【記憶】トマス・H・クック【カットバック】

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684名無しのオプ:2009/03/29(日) 22:46:54 ID:ISgbiJfr
>>683
>クックとは無縁の世界観、トム・ジョーンズ

何かワロタw確かにそうかもw
685名無しのオプ:2009/04/10(金) 00:42:57 ID:lyGNjaqC
夏草のトッドは
結婚してDV男になった後
どうなったの?
読んだ人教えて
686名無しのオプ:2009/04/19(日) 20:49:56 ID:Qe0MljQR
>>685
若くして死亡。不摂生がたったって。

関係者がみんな死んだ後、主人公が親友に事件の顛末を告白でおわっていく。
687名無しのオプ:2009/04/27(月) 11:21:25 ID:RSgD0lHZ
>>682
死の記憶も何気にかなりのダウナー系だよ
寂しい終わり方が何ともいえない
688名無しのオプ:2009/05/10(日) 09:50:10 ID:ah2uyyhO

新作まだ?
689名無しのオプ:2009/06/01(月) 23:41:03 ID:Z+vUSn9y
「石のささやき」意外と知的興奮があって良かったが
もはやミステリーではない?
思わず探してしまったキンセッタ・タブーのCD
690名無しのオプ:2009/08/04(火) 15:36:01 ID:MrW47uO7
アメリカでは新作でてるのか?
691名無しのオプ:2009/09/08(火) 21:12:56 ID:M+lFnJNX
蜘蛛の巣以来読んでないけど、必読の新作出てる?
692sage:2009/09/09(水) 00:00:50 ID:g2czgTpf
>>690
Master of the Delta (2008)
The Fate of Katherine Carr (2009)
The Last Talk with Lola Faye (2010)
新作と予定作こんだけ。
693名無しのオプ:2009/09/09(水) 12:36:47 ID:mvPTr18m
Master of the Delta [Audiobook] [MP3 Audio] (CD)
Thomas H. Cook (著), Stuart Milligan (監修)

なんだこれは
694名無しのオプ:2009/09/11(金) 11:06:55 ID:+V77ZeLM
日本で言うラジオドラマ?

キングとかが出してる自分で自分の本を朗読しているのとはまた違うみたいだな。
695名無しのオブ:2009/09/23(水) 07:23:45 ID:ZIPJIlmx
「記憶」シリーズも好きだけど、
「熱い街で死んだ少女」のような
ミステリー・ハードボイルド(?)も
出してほしい。あれ、傑作だった。
696名無しのオプ:2009/09/29(火) 08:12:47 ID:jGgXzuTk
>>692
おお、ありがとう!訳出はまだかな〜。
後の二つはノンフィクションだろうか。

>>695
禿同。「熱い街」大好きだ。
ラスト二ページ、リアルで涙が止まらなかった。
697名無しのオプ:2009/10/10(土) 09:04:59 ID:rSr8nvbs
「偉大な文学者だと思う人を三人挙げろ」と言われたら、
杜甫と中島みゆきと、あとこの人だわ〜
698名無しのオプ:2009/11/23(月) 16:50:24 ID:s8mOlGkQ
記憶シリーズ、「夜の記憶」だけはダメだった。
救いがなさすぎ。「緋色」「夏草」「死」はどれも傑作
って、いまごろいってもしょーもないか。
「熱い街」もいいな。
699名無しのオプ:2009/12/12(土) 20:38:29 ID:8NQ0JBrO
夜は確かにかなり重いが
何気に死の記憶も救いがないぞ…
現在の方で死人が出ちゃったしな
主人公が悲惨
700名無しのオプ:2010/02/09(火) 02:47:53 ID:PVuC4pZV
新作は?
701名無しのオプ:2010/03/05(金) 10:50:32 ID:wgTTUnqT
4月9日、文春文庫新刊『沼地の記憶』
たぶん“Master of the Delta”の翻訳?
702名無しのオプ:2010/03/05(金) 13:44:44 ID:KbiI7qyE
沼地の記憶ってタイトルが今一いけてない気がする
703名無しのオプ:2010/03/19(金) 18:47:24 ID:veQQ3Mhb
おお、もうすぐ新作でるんだ?
やっぱり、タイトルに記憶をつけた方が売れるんだろうな。
704名無しのオプ:2010/03/20(土) 23:31:01 ID:uOxVzOZ0
「池沼」てのが問題じゃね
705名無しのオプ:2010/03/23(火) 00:32:50 ID:uesg1cDv
>>703
販促の為だろうが、記憶シリーズはあの四編で完結してる感があるので、
(邦題の付け方を統一して勝手にシリーズ扱いしてるだけだが)
今更「記憶」は持ち出さないでほしいなあ。

