795 :
名無しのオプ:2009/08/07(金) 10:08:33 ID:mLWgB39w
死ぬ間際の人の顔には黒い線が浮かびあがるって話
阿刀田先生の短編だっけ?
796 :
名無しのオプ:2009/08/19(水) 23:51:54 ID:wsuB6RYF
『犀』が印象に残ってるな〜。子供のころ読んだときは、意味がわかってなかったw
けど、なんとなく「犀の出てくる小説なんて珍しいな」という記憶だけは残ってて、
何年ぶりかに再読したときに、ああそういう…と納得した。
この人の近親相姦の扱い方が好きだ。実際の行為を書いてしまったらただのエロだが、
「もしかしてあの2人…」的に疑惑の形でにおわせることで不気味さを出してる。
父と娘、母と息子、祖父と孫娘など尊属ネタが多いからよけいに。
797 :
名無しのオプ:2009/09/04(金) 11:06:10 ID:QCshxOiC
>>795 亀レスで悪いんだけど、先生の短編にそんなのあったけ?
死ぬ間際の人間の声が弱くなるというのはあったが
798 :
名無しのオプ:2009/09/04(金) 11:28:44 ID:7CwN2hXA
死ぬ間際の人には北斗七星の傍に星が(ry
799 :
名無しのオプ:2009/09/13(日) 01:12:34 ID:aq70IDng
ストーリーの迷宮を読んでいます。
喫茶店に飾ってあるカシニョールのひまわりの花と女性の絵。
この絵には死体が埋まっている。
この本と同じ場面をテレビで観た記憶があるのですが、ドラマ化されたのでしょうか。
小説の内容通り、記憶が曖昧で、夢なのか何なのか思い出せません。
ご存知の方、いらっしゃいますか。
800 :
名無しのオプ:2009/09/13(日) 19:52:40 ID:+Z5F6okj
800なら次回totoで1等当選!
801 :
名無しのオプ:2009/09/13(日) 21:52:14 ID:yPyGvjBz
>>799 どうなんだろうね。ドラマを殆ど見ないから分からないけど
昔、ドラマのtrickで阿刀田先生の密室殺人とそっくりなのがあった
だから、先生の作品のドラマ化じゃなくても、似てしまうというのはあるかも知れない。
>>800 おめでとう。幸福通信みたいなオチがついていない事を祈るよw
802 :
名無しのオプ:2009/09/23(水) 12:36:22 ID:t9idc17X
>>801 「幸福通信」は中年になってから読むと、なかなか味わい深い。
803 :
名無しのオプ:2009/10/11(日) 15:31:07 ID:FDC4egC2
昨日地元で阿刀田さんの公聴会に逝ってきた。
初めて生阿刀田さんにのお話が聞けると、ワキュワキュしながら会場に足を運んだが、
阿刀田さんに誘われて参加したという渡辺淳一さんの話のほうが数倍面白かったw
804 :
名無しのオプ:2009/10/14(水) 12:38:18 ID:INOCwBt3
昔の短編はほんと面白かった。
中学の頃かなりはまって読んだよ。
でも最近はもう全然ダメだね。年取っちゃったんだなあ。
805 :
名無しのオプ:2009/10/17(土) 09:38:53 ID:XmUGS5zZ
阿刀田先生は中野・高円寺辺り
丸の内線の駅の近くに住んでいたと勝手に憶測
806 :
名無しのオプ:2009/10/17(土) 09:54:14 ID:XmUGS5zZ
>>791 すごく亀だけど、それって20年くらい前のフジTVのドラマ?
現代恐怖ミステリーとかってシリーズじゃないかな?
白い建物の中に入って行くと、人がいて願いを叶えてくれる
帰って来ると、高熱が出る。母親はそこで男と関係を持つ。
後日吐き気で洗面所に行くと、
鏡の中にあの日の笑っているあの日の男がいた…
みたいな内容?
807 :
名無しのオプ:2009/11/08(日) 16:32:36 ID:Yh+X7XEl
新刊買った。「男坂女坂」っての。
相変わらずネタの使いまわしが目立つな〜
808 :
名無しのオプ:2009/11/10(火) 12:01:20 ID:bX+48k2U
でも怖い話もいくつかあって、
なかなか面白かったよ。
809 :
名無しのオプ:2009/11/10(火) 16:12:47 ID:LxRqxce6
人間、五十を過ぎればアイデアも精子も出なくなる。
810 :
名無しのオプ:2009/11/12(木) 23:30:58 ID:ZFPMQp7s
阿刀田高賞創設マダー?
