『半落ち』読んで、横山秀夫のファンになった。イイ!
新刊の『深追い』もよかったぞー。
話題の作家なのに、まだスレがないようなので立てたいと思います。
=著作リスト=
『陰の季節』文春文庫 短編集
『動機』文春文庫 短編集
『半落ち』講談社 単行本 連作短編集
『顔 FACE』徳間書店 単行本 短編集?
『深追い』実業之日本社 単行本 短編集
詳細がちがうかもです。。
つけたしあれば歓迎
横山秀夫は後にドラマ化された作品が多いな。
「逆転の夏」「動機」「陰の季節」・・・
帯に短し襷に長しな作家。そーゆう意味で、
2時間ドラマの原作に丁度いいのかも。
「半落ち」は章ごとに視点を変える必然性が薄いよ。
それに県警上層部vs検事の構図が後半激しく燃え上がるのか思ったら
そうでもなくて地味な結末に落ち着くし。
ミスチャンのベストテンでは「半落ち」10位だったな。
陰の季節>>半落ち>>>>動機>>深追い
顔はまだ読んでない
「深追い」読んだ。来年のこのミス予想19位。
>>7 そうね。漏れも「陰の季節」が一番いいと思った。
10 :
名無しのオプ:02/12/22 12:29
酔ってカラオケで「花」を歌う瑞樹に萌えた。
変なリアリティがあった。
11 :
名無しのオプ:02/12/22 18:50
平野瑞穂たん萌え
>>7に追加
陰の季節>>半落ち>顔>>動機>>深追い
残念だが「半落ち」「深追い」は未読。
作品集としては「蔭の季節」より「動機」の方がはるかに上。
特に表題作以外の作品が素晴らしい。
作者が、警察以外を素材にして書けることも証明した意味でも、
その意義は大きい。
「顔」はつまらない。婦人警官を主人公に萌え狙い見え見え。
ここに作者の堕落を感じる。
>>12に同意。
顔はまだ未読だけど。
「動機」がインパクトがあった。裁判官(だっけ)の話がよかったな。
「半落ち」はそこそこ、だけど新聞記者の章がすごくおもしろく読んだ。
警察小説はまったく興味がなかった本格畑の私だが、横山秀夫を読んで興味を持つように。
逢坂剛の百舌シリーズも大好きだ。。
間口を広げてくれた作家として感謝している。
お、小説宝石に短編が載っているらしい。
読まねば読まねば。
16 :
名無しのオプ:02/12/23 07:16
>>14
萌え狙い見え見えの婦人警官に萌えてしまう読者(俺)の罪>>
>>>萌え狙い見え見えの婦人警官を書く横山の罪
間違えた、14ではなく13だった。
18 :
名無しのオプ:02/12/23 09:34
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/:::::::::::::::::::ノノ人:::::::ヽ
ノ:::::::::::::::::::::ノノ ヾ:::::::j
i:::::::::ノノ::ノ,-‐' ー-、|:::::/
/":::::::::ノ -tテ, (テ- ヽ、:| ____________
i ::::::::/ ^ ´ ヽ´ iし/ /
ヾ:::::ゝ ノ(`_ _) /::/ < 書斎魔人さんに差し上げてください
`r" ノ、_,イ ` jノ \____________
/;;\ ヽ ソ 丿
/;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 、___ ノ
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 、,,-―;";;;;;;;ヽ_/つ |
;;;;;;;;;;;;;;;;/⌒つ( (ー---""-"). )__|
「半落ち」今読み終わったよ。ラストに明かされる真相は正直いまいちだったけど
裁判のくだりには(藤林圭吾の章)は地味に迫力があった。
植村学の章ではメール欄の台詞にもぐっときたな。
動 機 横山秀夫 文 春
収録作品各話講評
・「動機」 表題作で日本推理作家協会賞受賞作だがそれほどの作品とは思え
ない。一括保管されていた警察手帳の盗難とややセンセーショナルな出
だしに比較してその後の展開も地味でよく読めばネタばれの可能性もある。
長篇と短篇の相異はあれど同じ警察ものでも昨年読んだ佐野洋「指の時代」
の渋いユーモアとウイットに比べるべくもない。本書所収作品中一番つ
まらなかった。
・「逆転の夏」 これは書き下ろしの力作。ミステリーとしてのどんでん返し
の面白さも充分にある。
・「ネタ元」 地方紙の記者の生態がよく書けていると思う。主人公を女性
記者にしたのも時代性を反映しており出色。
・「密室の人」地裁の裁判官が主人公でそれなりに読ませるが、「ネタ元」に
くらべ描写がいま一つ迫力を欠く。これは著者の前職が地方紙の記者で
あり対象に対する知悉の程度の差が作品の出来にあらわれたものであろう
と考えられる。ラストはなんとなく純文学っぽい。またはストックトンの
「女か虎か」を思わせる。
全体講評
正直言って鮎川哲也賞受賞を受賞した著者の前作「蔭の季節」は期待して
読んだわりには面白くなかった。主人公が今まであまり小説で描かれなか
った内勤の警察官である点に多少目新しさを感じた程度である。
しかし世評は良く著者を警察小説の書き手として評価する声もあるらしいが、
書き下ろし作品「逆転の夏」の出来映えの良さを考えても著者は次回以降
の作品の舞台として警察にこだわり作品の世界観を狭める恐れを犯す必要は
無いと考える。昨年の某新聞の夕刊紙上にて筆者自身が警察ものには
こだわらず組織の中で生きる人間の姿描いていきたい旨語っており
この点次回作にも期待がもてそうである。
21 :
名無しのオプ:02/12/23 15:16
<正直言って鮎川哲也賞受賞を受賞した著者の前作「蔭の季節」
陰の季節は松本清張賞受賞作ですが・・・
22 :
名無しのオプ:02/12/23 16:56
>>20 したり顔の講評を垂れる前にケアレスミスを無くして下さい。
23 :
名無しのオプ:02/12/23 19:09
小説よりドラマの方がよかった「陰の季節」と「逆転の夏」
24 :
名無しのオプ:02/12/23 19:47
「動機」は「そんなもん家族のために決まってんだろうが!」のセリフに萌え。
>>22 他人の揚げ足取りやあら探しに終始するのはおやめなさい。
あなたも気の効いた論考のひとつも書けるように頑張ってください。
「心して歩め!」この言葉を、あなたに送ります。
>>23 過去ログで書いてる人がいますが、所詮2時間ドラマの原作程度なのかも。
26 :
名無しのオプ:02/12/23 20:11
>22,26
あんまり構わないでくださいね。
>>27 すんません。放置します。謝罪なんてするわけないし。
29 :
名無しのオプ:02/12/23 22:58
すいません、ちょっとマニアな方に聞きたいんですが、
『半落ち』の結末に関して、重大な欠陥があると漂泊旦那という人が
指摘したようです。
どなたか知ってたら教えてください。
30 :
名無しのオプ:02/12/23 23:54
27=28、自作自演(藁
31 :
名無しのオプ:02/12/24 02:47
「半落ち」が横山作品はじめてだったんだけど、
一瞬松本清帳の再来か?と期待したんだけどね
>>31 >一瞬松本清帳の再来か?と期待したんだけどね
期待した結果はどうだったの?
34 :
名無しのオプ:02/12/24 10:21
横山秀夫の足で思いっ切りチンポしごいて欲しい!
ほっそりして奇麗な横山秀夫の白い足・・・黒いハイソックスを履いた足で
俺のチンポをゴシゴシ擦ってもらいたい!
ナイロンのザラザラな感触とその下のやわらかい肉の感触を堪能したい!
イキそうになったらソックスと足の間にチンポ突っ込んで射精だ!
ソックスに中出し!それからソックス脱がせて、今度は精液まみれの素足で生コキ!
横山秀夫の冷めた目で見つめられながら裸足コキで何回も射精したいよ!
35 :
名無しのオプ:02/12/24 11:36
やっぱり、逆転の夏がいい。
「逆転の夏」は、確かに短編の傑作だとは思うよ。
得体の知れない電話がサスペンス性を盛り上げている。
ドラマ的にはかなりいい。テレビドラマも何度も再放送されている。
でも、あの仕掛けにリアリティが感じられないんだよね。
メール欄を考えるとおかしいと思わない?
ごめん。メール欄書き忘れた。こっちを見てね。
>>20の書評は、あえて原文のママ転載したため、
誤りがあった点につきお詫び申し上げます。
しかしながら、
ケアレスミスにより作品受賞歴の記載に誤りがある→作品講評をしてはいけない。
小学生でもわかるとおり、このような論理展開は不可能です。
相手を罵倒して逃げるの楽な道ですが、まともなミステリファンなら上記の点は、
肝に銘じておいてください。
>>37 ご指摘のとおりだと思いますが、これを言い出すと、
それこそカーもクイーンも馬鹿ミスです。
見逃してやりましょう。
39 :
名無しのオプ:02/12/24 21:11
>>33 29ですが、その日記のことですが、
10月22日の日記の当該記述部分が削除されているので
その内容を教えてください。
>>39 削除はされていないよ。
背景と同じ白字でかかれているから見えないだけ。
「すべて選択」すると見える。
2chのメール欄のようにネタばれを避ける方法だね。
41 :
名無しのオプ:02/12/24 23:40
>>40 なるほど、う〜ん・・・
どうもありがとうございました。
42 :
名無しのオプ:02/12/25 00:03
来年は7冊出るらしいが・・・
43 :
名無しのオプ:02/12/25 08:54
量より質でいって欲しいなあ…
44 :
名無しのオプ:02/12/25 19:30
「半落ち」読了。しみじみと沁みて、そして、親父とお袋の声が聞きたくなった。
最後の2Pで不覚にも泣いちゃったよ
46 :
名無しのオプ:02/12/25 23:17
>45
んなもんで泣けるおまえがうらやましい
>>38 すみません、その書評の原文のソースを教えてもらえないでしょうか?
他にも同様の書評があるのなら読んでみたいのです。本ですか? ネット上ですか?
ミステリー以外の書評もあったりするのですか?
けっこう鋭い内容だと思うので興味があります。よろしくお願いします。
48 :
名無しのオプ:02/12/26 12:07
>>38 まともな書評なら、載せる前に自分で添削すると思います。
まともな人だったら、人を罵倒する前にまず自分のミスを謝るでしょう。
ケアレスミスかもしれませんが、こんな単純なミスがある書評は信用度が落ちますよ。
プロでもアマでも一緒です。
>>20の書評は「インテリゲンチュア・イン・ジャパン」からの引用です。
このコラムは、かねてからミステリーに耽溺することには批判的であり、
1月号ではガルシア・マルケス(ノーベル文学賞作家)の「予告された殺人の記録」の
書評がアプされる予定です。
>>48 あなたのレスを熟読しましたが、
いわゆる世間知と言われるものの垂れ流しに過ぎず、
論理的な反論として成立していません。
まず、
>ケアレスミスにより作品受賞歴の記載に誤りがある→作品講評をしてはいけない。
上記の文の論理的な帰結を明らかにしてください。
もし出来ないのあれば、私宛てに正式に謝罪してください。
>>50 >>ケアレスミスにより作品受賞歴の記載に誤りがある→作品講評をしてはいけない。
>上記の文の論理的な帰結を明らかにしてください。
誰もそんなことは言っていませんが?
ケアレスミスにより作品受賞歴の記載に誤りがある→その他の部分も信用に値しない
日本語の理解できない人は黙っていたまえ。
ぞぬはいいねえ。
>>51 君はアホですか?
>ケアレスミスにより作品受賞歴の記載に誤りがある→その他の部分も信用に値しない
上記の文の論理的な帰結を明らかにしてください。
もし出来ないのであれば、君にこのスレにカキコする資格はありません。
ここまで、あぼーん×7
クソ馬人にミステリ板でカキコする資格なし
仲間に入れてほしかったら、まず数々の荒らし行為を正式に謝罪しろ。
みんなもぞぬを使おう!
>>49 たびたびすみません。「インテリゲンチュア・イン・ジャパン」という書名で検索してみたのですが、
該当する雑誌(?)が見つかりませんでした。
出版社名か、売っている書店名(できれば首都圏)を教えていただけないでしょうか?
教えてくんで申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
書斎魔神さま。簡単で良いので我々に謝罪してください
>>57 まず、あなたの愛用している検索エンジンとナプキンを教えてください。
>>58 誤植の件は
>>38で正式に謝罪済みであり、問題は解決しています。
あなたのレスは、スレの円滑な進行を妨害する意図を持つ悪意に満ちたものとしか
理解できません。
55にもありますが、今まで行ってきた荒らし行為について謝罪してください。
あなたの誤植など毎度のことだし、別に誤っていただこうとは思いません。
あぼーん×8
魔神なんか相手にするなよ。
いままでのことを考えればそのくらいわかるだろーが。
魔神にしつこく謝罪を求める奴らこそ荒らしだと自覚しろ。
なんで放置できないかなぁ。
>>59 検索エンジンは基本的にヤフーを使っています。
ナプキンとは? 質問の意図がよく分かりません。何かの隠語ですか?
もし本当のナプキンということでしたら、私は男なので使いません。
これでよろしいでしょうか? お返事お待ちしています。
64 :
名無しのオプ:02/12/30 21:46
ナプキンのことはどうでもいいんだけどさ、
あんなに引っ張っておいて、あの落ちじゃ・・・
感動どころか、拍子抜け。
このミスっておかしくねぇか?
65 :
名無しのオプ:02/12/30 22:38
67 :
名無しのオプ:03/01/02 00:00
どうなんだろ?1,700円も出して買ったんだけど。
その価値はないと思った。
オレは素人だから単なる読者の域をもちろん出ないわけだが、
前半のテンポのよさ、視点が変わることによる事象へのフォーカスの仕方など、
面白い部分があったのは事実。
でも後半、特に最後は詐欺並だな。
読んだ人に聞きたいが、あのことが理由で本当に警部は新宿へ行くか?
行くという必然性に対する合理的な解説が得られないと思うのだが。
多分「そこは主人公をああいう境遇にあることで理解が及ばないはず」という言い訳が聞こえてきそう。
はっきり言って、駄作だね。
反論お待ちしてます。
68 :
名無しのオプ:03/01/02 01:57
>>67 この板に初めて書き込みます。反論というほどではないのだけれど。
ミステリーである以上、読者は結末がどうなるかということを推理
しながら読むわけで、私の予想は悉く外れてしまった。見事なほど
の意外性はあったと思う。警部の動機というのは、この犯罪が同じ
警察組織の中で行われたということを考えれば、充分成立するので
はないかな。新聞記者出身だけあって、サツとブンヤの丁々発止の
やりとりも実に生き生きと描かれていて、秀作と呼ぶにふさわしい
と感じたが。
69 :
名無しのオプ:03/01/02 02:12
「半落ち」。最後の2ページ、これで泣くなと言う方が無理。
ミステリ界云々は良くわからないが、遠藤周作の「深い河」を彷彿させる。
駄作だ、と言う人が存在するのも当然ですが、罪を犯し、人を傷つけ、失っ
てきた人間には梶の魂の彷徨がくっきりと見えてしまうのです。
ところで、著者のミスでは?とされている例の「人間五十年」(詳細は省略)の件は、
「梶が自殺を思いとどまった理由」として別に破綻はないと思います。
うーん。しかし、駄作ならぬ蛇足ですが、この作品に「共感できない」「面白くなかっ
た」などの感想はありうるのですが、これほどの内容と構成を持つ作品、少なくとも
「駄作」とは呼ばないんじゃないかな。
70 :
名無しのオプ:03/01/02 02:17
「半落ち」。最後の2ページ、これで泣けと言う方が無理。
ミステリ界云々は良くわからないが、浅田次郎の諸作を彷彿させる。
71 :
名無しのオプ:03/01/02 02:28
69です。
年齢によってずいぶん感想がちがうのかもしれませんね。
という自分は35歳。
72 :
名無しのオプ:03/01/02 03:32
うーん、俺も今年で35になるが、このオチには全然納得いかないぞ。
短篇ならばうまいと感心したかもしれないが、長篇一本読まされて
これじゃあなぁ。中盤までの構成が素晴らしかっただけに、よけい
がっかりだよ。
>>68 >>69 レスありがとうございます。
皆様のご意見も確かにもっともな部分もあると思います。
私の申し上げたかったことは、端的に言うと72さんのレスでありまして、
要は、中盤までの素晴らしさを最後であっけなく終わらせた辺りに問題があると感じておるのです。
駄作は少々言い過ぎでしょうか。しかし、1,700円の価値はないですな。私の感覚では。
>>67 >>72 激しく同意。
まあ、おいらはブクオフで半額で買ったので、値段相応というか(w
75 :
名無しのオプ:03/01/02 22:09
>>67 67さんへ。ちょっとこのスレの趣旨から外れるのだけれど、教えて欲しい。
あなたが、現在の貨幣価値に照らして「1,700円出しても惜しくない作品」
というものを提示してもらいたい。私はその本を読んでみたいと思う。
76 :
名無しのオプ:03/01/02 22:25
連作短編としては秀作だと思います。
77 :
名無しのオプ:03/01/02 22:34
最近の本はどいつもこいつも高すぎるよ
78 :
名無しのオプ:03/01/02 22:48
>72
この前ミステリチャンネル見てたら、
関口苑生と豊崎由美が全く同じこと言ってたよ。
やっぱり年齢じゃなくて、個々人の感性の違いでしょう、受け止め方は。
ちなみに俺は「・・・」でした。
>>78 いや、年齢によって評価がちがうと言ったのは、俺じゃなくて
71氏なんだけど。
>>77 あんたのような人は本を読まない方がいいな。
>>75 レスありがとうございます。
そうですね。拙い私の、ごく私的な感覚で申し上げます。
藤原伊織氏のテロリストのパラソルなんて、1,700円出しても全然お買い得だと思いました。
尤も、藤原氏の以降の作品は今ひとつですけど。
ま、こんなことを申し上げると2ちゃん流の叩きに会うかもしれませんが。
私の感覚では藤原氏のテロ〜などは秀作と申し上げることができると思います。
ご意見お待ちしてます。
>>79 貴重な御意見ありがとうございます
しかし、文庫本でさえ千円を上回る値段のつけられる昨今の状況をどう思います?
無理矢理上下巻本にしたり、活字が妙に大きかったり…
確かに一冊一冊を見れば、「おもしろかった〜。●●円出した甲斐はあった」
という本も多々あるでしょうが、現在の状況は出版社が読者に苦役を強いている
ように見えるんですよね
で、『半落ち』ですが、ひどく悪い作品ではないけど、ラストが気に食わない、
というか、「感動」的な部分がどうにも浮いてしまっているように見えて
1700円はちょっと割高感あり、てなかんじです。
>>81 う〜む。貴殿のおっしゃる通りだと思います。
デフレのこの時代に書籍価格だけは相変わらず再販価格を統制され、
どうにも読者に苦役を強いているというふうに感じるのは私も同感です。
まあ、図書館なり古本屋なりを活用して生活防衛しつつ文化的生活(と言えるのかどうか・・・)を楽しむべきですね。
いずれにしても「半落ち」は一読者の立場からは50点クラスの作品と申し上げざるを得ません。
誤解があってはという危惧のもとに重ねて申し上げます。
私がこれだけ素人なりの書籍論評に拘るのにはわけがあります。
書籍は購入した後、「面白くないから返品したい」ということが言えません。
つまり、読者の自己責任の元に購入の選択権があるわけです。
しかし、作家からしてみれば、世論を動かし(つまり出版社の販売促進費を獲得し)、
なんとなく面白そうだという雰囲気の元に購入意欲を誘えば、丸儲けなわけですな。
これはつまり詐欺にも等しい行為だと思うからです。
長レススマソ。
83 :
名無しのオプ:03/01/04 01:55
おもいっきりスレ違いだな、貧乏人!(藁
>>81 だから苦役だと感じているなら本なんか読むなっての。もっと安い娯楽は
いっぱいあるだろ。だいたい千円を上回る文庫の存在がそんなにおかしい
か? 本の値段は制作原価と部数の兼ね合いで決まるものだから、あまり
読者のいない(=マニアックな)本は高くて当然。宮部みゆきや赤川次郎
や西村京太郎のごく普通の厚さの本が千円だったら高いと思うが、ちくま
の怪奇探偵シリーズや大衆文学館みたいに一万部も出ていない小部数
文庫なら千円でも別に不思議はない。
>>82 >書籍は購入した後、「面白くないから返品したい」ということが言えません。
>つまり、読者の自己責任の元に購入の選択権があるわけです。
当たり前だ。そんなの本に限ったことじゃないだろ。お前はレストランで
「思ったほど美味くなかったから金は払わない」というのか?
>>84 あなた、かなり頭悪いですね。
確かにレストランではそうでしょう。
では、家電製品では?スーパーで買った食料品は?
ある事象をある局面から単純に批判することなら厨房でもできるんですよ。
私の申し上げていることはそんなことじゃない。
レストランで食うハンバーグの価格は全国どこでも一緒ですか?
違いますよね。
書籍はどうです?
つまり、保護されているということを作家も出版社も自覚せよということなんですよ。
少なくとも、資本主義経済の元で庶民が一般的に購入する物資において再販価格統制が残っているのはおそらく書籍だけでしょう。
あなた私の文章ちゃんと読んでますか?それとも字が読めない?藁
>>85 >確かにレストランではそうでしょう。
>では、家電製品では?スーパーで買った食料品は?
商品が不良で返品するのと、買っては見たけど自分が勝手に思って
いたほど良くなかったので金返せというのはまるで違う。本だって
落丁・乱丁なら取り替えてもらえるぞ。阿呆はどっちだ?
