シムノンとメグレ警部

スレが無いようなので。

だっていらねーもん

http://homepage.mac.com/hiroyuki43/jaz04.html

http://homepage.mac.com/yuuka20/

ＪＲの駅にもある日暮里がメグレ警部の名前から付けられたのは有名ですよね。
もともとはシムノンマニアであった当時の区長が「日暮礼」という地名にしようとしたんだけど、
地元の有力者の中に、博徒（というか、要するにヤクザの親分）がいて
「メグレだとまぐれとまぎれていけねぇ」ってことで、
「礼」を「里」に替えた、という話し。
今さらな話題でｽﾏｿ。

http://homepage.mac.com/hiroyuki43/jaz04.html

http://homepage.mac.com/hiroyuki43/hankaku05.html

http://homepage.mac.com/hiroyuki43/hankaku05.html

「東京メグレ警視シリーズ」を語るスレはここですか？

http://homepage.mac.com/hiroyuki43/hankaku05.html

http://homepage.mac.com/hiroyuki43/moe/jaz08.html

キンキン萌え！

ケロンパに激萎え

「男の首」は良かったなぁ・・

ガンボン肥え！

最強スレに帰れよ

河出文庫にはもう少し頑張って欲しかった・・・

「サン・フォリアン寺院の首吊り人」古本屋で買って読んだら、
江戸川乱歩が翻案してた元小説だったんで、びっくり。
ポプラ社版で「幽鬼の塔」というタイトルのやつだった。

「サンフェリアン・・」のような因縁話は、シムノンよりむしろ乱歩好みの素材かも。
ポプラ社の「幽鬼の塔」は、ジュブナイルではないのか？
春陽文庫で通常バージョンを読むことが出来る。
作品の出来としては、幽鬼＞サンフェリアン。

「死せるガレ氏」が読みたい。

「怪盗レトン」も絶版？

　__∧＿∧_
　|（　　＾＾ ）|　＜寝るぽ（＾＾）
　|＼⌒⌒⌒＼
　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
　　 ~￣￣￣￣

　__∧＿∧_
　|（　　＾＾ ）|　＜寝るぽ（＾＾）
　|＼⌒⌒⌒＼
　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
　　 ~￣￣￣￣

「雪は汚れていた」を読みたいのですが、手に入りやすいのはどれなのでしょうか。

>>24
文庫がなかったっけ。
今、大昔にそろえたメグレ作品を処分しようか思案中……

（＾＾）

　　　 (⌒V⌒)
　　　│ ＾ ＾ │＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
　　⊂|　　　　|つ
　　　（＿）（＿）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎パン

