様」の解釈の仕方によって、
物語の真相が変わってくる。
刀自の話した「本当のお父様」というのが「麻田代議士か渡辺氏か
はたまた○×氏の誰か」という「本当のお父様“の可能性がある人達”」である場合と、
もしくは正真正銘、ただ一人に特定される茜の真の父親である場合の二通りの解釈ができる。
前者だったらそれを聞いた事により茜は夕子や小夜子を計画に巻き込んだと考えられ、
後者の場合は、計画が全て終わってから刀自がようやく茜の父について口を割ったという事になる。
よく考えてみれば真佐子は一時期に複数の男を執拗にあてがわれた可能性があるわけで、
だとしたら本当の父が誰なのかについて正確な所は刀自や真佐子ですら
わからなかったという事態は十分にありえる話だと思う。
ならば前者の解釈の方が信憑性が高いように思えるが、
でもそうするとどうやって中禅寺が「麻田代議士も渡辺氏もあなたのお父様ではなかった」
という刀自と真佐子すら知らない真相にたどり着いたのかについて疑問が残る。
後者の場合は刀自が事件後に本当の父について喋ったからこそ
「麻田代議士も渡辺氏もあなたのお父様ではなかった」
という事実が判明したと考えられるが、その場合は
事件後に刀自が茜に本当の父の事を話してやった事を
どうして中禅寺が知っていたのかについて疑問が残る。
どっちの解釈が正しいのか、これは断定できんなあ。
中禅寺が麻田家、山本家の血液型を調べ上げていたとか、
事件終了後に中禅寺自身が刀自と会って情報を引き出したとか、色々と推測できるし。
もしかしたらマッキーの研究室から発見したDNA鑑定技術を中禅寺が使用したのかもしれん。
熱弁申し訳ないが、5行以上のレスは読む気すらしない・・・
それでよく京極本を読む気になるな。w
京極読めても清涼院はツライよ…
俺も文章下手だから仕事とはいえ
レポート読む教師にはホントすまないと思う(つ∀`)
まだ、考察だけだから読めるな。感想じゃ絶対読まないけど
長文は縦読みで済ませているが
意味は何となく解釈して終了
ウブメが手元にないんでアレだが。
川赤子で関口は何で胎児に取り憑かれているんだ?
涼子を犯しただけで、流産や堕胎とかに関わったわけじゃなかったよね?
絡新婦という小説が語り出すといかにきりがないかという事がよくわかるな。
さっきのスマスマで
耕作が葵を振り回してたよw
>>366 元からっていうか、なんか色々考え過ぎて気持ち悪くなったんでしょ。
俺が、カサの裏にびっしりと胞子が詰まっているのを想像して
キノコ喰えないのと一緒。
>369
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>川赤子
犬を飼いたいという奥さんに「それはあてつけのつもりか」と食ってかかってみたり、
絽新婦で中禅寺が「子ができにくいのをいいことに」とずけずけ言ってるし、
関口って収入も子種もない男なのか。とことん甲斐性ナシなのね。
「塗仏の宴」読了。
漏れが堂島だったら、中禅寺にストップかけるのに
茜を頃したり関口をいたぶったり敦子ちゃんをさらったりしないで
千鶴子さんをやっちゃうけどなあ・・・。
それじゃ火に油を注ぐ罠
度々「絽新婦」と書いてるヤツ同一人物か?
「絡新婦」だぞ。
オンモラキの過去スレはいつ読めるようになるの?
オンモラキ、ウブメの写しだって総合スレで言ってたけど・・・
トリックまで全部丸写しってことないよね?
まだ読んでないのか?発売されて結構経つぞ。
すいませんすいませんすいません
新参者なんです・・・。
>>378 非常識度合いは似通ってるけど丸写しって感じはしなかった。
おそらく上の理由と、再度のウブメ考察がある点、視点が関口な点、
そして登場レギュラーメンバーがウブメに近い事で似通って見えたのでは。
推理も犯人の特定もあんまり意味が無いかも。
関口にシンクロして、脳内でバーチャルな舞台のディティールを上げながら読んでたら
それなりに夏彦の書きたかった物がわかった気がした。
そういえばそろそろ敦っちゃんが足りない
>>378 見えない死体→死体に見えない
てことで。
オンモラキよりウブメの方が全然スリリングで面白いじゃん。
オンモラキがつまらん理由は散々既出だが
謎がたった一つしかなく最後までそのたった一つの謎をひっぱるくせに
最初の数ページで大抵の読者にはその謎は解けてしまう事。
ウブメは少なくとも解答編まで明かされない謎が数個あった(見えない死体、想像妊娠、蛙頭、三重人格、関口の過去)
がオンモラキはたった一つ。黒い鳥の謎も入れれば二つになるけど直接事件に関係なさすぎるので「ふーん・・」って感じ
でも塗仏みたいに
謎を幾つも作っといて
最後は強引に全部をシンクロさせるってのもなぁ、、、。
まだ塗仏の途中です。オンモラキは読んでないんだけど
今のところマイワースト京極はウブメなんですわ・・・。
オンモラキ、ウブメに近いと聞くと苗苗・・・。
オンモラキは後巷説とか読むと
そこそこ楽しめる
謎の解明とかそういう視点で読むと、オンモラキはそういう評価になるだろう。
最初からぼんやりと想像できる事実が徐々に明確になってくる絶望感。
そして最後に伯爵が選択した道。そこに光明を見出す。
そういう作品。
つうか皆が男爵を怪しまないところがなんかなぁって感じた。
強引に男爵以外も容疑者になりえるように無理矢理結婚式出席者は毎回同じ人達という嘘臭い演出も嫌。
ミスリードを「伯爵との結婚を邪魔しようとしている奴がいる」みたいな感じに持っていってるのが余計に猿芝居臭く感じてやだ。
まぁ、次には期待してるよなっち
後、エノさんがタイミングよく伯爵と会わないように作られてるのもなんだかなぁって感じあるね
>>389 お前さんの脳内では伯爵なのか男爵なのかどっちなんだ?
・・・間を取って子爵って事にしとく?
今、巷説読んでるけど、鉄鼠に関係ある話ってあるっけ?
後巷説の後半に和田慈行のじいさん御出演。
産女は京極堂シリーズで一番フェアだと思うんだがね。
京極堂だけが知ってる情報が無いのがいい。
音も羅機もウブメ程度のページ数だったら
それなりのボリュームとして楽しめたと思う。
死体があるのにないと書く事のどこがフェアなんだ?
バナナを描写するのに「テーブルの上には果物がある」までならまだフェアだが
「テーブルの上には何もない」と書かれると読者はその果物がバナナである事はおろか
あきらかな嘘になってしまう。どうやってバナナがある事を知る事はおろか想像する事すらできようか
まあ、それでもオンモラキよりはウブメのが好きだよ
地の文で「死体がない」とは1行も書いてなかったと思ったが。
もちろんミスリードさせる記述はあるが、ルール違反にはならない。
てゆーか榎木津の反応やそれまでの薀蓄話で、想像できるネタなわけだが。
本格マンセーな人は、あのトリックは受付ないんだろうがね。
京極はミステリじゃなくて妖怪小説だし。
塗仏の宴、やっと読んだー。
もう登場人物大杉。アタマ悪いアテクシは最後の最後に岩川が出てきても「誰ソレ」状態。
宮田と宮村を混同しそうになるし・・・。
メモ用紙持って再読しまつ。
宴は
初回に人物関係がチンプンカンプンで読んだときも
ある程度登場人物が整理できてから再読したときも
いずれも読後感があんまり変わらないんだよなぁ。
宴は支度のぬっぺっぽうがめっぽうおもろい。
何故か判らんがかなりドキドキして読んだ記憶がある
>>393 や、やっぱじいさんもアヤシイ美ハゲなんでしょうか?ハァハァ
79才のロリ爺…もう、リアル博行かと
言い出しっぺの149ですが
痔行様はもしや美ハゲで定着してしまったのでしょうか?
軽挙妄動は控えんといかんな。
その誤字は洒落にならないって・・・
寺の病
オンモラキにとりかかりますた。
ほんとに最初の一章で犯人がわかりますた。_| ̄|○
でも読んでます。
きっと犯人探しより何より面白いことが書いてあるに違いない!
そーだそーだそうに決まった!
京極堂シリーズは全て、
犯人は途中でわかるようにできてます。
仕様です。
犯人探しを期待してる時点で間違いです。
>>407 散々言われているがオンモラキは犯人がすぐ判るからツマランと言ってるわけではない。
犯人がわかった上で(これは他の作品も同じ)その他のサプライズがない(ここが違う)からツマランのよ。
黒い鳥の謎の真相が唯一のものだけれど・・なんかパンチに欠けるしなぁ
最初の部分が無ければ、あそこが山になってたはずなのに
今回は前に持ってくるのは失敗だったね。
>>406 つーか君の主張は若干おかしくないか?
なんで読んでいる最中なのに犯人がわかるのだ?
解決編の所まで読まなければ自分が犯人だと疑っている人間が
本当に犯人かどうか確認できないだろうに。
もし犯人について事前に何らかの情報を得ている状態で読んだのなら
そりゃわかってしまうよ。例えば「犯人がすぐわかるからつまらん」
という批評を事前に聞いていたとか。
でも死の概念の違いというトリックについて看破する事は出来るけれども、
儒教的家族観に対する誤解という動機に関しては判らんと思うがなあ。
むしろオンモラキの不満点は一番疑わしい容疑者がそのまま犯人だから
意外性が無いという事じゃなかろうか。
京極堂は構造を解体して憑き物を落とすんだと作中にも口を酸っぱくして
書かれてるのに何故そういう読み方するかなぁ。
犯罪を解き明かすんじゃなくて、構造を解き明かすの。
事件構造という視点でオンモラキを見るなら確かに弱いと思うが、
犯人がすぐわかるからどうのなんていうのは全く的外れ。
その点、蜘蛛は
犯人は♀という以外なかなか分からんが
動機が説得力ないからイマイチなんだよなあ。
しかも京極堂に指摘されたらあっさりやめちゃうし。
>413
てゆーか、中禅寺が指摘した時点でほとんど終わってた罠。
>>412 それこそが的はずれ。
面白いかどうかはともかく、今回は読者が構造を見破った上で
どう犯人に伝えるかにヤキモキする話。京極堂体験だな。
だから、それすらも分かるように書いてある。面白いかどうかは別にして
関口ですら犯人判ってるわけだからな
痛い子ほどかわいいというか何と言うか
アレが活躍しちゃったら面白くないと言われそうだけど
関口にもそろそろ見せ場が欲しい気がしないでもない
収監とか拷問とか彼岸とかそういうの以外で
>414
でも最終目的が残ってたろ?
本スレ、今回は随分ねばるな…
やっぱ、直木賞効果で新規読者が流入してるんだろうか?
出来れば成りきりスレあたりで、ひっそりとやって貰いたいのだが。
漏れも正直うんざりだ
よくよく考えたらこっちのスレタイ…
彼等がなだれ込んでも、文句言えないって事か!?
そんなわけのわからない連中からのレスを受け付けたら
和寅をクビにする
>>417 関口にはマジむかついているアテクシとしては
いつか小説家殺人事件の被害者にでもなってしまえと思う。
424 :
名無しのオプ:04/03/19 10:27
>423
で、犯人は雪絵なのにだれもそれを指摘しないとか。
最後に中禅寺だけがわかったようなことを言って、社会的には無罪放免とか。
425 :
名無しのオプ:04/03/19 15:42
関口は、ゴシップ誌に書けるくらいだから
雪絵とのアレも・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
関口はたぶんちんこでかいよ。
木場ちゃんよりはでかいとおもう。
428 :
名無しのオプ:04/03/19 17:26
おんもらきのきずはださくじかんのむだ
気持ちは判るがあんまり駄作駄作言ってなっちにプレッシャーかけんのやめとこうや。
せめて最後に「でも次作には期待する」くらい入れてソフトにいこうよ。
なっちへそ曲げて書かなくなったら困るよ堂シリーズ
オンモラキ不評だな。
シンプルな構造故に越智がすぐ分かるけど、
読後感は京極堂シリーズの中ではかなり良かった。
ところで、お母様は剥製と鳥葬の両墓制で埋葬され、
剥製の方が複葬、鳥の方が鳥葬だったという理解でいいのでしょうか?