阿呆自慢は他でやってくれ!
違う!違うんだ!みんな秀ちゃんのこと誤解してるんだ!
秀ちゃんは天使なんだ!本当の天使なんだ!
夜は9時までにぬいぐるみ抱きながらひとりで寝るんだ!
ないと寝れないんだ!寂しがりやなんだ!
お気に入りのオルゴールを聞きながら寝るんだ!暗くなると怖くて泣くんだ!
男の子見ると恥ずかしくて照れちゃうんだ!ほっぺが赤くなってかわいいんだ!
仕事で忙しくてプライベートの時間ないんだ!遊んでる時間ないんだ!
秀ちゃんは仕事で疲れてるんだ!でも弱音はかないんだ!頑張りやさんなんだ!
うんこするわけないんだ!想像できない!汗もかかないんだ。
出るのは涙だけなんだ!よだれなんてしないんだ!
鼻毛なんてないんだ!腋毛もないんだ!あそこの毛もないんだ!脛毛もないんだ!背毛もないんだ!
尻毛もないんだ!腹毛もないんだ!ひげなんか生えてないんだ!処理する必要もないんだ!ついでに穴もないんだ!
子供にセクシィなポーズは似合わないんだ!不器用だからできないんだ!
秀ちゃんのパンツはグンゼなんだ!ママに買ってもらってるんだ!
色は白だけなんだ!黒なんてもってないんだ!染みなんてないんだ!
ヒモパンやTバックは恥ずかしくてはけないんだ!
Hな声なんて出さないんだ!出せないんだ!出るわけ無いんだ!
電車にひとりで乗れないのに男に乗るわけないんだ!まだHな事知らないんだ!
秀ちゃんはママが好きなんだ!ママの作るオムレツが好きなんだ!
ママに変なことしたら泣いちゃうんだ!家族が大切なんだ!
中年デブの不細工が秀ちゃんを怖がらせたら駄目なんだ!
優しい秀ちゃんで変なこと考えたら駄目なんだ!
とにかく、秀ちゃんは天使なんだ!
コピペ書き換えて貼る人はミミズ以下の知能だと思う。
ちょっと待ってよ。そりゃ本の価格が、部数や売上や版権に左右されるのは
当然だし、理解できないほど頭も悪くないですよ。
「高いと思うなら他の楽しみ見つけろよ、この貧乏人!」
といわれても仕方ないけど、じゃあ、本を安く売る努力をしろよ、出版社!
と声を上げるのは悪いことなのか?77で例に挙げた無理矢理な上下巻本や
活字大きくしてページ数を増やす、というような姑息な手段に対しては
どう思うわけ?
紙質が落ちてるよね、最近の本は。
角川文庫の翻訳は印刷が読みにくい。なんとかしてくれ。
(スレちがい御免)
>>90 いい加減にしろよ。
スレに関係ないことは雑談スレにでも行ってやれ。
迷惑だ。
93 :
名無しのオプ:03/01/04 17:22
平野瑞穂を超えるヒロインは未来永劫(以下略)
>>90 出版社のつけた定価に文句を言うなとは誰も言ってない。不当に高い本なら
むしろ批判すべきだ。しかし君の「現在の本の定価は押しなべて高すぎる」
という意見には、まったく同意できない。それは単に自分の出費を少しでも
減らしたいという消費者のワガママに過ぎない。だから貧乏人という揶揄の
レスが付くんだよ。
ましてや、本の定価を下げてほしいってことと、内容が面白いかつまらない
かってことは、まったくの別問題。「半落ち」のラストが気に入らなかった
から定価の1700円は割高、とかいうから話がおかしくなる。逆に内容が気に
入った本なら同じ造本でも3000円出すのか? おそらく出さないだろう。
ま、これ以上「半落ち」と関係ない話を続けたいなら、92のいうとおりスレ
ちがいなので、雑談スレにでも行くことだ。
95 :
名無しのオプ:03/01/04 22:46
っていうか
>>72の言ってること論理破綻してるぞ。
よ〜く考えてみろよ。
最近の魔人って数字の名前で書き込んでんのか?
>>95 どこが破綻しているのか、具体的に言ってくれ。
>>96 よりによって、そんな奴と同列視されるとは……。
98 :
名無しのオプ:03/01/04 23:25
>>96 いや、このスレだけ見ると一連の数字HN荒らしは魔神以下だな。
自覚が無いのはどちらも同じだがな。
>>98 ageてそのレスかよ。どっちが荒らしだか判らんな(w
100 :
名無しのオプ:03/01/05 00:53
で、結局『半落ち』の話はどうなってんだよ(w
101 :
名無しのオプ:03/01/05 00:59
もう語ることがたいしてありません(w
「動機」
良かったよ。近来にない充実の短編集、って文庫よだなw・・・はい、2000年に出てますね。
文章に風格がある。最近のミステリーのバカ文に少し嫌気が差していたから、凄く大人っぽく
感じたね。それでプロットも巧み。で4つの短編があるわけだが・・
(動機)傑作、といっていいと思う。特にラストのヒネリが効いている。ヒネルことに
よって○○の秘められた思いが鮮やかに浮かび上がる。そこに感動させられる。捻りは、こう
でなくてはね。
(逆転の夏)少し悲惨過ぎ。読んでて辛いね。
(ネタ元)女性記者のキャラクターに共感できるところがミソ。「女にしてやった・・」
云々に萌え。
(密室の人)良い裁判官じゃんか。可愛そう過ぎ、って思ったら、またラストの
謎めいた余韻にノックアウト。でも可愛そうだな。
微妙にスケベな描写が巧いね。楽しみの一つです。「陰の季節」も読むかなぁ。
103 :
名無しのオプ:03/01/06 01:57
50近いおっさんの「澄んだ目」ってどんな目だよ
104 :
名無しのオプ:03/01/06 10:34
えー、なんか荒れてるな。
しかしバカ売れしてるよな。
ハリポとか香取慎吾の英語の本とか、社会現象みたいな本を抜かせば、
ぶっちぎりの一位じゃねえか。
松本清張の再来みたいな感じで読まれてるのかね。
清張=「あしたのジョー」なら、横山=「はじめの一歩」って感じか。
105 :
名無しのオプ:03/01/06 22:09
ラストまでの期待感と話のおもしろさでスムーズに読み進められた。
オチはたしかに地味だったけど、そこそこ満足。
文庫で読むんだったらちょうどいいんじゃない?
106 :
名無しのオプ:03/01/08 22:30
第128回直木賞候補作に。獲りそうなヨカーン
107 :
名無しのオプ:03/01/09 01:17
108 :
名無しのオプ:03/01/09 02:16
直木賞取るだろうね。
京極は直木賞作に向いてなさそうだし、奥田は今回のは駄目。
109 :
名無しのオプ:03/01/09 10:12
まあ、最本命ではあるね。もしとったら、何十万部売れるんだろう。
時代小説のひとはどうなの? この板で聞いてもわかんないか。
奥田は意外とありそうな気が。「最悪」からの総合評価ってことで。
IWGPとったらおもしれえんだけどな。じいさんばあさんにはもの足りないだろうな。
110 :
名無しのオプ:03/01/09 22:48
京極は直木賞取るなら他の作品で取ったほうがいい
奥田はコケたし、横山本命かな
112 :
名無しのオプ:03/01/10 06:19
石田タンも有力。あと時代小説陣はわからん
113 :
名無しのオプ:03/01/10 15:28
どの作品も等身大の主人公に共感出来る。
文章もスッと身体に吸収されるような優しさがあるから続けて読みたくなる。
「顔」が一番印象に残るのは自分が平野瑞穂の年頃の女性に興味があるからかなぁ?(w
直木賞は取って欲しいけど、雑な作品は書いて欲しくないな。
114 :
名無しのオプ:03/01/10 17:49
>>113 同感だが、それ以上のものを目指す目線が感じられない作家である。
良くも悪くもミステリーに対して健全な距離を取っている。
115 :
名無しのオプ:03/01/10 18:19
いま「動機」を読み始めました。横山タンの作品はこれが初めてです。「動機」は良作ですか?次はなにを読んだらいいでしょうか?
116 :
名無しのオプ:03/01/10 22:40
>>115 次は「半落ち」それから「深追い」「顔」でいいんじゃないかナ。
「半落ち」は直木賞を間違いなくとるヨ。
117 :
名無しのオプ:03/01/10 22:41
直木賞スレではありません
118 :
名無しのオプ:03/01/12 23:38
横山秀夫は面白い。
でも、高村薫は、もっと・・・・
うう!
119 :
名無しのオプ:03/01/12 23:51
横山秀夫と比較できるような作風の高村薫は「李歐」あたりから姿を消しました。
だからなおさら「半落ち」とかが売れるのかね。
120 :
名無しのオプ:03/01/12 23:56
高村薫 =横綱
横山秀夫=関脇
>高村薫 =横綱
ただいま長期欠場中(w
122 :
名無しのオプ:03/01/13 00:18
「不覚にも泣いた」の感想に惹かれて
初めて彼の作品「半落ち」を読んだ。
2時間ほどで一気に読んだが・・・・泣けなかった
でも、一気に読ませる魅力はあった。
途中、何回かドキドキしたもの。
続いて、別の作品を読んでみたいと思う
123 :
名無しのオプ:03/01/13 01:58
「半落ち」読みました。漏れも「緊迫感あり、文章読み易い、情報量多し」
ということで素晴らしい!と思いました。
ただし最後がやっぱり弱いと感じました。盛り上げるだけ盛り上げておいて
それじゃ期待したほどオチないな、ということで、結論は「半落ち」。
でも「理由」「凍える牙」と同じくらいおもしろかったので、直木賞かな。
124 :
名無しのオプ:03/01/13 02:18
宮部みゆき並に売れっ子になる予感
125 :
名無しのオプ:03/01/13 03:10
「半落ち」一気に読ませるし、
相変わらず登場人物の葛藤、せめぎあい、
次々と視点が変わる構成もさすが。
でも、同じくラストがどうも弱い気が…。
直木賞は無理じゃないすか、さすがに。
私としては「動機」のほうが絶対面白い。
でも損した気分にはさせませんね、この人は。
126 :
名無しのオプ:03/01/13 10:31
>121
むしろ「プロレスに転向」くらいじゃないか。もう還ってこないだろう。
>124
これからも売れそうだね。
127 :
名無しのオプ:03/01/13 11:53
横山秀夫=朝青龍
高村薫 =北尾
128 :
名無しのオプ:03/01/13 12:05
今朝の新聞で8刷22万部となってた
直木賞次第では40万部くらいいきそう
129 :
名無しのオプ:03/01/14 18:15
半落ちって面白いの?本格の味わいが楽しめますか?
図書館で借りようとしたら所蔵4冊に予約75・・・。
買おうかどうか悩んでるんですが。
>>129 >本格の味わいが楽しめますか?
そんなことまで他人に聞いてどうすんの?
>>130 どうするって?単に本格が好きなだけですが・・・。
132 :
名無しのオプ:03/01/14 19:49
age
133 :
名無しのオプ:03/01/14 20:00
本格厨うざい
134 :
名無しのオプ:03/01/14 20:16
本格ファンを否定するということは
横山さんは本格派ではない、ということですか
いや、違うかそうでないかだけ教えてほしかったんだけれども・・・
なんか違うほうにいってるような・・・。
例えば謎解きとか、フーダニットとかホワイダニットとかが楽しめますか?
>>135 警察小説としては飛びぬけてトリッキー。
本格ファンが読んでも充分楽しめると思う。
137 :
名無しのオプ:03/01/14 21:58
>>129 本格ファンはやめた方がいいとおもふ。
高村・宮部ファンは満足するんじゃないか。
138 :
名無しのオプ:03/01/14 22:11
そうか?
139 :
名無しのオプ:03/01/15 06:48
直木賞受賞オメ
141 :
名無しのオプ:03/01/15 09:44
>>135 「このミス」の「私の隠し球」で、自身の作品の「推理小説度」を横山が書いていた。
5点満点で、
陰の季節 4.5点
動機 4.0点
半落ち 3.0点
顔 4.0点
深追い 4.0点
確かこんな感じだったと思う。書いている内に、間違ってる気がしてきた。
>>141 「陰の季節」が4.0、「動機」が3.5
あとは合ってる。
143 :
名無しのオプ:03/01/16 10:07
>141
あれ圧巻だったな。タイトルの壮絶な列挙。
二ヶ月に一冊、ぜんぶちがう出版社からでるんだもん。働き者だー。
遅筆をネタに笑わそうとしてはずしてる一部の本格系のひとがばかに見えた。
直木賞受賞作に『半落ち』
第128回直木三十五賞に横山秀夫氏が輝いた。16日、東京都内で
開かれた選考会は満場一致で横山さんの『半落ち』に。
横山さんは『半落ち』の出版元である講談社で受賞の一報を受け、詰め掛けた報道陣に対して
「信じられない、まるで夢のようです。本当に有難う御座います」と感動を隠せない様子。
「デビュー以来、自分の経験と勘を頼りに書いてきた。どうやら間違っていなかったようです」。
直木賞選考委員長林真理子氏のコメント
「私は横山秀夫さんの『半落ち』を推すつもりで選考会に望んだ。田辺委員の猛反対もあったが
五木氏も彼にしか書けない珠玉の一作だと後押ししてくれた。『動機』で候補にあがった時から
すでに完成されていたが『半落ち』ではさらに磨きがかかっていた。だが、これからの横山さん
の活躍は学ぶ姿勢を常に持つ事から始まる。慢心せずに、直木賞作家の冠に溺れずに、これから
も一級品の作品を書きつづけて頂きたい」
ソース
ttp://www.asahi.com/culture/update/01165/001.html
145 :
名無しのオプ:03/01/16 14:06
146 :
名無しのオプ:03/01/16 14:08
おめでとう!
147 :
名無しのオプ:03/01/16 14:13
田辺聖子の猛反対。
聖子は推理小説が理解できない
あれ? 選考会午後5時からじゃなかった?
「直木賞は該当作なし」だって。
152 :
名無しのオプ:03/01/16 20:21
残念なり・・・
153 :
名無しのオプ:03/01/16 20:38
3回目か、筒井康隆と一緒になったYO!!
154 :
名無しのオプ:03/01/16 21:34
該当者なしって・・・
誰にでもいいからあげてよぅ〜
155 :
名無しのオプ:03/01/16 22:04
夏にすごい競合作がなかったら、横山さんだな、きっと。
「OUT」「蒼穹の昴」状態さ。一作様子見。
156 :
名無しのオプ:03/01/17 11:41
157 :
名無しのオプ:03/01/17 12:10
事実誤認?
俺は気づかなかったんで、わかる人教えてくらさい
158 :
名無しのオプ:03/01/17 12:12
ここはひとつ、ミステリー業界のご意見番(自称)佐野洋の意見を聞きたい。
>>157 >>33のリンク先を見ろ。
確かにミスだと思うが「ミステリー小説としてまったく成立しない」
ほど致命的なもんじゃないだろ。林真理子に業界を云々されたくは
ないな。
160 :
名無しのオプ:03/01/17 12:29
林真理子にミステリーを語って欲しくない!
>>159 ああ、サンクスコ。
俺は自首すれば1年経たずに出られるのかと思ってたよ。
しかし林・・・逃げ道のない場所でよく叫ぶよな・・・営業妨害に近い。
162 :
名無しのオプ:03/01/17 13:02
直木賞ってのは出版社の戦略的アワードであって純粋に作品の優劣を競う
ものではなくなっているって昔森雅裕がいってたよ。
まぁ、浅田次郎の鉄道員のほうがよっぽど成立してないとおもうけどね。
163 :
名無しのオプ:03/01/17 14:21
>刑務所に入っている受刑者が、
逮捕されて1年で実刑確定するもんかな?
未決鑑拘留中でも駄目なのか?殺人の容疑だと保釈もつかないか・・
>浅田次郎の鉄道員のほうがよっぽど成立してない
北海道弁が目茶苦茶で超萎え。
164 :
名無しのオプ:03/01/17 17:00
林は日本推理作家協会を敵に回したな。
もともと味方なんぞおらんだろ
直木賞の質の低下が嘆かれているにもかかわらず受賞できなかった、てことは。。。。
火車を落としたときから、直木賞はクソだと思うようになった。
山本賞のほうが上。
168 :
名無しのオプ:03/01/17 21:40
林真理子とか渡辺淳一とか田辺聖子とか、偏った文学観の持ち主に
直木賞の選考をして欲しくない。一般的に直木賞が日本でいちばん
権威ある賞なんだから、もっと広い価値観の持ち主に選考して欲しい。
「文春文学賞」みたいなのをべつに作って、旧来の「人間が描けている」小説は
そっちで受賞すればいいんだ。
169 :
名無しのオプ:03/01/17 21:57
「直木賞が日本でいちばん権威ある賞」なんですか?
170 :
czar ◆GOLDElZa/U :03/01/17 22:30
>>169 直木賞は新人・新進作家大賞の賞に過ぎないが、
「日本で一番有名な賞」であることは事実。
171 :
名無しのオプ:03/01/17 22:32
受賞すればベストセラーになるし
172 :
名無しのオプ:03/01/17 22:38
林真理子は「バトル・ロワイアル」のときも「人を殺しすぎる」と酷評して
ホラー大賞の選から落としていたが。エンタテインメントに対する鑑賞眼に、根本的に疑問あり。
173 :
名無しのオプ:03/01/18 15:33
残念ながら今回の候補作の上位2作にも「半落ち」は入らなかった。そして、全て
の作品が過半数以上の得票を得られなかった。オール読物の三月号に掲載される
「選評」をみないと何ともいえないが、この状況からみて「半落ち」を積極的に
推した選考委員は一人もいなかったのだろう。
しかし、今年は既に6冊だか7冊の著作刊行が既に決定している。力量、読者の支持
は圧倒的なのだがら、濫作の結果、薄いスカのような飛ばし作を書かなければ、大
丈夫だろう。どちらかといえば長編向きの作家ではないかと思う。
174 :
名無しのオプ:03/01/19 10:25
176 :
名無しのオプ:03/01/19 13:48
石田 衣良『骨音』
奥田 英朗『マドンナ』
角田(かくた) 光代『空中庭園』
京極 夏彦『覘き小平次』
松井今朝子『似せ者』
横山 秀夫『半落ち』
こぢ〜〜〜んまりとした候補作ですな
177 :
名無しのオプ:03/01/19 20:36
178 :
名無しのオプ:03/01/19 20:39
>>174 ラスト10ページで明かされるミステリのキモを…。
氏んじゃってくれ。
(^^)
180 :
名無しのオプ:03/01/25 06:02
横山さん入院してたんだね、初めて知った
181 :
名無しのオプ:03/01/25 19:57
過労だね・・
昨年は仕事場にこもりっきりで、自宅に帰ったのは17日間だったって
某エッセイに書いてあった
「半落ち」読了。
……自殺をせずに自首を選んだ、あの理由。
なぜにあれほど隠そうとするのかが不可解。
確かに人に言うようなことでもないが、アレほどまでに隠すほどでもないと思うが。
面白かったけれども。
183 :
名無しのオプ:03/01/28 11:39
「半落ち」早く読みたくて買って読んでみたが、期待した程でなかった。
文春1位になるほどか?何か物足りない。
読後感が何もない。
これから他の作品を読んでみようと思う。
184 :
名無しのオプ:03/01/28 14:05
「半落ち」ラストが直木賞で問題になってましたよねえ。
あの落ちはおかしいとの事で、ミステリー界全体が批判されてましたねえ
185 :
名無しのオプ:03/01/28 14:28
半落ちならぬ全落ち
186 :
名無しのオプ:03/01/28 20:39
やっぱり「オチ」の問題で疑問が呈されたらあかんわな
187 :
名無しのオプ:03/01/28 22:13
動機読んだが、そんなにいいか?
佳作だとは思うが…文章が記者ぽいというか、いや記者なんだけど
話も臭い。社会派ぶってるのに物語臭い、中途半端な社会派だな
188 :
名無しのオプ :03/02/02 19:58
「半落ち」を読んだ感想。
泣けるというラストが弱かった。警察組織の保身についての切り込みも中途半端。
こんなんで良く文春やこのミスで1位を取ったな。
というようなことを、厨房がしたり顔で感想を書き込みそうな気がして、ここを見たらやっぱりその通りだったね。俺は素直に感動した。他の作品を読む気になった。1700円の価値はあるね。
189 :
名無しのオプ:03/02/02 20:39
>>188 「素直に」というトコが可愛いネ、坊や。
確かにラス前までは面白いよ。1700円の価値十分にある。
だけど、オチてないネ。厨房だけでなくプロもそう言ってんだから、
やっぱりそうじゃないかねぇ。
190 :
名無しのオプ:03/02/03 22:48
>>189 >だけど、オチてないネ。厨房だけでなくプロもそう言ってんだから、
>やっぱりそうじゃないかねぇ。
だから「半落ち」というタイトルなんだろ。
「第三の時効」はまだか。
192 :
名無しのオプ:03/02/04 23:08
本日「第三の時効」読了。連作中篇集。表題作と「囚人のジレンマ」「モノクロ
ームの反転」が素晴らしい。まぁ直木賞選考委員連中の感性とは無縁なのだろう
がね(藁
193 :
名無しのオプ:03/02/05 10:55
さっき、本屋に行ったけど、売ってなかった。
「半落ち」読みました。
落ちのところだけ。
立ち読みで。
それで十分でした。
>>195
「半落ち」の感動するところは、
新聞記者の章のラスト>>>>>裁判官の章のラスト>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>小説のラスト
お前は誤っている。
>>196 別に感動したい訳じゃないんで、十分なんです。
>>197 196じゃないけど、
でも『半落ち』の良いところは
落ちの部分(だけ)ではないので……。
落ちのところだけでは、
『半落ち』の良さは分からないのでは。
199 :
名無しのオプ:03/02/06 14:58
あらすじを雑誌等で読み、落ちだけを本屋で立ち読みという
フザけた読み方をしたからだろうか。
ラストシーンの作者の盛り上がりっぷりが暑苦しかった。
最初から読めば、ちゃんと泣けたのか?
