京極夏彦総合スレッド 第壱四 〜狂骨〜

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62名無しのオプ
激しく遅レスなのですが
おまけに激しくネタバレなのだけどどうしても
前スレ>>942

伯爵にとって殺す(というか家族にする)=死ぬ(無くなる)
では無かったのでは。
殺した後すぐに警察が来て死体(彼にとっては生きている彼女)を連れて行き
そのまま帰らなく(存在が無く)なってしまったわけで
彼が行った行為のせいで愛する人が無くなったとは
彼自身は微塵も思っていなかったわけでしょ。
京極堂に憑き物(今回は?だけど)を落としてもらったことで
彼はこっち側のルールを知って、「私が殺した」って言ったんだと思う。
そこらの認識の違いがこの作品の軸だったわけで
彼の愛情を疑うのはちょっと違うような気がする。