最後に中禅寺がこの部分を説明しなかったのがこの小説の瑕なんだろうかと
自問自答してみる。
鳥口がすきだ
うへぇー
鳥口の性格が宴の支度で以前の作品と
変わっちゃったと思ったのは私だけですか?
うん
そっか・・OTL
私はあんな状況になればキレてもおかしくないと思った。
むしろ、いつもどおりボケかましてたらそちらのほうが恐い…
>>430 え?(゚∀゚;)いつ鳥葬をしたなんてでてきたんだ?
母親を鳥に食わしたなんてないだろ
、、ヽヽヽ、
ミ ヽ
/ ●(´`ヽ● | オレ、陰摩羅鬼
ミヽ | ヽノ ミ 最近色々と恐いので、よく火を通してください…
彡ミミヽヽ.|∪| 彡\
/ _ ヽノ /´> )
(___) / (_/
| /
| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
雨で配線工の名前隠されてたけど何か意味あったの?
別に。
名前当てクイズも実施してないし、作中の文で論理的に判断できる仕組みでもない。
榎木津がどれほどいいかげんに名前憶えているのかってギャグなだけ。
そういう構成は嫌い?
キレてるように読めるか?普通に質問してるだけ
ごきげんよう
>>439 そっか・・隠してるから今後重要な人物になるとかかと思った
>榎木津がどれほどいいかげんに名前憶えているのかってギャグなだけ。
だよなぁ(´▽`*)アハハ
近藤×本島
>>430 鳥葬って死者の肉体を鳥に食わせる葬法なのだから、
母親を鳥葬してしまったら剥製作れないんじゃないのか?
書斎の五蘊鶴に母親の髪が植え付けてあったのは鳥葬とは呼べんと思うが。
両墓制っていうのは確か作中の説明によると、
詣り墓と埋め墓を別に設けるっていう方式の事だったと思う。
剥製と鳥葬の両墓制というのは理解の仕方が違うような気がするんだが。
それとも俺の理解の方が間違ってるのか?
剥製の作り方、でぐぐれ
陰の鬼一口に出てくる鈴木敬太郎って
何に出てきた人?
堂シリーズしか読んでないからわかんないのかもしれないけど、
まるで印象に残ってない。
まず皮剥いでから遺体の残りを鳥葬したと言っているのか?
剥製作った後、残りの遺体をどうしたのかについては
確か言及されていないと思ったが。
それともどこかにそういう記述ってあるのか?
中禅寺が鳥葬に触れた事を伏線と考えてそういう想像は可能だと思うが。
>>449 「この上に……鬼がおります」
「お前が…鬼か」
「僕は狼だ」
>>448 皮だけなのは認識してるけど
いくらなんでも筋肉、内臓は鳥に喰わせてないでしょう?
あの館は剥製だけで生きた鳥を飼ってるわけでもないし、
そもそも、宗派が違う…そんな文はないと思うけど?
>>436
>>449 ルガルーを読むといいよ そこそこ面白いし
>>451>>453 「ルー=ガルー ― 忌避すべき狼」ですね。わかりました、
とりあえず今最中の「雨」と詰んである「雲」を終えたら読んでみます。
堂を全てノベルスで揃えてきて、
最初に手を出すハードカバーは豆腐だとばかり思ってましたが
良い寄り道になるかもしれません。御二人ともありがとうございました。
「堂シリーズ」の「堂」はDの堂?
>>454 巷説もお勧めだよ
狂骨やオンモラキと話繋がってるし
>>455 多分俺が最初に使った言葉だが京極堂の堂とDの堂をかけてる。
つかどっちでもいいんでないかと。どちらにしても同じシリーズだし。いちいち「京極堂シリーズ」は書きにくい
いっそ、Dシリーズで…
菊池秀行がゆるさないね
誰だよ
頭文字菊地「Dって文字はボクが考えたんだから使っちゃダメで秀行」
ルガル、ヤフオクでとっくに売っちゃったんだよな…まさか話繋がってるなんて
思わなかったし…まずいかな、もう一回買うべき?
>>436 >え?(゚∀゚;)いつ鳥葬をしたなんてでてきたんだ?母親を鳥に食わしたなんてないだろ
>
>>447 >鳥葬って死者の肉体を鳥に食わせる葬法なのだから、
>母親を鳥葬してしまったら剥製作れないんじゃないのか?
>
伯爵の父親は"黒鶴の剥製の中に遺骨を収める"ことを"遺骨を鳥に食べさせる"ことに見立てて
母早紀江(?)さんの供養をしたのだと思うのだが。
"本来の鳥葬は骨を砕いて鶏に食べさせる"という中禅寺の記述がこのことの伏線になっている。
ただの見立てだから、本当の鳥葬と同じく肉体全てを鳥に喰わせる必要はない。
母親の供養の仕方は遺骨を収めた鳥(埋墓)と霊の寄り付く人の剥製(詣り墓)の二つを持つ両墓制となっている。
さらには、埋墓が鳥のシンボルであり、詣り墓が儒学のシンボルとして、鳥類学者であり
儒学の家系であった父親の両側面を満たす供養の仕方となっているというのが俺の深読みです。
このシリーズのメインテーマは、"不思議なことなどないのだよ関口君"ということにあるのだから、
人の剥製を作ったり遺骨を鳥の剥製に収めたりするという父親の一見異常に見える行動にも
なんらかの理由があるはずだが、京極堂はその部分については一切説明を加えていない。
さらには、作者が京極堂に意味のないことを一切言わせるはずはないので、
鳥葬や両墓制などもなにかの謎に対する回答になってなきゃいけないだろうという推測のもと、
(邪推か?)
上のようなことを考えてみたのだが、やっぱりまちがってますかねぇ。
>>436です。
>人の剥製を作ったり遺骨を鳥の剥製に収めたりするという父親の一見異常に見える行動にも
>なんらかの理由があるはずだが、京極堂はその部分については一切説明を加えていない。
剥製にしたのは727頁で「息子が母を知らないのは不憫」と
真意はわからないけど語ってる。
黒い鶴に髪を使って骨を入れたのは736頁の「戒めのつもり?〜そうではありません」で
あるように、妻早紀江を自分の側に書斎置きたかっただけじゃないかと。
魍魎でも語られた「異常ではなく、できる状態だからやってしまった」の表れなんじゃないかなぁ…
本だけの知識だけで特別な環境なのは伯爵だけで、
父の行房は普通の認識してた人なのだからこそだと思う。
まぁ、どのみちテキストに書いてないことを(略)なんですが
子供の頃の中善寺ってそれこそ藍童子みたいな
殴りたくなるようなガキだったんだろうか
>>465 寒中マラソンで教師が手本を示さずに突っ立ってるだけとは何事か、と糾弾したという
上岡龍太郎の小学生時代の話を思い出した
旧制高校の頃は榎さんを「先輩」と言ってたのに
今や「これ」「あれ」だもんの。
>>465 表情筋は相変わらず活発ではなさそうだけど
表現はソフトだったかもしれません。
「親が寸借詐欺に遭ったような凶悪な仏頂面」とか
中善寺の鳥葬の説明の時に
(゚∀゚;)黒鶴の中は遺骨?
と見抜けたのはもすかして俺だけ?
( ゚Д゚)⊃旦 < 茶飲んでおちつけ
>>463 行房が妻の遺体を使って剥製を作った動機については、
遺骨を五蘊鶴の中に詰めて、さらにはその頭に遺髪を植えたのも、
妻亡き後も自分の身辺に留めておきたいという行房の妄執で十分説明付くと思うがなあ。
鳥葬や両墓制について触れているのは、あくまでも埋葬のバリエーションを列挙している
にすぎないんじゃ。
鳥葬の方については、肉体を鳥に喰わせる事によって天に還す事こそが本義なわけだろう?
それを書斎に置いたままにして、果たして葬儀が有効といえるのか疑わしいのだが。
もっとも行房にはそこまで厳密に行うつもりはなかったのか、あるいは作中の行房に
そういった行動動機は存在しないものの、執筆した作者の意図として
そういう見立てが行なわれたとも考えられるけれども。
一方あれが両墓制だという意見に関しては、
あの剥製を詣り「墓」と解釈する事は多少強引に思えるがなあ。
または剥製も五蘊鶴も両方遺体の一部なのだから、どちらも埋め墓じゃなかろうか。
埋葬した後は参らないはずの埋め墓が、
行房が日常的に足を運ぶ書斎の中央に配置されているというのも
両墓制の定義とは異なってくる。
それに仮にあなたの仮説が真相だったとすると、
京極堂は鳥葬や両墓制について語っている時、すでに五蘊鶴の中には
伯爵の母の遺骨が詰められている事を見抜いている事になる。
そして伯爵が罪を認めた後に榎木津が五蘊鶴を破壊するシーンは
京極堂から見れば立派な墓暴きなわけであって、
この場合京極堂は榎木津の冒涜的な行為を止めようとするのが普通ではないか?
止めなかったという事は、京極堂はあの中に遺骨が入っている事までは
看破していかなった証拠にはならないだろうか。
長文乙
縦読み
('A`)マンドクセ
長文は9割以上の人が読まないよ。
推敲して長くても5〜6行に収めれ。
またお前か
自治房が涌いているようですね(=´∇`=)
漏れちゃんもたった今オンモラキ読み終わりますた。
「・・・の瑕」ってタイトルで「この人の論旨には瑕がある」とくりゃ、そりゃ伯爵が犯人だと思うべ。
しかも榎木津の「人殺しがいる!」で、だめ押し。
さらに中禅寺が通過儀礼だの異種婚姻タン(変換できなひ・・・)だのとウンチク垂れてくれるわ
家の中で剥製作ってたというエピソードまであるわで
こりゃ「一族になるためにor永遠に手元に置いとくために殺した」てな話だろうと見当もついた。
でも読後感は思ったより悪くないなー。少なくともウブメより読んで良かったと思う。
綺麗に大団円で、なんだか京極堂シリーズ終わっちゃったような爽快感。
本当に次回作は出るんだろうか。
織作家蔵書といい、由良家蔵書といい、犯人の持ち物で儲けてばかりじゃん、京極堂・・・。
そのうち蔵書を掠め取るために主人を犯罪へと追い込む
京極堂陰謀説が浮上しそうだが。
最終巻では燃える古本屋の前で憑物落としをしてくれ
巷説百物語、地名で事件を表するのは困る。
妖怪で言われるとわかるけど、京都の事件やら淡路の事件やら
既出なんだかどうなんだか、わからーん!
大首は生々しいな。怖くはなかったな、自分は。
あら、誤爆しました。
雲読んだ。
最後の話は京極と里村が出てくるからまだいいが
それ以外は糞つまらん。
オンモラキ以上に多々良先生えらい言われようだな
多々良つまんねーよ。
宴も、あれが出てきたところは読み飛ばした。
宴に出てくる多々良と雲の多々良ってぜんぜん性格違うじゃないか。
雲の多々良のキチガイ振りは笑えると思うがなあ。
岸涯小僧の推理が完膚なきまでに真相を外しているのもアホだと思った。
あれは推理小説じゃなくて娯楽通俗小説と解釈するべきではないのか?
京極、推理小説なんて書いてたっけか?
寡聞にして存じ上げませんが。
多々良先生嫌いじゃないけどあの絵はいただけない、と思いながら読んだ記憶がある
>岸涯小僧の推理が完膚なきまでに真相を外しているのもアホだと思った。
檻の久遠時といい
そのへんは夏彦の手の内が見えてつまらんかった。
匣は面白かったのに_| ̄|○
多々良先生行状記は小説として読むより、
現実の多田克己氏と比較しながら読むのが正しい姿なんじゃないかな?
「はっはっは、多田センセイは本当に底抜けバカだなぁ。妖怪以外の事にも脳味噌使えよこのやろう、カッコ笑い」
って感じで。
手の内見えるからつまらんっていうのも判らんがなあ。
貴様も私もオチを見抜いていた事は全く同じだ。
ただひとつ違うところはな、貴様は愉しんでいないが
私はこの状況を十分に娯しんでいるぞ。愉快だよ。大変愉快だ。
>>488 百器徒然袋の人物が描かれなかった挿し絵は
あぁ、こういうのは在りかなって思ったけどねぇ。
関口の部屋とかw
493 :
名無しのオプ:04/03/22 00:25
>492
漏れもあの絵はイイと思ったよ。
でも「いさま屋」の絵・・・それは正確には「いさま屋の釣り堀の中」だろう。w
あと別冊宝島で登場人物のイラストに顔がないのも「その手があったか」と思った。
邪魅の雫って大磯が舞台なの?