200 :
名無しのオプ:03/02/06 19:45
>>199 その読み方はworstですね。最初から読めばおもろいです。
別に泣ける話ではないので、そちらは浅田次郎で。
「2日間の空白」って言うあの帯の惹句。
あれだけ気になる。
202 :
名無しのオプ:03/02/06 19:55
とっくに出てるっつーの
「第三の時効」読了。まあまあ面白かった。
205 :
名無しのオプ:03/02/08 17:11
206 :
名無しのオプ:03/02/08 19:37
直木賞選考委員全員氏ね。
207 :
名無しのオプ:03/02/08 19:47
「顔」一番面白いのは実は「黒い線」だという罠
>>206 概ね同意。林真理子は直木賞とかホラー大賞の委員を辞めろ!
209 :
名無しのオプ:03/02/08 20:15
>>208 そもそもあのミスってそんなに大きな穴かね?と思うんですよ。
後一年どれほど小さなものでも、この世と関わる意味があるかもしれないと思いたかったんでしょ?ヤツは
可能性が全く無いとは言えない(制度が変わるかもしれないし、なんらかのお目こぼしがあるかもしれない)
以上、それにすがったとしてもおかしくないじゃないの。
そもそももう一回なんてのがもう低い可能性なんだからさ。
210 :
名無しのオプ:03/02/08 20:16
この人の長編は「半落ち」だけ?
横山秀夫の正体が二十歳の女子大生だと思ってる奴は素人。
213 :
名無しのオプ:03/02/08 21:41
写真で見たけど髪の毛が・・・
214 :
名無しのオプ:03/02/08 22:12
また禿作家か!
215 :
名無しのオプ:03/02/08 22:52
216 :
名無しのオプ:03/02/08 22:58
217 :
名無しのオプ:03/02/08 23:00
サイン会で会った著者は、すごく感じの良い穏やかな人だった。
自分は、某賞の選考委員でもないし評論家でもない単なる読者だから
「半落ち」のミスはどうでもいいや。読んで感動した、それで十分。
218 :
名無しのオプ:03/02/09 04:07
つーか審査員は全員評論家か、あるいはよっぽどの老大家(別次元として捉えられる人)にしてほしい
219 :
名無しのオプ:03/02/09 05:22
カオはイマイチ(ボソ
漏れ的には『鞄』がイイ!
第三の時効は最高!
特に三人のキャラが萌えるよ。
展開に全てオチがあって、最後にアッそうだったのか!と思わせるのがイイ!
220 :
名無しのオプ:03/02/09 11:38
221 :
名無しのオプ:03/02/09 11:40
2時間の睡眠で過労入院て……
やっぱおかしいよ、昨今の出版状況は。
潰す気か。
222 :
名無しのオプ:03/02/09 16:04
異常だな。京極でも4時間は寝てるらしいしw
>>221 作家はフリーなんだから仕事を受けるも断るも作家本人の責任。
おそらく依頼を断れない性格なんだろう。いままではそれでもよかった
が受賞したせいで爆発的に依頼が増えてしまった。
225 :
名無しのオプ:03/02/09 21:50
動機読了
以前
>>224のドラマ見てオチは分かってたけど面白かった
226 :
名無しのオプ:03/02/09 22:35
227 :
名無しのオプ:03/02/09 22:43
「半落ち」読んだ。秀作だと思います。
1700円の価値、勿論ありますとも。
ただ、あのオチなら、最初に取調官に
真実を打ち明けていても別に良かったのでは?
さすがにマスコミに流したりはしないでしょう。
最初にで変に隠したから、そもそも話がおかしくなった。
という気持ちは残りました。
これが新本格系のホワイダニット作品なら、
この程度の違和感は平気なのでしょうけど…。
228 :
名無しのオプ:03/02/09 22:55
「半落ち」は未読ですが、「顔」は読みました。イマイチでした。
一番違和感があったのが、スカートについての主人公の考え。
不便を感じたことのない女性はいないと思うんだけどな。
230 :
名無しのオプ:03/02/10 22:43
顔の主人公の自己陶酔ぶりに
ムチャクチャ腹が立つ。
自分の意見と対立する人は
みんな悪役。
武田鉄也の金八並にむかつく。
231 :
名無しのオプ:03/02/11 21:49
やはりこの作家の場合は、連作中篇ではなく長篇型ですな。今後の出版予定は
どーなっているのだろう?
232 :
名無しのオプ:03/02/12 22:49
230は「顔」のドラマを見て仲間たん(主人公役)マンセーなどと言うのに
500万ペソ
233 :
名無しのオプ:03/02/12 23:48
235 :
名無しのオプ:03/02/13 16:30
瑞穂萌えー
236 :
名無しのオプ:03/02/14 11:27
深追いあんまり面白くなかった
237 :
名無しのオプ:03/02/14 11:42
やばい顔読んだら瑞穂に萌えた。
238 :
名無しのオプ:03/02/14 17:07
「第三の時効」は「深追い」より
良かったなぁ。
今回のは繰り返し読んでます。
239 :
名無しのオプ:03/02/14 17:42
茶番は終わったのか?
240 :
名無しのオプ:03/02/14 21:17
瑞穂モエー!
241 :
名無しのオプ:03/02/14 21:49
平野瑞穂に萌えな人
1 名前: 2002/05/07 投稿日
集まるなり。
242 :
名無しのオプ:03/02/15 03:51
つうか、顔読んでて瑞穂のビジュアルが全く浮かんでこなかった
だからあまり楽しめなかったなぁ。
243 :
名無しのオプ:03/02/15 11:33
四月以降「顔」読む人の瑞穂のイメージは、仲間由紀恵になります。
244 :
名無しのオプ:03/02/15 18:42
それは羨ましい
245 :
名無しのオプ:03/02/16 07:16
246 :
名無しのオプ:03/02/16 12:31
『顔』の「心の銃口」は傑作だと思う。
最後のどんでん返しもさることながら、犯人のキャラが読者の
生理的嫌悪をあおる。
247 :
名無しのオプ:03/02/17 04:35
「事実誤認」とか言ってるけど、いいじゃん、フィクションなんだから。
現実とマッチしてる必要性、あるの?
あの小説の世界では、あれでOKなんだよ。
林真理子は、ホントしょうがない。
週刊文春で連載してるあの小説、ナンだよ。
スレ違いですね。
林真理子を叩くスレ、あるんですかね。
林真理子は個人的に好きではない(むしろ嫌い)が、今回に限っては肩を持ちたい。
捕捉。
直木賞の選考委員は降りて欲しい。
250 :
名無しのオプ:03/02/17 11:31
野ばら
251 :
名無しのオプ:03/02/17 13:21
ストーリーのために環境をひん曲げることは、
エンタメにありがちな手法だが、
やはり禁じ手とすべきか否か。
252 :
名無しのオプ:03/02/21 12:22
直木賞選評見た。恥ずかしくないのかな北方は。
253 :
名無しのオプ:03/02/21 14:07
「決定的な事実誤認」なんて…。言いがかりとしか思えん。事実誤認もミスもしてないって。決定的な事実誤認をしたのは選考委員のほう。「半落ち」憎しの勇み足。お粗末。名誉毀損モノでは?
254 :
名無しのオプ:03/02/21 14:50
結論:北方兼三は糞。
255 :
名無しのオプ:03/02/21 17:18
>>253 北方の本は三国志しか読んでいませんが、
魚鱗を「守りの陣形」とした時点で、事実誤認を指摘する資格なし。
256 :
名無しのオプ:03/02/21 22:33
ソープにいけYO!
257 :
名無しのオプ:03/02/21 22:52
ちょーっとすれ違いだが、
TBSでドラマ化されてるシリーズ、また三月に放送があるらしいね。
「事故」というサブタイトルらしいけど、それに該当する原作って?
まさか、横山さん監修でオリジナルはありえないし・・・。
258 :
名無しのオプ:03/02/22 14:21
本屋でただでくれる新刊展望?に茶木則雄が書いてるらしい。選考会の「半落ち批判」。「ミステリー界批判」について。読みたい。
259 :
名無しのオプ:03/02/22 14:46
ブレイクする前からのファンなので、何か今の状況にはびっくりしてしまいます。
以前は、実力はあるけど地味な作家で、ファンの期待に応える佳作を提供する
中堅作家なのかなと思ってたんですけど。個人的には話題の「半落ち」よりは
最近発売された「第三の時効」の方が面白く読めました。少ないページに濃い
内容を詰め込むことの手腕に関してはさすがですよね。短編作家としての方が
持ち味がでると思います。
260 :
「半落ち」読みました。:03/02/22 17:14
骨髄バンクに登録していたことを、警察が最後まで気付かないってのが納得いかない。
初動捜査で徹底的にやる筈でしょうその辺は。
どうもご都合主義が鼻につく。泣いたけど(泣いたんかい!)。
その辺のリアリティは高村を越える人いないですよねミステリー作家で。
261 :
名無しのオプ:03/02/22 17:42
ねたばれ
262 :
「半落ち」読みました。:03/02/22 18:04
263 :
名無しのオプ:03/02/22 19:52
初動もくそもないのは、読めばわかるじゃん。ありそうな話だと思うけどね。
264 :
名無しのオプ:03/02/23 00:50
文春の一位に惹かれて「半落ち」を買って読んだ。
思ったほどには読み応えがなかった。
でも横山の名前を知ったら、偶然上川の出ているドラマの原作者だとわかって
興味が沸いたので、他の作品も読んでみようと思っている。
265 :
名無しのオプ:03/02/23 11:58
私があんなにボロクソいったのに!まだ半落ちが売れてるとはどーゆーこと!一般人てバカよねぇ。キーッ!てなことを林真理子がオール読物に書いてたな。
266 :
名無しのオプ:03/02/23 19:18
結論:林真理子も糞。
267 :
名無しのオプ:03/02/24 11:46
第三の時効ドラマage
単純に引っ張りすぎだと思うよ。最後びびったもん。タイトル通りオチが
半落ち。短編にすればよかったのに。
269 :
名無しのオプ:03/02/24 22:57
「第三の時効」のドラマ面白かったね。
この人はドラマの原作の方が面白いんじゃないかと思う。
誰の子なんだよ
271 :
名無しのオプ:03/02/25 23:07
あたいも思った。
272 :
名無しのオプ :03/02/26 02:57
ドラマ化されるのは刑事モノが多いね。
「逆転の夏」とかああいうほうが好きなんだけど・・・。
>>265 情けねえ・・・自分の本が売れなくなったからって
274 :
名無しのオプ:03/02/26 08:06
横山ハン売れてますなぁ。ミステリ系で総合ベストテンに入ってくるのは、
内田、赤川、西村は除くと、東野、宮部、高村、真保、綾辻、森、高橋くらい
ですかね。
275 :
名無しのオプ:03/02/26 10:38
↑あと出せれば京極もね・・・
ミステリ作家なんか直木賞にノミネートされるだけありがたいと思いなさいよ
ミステリなんか糞よ
と、脱ミステリのウンコ作家桐野夏生が言ったとか言わなかったとか・・・
277 :
2やんねるで超有名:03/02/26 10:53
278 :
名無しのオプ:03/02/27 23:23
直木賞の選考読むと、選考委員の小説観がバラバラだね。
半落ちを押した人だっているんだよね。
京極も殆どの選考委員が扱いに困っているなか、積極的に押す人が
いるかと思えば、林真理子みたいな人もいる。
他の作品も評価が分かれすぎ。
なんか変な雰囲気の選考会だったんじゃないかな。
279 :
名無しのオプ:03/03/03 10:58
瑞穂萌え。
小説推理の佐野洋の意見に激ドウ!
今回ケチつけた林や北方は、自分でも家族でも提供を受けなければならない
身になって、そのときに事前登録していて○○内にいる人しか提供者が
いないとしたら、どうするんだよ。
281 :
名無しのオプ:03/03/03 23:46
同感。ミスと指摘したことがミスだったとはね。北方も林も頭悪すぎ。法律にも指針にもないのに、よく「××は認められない」と言い切ったよね。人の命なんかどうでもいいんでしょ。半落ちと優秀な新人さえ潰せれば。
このミス一位になった人だし一冊読んでみようと思うんだが……。
横山初心者が読むべくは『半落ち』でオーケーですか?
283 :
名無しのオプ:03/03/04 11:23
出た順に陰の季節。動機。半落ち。深追い。第三の時効かな。顔は、ちと色合いが違うけど、読むなら陰の季節読んでから。
284 :
名無しのオプ:03/03/04 11:41
285 :
名無しのオプ:03/03/04 11:41
クライマーズハイちゃんと続くかな
286 :
名無しのオプ:03/03/04 20:07
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287 :
名無しのオプ:03/03/04 22:25
クライマーズハイいいですね。警察ものではなく新聞社が舞台です。ちょうどいいところだったのに。いつ再開するんでしょうね。
288 :
名無しのオプ:03/03/05 01:15
おお「動機」もおもしろい!横山氏すごいね。
でも最後にヒューマニズム入れる癖はやめてね。
289 :
名無しのオプ:03/03/05 01:23
>>289 別冊文芸春秋で連載中だったけど3月号でなぜか休みだったから
病気のせいかなぁと思って・・・
291 :
名無しのオプ:03/03/05 12:22
心筋こうそくで倒れたからでしょう。過労ですね。早く書くほうに復帰してほしいね。
292 :
名無しのオプ:03/03/07 01:08
ダブィンチで横山さんが「直木賞の委員が、ラストを指摘し成立しない
と言っているがそうではありません」と言ってるね。選考する奴も無知を
さらけだすのやめろ。
293 :
名無しのオプ:03/03/07 15:59
「最終段階でミステリー小説としてまったく成立しない決定的な事実誤認がある」だって。よくいうな林真理子。ブスが美女のふりするのは、決定的な事実誤認じゃないのか。
295 :
名無しのオプ:03/03/08 08:20
まさか林真理子って、自分のこと美人だと思ってるの?
いや、そんなわけないか・・・
296 :
名無しのオプ:03/03/08 10:51
だから決定的な事実誤認。
297 :
名無しのオプ:03/03/08 11:55
結局は、北方が半端な知識持ち出した。半落ち嫌いの委員たちは乗った。推した委員たちも引き下がった。という感じでしょ?北方は何を根拠にこんなバカなこと言ったのやら。間違いでした、で済む問題じゃないよな。
何故北方なんぞを理事長にしたのかと推理作家協会を
小一時間問い詰めたい。もっとふさわしい人がいただろうに。
つーか北方はミステリのことをどれだけ理解しているのか?
299 :
名無しのオプ:03/03/09 06:06
ふつうに考えれば、北方なんかより万倍警察事情に詳しい
横山氏が書いていて気づかないはずがない。つまり成り立たない
というのは嘘
300 :
名無しのオプ:03/03/09 09:21
専門家に読ませたらハァ?な作品が小説評価人には絶賛され、
専門家に絶賛される作品は小説評価人にけなされる。
カナスィね。
301 :
名無しのオプ:03/03/09 10:20
横山氏のベストセラー連発が続けば続くほど、林・北方の惨めさが
際立っていく。
素敵な構図だな。
302 :
名無しのオプ:03/03/09 10:35
>299
あの作者が気づかないなんてことがあるのかな、と密かに胸を痛めてました。
「事実誤認」は、某選考委員の思い込みだったわけですか。安心しました。
303 :
名無しのオプ:03/03/09 10:47
見当違いなミス指摘を受けて泣き寝入りするパターンて
意外と多いかもしれないとオモタ
今回は作品が話題作だし、作者も反論の機会があったわけだが
304 :
名無しのオプ:03/03/09 11:06
「成り立たない」ことはないにしても、「作中人物がその点を心配した
形跡がない」というのはどうなのか?ちなみに、横山氏の法律関係の
知識は相対的には優れているだろうが、マンセーし過ぎもどうかと思う。
それと、北方や林への非難に、何だか妄想はいってる椰子いるのキモい。
305 :
名無しのオプ:03/03/09 11:12
主人公はその点、心配してなかったんじゃないの? 成り立つのが前提なら。
306 :
名無しのオプ:03/03/09 13:05
17日の陰の季節5は鞄です。
307 :
名無しのオプ:03/03/09 13:25
朝日の書評欄で北上が半落ち擁護してるな。
308 :
名無しのオプ:03/03/09 13:27
ダビンチのインタビュー読んで安心した。
病気に負けないで次作早く出して欲しい
俺は横山マンセーでもないし半オチを直木賞作にしろ!とは
思わんが、見当違いのことで批判されるのはどうかと思う。
少なくとも、ラストが成立しないと発言したのは私のミスだったと
間違いを認めなければならないとは思う。
311 :
名無しのオプ:03/03/10 14:51
312 :
名無しのオプ:03/03/10 14:52
「陰の季節」ってドラマ化されてたよね?
誰が出てたっけ?
313 :
名無しのオプ:03/03/10 14:59
直木賞の選考が、どんなにいい加減か、よくわかりました。
でも、なまじ賞の影響力が大きいだけに、一般的には作者が
低レベルで迂闊なミスをしたと受け取られていることでしょう。
某選考委員の早とちりから始まった「冤罪」なのだとしたら、
嫌疑を晴らしてあげることも、身に覚えのある人たちの最低限の
責任ではないでしょうか。もし良心があればの話ですが。。。
314 :
名無しのオプ:03/03/10 15:06
ニ渡が上川隆也。イメージと全然違うんだな、これが。
315 :
名無しのオプ:03/03/10 15:50
ここで北方が「調べ方が甘かった、可能性がないわけではなかった、すまん」
と、きちんと詫びたら惚れ直すんだけどなぁ(藁
問題はだ、疑問を持って自力で調べた北方ではなくて、自分ではまったく調べ
ようともしないで北方の言を鵜呑みにした他の選考委員だよ。
それで選ぶ立場としてエラソーなこと言いたい三昧って、恥を知れ、恥を。
本当に直木賞に権威があると思って、だからこそ引き受けたというのなら、賞
の権威を守るためにも不勉強さを恥じて辞任しろ。
316 :
名無しのオプ:03/03/10 15:53
基本的なことでスマソ。
漏れは早島利己の「オチが見えている話はツマンナイ(大意)」というのに
「?」なんだが。
オチが見えていて、それでも感動したり面白いと思うものって、本当に面白
いものなんじゃないのか?
まぁ、読み捨て再読ナシ作家と呼ばれるしかない話しか書けない早島利己にゃ、
判らないのかもしれないけどなー。
317 :
名無しのオプ:03/03/10 15:57
>>313 直木賞の擁護ってわけじゃないけど、ちょっと聞いてほしい。
プロの書評でも「気がしない」とか「感じられない」ってフレーズが多いよね。
でもこれって完全に主観で、言った者勝ちだよね。
自分の感覚を中心に語れば良いわけだし、突っ込まれる恐れもない。
でも今回の評価では「ここがおかしい」って、ちゃんと明言してる。
間違ってるんだとしたら確かにまずいけど、評価の姿勢とは分けて考えるべきじゃないかな。
「いい加減」っていうのとは別問題だと思うよ。
いい加減なら主観だけで語ってるはずだし、裏取りもしないはず。
>>317 >いい加減なら主観だけで語ってるはずだし、裏取りもしないはず。
裏取りはしたけど間違っている程度のいい加減さだった訳だろ。
北方以外の選考委員に関しては、それすらしてない訳で、さらに
いい加減といえる。
319 :
名無しのオプ:03/03/10 17:41
結局、半落ちのあれは成立するんですか?
320 :
名無しのオプ:03/03/10 17:50
する。前例はないが、明日現実に起きてもおかしくないと思う。
321 :
名無しのオプ:03/03/10 18:08
法律上は厳しく制限されていて、その例外に当たるかどうかが
問題だよね。そして、例外かどうかは法律の条文からはわか
らないので、そのときの当局の運用や、それを動かす政治や世論の
動向による・・・正確にはそういうことでは?
322 :
名無しのオプ:03/03/10 18:23
もし、梶がオンリーワンなら、実現可能だと思う。
人の命が何より重いなら。
323 :
名無しのオプ:03/03/10 22:16
それほど致命的なミスだと思ったなら、候補にしなければよかったのでは。
>>323 予選委員(文春の社員)と選考委員(作家)の意見が同じとは
限らないんだし、そこまでいうとちょっと難癖っぽいぞ。
横山の作品は読後感が悪くないのでイイ!
昨日「顔」読んだがよかったぞ。
深追いと第三の時効はまだだけど
横山の短編で後味悪いのってある?
326 :
名無しのオプ:03/03/11 11:30
ミステリマガジンで茶木も参戦!
327 :
名無しのオプ:03/03/11 14:40
来週の月曜ミステリー劇場お見逃し無く!
