ルース・レンデル

英ミステリー界の女王。

バーバラ・ヴァイン名義の作品も含めて、面白い作品多いよね。

この人ってまだご存命なの？

レンデルスレってなかったんだ。意外。
短編が好き、というか長編はちょっと読みづらい印象がある。

>>2
うん、たぶん

読んだことないんだけど何がおすすめですか？

ロウフィールド館の惨劇が好きだ

ｵｲﾗもロウフィールドしか読んだことありません。
プロットと人物造形がいいですよね。

私は「わが目の悪魔」から入った。
↑はビデオも見たけどわりに忠実ですた。
ノンシリーズの方が好みです。なのでヴァインも一応、制覇。

　　　／⌒￣￣｀> ﾈｺｶﾞﾈｺﾝﾀﾞｱﾅｺﾝﾀﾞ
￣￣　　● 　∋oノハo∈／￣￣￣￣￣
　　　　　　　く―（ ＾▽＾）＜新スレおめでとうございまーす♪
　　　　　　　　＼―⊃⊃　＼＿＿＿＿＿_
￣￣￣￣￣￣´

↑うへえなり

俺も「ロウフィールド館の惨劇」しか読んだことない。
端正なミステリ書くよね

age

「指に傷のある女」は絶版ですか？

>>12
どうだろ？古本では見かけるけど・・・

身代わりの木は泣いた。
ノンシリーズは重めなので
ウェクスフォードの方が軽くて好き。

盛り上がらないな

瀬戸川氏が苦言を呈してたな。

>16
なんて？

一時期はまって結構読んでた。
あの重厚さと緻密さが好き。
ただ自分の精神状態が落ち込んでるときに読むとさらに落ち込む。
幸せの備蓄をすいとられる感じがする。

ジャイルズ・モント

>>17
たぶん、レンデルは狂気が描けていると評価されているがミステリの犯人は全員狂人、てなこと。

荒野の絞首人がおもろかった

でも、この人のガイキチ描写は群を抜いていると思う

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写真みたけど結構美人だね。マクロイには負けるけど（笑

マクロイって美人なんか？

マクロイは愛らしい感じだな。好みの問題。

一代貴族なんだよね。この人。

「罪人のおののき」と「死の潜む家」読んだ。
ふーんよくまとまってるなーって印象




いまいち盛り上がらないのであげ

age

>>3
同意。素晴らしい短編作家だと思う。粒ぞろいですよね。

短編に関してはパトリシア・ハイスミスのちょっと上、くらいに思う。
これは大絶賛。

んで、ジェイムズ・ティプトリー・Jrのちょっと下くらい。

小林信彦が「ハイスミスはレンデルの継承者」みたいな事言ってましたね。

>>32
逆でしょ？

ハイスミス自身が御墨付きしたんでなかったけ？

ミネット・ウォルターズって人が面白い。
本人クリスティとレンデルが好きらしい。
レンデルは暗くて辛いんだけど
この人のは過酷なシチュエーションでありながら
ユーモアがあるので救われる。

レンデルは短編になると「切れ味」の作家になる。
無理のない設定から、とんでもないシチュエーションを引っ張り出してくる。
サプライズなエンディングが、考えてみるとごく現実的で
「これマジいつ起こってもおかしくないじゃん・・・・・」と、二度怖くなったり。

age

角川版のはほとんど絶版なんで、古本屋に行くと深緑の背表紙をついつい探してしまう。
短編の切れ味も捨てがたいんだが、「どう関わらせるつもりだよ、これ」的伏線
張られまくりな、長編の胃がキリキリする感触もオツなものと思う。

age

便利なサイト

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（＾＾）

ノンシリーズ物は数年前神保町とブックオフを捜しまくって全部揃えた。
ここんとこノンシリーズの邦訳が出ないなー。

　　 ∧＿∧
　　（　　＾＾ ）＜ ぬるぽ（＾＾）

最近はまってｼﾘｰｽﾞ以外だけ読んでる。 狂気に至るまでを丁寧に描いててﾘｱﾙ。 先天的でなく偶然の連続が狂気に繋がってるお話には 自分の様々な幸運に感謝すらしてしまいます。

　　 ∧＿∧
　　（　　＾＾ ）＜ ぬるぽ（＾＾）

今日の朝日新聞に小池真理子ｻﾝがﾙｰｽﾚﾝﾃﾞﾙ読んで目からうろこだったってさ。

>>46
前から小池はレンデルの大ファンってことは知られてるね。

age

おーレンデルですか！
私は大好きです。
手に入る作品は全部持ってます（完読してないけど）。
昔角川から出ていた文庫も全て古本屋で買い集めました。

いちばん好きなのは「わが目の悪魔」ですね。
「ロウフィールド館の惨劇」も素晴らしい。
ウェクスフォードものでは「指に傷のある女」が傑作。

最近は文庫があんまり出ませんね。
時どきハヤカワミステリから出る程度。寂しいな。

『ロウフィールド館の惨劇』はいいね。冒頭、最初の一行目からやられた。

「ユーニス・パーチマンがカヴァデイル一家を殺したのは、読み書きができなかったためである」

だもん。たった一行で一気に小説世界に引き込まれた記憶が今も鮮明に残ってる。

P.D.ジェイムスと並んでイギリスミステリー界の代表的作家である。
たしかクリスティに対しては批判的な発言をしていた。

運命の倒置法

age

━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅（＾＾）]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

