フェイ・ケラーマン『慈悲のこころ』終わった。
ミステリより冒険活劇(主役はシェイクスピア)だが、おもしろい。
下巻に入ったら読むのが止まらなくなった。
二つの事件が平行して進むんだが、シェイクスピアの親友殺し、どう考えてもユダヤ人一族の話に力負けしてるな。
不満といえばこのくらいかなー。
16世紀ロンドンって道にウンコ捨ててたんだね。
お題・・・R・D・ウイングフィールド『クリスマスのフロスト』。
飛鳥部勝則「殉教カテリナ車輪」
いや、飛鳥部ファンなので。
日曜の夜は出たくない 倉知淳
猫丸先輩は、かなり良いです。
連作短編集なんだけど、最後にまとめ(?)が有っておもしろい。
北村薫 夜の蝉。特に表題作がすげー良いよ。
「赤毛のレドメイン家」イーデン・フィルポッツ
夕暮れの湖畔と駆けてくる乙女、という場面が、ノステルジーっぽくて良い。
チェスタトン「ブラウン神父の童心」
シリーズ全5作(童心、知恵、不信、秘密、醜聞)を集めると
なんだか嬉しい気分になる(w
「しゃべくり探偵」黒崎緑
会話だけの謎解きとか
突拍子もなくておもしろい。
ペレ「ワールドカップ殺人事件」
す、すみません…嘘です
パット・マガー「被害者を捜せ!」
新本格ファンも楽しめる海外古典だと思います(正確にはまだ古典とは言わないのかな?)
949 :
名無しのオプ:03/06/01 00:08
ジョナサン・キャロル『炎の眠り』
それから栗本薫『絃の聖域』終わったYO!
思ったよりずっとまともで面白かった。
あんまり本格本格はしてないが、何で被害者は左手にばちを持ってたのか、という解決が大いに納得。
エリザベス・フェラーズ「細工は流々」
キャラクタ描写が良い。
エド・ゴーマン『夜がまた来る』を。
1991年発表の作品ですが、近年のミステリ長大化の傾向の中で、
あっさり読める薄さと読みやすさ、にもかかわらず読後も長く残る
しんみりとした余韻はなかなか貴重です。
952 :
名無しのオプ:03/06/01 04:41
忘れるな!山口雅也『生ける屍の死』
953 :
名無しのオプ:03/06/01 05:03
最近開眼、アワサカ氏の「亜愛一郎の・・・どれでもいいですがとりあえず・・・逃亡」
アンソロジーで「五十円玉二十枚の謎」。
そして、あなたの解決も知りたい(笑)。
有栖川有栖「山伏地蔵坊の放浪」
俺的にお気に入りなんだが・・・・・・。
加納朋子「掌の中の小鳥」
俺的加納ベスト。
ミステリより恋愛小説っぽいといえばぽいが。
957 :
名無しのオプ:03/06/02 01:43
アシモフ『黒後家蜘蛛の会』。
SF系ミステリかと思って読んだらクラシカルな安楽椅子ものでびっくり。
バークリー「試行錯誤」
集大成的傑作。バークリーファン以外も必読。
959 :
名無しのオプ:03/06/02 08:38
黒崎緑「しゃべくり探偵」
とりあえずお勧めしときま。
なんで「しゃべくり探偵」が二回も挙がってるんだ(笑
じゃあ、読みます。「しゃべくり探偵」。
他に名前の出た作品で、既に知ってるやつにちょっとコメントを。
>>941(R・D・ウイングフィールド『クリスマスのフロスト』)
は、読むまでアメリカの作品だと思い込んでたんですが、イギリス産なんですよね。
人気のあるモジュラー型の警察小説、型破りなキャラクター…という予備知識から、
派手派手な話なんだろうと思ってたら、英国らしいシニカルさの効いた、地味な
謎解きミステリだったので、意外でした。
>>945(イーデン・フィルポッツ『赤毛のレドメイン家』)
は集英社版で読んだんですが、あの夕暮れのノスタルジーは、やっぱりいい味を
出してますよね。瀬戸川猛資氏が『レドメイン』のラストの犯人の独白はすごい、
現在なお輝いて見えるほど強烈な発想だ、って絶賛してますけど、あれだって
突然ぽっと出てきたんじゃ駄目で、甘い恋愛や、田園、湖畔などの風物に彩られた
幻想的なムードが底流にあればこそ、クラクラっとくるんじゃないかと思います。
他にもいくつか読んだことのある作品はありますけど、この辺にして、次のお題を。
「水の中から何かを引き揚げるシーンのあるミステリ」でお願いします。
死体や証拠品のサルベージでも良いですし、底に沈んでるんじゃなく、浮いてたり
流れてるのを岸に引き寄せる、とかも可です。
直接サルベージのシーンが描かれてなくても(伝聞等)OK。
エド・マクベイン『白雪と赤バラ』。
マクラウド『ウーザック沼の死体』
シリーズものだが単発でも一応楽しめると思いまつ。
パトリシア・コーンウェル 「死因」
シリーズ7作目だけど、いきなり読んでもそれほど違和感はないと思います。
作者はこの本を書くためにスキューバの免許取ったとか。
963 :
名無しのオプ:03/06/02 16:51
横溝正史「犬神家の一族」
多分一番インパクトのある浮いてるシーン・・・
ラヴゼイ「最後の刑事」
今読んでます。しょっぱなからお題に相当するシーンが。
965 :
名無しのオプ:03/06/02 18:22
江戸川乱歩『魔術師』
「獄門舟」と書かれ、生首の乗った板が大川を流れる・・・
ジュニア版にこのシーンなかったような気が。
そりゃそうか?