328 :
名無しのオプ:03/03/11 20:53
ドラマの陰の季節シリーズは、原作と違って、いつもニ渡を
主人公にしているから、どうも設定に無理がでてきますよね。
仕方ないのかもしれないけど、ファンとしては少し不満です。
この前の「第三の時効」はよかったです。他の作品もドラマ化
してほしい。村瀬を誰がやるか楽しみです。
329 :
名無しのオプ:03/03/11 21:39
茶木に座布団一枚!よくぞ言った。
330 :
名無しのオプ:03/03/11 22:46
331 :
名無しのオプ:03/03/11 23:20
一部選考委員のおかしな指摘を検証もせずネタばらしさえした新聞記者も批判
しかし、現実問題としては、新聞記者が「選考委員のセンセイは
ああ言ってるけど、調べてみたら『半落ち』のラストは成立する
じゃん」とかいって勝手に記事の内容を変えることは出来ない
だろう。××が〇〇とコメントした、という事実を報道している
だけなんだから、ミステリの専門知識があるとは限らない(つか
多分ない)新聞記者にそこまでの責任を要求するのは酷な感じ。
333 :
名無しのオプ:03/03/12 10:04
でも、いくつもの新聞が平然とネタばらししたのには呆れました。
334 :
名無しのオプ:03/03/12 11:41
「顔」のドラマはちょっとやばいかも・・・
335 :
名無しのオプ:03/03/12 11:47
>>325 読後感をよくするのは作者のポリシーなんだろうね。
それがイイ!
336 :
名無しのオプ:03/03/12 20:09
このミス自体がダメだな。
338 :
名無しのオプ:03/03/13 10:49
ドラマでは瑞穂が養護院育ちなんだって?
339 :
名無しのオプ:03/03/13 22:31
結局、半落ちのあれは成立するんですか?刑が確定した後でも
340 :
名無しのオプ:03/03/13 22:44
横山氏は著者近影を別の写真に変えるべきだと思う。
341 :
名無しのオプ:03/03/13 22:44
343 :
名無しのオプ:03/03/13 22:50
344 :
名無しのオプ:03/03/13 22:59
テカテカ…
345 :
名無しのオプ:03/03/13 23:31
>339
あれって?
346 :
名無しのオプ:03/03/14 09:26
髪薄くてもいいや。写真修正するブスより。
349 :
名無しのオプ:03/03/14 15:02
北方のネタ元はまさかこれじゃないだろうな。HPの作者は最近、この見解をトーンダウンさせてるんだよ。
>>350 いや、「指摘は間違いだった」と素直に認めているのだから
明らかにトーンダウンだろ
352 :
名無しのオプ:03/03/14 21:13
だからまだ判例はないって。これと半落ちのケースは根本的に違う。半落ちのほうは前例もないの。
>>352 漂泊旦那は「前例がない」というだけのことを「有り得ない」と
断定したことが間違いだった、といっとる訳だろ。
354 :
名無しのオプ:03/03/14 21:32
結局何を根拠に「××は○○になれない」って北方とか林は北方は言ったの?
355 :
名無しのオプ:03/03/14 21:48
でる杭はうたれるんだ…。今はゆっくり療養して、ファンのためにも長生きしてほしいぞ。
みんなで応援のファンレターを書こう!
(便せんはあぶらとり紙を推奨)
358 :
ネタバレ注意:03/03/15 03:22
359 :
名無しのオプ:03/03/15 07:35
負け惜しみみたいだけど…。
360 :
名無しのオプ:03/03/15 07:59
結局北方は漂泊旦那をパクったのかよ。
361 :
名無しのオプ:03/03/15 18:28
いくらここでもネタばらしはご法度!
362 :
358ではないよ:03/03/15 23:14
>>361 ネタバレ!と書いて空白行入れてるんだからさ(w
ここって横山マンセーばっかなの?
漏れも、ドナーが選ばれたら即、手術ができるもんだと、
「半落ち」読んで思ったクチ。誰でもそう思うだろ?
現状考えれば、可能性は0.0000000001パーセントくらいなんじゃない?
倒産寸前の中小企業の社長が、「宝くじ一等当たる可能性はゼロじゃ
ない。まだわからん」って言ってるのと近い“可能性”じゃない?
宝くじの方がまだ可能性高そうだ。
363 :
名無しのオプ:03/03/15 23:26
上の方で何人か書いてるけど、二日間のこと、なぜあれほど隠さなくちゃ
ならないのか疑問。変に隠すって、梶は自分に酔ってないか?
感泣どころか、逆にいやらしいなあとさえ思ったぞ。
364 :
名無しのオプ:03/03/16 01:28
>>362 同意。「可能性はゼロに近いがゼロではない。それでも知らせを待つ」
みたいなセリフを入れないとなぁ。
>>363 情状酌量とかになるのが嫌だったとか…ってそもそもならないかな。
漏れとしては歌舞伎町の痕跡をなんで持ってたのかのが気になるけど。
366 :
名無しのオプ:03/03/16 05:22
実は漏れも、謎の二日間に萎えた一人……。
367 :
名無しのオプ:03/03/16 08:51
今更ながら直木賞の選考経過を読んできたけど、ネタバレ以外のところは結構まとも。
誰が書いてたか忘れたけど、「歌舞伎町に行くのはそんなに悪いことか」云々には
同意。
368 :
名無しのオプ:03/03/16 10:03
横山センセの小説は確かに買いだが、最後に必ず性善説みたいなの
入れるのは興ザメですじゃ。
369 :
名無しのオプ:03/03/16 11:11
売れたばかりに寄ってたかっていちゃもんつけられ気の毒…
370 :
名無しのオプ:03/03/16 11:33
宝くじとは飛躍だな。半落ちが受賞しなくても別にいいけど、途中で外されたのは北方の例の指摘があったからだろ。
371 :
名無しのオプ:03/03/16 13:36
人の作品コキ下ろすくらいだから、選考委員って自分のは完璧だと思うのかな。
372 :
名無しのオプ:03/03/16 16:07
直木賞の選考経過を読んでないのでよくわかんないけど
作品の出来を認める言葉は何一つなかったのだろうか。
ただ難癖つけられただけだとしたら、本当に気の毒だな。
>>372 >作品の出来を認める言葉は何一つなかったのだろうか。
うんにゃ、「半落ち」を推そうと思ってたが、他の委員から重大な
ミスの指摘があったので見送らざるを得なかった、という人もいた
374 :
名無しのオプ:03/03/16 16:20
田辺聖子と津本陽は推してた感じ。井上ひさしもかな。
375 :
名無しのオプ:03/03/16 19:10
事実誤認とか説明不足とか色々言われているけど
著者の言い分だって山ほどあるだろうに。
でもネタバレがネックで身動きとれない。悔しかろうね。
>>375 そんな例は無数にあります。
ネタバレ以前に、反論の場すらない著者ね。
特にコネなし新人。
377 :
名無しのオプ:03/03/16 19:29
一誌面に書かれるのと直木賞の選評とでは注目度は全然違う
コネなし新人があそこまで言われることはないような気もした
378 :
名無しのオプ:03/03/16 19:30
しっかり調べて書いたものを
事実誤認してる評論者に批判されたら
たまらんだろうね。
379 :
名無しのオプ:03/03/16 21:02
>>372 まったく褒められずにこき下ろされただけの候補作なんて
いくらでもある。それが嫌なら、候補を辞退するという方法もある。
候補を了承した以上、どんな批判だって受け止める覚悟が必要じゃない?
梶が骨髄を提供できる可能性は、まさに宝くじ一等以下の可能性より
低いという意見に自分も同意だな。
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381 :
名無しのオプ:03/03/16 21:07
>>378 しっかり調べて書いたなら、横山氏のあの書き方は誠実ではないな。
刑事訴訟法のことに触れないのはなぜよ?
読者は誰だって、ああ候補者が見つかればすぐに梶は骨髄提供手術が
できるんだなって思っちゃう。作者としてフェアじゃないと思うんだけど。
382 :
名無しのオプ:03/03/16 21:12
>379
またネタバレか
383 :
名無しのオプ:03/03/16 21:25
「可能性はゼロに近いがゼロではない、それでも待つ愚鈍で純粋な男」
って感じで書けばよかったのかもな〜。なんでそう書かなかったのか
不思議です。そう書いたって、作者のテーマからは何も外れることは
ないでしょ?
>>376 反論の場がないってのはどうかな。
反論したければ、版元のサイトにでも、「著者からの反論(ネタバレがある
ので、未読の方は読まないでください)」を設ければいいんでないの?
384 :
名無しのオプ:03/03/16 21:27
>>371 おまえはバカ。んなこと言ったら誰も選考委員なぞできない。
385 :
名無しのオプ:03/03/16 21:38
だから北方センセイも選考委員できるんだ!
386 :
名無しのオプ:03/03/16 21:39
まあいいじゃん、売れたし、話題になったんだから。
387 :
名無しのオプ:03/03/16 21:42
北方と横山なら、漏れは、北方>>>>>横山でつ。
選考委員に「じゃー、おまえはどうなんだよ」って
言うのはやめようね。みっともないよ。
そもそも直木賞自体、お祭りなんだから(w
388 :
名無しのオプ:03/03/16 21:45
作者なり意味あってああいう書き方したんだろ。宝くじがどうとか変だよ。そうまでして否定したいかね。たかが小説だろ?
389 :
名無しのオプ:03/03/16 21:48
>>388 たかが小説と思うなら、わざわざ掲示板に書き込みしなくてもいいじゃねえかw
逆に、そんなに肯定したいの?(あんたにとっては)たかが小説だろ?
390 :
名無しのオプ:03/03/16 21:53
今回のグレーがダメなら、『理由』も『マークスの山』も成立しないってことになる。
専門家のケチがついてる。
そもそも、全編にわたって誰も勘違いしないような書き方がされた小説がエンタメになるかな?
少なくとも直木賞候補にはならないだろ。
391 :
名無しのオプ:03/03/16 21:53
なんかにぎわってんね。どったの?
北上次郎とか茶木が「ラスト数ページで涙がとまらなかった」
って評価する作品は避けてる俺は、横山センセイの作品にどうも手が出ないな。
392 :
名無しのオプ:03/03/16 22:00
>>390 今回の場合、きちんと訴訟法のことを最後に書いても、
別にそれまでのミステリの意味が無くなるわけじゃない。
>>383さんが言うような書き方の方がよかったと思うよ。
393 :
名無しのオプ:03/03/16 22:06
歌舞伎町って悪なの?
394 :
名無しのオプ:03/03/16 22:08
>北上次郎とか茶木が「ラスト数ページで涙がとまらなかった」
>って評価する作品は避けてる
ワロタ。まあそろそろ新しい世代の書評家が出てほしいよね。
395 :
名無しのオプ:03/03/16 22:10
次も候補に挙がるわけだしいいじゃないか。
何度か落ちてから受賞が正しい直木賞じゃないか?諸君。
396 :
名無しのオプ:03/03/16 22:14
だれかまともな書評家っている?
397 :
名無しのオプ:03/03/16 22:18
北上次郎の影響って強すぎなんだよね。ウザ。
>>396 そう言われるといないんだよ(w
398 :
名無しのオプ:03/03/16 22:21
斉藤美奈子は好きだな
>>396 ミステリ関係の書評はしてないけど。
399 :
名無しのオプ:03/03/16 22:50
香山は?
400 :
名無しのオプ:03/03/16 22:57
400ゲットなり、と
401 :
名無しのオプ:03/03/16 22:59
TBS「陰の季節5」は明日です。原作は鞄。好きな作品だけど、このシリーズ、脚本がいまいちだからな…。
402 :
名無しのオプ:03/03/16 23:00
体調悪いってほんと?
403 :
名無しのオプ:03/03/16 23:08
404 :
名無しのオプ:03/03/16 23:09
心筋コウソクで倒れてからペース落としてる感じだよね。ダビンチには出てたから順調だとは思うけど。
405 :
名無しのオプ:03/03/16 23:19
歌舞伎町の語感が悪いから県警の上層部が勝手に隠そうとしたって設定だよね。
406 :
名無しのオプ:03/03/17 06:36
作者本人が「成立する」って言ってるんだから、間違えは北方だろ
407 :
名無しのオプ:03/03/17 06:38
斉藤はクソ
あんな女よりは北上マンセー
408 :
名無しのオプ:03/03/17 07:27
>>406 おまえは白痴か(w
現状では可能性は限りなくゼロに近いんだよ。
それをゼロに近いとは思わせず、候補さえ見つかったら即手術できる
と読者に思わせるような書き方は明らかに作者のミスリード。
409 :
Give me a break:03/03/17 07:44
小説なんて作り物なんだから、細かいこといったらアウト。
「半落ち」は許容範囲。
ウダウダいうヤシはノンフィクションだけ読めばよい。
410 :
名無しのオプ:03/03/17 07:53
>ウダウダいうヤシはノンフィクションだけ読めばよい。
禿同
作者にも甘い点はあったろうけど、それを忘れさせるほどにへたれたことを言っている香具師がいた、と。
412 :
名無しのオプ:03/03/17 08:34
なんでそこまで限りなくゼロをにしたいかな。北方謙三の関係者かよ。
>>408 >現状では可能性は限りなくゼロに近いんだよ。
へ? そういうケースの前例がない、というだけで可能性が
どうとかいう話ではなかったと思うが。
414 :
名無しのオプ:03/03/17 11:20
さあ、今日は21時からTBSを見ようぜ!
415 :
名無しのオプ:03/03/17 18:02
19日、朝日新聞朝刊age
416 :
名無しのオプ:03/03/17 20:46
盲目的な横山マンセーが多いなー。
「前例がない」なんて小説読んだだけじゃわからんことだろw
小説読んだ香具師は、ああ、梶は候補者さえ見つかればすぐに手術
できると思ってしまう。そこが作者の不誠実なところだ。
候補者が見つかっても、すんなり手術はできないだろう現状、
可能性はとことん低いこと、ゼロに近いくらいの可能性であることを
書かないと、ミステリの作者としてはフェアじゃないよ。
417 :
名無しのオプ:03/03/17 21:03
今の日本の検察や司法が、認めるとは思えないわな……(´・ω・`)
ゼロに近いというか、“可能性は著しく低いがまあゼロではない”
って程度でしょ>手術の可能性
418 :
名無しのオプ:03/03/17 21:21
ファンタジーと思えばいいやん。
419 :
名無しのオプ:03/03/17 21:29
なんか後に引けなくなって意地になってるかんじ。
普段も、これはフェアじゃない!とか文句つけながら読んでんのかな。
面白みのない読書。
420 :
名無しのオプ:03/03/17 21:33
ティブーエス見てる最中です。
「半落ち」の落ちについては、指摘してる人たちが言うように、
訴訟法のことに触れてほしかった、触れるのがフェアだと自分も
思うんだけど、それでも横山びいきの自分としては、ま、そんなに
かたいこと言わんでよって思う(w
ファンの甘さと思ってくれていいです。
421 :
名無しのオプ:03/03/17 21:36
>>419 逆に、横山ファンが後に引けなくなって意地になってるかんじに見えるがね。
422 :
名無しのオプ:03/03/17 21:39
423 :
名無しのオプ:03/03/17 21:40
>>419 フェアかフェアじゃないかって大事でしょ。
424 :
名無しのオプ:03/03/17 21:45
売れりゃ勝ちなのよ。
425 :
名無しのオプ:03/03/17 21:48
>>407 北上の方がクソだろー。
泣いた泣いたって、書評ポイントそればっかじゃん(藁
426 :
名無しのオプ:03/03/17 22:01
427 :
名無しのオプ:03/03/17 22:10
フェアじゃないと切り捨てていけば、
ほとんどのミステリが切り捨てられる罠。
428 :
名無しのオプ:03/03/17 22:14
>>427 「ほとんどの」ってことはないでしょう(笑)
429 :
名無しのオプ:03/03/17 22:19
>>420 いや甘くないよ。ぶっちゃけ健全に一票。
聞く耳持たないマンセー組よりぜんぜん健全だと思います。
430 :
名無しのオプ:03/03/17 22:29
死刑囚が死刑執行後に臓器提供するのはオッケーなんかな?
ドナーカードを差し入れしてもらってサインするだけだから、
刑の執行停止にはならないと思うんだがどうよ?
関係ない話題だけど。
431 :
名無しのオプ:03/03/17 22:57
フェアときたか。北方マンセー。
432 :
名無しのオプ:03/03/17 23:01
433 :
名無しのオプ:03/03/17 23:03
陰の季節ちょっと作りすぎだよ〜。脚本ひどいなあ。
434 :
名無しのオプ:03/03/17 23:06
>>426 訴訟法のことを書かずに、適合者が見つかれば速攻、手術でき
るような書き方をした理由はなんなんだろうね。
ドラマもうだめぽ
436 :
名無しのオプ:03/03/17 23:08
できるようには書いてないと思うが…。
437 :
名無しのオプ:03/03/17 23:10
>>436 書いてあるっしょ〜!
いくらなんでもそんなこと言い出したらあかんよ。
438 :
名無しのオプ:03/03/17 23:12
陰の季節より第三の時効の続編してほしい。
439 :
名無しのオプ:03/03/17 23:13
>>436 へー、骨髄提供みたいな崇高な理由があれば、塀から(一時的に)
出られるんだなー、そういうもんなのかーとびっくりしましたが何か?
441 :
名無しのオプ:03/03/17 23:17
>>440 横山マンセー、おまえ、サイテーやね。
負けず嫌いなだけなら、すっこんでろよボケが。
横山さんも、おまえみたいなファンは迷惑だろ。
443 :
名無しのオプ:03/03/17 23:20
でも陰の季節、結構面白かった。あと三日!とかいい加減やめてほしいけど。
444 :
名無しのオプ:03/03/17 23:21
>>434 その理由がわからない。テツトモじゃないけど、なんでだろ〜。
445 :
名無しのオプ:03/03/17 23:24
売れたもん勝ちなの。ガタガタ言うな。
446 :
名無しのオプ:03/03/17 23:31
どっちのバカが勝ちそうですか?
447 :
名無しのオプ:03/03/17 23:33
なんかすごい議論になってますね。自分が病気で、適合する唯一の登録者が塀の中にいたら助けてくれというと思います。
448 :
名無しのオプ:03/03/17 23:38
>>447 外国ならそういうヒューマンなことが通るかもしれないけど、日本じゃなぁ。
449 :
名無しのオプ:03/03/17 23:41
ただそこで確実に病人が死ぬとなると、法務当局も判断が難しいかも。まあ前例がないからわからんが。
450 :
名無しのオプ:03/03/17 23:42
なんでこんなクソ脚本のドラマ化に、横山さんはオッケー出してるの?
451 :
名無しのオプ:03/03/17 23:47
あそこまで違うと文句いう気も萎えるかも?「鞄」好きだから期待してたのに。
452 :
名無しのオプ:03/03/18 00:01
麻木の七尾はいいね。だけど今度の「顔」では田中律子らしい。
453 :
名無しのオプ:03/03/18 00:06
結局原田大二郎は辞職してマンジュウ屋になったの?
454 :
名無しのオプ:03/03/18 01:07
みなさんに聞きたいんですが、そもそも歌舞伎町の
ラーメン屋に行ってたことを告白したところで、
べつにどうってことないでしょ???
黙ってる理由が無い。とは思いませんか??
455 :
名無しのオプ:03/03/18 01:15
456 :
名無しのオプ:03/03/18 01:17
>455
やっぱり。
457 :
名無しのオプ:03/03/18 01:17
>>454 恐らくその部分をどう思うかは年齢の違いが大いにある。
30代〜の場合は感動。
20代以下の場合は「ふーん」
自分30代ですが。
なんというか、正直 「これが落ち!?」と
唖然としました。もっとどんでん返しを期待していた
ので。予想よりもショボイ結末に慌ててもう一回
読み直す始末。 しかしべつに読み飛ばしたところも
無いし。結局この程度の作品か。と、思ってたら
「このミス」一位。ですもん。
いったい どーゆーことよ。
459 :
名無しのオプ:03/03/18 02:42
アルツハイマーに苦しんでる妻を、それでも殺してやることができない
って方がいいな。けど、それじゃ小説にならないよね。スマソ。
460 :
名無しのオプ:03/03/18 03:14
>>454 黙ってる方が逆にいやらしいし、己に酔ってるな〜って思いますた。
でも、ここで黙らなきゃミステリーにならないからね。
461 :
名無しのオプ:03/03/18 10:24
歌舞伎町のラーメン屋に行ったことは、お姉さんには
明かしていたよね?公にすると、そこにいる人に迷惑が
及ぶかも、と気遣ったというような筋だったからさほど
違和感は感じなかった。
受け取り方は主観の相違だから、ラストにしても、自分が
しょぼいと思えばそれでいいし、感動するならそれでいい
ってことでしょ。
462 :
名無しのオプ:03/03/18 12:06
>>430 執行後の臓器移植はOKです。
懲役囚、未決囚でも可。カードに登録するだけですから。
アイバンクなんかに登録している人もいるそうですし。
現在でも、執行後の遺体は大学病院に献体として
差し出されるケースがありますから。
今更のレスですみません。
ドラマ板ではわりかし評判よかったぞ
原作読んでない方がいいのかも
464 :
名無しのオプ:03/03/18 13:15
ドラマ制作発表age!
465 :
名無しのオプ:03/03/18 21:34
ドラマは原作の良さを台無しにしている気がするけど…。
ドラマはドラマで別物として見るべきだね。
柘植が自分の今までの生き方を思って、
間違っていたか、正しかったのか、
それすら分からないところで終わるところが
好きだったから、最後いきなりカレーがどうこうって
仲良し家族を見せ付けられてもなぁ〜。
466 :
名無しのオプ:03/03/19 00:48
>461
黙っていることで、検察、警察、弁護士その他に
多大な迷惑をかけているが、なにか?