http://qwerqwer1234.hp.infoseek.co.jp/mudah/mudah.swf?Target=blackcat+%81%9A

http://coolnavi.com/up/file12009.zip

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,..--―‐--.、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　,;ﾍ　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　i !　　　　　　　ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　+　 i　ヽ(）　　　 !　　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i　_,　､<_　　 ｀　　ｙ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　+　　〈.´=.! ｀ ｀=´　　　 6.）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.! '''.|＿,!　'''　〈　 |'´! 　うむ、よくやった。
　　　　　　　　　　　　　　　　＿_,..-‐!(_,-―-､__,)　'　,!　 ｉ. 　　我輩からも礼を申すである。
　　　　　　　　　　 　 _,.ｒ'´￣　　ヽ､. !｀ｰ'Ｔー'　　_,ｒ'´ 　　i､._
　　　　　　　　　_,..ｒ'´,,....　　_　　　ヽ ｀ヽ､＿,..-‐´　　　　　　 ｀ヽ､
　　　　　　　　,'´　　　　_,ｒ'´　　 ⌒ヽ<　/_∠､_　　 〃′　＿_　　｀ヽ､
　　　　　　　 i　　　　,ｒ'´　｀　　　　　 ｀/　　　　⌒ ⌒ヽ'￣　　｀ヽ 　 ｀)、
　　　　 　 　 !_　 ⌒/　　　　　　　 ,ｒ'´￣　　　　_ ,　　;;,,,　　　　　　　　ヽ.
　　　　　　 ,ｒ'　　　,′　　　　　　/ 　　　　　　　　ヽ、　　　　　　　　　　　i
　　　　　 /　　　　! 　 　　　　　,′　　　　　　　　　　′　　　　 　 　 　 　 !
　　　　　,i　　　　　!、　　　　　 i　　　　　　　　　　　 入.　_,､_　　　,.　　　 !
　　　　　!/　　　　　ト､_,.-‐´　 ｀､　　　　　　　　　　　　 　　　　Ｙ'´　 　 Ｙ
　　　　,ｲ　　⌒ヽ、 ,!、　　　　　　 ｀ ‐ ､ｱﾋｬﾋｬ◎(ﾟ∀ﾟ*)◎　　 　　　　 ｀i
　　 _ノ、　　　　　　Y､i、 _,..-―-.､_　　　｀ ヽ ､＿,.-l,i　.l　　 　　　　　　　!
　 ./　.!、　｀ト､_　　　＼!'　　　　　　｀ヽ､_　,;　　　　 ｲ　il ,　　　 i　　 __､　）
　〈　　　ヽ　｀ヽ､_. 　　　｀ヽ、 　　　　　　　、　　　､_人 Y　　　　〉　 ' 　V
　　｀、　　　　　　 ヽ、　　　　ヽ、>ー--　　!＾　　　　 ,l､|_,　　　　!　　　　!
　　　 ｀;､　　　　　　　` 　　　　　＼＿_,..--..、　　ヽ ',ｒ'´　　　　〈. 　　　　!

このスレ住人も少ないね。とりあえず宣伝。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1070373658/l50

各作家のナンバー１を決めよう！スレで、シムノン作品投票中。
締め切りは、平成16年3月9日(火)〜12:00まで（最近は夕方過ぎて集計だが）
一人一票で、参加するべし!!

処分したいんだけど、やっぱ処分できない……

>>32
ヤフオクに出品して下さい。セット内容によっては２マソ出します。

　　　　　　　　　　;: : ／: :/: : : ／: /: : : : : : ／:／ﾞ｀ヽ､Y⌒ヽ,,／ ／､
　　　　　　　　　 ,': :/: : :/: : : /: : / :/: :/,..'´-"――--､!､__ﾟj　／､: : ヽ
　　　　　　　　　 l: ,': : :,'-―/ｰ､/ :/: :/´/:/　　　　　　 `!ﾞｰ,´: : i :l: : : l
　　　　　　　　　 !:,': : :/: : :/: : :/ヽ': :/: ://　　　　　　　　l: :|:i : : l: '; : : l
　　　　　　　　　,',': : :{: : : i : : /: 〃/!: :〃ｒ　　　　　　　　l: :|:|: : :l: : i: : :l
　　　　　　　　　l': : : l: : : l: :/ｰ/: / l: /ﾘ ' ,〃"￣｀`ヽ､ノl: :ﾉｰ-!: l : l: : l
　　　　　　　　　l: : : :l: : : l:〃"｀ヽ　l/ ﾉ　ﾉ　ヽ:::`ｰ'';　|　l: i'　'`, |:l : l: : |
　　　　　　　　　l: : : :| : : ヽ!　ヽ:`'ヽ|　'　　　　 i:::;;;;;;;i /´ l:,'|　　ﾉ:l: : l: ,'
　　　　　　　　　!: : : :l : : :l lヽ､ ',:;;;;!｀　　　　　 ヽ....: '　,,, l:l ' ／〃: : l:,'
　　　　　　　　 　i: : : l : : :l:l　　 ヽ.'　　　　　　　　　　　　ｌ:ｌ　/ﾉ:/ｌ: :/:l
　　　　　 ／￣￣ヽ_: |: : : l:| '''｀"　　 ､　　　,､　　　　　 〃//:/:,': :/:/
　　　　／,-‐"匸ヽ　｝:ｌ|: : :ヾ、　　　 く´￣´　!　　　　 // |〃: /:/:/
　　 ／´: : : : ／￣ヽ!: : l: : : ﾞ､ヽ､　　　ヽ　　 ｊ　　　／/　 |: : //:ﾉ
　／: : : : : : /　　ヽ√!: :ヽ､: : ヾ: ｀ﾞｰ-､.._｀　　　／　〃ー┤//ﾉ
´: : : : : : : / _...／! /　ヽ､＼＼ヽー｀--`-｀ﾆ=ｺｰ"´〃.:.:.:.:｣∠＿＿＿＿＿
: : : : : : ／´　　　｀'　　／｀ヽヾ､＼　　　　　　 'ｰ--〃-‐´　　　　　　　　　　｀ヽ
: : : : :イ　　　　　　　/　　　　　｀ヽ二ﾆ=､　　　　　〃
: :／: : |　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　
´: : : : |　　 ＿／　　　　　　ヽ、,　　　　　　　　 /
: : : : : |　　}: : ｀ヽ、　　　　　　ｙ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
: : : : : L／: : : : : :::ヽ　　　　∠-‐-､　　 . : 　　　　　　　　　　　　　　
: : : .:.:.|: : : : : : .:.:.:.:.:ヽ　／/"´￣ヽヽ、: : : ,-‐二´二ﾆﾆｰ､　　　　　i
: : .:.:.:.|: : : : : : ヽ,,j.:.:,,ゝ　/: : : : : : : ヽヽ／／: : : : : : : : : ヽヽ、　　　|