>490
>現実の多田克己氏と比較しながら読むのが正しい姿なんじゃないかな?
同人誌?
漏れは>490 みたいな読み方は苦手だなー。
商業ベースでエンタメとして出されてる以上、
その一冊の中で「おもしろさ」が成立してて欲しい。
○○を知らないと楽しめない、ってんじゃ、一見さんお断りの店みたいだ。
○○を知ってるともっと楽しい、ならいいんだけど。
>491
手の内っつーか「パターン」ね。
自信たっぷりの推理は全部ハズレ。
だからその部分はマジメに読むだけ時間の無駄。
一見不真面目な榎木津の推測だけは当たり。
>>498 だってそれは「推測」じゃなくて事実そのまんまなわけだから。
(´-`).。oO(
>>498は轟警部とか無駄で嫌いなんだろうな)
それでも茜タンにミスリードされちゃって、
榎木津ってもしかして本物のバカ?
>498
狂骨で「三つ子」「四つ子」とか言ってたのは推測だべし。
>500
基本的に推理小説やミステリは好きくないんだよな。
でも勧められて読んだハコは久々に面白かったよ。
ハコはもう、SF要素だからな
京極氏の小説は「物語」として読むのが正解な気がする
オチもネタも分かってるんだけど再読がすごく面白い
>>496 「妖怪旅日記」とか「怪」を読んで想像できる多田センセイの姿を想定すればいいんじゃない?
雲はその多々良の迷推理こそが面白いと思うんだが、
それを時間の無駄と言われたらもはや返す言葉ないよ。
そんなこと言われたら小説読む時間自体が
無駄になっちまうよ、俺にとっては。
まったくだ。
コメディーに対して「推理がメチャクチャ」なんて文句つけられてもなぁ。
やはり腐女子には美形がいないとツライかも…主役がデブと坊主だもんなぁ
雲は評判わるいのか。
ま、冒険小説だし…豆腐小僧もアレだけど
雲は妖怪好きにはたまらないものがあって良いんだが…(;゚∀゚)=3フハッ
>>505 なんでそんな同人誌みたいな読み方しなきゃならんのさ
>>505 だから、その一冊単体でも楽しめるのがエンタメの基本じゃ?
という意見だろ、496は。
漏れも正直、あんまり身内ネタが続くのは萎え…
キャラのモデルが存在するのはかまわないけど、
話の展開上、必要なさそうなのを続々出されると面倒くさい
沼上大変だなぁ、と
宴での多々良とかオンモラキでの柴とか
いったい何のために出てきたんだか?というのが多い。
ウンチクの聞き手なら鳥口でも関口でもいいだろうに。
次の主人公が柴だからです。
>>513 別解釈の妖怪話を言えるヤツがいないと
魍魎の時みたく延々と中禅寺一人が喋ってしまうし、
妖怪を一方の見方しかできないじゃないか。
まぁ、妖怪トークシーンは読み飛ばすわけだが
妖怪トークシーン読み飛ばしたら
憑き物の正体がわからなくないかね?
いや、妖怪マニアならわかるのかしら。
俺も読み飛ばす口だ。
妖怪マニアじゃない俺には
名を聞いたこともない妖怪に関するトークなんて面白くも何ともない。
中善寺が落とすのは妖怪じゃなくて
憑き物(その人物のこだわりとか封印してるものとか)だから
妖怪トーク斜め読みでも全然問題ない。
だから、それのメタファーとして妖怪がいるわけで。
妖怪の解説=憑いてるものの解説なのだよ。
妖怪トークは憑き物を説明してる重要なシーンだと思うんだが。
まー他人の読み方なんてどうでもいいけど。
でも鉄鼠で京極堂が頼豪の解説してたけど
そんな歴史的事実はどこにある?って感じだったから
俺もマジメに読むほどのものでもないとオモタ。
本は全文字読むもんだろ
だって他の部分は面白いけど
中盤の妖怪薀蓄はつまんないんだもん。
結果的にそこがつまらないシーンだったのか
重要なシーンだったのかは全部読まなければわからないわけで
飛ばし読みしてる場合は評する資格自体を持ってないってことですよ。
つまり
それは「読んだ」とは言わないんだよ(冷笑
あとあと話にどう絡んでくるかわからないから、初読では熱心に読む。
メモまで取る。
で、結局かんけーねーじゃん_| ̄|○ ってなことが続くと
鉄鼠ぐらいには学習しちゃってて飛ばしどころも心得てくる罠。
ま、漏れはそれでもメモとりながら全部読んで毎回裏切られてるわけだが。
メモはさすがに取らんでええんとちゃうか?
・・・まあ、読み方は人それぞれなんだろうけど
それより何をメモしてどう外しているのか気になるな
シリーズ読んでけばポイントもつかめそうなものだが
塗仏文庫で再読したら結構印象変わったがなあ。
今までになく長かった妖怪関連のトークも(しょうけら長すぎ)
くどいほどの「本末転倒」が語られてて結構面白かった。
まあ分厚いんだしまったり読めばいいんじゃないの。
妖怪の薀蓄とか最後まで覚えていらんないのよ(´・ω・`)
名前とか特長とか、そんなのを出てきたときにメモったりして、それを栞代わりに読み進んで
最後になっても全然ストーリーにかすりもしなかったりすること多々あり。
>521
ちゃんと全文字読んでるよ。
まじめに読むか適当に読み飛ばすかの違いはあるけど。
詰みを消化したのでルガルー買ってきました、厚っ
ノベルスに慣れた左腕にはこの先数日は修行だな
るがる、ちょうど読み終わったとこだ。
厚いけどボリュームないよ。
わけのわからんSF設定、あれイラネ。企画がシパーイだろ、どう見ても。
内容はまぁ、後半は一気に読めたな。
ルーガルーはネットが発達して現実世界でコミュニケーション不全に陥った
退廃的世界観と、そこから生まれる閉塞的な心理描写こそが面白いと思ったがなあ。
むしろプラズマ砲で破壊工作するオチの方がヤケクソに思えたが。
>>532 漏れ的にはその「いかにも」な世界設定が鼻についたわけですよ。
んで、プラズマ砲で破壊〜云々が、
その嘘臭く構築された世界を破壊する象徴のような気がして
カタルシスだったのです。
嘘臭いというなら嘘臭くなるほど形骸化した
リアルワールドこそがあの作品のテーマなわけだが。
あれが塗仏で堂島が警告していたような、家族すら解体されて
皆概念の化物になってしまった共同体廃絶のなれの果てなんだろうなあとは思った。
あの世界が京極堂シリーズの延長線上に存在すると考えたからこそ、
自然と受け入れられたのだが。
京極さんには、和風ハイペリオンみたいなのを書いて欲しいな
葬式娘にハァハァしたくせにッ
あれって中禅寺の子孫と考えていいのか?
どうやっても結びつけちまうよ。弟子かもしれんが。
敦子の子孫かもしれないよw
うへえ
巷説の江戸城の大鼠退治って書かないのかな?巷説におけるDみたいな感じだけど実際御先祖でしたとかだったら嫌すぎる。
個人的には森みたいに話が繋がってるのはあんまり好きじゃないな。
うん、私も好きじゃない。
なんでもかんでもシリーズにするのもどうかと思う。
京極は繋げるのが大好きだから諦めろw
巷説といえば福神ながしもまだ小説化してないな。
前巷説には入らないだろうし、やっぱりドラマ専用の話だったんだろうか。
>>541-542 大極宮の質問コーナーに送ったら、
>A.そうですか。僕は好きです。
みたいな、極めて冷たいレスが付きそうだね。
546 :
名無しのオプ:04/03/26 10:39
頭の中で物語世界がつながっちゃってる作家って多いんじゃないのかなあ。
P・コーンウェルも大ヒットした「検死官シリーズ」とは別の警察小説シリーズで
検死官シリーズのヒロインに言及したりしているし。
547 :
名無しのオプ:04/03/26 14:17
共立女子短大の三田ひろみさん、かわいい。
>>547 全然おもしろくないけどマルチはやめとけ
事触れの治平が死んだ事件ってのも小説化されないんですか。
治平が死んだ江戸と上方の間の抗争っていうのに、
北林弾正景亘の後ろ盾だった千代田城の鼠が絡んでいるんじゃないのか?
あの抗争の黒幕は子悪党の手に余るほどの巨魁だと語られていた。
やっぱ田沼意次かね。だろうなぁ。
商業経済に通じたいい政治家なのだがなぁ。
”武士は清貧をもって尊しとなす”
みたいな価値観のせいで悪者にされてるわな。
巷説の中の話じゃ無く、まるまる1本で発表されそうな気がするな>黒幕話
田沼意次は安永、天明年間の老中じゃなかったか?
意次が天明の大飢饉が原因で老中退任しているのが1786年。
一方又一達の活躍する時代は天保年間(1830〜44)のはず。
天火の話で大塩平八郎の乱が出てくるし。
黒幕は老中じゃなかったか。
実在の人物を大鼠扱いはしないんじゃないの。
弾正以上の下種野郎らしいし。
田沼悪人キャラじゃないだろ。
激しく読みたくなってきた。
ほんとに書いてくれないかな。
待ってればそのうち書いてくれるだろうけど
どのくらい待てばいいのかな・・・
「『巷説百物語』の世界」の中に
「『怪』では長編連載できないので巷説シリーズとしては書けないから別の形で」とか何とか言ってた。
伊右衛門や小平治みたいな感じかな?
宴の始末を読み終わったんですが、最初の刑事部屋とかに出てくる「私」って、
最後に出てくる黒幕のことでいいんですよね?
>>561 ありがと〜
しかし登場人物多過ぎな感じがしましたよ・・・
デフォからして多いからな。悪役入れたらすし詰めだぁね
そろそろレギュラー陣の一人や二人氏んでもいい頃
お、誰殺すよ(w っても下僕の誰かだろうけどな。
566 :
名無しのオプ:04/03/29 13:08
>565
関口でつか。w
あげちゃいましたすいません。
屍蝋化してきます。
どうやら次作の後も関口・益田・伊佐間あたりは生き残っているらすぃ。
すると木場・今川・青木あたり逝っちゃっても良さそうな気が。
じゃあ、おいらが代表してレスしておきます。
「 お ま え ら が 氏 ね 」
さて、そろそろ花見シーズンなワケですが、
何処かに蜘蛛の巣館を思わせる
桜並木>洋館>崖>海
…な場所ってないですかね?