　　　 ∧＿∧　 ／￣￣￣￣
　 ∧（　´∀｀）＜　age
　（　⊂ 　　　⊃ ＼＿＿＿＿
　（　つ　ノ ノ
　｜（_＿）＿）
　（_＿）＿）

（*／▽＼）きゃ〜〜
http://homepage3.nifty.com/coco-nut/

一時期夢中になって読んだなぁage

　　　 　∧＿∧
ﾋﾟｭ.ｰ　(　　＾＾ ） ＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
　　＝〔~∪￣￣〕
　　＝ ◎――◎ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎渉

「死との抱擁」古本屋で見かけたら買いです。

あげてみようではないか

『ロウフィールド館の惨劇』はいいね。ラスト、最後の一行にやられた。

　ちり、もえがら、ごみ、欠乏、破滅、絶望、狂気、死、狡猾、愚劣、言葉、かつら、くず、羊皮紙、強奪、先例、隠語、たわごと、ほうれん草。

東京創元社から出てた文庫は絶版かな？
最近見かけないけど。

>61
あれはディケンズ「荒涼館」の引用

　　　 ∧＿∧　 ／￣￣￣￣
　 ∧（　´∀｀）＜　age
　（　⊂ 　　　⊃ ＼＿＿＿＿
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「２ｃｈからきました」ってコメントに書いたら値引きしちゃうよ(^_^)v
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引き攣る肉。これ最高。

扶桑社海外文庫から刊行予定の短編集はいつ出るのだろう。

age

　__∧＿∧_
　|（　　＾＾ ）|　＜寝るぽ（＾＾）
　|＼⌒⌒⌒＼
　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
　　 ~￣￣￣￣

レンデルとグレーテル

>>59
今日、山積みの文庫本を整理してたら、３冊出て来た。
いずれも古本屋で購入したもの。
かなり前に買ったものだが、未読。
登場人物多そうなので、じっくり読みたい。

短編集読むとしたら、お勧めはどれですか。
っていうか、「ローフィールド」「わが目の悪魔」しか読んだことなかったので、短編の名手とは知りませんでした。

後味が悪いんで嫌いだ。ヴァイン名義は特にののたん
　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
│　　　　　ミΟ　　　　　　　　　　　　　│
│　　　　　ノノノノノノハ　　　　　 　 　│
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│　　＼＿＿＿　人＿＿　ノ　　　　　│
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│　　　 ヽ　　　　ハ　　　/　　　　　 　│
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│　　 　　　＠UP-FRONT AGENCY　|
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死を誘う暗号・・・
もう1回読もうと探すけど捨ててしまったみたい。
絶版だし、もう手に入らないかな・・・？

おい！日本なめてるのか！
なにが忙しいだ！
メッセージぐらいちゃんとかけ！
てめえの財布の中身の何割かはこの国から出てる金だぞ！

（＾＾）

いいよねレンデル

　　　 (⌒V⌒)
　　　│ ＾ ＾ │＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
　　⊂|　　　　|つ
　　　（＿）（＿）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎パン

>>76
今度のハヤカワミステリの新刊のことか。
やっと分かったよ。
オレはあれ読んで買うのをためらった。

人少ない

シーラ萌えー

ミリンダ・カヴァデイル萌えー

写真集だよん☆☆☆☆☆☆
http://www.sexpixbox.com/pleasant/teen/index.html

>>76
秘書にでも代筆させればいいのにね。

テレビシリーズの新作は無いのかな？
10年ぐらい前にTVで見て
ビデオも販売されてたけど（買った）
その後も出てるのかな？

既出だが、ポケミスの新刊の著者メッセージは付けない方がよかったかもな。

>>87
そうだね。
あれでイメージ悪くなっちゃったようだ。
きっちり日本向けメッセージ書いてる作家もいるんだし。

けっこう好きだが、最近、新作読んでないので保全しとこう。

暗いよー
何かドロドロしてるよー
ニホン人かよ！作者は

日本ではノンシリーズ物の方が評価高いけど、漏れはウェクスフォード物
のが好き。暗いから嫌いって人はこちらをお奨めする。こっちも明るくは
ないけど、第三者（警察）が介入する分、そんなにドロドロはしないし。
ノンシリーズより出来不出来にバラつきがあるから、うっかりヘタレ
たのを手に取った人は、次を読む気を失くすのかな。
お奨めは「指に傷のある女」「偽りと死のバラッド」「惨劇のベール」
あたり。

日本では地味だけど凄い作家だよな。

新作読んだ。なかなか面白かった。
ただ、異様に誤植が多くて。ちゃんとチェックしろよ・・・。

基本的にｳﾞｧｲﾝ名義が好き。
「死との抱擁」と「アスタの日記」は傑作だと思う。

ウェクスフォードものでは｢もはや死は存在しない｣、
ノンシリーズでは｢身代わりの樹｣が好きです。
あと、この人は｢荒野の絞首人｣みたいに尻切れトンボのままで突っ放す
エンディングがなんとも言えず鮮烈。