しかも自分が刑事でありながら・・・。
467 :
名無しのオプ:03/03/19 01:40
>>434 ベテラン事件記者だった横山は当然、刑訴法の運用には詳しいだろうし、
た法務検察官僚の思考回路にも詳しいだろうが、
医学的な知識はそれほどないかもしれない。
また、前例がないってことを知っていても、
新聞記者的な感覚で「登録はできなくても、ひと一人の命が
かかっている状況なら、法務省も認めるに決まってるさ」と
考えたかも知れない。
自分が考えれば、「登録」のみでも検討されたくらいだから、
半落ちのケースが実際にあったとすれば認められるかは五分五分、
少なくとも二割くらいの可能性はあるんじゃないかと感じる。
ちなみに、「半落ち」が直木賞にふさわしいかどうかは別ね。
「陰の季節」は好きだけど、「半落ち」はやや物足りなかった。
今回の相手関係なら受賞しても不自然ではなかったろうけど。
それにしても、林真理子の横山批判は、ほとんど偏執狂レベルだ。
北方の批判は是々非々(適当かはともかく)の結果と思うけど、
林のは良くて「生理的に嫌い」、もしかして私怨じゃないのか?
前の選評でも横山に「この文章は小説とはいえない」くらいの文体批判を
展開してたのが記憶に残ってる。
好き嫌いはともかく、横山の文章ってそんなに酷いか?
コピーライターとしての知名度と、その仕事で培った「新鮮な」言語感覚を
文壇の大立者に評価されて受賞した林真理子に、ボロカスに言われるほどか?
本当に「事実誤認」や「文体」を問題にしてるとは思えない。
ただ、横山作品が、あるいはミステリ作家(自分より文壇で格上の作家は除く)
自体が嫌いなだけじゃないのか? そうならそうと、言えばいいのに。
>また、前例がないってことを知っていても、
>新聞記者的な感覚で「登録はできなくても、ひと一人の命が
>かかっている状況なら、法務省も認めるに決まってるさ」と
>考えたかも知れない。
ああなるほど、新聞記者的感覚。
そういうふうに考えてたかもしれないね。
そうなら、やっぱ、梶は訴訟法については知ってるよ、
検察、法務はぜったいに認めるさって思ってることを書いた
方がよかったと思うなー。
漏れは、作者と違って、可能性は限りなく低いと思うけどね。
470 :
名無しのオプ:03/03/19 05:37
朝日朝刊。
471 :
名無しのオプ:03/03/19 05:48
472 :
名無しのオプ:03/03/19 08:11
朝日甘いなぁ北方に。逃げてるじゃん。致命的な欠陥があるって物言いつけたんじゃねえの? 汚いよ。
473 :
名無しのオプ:03/03/19 08:30
梶は刑事じゃないですよ。
474 :
名無しのオプ:03/03/19 08:34
北方って案外好きだったけど朝日見て幻滅した。最低。
475 :
名無しのオプ:03/03/19 08:39
朝日は別の面で受刑者のドナー登録について取り上げてる。
476 :
名無しのオプ:03/03/19 08:51
477 :
名無しのオプ:03/03/19 10:25
欠陥作か傑作か、半落ち論争。
「成立するとは思えない」的な主観評に逃げなかった北方は好きだ。
そして「半落ち」という作品も好きだ。
文体とか、読者によって感じ方が違う点に文句を付ける香具師は嫌い。
479 :
名無しのオプ:03/03/19 11:09
「ノンフィクションではないのでこだわる必要はない」って今更ねえ。
北方謙三がこだわったから、こういうことになったのに、よくいうな。
480 :
名無しのオプ:03/03/19 11:40
潔いなあ、横山さん。でもいつか直木賞とる人
だと思ってたから、ファンとしては残念です。
481 :
名無しのオプ:03/03/19 12:08
北方は「ミステリー界のお父さん」だったのか。
482 :
名無しのオプ:03/03/19 13:22
481>
あんな頭のデカイお父さんはいらない。
483 :
名無しのオプ:03/03/19 14:07
横山秀夫さん(46)のベストセラー小説『半轟ち』(講談社)は、欠陥作か傑作か−直
木賞の選考会で「重大な欠陥」を指摘されたことをきっかけに、出版社や作家を巻き込ん
だ論争が2カ月も続いている。異例の論争こそが、傑作の証明? (加藤修)
『半落ち』は、妻を殺し、自首してきた警察官の白日に残された2日間の空日の謎を靡く物語。
宝島社の「このミステリーがすごい!」、週刊文春の「傑作ミステリーペスト10」という2大年間ランキングで1位に選ばれている。
第128回直木質候補ともなっにが、1月16日の直木質選考会の講評で
林真理子さんは、設定が事実誤認に基づくとした上で「ミステリーとして成立しない」と述べた。
さらに「(調べる人がいない)ミステリー業界も悪い」と発言した。
これに対し、出版元の講談社はすぐに文芸局長名の反論をホームページに掲載。
「充分な調査を重ねに上で、このケースは妥当な設定であると判断……問題の核心に迫る先見性を備えている。」と欠陥説を一蹴した。
ミステリー界からも反論が出ている。日本推理作家協会元理事長の佐野洋さんは雑誌「小説推理」で「それほど不自然で非現実的なこととは思わない」と表明。
また文芸評論家の北上次郎さんも朝日新聞の書評で「無理とは言い切れない」と書いている。
『半落ち』は選考会後も3度の増刷がかかり、現在27万部。「欠陥」説に反論するためには、結末を明かさざるを得ず、作者・出版社にとって、正面から受けて立ちにくい状況だった。
しかし、「オール読物」3月号の選評に「落ちに欠陥がある・・・・しかし、それほど問題にもならず、未だに本は売れ続けている。一般読者と実作者とは、こだわるポイントが違うのだろうか」(林さん)
と書かれていたため、横山さんは「読者までも侮辱された」と感じ、作者として反論する意思を固めた。
横山さんは「ミスではないと思っている。たとえミスがあっにとしても作品個々の良しあしを諭ずるべき選考会の講評で、ミステリーという特定のジャンル批判に及ぶなど言語道断。
その後もあらぬ批判が繰り返され、直木質という権威を笠に看たおごりとしか思えない。今後、作品をゆだねる気には到底ならない」と怒りを隠さない。
ここからは結末を明かした上で、論争を検証してみよう。
事実関係だけが注目されてしまっにが、物語にとってより大切なのは、読者に「現実的」に映るかどうかということ。
『半落ち』支持派は、設定が切実な真実として読めると考えているが、選考要員の中には「お話づくりのにめのお話」と否定する人もいる。
欠陥論争の火付け役となってしまっに北方さんは、日本推理作家協会前理事長で、いわば「ミステリー界のお父さん」。
もともとは「指摘はしたが、ノンフィクションではないのでこだわる必要はない」という立場だったという。
ミステリー業界の批判にまで飛び火したことに困惑し、「講評の記者会見は、経緯を知っているばくがやっておけばよかったかな」と話している。
488 :
名無しのオプ:03/03/19 16:28
北方より林呼んでこいや、朝日
林真理子にそんな権威があったって、今回初めて知りますた。
490 :
名無しのオプ:03/03/19 17:05
朝日より、2ちゃんの議論の方がマシだなあ。
何度もここで指摘されてるけど、問題は適合者が見つかればすぐにでも
手術できる、提供手術のために梶は塀から一時的に出られる、
と読者が思っても仕方ないような書き方を作者がしてること。
刑事訴訟法に触れた方がよかったってこと。
新聞記者的感覚から、そのような状況になった時、法務省はドナー
が塀から出られる可能性は十分にあると作者は思ったのだろうけど、
日本の司法ってもんを考えれば、可能性は限りなく低い気がする。
北上次郎も「無理とは言い切れない」と苦しく擁護してるし。
結局、林真理子がミステリ嫌いだった、というだけのこと。
売れてるジャンルへのやっかみとしか思えないところが笑える。
ミステリとして優れていればいるほど、直木賞は執り難いこと
が過去の例(「乱れからくり」「火車」等)からも明らかなので
今回の件はむしろ勲章と思うべき。
492 :
名無しのオプ:03/03/19 17:09
>今後、作品をゆだねる気には到底ならない
直木賞候補の打診が内々に来ても、今後は辞退するってことでつね?
一度言った言葉は取り消すとカコワルイよ。
493 :
名無しのオプ:03/03/19 17:12
林はまあクソだけど、だからといって、「半落ち」落ちに何の問題も無しって
ことにはならんだろうが。
494 :
名無しのオプ:03/03/19 17:14
>>490 一部の横山マンセーは、その指摘されてる点についてはスルーなんだよねw
495 :
名無しのオプ:03/03/19 17:26
492みたいに、すぐ言質を取って人を縛りたがるのってやだなあ。
496 :
名無しのオプ:03/03/19 17:26
欠陥とまでは思わないが、傑作とも思わない。
>>467さんみたいな冷静なファンはいいけど、オチは成立する!と
問題ぜんぜんナッシングみたいなことを言うファンには引くな……。
497 :
名無しのオプ:03/03/19 17:27
490>
「前例はないものの、間違いなく困難だろう。でもゼロではない可能性に賭ける」
的なことを作品内に書いておけば問題はなかったんだろうとは漏れも思う。
ただ、今回の選考の問題に関してだけ言えば、「不可能」と言い切った北方サイド
の明らかなる間違え。
北方も災難だよなぁ。まさか他の作家が片っ端から自分で調べもしないだけじゃな
く、勝手に意味不明のジャンル・バッシングまでされたんじゃ。
しかしなんですな。林にボロカスに言われた本って、売れるもんだねぇ。
「バトル・ロワイヤル」しかり、「半落ち」しかり(藁
498 :
名無しのオプ:03/03/19 17:28
499 :
名無しのオプ:03/03/19 17:30
スマソ、前例はないものの→前例はないものの、(実現するのは今の
司法制度では)を入れてくんしゃい。
ちなみに漏れは「半落ち」より「第三の時効」が好き(藁
>>497 あなたみたいな人がいてホッとする。
そうそう、ゼロではないが可能性に賭けるって感じで書いて
くれれば、作品の深みもかえって増したと思うんですよ。
北方が災難なのは同意(w
林がとにかくバカすぎ。あんなのが選考委員なんてふざけんなと。
501 :
名無しのオプ:03/03/19 17:32
499は497です。ごめんちゃい。
>>498 ミスがあったと見るかどうかは別にして、今の状態での横山氏の発言は、騒ぎに
巻きこまれて立腹してのものだろう。もし将来横山氏が直木賞を受けることになっても、
そこに至る彼の歩みが納得のいくものだったら、今の発言を取り沙汰する気にはなら
ないよ。
498=492でないのなら、498は492の発言にイヤらしさを感じないのか?
>>502 立腹した一時的な感情からの発言だと思うよ、漏れだって。
でも、そんな発言でさえ「あれは一時の……」って言い訳せずに、
引き受けなくてはならないのが、作家という生き物ではないの?
直木賞なんぞ金輪際ほしくない!くらい宣言してほしいよ。
林がバカすぎて立腹するのは十分わかるけどね。
付け足し。作家としての矜持なんてゼロだろう林に、逆に、物書きとしてのプライドを
見せつけてほしいってのがあるのよ。
朝日に載った
>今後、作品をゆだねる気には到底ならない
というコメントだが、
「(林or北方に対しては)ゆだねる気にならない」という意味ではないかな。
実質的に松本清張賞(文春)でデビューした人が直木(これも文春)を
完全に拒否するとは思えないんだが。
>>505 むー、そうとも読めるかな。
だったら、「林と北方が選考委員やってる限り、俺は直木賞候補辞退する!」だ。
それ言ったらシビれるよ。
作家なんだから、真剣勝負で対峙してほしい。
朝日の記事を読むと、林が半落ち批判でとどめておけばいいものを
調子に乗ってミステリ(乃至ミステリ業界)批判をしたために、
横山がキレたと解釈できる。
正直俺は林なんてカスはどうでもいい。
林にエサを与えた北方がこの問題についてきちんとコメントすべきだと思う。
前理事長なのだからそれくらいの責任は負ってもいい。
508 :
名無しのオプ:03/03/19 19:29
ちょと前にBSのブックレヴューに谷村志穂が出たときに
逢坂剛が持ってきた「半落ち」を「仕事じゃなければ読まなかった」「作中のおばさんたちの会話にリアリティがない」
散々こけにしててあとから逢坂と佐高の2人にいじめられてたけど
女性にはまったくピンとこない作家みたいですね。
509 :
名無しのオプ:03/03/19 20:22
たぶん「直木賞はいらない」という宣言じゃないかな。
この作者が書くものを考えると、こういう思考回路にいくのも
違和感がないような気がします。いまどき珍しい「言文一致」
型かもしれない。でも、もったいないなあ。。。
510 :
名無しのオプ:03/03/19 20:26
「ミスではないと思っている」って作者は言ってるけど、
ここで言われてるような指摘はどう思うんだろうか。
ゼロではないが可能性に賭ける、みたいな書き方をした
方がよかったという指摘に対しても、あらぬ批判と返すつもりなのかな?
511 :
名無しのオプ:03/03/19 20:42
可能性にかけてるから自殺も思いとどまったんでしょ?
512 :
名無しのオプ:03/03/19 20:44
いやね、例え成立したとしても・・・たいしたオチじゃないところに
この作品の欠陥があるとおもう。
513 :
名無しのオプ:03/03/19 20:50
覚悟のうえの発言なら、北方か林には選考委員を
降りてほしいよなあ。相打ちに持ち込まなくちゃ、
なんか、不公平な感じもするが。
現実では有り得ないことが問題ではなく、あれだけ引っ張ってオチがあれだったのが問題
515 :
名無しのオプ:03/03/19 20:57
516 :
名無しのオプ:03/03/19 20:59
「直木賞という権威を傘にきたおごりとしか思えない」って、
よく言ったなー。カッコいい!!言いたくてもいえない人が
たくさんいたんだから。
>508
女性がどうの、じゃなくて谷村志穂の感性に合わなかったんでしょ?
友達は女だが、面白かったからほかも読みたいと言ってたよ。
作者テカリすぎ
519 :
名無しのオプ:03/03/19 21:08
>>511 いや、だからさガイシュツだけど、490から引用↓
>問題は適合者が見つかればすぐにでも
>手術できる、提供手術のために梶は塀から一時的に出られる、
>と読者が思っても仕方ないような書き方を作者がしてること。
520 :
名無しのオプ:03/03/19 21:11
>>516 カッコイイ!と思わせるだけ思わせて、直木賞候補はこれからも受ける
ってんじゃかっこわるい。
やっぱり覚悟の発言なら、候補は今後受けるべきじゃないと思う。
521 :
名無しのオプ:03/03/19 21:11
真理子は「北方さんにいわれただけだもん」て逃げそう。
522 :
名無しのオプ:03/03/19 21:14
>>510 その指摘について横山さんは答えてほしいなぁ。
523 :
名無しのオプ:03/03/19 21:17
>>512 いい意見が過去にあるよ。
466 :名無しのオプ :03/03/19 00:48
>461
黙っていることで、検察、警察、弁護士その他に
多大な迷惑をかけているが、なにか?
しかも自分が刑事でありながら・・・。
524 :
名無しのオプ:03/03/19 21:26
自分はあらぬ批判を受けている!ミスとは思わない!って
主張してかっこいいのはけっこうだけど、
確かに、オチについて、ここで指摘されてることは答えてほしいね。
>>524 ここで指摘されていることって、こうした方がよりよかった
というだけであって、そうしなかったから成立しないとか、
致命的なミスだというのとは次元がちがうと思うけど。
ちなみに、そうした方がよかった、というのには同意。
『半落ち』はミステリとしては大したことないから落ちても
仕方ないと思うけど、直木賞の(というか林真理子の)講評は
メチャクチャ。ありゃ犯罪だ。
526 :
名無しのオプ:03/03/19 21:33
ここまで発言したんだから、候補も受けないでしょ。
527 :
名無しのオプ:03/03/19 21:36
「林さんがあそこまでいうなんて。私が説明すればよかったかな」(北方)。おう、今から説明してくれ。
致命的ミスとまでは思わないけど、手痛いミスだとは思うよ。
だって、俺も本読んで、まさに
>問題は適合者が見つかればすぐにでも
>手術できる、提供手術のために梶は塀から一時的に出られる、
って思ったもの。
つまり、ミスがあったことは確かでしょ?
それをどの程度と捉えるかで判断が分かれてる。
横山氏はミスはないと言い切ってしまう。
俺は手痛いミスだと考える。
あなたは、ささいなミスって感じ?
529 :
名無しのオプ:03/03/19 21:41
さっきから同じ人が書き込んでる感じ…
530 :
名無しのオプ:03/03/19 21:46
女性の感性に合わないじゃなくて(俺の母親マジ泣きですたw)、
谷村(=フェミニスト)に合わないのだろう。
531 :
名無しのオプ:03/03/19 21:47
第三の時効でとると思ってたのに。でなくてもあと二回のうちには。
532 :
名無しのオプ:03/03/19 21:47
なんで泣くのよ!!!!!!
>>529 俺、ニ回書いてるけど。
ホットな話題なんだから、書き込み多くて当然じゃん?
で、『同じ人』ってどれのこと言ってるの?
534 :
名無しのオプ:03/03/19 21:52
朝日さんよ、佐野洋はもっと鋭いこと指摘してたよ。
535 :
名無しのオプ:03/03/19 21:53
>>528 >俺は手痛いミスだと考える。
>あなたは、ささいなミスって感じ?
ノーミス>ささいなミス>手痛いミス>致命的なミス
段階的にこう分けるならば、ささいなミスだろうねぇ。
537 :
名無しのオプ:03/03/19 21:57
そもそも選考委員が読み違えをしているという指摘でしたよ
新聞記事の宿命だが、朝日の記事はいかにも紙幅が足りない。
できれば小説推理あたりで10ページぐらい使って紙上討論して
いただきたい。
メンバーは、横山氏、北方氏、佐野氏、逢坂氏(現理事長)、漂泊旦那。
漂泊旦那かよ
540 :
名無しのオプ:03/03/19 22:00
>>537 ざっと内容教えてちょ。読み違えの内容。
541 :
名無しのオプ:03/03/19 22:02
漂白旦那入れていい(・∀・)
この人が指摘したから、訴訟法のことが浮かび上がったんだし。
その面子に放り込むのは酷だけどなw
543 :
名無しのオプ:03/03/19 22:08
北方は漂白旦那のhpみたのね
544 :
名無しのオプ:03/03/19 22:13
こんな大胆なこというと、嫌がらせあるのかなあ? 真理子とかしつこそう。
545 :
名無しのオプ:03/03/19 22:17
>>544 田口ランディも直木賞落ちた時、「別に欲しくなかった」って発言して、
今後、直木も芥川も候補は永久に辞退するって突きつけたらしいよ。
そんな突きつけしなくても、盗作家が候補になることは二度とないと
思うんだけどね(w
546 :
名無しのオプ:03/03/19 22:21
佐野さんのは、もともとドナー登録してる人といまから登録する人とを読み違えてるという感じです
547 :
名無しのオプ:03/03/19 22:26
>>545 ああ、ヤスケンがなんか言ってたような記憶が。
悔し紛れなのか知らないけど、欲しくなかったってのは傲慢すぎ。
なら、それこそ最初から候補を受けるなと小一時間・・・
ってまだ現役なの?ランディ
548 :
名無しのオプ:03/03/19 22:29
>>546 漂白旦那と同じだね。
ドナー登録をしてない人が、塀の中からするのは無理って司法判断が
出てるってことだよね?
549 :
名無しのオプ:03/03/19 22:33
この論争のおかげで、より売れるんじゃない?
550 :
名無しのオプ:03/03/19 22:34
ただ法律で決まってないのでその都度当局が協議するということです。
551 :
名無しのオプ:03/03/19 22:45
梶は骨髄提供ができない年齢になって、出所したら自殺するの?
552 :
名無しのオプ:03/03/19 22:58
続半落ち書いてくれないかな〜。
553 :
名無しのオプ:03/03/19 23:00
「いらないっていわれなくても、あんたなんかには一生あげない」。マリコ
554 :
名無しのオプ:03/03/20 11:34
渡辺センセに言いつけてやる! (マリコ心の言葉)
直木賞の選考委員辞めてほしいし、一連の発言についてきちんと説明して
ほしいんだけど、どこに言うのが効果的?
555 :
名無しのオプ:03/03/20 11:44
556 :
名無しのオプ:03/03/20 12:12
映像化したら最後に説明が出るんだろうな
557 :
名無しのオプ:03/03/20 12:21
説明は、北方先生に聞きたいな。
558 :
名無しのオプ:03/03/20 13:40
「戦争が始まったって言うのに、そんな小さなことにかまってらんないわよっ!」
by マリコ(藁
まーおそらく北方・林&他選考委員と文春からは何にもリアクションなしで、
二人の選考委員任期満了後、縁があれば横山秀夫直木賞受賞ってとこじゃない
ですかね?
漏れとしては、林に「横山のハゲと一緒の雑誌になんて書かないわよっ!
アタシをとるの? あのハゲをとるの? どっちなのかはっきり答えなさいっ!
キーッ!」と、わめいていただいて、結果、出版社がどうするのか見物したい
トコロ(藁
横山秀夫がもの少し若くて毛もあってイケメンだったら、林の態度も違った気
がしてならない今日この頃……。
559 :
名無しのオプ:03/03/20 14:04
あそこまで言ったんだから、ノミネートの打診が
きた段階で、断るんじゃないの。それに、林は死ぬ
までステイタスにしがみつきそう。北方には、ハード
ボイルドを気取るなら、きっぱり辞任してほしいけど、
居座るんだろうなあ。
560 :
名無しのオプ:03/03/20 14:18
ヴスは選考委員になれないと言う規則を作るべきだ
>>558 >二人の選考委員任期満了後、縁があれば横山秀夫直木賞受賞ってとこ
>じゃないですかね?
