【時代小説コレクション】横溝正史 =五つめの鍾馗=

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862書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
自分の体質として、関西や地方のテーストというのは苦手なのだが、
(て優香、嘔吐感さえ感じるものがある)
関西出身で因習渦巻く地方を舞台にした作品が多い横溝作品に魅せられる自分自身を
不思議に思っていた時期もあった。
これは、横溝先生が関西とはいっても神戸の市街地出身の街っ子(神戸中出身)であることに
起因するかと思う。
この辺に東西の違いはあっても、生粋の都会人同士の相通じるものがあるんだね。
因習渦巻く地方(岡山も信州も)は、先生にとっても外の世界、怪奇探偵小説の舞台には
最適な舞台というに過ぎないのだ。