当然、勝浦には存在しないようで。
>>569 そう並べてみると、なんか火サスを彷彿とさせるね
特に崖と海(と美女)
横浜近辺ならありそう。
宴やっと読了。
この作品はプロ野球でいうところのオールスターゲームみたいなもので、
今までの作品のひとくぎりと百鬼夜行するためだけに
書いたって理解でいいのかな。
エスパーが居る時点で、ミステリーでは無くなっているでわ
どちらかと言うと、SF
始末の最後(皆で山登り競争)は頭の中に絵が容易に浮かんで結構好きだなぁ。
なんか映画のクライマックスのような感じ。木場ちゃんが先頭切って突っ込んでる姿が浮かぶ。
ただ、なんでもかんでも後催眠のせい、ってのはやりすぎだとは思うけど
>>573 ミステリーでもSFでもありません。
妖怪小説です。
SFは「少し不思議」の略なので何も間違ってなどいない
などと言っていると
乱れ袴の中善寺が寝鬱で転がる関口を蹴飛ばしながらカッ飛んで来て
「世の中には不思議な事などなにも……!!」
>>576 手に赤鼻緒の黒下駄ぶらさげて、全力疾走で
>>576の部屋に上がりこんでくる中禅寺秋彦ワロタ
>>576 袴じゃなく、黒い着流しの裾を捲って、だな
・・・想像してワロタ
579 :
名無しのオプ:04/03/30 07:26
>>574 木場ちゃんと榎木津がケンカ(のフリ)してみんなを通してあげたんじゃなかったっけ。
>>579 なるほど。さらにその背後は水野忠邦か。
大塩平八郎に話とか出てきてるし、符合するなぁ。
それだ。間違いない。
墨で染めたような真っ黒い褌。
中央には清明桔梗が染め抜いてある。
「軽はずみに催眠術なんか使う奴は二流だよ」てなことを言って置きながら、
「鳴釜」でやってるのは催眠術違うんかい。
京極が使うのは呪だよ。
>584
篠原代議士に語ってた話(衆道とか異装婚とか)を延々と語って、
自分を幽霊だと思った時の関口状態(姑獲鳥参照)に
仕立て上げたんだと思ってた
まぁ、暗示をかけてる点では催眠術と同じようなもんだけど
>>584 だから本人も言ってたじゃん。悪趣味な事を思いついてしまったって。
あの時は仕切っているのも榎木津だしさ。
建前上は榎木津に唆されて不本意ながら腰を上げた事になっている。
呪いかける時の中禅寺の態度はまんざらでもなさそうだったがな。
じゃあ京極堂も二流ということで、、、
果心居士のおじさんだから
京極堂がかける呪は、催眠とはちょっと違うのではないかな。
言葉を使って思考の筋道を誘導していく手法だよね。
自己催眠状態に誘導されてしまったんだろうな。きっと。
言いくるめただけかw
男が男を愛するのは古来から普遍なもので
君達の敬愛する哲哉が女に奪われても云々…とか
いや、と尾国と同様に後催眠でしょ。
榎木津が「カマと聞くとカマになるように術をかけさせた」と言ってるし
カマと聞くと男とヤりたくなる、というのはれっきとした催眠術じゃないのかと。
中禅寺なら呪もできるし後催眠も使えるでいいんじゃねーの
なんせその時その場で最も効く言葉を使う詭弁家ですから。
気を付けて読んでると、結構その手の矛盾多かったと思う。
陰魔羅鬼の「過去なんて何処にもない」とかね。
※何と矛盾してるかはご自分で…
榎木津やら関口やらと長年付き合ってんだから
もともとノリのいい人なんではないか?
ぼやきながら結構楽しかったとみた。
京極たちが学生の時の旅行記とか読んでみたい。
京極堂は自分の事嘘吐きって言ってるからいいんだよ
嘘と島田髷は「ゆった」事がないしな
文金高島田ならあるのかな
>>597 「ヤング・シャーロック」ならぬ「ヤング・京極堂」か。いいね。
京極堂は自分で自分が矛盾してるって言ってるし嘘吐きだとも言ってるし詭弁だとも言ってるから
それでいいべな
狡いな。
一見矛盾に思える部分があると思ったら、
読者自身が色々と解釈をめぐらせて自己解決を図ってくれ。
京極堂が弁舌において矛盾点を突かれて窮する事は絶対ありえん、設定的に。
つまりそこには何らかの打開策が必ず存在するはずなのだ。
物語に描かれざる部分において。
なんか新興宗教の信者が言いそうな言い訳みたい
書いてないことは物語世界にとってないことなのだ、
ってなっちが言ってなかったっけか。
だから矛盾点に対する回答についての明確な記述は存在しないが、
何らかの回答の存在については文中で暗に示唆されているという事だよ。
そもそも読者が気づくような矛盾点に作者が気づいていないとも思えない。
大抵の場合は作者の頭の中ではきちんと解決ついているんじゃないのか?
少なくともその催眠術の問題については矛盾していると思わんがなあ。
あくまでも「軽はずみに」使うなって事なんだから、
時と場所に応じて使えばその限りではないのでは。
ドラ息子四人に痛い目見せる程度が相応しい使い方って事だ。
>>605 私ども成仙道は所謂宗教などという如何わしい物ではございません。
なんでしたらどうでしょう、あなたが釈然としないと仰る人物、京極堂氏でしたか?
私どもの力を以ってすれば、そちらに替わる 貴 方 好 み の 京極氏をご用意する
――という事も吝かでは御座いませんが。
式神使って榎木津なみに暴れまくる武闘派の京極堂を1つ頼む(屮゚∀゚)屮 カモーン
>608
それは記憶を弄る、ということなのか?
軽はずみに催眠術なんか使うヤツは(
>>584に戻る
私は14歳の時に重いものを持たないと(肉体労働だっけ?)決めた
エピソードがとても気になるべさ。
それは単に軽口だった可能性大。
それより、何で高校教師を辞めたのかとか
なんで千鶴子タンとケコンしたのかとか
親はどこにいて何やってるんだろうとか
秋彦ちゃんに関して知りたい謎は山積。
榎木津の身辺に関するエピソードは多いのにねー。
その辺りはシリーズの核心に迫るんじゃないかと夢想。
Dの再登場に絡むんじゃないかと。
榎木津は年齢が謎
へ? 京極堂や関口より1学年上だろ、確か。
2学年だったかもしれないが。
616 :
名無しのオプ:04/04/01 10:18
学校で一期上だったことは事実なんだけど、年齢は特定できない。
木場修は関東大震災のときに五〜六歳だったそうなので
そんなに違わないと思うのだが。
「瓶長」でもしきりに「三十半ば」を連発してたし。
つーか、中禅寺&関口って何歳なのよ?
榎来津の入学が遅かったか、留年してたと考えれば無問題。
D&パワーアップした藍童子君の再登場もハァハァだが
ぜひぜひ呉美由紀タンリターンきぼん!
京極はカマ
確かに授賞式の着物姿はおばさんみたいだった。
頼子VS呉美由紀
榎さんのキャラが好きなんだが
バカオロカ!とか言い出したあたりで鼻につきはじめてしまった_| ̄|○
初期と比べると、「薔薇十字探偵〜」のあたりは榎木津のキャラ随分違う。
ウブメは関口に変人とか言われつつ、結構まともじゃねーかと思ったもんだが・・・
涼子視点(文車)、茜視点(おとろし)があったんだから
加奈子視点の話も読みたいと思うのだがどうだろう
真っ暗だ───真っ暗で何も見えないじゃないか。
・・・ほう
鼻の頭が痒い。ものすごく痒い。───でも掻けない。
・・・ほう
>>626の言ってるのは多分匣に入る前の話じゃないだろうか
でも小袖の手もあるからなあ
>>628 剣道の面つけてるとそうなる。耳掻き必須ですた。
渡辺小夜子が妊娠したと思い込まされるエピソード、マダー?
たいして金にならない短編書いてないで(ry
というわけで、
青春18切符が1回分余ってる為、
明日は「満開の桜」を探しに房総勝浦へ行って参りますよ。
眼をツンツンされないように気を付けます。
男性だって絞殺魔が(ry
634はその後どうなってしまったのだろうか。
まさか本当に絞殺(ry
いや、きっと眼だな。
首絞められつつジャイアントスイングの可能性も
百鬼夜行 第拾弐夜/大首
これってどういう話?
大鷹の陰部フェチにどきどきな話
641、
ナイス梗概!w
ご心配おかけしました。
勝浦に逝って来た人です。
幸い当方男性ですので、眼をツンツンされることはありませんでした。
また、女装の変態野郎も、当方が童貞であることを知ると、
すごすごと退散していきました。
そんなこんなで、ヘボデジカメを駆使して、
写真をバカバカ撮ってきたのでアプしました。
http://f36.aaacafe.ne.jp/~youkai/katsuura/ まだ、とりあえず並べただけですが、
解説やらなんやらは追々やっていこうかなと思ってますです。
あ、今はなにげに激重なんで、ナローバンドの方御免なさい。
そのうちページ分割します。
( ゚Д゚)ノ おかえり〜。
黒い聖母(?)と骨休めにワラタ
646 :
絡新婦再読中:04/04/06 09:36
聖母禿げワラ!
あれ、本当はなんなのー!
伊右衛門・・・
「あや」「ゆかり」がそこはかとなく不気味だ…
「あや」「ゆかり」からはなんとなく怨念めいたものを感じなくもないな。
前から気になっていたのですが、京極堂シリーズにいつも最初の方にある一文、
例:渾沌既に死して一万年、独り大膜を抱いて存う――。
とかはどういう意味があるのでしょうか?
また、元元は何かからの引用なんでしょうか?
わかる人にはわかる、という程度の薀蓄らしいが。
少なくとも2ちゃんねらの京極ファンにはわからないが問題なし。
引用なのかは知らんが、渾沌は荘子だろう。
陰摩羅鬼の瑕は去年の新書二位の売上のようですが
実際どの程度の売上だったのですか。
大雑把な数でいいのでわかりませんか。
そんなことここで聞いてどうしようというのだろう。
2ちゃんのネタバレスレなんかに来る前にやることはいくらでもあると思うが。
1位は誰だ
売り上げなんて現世利益に拘泥ると面壁九年の達磨大師様に怒られますよ。
壁を向いたまま怒るのだろうか
襟立衣読んでて思ったけど、やっぱり達磨も壁向いたまま
天眼力っぽい適当な事言って人心を掴んだんだろうか
なにせ当時は新興宗教の開祖様だし。
面壁九年、大悟ぽ(^^)
叩き殺して柏の木の上に放置したる。
オンモラキ読むまで京極堂は関口を嫌ってるとばかり思いこんでた・・・
>>662 中禅寺
「僕がまるで関口君を好んでいるような言い方は心外だな。
三都の傾城なら酒座宴席の肴にもなろうが、無精ひげの小男に詩情を覚えるほど僕は酔狂ではないよ。」
あんた、お酒なんて一滴も呑まないじゃないのさ。
達磨ってただの引き蘢りフリーターだろ
どこからお銭をもらうと言うのかw
メフィストのネタバレはここでおk?
序章は再録されてた?
メフィスト売ってるのかよっ!
明日発売だからフライングは出てそうだな…
序章こみだったねえ。
また、ちょこちょこ変えてたけど。
で、本島の下の名前って牛とか馬じゃなかったんだ。
今川が「男前」って・・・一体どういう基準だ。
>673
どっちも一文字は合ってるわけだし
675の言ってることがよくわからん。
メル欄見ても分かんない?
漏れ自身は未読なのでそれこそ良く分からんのだが・・・
メル欄見ても判んない。
「もとしま」が「うし」「うま」と一文字共有してるってこと?
それが何?
>676
673の「下の」っての見逃してた
おまいらなに言ってるんですか?
680は何を言ってるんだ?
メフィスト読んだー
徒然袋は回を重ねるごとに榎木津の壊れ具合が酷くなるシリーズだと
思ってたけど、実は益田が壊されていくシリーズだったのか…と感じました
これで昭和28年も暮れたわけだ。
「邪魅の雫」は昭和29年の話になるのだろうか。
大磯の事件=邪魅 ならば昭和28年の話になりますな。
ところで今手元に雲がないんだが、大磯にあるのって由良の別荘とか書かれてなかった?
時系列は
塗仏→鳴釜→陰摩羅鬼→瓶長→(大磯海岸の事件)→山嵐(字が出ない)
なので、雫は昭和28年秋頃の大磯が舞台な話かと>684
おおっ、どうもありがとう。別荘は思い違いでしたか。そして雲は多々良先生シリーズでしたな、すまん。
ダカーポのインタビューで
『大磯海岸・由良伯爵邸が舞台』ってあったんだよな…
二作続けて由良さん絡みかー。殺人事件って言ってたし。
>>686 >山嵐(字が出ない)
ちゃんと出てるじゃないかw
「やまあらし」の「あらし」は嵐じゃなくて
やまかんむりが「下」になってるんだよ。
颪(おろし)
作品名は山颪な…
またまたご冗談を
>>682 益田君、鉄鼠の頃とは別人のようだ。
青木君は桜田門に復帰してたのに木場先輩はまだ麻布署なのかあ・・・。
木場ちゃんのほうが処分が重いってことっすか?
面霊気、これにて完結!!
て感じのラストだったけど
もうこのシリーズ終わりなのかな。
時系列的に本編の方が追いついてないからね。
とりあえず「邪魅の雫」早く出てほしい。
(゚Д゚)ノ●<幹麿のホクロドゾー
まだ読んでないんだがどう益田が壊れてた?
ケケケよりすごいか?
