【シュッシュッ】ちんちんどうしようかな?act2【ゴシゴシ】
「いやあ、さっぱりしたよ。君も一風呂浴びてきたらどうだい、ホームズ」
バスタオルで頭をごしごしやりながら戸口に現れた私を、ホームズはちらりと一瞥した。
「仮性包茎ってのは夫婦生活には影響がないものかね。まあ、君がそんなことを気に病む性格だとも思わないがね」
私は唖然とし、次の瞬間には、恥辱で頭にかっと血が昇るのを感じた。
「なんという恥知らずなんだ、ホームズ!まさか君が友人の風呂を覗くような卑劣漢だとは―」
「初歩的な推理だよ、ワトソン」ホームズは、にこりともせずに答えた。「自分の親指を見てみたまえ。爪の間に白い
ものが詰まっている―いくら早風呂でも手ぐらいきちんと洗え、と言いたいところだ―おそらく恥垢だろう。分析
しなくてもわかる。それだけの量だ、君のちんちんは剥けてはいないだろう。しかし、皮を剥いて洗えたのだろうから、
真性でもない。カントン包茎の可能性も考えられるが、君が勃起したとき―あの事件のときだよ、忘れちゃいない
だろうね―、痛そうな顔をしなかったから、それも考えられない。
したがって残る答えは―ワトソン、君はまごうかたなき仮性包茎だ」