811 :
名無しのオプ:2009/12/11(金) 00:09:42 ID:Lpy32WeM
ほしゅ
812 :
名無しのオプ:2009/12/25(金) 17:13:20 ID:YWrA0SBz
ゆうげきしゅ
813 :
名無しのオプ:2010/01/14(木) 10:30:48 ID:zpuLH/g/
とうしゅ
814 :
名無しのオプ:2010/01/26(火) 10:10:27 ID:W/ogbLBv
Vの悲劇105円で買った
今から読む。
815 :
名無しのオプ:2010/01/26(火) 10:21:48 ID:7k6Q+EPD
>>804 短編作家はそういう傾向があるみたいだね。
佐野洋しかり、結城昌治しかり、筒井康隆しかり…
816 :
名無しのオプ:2010/01/27(水) 12:57:01 ID:EyfJsVbW
同じアイディアを引き伸ばして長篇にしたほうが商売になるからな。
817 :
名無しのオプ:2010/01/27(水) 18:39:47 ID:logACz5j
今Vの悲劇読んでるとこだけどなんとなく犯人わかったような希ガス。
これも短編のネタを無理やり長編にしたもんじゃないだろな。
俺の予想どおりの展開だと萎える。
どうか俺の予想を裏切ってくれますように。
犯人がわかるというのは、フェアと言えばフェアなんだが。
818 :
名無しのオプ:2010/01/28(木) 01:29:08 ID:/dLpiE89
ミステリーは読んでないから解らないけど
新潮文庫シリーズは面白いなw
819 :
817:2010/01/29(金) 23:11:37 ID:OW6u2Zvj
犯人アタッちゃったよ。
820 :
名無しのオプ:2010/01/31(日) 13:16:51 ID:nBXEfyl4
阿刀田高は長編推理書くのには、人が良すぎる。
なんか自分を見ているよう。
821 :
名無しのオプ:2010/03/16(火) 14:55:34 ID:kNefyuF1
阿刀田作品に巡り会ってから、早十数年
それ以降色々な作家の短編小説を読んで来たが、阿刀田高ほど、はまれる作家に未だ出会えない。
阿刀田高の後継者(特に、初期の作品群の)が、出て来ないのは残念だ。
822 :
名無しのオプ:2010/03/17(水) 10:16:12 ID:SzO2KWbs
阿刀田の短編に嵌った人なら、他の作家の短編読んだら「なんじゃそら」と思ってしまうね
全部をストンと落とせとは言わないが、あまりにも結末が弱い短編が多すぎ
短編っていうのはつまりそういうこと
最近ではやっぱり横山秀夫でしょ(最近というには、ここ数年新作がないが)
あとは米澤穂信とか桜木紫乃あたりに期待してる
823 :
名無しのオプ:2010/03/20(土) 23:16:19 ID:XrkU31+G
>>822 米澤穂信は友達から氷菓を借りてよんだけど、なかなか面白かったですよ〜
米澤穂信の短編でお勧めがあったら教えて下さい
米澤スレで聞くよりも、同じ阿刀田高好きな
>>822さんの意見の方が参考になりそうです
824 :
名無しのオプ:2010/03/21(日) 09:30:10 ID:3TlxO2F7
>>822じゃないけど回答。
よねぽの短編は、その『氷菓』から始まる通称「古典部シリーズ」の『遠回りする雛』、
「ラストの驚愕」に拘った『儚い羊たちの祝宴』、純粋な短編集はこの二つ。
連作短編まで含めれば
『春期限定いちごタルト事件』『夏期限定トロピカルパフェ事件』の「小市民シリーズ」、
リドルストーリーを扱った『追想五断章』がある。
『氷菓』が面白かったのなら、短編に限定せずに「古典部」の続き
『愚者のエンドロール』『クドリャフカの順番』を読んでみるのもいいのではないかと思う。
(刊行順で言うと『遠回り〜』が一番最後になる)
825 :
823:2010/03/21(日) 09:58:53 ID:g7DKCnZe
>>824 丁寧なご回答ありがとうございます。
まさか、こんなに早くレス頂けるとは思いませんでした。
普段はとんでもなく過疎ってる阿刀田スレですが
やっぱりみなさんROMだけは欠かしてないんですかね?