壊れてたというより
今回は途中まで益田苛めのような気が…
伊豆で関口がハメられたように、今回は益田がハメられる。
スケールは全然違うが。w
とりあえず青木タンと今川タンがたくさん出てきて嬉しい。
「万人が望む姿なのです」
「こうあって欲しいよな」
この二文で大爆笑
電車で読んでて、何度も笑いそうになって困った。
漏れはP502「被りましたよ」から「即行で被る人も珍しいのです」で
笑いをこらえきれなくて周囲の不審を買ったです。
粗忽なだけ
糞っ!
徒然袋ノベルス待ちの俺にとって
急激に危険なスレと化したな、ここは。
退避勧告発動だ。
ネタバレスレに来てそんなこと言ったって。
益田死去。探偵失格だな。
しかし榎木津探偵武勇伝で最も壊れてるのは京極堂だと思う。
最終話は京極堂と大佐による蘊蓄、漫才、コスプレでの三本勝負
with司会榎木津とみた。
ある意味楽しそうじゃないか(w>堂堂漫才
D大佐と藍ちゃんは絶対リバイバル確定でそ。
呉美由紀タンも使いまわす予定ありと見た。
津田とか雨宮もちらっと出てきたりして。
久遠寺先生ももう一度がんばって欲しいキャラ。
消えてしまった「鈴子」がフカーツしたら超びっくり。
前二作を読んでないから、まとまって出るまで耐えていようと思ってたんだが…
どうしても我慢出来ずにメヒスト読んじゃった。
その後すぐにネット販売の鏡も読んじゃった。
ますます猫が読みたくなりました_| ̄|○
714 :
名無しのオプ:04/04/14 22:39
榎木津パパ キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ミッキーキタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!
>>713 文蔵ちゃんも干支じゃないし。
って、あれは下僕じゃなくて公僕か。
>>673とその他
俺も意味わからん。ホントどんな意味で言ったんだ?
雨のどっかで榎木津が本島のことを「ウシだかウマだか」って呼んでなかったっけ。
XXオ→ウシオ、オマウあたりか?
>>718 手元にないけど、それは構成として
雨の最後でわかる本島の姓を指してただけだろ…
なんだ673が誤読してただけか ( ´∀`)
723 :
名無しのオプ:04/04/15 10:11
榎パパ、どんな男前なのかと思ったが
おでこにデカイ黒子で福耳・・・_| ̄|○
榎さんの美貌は誰の遺伝なんだ。
不倫の子か?
>723
ハハがいるじゃないか
榎木津の容姿の描写的にも、榎母は外人なんじゃないかって気がする
総一郎タン登場キボン
>>723 大仏が浮かぶよ… ( ´Д⊂ヽ
どんなに暴れても、おじさんは手の上の孫悟空ってことか…OTL
これで総一郎が父に似てたら不義の子ケテイ?w
黒子があって福耳でも、
書かれていないだけで顔自体は整っているのだと思ってたんだが…<榎父
榎木津の容姿の描写から、
美形一族なんだろうと勝手に思い込んでいたのかもしれん。
黒子・福耳
千昌夫しか思いつかねえ
面霊気、元子爵の喋り方が若々しい感じでしたね。
魍魎とかでは榎木津の事、お前って呼んでたし、
自分の事は儂だし。なんとなくちょび髭なオヤジを
想像してました。
>730
登場して4頁しかないのに誤読してるよ、おまい。
儂は羽田、幹麿は僕。
732 :
名無しのオプ:04/04/16 03:01
( ´,_ゝ`)プッ
パンパンパンパンパーン!!
∧ ∧ ∩
( ・∀・)彡 sageれ
⊂彡☆))Д´)>732
>731
魍魎の再読をお奨めする
もっとも、まだこの頃は探偵も比較的まともというか
キャラ固まってな(ry
(゚_ー リ <蓋が緩くなったからだねぇ
>>731 魍魎で榎と喋る時は儂で、面霊気で中禅寺と喋る時は僕になってるんですよ…
こういう人もいるけど、まぁ2人とも儂だと混乱するし
>>734 狂骨で「神だ」とか言い出したあたりから飛ばし気味だよねえ、榎さん。
益田君も鉄鼠の頃とは別人のようだ。
トリちゃんや青木君は変わらないで欲しいなあ。
738 :
名無しのオプ:04/04/16 17:00
百器と本編じゃ京極堂からして別人みたい。
739 :
名無しのオプ:04/04/16 22:02
にゃんこ
>738
京極堂の爆笑姿@鳴釜に((((((;゚Д゚))))))ザクグフゲルググ
…と思ってたけど、姑獲鳥や魍魎の頃は
結構声を出して笑ってたことを読み返して気づいた
(それでも多少ガクブルするが)
てか、案外あれが京極堂の素な気もする
関と榎とつるんでたんだから面白い奴なのは間違いない
>>737 鳥口や青木は塗仏で人間変わったような気が。
面霊気のラスト
わかってやってるんだろうけど、
やっぱりちょっと厭だったな。
家紋の入った桐箱はどこで入手したの?
幹麻呂の一言とそれに対する榎木津の反応。
本島が勝手にああ解釈する分には良いんだけど、
榎木津から、それを完膚無きまでに粉砕する反応が無かったのが
オイラにはちょいと「釈然としなかった」わけです。
やっぱり、単に「面白そうだからやる」って方が
シモベ気質のオイラにはしっくりくる。
奴にはずっと超越者で居て欲しいのです。
上
743>745です。
つきあいの浅い本島が榎木津の内心を推し量るのは難しいんじゃないか?
百器はキャラがみんな壊れてて好きだが
本島はあんま好かん
俺も本島は嫌いだ。
おめーなんか何の縁もゆかりもないじゃんか、って感じで。
751 :
名無しのオプ:04/04/18 16:58
本島は最初の1冊だけで終わればよかったのにな。
関口のようなウザイキャラは一人で十分だ。
確かにうざい。うざいんだよおおお。
本島は今後本編の方に出てこなければいい
本編に出てきたら気分悪い
羽田が塗仏の時とちがって、チンケな成金に成り下がっていたのが
ちょっと残念。
本島君に関しては、なぜか作者の悪意を感じるんだよなあ・・・。
あれほどキャラに入れ込むタイプなのに、なんて本島君だけあんな描写なのかなあ。
本島君より関口の方が嫌いだ。
悪意というか本島はデザイナー時代の京極がモデルなのかなーと思った。
本業の仕事が無くてツッコミ好きで頼まれると断れない性分とか…
結局自分周辺がモデルなんだね。
京極は関口・本島タイプがいないと小説を書きにくそうだからなあ。
百器は妖怪本編より軽い感じだから、
関口みたいに鬱らない本島視点でいいと思うんだが。
最初は苦手だったが、ツッコミ多くなってから本島嫌いじゃないしな。
>>754 羽田について同意。
下品さの描写は洋装の蜘蛛をねめまわす程度のでよかったのにな。
小物に成り下がった。
幹パパとの対比もあるのだろうが。
霊面気では近藤が面白かった。
私も羽田の小物化は残念だったと思う。
あんまりキャラの好き嫌いは無いけど、
理で関口が殆ど出てこなかったときは
ちょっと物足りない気がした。いなくて
全然構わないんだけど。
内容的にも出なくて寧ろ当然なんだけど。
あと、塗仏のラストは拍子抜けした。
関口無用!て感じだったもので。
結構関口好きなのかもしれない。
関口に関しては、涼子タンレイープの前科がすっかりなかったことになっちゃってて
それが許せない。
塗仏では「これでヤシにも天罰が!」と思ってたら、結局秋彦タンが助けてやっちゃうし。
本島クンはどんなにウザくてもそこまで悪いことしてないし。
レイプってこだわってる人が時々いるけど
あれって多重人格の涼子の方から誘ったんでしょ。
…またですか
関口がレイプ犯だから嫌いって人は要するに
キャラ萌えオタクなんでしょ。
だって、その件がないとうぶめのストーリー
成り立たないじゃないか。
ウブメがいい本だってことと
その中の登場人物に感情移入できるかどうかってことは
別問題だから。
漏れも関口が苦手で、絡新婦に関口が出てこなくてとてもすっきりしてたクチ。
ラストでいきなりウザさ倍増。
絡新婦の場合は関口要らないよなあ。
関口の性格は『理』に向いてないから、
視点にしてないんだろうし。
ただ「中禅寺がどうやって蜘蛛の正体を看破したか」を説明する相手は必要だよね。
鳥口や敦子はジャーナリストだから事件の真相を語って聞かせるのはまずいし、
他のキャラは多少なりとも織作家の人々に思い入れがあるから「ただの聞き役」には使えない。
理の最後に関口と鳥口を出したのは宴とのつながりを作るためだろ。
「あっちも宜しく」ってことで。
結局、ワトソン的聞き役がいないと
ミステリ系の小説って成立しないからな。
もうすこし、その辺の理を超えた話が出てこないかね。
レイープの話に戻すことになるけど、
あの時の関口にも薬物が投与されてたって説はなりたたないかな
「外界からの刺激に対する反応が失われ」るのって鬱の症状とも近いし
てか、少なくとも精神的には逆レイープにしか見えない
鉄鼠がいい本だってことと
その中の登場人物に感情移入できるかどうかってことは
別問題だから
漏れも管野が苦手で、狂骨に菅野が出てこなくてとてもすっきりしてたクチ
鉄鼠でいきなりウザさ倍増
俺は関口のことはそんなきらいじゃないな。
鉄鼠なんかは関口視点だからこその名セリフ?多いし。
本島嫌いも関口嫌いも同族嫌悪
って事は無いか?
あの2人は弱者そのものの偶像ってことかw
本島が薔薇十字団員に入る事が許せない人が多そう
つーか薔薇十字団って探偵周辺の人皆入ってそう。
(拒否られてもいたが)
トリちゃんが薔薇十字団宣言した時ばっちりその場に居合わせたくせに
「そんな団に入った覚えは無い」と言い切る青木君とか。
本島の目から見ると、京極堂も薔薇十字団入りしてる
と言いつつ777げと
中禅寺氏に関しては、本人以外はみんな「薔薇十字団の一員」だと思ってるでしょ。
微妙なのが木場の旦那かと。
皆さん
「薔薇十字団」ではなく「薔薇十字探偵団」ですよ?
>779
そうなの?
それってどこに出てる?
漏れが覚えている限り塗仏で鳥口が「僕たちは薔薇十字団だ」と言ったのが
最初だと思うんだが。
その後は益田が何度か「薔薇十字団」を口にしているけど「薔薇十字探偵団」とは言ってないような。
手元に本が無いので記憶でスマソ。
「薔薇十字探偵社員」とは名乗れなかったから
鳥ちゃん&益田は「薔薇十字団」って言ったんだべや。
薔薇十字探偵社と混乱してるのか
ウノ
関口の揺らぎが読者の揺らぎに繋がる
あいつがいなかったらちーっともオモロないわ
M島くんはただのパンピーだから面白くないだけ
あ、漏れは逆だ。
本島君のパンピーぶりがレギュラーメンバーのキャラをしっかり描写してくれているので
彼らの外れっぷりを楽しめるんだけど
関口君のモノローグ部分は単に関口君の性格に同調させられるだけなんで
ヒジョーに鬱なんだわ。
榎木津が経営しているのが薔薇十字探偵社。社員は和寅と益田。
榎木津の下僕が薔薇十字団。メンバーは(略
>784
俺も同じ。本島パンピー視点はつまらん。
レギュラーメンバーのキャラの壊れっぷりは既知なので
本島に今さら描写されてもウザイだけ。
ウブメと川赤子は関口視点じゃなきゃどうしようもない。
塗仏も関口のあの性格がなければ成立しない。
逆に鉄鼠と陰魔羅鬼はわざわざ関口を語りに据える意味がないと思う。
関口視点の一人称描写は物語に私小説的要素を加えると共に、
読者をミスディレクションする装置の一つでもあるけど、
コメディー主体の百器ではそれらは必要ないんじゃないのか?