レンデルって、普通の人が日常の中で少しずつ狂っていく過程の描写が巧すぎる。

age

ハヤカワ・ポケミスから出てるフランセス・ヘガティの｢遊戯室｣が
ルース・レンデルの作風にそっくりだった。

と、思ったら同作の宣伝コピーに
｢ルース・レンデル絶賛のサイコ・サスペンス｣と書いてあったぞな。

ルース・レンデルかバーバラ・ヴァイン名義か忘れたけど、
主人公は田舎町に住むライターで、辛い現実から逃れるために
日記に理想の夫と息子の話を書き綴るうちに悲劇的な結末が…みたいな
作品がありました。また読みたくて探してますが、タイトルが判りません。
どなたかご存知ありませんか？

>>98
ttp://www.aw.wakwak.com/~w22/rendel.htm

で探してみては？

レンデルじゃなくてパトリシア・ハイスミスの「イーディスの日記」では？

千街クンが新刊の書評書いてたけど、結構守備範囲の広い人だね。

>>100
それだあ〜!なぜかレンデル作だとばかり思いこんでました。
道理で探しても見つからないわけだｗ
ありがとうございました。図書館に逝ってきます。

>６８　扶桑社海外文庫から刊行予定の短編集はいつ出るのだろう。
　昔ＥＱで読んだ『愛の神』という作品が非常に面白くて、それがもう一回読める！と思ってずっと待っているんですが（雑誌の方を失くしてしまった）、出ないですね。
　あと、ヴァイン名義の『階段の家』のモティーフになっているというだけの理由でヘンリー・ジェイムズの『鳩の翼』を読みました。
　登場人物の内面描写が改行なしで２頁以上平気で続く（しかも上下巻）小説で、読み終わったとき、大抵の本は読了できる自信がついた（ｗ
　ちなみに、『階段の家』を読むにあたって目を通しておく必要殆どなし（ｗ

「心地よい眺め」このミスで30点獲得です。

それはめでたい

http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1070373658/l50

「各作家のナンバー１を決めよう」スレで、ルース・レンデル作品、投票中。
締め切りは、平成15年12月30日(火)昼12:00まで。（最近は夕方過ぎて集計だが）
一人一票で、参加しる!!

「心地よい眺め」ああ、なんて面白いのだろう！
そして彼女の作品の翻訳がｻｸｻｸと成されないのは何故だろう！

･･････で、面白いんだけど「心地よい眺め」ったら誤植多すぎ。

「心地のよい眺め」今読んでるところ。
誤植は今のところそれほど気にならないけど
翻訳がイマイチな気がする。いつもなら一気に読めるのだけど
なんかひっかかる〜。

>>98、面白そうだね。ﾊｲｽﾐｽか〜

ウェクスフォード警部のドラマ版について。
バーデン警部のファンなのですが､「もはや死は存在しない」では
被害者の少年の母親とよろめいっちゃったりしてるそうなんですが
原作の方でもそうなんでしょうか？
このドラマシリーズ見たことあるかた、ご意見お願いします。

「死が二人を別つまで」はどう？
なんかタイトルにかなり惹かれる。

森博嗣や貴志祐介もこのタイトルを使ってるし（貴志は仮題なうえ「結ぶまで」になってるが）

>110
ドラマは未見ですが、原作でもよろめいちゃってます。
（しかもかなりのめりこんでた気がする）
「惨劇のヴェール」のドラマを見たことがあるのですが、
たしかバーデンは原作では
「ハンサム」という設定なのですが、
ドラマ見たときは
「これはこれで味があるけど、原作とはちょっと違うバーデン」
とおもったです。
（ごめんなさい、自分もドラマ版のバーデンも好きなんですが）

もし「もはや死は存在しない」のバーデンも同じ俳優さんが演じておられたら、
どんな感じなんでしょうね。
自分も興味ありです。

age

>>111
原題は訳すとA New Lease of Deathになるので意味が異なります
元はカーが使ったものです（Till Death Do Us Part）
>>107
今日「死との抱擁」読み終わったのですが
何度挫折しそうになったことか･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
翻訳権独占しているならもう一度訳し直してほしいですね・・

大体の作家は３、４作読んだらその作風や癖が分かって飽きてくるけど
この人は毎回まったく違った世界と安定した面白さを提供してくれるから止められない
個人的に｢殺す人形｣と｢石の微笑｣が心に残る作品だった
あと邦題のつけかたがいけてないの多い

そろそろ新訳出て欲しいよね。
あ〜、なんでどんどん出版されないんだ？
最近ゴダードも？？？だし、レンデル様だけが頼りなのに。

レンデル（ヴァイン）って、「暗い、重い」って評判を聞いていたけど、
読んでみたら（良い意味で）それほど暗くも重くもなかった。

いや、暗いし重いんだが、現代の小説ではこれくらい当たり前でしょ
ってレベルだった。
しかし完成度、面白さは当たり前レベルを遥かに超えているね。

初カキコです。
ノンシリーズばっかり読んでいてウェクスフォード警部シリーズは
読んだことがありません。
警部シリーズでお奨めの作品を教えてください。お願いちます。