推薦頂いた作品の中では、『儚い羊たちの祝宴』に興味を引かれました。
やっぱり、阿刀田高ファンなのでラストの驚愕、という惹句には弱いですね〜
早速、図書館で探してみたいと思います。
後、古典部シリーズというのも
『氷菓』の、阿刀田作品とは違ったゆるい雰囲気が良かったので
是非読んでみたいと思います。
>>822さんのご意見はどうでしょうか
宜しければ、是非お聞かせ下さい。
826 :
名無しのオプ:2010/03/23(火) 09:09:58 ID:zEdWMAHq
米澤の「儚い羊たちの祝宴」は良かった
だからこそ
>>822でこれからは米澤に期待してると書いたのだが・・・
ただ、驚愕のラストという響きにはあまり期待しないほうがいいと思う
実際、「なるほどね」くらいだった
あまりにも売れっ子になって引いてしまう感がある東野圭吾の短編も実は捨てたモンじゃないよ
827 :
823:2010/03/24(水) 22:40:26 ID:ZyJiWVAj
>>826 レスありがとうございます
たしかに、冷蔵庫ほどの驚愕は期待できないかもしれませんが
まずは「儚い羊たちの祝宴」から読んでみたいと思います
>>824さんも改めて、レスありがとうございましたノシ
828 :
名無しのオプ:2010/04/02(金) 20:54:11 ID:6cdacQ1Q
この人こそ短編の名手
西瓜流しは最高だった
829 :
名無しのオプ:2010/04/05(月) 10:04:56 ID:uFeL0B3e
西瓜流しは、途中でオチが読めない事もないけれど
阿刀田高の短編巧者ぶりが遺憾なく発揮された名品だと思う
830 :
名無しのオプ:2010/04/12(月) 23:26:22 ID:fCBdhnF7
「ナポレオン狂」しか読んだことないけど「来訪者」って短編が
強烈に印象に残ってる。
831 :
名無しのオプ:2010/04/12(月) 23:41:46 ID:i/S4lXoo
来訪者は
「地獄がポッカリ口を開けていた」
というフレーズが印象に残っている
832 :
名無しのオプ:2010/04/13(火) 21:50:15 ID:vaQ3r7oL
来訪者はあのおばはんの鬱陶しい描写が秀逸だった
わきがが臭うとか上手いなあと思った
833 :
名無しのオプ:2010/04/16(金) 18:47:59 ID:54a67x4C
新日曜名作座(ラジオ第1) 『おとこ坂 おんな坂』(全6回)
2010年4月25日〜2010年5月30日ラジオ第1 毎週日曜日 22:15-22:45
原作:阿刀田高
「独りぼっち」「爪のあと」「あつもり草」
「ルビコンという酒場」「恋の行方」「あやかしの町」
出演:西田敏行 竹下景子
あらすじ:長い人生の中で、時折かいま見られる人生の坂道。
男の坂道、女の坂道……上り坂下り坂に急坂……。
様々な人間模様の坂道を男側、女側からそれぞれ描く、人情溢れる短編小説集のドラマ化。
ttp://www.nhk.or.jp/audio/prog_me_future.html
834 :
名無しのオプ:2010/04/16(金) 22:29:55 ID:2PmEKcED
835 :
名無しのオプ:2010/07/21(水) 23:03:01 ID:BJfqFbwl
ミステリーじゃない「風物語」とか「猫を数えて」とかが、
意外と良かったりする
836 :
名無しのオプ:2010/07/22(木) 02:17:55 ID:VPlAQTot
「花の図鑑」も好きだよ
837 :
名無しのオプ:2010/07/23(金) 08:55:55 ID:CLxrmbh0
ひさびさの書き下ろしが出たな。
「闇彦」
阿刀田さんの長篇ってどうですか?
838 :
名無しのオプ:2010/07/25(日) 22:26:22 ID:TBOnaDbA
>>837 短編作家の長編は、何だかまとまりがないという思い込みのせいか
アトーダも長編は読んだことない
839 :
sage:2010/07/26(月) 02:55:24 ID:meRD6q7m
>>838 「黒い箱」はなかなかヨカッタよ。
他の長編は読んでないから分からないけど。
840 :
名無しのオプ:2010/07/27(火) 00:13:00 ID:K2SlXiq8
841 :
名無しのオプ:2010/07/27(火) 01:42:33 ID:jEGCWEjj
>>840 初期の作品は短編も長編もおすすめ
純粋な長編じゃないけど個人的には連作形式の「ぬり絵の旅」が大好き
842 :
名無しのオプ:2010/07/27(火) 18:36:12 ID:gCKnhn+S
闇彦おもろい?
843 :
名無しのオプ:2010/07/28(水) 00:23:43 ID:46Z33DUs
>>841 トンクス
絶版かも知れないけど
今度見つけたら読んでみる
>>842 闇彦って読んでない
てか、尼で調べて初めて長編だと確認したw
844 :
名無しのオプ:
今更ながらだけど、
「コーヒーブレイク」は
通勤、通学時にサクっと読むのに
最適だね。