>>33
50冊まとめて譲ってもいいんだけど
その前にもう一度読み直したいんだよね……
だからしばらくゴメン……>>25のほうが可能性ありかと。

04/03/19 01:02

寂れすぎ

保守

このスレ生きてたんだ

パリのシムノン　シムノンのパリ

大昔、
テレビでやってたよな。
愛川欣也主演で。

人がいない…

>>5
日暮里は江戸時代から使われている地名ですよ。
ttp://www.ksky.ne.jp/~hideki/timei/arakawa.htm

早稲田の古本屋でEQ5冊、メグレもの収録号が売ってたよ。
一冊3000円ぐらいだったから俺はあきらめた。

保守

人気無いのか(´・ω・`)ｼｮﾎﾞｰﾝ

保守

『ジョルジュ・シムノン』 復刊特集ページ
ttp://www.fukkan.com/group/?no=3163

河出のメグレ警視シリーズ全50巻と、
創元推理文庫を前作復刊してほしいよ…

作品名は覚えてないのですが、以前２、3冊続けて読んだ事があり、
肩の凝らない読み物という感じで好きでした。

捜査のために、閉店してたレストラン（だっけ）を
勝手に開いてしまうエピソードなんかに驚いてみたり…

保守

ほしゅ

保守

進展のないスレだな。

今日ハヤカワのポケミス2冊買ってきた。まだ売ってたんだな。

「メグレと若い女の死」と「メグレと無愛想な刑事」か…
10数年前には「無愛想な〜」は品切れだったと思ったけれど、重版してたのか。

目黒警部

ほしゅ

市無乃ん

今年の８月に「猫」が復刊してたんだな。
今頃知ったよ・・・orz

男の首・黄色い犬　　　　創元社推理文庫
13の秘密・第一号水門　創元社推理文庫
猫　　　　　　　　　　　　　　創元者推理文庫

メグレと老婦人　　　　　　早川書房（ＨＭ）
メグレ罠を張る　　　　　　早川書房（ＨＭ）
仕立て屋の恋　　　　　　早川書房（ＨＮ）
雪は汚れていた　　　　　早川書房（ＨＮ）

メグレと無愛想な刑事　ハヤカワ・ミステリ
メグレと若い女の死　　ハヤカワ・ミステリ
メグレのパイプ　　　　　ハヤカワ・ミステリ

保守age

>>63に追加
まだまだ現役

メグレと殺人者たち　　　　　　　河出文庫
メグレと火曜の朝の訪問者　　 河出文庫
モンマルトルのメグレ　　　　　　河出文庫
メグレと口の固い証人たち　　 河出文庫
メグレと消えた死体　　　　　　　河出文庫
メグレと首無し死体　 　 　 　 　 河出文庫
メグレ間違う　　　　　 　 　 　 　 河出文庫
メグレと幽霊　　　　　 　 　 　 　 河出文庫
メグレ、ニューヨークへ行く　　　河出文庫
メグレたてつく　　　　　　　　　　 河出文庫
メグレと老婦人の謎　　　　　　　河出文庫