新刊まだ？age

>>119
ミステリマガジンに短編が載ってるからそれで我慢を(´･ω･｀)
微妙だったけど

>>118
「指に傷のある女」でしょう。
あっと驚く結末！

>>120
12月号にですか？

>>122
そうです。
詳細はこちらを
ttp://teru.cocolog-nifty.com/teru_o/2004/11/post_1.html

保守

The Orchard Walls（果樹園の壁）って日本語で読める本はありますか？

>>125
レンデル傑作選3・女ともだち収録の「四十年後」。
邦題全然違うなあ

>>126
サンキューです
探してみます

別スレ（P.D. ジェイムズ）にて皆川博子と同い年と聞いてﾋﾞｸｰﾘ
教科書でも取り上げられるくらいになっているとは
ttp://www.wakayama-u.ac.jp/gakuseibu/center/kisokyouiku/h15syllabus/syllabus/3147.htm
ミステリー短編の翻訳を授業で出来るなんて凄い

ところで「長い夜の果てに」にて予告されていた扶桑社短編集はいつ出るのだろう。

T

>>128
あ、私が学生時代に習ったのと同じテキストかも。
うちではダールは使わずに、レンデルのオーチャード・ウォールと女ともだちを
使いましたけれども。

めちゃくちゃスレ違いも甚だしいけど、
シャーリイ・ジャクスンの「くじ」を授業で使ったという人も
インターネットで見たことがある。

何だか深町訳がどうにも合わなくて感じるものがなかったけど
“It's not fair!!!”の衝撃を原書で味わってみたい。

「くじ」の原文ならウェブ上で読めますよ。たとえば↓
ttp://www.americanliterature.com/SS/SS16.HTML

「心地よい眺め」につづいて「石の微笑」もフランスで映画化だそうです。
日本に入ってこない可能性もありますが。

「ロウフィールド館の惨劇」
いまさらながら読んだけど・・・うーん、読んで損したとまでは思わないって程度だった
評判良くても個人的に趣味が合わないってことも有るし、もう一作だけ読んで見ようと思ってる
さて、こんな俺は何を読んだらいーんだろーか？
「レンデルのことなら俺様に聞けっ」て思ってるエロい人が居たら教えてちょ

ちなみに俺は本格苦手でミネット大好きなイギリス好きです

>>134
ロウフィールドは一番入りやすいけれど、くどさに一回はまった人にとっては
人物描写が物足りないのかもしれない。
レンデルだと他に人気なのは「引き攣る肉」。
ウェクスフォードシリーズなら「指に傷のある女」
割と純文寄りでいいならヴァイン名義の「煙突掃除の少年」あたりを

ここも参考になります（既出かも）
ttp://park8.wakwak.com/~w22/rendel.htm

＞１３６
さっそくのレスありがとう
しっかし作品数多いなぁ、なんとか一作に決め撃ち出来ませんかねぇ
俺はレンデルってのはなかなかの奴じゃないかと思っていて、たまたまこれまで読んだことがなかったのよ
それで最近ちょっと読みたい本がなかったから、「そーいやレンデルってのが居たな」って感じで
ロウフィールド読んでみたんだよな。悪くはなかったのよ、悪くは
でもさぁ、ちょっと違うんだよなぁ、俺が読みたかったのと
ほら、有るじゃない、いかにもイギリスのコクの有る小説って
レンデルってのはそんなの書いてるんじゃないかなって思ってたんよ
ロウフィールドが物足りないと感じている俺に、「いや、レンデルはそんなもんじゃない」
と、「たまたまロウフィールドがおまえに合わなかっただけだ、それならこれ読んでみろ」
「これを読んでそれでもレンデルがつまんないとゆーなら、それはお前の読み方が悪いのだ」
って感じで一作だけ薦めてくれませんかね
ちなみにイギリスの純文だったらカズオ・イシグロなんかが好きだ
アメリカのミステリだったらリチャード・ノース・パタースンとかスコット・トゥローなんかが好みだ
イギリスならゴダードもいいな
レンデルってのはそんな感じの作家ではないのか？

>>137
レンデルは心理を書くのがメインで、＋ミステリ小ネタが付属しているといったほうが
早いかもしれません
すみません、挙げてくれた作家は全部未読ですorz
でもロバート・ゴダードという人の本を幾つか検索すると
過去の謎やその時代にいた人間の人物像を調べてゆくようなストーリーのようで。
ヴァインにはある人間の過去を振り返るものが多いので、結構読んでいけると思います

ということで、「煙突掃除の少年」を薦めます

私がお薦めしたいのは、やっぱ“わが目の悪魔”だな。
最初読んだ時は、ひとりの男の鬱屈した心理にｿﾞｸｿﾞｸした。

>>137
カズオ・イシグロでは「日の名残り」以外で何が一番良かった？

＞１４０
「遠い山なみの光」早川文庫を押します。えっと筑摩版だと「女たちの遠い夏」
題名はちがうけど同じ作品ですね。

「日の名残り」はイギリス人の話だけど、これは日本からイギリスに渡った女性の話です
自分が幸せになるために結果的に我が子を犠牲にしてしまうんですね
でも、この「主人公」の話を語るんではなくて、「別の女性」の話を語ることで
「主人公」の深い後悔と悲しみが浮き彫りになって行くんです
やられたって思いましたね

レンデル作品の映像化の最高傑作は、いしいひさいちの「ローフィールド館の惨劇」だろう。
全８コマ２ページでストーリーも雰囲気ももれなく移植している。

そろそろ新作読みたい。
仕方ないから、「無慈悲な鴉」読んでます。
テレビドラマで見て筋はわかってるし、ウェクスフォード物は
さほど好きではないので、未読でした。
でも、結末わかっててもレンデルは流石読ませるね。面白い。

