『読みました』報告・海外編Part.2

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806名無しのオプ
>>790
>>>788は、あまりにもレベル低過ぎである。
>「魔術師が多すぎる」は、ダブルデイ社から
>ダブルデイ・サイエンス・フィクション・シリーズの1冊として刊行されたものであり、
>解説を担当したミッチーと早川書房の認識は、SFと本格ミステリを組み合せた作という
>ことである。つまりSFミステリなのである。内容的にもこれに相異ない。
ここで都筑道夫本人の解説を引用しよう。
「したがって、このToo Many Magiciasは、ダブルデイ・サイエンス・フィクションの一冊
として出たわけだが、クライム・クラブから出るべきだった、ともいえる。
舞台はサイエンス・フィクションものだけれど、
そこに展開される物語は、完全な推理小説、それも近ごろのアメリカには珍しい、
論理によって謎をとく本格推理小説だからだ」以上引用終わり。
で、どこが
>そして、最大の問題点は、最終的な謎解き(密室殺人)をSFミステリゆえの逃げ
なんだ?
807名無しのオプ:2005/11/13(日) 15:01:09 ID:1xnN990l
>>806の続き

それとダブルデイ社から出版されたのは1967年。
で、現在のこの小説に対する評価は、
「かつて日本ではSFミステリと目されていたが、欧米では
オカルト・ミステリの代表格として認識されている作品」
(ミステリ・マガジン2003年8月号23ページより引用)

まあ、1970年代に書かれた解説をそのまま鵜呑みにするヴァカには
SFに読めるかもしれないな。

ついでに正しい読み方の例も示しといてやろう。
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~sakatam/book/darcy2.html
これで林梅毒(仮名)がカーター・ディクスンの読みも薄味だったのが
はからずも露呈かつ証明されたな。