で、こちらは絶版組。
集英社のやつは、メグレ物ではないと思う。

アルザスの宿　　　　　　　　　　　創元推理文庫
オランダの犯罪　　　　　　　　　　創元推理文庫
怪盗レトン　　　　　　　 　 　 　 　 創元推理文庫　角川文庫　旺文社文庫
影絵のように　　　　 　 　 　 　 　 創元推理文庫
サン・フィアクル殺人事件
　（サン・フィアクルの殺人）　　　 創元推理文庫
死んだギャレ氏　　　　 　 　 　 　 創元推理文庫
港の酒場で　　 　 　 　 　 　 　 　 創元推理文庫　旺文社文庫
メグレ警部と国境の町 　 　 　 　 創元推理文庫

サン・フォリアン寺院の首吊人　 角川文庫
メグレ夫人の恋人　　　　　　　　 角川文庫
メグレの退職旅行　　　　　　　　 角川文庫

メグレ警視と生死不明の男　　 講談社文庫
メグレ警視のクリスマス　　　　　講談社文庫

片道切符　　　　　　　　　　　　　集英社文庫
ストリップ・ティーズ　　　　　　　　集英社文庫
ドナデュの遺書　　　　　　　　　　集英社文庫
ビセートルの環　　　　　　　　　　集英社文庫
リコ兄弟　　　　　　　　　　　　　　集英社文庫

離愁　　　　　　　　　　　　　　　　 早川書房（ＨＮ）

メグレと死体刑事　　　　　　　　　読売新聞社（新書版）

>>63-66
乙です。

ミステリーではないのですが、

> 離愁　　　　　　　　　　　　　　　　 早川書房（ＨＮ）

映画を見ました。ロミー・シュナイダー主演の。
ナチに追われ、列車で逃避行するユダヤ人女性。
（原題は「列車 Le train」です）
彼女と運命を共にするラジオ技師の男。
ああ、泣いてしまう…。

原作本、なかなか古本でもみつかりません。
読まれた方、いらっしゃいますか？

リコ兄弟はハヤカワ・ミステリからまだ出ているようだ

知っているかぎりだけれど。
アンソロジー（全て絶版）


フランス・ミステリ傑作選�T　街中の男（ハヤカワ文庫）
　　　「街中の男」収録


贈り物　クリスマス・ストーリー集１（角川文庫）
　　　「小さなレストラン」収録


クリスマスに捧げるミステリー　ベストセレクト８編（光文社文庫）
　　　「メグレ警視のクリスマス」収録

短編集収録作品

メグレ夫人の恋人（角川文庫）
　　　メグレ夫人の恋人　　　　　　　 死刑　　　　　　　　　　 開いた窓
　　　首吊り船　　　　　　　　　　　　　蝋のしずく　　　　　　　メグレの失敗
　　　ボーマルシェ大通りの事件　　停車−五十一分間　　殺し屋スタン



メグレの退職旅行（角川文庫）
　　　月曜日の男　　　　　　 ピガール通り　　　　　　　　　　　　　バイユーの老婦人
　　　ホテル��北極星�＝@　マドモアゼル・ベルトとその恋人　　メグレの退職旅行



メグレ警視のクリスマス（講談社文庫）
　　　メグレ警視のクリスマス　　メグレと溺死人の宿　　メグレのパイプ



世界の名探偵コレクション１０　�Eメグレ警視（集英社文庫）
　　　月曜日の男　　　　　　　　　　　　街中の男　　　　　　　　　　首吊り船
　　　蝋のしずく　　　　　　　　　　　　　メグレと溺死人の宿　　　 ホテル《北極星》
　　　メグレとグラン・カフェの常連