「緋色の迷宮」も、二番煎じ狙ってる感じありありだったよね。
原題の「Red Leaves」も、シンプルでいいタイトルだと思うけど、
かといって、そのまま邦訳だとちょっと渋すぎてインパクトに欠けるか。
「死の記憶」「蜘蛛の巣の中へ」はそのまま邦訳だよね。

「Blood Innocents」(「鹿の死んだ夜」ね)とかは、
そのままでは邦訳しきれなさそうだと思った。
706名無しのオプ:2010/04/07(水) 06:59:04 ID:D1chYRsB
新刊もうすぐですか、楽しみにしてます
707名無しのオプ:2010/04/10(土) 22:16:10 ID:GGeDZlQm
新作「沼地の記憶」早速買い求め読み始めた。
第1部を読了、やはりいいですね。先が楽しみです。
巻末にインタビュー載ってます。
708名無しのオプ:2010/04/18(日) 21:37:59 ID:sWdRAgS9
近所の書店に新作がなくネットにて購入
早く読みたい
709名無しのオプ:2010/04/19(月) 22:23:21 ID:Svs6aL2R
「沼地の記憶」とっくの昔に読んだけど、規制で書きこめんかった。

事件の真相や顛末よりも、ブランチ先生の授業の方がトラウマだ。○| ̄|_
メシウマならぬメシマズ・・・・

「やられた」「それをそこに隠してたか」感は、
「心の砕ける音」「闇に問いかける男」に似ていた。
(メル欄1)の件はだいたい想像がついたけど、ラストは予想外だった。
考えてみたら、(メル欄2)と同じオチなんだけどね。

また皆さんと語りあえるのを楽しみにしています。
710名無しのオプ:2010/04/19(月) 22:29:20 ID:Svs6aL2R
つか、上記のメル欄1に関しては、
「先生、そういう商売やってて、なぜその可能性を検討しない」
としか思えなかった。

考えてみたら、それでもやっぱり、
真実は(メル欄)にしかわからないのだけど。

関係ないけど、この人の女性の描き方が好きだ。
この人の小説に出てくる女性に、いつも、すごく惹かれる。
「女が惚れる女」「かっこいい女性」が書ける(多分、数少ない)男性作家の一人だと思う。
711名無しのオプ:2010/04/20(火) 08:12:09 ID:yuNFy+MZ
で、記憶シリーズとかのレベルに達してますか?
それとも読んだらガックリでしょうか?
712名無しのオプ:2010/04/20(火) 10:31:26 ID:ooCBPfWM
>>711
感じ方は人それぞれなので何とも言えんけど、
少なくとも、読んでガックリはないと思う。
若干、広げた大風呂敷を畳みきれてないような感は残るものの(後述)、
個人的には、「死の記憶」よりは上だと思うし、
「結局、人間にとって何が幸せなんだろう」なんてことまで考えてしまった。

ただ、「沼地の記憶」っていう邦題がなんか違和感あるなあ、ってだけ。
「記憶」が悪いんじゃなく、the Delta=「沼地」ってのがしっくり来ない。
我々がその単語を聞いて思い描くイメージとかけ離れてるんだよ。
かといって、他にいいタイトル思いつかないから、言う筋合いないけどw