これ読んじゃったら、また「アスタの日記」でも読もうかな。
ヴァイン名義物は、大好きだし。

>>133
返事遅れたけど�d。

ロウフィールドもイザベル・ユペール（8人の女たちの眼鏡をかけたハイミス）
が出演した映画があると知り驚きです

ttp://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD29994/story.html

ただの感想なんですが･･･
最近、レンデル(ヴァイン)読み始めたのですが、飽きないですね〜。
パトリシア･ハイスミスやミネット･ウォルターズも読んでいるのですが、レンデルは文庫がかなり出てるようなのではまっています。
｢煙突掃除｣を一番初めに読んだのですが｢ロウフィールド｣は出だしから惹きつけられるし･･･。
テーマ、動機も多彩ですが、｢読ませる｣書き方もうまい人なんだなぁと思いながら読破めざしてるとこです。

f

ルース・ツンデレ

＞１３８
「煙突掃除の少年」読みました
ちょうど俺のつぼにはまった感じでとてもよかった
近いうちにもう一度読み返すことになりそう
いいの教えてくれてありがとう
「ロウフィールド」も「引き攣る肉」もまずまず面白いと思いながらも
どーもいまいち引き込まれるところまではいかなかったんだけど
これにはまいった
ヴァイン名義のほーが俺には合ってるのかな

　

　ほー

最近、ブックオフの100円コーナーでレンデルの絶版文庫本をあさるのに
はまってます。

私もレンデル本100円コーナーで探してるけどほとんど見つからない。。
あるとしても我が目の悪魔とか。もう持ってるよ。

0

角川文庫の絶版モノ「乙女の悲劇」と「死のカルテット」
ネットとオクで揃えたけど
100円っていいなぁ

「死のカルテット」は他のノンシリーズとかなり違うテイストで
面白かったです

「乙女の悲劇」は　「乙女」を追い込んだ状況に結構泣けた

>>156
乙女ワロタ。

プロット途中で分かってしまって
途中で読むの辛くなった唯一の作品だ

ウェクスフォード物の短編ってみなさん読んだ？

原作に忠実

＞16

瀬戸川さんは好きで、BOOKMANも定期購読してたけど、あれはな・・・。
『死のカルテット』は、そうした卑しいはずの人間が・・・だし、
別に人間を卑しく卑しく描こうとしているのではなしに、
卑しいところも多分にあるといったトコが
レンデルの人間観なんだと思うんだが。

レンデル名義もヴァイン名義も品切れ絶版ばかりだね。
もっと早いうちに読んでれば良かった。
まぁ、少しずつ古本屋で探して集めるのも楽しいけどな。

今、ミステリチャンネルで再放送してるミステリーズ、
前放送も６話全部見ましたが、オチというのか、
毎回意味がわかりません。
今も「思い出のベンチ」見てるんですが…。
誰か解説してもらえませんか？
そういうスレあれば教えて下さい！

>>161
取り敢えず、角川文庫の短編集（カーテンが降りて、熱病の木、女ともだち）
を図書館で借りて読んでみれば？
日本語の番組タイトルは上記に収録されている短編名と同じだから

>>162
ありがとうございます〜
早速借りてきて読んでみます。
納得してみせるぞー　

過疎age

　ミステリマガジンの創刊６０１記念号に、レンデルはお祝いのメッセージ書いていませんでしたね。
　やっぱり前の一件以降、仲が悪くなってしまったのでしょうか？
　だとしたら、角川も扶桑社も(結局短編集は立ち消え？)もうずっとレンデルを出していないから、もうレンデルの長編は読めないかもしれません。
　どこでもいいから出してくれないかなぁ・・・。

長い夜の果てに読了。
シリーズ物に比べてなんというくどさだ！と思って読んだけど。
やっぱレンデル。最後はなんつー虚しさだ。
これでもか、という心理描写だった。

新刊でないかなあ…

新刊出れ出ろ
願いage保守…

未読だった短編目当てで
「女を脅した男」ブックオフで買った。
ウエクスフォードを短編で読むのがなんか新鮮でした。

>>170
私も今読んでる！横になってゆっくり気分で読もうと思っていたけど、
つい乗ってくると起きて読んでるｗ

＞＞１７０
いいなぁ、部苦オフではなかったよ・・・
やっぱアマゾンかな〜？

>>172
私はｗｅｂのブックオフで買いました。
楽天でも中古文庫結構あります。

新刊出ないから
古いのを読み返してる。
「緑の檻」なんだけど、
失恋したばっかりなんで、
主人公の気持ちシンクロしまくりで辛い（涙）

新刊のあまりの出なさに、
「もし氏んだら新刊出るかな?フェアとかやらないかな？」
とすら思い始めてしまっています…

実は日本で未発売の作品も既に翻訳が終わっていて、
亡くなった時に追悼フェアとして…
と思ってしまった。

age

ロウフィールドを小学生の頃に読んで、眠れなくなったのを思い出した。
それで、古本屋に行ったら1冊100円で売ってたので買い占めてきました。
｢絵に描いた悪魔｣｢熱病の木｣｢荒野の絞首人」｢悪魔の宿る巣」｢地獄の湖」
どれから読めばいい?