メグレと無愛想な刑事（ハヤカワ・ミステリ）
　　　メグレと無愛想な刑事　　児童聖歌隊員の証言
　　　世界一ねばった客　　　　誰も哀れな男を殺しはしない

>>69
乙です。あと自分の知る限りでは、
Ｅ・Ｄ・ホック編『密室大集合』（ハヤカワ文庫）に、
「クロワ・ルース街の小さな家」が収録されています。

age

保守

保守

保守

まとめサイトorおすすめサイト希望

メグレ警視のパリ
ttp://www.geocities.co.jp/Berkeley/1310/index.html

日曜の昼下がり、シムノンのことを考えてる人なんて
どれくらいいるのだろう

>>76
ありがとう。

古本で角川「男の首」５００円だった。スルーした。

ttp://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=mour&NWID=LATEST
矢野浩三郎氏死去　翻訳家

矢野浩三郎氏（やの・こうざぶろう＝翻訳家、明星大教授）３月２６日午後７時４５分、
骨髄性白血病のため神奈川県相模原市の病院で死去、６９歳。福岡県出身。自宅は相模原市若松５の５の１。
葬儀・告別式はすでに済ませ、後日、しのぶ会を開く予定。喪主は妻靖子（のぶこ）さん。

スティーブン・キングの「ミザリー」、ケン・フォレットの「大聖堂」、ジョルジュ・シムノンの「モンマルトルのメグレ」などを翻訳した。

河出書房のメグレはついに絶版になったの？

「黒澤明の映画『野良犬』は、シメノンの小説を思わせる」
というような評がある。

まぁ、その通りだと思うのである。

どこかのスレにも書いたような気がするが
シメノンの小説、特にメグレものは映画と相性が良いらしい。


・『十字路の夜』 （ピエール・ルノワール主演）
・『モンパルナスの夜』 （アリ・ボール主演）
・『殺人鬼に罠をかけろ』 （ジャン・ギャバン主演）


映画マニアなどは、まず『十字路の夜』を絶賛する。
それは監督がジャン・ルノワールだからであって
実のところ、この映画、展開が理解不能なのである。
助監督がフィルムを１、２巻、どこかで落としたのだそうだ。


『モンパルナスの夜』は「男の首」を映画化したもので
蒙古系の俳優インキジノフが、凄まじい迫力を見せてくれる。
シャンソン歌手のダミアも、重要な役どころで出演している。


『殺人鬼に罠をかけろ』は、テンポが速く、乾いたムードで
いかにも戦後につくられた映画という感じがするけれども
最後の場面の雨などは、忘れ難い余韻を残す。
ジャン・ギャバンは、このメグレが当り役になって、もう２、３本あった。

age

保守

メグレでフランス人は勤務中でも飲酒すると
知りました・・・・・・

「男の首」を再読。冬になるとシムノンが読みたくなる。
いつも図書館を利用しているので意識しなかったのですが、
絶版の作品が多いんですね。

創元推理文庫の「死んだギャレ氏」とか「メグレ警部と国境の町」とか本当に出てたのかよｗ
ただの一回も古本屋で見かけた試しがないんだが

>>88
カバー絵がここにあるから実在はしたらしいね。

ttp://members.jcom.home.ne.jp/4054323601/read/sougen/pamphlet_revised.html

毎年秋頃の一括復刊でも無視されるからなあ、シムノンは…

「男の首」で初めてｷｬﾋﾞｱというものを知った。ｷｬﾋﾞｱのｻﾝﾄﾞｲｯﾁ、食ってみたいなあ。

読んでいるとお腹が空いてきますね。

創元の『男の首・黄色い犬』はさすがに訳が古かった。
クロワッサンが「三日月パン」、
「馬鈴薯の唐揚げ」はポテトフライのことかな？

手元にあるのは講談社の世界推理小説体系７「ある男の首」（石川湧訳）
こちらはかろうじて「クロアサン」。ちなみにメグレは「メーグレ」ですな。

創元のメグレ物はついに絶版？
河出のメグレも本屋からなくなってるし

>>93
「男の首・黄色い犬」はまだ売ってる。
メグレ物じゃないけど復刊された「猫」も。

２月１３日はシムノンの誕生日

ところがその日は１３日の金曜日。縁起が悪いと気にした親は、
２月１２日の２４時と書き、出生届を出したとか。
このエピソードが印象に残ってます。

自分の好みでは

　　サン・フォリアン＞男の首＞怪盗レトン＞黄色い犬

『サン・フォリアン寺院の首吊人』

「ああ、何とも美しい夜ごとでした。そして、ガス燈を消しに廻る夜番が来て、
どんよりした朝になってから、凍えながらやっと帰路につくことが
どんなに誇らかに感じられたことでしょう。」 （角川文庫 水谷準訳 ｐ141）

