933 :
名無しのオプ:03/08/22 02:09
>>932 この夏は、天気も悪いから調度イイかもね(空気が湿ってて重い)。
ギンギンに晴れた常夏に、外出もしないで部屋に篭って読んでたらかなり不健康(笑)。
未読でしたら「照柿」「LJ」も是非どうぞ!
ほんで、読書シーズン到来の秋にはドストエフスキーにも挑戦して下さい!
934 :
名無しのオプ:03/08/23 21:18
LJって文庫本では出てないのね…
1時間近く探しまくってしまった。
935 :
名無しのオプ:03/08/24 03:17
>>925 照柿を乗り越えると、一味違った小説の読み方ができるようになる
・・・・かもしれない。
あと「異邦人」読んでるとおもしろいかもしれない
936 :
名無しのオプ:03/08/24 17:03
>>932 私もここ1週間、寝る間も惜しんでLD→マークスの山→照柿と読破。
現在、照柿の余韻で脳味噌やられてます。
合田さん、激ラブ。もうだめぽ・・・
938 :
名無しのオプ:03/08/24 23:21
ヘイ! あんた気に入ったぜ!
939 :
名無しのオプ:03/08/25 00:32
水銀灯のような男になりたい。
今の俺は誘蛾灯…
ブクオフで単行本マークス発見
…あー、こっち先に読めばよかった。
大体LJ文庫化なんて言ったら、頼みもしないのにまた改稿するに違いないのだから、
下手すると女王の寿命が縮むのと違うか。
とりあえずそのまんま出せばいいのに…
>942
待ちくたびれて読者の寿命も縮む気がします…
にわか女王様ファンなんですが、単行本→文庫でそんなに改稿されるんですか。
単行本は図書館で借りたので、文庫が出たらまたゆっくり読み返そうという
初心者の考えは甘いんですね。
ブクオフ逝ってきます・・・
945 :
名無しのオプ:03/08/26 23:04
あげます
「株価が一万円を切ったら首を吊る」という台詞は替えるのだろうか?
それとも時代を反映するという意向でそのままになるのか?
947 :
名無しのオプ:03/08/27 16:16
単行本→文庫に改稿を入れるのをポリシーにしてるからね、女史は。
改稿に関して、頭が垂れるのは故星新一さん。
死ぬ直前まで、膨大な量のショートショートに改稿を入れてた。
たとえば電話のダイヤルをプッシュ式に変えたり・・・
あと小説と関係無いけど思い出したのが故勝新太郎さんのエピソード。
大昔にリリースしたレコードが、晴れてCD化される事になった時、
その朗報を聞いた勝氏は、レコード会社の担当者に「改めて聞き直すと
カッコ悪いパートがある、その箇所はどーしても唄い直したい!」と
だだを捏ねて大変だったそうだ(結局当時の音源のままリリースされた)。
勝氏いわく「自分の歌を唄い直して何が悪い!」。おっしゃる通りです。
>>勝氏いわく「自分の歌を唄い直して何が悪い!」。
おっしゃる通りなんだけど、なんかこう、
必ずしも改稿して作品のデキが良くなったかというと……なんだけど…
一長一短というか…俺だけですか?
創作者として、昔の拙さをそのまま文庫化できない気持ちも、読者として
あまり変えて欲しくないって気持ちも、どちらもよく分かるな。
展開他の繋がりが悪くて荒削りでも、高揚感とか臨場感がある単行本を取るか
勢いを捨てても作品としての纏まりをとるか、結局は好みなのかもしれないけどね。
950 :
名無しのオプ:03/08/28 05:05
ま、読み物としては単行本の方が面白いわな(特に高村薫の場合)。
でもファンなら両方読まなきゃいられない。ハマれば地獄か天国か・・・
951 :
名無しのオプ:03/08/29 21:11
それを煉獄と言う
昨日BSでやってた「覇王別姫」。
ユエ先生という、レスリーの演じる女形のパトロンで演劇界の大物が
文革で難癖つけられてあっさり処刑されるくだりに、
ああこいつの名前もシンクレアがニューオタニに置いて来た
リストんなかに入ってたんだろーなーとか、いろいろ考えちゃいました。
953 :
名無しのオプ:03/09/03 10:44
日経取ってるから、なんとなく惰性でリア王を読んでたけど
つまらないからやめようかな…なんて考えてた。
でもここ数日でちょっと面白くなってないか?
今日の「地によりて倒れるものは…」なんていうくだりは、
ストイックで好きだ。こういう話は取材しているのかね。
リヴィエラ>マークス
リヴィエラ>マークス>地を這う虫>黄金
全部文庫版
956 :
名無しのオプ:03/09/14 09:22
物井さんって確かに言い出しっぺだけど、取り分4億もらえるような働きしてないよね
「知恵を絞った・・・」といった記述があるから何かアイデア出したのか。
黄金水を出して飛べ
>>956 物井サンが協力してなきゃ城山を内々に脅せない。
レディ・ジョーカーは社会への復讐て感じだけど
明確な動機があったのは物井と半田位じゃね?