巻末インタビューは読むべし。
713名無しのオプ:2010/04/20(火) 10:34:36 ID:ooCBPfWM
以下、ちょっとネタバレ














意味ありげに出てくる他の同級生たちや、「昔の事件」が、
「当時の事件」にもっと絡んでくるのかと思ったら、
その点ではちょっと肩透かしを喰った感じだったな。
(「夏草の記憶」や「闇をつかむ男」の印象が強かったので)
「昔の事件」の真相もよくわからんし、
腹黒二人の会合とか、結局何だったんだ。

いつも、「主な登場人物」表の作り方に注目してしまう。
翻訳家か編集者が作ってるんだと思うけど、上手下手あるよね。
この話のステーシアだったら、「闇をつかむ男」のお針子さんの方が、
登場頻度は少ないけど、物語にとって重要だぞ、と思った。
(あのお針子さん好きで、描写も妙にリキ入ってたから印象に残ってるのだ)
714名無しのオプ:2010/04/20(火) 10:42:21 ID:SaQoghNp
↑こういう糞野郎にローカルルールとか言っても無駄なんだろうな
715名無しのオプ:2010/04/20(火) 11:28:54 ID:ooCBPfWM
>>714
ごめん。削除依頼出してきます
716名無しのオプ:2010/04/20(火) 16:36:21 ID:yuNFy+MZ
711です。ご意見、参考になりました。
さっそく読んでみます。サンクス!
717名無しのオプ:2010/04/21(水) 00:50:16 ID:586IvWmz
>>716
読んだら感想よろ

圧巻は、あの二人が夜の街をひた走るシーンだと思う
718名無しのオプ:2010/04/21(水) 16:06:47 ID:2bzOYS7u
>>715
嘘吐き
719名無しのオプ:2010/04/22(木) 00:07:05 ID:5gbroU4g
>>718
出しましたよ。

>>361(「死の記憶」ネタバレ)は自分じゃないけど、
ついでだから出しておいた。
>>93-95(「夏草の記憶」ネタバレ)も追加しといた。

http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1221902267/253-254

報告遅れてスマソ
720名無しのオプ:2010/04/23(金) 16:50:04 ID:xLFh/BwJ
沼地の記憶読了
やや期待はずれでした。他の作品に比べて退屈だったかな。
721名無しのオプ:2010/04/23(金) 20:46:24 ID:zofhe20K
>>720
そっか・・・・。やっぱり感じ方それぞれだな。
722名無しのオプ:2010/04/25(日) 16:41:46 ID:278zbCSW
711です。いま読んでる途中。
723名無しのオプ:2010/05/01(土) 16:29:38 ID:Dn9MDgF3
711です。読了。
記憶シリーズとはちがっていたけど十分に堪能しました。
やっぱりクックっていいね。
でも、この人こういう作品しか書かなくなったのかな?
初期の「熱い街で死んだ少女」も好きです。
724名無しのオプ:2010/05/07(金) 22:16:20 ID:m9TlNjJh
>>723
そうだね。Cityを舞台にしたハードボイルドもまた書いてほしいな。
「孤独な鳥がうたうとき」に似た感じのでもいい。
女性が主人公なのってこれだけだよね?

「蜘蛛の巣のなかへ」は、countryハードボイルドって所だろうか。
今読み返し中なんだが、やっぱりジェシー父さんかっこいいな。

この人の作品は、cityを舞台としたものでも、
やっぱり血縁とか、その人の過去やルーツといったものが、
ずっと一貫したテーマとして求められているよね。
クレモンズシリーズ、三部作として完成度高すぎて驚いた。
725名無しのオプ:2010/05/08(土) 17:45:11 ID:J8JX2ubs
沼地の記憶読んだ
石のささやきと比べたらいいけど正直事件の真相が肩透かしだわ
もっとショッキングな殺人事件がおこるかと思ったのに……
主人公が終生罪悪感に苦しむほどのことか?と思う
教え子に嘘教えたならともかく相手が勘違いして勝手に飛び出してったのに
まあ高潔な人だから思い詰めちゃったんだろうなあとは思うけど

あと自分と父親が本当の親子だと知らされて立ち直ってたけど
父親は明らかに自分の人生モデルにしたっぽい小説の中で息子を「薄汚い貰い子」みたいに書いてたんだよな?
真実は違ってもそう書いてる時点で親子の絆に疑問を挟むわ