↑
　　　この箇所が特にｽｷｰ

思想や芸術を語り合った仲間達。「若さ故の過ち」的な主題が好きなので、
この作品はお気に入りの１冊です。

「サン・フォリアン寺院」を乱歩が翻案して「幽鬼の塔」を書いたんだよね。

１００ゲット

>>99
そのようですね。『幽鬼の塔』は未読なので、
今度読んでみようと思います。楽しみです。

　　　　↓ここも気に入ってます。（×２）

「われわれは大いに本を読み、それがほとんど浪漫主義時代の作家のもの
ばかりでした。もう無我夢中だったのです。（略）
この部屋の雰囲気がどこか中世紀風で、特に冬の夜など、われわれを
狂熱的にしたのです。古典の歌を合唱し、ヴィヨンの詩を吟じました。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（角川文庫 水谷準訳 ｐ135）

「メーグレが吊り燈籠に火を入れると、みんなの影法師が壁に踊った。
色ガラスになっているので、赤に、黄に、青に、まるで魔法のランプとでも
いった具合だ。」 （同上 ｐ160）

目の前に情景が浮かび上がってくるような描写が
素晴らしいと思いました。
（訥々とした語り口だけれども、イメージを喚起する力が強い）

>>93-94
早川文庫の２冊は一時期品切れになっていたけど、いつの間にか復活してそのまま現役状態なのに・・・

＞「サン・フォリアン」
物語り前半は移動が激しいから、地図が欲しいなと思った。

オランダ（ノイシャンツ）→ドイツ（ブレーメン）→フランス（パリ）
→フランス（ランス）→フランス（パリ）→ベルギー（リエージュ）

緊迫感あふれる追跡劇にゾクゾクした。

スケッチに書き込まれていたという、ヴィヨン作「首吊の四行詩」とは
これ↓のことかな？


　　　　四 行 詩　　フランソワ・ヴィヨン〔1431(32)〜63以後〕　　

　　われはフランソア、殘念也、無念也、
　　ポントワーズの邊（ほとり）なる　巴里の生れ、
　　六尺五寸の荒繩に　吊りさげられて
　　わが頸（くび）は　臀（いさらい）の　重みを　知らむ。

　　　　　　　　　　　（岩波文庫 『ヴィヨン全詩集』 鈴木信太郎訳 より）

殺人・盗みを犯し、放浪の生活を送った不良人、
罵詈雑言を吐いた詩が素晴らしいと言われるフランソワ・ヴィヨン。

>>101
そのヴィヨンの詩を好んで詠んでいたという青年達って
なんだか目に浮かぶようですね。

岩波文庫 『ヴィヨン全詩集』は巻末の注釈も面白かった。
ヴィヨンがこの詩を詠うことになった事件と
『サン・フォリアン』の事件、かなり共通点があるからです。

詩がお好きな方、是非読んでみて下さい。

『サン・フォリアン』再読。
濃い人間ドラマと心理描写、いいですね。
シムノン作品に接する際は、読む速度を落として
表現を味わいながら楽しんでいます。

作品の舞台はベルギーのリエージュ。（シムノンの生まれ故郷）
サン・フォリアン教会は実在の建物で、首吊り騒ぎも実話。
シムノン自身も「ラ・カック」というサークルの一員だったそうだから、
きっと例のメンバーは作者自身と重なるんだろうな。

良い作品だと思うのに、絶版なのが残念です。激しく復刊を希望！
（電子ブックではなく、本のかたちで読みたい）

「男の首」は小学校の頃、読みましたが、哀しい印象が子供心に残ったなあ。
「ラデック」に共感しながら読んでしまった・・・。
シムノンは30歳過ぎて再読すると心に染みます。

サン・フォリアンは天城一絶賛なのな

シムノンの息子ってミレーヌ・ドモンジョと結婚してたんだな

サン・フォリアン寺院の首吊人を読んだ
当方、初シムノンだったが、
この人の文章って、描写が少ないというか、抽象的だよね
ときどきどういう事態が起きたのか、咄嗟に飲みこみにくいところがある
ただそれでも読ませてしまうリーダビリティの高さはなんなんだろう…不思議だ