559氏も指摘しているが、直木賞の選考委員に人気…じゃなかった任期は
ないよ。自分から辞めるというか死ぬまで委員でありつづける。
562 :
名無しのオプ:03/03/20 15:46
>>561 直木賞の選考委員って、任期なしだったの?
知らなかった〜。
なんだか、過去の栄光養老院みたいな気が……。
563 :
名無しのオプ:03/03/20 16:19
直木賞 取ったとしても・・・単行本の売れ行きは
その作品だけだべ。
564 :
名無しのオプ:03/03/20 17:33
>563
でも、山○○力みたいに、文春で連載もらった香具師もいるし、、、
>>564 確かに魅力だ。
文春が未来永劫残っていればね。
566 :
名無しのオプ:03/03/20 22:42
横山さんが突出したミステリーの書き手であることは間違いないし、
今回のことも10年もすればハクになると思う。
将来の推理作家協会理事長候補。
567 :
名無しのオプ:03/03/20 23:14
でも、半落ちは駄作。
568 :
名無しのオプ:03/03/20 23:24
それより、病気が心配。無理させないでほしい。>出版社。
心労のあまり横山氏死亡………という展開を狙った林の犯行ですね。
※和歌山の事件との暗合
1:犯人の名前が林
2:犯人がブサイク
3:どちらにもカレーが登場
和歌山→カレーライス
半落ち→横山氏オツカレー
田口ランディのときって選評でものすごいひどいことかかれてたよな。
よく覚えてないけど「文章が稚拙」くらいのことかかれてた。
呼んだことないし、すごい作家でもないと思うけどこんなヒドイ選評するなら
最初から候補に入れるなよっておもった。
誰か詳細希望。
失礼。自分で見つけました。
・井上ひさし <今回は文章も描写も展開も少し粗くなった気がする>
・田辺聖子 <以前の作品『コンセント』より平坦>
・渡辺淳一 <前回と同様、後半になるにしたがって乱れ、一篇の小説として収斂していかないもど かしさを覚える>
・林真理子 <後半は辟易するぐらい「調査したもの」のレポートになってしまった>
・阿刀田高 <前回に似ていて、だが劣っている、・・・アイデアが小説化されていないうらみが濃い>
・津本陽 <小説としては、いわんとするところを読者に伝えることのできない、中途半端のまま終 わった>
・北方謙三 <小説的普遍性に近づけようという努力が、この作品をやや説明過多なものにしたので はないだろうか>
・平岩弓枝 <これを小説として読むのは苦しい>
>>570 久々の幻冬舎枠で押し込んだ物件で、中身がスカスカ&盗作だった
んだから、選評は妥当だよ。
真理子も、盗作を見抜いてるような、珍しく勘がいいこと言ってるし。
読めば納得すると思うよ>選評
574 :
名無しのオプ:03/03/20 23:46
>>570 選考委員が候補作選ぶわけじゃないんだから(w
575 :
名無しのオプ:03/03/20 23:48
そうなのか。候補作は他の人が選ぶのか(投票?)
ということは、最終候補に残ったことについて攻めるべきだったということですか?
577 :
名無しのオプ:03/03/21 00:09
>>576 選考委員は上がってきた候補作から選ぶだけだよ。
候補を決めてるのは文春の人たち(w
文句は文春にどうぞ。てか、賞なんて政治&お祭りだよ。
今読むと
>>144のネタは、はずしっぷりが神レベル。
579 :
名無しのオプ:03/03/21 13:07
>579
一応、大勢の関係者(書評家とかね)にアンケート配って、
その結果を参考にしつつ決める・・・って形式だと思うけど、
やっぱり決めるのは文春の人(w
そもそも一出版社のイベントに過ぎない。どの賞でも同じだけど。
581 :
名無しのオプ:03/03/21 15:46
中でも最大の祭だからb春はやりたい放題。エサちらつかせれば作家はシッポふるもんだと思ってたろうから、ああ痛快。
582 :
名無しのオプ:03/03/21 15:54
>賞なんて政治&お祭りだよ
賞モノの話題だと必ずこういいたがる椰子がいるな。自分はよく世の中が
見えてるっていいたいんだろが、脊髄反射だよ。
兵隊はきた命令を実行するけだよ。
作戦を決めてるのは政治家や司令官たち(w
文句はホワイトハウスにでもどうぞ。てか、戦争なんて政治&お祭りだよ。
584 :
名無しのオプ:03/03/21 18:41
そりゃどう考えても中学生日記レベルの「コンセント」と
比べるのはムリあるよ。ただ「半落ち」はそれほど優れた
作品でもないし、面白いものではない。
それが直木賞に値するかどうかはわからんが、霜駄過激
みたいなバッタもんでも受賞してるんだからいいんじゃないの。
585 :
名無しのオプ:03/03/21 18:44
>>582 実際、その通り(政治&お祭り)なんだからさ、君、何が不満なわけ?
政治&祭り以外の要素があったら言ってみなよ。ん?
たとえ政治&祭りでも、本が売れない中、この賞とった本はそれなり
に売れるんだから、何も問題ないさ。
>>583 何か得意気に例を考えたのかもしれないけどw、
まったくトンチンカンだよ。
586 :
名無しのオプ:03/03/21 18:55
来月の新刊なんだっけ?
587 :
名無しのオプ:03/03/21 18:56
588 :
名無しのオプ:03/03/21 19:20
まあ林が騒げば騒ぐほど その辺の人はどこがもめてる個所なのか
気になって「半落ち」を買って読むわけだが
>>584 らんでーの「モザイク」なんざ、後に盗作で絶版になる運命なのに、
そんなのを候補作にしちゃうんだからねー。
候補作決める時期には既に盗作の指摘がネット上でなされてたっちゅーのに。
591 :
名無しのオプ:03/03/21 21:17
「半落ち」自体はそれほどいい作品ではないが、
「動機」から続く一連の作品のアベレージの高さからして
直木賞は妥当かもな。他にあげられる作家もいないし。
でも「このミス」一位はどー考えてもねーだろー。
592 :
名無しのオプ:03/03/22 13:11
半落ちは作者のベストとは思えない。ただ文春が版元なら取らせたろうし、北方を黙らせたでしょうな。
欲しい賞の主催出版社で書くのがベター、てことでつか・・
594 :
名無しのオプ:03/03/22 17:45
ドナー適合者に合いたい という部分にそもそも説得力が無い。
それを隠すことにも。
596 :
名無しのオプ:03/03/23 02:11
もとはといえば北方がバカなのに、マリコばかり叩かれますな。存在自体が犯罪つうことだ。
597 :
名無しのオプ:03/03/23 02:59
べつにばらされて困るようなネタでもなし。
>>597 読んでない人は明らかに困るだろ。ラスト10ページで出てくる落ちだぞ。
お前、ミス板に向いてないよ。どっかに消えろ。
唯川の馬鹿みたいなラノベがAのごり押しで受賞するんだから、
横山に取らせてやってもいいのにと思ったよ。
601 :
名無しのオプ:03/03/24 01:27
>600
Aって木木豚のこと?
602 :
名無しのオプ:03/03/24 20:19
このブスがいる限り、こいつより才能があるヤツは選ばれない
林真理子が先陣切って半落ちを半落ちにしたみたいな
記事の書かれ方だけど、普通に考えて
やっぱり大部分の選考委員の意見で半落ちを半落ちにしたんだとおもう。
コンセントの出来はどうであれ、映画化されて市川美和子が脱いだのは
とてもいいことだと思う。
市川美和子ってイグアナに似てるよな
605 :
名無しのオプ:03/03/24 21:52
ドナー適合者に会うために刑事の尋問にも口を閉ざす
なんてのがそもそもムリあるんだよ。
しかも、それをなぜ黙っていたのかの理由にも何ら説得力を
感じない。だから題名が「半落ち」
読んでない人に言いたいのは、「期待するな」と。
>>605 いい加減にしろ、ネタバレ野郎。失せろ。
607 :
名無しのオプ:03/03/24 22:55
何が何でもケチつけたいのは北方か林か文春か…?
608 :
名無しのオプ:03/03/24 23:17
病み上がりにこの騒ぎだったとはお気の毒。早く次作読みたいけど遅れるのかなあ。
609 :
名無しのオプ:03/03/24 23:25
もうじき双葉社の新刊が出るのでは?
>>603 コンセントは盗作で絶版になってはいないから別にいいよ。
問題は盗作絶版のモザイクだっちゅーの。
直木賞候補作が盗作だったなんて史上初だったんじゃないの?
直木賞も地に落ちたもんだ。イベントだからまあいいのか。
sageます
611 :
名無しのオプ:03/03/25 03:46
>>610 でも直木賞に罪はないと思うし、どちらかというと直木賞も迷惑だったと思う。
そんなのが候補に挙がったことまで責めるのは酷かと。
612 :
名無しのオプ:03/03/25 09:30
しつこいぞ、林か北方!
613 :
名無しのオプ:03/03/25 09:41
そんなバカに選考委員させること、だろ
614 :
名無しのオプ:03/03/25 20:17
>>611 なんかちょっとワロタ。
たしかにね。
盗作を憎んで、直木賞憎まずか(w
615 :
名無しのオプ:03/03/25 21:18
真理子を憎んで、直木賞憎まず。
北方を憎んで、文春憎まず。
616 :
名無しのオプ:03/03/25 21:26
候補を挙げてるのは、選考委員じゃないんでしょ?
「小説になってない」みたいなこと言われるような作品を挙げるのが困るんでしょ。
選考委員もそんなの読まされるのは迷惑かと。
617 :
名無しのオプ:03/03/25 21:27
だから、一番悪いのは文春の編集者なんだよ。
619 :
名無しのオプ:03/03/26 01:33
半落ちの、件の認められるか否かについてだが、
元新聞屋の作者なら認められると思ったのも分からないでもない。
「適合者がたった一人刑務所にはいないが、
国は受刑者の提供に難色を示している」
というネタを新聞屋が抜けば、
今のように戦争とやってるとかじゃなければ
2社で3段くらいは立つような。
各社が後追いすればかなりのプレッシャーになる。
認める可能性はかなり上がると思う。
620 :
名無しのオプ:03/03/26 01:33
茶器や喜多紙が安い涙流して「半落ち」絶賛しても、
横山ファンの多くは、「半落ち」はそれほどの作品でも無いと冷静なので
救われる。
>>619 >適合者がたった一人刑務所に「しか」いないが
の間違い。ごめんなさい。
>622
面倒になりまして(藁
624 :
名無しのオプ:03/03/26 02:04
>>620 候補選び→「続けて候補」の通例で今回も。
選考会→落とすからには苦言を呈しないと。
今回のことは、こんな流れの結果かと勝手に想像してます。
「半落ち」という作品をいくら検証しても意味ないような。
625 :
名無しのオプ:03/03/26 07:10
>618 適合者 でいいんじゃないの
>>625 ドナー適合者という言葉はよくわからんが、普通ドナーが提供者だよな。
その臓器に適合する人という意味なら、ドナー適合者は提供された人と
いうことになる。
「半落ち」今更ながら読了。
>>514氏とほぼ同じなんだが、
なんつーか、伏線(らしきもの)が無くてあのラストはどうなのだろう。
物語自体には引き込まれるものがあっただけに、正直「え?何?」
と感じた。
>>627 一応、それらしいことを示すキーワードは出てるけどね。
とても伏線とはいえないよな。
629 :
名無しのオプ:03/03/28 23:45
問題の「オチ」が現実にあり得ないことなのかどうかは、専門的知識がある訳では
ないので、とりあえず触れないが、少なくとも小説内リアリティとしての条件は
クリアしていると思う。
一番よく分からないのはやはり「直木賞」の選考基準。実際にはもっと乱暴な作品
が受賞している訳だからこの程度の傷をあげつらってどうこう言うのも奇異な感じ
がする。(過去を振り返っても「凍える牙」や「テロリストのパラソル」みたいな
荒唐無稽としか言い様が無い作品が受賞して「蒼穹の昴」や「火車」が落ちるんだ
から訳が分からない)
ただ横山にして見ればこの作品で受賞しない方が良かったかもしれないとは思う。
「陰の季節」や「動機」に比べてできはいまひとつだと俺も思うから。
630 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/29 04:10
選考基準は、選考委員の地位を脅かさないやつってことじゃないの?
受賞作品ってさ、パンチ力のないものばかりでしょ?
エロとか格調高そうなものとか。
純文路線に回帰しようとしているみたいやけど、売れないやん。
631 :
名無しのオプ:03/03/30 00:56
「第三の時効」読みますた。パチパチ〜。
次回こそ直木賞かな。
632 :
名無しのオプ:03/03/31 02:35
>626
だから、それでいいんじゃないの?
633 :
名無しのオプ:03/03/31 10:23
残念ながらもう受賞はないよ。本人が「ゆだねるつもりはない」って言ったんだから。
634 :
名無しのオプ:03/04/01 00:29
古巣の上毛新聞(3・11)のインタビューで、横山氏ついに公式宣言!
「半落ち」の横山秀夫さん 直木賞への決別宣言
ベストセラー小説「半落ち」の作者、横山秀夫さん(46)=前橋市鶴が谷町=が「今後一切、直
木賞とのかかわりを持つつもりはない」と直木賞への決別を宣言し、文壇や出版関係者の間に波紋が
広がっている。(中略)
―「受刑者は骨髄移植のドナーになれない」と選考会で指摘されたと聞いた時、どう思ったか。
「寝耳に水だった。私自身、骨髄バンクのドナー登録者なので、十分な知識と資料をもとに書いた
部分だったからだ。(中略)実際に骨髄移植の場面が出てきているわけでもなく、私は主人公の祈り
の物語として描いた」
(中略)
「バンクが設けている基準にも、刑事訴訟法にも禁止規定はない。受刑者の刑の一時執行停止が高
い壁であることは認識しているが、骨髄の適合者が受刑者一人だった場合には、実現すると思う。少
なくとも可能性があることは明白だ」
(中略)
―「今後、直木賞に作品を委ねる気はない」と発言しているが。
「もちろん欲しい賞だった。『黙して次のチャンスを待つ』というさもしい考えが頭にちらついた
ことも確かだが、読者との暗黙の約束もある。これまで、窮地に追い込まれても次の一歩を踏み出す
人間の矜持(きょうじ)を描いてきた。作者と作品とは無縁ではあり得ない。今回のことを看過して
しまっては、作家として一歩も前に進めない。一行たりとも書くことができない」
―(中略)受賞を楽しみにしている読者も多いだろう。
「そうした読者や作品を推してくれた選考委員の人たちには申し訳ない気持ちでいっぱいだが、生
き方として直木賞とは縁を切る。今後は、他の作家の二倍三倍努力して、魂のこもった作品を書き続
けていくつもりだ」
……カッコイイ、カッコヨスギル...
ちなみに、上毛新聞webnewsになかったから、新聞みて手動入力。長すぎて全文引用は無理だ。許せ
635 :
名無しのオプ:03/04/01 08:03
横山さんドナーだったのか…。しかし、ここまで追いこんだ奴等とは対局の生きざまだなー
立派だなあ。ひとりの読者として応援してます。
638 :
名無しのオプ:03/04/01 08:39
>>634キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
639 :
名無しのオプ:03/04/01 09:04
ハードボイルドじゃのう!それに引き替え北方はエセもいいとこ
640 :
名無しのオプ:03/04/01 09:49
北方は選考委員を辞任したなら漢と認める。
近い将来に高い確率で起こり得た直木賞受賞という大きな「実利」を
潔く捨てた横山氏に対して責任を取るのなら、そのぐらいしないとな。
どんな言い訳をしようが次の選考委員会に顔を出すようではダメだ。
641 :
名無しのオプ:03/04/01 15:27
林もだよ>辞任。
最初に言ったのが北方だろうが、それに乗っかった程度の見識であることは晒されたわけだ。
選考委員やる能力がないってことじゃん。
もうなんらかの勇退でもなんでも理由つけて(そうじゃないとあの権威主義のアホマリコはのかないでしょ)、掌に握った石は後ろ手に隠すからさ、去ってもらいたい。
642 :
名無しのオプ:03/04/01 16:35
カッコイイ秀夫タン
643 :
名無しのオプ:03/04/01 17:12
いや横山はんカッコ良過ぎ。
「第三の時効」も良かったし、現時点では最強のミステリ作家ですな。
林は畑違いの問題外として、北方がイタイ・・・
644 :
名無しのオプ:03/04/01 17:21
>634
グッジョブ!
入力は大変だろうからできれば記事全体の画像をUPして欲しい・・・。
645 :
名無しのオプ:03/04/01 17:25
筋を通すならこうするしかなかったのだろうなー。
感動しますた。
第三の時効で直木賞だろーなー楽しみだなーと思ってましたが、
でも横山氏を支持しますです。
647 :
名無しのオプ:03/04/01 20:17
惚れなおした!
648 :
名無しのオプ:03/04/01 22:06
やっぱり作者自身の口から聞くのが一番だなあ。
いつか受賞するのを楽しみにしていたが
横山氏の気持ちがそういう方向なら、ついていくだけ。
ガンバリすぎて倒れなきゃいいけど・・
649 :
名無しのオプ:03/04/01 22:31
心筋コウソクで倒れたよね。取材受けられるくらい回復したならよかったです。
知り合いがwebデータベースから落としてくれました。
人間の矜持保ち次の一歩進める
直木賞への決別宣言 「半落ち」の横山秀夫さん
ベストセラー小説「半落ち」の作者、横山秀夫さん(46)=前橋市鶴が谷
町=が「今後一切、直木賞とのかかわりを持つつもりはない」と直木賞への決
別を宣言し、文壇や出版関係者の間に波紋が広がっている。直木賞候補作とな
った「半落ち」は、今年一月の選考会で「設定に決定的な事実誤認があり、ミ
ステリーとして成立しない」と指摘された。横山さんは「その指摘こそが事実
誤認」としたうえで、「直木賞の権威をかさに着たミステリー界批判や読者を
侮辱する発言が相次いだことに失望した」という。作家として苦渋の決断を下
した横山さんに聞いた。(文化生活部 田中茂)
―「受刑者は骨髄移植のドナーになれない」と選考会で指摘されたと聞いた
時、どう思ったか。
「寝耳に水だった。私自身、骨髄バンクのドナー登録者なので、十分な知識
と資料をもとに書いた部分だったからだ。それと同時に、エンターテインメン
トとの作品に対する指摘としては些末(さまつ)すぎるとも思った。作品の中
で実際に骨髄移植の場面が出てきているわけでもなく、私は主人公の祈りの物
語として描いた」
□事実誤認はない
―指摘された後、検証はしたのか。
「再取材をした結果、ミスはなかったとあらためて確信した。バンク
が設けている基準にも、刑事訴訟法にも禁止規定はない。受刑者の刑の
一時執行停止が高い壁であることは認識しているが、骨髄の適合者が受
刑者一人だった場合には、実現すると思う。少なくとも可能性があるこ
とは明白だ」
―「事実誤認はない」のだから、直木賞の主催者、日本文学振興会に
疑義を呈した。
「できないと断ずる根拠を示してほしいと申し入れたが、明確な回答
がないまま二カ月以上も店晒(たなざら)しにされた。その間、主催者
や選考会が再検証を行ったという話も聞かない。要するに、権威ある直
木賞選考会の決定は絶対であり、ノミネート作品が傷つこうが死のうが
、知ったことではないということだ。それがために、ミスがあったとい
う誤った事実が一人歩きを続け、揚げ句は、ミステリー界や読者を誹謗
(ひぼう)する論外な発言までをも誘発した」
―「今後、直木賞に作品を委ねる気はない」と発言しているが。
「もちろん欲しい賞だった。『黙して次のチャンスを待つ』というさ
もしい考えが頭にちらついたことも確かだが、読者との暗黙の約束もあ
る。これまで、窮地に追い込まれても次の一歩を踏み出す人間の矜持(
きょうじ)を描いてきた。作者と作品は無縁ではあり得ない。今回のこ
とを看過してしまっては、作家として一歩も前に進めない。一行たりと
も書くことができない」
□魂こもった作品を
―「半落ち」を含めて三回候補に選ばれ、直木賞に最も近い作家と言
われている。受賞を楽しみにしている読者も多いだろう。
「そうした読者や作品を推してくれた選考委員の人たちには申し訳な
い気持ちでいっぱいだが、生き方として直木賞とは縁を切る。今後は、
他の作家の二倍三倍努力して、魂のこもった作品を書き続けていくつも
りだ」
◎「半落ち」をめぐる経緯
「半落ち」は、病苦の妻を殺したとして自首してきた警察官が、口を
割ろうとしない犯行後、二日間の謎に迫る物語。二〇〇三年版「このミ
ステリーがすごい!」(宝島社)の国内編でベストワンに輝き、第百二
十八回直木賞の候補作に選ばれた。
直木賞選考会の席上で、主人公がひそかに希望している骨髄移植の提
供意思をめぐり、「受刑者はドナーになれない」として落選理由の一つ
に挙げられ、「ミスに気づかなかったミステリー界も悪い」と批判の声
も出た。作者の横山さんと版元の講談社が疑義を呈していた。
(写真説明)(1)「不毛な論争にけりをつけ、早く物語の世界に戻り
たい」と語る横山さん (2)ベストセラーとなっている「半落ち」
====以上。半ばネタバレだが新聞に載ったものなので
うーん、筋がとおっている。
「半落ち」自体は横山作品としては上出来とは言い難いが
この決断は立派だ。応援したい。
655 :
名無しのオプ:03/04/02 07:47
「半落ち」の落ちはもう一つだったが、
作家横山は立派にオチをつけた。拍手喝采。
林・北方の本は絶対買わんし、読まん。
656 :
名無しのオプ:03/04/02 21:54
同意。林、北方は最悪。特に北方は、この前の朝日の記事で冷めた。
横山が、あるイミ、北方の馬鹿な誤認さえなければ負わなくてもいい
代償を引き受けたのに、当の北方は潔さのカケラもない。ハードボイルド
作家というのは、フィクションの世界だけのことなのかと思った。だいいち、
なんでこんなのが「ミステリー界のお父さん」(朝日)なんだよ!