取り敢えず短編集の「熱病の木」から徐々に…
そのあとはロウフィールドと同訳者の地獄の湖が
翻訳文に慣れてきていいと思う

絵に描いた悪魔は（あまり覚える必要も無いけど）
登場人物が覚えにくい+初期作なのでこなれてない感じ、
荒野の絞首人・地獄の湖は心理ものとしてはそこそこの出来で
ページ数が短めながらも容赦ない展開となってます
悪魔の宿る巣は未読なので分かりませんorz


出来れば単体もので薦めたいのは「死のカルテット」「わが目の悪魔」
「引き攣る肉」（読んでたらごめんなさい）

>>179
親切だな、ありがとう。
レンデルはロウフィールドしか読んだことがないから、
お勧め本もさがしてみるよ。図書館で予約かな。

　『死を望まれた男』読了しました。
　ウェクスフォード物は順番に読んでいますが、期待していたほどではなく少し残念でした。
　(自分の中では『死が二人を〜』＞『薔薇の〜』＞本書＞『〜チェスボード』)
　でもそれは一つには(メル欄�@)で犯人の見当がついてしまったから、というのもあります。
　検視官だったかが実験までしてウェクスフォードの説に反対するのを一言で説明する辺りは、まだ作者が本格を意識していたのかなあ、などと邪推しています。
　自分が欧米の知識全般に疎いので、伏線が分からない(メル欄�A)のが悲しいです。

>>181
ウェクスフォードものもそうですが、この作者の初期のものは
筆が小慣れてなくて微妙な作品が多いです
一番ウェクスフォードもので人気が高いのは「指に傷のある女」。

指に傷のある女　読了

「煙突掃除の少年」が一番

>>185
作家の奥さんがかわいそうというか気の毒で
読んでて鬱。

ヴァイン名義の作品の最高傑作って一般的には何？

>>187
「一般的な代表作」があるほどの人気作家ではないと思う。
結構認知度低いと思うし。

>>188
ファンの間での一般的なって意味っす。

やっぱファンの間ではアスタの日記が最高傑作じゃないかな。

“求婚する男”もなかなか楽しめたよ。

数年前にはまって古本屋で買い漁った。
こないだから、やっぱりこの人が一番面白いと思って読み直してます。
社会階層の低い貧乏人の描写が、すごい悪意に満ちてて面白い。

新刊情報はないのか

「石の微笑」映画公開age

レイトショー上映のみって扱いがひどすぎる・・・。

>>194
久しぶりに来てみたら知らんかった情報がorz

ミステリマガジンに中篇掲載
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000TM1JRW
これは新刊が出ると期待してもいいのかとwktkしてみる

「ミステリマガジン」買いました。
「ブリタニカ第8巻」。いつものレンデル節、って感じかな。
まあまあ楽しめました。

「指に傷のある女」読んだ
これまでノンシリーズかヴァインしか読んだこと無かったので始めてのシリーズ物
ウェクスフォードのキャラがまだよくわかんないんだけどヴァイン物に比べて読みやすい
エンターテイメントとしてはかなりいい、気に入ったｗ
ウェクスフォード物ってみんなこのぐらいの水準にあるの？
作品数が多すぎて次にどれ読もうか迷ってます
お勧めあったら教えてちょ

>>198
順番に読んだほうがいいかも。
ウェクスフォード家の変化とか、部下の変化が鍵になる話もあるから。

200

こいつとかＰ・Ｄ・ジェイムスとかがイギリスっぽくて好き

この人の文庫本は全部品切れ絶版だね。書店で売ってるのってポケミスしかないんだね。

でも、そこそこ発行されてるので
ブクオフに通うと結構集められる

うちの町のブックオフは正月セールで
一束210円（5から10冊くらい）ってのを
毎年やるんだけど、レンデルの束ふたつ
捕獲した。

新刊出ないねえ。

角川にロウフィールド以外全部切られ、
扶桑社創元ともにほぼ品切れ、
残っているのはポケミスだけだが、
頼みの綱の早川とケンカ別れ。

これらの未訳作品がたまってるのにな。
The Keys to the Street 1996
Grasshopper 2000　ヴァイン名義
Adam and Eve and Pinch Me 2001
The Blood Doctor 2002　ヴァイン名義
The Babes in the Wood 2002　ウェクスフォードもの
The Rottweiler 2003
Thirteen Steps Down 2004
The Minotaur 2005　ヴァイン名義
End in Tears 2005　ウェクスフォードもの
The Water's Lovely 2006
The Thief 2006　中編
Not in the Flesh 2007　ウェクスフォードもの

あと短編集も4冊たまってる。
Means of Evil 1979　ウェクスフォード中編集
The Copper Peacock 1991
Blood Lines 1995
Piranha to Scurfy 2001

なんというか…本人は喜寿を超えても創作意欲は
まったく衰えていないのが、日本語でしか読めない
ヘタレ読者としてはむなしい。。。

レンデル名義のノン・シリーズが一番面白いかな
ヴァインはちょっと鬱になる
ミステリ的にはウェクスフォード

地味だけど面白さでもウェクスフォード警部物のほうが面白い
レンデルのノン・シリーズ心理サスペンスはわざとらしさが目立って

ブックオフで光文社文庫「友は永遠に」を見つけて、こんなのは知らんぞと思わず買って
しまったら、創元の「死を望まれた男」と同じじゃないかよ。

出版社によって「アクロイド殺し」「アクロイド殺害事件」「アクロイド殺人事件」ぐらいの違い
なら許せるけど、これはないだろ。腹が立つ。

原題が「The Best Man to Die」だから、これは創元の題名の勝ちだろ。
感覚悪いぞ、光文社の訳者。

ウェクスフォード首席警部のバーデン警部ファン。
ちょっとハンサムで生真面目なのがいいです。
彼が主役のような「もはや死は存在しない」が１番最初に読んだ
レンデル作品。それからウェクスフォードもの読むようになった。