後この人の話にでてくるティーンの美少女は皆同じタイプだ
726名無しのオプ:2010/05/09(日) 14:50:02 ID:0kyA4NNK
「the fate of katherine karr」(多分未訳)読んだ人います?
もしいたとしたら、真相わかりました?
727名無しのオプ:2010/05/12(水) 07:41:01 ID:TEQ7S2g1
>>725
「真実を知っていたのに、阻止しようとせず、
黙って相手が勘違いするままに任せた」
という、未必の故意の罪悪感なんだと思うけど、
あそこで、「いや、待て、それは違うんだ」と言った所で、
ヤツを思い止まらせることができたかどうかはかなり怪しい、
とは自分も思った。

でも、そのせいで、結婚を考えた恋人はアレだわ、
一時は自分の息子同然に思った将来有望な生徒はソレだわで、
充分に悲劇の人だとは思ったけれど。
「闇をつかむ男」や「夜の記憶」ほどショッキングではないし、
「心の砕ける音」ほど意外性もないけど、
悲しい話だなとは思った。特に彼女の高潔さが際立つだけに。

>真実は違ってもそう書いてる時点で親子の絆に疑問を挟むわ
そうだな。自分は真実か虚構かという点にばかり囚われていたけど、
考えてみたらそこは大事な所だ。
(実際より良く書くならまだしも)
ああいう商売じゃなくても、よほど鈍感な人でもない限り、
「なんでそんな話にしたんだ」という疑問は持つと思うし、
その点、お父さんを問い質すと思うな。

>>726
それって小説なの?それともノンフィクション?
原書で読むほどの英語力ないので、早く邦訳読みたい。
728726:2010/05/13(木) 08:22:09 ID:8iH1xVmr
>>727
小説。俺は多分日本語で読んでも、「結局これってどういうこと?」ってなった
と思う。クックはそういうのが時々ある。俺の読解力、想像力が欠けてるんだろうな。
729名無しのオプ:2010/05/13(木) 14:03:57 ID:ksST0Dxd
>>728
小説か、楽しみ!

クックを原書で読めるってだけですごいと思うし、羨ましいです。

>「結局これってどういうこと?」
>クックはそういうのが時々ある。
邦訳されてる作品なら、ここに疑問点を書いてみたら、
誰か答えてくれるかも。
730728:2010/05/13(木) 21:14:57 ID:Cg6vdmLM
>>729
>ここに疑問点を書いてみたら、誰か答えてくれるかも。
読んだ直後は激しく疑問に思うんだけど、時が経ったら忘れてしまうことが多い。
おぼえていたとしても、ネタバレになるから露骨には聞きにくいしね。

「the fate of 〜」は確かにすごい疑問が残ったけど、おもしろいことはおもしろ
かったよ。楽しみにして間違いないと思う。
731名無しのオプ:2010/05/14(金) 00:09:01 ID:PZJ+MCxT
>>730
>ネタバレになるから露骨には聞きにくいしね。
志村ー!メル欄!メル欄!

>おもしろいことはおもしろかったよ。楽しみにして間違いないと思う。
ありがとう
732名無しのオプ:2010/05/20(木) 02:13:02 ID:UAf207/w
沼地はまずまずだった
733名無しのオプ
沼地の記憶読了
スカした教師の「いい気なもんだ」的な経過と独特の物言いにウンザリしてたので
父親とエディの接近による彼の動揺がザマア〜〜だった

いずれにしてもエディは老若男女惹きつける磁力があったらしいな
ただ想像してもそれほどエディの魅力が浮かんでこない
エディの画像も脳に浮かんでこない(クックの登場人物は画像で浮かびやすいのに)
だいたいエディって
保護本能をかきたてるような控えめないい子ちゃんなのが都合よすぎ
最後のあ「どんでん」は肩透かしだったし
小説の品質を下げたと思う。

クックにしては
材料はたくさんぶち込んだ割りに薄い味付けというか
急いで仕上げたのかなっていう感じがするなあ