しっかし良く考えてみると
マークスも照柿もLJも全て犯人の犯行前から合田が関わってる。
照柿の野田とLJの半田に関しては
合田への執着が犯行の動機とも言えるし…ナァ。
959 :
名無しのオプ:03/09/15 02:43
シンクレア萌え
960 :
名無しのオプ:03/09/15 04:24
ダーラム侯のヘタレっぷりに萌え
961 :
名無しのオプ:03/09/15 08:33
中国人マフィア取材のジャーナリストが海に浮かんだ萌え。
佐野か。
根来か。
ちょっと五月蝿い奴の末路
きっと、何かを掴んでしまったのであろう。
963 :
名無しのオプ:03/09/15 13:49
「神の火」と「李王」、ゴッチャになる
>>961 事件の割に扱いが小さいのが、色々とアレな感じだ。
>964
今、やってるよ。ワイドショーで。リアル根来…カワイソウダ( ´Д⊂
966 :
名無しのオプ:03/09/15 16:40
マーティン・クルーズ・スミスの「強力公園」と「法螺星」「赤い平行四辺形」読了。
ご存知、合田警部補のモデル(いうか、こういう主人公で
こういう小説描きたいいう元ネタ)のソ連人民警察レンコ警部の地獄めぐり3部作。
で、2作目の「ポーラスター」だけど、ベーリング海の北洋漁業の話。
「晴子」で漁船に乗せたのは、やっぱこのあたりからの影響なんだろなと、妄想。
>>961 萌えんなや。
現実に死んだんだから冗談でも『萌え』なんて言っちゃならん。
結局加納は合田に惚れてたってこと?
969 :
名無しのオプ:03/09/16 00:00
シンクレア様萌え
970 :
名無しのオプ:03/09/16 04:11
ジャック→己の信念に従って暴走するタイプ→合田、
シンクレア→それをそっと見守るタイプ→加納
となるのだが。分類すると
971 :
名無しのオプ:03/09/16 04:28
「マークスの山」文庫版読了。
単行本の時読んで、「これ以上書き足すものはないだろう」と思ってたけど、
一読、「書き直すなら、当然、こうなるな」と納得。
刑事として水沢に一度会っていれば、当然、文庫版のように早期に合田の
視野に入ってくるし、それでもなおかつ、精神病院で殺人暦があれば、合田も
適切な送致を行っていたはず。
もともとが『マルクスの山』いうように、犯人に思想なり神が憑依して
おこした不条理な殺人を警察の適正な捜査で描写するモダン・ホラー的要素があったけど、
そういう単行本の要素さえ、「幼稚だった」と高村女史は、除外してしまったんだろうなと
想像
972 :
名無しのオプ:03/09/16 04:34
ただ、それでもなお、小岩の豆腐屋のせがれが代官山まで強盗にいったり、
代官山強盗で水沢を送致・起訴・収監した「圧力」の動機が、若干不透明
なんだけど。
元来、現代版『罪と罰』として描かれ、ドストエフスキーばりの不条理が
「精神病者」として冤罪さえも受容する岩田や殺人鬼・水沢に収斂されるけど。
単行本と文庫版、マークスの山だけは、みんな読み比べて欲しいな。
文庫版はすぐれているけど、単行本の「ドーミエばりの悲哀」やら
「徳は積むものだ」の吾妻のユーモアが消えてるのが残念
個人的には「ただ、馬鹿野郎と」が消えているのが痛いか。
あの部分だけが林原の唯一人間らしい表現だったんだが。
まあ女王は林原の妖怪レベルを更に徹底したかったんだろうな。
974 :
名無しのオプ:03/09/16 22:54
バカでも分かるように書いてください
リーアンとフイアンはどっちが美人ですか?
976 :
名無しのオプ:03/09/17 00:57
え?
「マークスの山」ってハードと文庫で若干違うの?
買ってみようかな・・・。
>976
とんでもなく違う…読んだらわかるよ。
>970
ダ−ラム侯に言わせれば
己の信念に従って暴走するノーマン
それに振り回され続けた漏れの人生
なのだろうが。
>>978 んー、ダーラム侯は振り回されたって形かもしれないけど、
好んで振り回されていたフシもあるような。
女(フイアン)共有してる結構エグイ関係だし。
それにしても酒びたり&ヤク中になった理由っつーのが今ひとつ理解できん。
MI5とMI6との違いを教えてください
MI5 国内防諜
MI6 対外諜報
こんな感じか。
そろそろ次スレ