読書する人間が減ってるんだろうね。それにランキングに左右されすぎ。
こうしてネット利用してる時間の方が長い。自分もそんな１人。

ロウフィールド館の惨劇がなんだかんだ
言っても一番。
フランス映画にもなったね。
主人公がずっと若くてそこそこ美人系の設定だったが。

誰も来ないね。いい作家なのにな。ウェクスフォードさんのファン。
ダイエットもしているユニークなおじさん。

>>211
確か8人の女たちの人（眼鏡ハイミス）だったっけ。
他にも映像化作品は結構上手くいってるみたいなのに
DVDがなかなか日本で発売されないのが残念・・・

石の微笑って映画化されてたんだ。
ロウフィールドと同じくフランス映画だけど。

新刊って本当に出ないんですか

石の微笑の映画DVDが8月22日発売決定。
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/B0019CEE50

「引き攣る肉」も10年くらい前に「ライブ・フレッシュ」ってタイトルで映画化されてるよね。
DVDないんだろーなー。

>>216
どうぞ。
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail/2562309
でもamazonは在庫切れ・・・

留守電レンタル

>>217
あったのかー、と調べもせずに言う。ありがとう。
しかも監督はアルモドバル。これは観たい。

　『死を誘う暗号』を読んだのですが、１８７頁に出て来る<裁断室の床の上の顔>って『編集室の床に落ちた顔』ですよね？　レンデルの小説の中にまさかこの本が出てくるとは思わなかったので嬉しい不意打ちでした。
　と思ったら２４３頁、”〜ブラウン神父の長編を二冊ほど、〜”って、やっぱり黄金時代の作品や本格系のミステリには興味がないのでしょうか。

新刊来ないねえ

上の方見ると出版社とこじれてしまったようで・・・
でも扶桑とか角川からも出ていたのに(´･ω･｀)
おかげで読めもしないのに未翻訳の洋書買ってしまったorz

レンデルの原書読むのは難易度高そうだなー
翻訳大国の日本でこれほどの作家が何年も放置状態とは…

昔は当たり前の様に紹介されてただけに、余計寂しいよな……

初めて読もうとやってきました。過疎ってますね。
皆さんの書き込みを参考に短編1冊とヴァインを1冊読んでみようとおもいます。

短編だと女ともだちがお薦め。長編だと人気が高いのは死との抱擁（姉妹ドロドロ）。
でも個人的には哀しきギャロウグラスを挙げたい。

>>226
ありがとうございます。
「女ともだち」借りようと思ってます。長編は読むの大変そうですね。
ドロドロが過ぎて胃が悪くならないか心配です、経験あるもので、でも好きなんですよねドロドロ。w

面と向かってキーッって対決する訳じゃなく
淡々と憎悪が積み上げられていく話なんだよな＞＞死との〜
ちょっと目立つ展開が無いと駄目なら厳しいかも・・・まあｶﾞﾝｶﾞﾚ

「女ともだち」読んだ
読書家とは言えない自分でも前半でことごとくオチがわかってしまうのはどうなんだろう
それでもダークブルーのクライマックスはドキドキしたけど
古い小説ってそういうものなの？

ルース・レンデルは予測のつかないオチを期待して読むものじゃないと思う。
人の心理を書くことを何よりも重点に置く作家だし。

なるほど

このスレ生きてるの？
殺す人形読んですごく気分悪いんだけど
途中まで面白かったけど主人公がイラついて嫌いだった

主人公がイラついて嫌なのはレンデル作品のデフォルトです。

｢殺す人形｣はエンディングが鮮烈だったね〜。
読み終えた直後は中途半端に思うんだけど
何年か経ってから振り返るとあのラストシーンは鮮明に覚えてる。

途中までは主人公がほんの少しずつ異常になっていく様子に釘付けだったんですが
あまりにも自立心のかけらもなく弟に寄生して疑問も抱かない姿にうんざりして
こんな生き方してたら誰でも頭おかしくなるわと思えてからイヤになって死んでスッキリした思ったのに
複雑で物凄く不快な感情が残って衝撃でした。

>>233、>>234
そうでしたか、長編初めてだったんで、短編の主人公には感じなかったけど
長い時間読み続けただけに感情が強くなってたのかな。
女を騙した男でもラストの主人公の反応に呆れたの思い出しました。
レンデル読むたびにこんな気持ちを味わうことになるってことでしょうか。

そういいながらも今日もロウフィールドと死との抱擁買ってしまいました。
恐いものみたさですね、不機嫌になってもかまわないようなときを選んで読まないと。

昨日、スガコドラマの実況スレで（スガコドラマは）苛々しながらもなんか見てしまうってレスがあった。
それに近いかもw
死との抱擁は姉妹ドロドロだけど展開が遅いから
ゆったりとイギリスの陰鬱な人間関係と土地の雰囲気を味わう気分でどうぞ。