短編で申し訳ありませんが、
モーリス・ルブラン「赤い絹の肩かけ」を。
河から引き上げられたわずかな証拠から繰り広げられる
リュパンの名推理は必読です。珠玉の短編。
967 :
名無しのオプ:03/06/02 18:37
>>966 おお、俺もあれ好き。
リュパンってことは創元?(笑)
短編なら、ポオ『マリー・ロジェの秘密』も確かそうだよね。
水死体ならほぼ等しく当てはまるかな。
で、965見て思い出した横溝正史『貸しボート13号』なんかどうだろう。
>13号
昔の角川文庫は恐ろしかった。
カバーの絵が不気味で怖い点では1、2を争う^^
ジャック・フィニイ「クイーン・メリー号襲撃」
戦時中に沈んだ潜水艦を引き上げて、豪華客船を襲撃する話。
マーガレット・ミラー『これより先怪物領域』(ポケミス)
冒頭で、泥だらけの貯水池から赤ん坊の死骸が発見されます。
実はこのエピソード、(一応メール欄)なんですけど、何を暗示しているかに
気付いたとき、背筋が寒くなりました。
貯水池以外にも、二軒の農家を隔てる川が重要な役割で登場してまつ。
980の人は次スレよろしく。
こういうお題っていいよね。
エラリー・クイーン『スペイン岬の謎』
ついでに『エラリー・クイーンの新冒険』から、『がらんどう竜の冒険』
とり・みき+ゆうきまさみ 「土曜ワイド殺人事件」
なぜかまず最初にこれが思い浮かんだ(w
トマス・H・クック「緋色の記憶」
なーんてどうでしょう。
クック好きなんだけど読後に凹むんだよね。例外なく。
ダグ・アリンの短編集『ある詩人の死』(光文社文庫)から、中編の「黒い水」を。
サルベージ屋の女性ダイバーが主人公。当然、水が一つのキーワードになっています。
水中を舞台にした見せ場も要所で織り込まれていて、その都度ごとに、工夫を凝らした
綿密な描写で楽しませてくれます。
マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールーの「ロゼアンナ」(角川文庫)
警察小説の傑作であるマルティン・ベック物の第一作。
浚渫船にサルベージされた女の溺死体から話が始まるので、お題に沿いますね。
身元が全く知れない女性の素性を、地道な捜査の中で洗い立てていく
過程が実に人間味に溢れていて面白い。あと、オールタイムベストなどを参考にして
4作目の「笑う警官」から入った人は少なくないと思うけど、
第一作からずっと時間が流れてるシリーズなんで、やはり1作目から
読むと別の切なさが加わるね。なぜというに、「笑う警官」での被害者が・・・・
(これは、通して読めば分かる)
アーロン・エルキンズ『古い骨』
海から引き揚げられるのは・・・
977 :
名無しのオプ:03/06/04 23:23
age
978 :
名無しのオプ:03/06/05 15:40
age
夏樹静子『そして誰かいなくなった』
980 :
名無しのオプ:03/06/06 09:46
どれも面白くなさそうなのでパスします。
このスレの残りはどうすんべ
よし、皆で輪唱しよう。
俺からいくぞ
♪かーえーるーのーうーたーがー
985 :
名無しのオプ:03/06/08 22:16
♪きーこーえーてーくーるーよー
♪ぐわっ、ぐわっ、ぐわっ、ぐわっ
♪げこ げこ げこ げこ
♪ぐわっ ぐわっ ぐわっ
次いってみよー
♪しーずかーなこーはんーのもーりのーかげーからー
♪もう起きろ (゚Д゚)ゴルァと カッコウが鳴く
♪カッコー、カッコー、カッコカッコカッコー