本編のレギュラー達を常識的客観的視点から捉えなおして笑い飛ばすのが
百器での目論見の一つなのだから、傍観者としての本島は必要だと思うがなあ。
榎木津も京極堂も木場も関口自身さえも、傍目から見たら明らかに奇矯なのに、
それらに対して既に慣れきっている関口視点じゃ、的確なツッコミを入れるには少々役者不足だ。
だからこその本島なのだ。
紙芝居屋@近藤いいキャラだ
すまん、俺のほうが勘違いしてたみたいだOrz
さげわすれた……鬱だ
本島が本編に出てこなければ別物として考えてるからそれでいい。
名前さえも出るとやだな。
まあ夏彦氏もちゃんと弁えて百器にしか出さないと信じてるが
オンモラキで「どこかの結婚式をぶちこわした」件については言及してるね。
ま、山颪までは関口と本島は知り合わないから邪魅に本島が出てくる心配はなさそう。
というか、本島は「大磯の事件」のことを全然知らないじゃん。
>793
カメ探し云々て木場のセリフもある
現時点で「邪魅の雫」について判明してるのって
・大磯海岸が舞台の殺人事件
・関口と榎木津が事件に始めから絡む
・益田が鞭を持つ(w
・「邪魅は魑魅の類なり。妖邪の悪気なるべし」(今昔画図続百鬼)
で全部?
過去ログで「由良伯爵邸が舞台」ってのも見たけど
これは陰摩羅鬼と混同してた可能性もあるし
>由良伯爵邸が舞台
混同っていうか99年のインタビューの解答だから…
「<大磯の事件>大磯海岸・由良伯爵邸が舞台。
この作品では榎木津が中心になって話が展開します。
彼暴れ回るバイオレンス巨編です。関口は関口でまた、ひどい目に遭います。
今までの作品を忘れていても問題なく楽しめます。(京極さん)題名は未定だそうだ」
…陰摩羅鬼と1つにまとめたのかもね
ちなみに鞭は馬術用。
誰か馬に乗るのか?
つい、暴れん坊将軍な榎木津を連想したが。
百器で近藤が言及した大磯の事件の警察による正式名称は
「元華族探偵連続殺人事件」だろう?
榎木津が主役の話になるという事は想像に難くない。
元華族探偵が連続で殺されるのか、犯人が元華族探偵なのか判然としないが。
>788
>傍観者としての本島は必要だと思うがなあ。
>榎木津も京極堂も木場も関口自身さえも、傍目から見たら明らかに奇矯なのに、
>それらに対して既に慣れきっている関口視点じゃ、的確なツッコミを入れるには少々役者不足だ。
ここんとこ全面同意。
>>798 前者なら、元華族探偵が連続で殺される程存在する、という設定に笑えてしまうな。
>>796 ソース元はなに?今でも読める?
>>798 …山颪の所?
「元華族探偵連続殺人事件を颯爽と解決」って記事を近藤が読んだって書いてあるんだよ。
元華族の探偵が連続殺人事件を颯爽と解決したってこと…
>元華族探偵が連続で殺されるのか
清涼院の本みたいだなw
>801にヘキサゴン
横レスだが、
>>796のソースは1999年発行『ダカーポ』NO.434
アフガン航空相撲殺事件みたいなもんか
アフガン航空で相撲取りが殺される事件なのだなっ!
>>797 榎さんならお馬に乗れるでしょう。
でもその鞭は馬に乗るために買ったんじゃないような気が。
今オンモラキ再読してたら、関口って「長男で長子」なのな。
兄弟型では木場と中禅寺秋彦が同じっていうのも今気が付いた。
いさま屋も長男、榎さんと今川待古庵は次男だけど
榎さんは末っ子で待古庵には弟が三人。
いさま屋は姉ガイル
もとい姉がいる
瓢箪鯰の姉がガイル…
\_,,.. -‐'' " ´  ̄ ̄i5 ` `ゝ、 _ /
\__,. .‐'' " ´  ̄ i4 ``'ゝ 、./
\_,..‐'' " ´  ̄ i3 ` ゝ、 /
\, r '' " ´  ̄ i2 `ゝ、/
. \, r ' " ´ ̄i1 ゝ、/
\ r‐ ^丶、./
\/ ;=ッ'‘ャ》
{6; にヨ.j
___‘イヽーイ
/;;;;;T弌ミ天ト、 ソニックブーム
/〃;;;;;代;;;V ヾヾ;;ヽ._ ソニックブーム x/))), ソニックブーム
|;;;;;;;;;;;l;;;;ヽ/ ! ヾy;;;;`ヽ、 /ク{'ソ´ 彡 ソニックブーム
|;;;;;;;;;;;l;;;;;;;!_ ; Y;;;;;i;;;;;;;l /に.ナ’f三ヨ ソニックブーム
姉ガイル
負けるないさま
ここにあり
姉ガイル
そこのけそこのけ
あそこの毛
いさまや
やっぱり無国籍風な姉なんだろうか
チベットの民族衣装とか着てたらかわいいかも
あ、旅館の女将だっけ?
いさま屋の顔は純和風の公家顔らしいし、
姉もそんな感じじゃなかろうか
少なくともガイルではないなw
今川家の5人の息子はみんなどんな顔なんだろうか。
全員揃ってケモノみたいだったら怖い・・・。
後巷説やっと読了。五位の光がああなのは、どことなく評判の悪い
あの長編(おんもにあらず)のステイタス底上げ作戦?と思った自分に鬱
姑獲鳥やっと読了。
密室トリック本と思わせといて実は叙述トリック本でしたってオチでいいのでしょうか?
ミステリだと思わせといて実はサイコホラーもどき本でしたってオチです。
ありきたりな館ものと思わせて、実はドグラでマグラで脳髄な
5番目のアンチミストリだったってオチ
おんもではない評判ワルーな長編って?
>>769 涼子:兄さん、兄さん、どうだエ、どうだエ、わしと一晩、しんみりねっこりと過ごさねえかエ。
関口:そうかい姐さん綺麗だねエ、よウし買った、今宵真猫決め込むか。一体幾らでしとねを取るか。
涼子:イヤだ、わしゃア女郎じゃあない、銭ならこちらが出そうじゃないか、一両かエ二両かエ。
関口:小股の切れ上げた姐さんと、一晩差し向けえで銭まで貰えるたぁ、こいつぁ化かされたか。
涼子:狐や狸じゃないわいナ、御覧これなる胴巻に銭ならたんとあるわいナ、さアお上がりナ。
――そうして関口巽は、久遠寺医院に引き込まれた。
昭和十五年秋の事であった。
>>820 俺にとっては、胸骨の夢かな。
塗仏は今までの総集編的少年探偵団的冒険小説つーことで、
そもそも評価してない。
ところで、妖怪シリーズのなかで長編でないものってあるのかにゃにだにょ。
またリアル博行が現れたな…9才の養護学級女児にって ヽ(´Д`;)ノ
どなたかオンギョってくんなせい…
昭和15年に両はどうかと…
>823
仁秀&哲童にきっちり見立ててもらいましょう。
826 :
名無しのオプ:04/04/23 20:05
>>822 榎木津センセイ大活躍のあのシリーズがあるじゃないか!
メフィスト読んだけど、羽田の仕掛けた罠と
それに対抗するべく中禅寺が考えた罠があまりに御都合主義過ぎて
京極夏彦にしてはアラが目立つなぁとガッカリ。
本島が泥棒の扮装で屋敷に行き、持って言った品を
ガードマンや女が中身をよく確かめもせずに蔵にしまったり
木場の言うまま、羽田が蔵を開けて、すぐに盗品が発見されるのも
は?て感じ。
他にも色々あるけど。
番外編のようなものは初めて読んだけど、いつもこんなものなの?
榎さんの活躍も、描写しているのが本島のせいか、イマイチだし。
京極さんは、メフィストに頼まれてやっつけ仕事で書いたのかな?
藻前の難癖のほうがアラが目立つなぁとガッカリ。
メフィスト100回読んでもう一度やりなおし。
>827 榎木津主役の番外編(百器徒然袋)はどれも結構ドタバタしてるよ。
やっつけ仕事はしていないと思うけど、肩の力を抜いたノリで書いてる感じ
だから、あれれってなる気持ちは解る。本当に「番外編」と割り切るのが吉。
榎木津が暴れるだけのお笑い短編だから仕方ないでしょう。
私大好きだけどね。
でもあのシリーズが笑いの側面を持ってってしまったせいで、
本編から笑いの要素が少なくなってるような気がしてそこが不満。
思い過ごしでしょうけどねえ。
本編の方にも笑いの要素あるじゃん、今でも。お盆頭乗せとか。
('A`)…
>>827 番外編シリーズはバカミスだからあれでいいのだ。
バカミスをまじめさに欠けるとか御都合主義とか批判するのはおかどちがい。
どろぼうのコスプレさせたり、榎木津がにゃんこしてる時点で
気付かないおまいに京極ファンを名乗る資格はない。
反省のため、コズミックと六枚のトンカツと
探偵小説 百器徒然袋 -- 雨の三冊を読むように。
>>831 >お盆頭乗せ
>
そんなシーンあったっけ?
俺が笑ったのは"憑き物を落とすのが僕、犯人を落とすのが木場修、原稿を落すのは関口君"のくだり。
陰摩羅鬼だよ<お盆乗せ
お盆頭乗せは、オンモラキであったような…
なんとなく思いだした。
陰摩羅鬼は最期の憑き物おとしのくだりがものすごく好きだが、
それ以外は全くといっていい程印象に残ってない。
全体的には凡作だし。
>>831 そんな「お盆頭乗せ」も主観が必死状態の関口だから笑えなかったのよ。
いつにも増して鬱な雰囲気漂う作風だったし。
今までのは関口主観でも笑えたんだけどさ。
陰摩羅鬼は最後の一文が重かった。
いや、よかったんだけどね。
檻を真面目に読んでると
気が狂いそうになるのは漏れだけか・・・?
839 :
名無しのオプ:04/04/24 19:01
>>838 でも鉄鼠いいよね。禅の蘊蓄なんかは何度読み返してもおもしろさというか気がつくことがある。
後巷説と豆腐小僧、発売日に買って途中まで読んで、現在どっちも放置プレー中。
その間に京極堂シリーズは何度も再読。
…なぜだ、なぜ後巷説と豆腐小僧は読む気がしないのだ。俺よ。
巷説は若者4人がウザイから?
豆腐小僧はそこはかとなくどすこいを感じさせるから?
俺の中では狂骨の憑き物落としシーンの評価が急上昇。
>>840 後巷説で読む価値があるのは一番最初の赤えいのうおのみ。
他のはもうどうでもいいだろう。
風の神の語りも中々良いよ
中間は確かに要らんかも知らんが
>>843 後巷説はそれまでの巷説で溜められた百介の愛で読んだ感じがするなあ。
幸せな翁の最期に満足。
後巷説、終盤から結末までの流れが一番面白かったがな。
豆腐は好き嫌い分かれるからしょうがなかんべ。
漏れは豆腐スゲェ好きw
正直作品としてはいまいちのやつほど後味がいい狂骨とかオンモラキとかw
京極の作品はやっぱり後味の悪さがいいよw
京極堂に関して言えば、後味の悪い作品など一つもないのだが
俺だけなのか?
>>847 読む聞く話すは所詮言葉に乗せた片道切符、道理が通じた通じぬも思い込み。
──ならば
絵草子読んでの後味の良し悪しも人それぞれ──でございましょう。
魍魎、お蔵入りになった幻の後味が最も悪い編が読みたいなぁ。
あれ、憑物落としのシーンを3種類書いたんだよね、京極さん。
本になってるのは一番後味のいいものだそうで。
>後味の悪い魍魎
ルパンvsクローン人間のマモーのラストを想像してしまった・・・
>>850 つまり巨大化した脳が……ガクガクブルブル
以前テレビ出演してた時に例の魍魎のラストの話題が出てて、
本人によると読み終わった後死にたくなるような
ラストらしい。
死にたくなるラスト、読みてぇよ。
ミマー「来い!陽子!」
ヨコタソ「いや、厘詰めはちょっと……」
ミマー「じゃあいい!私はクッキーと2人であっち側へ逝く!」
クポ「えっ(ドキッ)これってもしかして駆け落ち…?」
こんな流れだったら残された連中は死にたくなるな
木場タンが陽子タンを射殺しちゃうとか・・・
雨宮がハコ詰めの加奈子タンをレイープしまくってるとか・・・
その程度のことしか思い浮かばなかった私は
854に完敗です。
盛り上がってるところスマソですが、
後味悪い編は基本的に憑物落としの順が違うだけだそうです。
俺が思いついたのは無人の病室に小さな箱と大きな箱が置いてあって、
大きい方の箱の箱には上半身だけになった美馬坂と陽子が
二人仲良くシックスナインの体勢でみっちりと詰まっていた。
それを開けた木場が卒倒というオチなんだがな。
>857
小さな箱には何が・・・?