ぜひとも｢身代りの樹｣を読んで欲しいな。
レンデルには珍しい読後感爽やかなハッピーエンド。

めずらしく賑わっとりますな。

たとえイライラ鬱々になっても、あるいは事前に予測できていても、
ついつい次の作品に手が伸びてしまうんだ・・・レンデル、恐ろしい子！

個人的には、今年出るというウェクスフォードの最終刊が気になる。
これも翻訳されないのかなあ。(´･ω･｀)

やだな、鬱展開来るぞ来るぞ・・・・ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!・・・うわあ(´･ω･｀)
って感じかw
ジェイムスもそういえばダルグリッシュ警部シリーズ終わったんだっけ。

まだ終わってないけど、作者がそろそろご高齢でヤバイ。

P.D.ジェイムズ　　1920年生
ルース・レンデル　1930年生

この二人は10歳も離れているのか・・・初めて知った。

｢身代りの樹｣読みました。
いつもの不快な読後感はなかったけどなんかスッキリしないな〜。
冤罪かけられたまま放置された青年が気になる。
母親の描写がさすがに上手いよね

後半だけ読み返したらスッキリした　すんません
レンデルの作品は深いから読後すぐに結論出しちゃいかんなと反省しました
ネタバレなしで書くの難しい

煙突掃除の少年、読みました。
冒頭の家族の様子を描いたあたりからもしかしてこの人…と思ってたらまんまで
ラスト黒髪っていう辺りから笑いが止まらず一番最後爆笑してしまいました！
なんか読み方間違ってますかね〜
まぁ謎解きは二の次ってことだと、妻の心理がとてもよく描けていて読まされました。
できれば秘密を知った娘たちの様子も書いてほしかったですね。
しかし主人公はいつから傲慢な嫌な奴になったのかな？
レンデル同様イラつく奴にしないと気がすまないのかなこの人は。

まあ、皆川博子の主人公に薄ぼんやりした人が多いのと同じようなものかとw

石の微笑の映画観ました。
字幕が「センタ」だった。センタ役の人可愛くないし。

それだけかいw

指に傷のある女読んだらほんと凄かった〜

自分、小説読むのに最初の世界観に入り込むのに時間かかる方で、
10数ページ読んで放り出す事多々なのですが
姉の一押し・超おすすめなのでじっくり読み進めたみたら止まらなくなって
朝まで一気読みしてしまいしたｗこんなん初めて。

姉が言うには警部物読みやすいからそのシリーズ先読んだら？って話でしたが
その後、地獄の湖読んでみたら見事に途中で挫折しちゃいました。。。

普通はノンシリーズものに挑戦するとき
ロウフィールド館の惨劇あたりから入るのがベタなんだがな・・・

し、新作は？
原書であのｱﾁｬｰな鬱展開を堪能できると思えず翻訳を待つのだが
訳者さんも容赦ない辛辣な描写を訳すの大変だなあ…。

今年になって「長い夜の果てに」のBBCドラマを見た。
細かいとこは違ったけどうまくまとめてあったと思う。

ミステリチャンネルでやったのかな。
上の方見ると日本の出版社ともめたようだから翻訳はまだまだ出ないかと・・・

煙突掃除の少年を久々に読みました。
最初読んだときはどうしても謎が知りたくて先走る読み方してしまったので、
それでも十分面白かったのですが、もったいなかったな〜と思い出して
丁寧にじっくり味わったら3人の女性の性格と関係の描写、時代の変化の描き方、
嫌いだった主人公の苦悩、伏せんの上手さなど文学として堪能しました。

>>205
ヴァイン名義の未翻訳読みたいなあ

この人の作品を本気でドラマ化したBBCいいわー

石の微笑に続いてDVD化が発売される、そんなことを思った時期もありました。
というかBS2はアガサだけじゃなくヴァインのも流してくれ・・・・

「死の抱擁」読了しました。
どろどろ劇との噂だったのでそこを期待していたのですがそうでもなかったです。wでも面白かったですよ。
我が家にもあった、そしてたぶん多くの家にもあるであろう家族の本音と建前が描かれてます。
共依存関係や妹たちをファイルターのかかった目でしか見ようとしない父親もいるいるこういう人って感じで興味深かったです。
私には特別な家族には感じなかったんですよね、平凡に見える家族も裏を返せばこんなものではないかと。

特に前半は私が似た経験をしながらも上手に表現できないでいた感情や状況が的確な言葉で書かれていて
女性の一人称で語られてるところも相まって胸のつかえが取れるような気持ちよさがありました。
ただ我が家では殺人は起きてないのでwそこの境界線を超えるかどうかが一番の違いなのでしょうけど、
いまのところ犯人のキャラクターという安易な結論しか見出せてないです。
レンデル作品は時間をおいてもう一度読むと印象の変わることが多いので今回もそうかも。
一度で全て読み取れる読解力が欲しいです。あまり小説読まないから仕方ないですけど。

指に傷のある女読んだ
中盤のじりじりする感じと最後のどんでん返しがすごい
これはやられた。面白かった
ロウフィールドではレンデル節全開の筆を楽しめた
未読が多いので楽しみだ

あげ

レンデル5冊目でロウフィールド読んだけどつまらなかった。

age