俺は乱歩の幽鬼の塔を読んで面白いと思った。
その後サン・フォリアン寺院を読んで、これが乱歩の翻案元だと知った。

シムノンって入門者に勧めるには何がいいかな。

偕成社の『メグレ警視の事件簿』（全3巻）はどうだろか
長島氏の解説が結構良かった記憶がある
俺自身、小４の時にこれを読んでシムノンを読み漁った

新刊「証人たち」は結構メグレに近いテイストだった

保守

保守

ちびの聖者get
今読んでるが、ほんと「普通小説」だねw

捕手

｢妻は二度死ぬ｣も面白かったな〜
ビセートルの環が読みたい。。

>>96
キャリアの長い作家だったけど、たしかに初期の作品のほうがシンプルで鮮明な記憶がありますね。
僕は、「男の首」と「深夜の十字路」が好き。

闇のオディッセー面白かったお(^o^)/

何年か前にマイケル・ガンボン主演でドラマやってたね〜
吹き替えが嵯川哲朗だったのは驚いた

>>125
ドラマ版はハードボイルドタッチだったね。
あんなエネルギッシュなメグレは初めてｗ

「奴を絶対ギロチンに送ってやる！！」

サンドイッチ食べたい

創元の復刊リクエストに投票してみようかな。

シムノンはわたしの若い頃に感動を与えてくれた一人である。
それまで翻訳探偵小説といえばポウかコーナン・ドイルしか知らなかったが、
シムノンを読んでこのように極限状況を描いて香気のある作品もあったのかと思った。
シムノン作品に漂う虚無的で抒情的な雰囲気は、その繊細な知性の上に夜霧のように立ち昇っている。
・・・松本清張


河出のメグレ選集の帯のコメ。確か堀口大學バージョンもあったはずだが、
どっかに行ってしまった。

花田清輝も好きな海外ミステリの一つに、
「男の首」を挙げてたな。
ラデックのキャラクターが、
貧乏時代の自分とちょっと被ったそうな。

霧の港がすきだ

これも初期作品だね

>>131
初期作品は入手困難多いね。
河出のメグレ選集でも、最後の方でやっと4，5作ぐらい出版された程度。

ドフィーヌでビールを飲みながらサンドイッチを食べてみたい

１２歳で脱童貞

>>132
訳がすっかり古くなってるので、そろそろ改訳してほしいなあ。
創元推理文庫のは誤訳もかなりありそう。
角川、新潮、旺文社、早川ポケミスは絶版か。
偕成社文庫は現役みたいですね。元角川文庫のやつだと思う。
英語とくらべてフランス語の翻訳者は層が薄いから余裕ないのか？

初期作品で入手が容易なのは「黄色い犬」と「男の首」くらいか。

名探偵コナンとどれくらいリンクしてるんだろう

今月のＨＭＭに短編が載るな

シムノン全集は無理だろうけど、メグレ全集はなんとかして出してほしいなぁ

早川のポケミスに似た装丁で50冊？ぐらいあった河出のメグレ選集を復刊して欲しい。

合わせてパリの地図も欲しい

料理本も

ミスマガ、シムノンの短編はどうしたんだよヽ(`Д´)ﾉ

>>143
載ってないの？

ただいま河出の警視シリーズ50冊トライ中。

つまんない事ですけど、結構辻褄の合わない所ありますね。
メグレ夫人の妹の名前がフロランスだったり、オルタンスだったり。
確か二人はいないはず。
その旦那の名前や職業も出てくる度に微妙に違う。

また某作ではメグレが夫人を「アンリエット」と呼んでいる。
「ルイーズ」のはずなんだけど。　二つプレノムがあるのかしらん。

手元にある河出の新装版ってのは全36巻ってなってるから
ひょっとして同じ河出でも>>145さんが読んでる物とは違うシリーズなのか

昭和54年頃発行、河出書房新社版はシリーズ50冊になってますね。

非メグレものの普通小説も復刊してほしい。
とりあえず初期・中期・後期それぞれの代表作ってことで、
｢ドナデュの遺書｣｢雪は汚れていた｣｢ビセートルの環｣希望。

>>146
新装版は、カバーなし（ビニールカバーのみ）だった50巻版を、同一デザインのカバー装にしたもの。
新装版も最終的には増巻されて全50巻になっている。
新装版の増巻分14冊が見つけにくい。