漬け物オトシの順番が違うだけで
そんなに読後感が変わるものだろうか。
ネタバレっぽいからこっちでレスするか。
京極に子供がいそうなことは俺も察しがついたが
未婚の榎さんから何でそんなセリフが出てくるかが
俺には全くもって理解できない・・・_| ̄|○
↓
350 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2004/04/25(日) 21:30
「雨」の「天骨の匂いを嗅いで上げよう!」を読んだとき
きっと京極氏には子ども(隠し子?)がいるに違いないと思ってしまった。
>860
そもそも君の榎木津を理解しようとする行為自体が間違っているのだ。
非常識が服着て歩いているのが彼だ。
>860
何故兄が子持ちだと予想しない
榎木津は自分に変な記憶を見せない赤ん坊が好きそうだからな。
どっかで赤ん坊の匂いを嗅いで以来、好きなだけかもしれん。
京極氏がもし、作者のことならとっくに子持ちだが。
赤ん坊の記憶って「産道通ってきて苦しかった」とか
そんなんだったらやだな。
>860
あのシーンでは実際に目の前に赤ん坊がいたわけだから
その対象に何らかの感情を持つのは別に全然不自然じゃないって。
普通は「かわいい」とか「抱っこしたい」とか思うところを
「嗅ぎたい」と思ってしまうところが榎木津らしいといえばらしい。
おおかた「板前キノコぐばぐば事件」の時に嗅いだんだろうよ。
ぐばぐば星人?
ぐぶぐぶ魔人?
「しらけ花火満腹事件」の時かもな
米マック元社長の後を追うように藤田田も死んだね。
柴田の爺さんを追うように死んだ織作の爺さんみたいだな。
つか、それは次女が薬を(ry
つか、つまり藤田の次女が薬を(ry
それは藤田一家が企業を乗っ取(ry
あなたが――(ry
――ヌケドだったのですね
アテクシ禁止な。
あなたは自分の仕掛けた値下げ合戦が
どのように発動するかわかっていなかったのですね。
だから止められなかったんだ。
それがデフレの理ですもの
扉を開けると、突如眼前に異様な風貌の男の姿が飛び込んできた。
──道化だ
そこには真紅の道化が立っていた。
「おい、おまえ──表へ出ろ」
薄白い貌に穿たれた虚ろな瞳に視詰められ、
美由紀は何だか──とても厭な気分になった。
ネタバレスレがすっかりネタスレになっているのはここですか?
藤牧氏は人工体外受精の実験をしていたんでは?
で、それは成功した(らしい)んだけど、中禅寺は発表には時期尚早として
その論文やメモを燃やしちゃったんだと思ったが。
↓
437 :名無しのオプ :04/04/29 01:30
邪魅は来年なのか…
邪魅は邪悪な意志の集合体…ってことで、
囚人等+由良家の精液(雫)を集めて藤牧の提唱していた
ホムンクルス人工受精論で出来た子供の人権問題の話にして同人書いてました(*´ω`*)
本スレ
>>437 由良家は決して邪悪じゃないと思うんだが・・・
ホムンクルス云々言ってたのはカストリ誌…
関係ないけど、今や卵子と卵子で受精卵が作れるようになりつつあるのか…スゴイな
>>881 留学スポンサーとして羽田家に援助してもらっていて
その縁で報告兼ねて…所詮都合のいい同人設定です…ゴメンOTL
>>882 由良家を相続させる為に伯爵の子供を人工的に作ったって感じなので。
人権無視した周囲の思惑と行き過ぎた生を望むのは悪かなーと
なんか人造生命の倫理観とかになると、
むしろ京極よりモリっぽいな。四季とか…
>人権無視した周囲の思惑と行き過ぎた生を望むのは悪かなーと
悪ではないですよ。
誰が何を望み、何を為そうと、それは人間に元から備わった属性の発露に過ぎません。
即ち、貴方が悪と思う行為もまた、天が人間に与えた属性の内にあるのです。
だが──そもそも天には意思など在りません。
物事の善悪を決めるのは、そのような超越的な存在ではなく、
社会の様な、胡乱で抽象的な集合体ですらなく──只、貴方個人の感情なのです。
ですから──
お遣りなさい。
貴方の想うお好きな事を。
>>884 悪というか妄念とか執着なんでしょうな。
すると豆腐小僧で書かれてた邪魅の概念とも繋がりますなあ。
>>886 上手いなあw
>>886 確かにあなたの仰る通り、天に一切の意志など存在せず、
我々の在り様には何ら意味など存在しないでしょう。
しかし──その天命が“無い”という形であると考える事は大いなる誤謬ではありませんか?
天命は我々が決して触れる事が出来ないもの、だからこそ天とは超越的な存在なのです。
我々人間は、人の営みというあらかじめ定められた領域の中で
生き続けるからこそ、人として在り続ける事が出来るのです。
我々が今ここにあるという事と、人の領域という括弧は不可分なのです。
それなのにあなたはその既存の領域には決して満足せずに
領域からの逸脱を画策し、不遜な事に天命の代行者を気取ろうとしている。
これは明らかな履き違えだ。あなたは人だ。
どれだけ悟った振りをしようと、我々に真なる意味での観測行為など不可能だ。
森羅万象から解き放たれた絶対的な観測者などになれは──しない。
詭弁です。
貴方はそうして越境者の振りをするけれど、それは戸惑いではございませんか。
貴方の場合、稀に顔を出す人間性は古の理に根ざした闇を近代主義の不毛に照らす事にしか機能しません。
鬼も蛇も神も仏も居場所をなくし──立ち枯れてただ死ぬだけですわ。
貴方の迷いは人を破滅させる。
貴方とて──人を殺している。同じことです。
(´Д`;三;´Д`)エッナニナニ? ─ソウナノカ?──アヒャ
なりきりスレと化したか。それもまたよし。
>>881 ちょっと面白いかも。
時代が昭和28年でも現代の問題を書くのが京極小説だからな
…で、エロいの?
>>881 囚人+由良家のザメーン・・・って男同士で子ども(ry
それはある意味や○いの変形バージョンなのだろうか。
・・・で、エロいの?
|ω・`) <…ズレてますよ
>>893>>894 士族から華族になれなかった最初の花嫁の妹が
母体でして人工受精を試みたのですが、
藤牧の途中までの研究と錬金術方法の為に
大量に精液必要だったので、医師が手っ取り早く囚人の精液を集めたんです。
誰の子かわからない子供の親権とかも入れたかったんで…
結局は榎木津が「そんな事はどうでもいい。
このとうり天骨は良い臭いがしているぞッ!」と言い出して
姑獲鳥で子供攫われた原澤夫妻に託されて終わります(´Д`)。
ミステリィでもヤオイでもエロくもない妄想小説であります…スレ汚してホントゴメン OTL
森キタ━━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━━!!!
あまり訛ってないな…
ここだったか、誤爆ごめんなさい
>>69 >>をつけるのは鯖に負担をかける
へー、知らんかった
鉄鼠のネタバレに触れる(?)ネタなのでこちらに掲示
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040503-00000000-kyt-l25 江戸時代の作とされていた石山寺(大津市石山寺1丁目)所蔵の仏像
「如意輪観音坐像(にょいりんかんのんざぞう)」が修理で金ぱくが
はがされたところ、平安時代中期の作で、全国的にも数少ない初期の
密教像であることが2日までに、滋賀県立琵琶湖文化館の調査で分かった。
同寺が真言宗に教義を変えた時期にあたり、同文化館の土井通弘学芸員は
「本尊的な役割を果たしていたのでは」とみている。
---
゚∀゚)≡3 ムッハー
こんなこと本当にあるんですねぇ。
>>841-845を読んで、「後巷説」を頑張って始めから読み直してみた。今読了したとこ。
…最後に大泣き。良い終わり方だ。
ありがとう841-845。あのレスが無ければ、再び読む気になったのは正月休みの頃だったろう。
>902
本当にこういうことってあるんだな。
もしかしたら国宝級の本が収納されてたまま埋まっている蔵も探せば結構あるのかも。
ロマンだわ。
>903
俺はおお泣きというより、
「やたらさわやかな寂しさ」を感じたな。
百介乙!って感じだ。>後巷説ラスト
実家へ来たら、母が韓国ドラマの「冬のソナタ」にハマっていた。
初めて見たんだが・・・
ヒロインのライバルがヒロインをハメようとする手口に思わず
「あなたが――蜘蛛だったのですね」とつぶやいてしまった。
ああ、早く自分の家に帰ってジョローグモ読みたいっ!
906 :
名無しのオプ:04/05/04 00:19
あ、あげてしもた・・・
黒い聖母に呪われて逝ってきます0TL
あ、まとめたのか。
気になるので謎のプレートのあやとゆかりの追跡調査をしてもらいたい
「お満の方」の像って…
つボイノリオも有名になったものだ。
すまん。
今、色々いじっててグチャグチャ状態です。
画像のリンクとか、全然あって無いでしょ。
ごめんなさい。
つか、本当は今日>明日と韮山行こうかと思ってたんだけど、
雨降っちゃったんで辞めた。残念。
後巷説すごい面白かったし泣けた。
でもなんか年代に疑問が
大塩の乱が1837年。
天火と五位での仕掛けはその後の話
後巷説は明治10年、1877年。
由良公房郷、五位でおぎんさんに抱っこされるのが3,4歳の時
巡査曰く明治10年時点で公房は49歳。
ガイシュツだったらごめん
私の読みがあさいのか
赤えいの魚の時点で明治10年なわけだから、
そこから五位の光までの間に数年の時間が経過していると考えれば
なんとか辻褄合うんだがな。本編読む限りそんな実感はないが。
GWつぶしてオンモラキ読んだ。
ページを稼ぐためだけの中盤はバッサリ削除してよし。
また実在の柴とか柴とか柴とかいらん。
多々良の次は柴シリーズでも書くのか?
伯爵の憑き物が落ちる過程や、黒い鶴のいきさつは面白かったよ。
914 :
名無しのオプ:04/05/04 21:04
>>913 モデル誰なの?>柴
漏れも柴は全然イラネと思った。
>915
参考文献の最後に謝辞が書いてあるぜよ。>柴(本名は木場)
917 :
名無しのオプ:04/05/05 00:23
木場 [ ゚A゚ ]!
D「今回のビックリドッキリ犯罪構想!今回は凄いぞ中禅寺!