657 :
名無しのオプ:03/04/02 22:03
個人的な感想ですが、
死刑囚や、刑期が確定した人・罪を犯してつかまった人が
「逮捕」後にドナー登録するのは全くの善意であったとしても
命乞いをしている…いいコトしているアピールをしている…
と、よこしまな気持ちでしか見られませんが
犯罪をおこす前から真摯な気持ちでドナー登録していた人の気持ちは汲んで欲しい。
実際、刑期確定(死刑だったかな?)した人が確定後に骨髄バンクに登録しようとしたことが
ありましたよね。
あの時は????と、思いました。
658 :
名無しのオプ:03/04/02 22:54
この二つをごっちゃにしてたのが北方。そもそもこいつが頭悪いのが元凶なのに、こんな展開になるとは…
659 :
名無しのオプ:03/04/02 23:26
で、北方の汚れたふんどしで相撲をとった挙句、土俵や客までをも侮辱したのが林、と。
660 :
名無しのオプ:03/04/03 13:40
「銀座百点」ってミニコミ誌の今月号に出ているエッセイ、泣かせるよぉ
「春に想う」というタイトル。銀座の有名どころで入手可能
661 :
名無しのオプ:03/04/04 22:06
>>660 それ読みました。作家魂というか、そういう性分なのか。
過労死の危険を冒しながらも半落ちを書いていたのかと思うと泣ける。
662 :
名無しのオプ:03/04/04 23:44
読みたいなあ
『半落ち』、自分の中では藤林の話で終わりで言いと思うなぁ。
最後の話はなんか蛇足でしかないような?
なんか最後はものすごくしらけてしまったよ。。
664 :
名無しのオプ:03/04/05 01:40
結局、林はバトロワとこれで前科2犯だろ?
もうこいつには選考委員頼むなよ、って言いたい。
バトルロワイヤルに直木賞やんなくていいだろ。
666 :
名無しのオプ:03/04/05 02:19
>>665 直木賞じゃなくて日本ホラー大賞
林真理子が選考委員
バトルロワイヤルってホラーか?(w
ケツ拭き紙みたいなライトノベルにいちいち賞やってたらキリねぇだろ。
669 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/05 03:08
売れない作品を賞に押すから、賞に権威がなくなるんじゃねえの。
文学自体に権威がないからちょうどいいような気がしないでもない
671 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/05 03:52
某出版社の偉い人がこぼしてた。
「ウチの○○賞でも売れないんだから、出版不況も当然だ」。
これですもん。
672 :
名無しのオプ:03/04/05 07:50
だから文春も売れてる半落ち(講談社)を陥れたかった。自分とこの本なら北方にあんなこと言わせない。
長文すまそ 途中から
前略)新聞社を辞めて九年、推理作家としてデビューして四年が経っていた。少し前に上梓した本が思い
がけず好評で、十数社の小説誌から同時に執筆依頼が舞い込んだ。チャンス到来。そう思った。作家として
下積み時代が長かったから、依頼を断ることなど頭になかった。二つ返事ですべて引き受け、マンションの
一室の仕事場に籠って執筆に没頭した。
形容するなら、ブロイラーのような生活だった。何時間もジッと動かずミステリーのネタを搾り出し、
食べては書き、仮眠しては書いての繰り返し。太陽が眩しいのでカーテンは閉め切り、部屋から一歩も出な
い。食糧補給に現われるカミさんと二言三言口をきくほかは誰とも喋らない。ゴジラ松井の活躍ぶりも、昼
夜の別も、季節の移り変わりさえもが意識の外だった。日に何百回も時計を睨み付け、次々と迫り来る原稿
の締め切りとただひたすら戦っていた。
マラソンではなく短距離走。そんな日々だった。
折しも、マラソン界はスピードレースの時代に突入していた。四十二・一九五キロの長丁場を「たった四
十二キロ」と言ってのける女子選手まで出現した。その発言は、私の抱くマラソンの概念を大きく揺るがし
た。マラソンを観戦する人々の心理は、人間が四十二キロもの距離を走る事にまず感服し、そして、懸命に
完走を目指す選手の姿に感動するという一定の法則にしたがっている。だからこそ、マラソンに人生をなぞ
ることができるのだと思っていた。それが揺らいだ。マラソンもまた、短距離走を延々と繰り返す、単なる
競争でしかないのか、と。
続き
さて、私の籠城生活は去年も丸々一年間続いた。何十もの物語を創出したが、私自身の物語は完全に喪失
していた。一日三時間と決めた睡眠を少しでも深くしたくて、風邪薬だの頭痛薬だのを四錠も五錠も飲んで
ソファに転がる。起きたらすぐに、カフェイン成分のたっぷり入ったドリンク剤をがぶ飲みしてワープロに
向かう。書くこと以外の思考力はゼロ。そうなってみると恐ろしいもので、「死んでも書かねば」という気
持ちに凝り固まってくる。いや、「死ねば編集者は許してくれるだろうか」。そう考える時間が次第に長く
なっていた。
なにか予感があったのだと思う。大晦日、無性に家が恋しくなり、年越しの仕事を山ほど抱えてカミさん
の運転する車の助手席に揺られた。三が日は自宅で書きまくった。一睡もせずに今年最初の締切日だった四
日の朝を迎えた。胸に激痛を覚えた。全身が痙攣した。その場に倒れこんだ。冷や汗がダラダラ流れた。そ
れは毛布をグッショリ濡らすほどだった。
急性心筋梗塞だった。自宅にいたのが幸いした。すぐにカミさんが救急車を呼んでくれた。幸運は重なる。
自宅から車で十分ほどのところに心臓疾患の専門病院があり、名医で知られる医師が、たまたま正月勤務の
出番にあたっていた。カテーテルと呼ばれる細長い管を脚の付け根から挿入し、心臓の冠動脈を塞いだ血栓
を取り除く手術を受けた。さなか、何度も心室細動に陥り、そのつど、電気ショックで「こっち」に戻して
もらった。垣間見た「向こう」は、子供のころにのぞいた万華鏡のように美しかった。
二週間入院した。こんこんと眠り続けた。死にたくなかったらブロイラー生活から脱却しなさい。医師に
はそう言われた。
マラソンか。短距離走か。
結局のところ、短距離走を延々と繰り返すマラソンを走ることになるのだろう。
仕事を再開した。だが二度と春を見逃すまい。衛生中継されるゴジラ松井の雄姿だけは必ず見ようと固く
心に決めている。
675 :
名無しのオプ:03/04/05 10:26
売れっ子作家って大変だねぇ・・・・
676 :
名無しのオプ:03/04/05 14:50
入力ありがとう! しかし、これでやっと退院したら、直木賞選考会で
あれだもんね。そのまま逝ってたら、死人に口なし。ミスだという汚名を
着せられたままだったかも。死んでも死にきれんわな。
あんな雑魚ども気にしないで、こんどは少しは余裕をもって仕事してほしい。
678 :
名無しのオプ:03/04/05 21:04
なんであのとき死んでくれなかった!←北方、林、文春。渡辺、あとうだ
679 :
名無しのオプ:03/04/06 14:13
ひぇーホント危なかったんだ。でもこんな生活であれだけの作品書いてたなんてスゴイわ
ただ今日のアタック25の問題で横山秀夫が出てたから、来てみたのだけれど、
なんだかすごい事になってますね。
死の事とか、直木賞の事とか。
動機しか読んだ事ないので、今度別のを読んでみます。
ずっとロムしながら、再読の時間を作ろうとしてきて、やっと実現できた。
最後のオチ、やっぱりミスだよ。それも手痛いミス。
この作品は、法律の専門家たちの物語ではないか。
とすると、最後の場面にいた、刑事ともと刑事と刑務官の頭に、
刑訴法の壁がよぎりもしなかったことは、彼らを無能として書いたことにならないか。
一般市民だったら、些細なミスですんだと思うが、なんせ専門家だからね。
法に直接携わる人間は、正鵠を期して描いてもらいたいと、警察小説のファンの私は思った。
林のジャンル批判それとして、梶の祈りを書きたかったということで曖昧にせず、
横山には、この部分の説明をきちんとして欲しい。
出来るというのは、ある種の強弁。
人道的見地は、この国では何でも可能にしてしまう。
死刑囚が釈放されたこともあった。
どこをどう読んでも、通知が来ればすんなり骨髄提供が出来るとしか思えない。
そこのところ、祈りとかなんとか持ち出さずに、論理的に説明して欲しい。
なんか論調見てると、北方が報告した問題で、直木賞落ちたという感じだけど、
選評読んだら、前の段階で落ちてるじゃん。
俺も、女房を殺したところ、抵抗感じた。梶の眼が澄んでるとこも。
いつもは感心しないが、渡辺の選評、今回は説得力あったと思うね。
683 :
名無しのオプ:03/04/06 15:24
でた
>>674 ううむ。今年は新刊ラッシュのようだが、裏ではそんな生活が・・・
あんまり無理しないでほしい。死んだらおしまいだよぉ。
>>651 受刑者は、骨髄提供は出来ない。それが正しいと思う。
だけど、提供を受ける側が世間に訴え、法務、検察を動かせば、超法規措置で出来る。
「半落ち」は、そこをスルーしていて、横山はその説明はしていない。
まあ、できる出来ない論争は本質的に不毛だとは思うのだが、
横山の説明で、ミスがないと断言しているところがひっかかった。
あれはやっぱりミスだと認めたほうがいいのではないかな。
それより、選評読むかぎり、なんで京極が取れなかったのと思うが、
スレ違いね。さげます。
686 :
名無しのオプ:03/04/06 18:31
選考会って、ある意味欠席裁判だな。
687 :
名無しのオプ:03/04/06 18:44
最終選考で三作残った時点で北方が例の話を持ち出し、半落ちだけ外れた説。
688 :
名無しのオプ:03/04/06 20:12
そもそも、「半落ち」ってさほど面白くないよ。
横山マンセーだけでなく、いくらか批判的な意見が出てきたのは歓迎だね。
マンセーばかりじゃ危険だ。横山にとっても、よくないと思う。
やっぱり、オチについて横山の説明が要るんじゃない?
691 :
名無しのオプ:03/04/06 20:42
最初のほうからこのスレ見てみたけどマンセー意見ばっかでキモイ(;´Д`)
>>691 「マンセー意見ばっか」じゃないことは最近の書き込みを見ても一目瞭然なのだが・・・
ま、「キモイ」と言いたいがための意見なのだろうね・・・
作者テカリすぎだよ
694 :
名無しのオプ:03/04/06 23:14
キモイのは、何でも賞批判(批判とも言えない罠)に結び付けたがる
一部の椰子だけで、あとは賛否ともまっとうな議論だよ。
誰もが納得するオチではないわな。
受刑者の骨髄提供が確実に可能とは言い切れないわけだし、実現するために越えなければ
ならない「壁」についての説明が作品中にないわけだから。
作中でリアリティーがあれば、小説としては問題ないともいえるけれど、個人的にはスッキリしないものが残った。
以上が作品の感想。
直木賞選評への作者の反論はなんだか大人げないような気がする。
気がするだけ。
だな。
651
受刑者の刑の
一時執行停止が高い壁であることは認識しているが、骨髄の適合者が受
刑者一人だった場合には、実現すると思う。少なくとも可能性があるこ
とは明白だ」
実現すると思う。、、、、可能性があることは明白だ。
「半落ち」には、適合者さえ現れれば、必ず実現するように書かれているじゃない。
いまさら、可能性があるじゃないでしょう。決意表明の中の大きな矛盾だよ。
それに林は好きじゃないけど、的外れのミステリー批判に、
怒りの中心を持っていっていない。それで直木賞いらないなんて大人気ないと思う。
>>682 二日間の空白がこの小説の中心だが、黙秘の必然性などどう読んでもない。
今度ばかりは渡辺の選評に賛同する。
横山は、こっちもいわれなき中傷と言うのだろうか。
直木賞はいらないと決意表明するなら、こういうものにも反論すべきではないか。
まっとうな選評まで駄目という印象を与えるのはいかがなものか。
>>698 >適合者さえ現れれば、必ず実現するように書かれているじゃない。
「必ず実現する」ように書いてあったっけ?
>699
ネタばれになるのでメール欄に書くけど、黙秘を続けた理由はこれじゃない?
>>698 >それに林は好きじゃないけど、的外れのミステリー批判に、
>怒りの中心を持っていっていない。それで直木賞いらないなんて大人気ないと思う。
「怒りの中心を持っていく」という言葉の意味が判らない。
主語も判らない。
>必ず実現するように書かれているじゃない。
どこに?
651に、出来ないと断定する根拠を示せ、というようなことを申し入れた、
とあるけど、これこそ揚げ足取りでしょう。
人命尊重で、世論の圧力があれば、当局は動くんだから。
俺は横山に訊き返したい。
現行の法の中で、必ずできるという根拠を示せ。
俺は「半落ち」はそこそこだと思っていたが、後のばたばたは幻滅だね。
黙って次の作品を書く。選考委員にぐうの音も出させない。
それが男らしいやり方だろう。
もしかすると「半落ち」で賞を取れると思ってたと勘繰りたくなる。
決別宣言は、一見恰好いいが、黙って候補を拒否すればいいことだ。
わざわざ新聞で言うところに女々しさを感じる。
作家って、書いたものだけじゃないの?
>>704 >人命尊重で、世論の圧力があれば、当局は動くんだから。
だったら「出来ないと断定」したことが間違いなんだから
揚げ足とりでも何でもないじゃん。
>作家って、書いたものだけじゃないの?
賞をやる、やらないと言ってる時点で、そうでないことに気づけ。
それこそ揚げ足とりだ。
>>700 703
必ず実現すると、言葉では書かれていないけど、そうとしか読めない書き方。
勿論適合者が現れればだけど。
横山は数少ないまともな警察小説の書き手なんだから、
こういう不毛な論議はやめたほうがいい。
次の作品を待とうよ。
>>706 そうとしか読めないのは読解力が無いからでしょう。
P293の1〜2行目のことを言っているのであれば、「ここ」こそが「梶の祈り」を表している部分。
>>705 世論の圧力で動くかもしれない、ということはですね、
現行法の中じゃできないということでしょ。
つまり法律の範囲外。
現行法の中でできるというような書かれ方が問題なんじゃない?
>>708 だから、どこに「現行法の中でできるというような書かれ方」があったのかと小一時間(ry
俺は梶の祈りなど感じなかった。
オチは、なんだとオモタよ。
>>706 >こういう不毛な論議はやめたほうがいい。
水掛け論でも抽象論でもなく、極めて具体的な作品論だと思うが。
何が不毛だというんだ? 議論自体が不毛という考えの人?
>次の作品を待とうよ。
とっくに「第三の時効」が出ているし、もうじき「真相」も出る。
総じて何が言いたいのか不明瞭。読解力に関しては
>>707に同意。
やっぱりミスだね、最後は。
すんなり決まっていないから、こういう議論になる。
>>712 そうだね。
横山は『まともに文章が読めない人』のことも考慮すべきだったね(w
前レスにあったけど、法律の専門家たちの頭に、なぜ刑訴法の壁が浮かばなかったのか。
あれは説得力があった。
批判してる椰子はアホばっかりか?
>必ず実現すると、言葉では書かれていないけど、そうとしか読めない書き方。
これと
>現行法の中でできるというような書かれ方が問題なんじゃない?
これがイコールになるのもおかしい。
>俺は梶の祈りなど感じなかった。
そんな主観的な感想は誰も聞いていない。
>やっぱりミスだね、最後は。
>すんなり決まっていないから、こういう議論になる。
議論になっているからミス? 読解力のない読者が、ミスだと
騒ぎ立てることが作者のミスなのか?
まったく論理性がない。
>どこに「現行法の中でできるというような書かれ方」があったのかと小一時間(ry
指摘されたことには答えない。
話にならん。
ここでいろいろ言われてるんで、日曜を潰して再読した。
なんか白々しかった。
これは再読に耐える作品ではない。
>>716 印象批判キターーーーーーーーーー!!!
やっぱり、人気の二乗に比例してアフォな読者が増えるな(藁
直木賞落ちたのは、梶が安直な人殺しであるところが批判されたからだろう。
アルツハイマーだと、殺していいわけ?
いま読み返したけど、適合者が現れれば、なんの障害もなく、
骨髄提供が出来るというようにしか読めんかった。
これも読解力不足かな?
横山擁護派は、深読みよ。
俺は結末はミスだと思ってる。それでも横山ファンのつもり。
「動機」から読んでるけど、アフォな読者です。
オチに納得がいかなかったという読者にとっては、「受刑者の骨髄移植」という話にリアリティーを
感じなかったんでしょ。
現行法の範囲内では実現不可能なことでも、作中世界の中で説得力のある話になっていれば
小説としては成り立つわけで、その視点で考えれば、必ずしも「実現不可能だからミス」ということ
にはならない。
ミスと取るかどうかは、完全に主観の問題だと思うよ。
「思う」のは自由です
作者がしゃしゃり出てからややこしくなってる。
俺は「半落ち」はまったく評価できないが、結末はミスではないと思う。
少なくとも直木賞の選考の経過に問題があったことは間違いない。
(´-`).。oO(べつにややこしくも何とも無いけどなぁ・・・)
林真理子の暴言が無ければ、横山秀夫も黙って耐えたんだろうな。
講評でのミステリー界への暴言
選評での「半落ち」読者への暴言
二度もやったからな
>>704
作家って書いたものだけじゃないの、という意見に賛成。
そりゃ、横山が新聞に出てきて、直木賞なんていらんといえば、
恰好はいいけど、だからなんだよ。
貰えなかった時こそ、黙っているべきだ。
第一、横山が頭に来ていることで、落ちたわけではないじゃないか。
選評読んだかぎりじゃ、田辺、津本、が支持だが例の件で引っ込め、
井上は曖昧。ほかは、ほぼ否定。つまり二票半。
これじゃ無理だろう。
やっぱり、妻殺しにみんなひっかかったと思うよ。
俺も読んだとき、一番大きな抵抗はそこだった。
アルツハイマーだって人間だろう。生きてはいけないと決め付けてるよ。
やっぱり、作者は出てくるべきではない。
読者の権利は、主観で読むこと。それにバイアスを与えるね。
俺はあの記事、首を傾げてるよ。
733 :
名無しのオプ:03/04/07 03:12
全く同感↓
719 :名無しのオプ :03/04/07 02:10
直木賞落ちたのは、梶が安直な人殺しであるところが批判されたからだろう。
アルツハイマーだと、殺していいわけ?
>>731 何いってんだ?
横山は落ちたから文句をつけていると思ってんのか?
ミスとは言い切れない(少なくとも議論の余地のある)ことを
一方的にミスと決め付けられ
ミステリの根幹である真相部分を、あろうことか新聞でバラされ
自分の作品を引き合いに出してミステリー界全体と自分の読者を
バカにされ
賞の主宰団体である日本文学振興会への正式な問い合わせは
完全に無視され
それでも黙っているべきだったと?
アルツハイマーの祖母がいる漏れは特に違和感。
736 :
名無しのオプ:03/04/07 03:14
>>734 ミスだよ。なんでミスかはもうさんざんここで指摘されてるよ。
頭冷やせよ。
>>736 >ミスだよ。なんでミスかはもうさんざんここで指摘されてるよ。
議論になっているからミスだ
という阿呆な意見しか見当たらないんだが(w
賞は要らないと思ったなら候補を辞退すればいい。
俺は林に過剰反応しすぎだと思うが。
作者がなんと云おうと、ミスだと感じる人はいるわけで。小説って読者が判断するもんでしょ。
740 :
名無しのオプ:03/04/07 03:18
痛いなあ、横山信者は……。
741 :
名無しのオプ:03/04/07 03:18
>>739 >小説って読者が判断するもんでしょ。
面白いかつまらないかは読者が判断すればいい事。
ミスかミスでないかは、「感じる」とか「感じない」とは
まったく別の問題でしょ。
743 :
名無しのオプ:03/04/07 03:22
痛すぎるよ・・・・・一人でがんばってる横山マンセー↑
>>736 >ミスだよ。なんでミスかはもうさんざんここで指摘されてるよ。
じゃあ、「ミステリとして成立しないミスである」ということを
具体的に指摘したレス番をあげてみれ(w
実際に移植が可能かどうか(ミスと取るか否か)よりも、
「小説」として納得できなかった読者がいるということを作者に判って欲しい。
>>737
法律のプロの頭に、刑訴法の壁が、微塵も浮かんでいない。
あの指摘が、アホな意見とは思えないがね。
734
落ちたから文句をつけてると、思われてしまうから、
黙っていたほうがいいと思うよ。世間ってそんなもんだろう。
ここで論議してるほど深いことを、新聞の読者の大半は考えてない。
747 :
とりあえず:03/04/07 03:28
>>744 あんた、ログ読んだら?