「東京メグレ警部」観て見たいな

「第１号水門」、何回挑戦してもダルくて挫けてしまうんだけど
どう？ 面白い？

初期には「男の首」「サンフォリアン寺院の首吊り人」「深夜の十字路」などシンプルな佳作がけっこうあるんだけど、
そのなかでは、たしかに印象が薄い気がするね。

古き良き情景や風俗がふんだんに出て来るのがいい。
同じシリーズ物でも、87分署は架空のアイソラだっけ？
イマイチ感情移入が出来ん。

>>152
創元あたりでそろそろ改訳版出してもらいたいなあ
誤訳多すぎ　日本語が変…

『メグレの回想録』は、メグレ自身が書いたという設定の超異色作。

メグレを語るには、必読の作品なのに、
「ミステリマガジン」の連載と早川の「世界ミステリ全集」で読めるだけで、
ポケミスにも文庫にも入っていない。

日本では「メグレ自身が書いた」を売りにした出し方が、一度もされていなかったわけで、
これなんかが再浮上のきっかけになれば。

個人的には、ポケミスでの刊行を熱望。

ノンシリーズの作品の新訳が出てるな
「倫敦から来た男」みたいなタイトルのやつ

乱歩が絶賛したとあるから　試しに読んでみるか…

>>156
ありがとう。
戦前・終戦直後の旧訳は持ってるけど、これはドイツ語版からの重訳。
読み比べるために早速買ってみる。

古本屋の均一本で「片道切符」と「ストリップティーズ」というのを発見して読んでみた。
ミステリーじゃなくて普通小説でしたが、なかなか味わい深い作品だと思いました。
同じ集英社文庫の「ビセトールの環」というのを探してるんだが、なかなか見つからない…

片道切符は映画化もされているよね。

それは知りませんでした。
古いフランス映画ですか？

邦題は「帰らざる夜明け」
アラン・ドロンとシモーヌ・シニョレとの共演作で
監督はシムノンの「離愁」も手がけていますよ。

160です。
ありがとうございました。

ディック・ブルーナ大好きなオレが来ましたよ

シムノンスレあったんだ…！！
小学生のときから図書館でメグレ物読むの好きだった
大人になって河出捕獲しようとしてすで古本屋でも遭遇かなわず
ポケミスは二冊は押さえたけど「メグレのパイプ」は出てたの知らなかった
（メグレ警視の事件簿3で押さえた）
フランス語だと自力読みも出来ないので辛い…

「倫敦から来た男」の映画化で、他の初期作品も復刻されるのかな？

「証人たち」を読んだ。

ミステリじゃないならミステリっぽい書き方をしないでほしいと思った

「男の首」が、最初で、いまのところ最後に読んだ作品。
キャビアのサンドイッチって、一度食べてみたいｗ
私は母が死んで、自分が余命いくばくもないと知った時にすることは
決めています。

「マンハッタンの哀愁」刊行age

今週の本棚：堀江敏幸・評　『マンハッタンの哀愁』＝ジョルジュ・シムノン著
ttp://mainichi.jp/enta/book/hondana/news/20100307ddm015070003000c.html

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010080900023
仏俳優のブリュノ・クレメール氏死去＝「メグレ警視」シリーズで人気

ブリュノ・クレメール氏（仏俳優）仏各メディアが８日報じたところによると、
７日、パリ市内の病院で死去、８０歳。数年間にわたりがんで闘病していた。

パリ近郊サンマンデ生まれ。演劇学校で学び、舞台のほか、映画やテレビでも活動。
映画「３１７部隊」（６５年）、「パリは燃えているか」（６６年）、「異邦人」（６８年）などに出演。
９１年から１４年間にわたり主演したテレビの推理ドラマ「メグレ警視」シリーズで人気を博した。
（2010/08/09-06:37）