なんと流体的に形を変えて次々と人間本来の獣性と理性の歪みが頻発する、
後味はもちろん、経過も言わずもがな、始まる前から気分が悪くなって、
考えた私ですら君の友人のように鬱屈としてしまうほど恐ろしい仕掛けだ!!」
地に落ちた妖怪シリーズ
関口「いい加減にしろよ榎さん、いや榎木津!いくら至らない僕でも怒る時は怒るぞ!」
榎木津「(人の憶測の斜め上をいく言葉)」
血塗られた妖怪シリーズ
うをー勝浦雪さん乙カレー。物寂しい海岸町の雰囲気がよく伝わる写真達のおかげで、
また蜘蛛読みたくなってきたよ。それと―――アレ、赤面えびす様かと思いましたw
勝浦雪タソの更新を促す計画を発動したのです。w
あなたはわたしの計画通りに行動してくれましたね。ww
買ったもののずっと放置していた陰摩羅鬼をやっと読みますた。
蜘蛛の時みたいに犯人がすぐに分かってしまい、
途中の『家族』が何を指すかで動機も分かってしまったい、
はじめて京極堂の憑き物落としでへぇ〜〜〜と思うこともなかったので、
面倒がらずにさっさと読んでネタバレに参加しておくんだったと反省しますた。
確かにサプライズは期待できないよね>オンモラキ
アテクシも一読した時点では今までで一番不出来だと思ったもんです。
でもねー、冷静になって再読してみるとそれはそれで味があると思ったりして。
「大首」も合わせて読んでみそ。
>912
読み返すとオンモラキの胤篤老人?の話で
彼の生年が明治六年とある。
五位で公房の第五子が四年前に生まれたとか
書いてあるのでやはり明治十年の話かと…
というわけで公房卿49歳が間違ってると思いこむことにするでやす
道をとおせば角が立つ
>924
その四年前に生まれた第五子というのはきっと胤篤のクローンなんだよ。
明治六年の胤篤出産前、胤篤の受精卵に人為的な操作を施す事により
受精卵を二つに分割して、母体内から取り出して保存しておいたのだ。
数年後、オリジナルの胤篤が死亡するなんらかのアクシデントがあった為に、
保存したクローンの受精卵を解凍し、代理母の子宮から誕生したのが
後巷説において四年前生まれたとされる胤篤。
出産後、クローン胤篤にはオリジナルと同年齢相当までの成長促進処理が加えられ、
さらに後催眠によって明治六年出生という偽りの記憶を与えられた。
クローンに自分をオリジナルだと思い込ませるための記憶操作を施したわけだ。
胤篤が公胤の元へ養子に出された理由も、つまりはこれらの事実をカモフラージュする為だ。
しかし不思議巡査の名で知られる辣腕警官矢作剣之進は、
伯爵家の背後に隠された恐るべき科学の闇を独自の調査で暴き出していた。
胤篤は実は明治六年出生であると──
× 胤篤は実は明治六年出生であると──
○ 胤篤は実は明治六年出生ではないと──
竜宮家かよ…ってマイナーなプチネタバレ
928 :
名無しのオプ:04/05/10 22:52
どうしよう、豆腐小僧面白く無さげ…。
(どすこいが辛かった自分には無理があった)
やっぱり皿に乗せて観賞用にしておこう。OTL
>>929 最後の章はちっと盛り上がるんで
とにかく流し読みでもいいから読んでみてホスィ(´・ω・`)
それでもお気に召さなかったらスマソ、だけど。
なっちの妖怪うんちくが好きなら大丈夫かと>929
「どすこい」が辛かったのは同意…
元ネタの小説(「理由」とか)を読んでれば
もう少し楽しめたのかねぇ
「どすこい」だめだった人でも楽しめる?>豆腐
じゃあ買ってみようかな…
あのー、ぶっちゃけ「ドスコイ」評判悪い・・・?
どすこいは読んでないなぁ。
パロディって元ネタ知らないとキツイしなぁ。
「どすこい」けっこう好きだよ。
中身は元ネタほとんど関係ナシに暴走するから、知らなくても問題無いし。
(仮)の各話のトビラ?で元ネタの装丁(コピーとか)パロってる程度。
(安)だと、それすら無くなってたハズ。
まあ、内容はバカの一言に尽きるが。
ほう・・・
>935で読む気になった。
でもコンプしちゃうのも悲しい感じ。
ひたすら新刊待ち状態へのモラトリアムが終わってしまう・・・
>930>931dクス
頑張って読んでみます。
どーでもいい話しだが、本整頓好きの作者が
本棚でなんとも揃え難い本(豆腐)を出版するのは如何なものか。
やはり棚では無く皿の上なんだろうなぁ(;´Д`)カタヅケヅライヨ…
豆腐は文庫本で出るのでしょうか?
なにか不都合でも?
カバー外して裏返すと白地に一枚だけ紅葉
↓
皿に載せるとジャストサイズ
確かに文庫ではそういう仕掛けはありえないね、
安価と収納サイズの画一が文庫の目的なんだから仕方なし
942 :
名無しのオプ:04/05/12 17:12
京極先生の文庫本はどれもまさしくハコというか立方体というか
見様によっては豆腐というか。
アレのどこが安価と収納サイズの画一目的なのかと。
「本」という物質として成立するギリギリのサイズじゃないですか?
あの装丁であれ以上厚かったら出荷した瞬間にバラバラになりそう。w
>アレのどこが安価と収納サイズの画一目的なのかと
縦と奥行きのことだろ…( ´_ゝ`)
値段は昔は単行本=ハードカバーだから高かったんだよ。
つーか豆腐小僧はなんなんだ、ひょっとしてノベルス落ちが先か?
犬マーク無いし
>ノベルス落ちが先か?
加筆したくなって進行中のが遅れるだろうからやめれ
京極堂シリーズは何度も読み返すけど、その度に新しい発見がある!
というか、キャラの設定なんかをしつこく読み込むようになっていく自分がコワイ。
こうしてキャラおたくになっていくのだろうか。
そのキャラ設定に限ってミスというか矛盾な点が多いんだけどな
>947
師匠と呼んでいいですか?!
つか、「新しい発見」だと思いこんでいたのは
単に矛盾点に気づいてないだけなんだろうか・・・(汗
リアル下僕志願者登場かって、おい、IDでてるじゃん
今日から導入か
ちなみにどんな矛盾があるのだろうか?
愛しつつも憎む、人の心というものには常に矛盾が存在している。
その数々の矛盾を無矛盾的に統合する事で個人は成り立っているのです。
953 :
名無しのオプ:04/05/13 14:25 ID:I69sPBJw
エノさんの年齢はあれこれ物議の的ではないかと。
954 :
951:04/05/13 14:27 ID:I69sPBJw
ごめんねageちゃいました。
なんだか
蜘蛛で犯人のあの人が涼子さんの死について憤っていたのにはハア?
って感じだったな。
なんか伏線あったっけ?
又一シリーズの事語っていいスレって無いの?
今日極道シリーズより又一シリーズもっと書いて欲しいなあ
>956
ここ
>955
うむ。薬学校在学という過去が伏線といえば伏線なんだろうが
あの人のセリフがあまりに唐突過ぎて(゚Д゚)ハァ?だったな。
あれは憤っていたというより、秋彦ちゃんに嫌がらせを言ってやるために
「あんたのせいで死んだ女=涼子」の話を持ち出したんだと思ってるが。
で、蜘蛛に対する京極の反論が「涼子の死は決まっていたこと」だと。
いや、嫌がらせにしても(゚Д゚)ハァ?だったぞ。
茜がどうやって中禅寺のことを知ったのかといえば
それは旧知の涼子が死んだ事件のことを聞いて、なんでしょ?
唐突でもなんでもないよ。
それで中禅寺に興味が湧いて引っ張り出すことにしたんだから。
>959
同位。
京極堂に「遣りすぎだ」と言われたことに対して、
蜘蛛が逆ギレ(?)して、涼子の話を持ち出しただけじゃないかと・・
蜘蛛はどうも無理が多すぎて
オチがいまいち。
中禅寺が言うとおり「絡新婦は落とせない」
↓
だから蜘蛛にはカタストロフが訪れない
↓
そして読者にもカタルシスが生まれない
↓
(゚д゚)なめろうウマー
って構造かね?
いや、俺は蜘蛛もなめろうも好きだが
無理っつーか、百鬼夜行なんかにでてくるサイドーストーリーを
本編に取り込み始めたのってこのあたりからじゃない?
おかげで柚木加奈子(の名前だけだけど)とか降旗弘の登場が
すんごい唐突に感じるんだけど、
ストーリー上では「ずいぶん前から決まっていたこと」としてさらっと進行しちゃう。
なんというか小袖の手あたりから、過去の事件の関係者が
次々と現在の事件に関与してくるという天文学的偶然が
多発するようになったのは確かだろうか。
絡新婦ではその偶然を操る事こそが蜘蛛の計画だったわけだが。
中禅寺と縁のある降旗や加奈子が捜査線上に浮上してきたのは、
蜘蛛の計画の一端であると考える事も出来る。
そんなわけだから小袖の手と目目連は絡新婦の構想を念頭に置いた上で
書かれた物ではないだろうか。過去の事件の関係者が再登場するという
絡新婦の事件性にのっとって書かれたという事だ。絡新婦との執筆時期も近いし、
後から思い立って無理矢理取り込んだようには思えないが。
その他の百鬼夜行のエピソードには、後付で話を膨らませた物もあれば、
本編を書いた当初から構想はあったけれども、本編に取り込み損ねた為に
機会を別にして書かれた物もあるのだろうが、
まず独立した短編が書かれて、それを後から全く別の作品に
無理矢理取り込んだような事例は存在しなかったはず。
小袖と目目連以外のサイドストーリーは、本編より後に発表されたものばかりだし。
作品のテエマとしては姑獲鳥と絡新婦はとても近い関係にあると思うよ。
姑獲鳥は男性から見た性的な罪悪感を「ウブメ」としてふるい落とす話だし
絡新婦はその罪悪感を利用して犯罪をたくらむ悪女の話しだし。
最近陰摩羅鬼を読み終えた。
嬉しかったのは関口君の作品を読めたこと
驚いたのは関口君が真相に気づいたこと
考えたら、関口君は読者が得られる文字情報なし
で気付いたんだからすごいな。
っていうか関口君が大好きだ。
漏れ、関口大嫌いだったのよ。
でもオンモラキのラストシーンで、ようやくウザくなくなった。
これで雪絵さんご懐妊でもしてくれれば・・・。
関口はアンチが多そう、でも
奴のモノの捉え方に非常にシンパシーを感じている漏れはダメ人間。
>>969 人の顔色を窺う観察能力は優れているんじゃないかな。
自己に対する外部からの侵食への過剰反応なんだろうけど、
あの手の人間は得てして周囲の異質感に敏感なもの。
彼の鬱フィルターを通してしか察知できない世界もあるんだろう。
>人の顔色を窺う観察能力
( ´,_ゝ`)プッ日本語勉強しなおせ。
京極堂シリーズで自分が誰の代わりをできるかって考えると
多分、関口君しかいない。
京極堂、木場、榎木津は言うまでもなく
敦子、いさま屋、待古庵はもとより
鳥口、青木、益山でさえ多分厳しい。
多々良センセイならまだいけるかもだが
絶対になりたくない。関口なんかより断然嫌だ。
おぃおぃ、京極堂シリーズで唯一京極堂とタメはれる妖怪馬鹿だぞ?<多々良
まず成れないだろ
>京極堂シリーズで自分が誰の代わりをできるかって考えると
どうゆう発想だ。それは。
奇人変人ワールドをリアルと混同しかかってないか?
小説の中の人格なんて、所詮現実には存在しえないものばかりだよ。
そこは踏まえとけよ?
村木老人の中の人は妖怪の頭領だから誰も代わることなどできない。
>>973 そこまで感情移入しなくても・・・w
務まるかどうかはともかく、関口になるのは辛そうだなあ。
びんぼーモノ書きで、奥さんに食わせてもらってて
鬱病持ちで次から次へとしんどい事件に巻き込まれて・・・。
塗仏なんて絶対嫌だ。w
涼子タンとハァハァできるなら考えても良い
じゃあ漏れはいさま屋に代わって
朱美姐さんのあさり汁をごちそうになる。
>>973 もまいは成仙道の信者Aにでもなった夢を見てれ。
ネ申に、「今日も可愛いな」って言われてる
あっちゃんになってみたい・・。
神は杉浦美江にも可愛いって言ってたからなあ・・・。w
本島になって神にいぢられるのも楽しいかも。
いつも怪しい人物にみえるのが関口で最終シリーズで犯人になるんじゃ
ないかと期待してしまう
最終刊は中禅寺秋彦の隠された過去、及び謎の家族の全貌が明らかに!
・・・ってな展開じゃないのかな。
でなきゃ、D大佐と宿命の死闘とか。w
いや、最終巻の構想なんてないよ。
死ぬまでこのシリーズは書き続けます。
>984 D大佐と宿命の死闘
そんな感じするよ・・何となくだけどね・・・
ラストは逆シャアの様に・・・かな?
いやむしろ009で。
君はどう落とされたいのだね・・・うろ覚えだが。
Dと一緒に滝壷へ落ちてくれればいいよ
乙。
あのFAQ本スレにもあるといいな。
Dが実は京極堂の父親とか
…やだな
やだよぉ・・。
orz
みつしりと埋めますか
みつしり
スレツドと云ふものは書き込みがあつてこそのスレツドで、
十分有効に活用するためにはみつしりと充実させることが必要である。
一千等を取つて浮かれてゐる者を見ると、愚かしくて腹が立つ。
五百十二キロバヰトまで隙間が空いてゐる。
10000!
余裕の999
三三三三三⊂⌒~⊃。Д。)⊃強欲で1000!!
1001 :
1001:
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