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名無しのオプ:
う〜ん、わたしは何度か『ミステリ版住人』にレスしたことあるんだけど、
この人ルカーチやフッサールも知らなかったんだよね。
『小説の美学的問題』と『小説の美学』の区別もつかなかったし・・・・
つまり少し突っ込んだ議論になると全く相手にならなくなるってこと。
そのことでちょっとからかったら、わたしのコテハン勝手に使って
ヘンな書き込み始めたりして、もう相手になるのはやめたんだけど・・・・・
そんな浅学なひとが、『たかがミステリ』などとエラソーなことを書くのは
煽りのネタとはいえ、ちょっと許せん気がするね。
そういう物言いは自分の底の浅さを露呈するだけです。かっこわるいと言ってもよい。
60年近く前に書かれた Edmund Wilson の探偵小説に対する批判文を読んで、
現在のわたしが感じるいやらしさに近いものがあります。
例えば、アメリカのコラムニストがちょっと切り取って見せた人生のスケッチが
何巻にもわたる小説以上に感銘を与えることがあるように、
優れたミステリの持つ魅力はかけがえのないものがあります。
少なくとも『小粒』になった日本の『純文学』を読むよりも、
『小説』を読む本来的な楽しさを結構現在のミステリが与えてくれることも多いです。