エラリー・クイーン&バーナビィ・ロス〜PART2〜
646 :
書斎魔神 ◆SMz4F/WzF2 :
クイーンは死刑問題に関してはリベラルと言われるスタンスにあるやに思われる。
作家に限らず、人間はリベラルな面とコンサバな面が混在している事が多いのだ。
一概に割り切れないのが人間なり。
しかし、「九尾の猫」の探偵クイーンのクライマックスでの取り乱しぶりにはまいった。
みずから他作のネタバレまでしてしまっている。
この行動と「フランス白粉の秘密」や「日本庭園の秘密」の犯人に対するクイーンの態度
には整合性が無いように見える。
作者クイーンに思想の変遷があったのだろうか?
変るのも、また人間なりではあるが。