とりあえず、ちょっと上のログから↓
他にもいっぱいあるじゃん。
681 :名無しのオプ :03/04/06 14:27
ずっとロムしながら、再読の時間を作ろうとしてきて、やっと実現できた。
最後のオチ、やっぱりミスだよ。それも手痛いミス。
この作品は、法律の専門家たちの物語ではないか。
とすると、最後の場面にいた、刑事ともと刑事と刑務官の頭に、
刑訴法の壁がよぎりもしなかったことは、彼らを無能として書いたことにならないか。
一般市民だったら、些細なミスですんだと思うが、なんせ専門家だからね。
法に直接携わる人間は、正鵠を期して描いてもらいたいと、警察小説のファンの私は思った。
林のジャンル批判それとして、梶の祈りを書きたかったということで曖昧にせず、
横山には、この部分の説明をきちんとして欲しい。
出来るというのは、ある種の強弁。
人道的見地は、この国では何でも可能にしてしまう。
死刑囚が釈放されたこともあった。
どこをどう読んでも、通知が来ればすんなり骨髄提供が出来るとしか思えない。
そこのところ、祈りとかなんとか持ち出さずに、論理的に説明して欲しい。
748 :
とりあえず:03/04/07 03:31
要はこれに尽きる↓
どこをどう読んでも、通知が来ればすんなり骨髄提供が出来るとしか思えない。
そこのところ、祈りとかなんとか持ち出さずに、論理的に説明して欲しい。
やっぱりアルツハイマーが気になって、「半落ち」は認めない。
あんなふうに殺していいのか。
その点について、横山マンセーはどう思っているんだろう。
ヒューマニズムのための道具立ての殺人、としか思えなかったよ。
>>742 >ミスかミスでないかは、「感じる」とか「感じない」とは
>まったく別の問題でしょ。
別問題ではないだろ。
この作品の場合、「移植が可能」という判断は作者の考えに依るところが大きいわけだけど、
実際には問題になるであろうある「高い壁」についてほぼ触れていないことで、事実誤認=ミスだと
受け取られても仕方がない。
でも、「小説世界の話」としては必ずしもミスと言い切れないわけで、読者の判断が分かれるのは
当然のこと。
「梶の希望」として「高い壁をクリアできるかもしれない」方法が作中にあれば、ここまで話が大きく
なることはなかったと個人的には思う。
×なるであろうある
○なるであろう
681の意見に賛成。
前に、ミスなし、些細なミス、手痛いミス、致命的なミス。
このどれかという書き込みがあり、些細なミスだろうと俺は思っていたが、
681の意見で、ちょっと厳しいが手痛いほうに変わってる。
言われるとおり、法律の専門家たちの物語だもんな。
ミスなしというのは、ないんじゃないか。
>>752
ミスなしというのは、ないんじゃないか。
賛成。ただし、些細なミスにしておこうと個人的には思っているけど。
>>681の意見はなんとなく正しそうに見えるけど、
「最後の場面にいた、刑事ともと刑事と刑務官の頭に、 刑訴法の壁がよぎりもしなかった」
という前提が崩れてしまえば、それ以降の文章に何の意味も持たないんだよなぁ・・・。
>>752 >ミスなしというのは、ないんじゃないか。
梶は現行法では移植が認められないことは百も承知だろう。
だがアンチがいみじくも漏らしたように世論が動けば状況が変わる
可能性は充分にある。
可能性がまったくゼロでなければ梶の行動は特に矛盾しないと思うが
わずかな可能性にかけているのだ、ということを(読解力の乏しい人
にも判るようにw)はっきりと書いた方がより親切であった、という
のが俺の意見。
いや、はっきり書くべきであり、書いていないことは手痛いミスだ、
と判断する人がいるのは理解できる。
しかし、それがどうして「ミステリとして成立しない」「致命的な
ミス」になるのか、まったく理解できない。
>>749 俺の祖父も、アルツハイマーだ。違う、新しい人生に、少しずつ入っていく感じだったよ。
いまも元気だ。時々楽しそうでもある。
祖父は、殺してくれとよく親父に言っていた。
もうひとつ人生があるんだよ、と親父は言い聞かせていた。
今の祖父を見て、これでいいんだと俺は思っている。
「半落ち」は、他人事ではなかった。
妻を殺したことに、嫌悪感に近い思いを抱いた。
こんな男が人を助ける。眼が澄んでいて、人の心を動かす。
こういう小説を書くのは、どういう人だろうと思った。
実は「動機」が好きだったんだが。
>>754
よぎりもしなかったと、俺には読めたけど。
これは読解力の問題とは言われたくない。
>>755 ミステリーとして成立しない、という意見は出てないんじゃない。
681も、手痛いミスといってるだけで、最終否定はしていない。
>>757 よぎったと書いていない
のと
よぎらなかったと書いてある
のが同じだとおもってらっしゃる?
作者のコメント、都合のいい言い訳をしているようにしか見えない。
その「作品」で全てを判断されるんだからさ…。誤解されたとしても仕方がないじゃん。
>>758 >ミステリーとして成立しない、という意見は出てないんじゃない。
直木賞の選考委員は、そういう意見だったから落とした訳だし
記者会見でオチをばらしてまでそう説明したんだろ。
>>759
よそうよ。
俺のいう意味、わかるでしょう?
三人の頭に、刑訴法の壁が浮かばなかった。
そう読んだと書いただけですよ。
>>761
選評を読むと、それで落ちたのではないというニュアンスが強いんだよ。
意見が出ていないというのは、ここでの議論のこと。
一応認めながら、ミスの大小が議論されてるんじゃないかな。
>>760 >誤解されたとしても仕方がないじゃん。
一般読者が誤解しようが理解しようが勝手でしょう。
今回のケースは、小説のプロ中のプロであるはずの直木賞選考委員が
誤解をし、それに基づいてオチをばらし、読者までを馬鹿にした。
問い合わせも無視された。だからこそ作者も反論したんでしょ。
>>763 「半落ち」を推そうとしたがミステリとして成立しないという
指摘があり推し切れなかった、という人がいたと思うが…
>>764 >今回のケースは、小説のプロ中のプロであるはずの直木賞選考委員が誤解をし
作品を読んだだけでは、実現不能のオチ=ミスと判断してもおかしくないと思うが。
よほど好意的に読まない限り、作者の希望的観測まで読みとるのは難しい。
「条件付きだが可能だと思われる」のであればそれを作品に反映させればよかったのに。
>>764 出来ないと断定できる理由を示せという問い合わせね。
前に書かれてたけど、出来るという理由を示せと、作者に返したい。
現行法の中でですよ。超法規措置を示唆するものは、作品中にないから。
文庫化の際、ミスとされた部分について大幅改稿したらそれはそれで格好良かっただろうな
やっぱり作者は出てこないほうがいい。
新聞の読者、詳しくもなけりゃ、親切でもないよ。
>>768 現行法は現行法、将来的に変わる可能性がある以上、物語は
成立するだろ?
どうして「現行法の中で出来る」と証明する必要があるんだ?
作者が出てきてよかったよ。林ごときに言われっぱなしじゃやってられんし。
>>766
少数派でした。なにしろ、選考委員11人いるから。
>>767 作者の言い分からすると「誤解」だろうけど、読者(小説のプロとはいえ)が「誤解」するような小説を書いたのは作者なわけで。
>>774 だったら誰が選考委員でもいいじゃん(w
そもそも「刑事訴訟法」上の「壁」なんてものは存在しないんだけどね。
勝手に「脳内」壁を作って、現行法じゃできないって言ってるのも笑える。
>>771 いまの法律の中で書かれてる作品でしょう。
どう考えても、超法規措置というのは、説得力ないんですよ。
死刑囚まで釈放されるんだから。
>>776 作中にないものを読みとることはプロでも厳しい。
作中にあるもので判断すればプロでも「誤解」するってこと。
刑訴法の壁は、存在します。
刑の執行停止は出来ない。
よほどの理由があった時、その壁は越えられる可能性があります。
ただし、大変な手間が必要です。たとえば裁判とか。
>>779 ホントに「半落ち」読んだのか? 超法規的措置で可能になるなんて
どこにも書いてないぞ。
特殊なケースを描いた作品なのに、作品の中で特殊なケース扱いしてないんだから、
ミスだと判断する人が出てくるのは当然。説明不足。
アルツハイマーの妻を殺したことが、どうなのかという意見聞きたい。
俺は、アルツハイマーの祖父を持った人の意見に激しく同意したけど。
>>781 >よほどの理由があった時、その壁は越えられる可能性があります。
>ただし、大変な手間が必要です。たとえば裁判とか。
手間がかかろうがなんだろうが、可能性がゼロでない以上、
「半落ち」のストーリーは成立する。
作者は手間がかかるということに言及すべきだった
というのと、はじめから
壁を越える可能性はない。したがってミステリとして成立しない
というのでは、えらい違いだ。
>>782 書いてないからこそ「不可能」っていう人がでてくるわけ。
>>779の超法規的措置ってのは、作者の
>刑者の刑の一時執行停止が高い壁であることは認識しているが、
>骨髄の適合者が受刑者一人だった場合には、実現すると思う。
を指してるんでしょ。
>>782
いみじくも言ってくれました。
超法規措置で可能になると書いてあれば、なんの問題もないんですよ。
現行法の中で可能なように読めることを言っているのです。
わたしは779ではありませんが。
誤解された、否定された、といって怒るぐらいなら初めから作中で言及しておけ、と。
「設定に決定的な事実誤認があり、ミステリーとして成立しない」と評されても仕方がない作品だもん。
現行法ではできないと断言してる香具師は、一度でも刑事訴訟法を読んだのかと。
>>787 >現行法の中で可能なように読めることを言っているのです。
だから、そのように読める、ではなく、どこにそう書いてあるのかと(略
>>767 >作品を読んだだけでは、実現不能のオチ=ミスと判断してもおかしくないと思うが。
>よほど好意的に読まない限り、作者の希望的観測まで読みとるのは難しい。
へ? 「半落ち」のストーリー内で現行法内で実現不可能なことは
何ひとつ起こっていないと思うけど…。
あれで「実現不能のオチ」と解釈するのは、一般読者ならともかく
プロの選考委員としてはお粗末過ぎる。「移植しました」ってオチ
じゃないんだぜ?
ほんで、超法規的とか言ってる香具師は、どういうものを超法規的だと考えているのかと。
要するに、作者のコメントは、難しいことは認識しているが、可能である。
作品では、難しいが可能とは、まったく書かれていない。
すんなりいくと読めるよね。
コメントと作品の乖離が指摘されてるわけだろう。
ひと言でも、超法規措置とか、刑訴法とか作中に入っていれば、
ミスといわれることもなかったんだよ。
>すんなりいくと読めるよね。
読めないって(w
俺は妻殺しが許せない。
それだけで横山の小説は駄目だ。
>>793 不可能なことを可能と書いたならミスだが
難しくても可能ならミスじゃないじゃん
難しいと書いておくべきだったか否かは技術論の範疇で
書かなかったことがミスというのはおかしいだろ
>>795
読めるよ。
どこが読めないんだい?
>>780 >作中にないものを読みとることはプロでも厳しい。
793に同意!
やっぱり難しいことを匂わせておくべきだった。
全角君、頑張ってるね。もっと違う方向に活かせばいいのにね。
作者は誤解されるとは思わなかったみたいだけど、作品の読み方は人それぞれなわけで、
誤解して欲しくなかったのならば予め作中で言及しておくべき。
絶対にミスではないとするには作品に説得力がないよ(主観ね)
今、作者が行っていることは「俺の小説はこうやって読め」と云ってるのとかわらないでしょ。
つまり、作家はあらゆる誤読を防ぐための記述を作品中に書いておけってことか。
つまらない小説ばかりになりそうだ・・・
805 :
名無しのオプ:03/04/07 05:34
沈黙のアリバイage
この議論は、枝葉末節に入り込んでいる。
最後の部分はそれぞれの結論でいいんじゃないか。
ずっとロムしてたが、眠たくなったよ。
心を打つ意見は、アルツハイマーの祖父の話だけだったね。
>>803 誤読を防ぐという意味では、極論をいえばそうなる。
ただ、読まれるのは「作品」で、評価されるのも「作品」なんだから、読者の感想や評論について
作者が一々口出してたらキリがないわけで、「作品」として世に出した以上、どんな読み方をさ
れても仕方がないし、文句をつけるのは筋違い。
>>809 現在の議論には何の意味もないといってんの
>>807 文句をつけた(反論した)のは、話がミステリ界批判や読者侮辱に及んだからでは?
>>802 ほんと、そう思う。
しかし不毛な議論だったという気もするなあ。
>>812 そうかもしれない。
ミステリ界批判、読者侮辱は林の暴言だと思うけど、作者のコメントを読むと、
「半落ち」を読んで林のような感想を持った読者のことも否定してるのと変わらないんだよ。
朝だな。
アルツハイマーに関する意見は結局出なかったね。
俺はあの殺人が、作品を通俗的なミステリーにしたと思ってるんだが。
議論されてたことについては、みんなの言い分が正しいと思う。
つまり、正しいことはいくつもあり、ひとつもないということ。
平凡なまとめをしてスマン。
>>815 >「半落ち」を読んで林のような感想を持った読者のことも否定してるのと変わらないんだよ。
読んだ人がいろんな感想を持つことと、記者会見の席で暴言を吐く
ことは次元がちがうだろっての。オチを新聞でバラされてんだぞ。
新しい読者が「半落ち」を読む前にこのスレを見ないことを祈るw
ネタバレ祭りだからな。
>>815 作者本人の言によると、
>直木賞の権威をかさに着たミステリー界批判や読者を侮辱する発言が相次いだことに失望した
だから、林のような感想を持った読者云々というのはちょっと違うのではないだろうか?
>>819 暴言を吐いたのは林の失言。林が悪いと思うよ。
>オチを新聞でバラされてんだぞ。
なんでこれに繋がるのかわかんないけど、一応。
問題視された部分が肝心のオチだったから、新聞でもその部分について触れざるを得なかったんだろう。
その点は不幸なことだと思う。
でも、林が選考会でオチの問題について指摘したこと自体はおかしなことではないでしょ。
>>821 >>651 >「その指摘こそが事実誤認」
ってことについて云ったつもりだった。確かに俺の方が間違ってるかもしれないね。
825 :
名無しのオプ:03/04/07 06:07
>>795 「(w」が好きな人だねぇ。
読めるって。どうやったら読めないんだよ。
みんな仕事頑張ってね。俺失業中だからこれから寝ます。
828 :
名無しのオプ:03/04/07 06:11
そうとう痛い横山信者がいるね。
読者を侮辱する発言が相次いだ、と作者は言っているが、
具体的にはどういうもの?
俺は、林の選評しか眼にしてないけど、ほかにもあるの?
林の選評にしても、侮辱というほどではなかったと思う。
俺も読者だけどさ。
相次いだなんて、作者の勇み足でねえの。
830 :
名無しのオプ:03/04/07 06:14
(´-`).。oO(あーあ、人格攻撃が始まったよ。。。)
831 :
名無しのオプ:03/04/07 06:15
横山タン、黙って次の作品書けば良かったんだよ。
直木賞候補辞退も、別に自慢して知らせることじゃない。
隠しておけばいい。
俺も、もう寝る。
833 :
名無しのオプ:03/04/07 06:16
俺も寝よっと。
>>829 見当ちがいのミステリー界批判と読者を侮辱する発言が相次いで行われた
といってるんであって、読者を侮辱する発言だけが何度も行われた、とは
言ってない。よく読め。
>>830
なにを言ってるんですか。
朝まで本気で議論してたのに。
あ、全角くんは起きてた(w
839 :
名無しのオプ:03/04/07 06:21
>>837 議論に負けて分が悪い横山マンセーが言うことだから、
ほっといたらいいですよ。誰も人格攻撃なんてしてないのに。
>>836 じゃ、林にだけ喧嘩売ればいいじゃねえか。
記者会見の講評と選評だけだろうが。
袋叩きにされて、ひどい眼にあってます、
と世間に泣きついているように見えるぞ、横山は。
終了。もう終了。
842 :
名無しのオプ:03/04/07 06:25
総合的に、作者の応対がカコワルカッタと思われても仕方ないよ。
人格攻撃なんかじゃないからね?
終了てばさ
844 :
名無しのオプ:03/04/07 06:27
また、夜な!
議論を終わらせたいと思ってるのは横山ファン?
ファンでもマンセーでもなくむしろ「半落ち」は評価できないが
作者のミスという意見には反対
どうせまだ仕事してるから、つづけてもいいぞ(w
陰の季節の
パンストかぶった男ってコンドームって意味だったんですね
>>652 >もちろん欲しい賞だった。『黙して次のチャンスを待つ』というさ
もしい考えが頭にちらついたことも確かだが、読者との暗黙の約束もあ
る。これまで、窮地に追い込まれても次の一歩を踏み出す人間の矜持(
きょうじ)を描いてきた。作者と作品は無縁ではあり得ない。今回のこ
とを看過してしまっては、作家として一歩も前に進めない。一行たりと
も書くことができない
これを読み、俺は冷めた。なぜこんな当たり前のことを、新聞に喋るのだ。
黙って、次を書けばいいだろう。読者が馬鹿にされたから、作家が怒るというのは、
筋が通っていて、本当は作家のエゴだ。読者は、自分で怒るよ。
頼んでもいないのに、勝手に読者を使わないでくれ。
>>847 怒る気持ちは分かるけど、日本語がへんだよ。
847
続き
魂を込めて書くって?人間の矜持を描いてきたって?
それもあたり前だろう。あえて新聞に言うことだとは、俺には思えない。
直木賞要らなけりゃ、黙って候補を辞退しろよ。それが横山の作家の矜持だろう。
俺は、冷める前に悲しかった。これが作家のケリの付け方か。
作家は作品でものを言う。いいよな、横山は愚痴を載せてくれる新聞があって。
そんなことも出来ない人間が、あんたの読者なんだ。夢を壊すなよ。
俺はこれであんたと訣別する。これきり、このスレを去る。
短い間だが、愛読した作家、横山秀夫よ、さらば。
>>847 849
朝日とあの新聞だけは、俺もやめて欲しかった。
出た直後、賛同した人もいたが、人の喧嘩が面白いだけだろう。
去るなんて言わずに、もう少し見守ってやろうよ。
冷めた気持ちはわかるけど。
>>849 >作家は作品でものを言う。
こういう空想的理想論を議論に持ち込むのやめれ。思考停止だよ。
横山のコメントは俺も野暮だと思う。
黙ってれば「作者はミスしたと認めた」とか言い出すやつが出てくる
反論すれば「作家は作品で語るべき」「野暮」と言うやつが出てくる
直木賞の候補になったことが最大の不運だったな
854 :
名無しのオプ:03/04/07 16:34
野暮といわれようが、横山さんは筋を通したと思います。
黙っていたら、それこそ、賞の権威のもとに泣き寝入りでした。
林も横山も感情的になりすぎ。子供の喧嘩だよ。
>>855 岡目八目の見本
元発言になんか当たってないのがバレバレ(w
857 :
名無しのオプ:03/04/07 17:01
お前らまだやってるのか。
>>817じゃあ駄目なの?
(w おはよう
859 :
名無しのオプ:03/04/07 17:25
へー、直木賞候補辞退を言いふらすのは田口ランディと同じだね。
田口は二度の盗作報道の後、「あたしはもう直木賞も芥川賞も候補は
永遠に辞退します」と、故ヤスケンの口を使って世間に広めようとした。
ヤスケンにそう言わせたってことですね。
もう、そんな辞退なんて言わなくても、盗作屋が候補になること
なんて絶対にないのに(w
図々しいったらないです。
本当に謙虚に候補辞退したいなら、黙ってそうすればいいだけだよ。
それを自慢臭く公表すんなって。
田口と横山氏を比べたら申し訳ないけどね。
構ってちゃんなんだよ、田口も横山も。
>>859 >本当に謙虚に候補辞退したいなら、黙ってそうすればいいだけだよ。
候補を辞退することを宣伝したいのではなくミスでないことを
ミスだと断定されたことへの反論を公表しただけだと思うが。
辞退はあくまでオマケというか、結果だろ。
862 :
名無しのオプ:03/04/07 17:32
候補辞退なんて、その作家の死後に、いい話として、追悼文か何かで
明かされるのが風流ってもんでしょ。
風流とか野暮とかいってる奴は作品にいわれのない中傷を受けた
作家がどんな気分になるものか、想像力のカケラもないんだな。
ことがオチに関わるだけに、著者も版元も積極的な反論はしたく
ないといってたじゃないか。
内々に解決しようとしたのに二ヶ月以上もなしのつぶてじゃ反論
するのも当然の自衛策だろう。
864 :
名無しのオプ:03/04/07 17:51
>>863 君は何度、話をループさせれば気が済むの?
いわれのない中傷でもないんじゃないの?ってことを昨晩、
議論してたんだから。
林のミステリー界、読者云々発言が引き金になって反論したってのがあると思うけど、
作品への指摘に関しては「いわれのない中傷」ではないでしょ。
>>865 /作品への指摘に関しては「いわれのない中傷」ではないでしょ。
実際には成立するのに「ミステリとして成立しない」と
断定されたんだからいわれのない中傷だろ
867 :
名無しのオプ:03/04/07 20:05
>>866 ミステリってオチが一番大事なんでしょ?
そのオチがああだったんだから、いわれのない中傷ではないでしょ。
昨晩からの議論を読み返してみたらどうですか?
>>867 やれやれ、無限ループさせてるのはどっちかね?(w
「オチがああ」だと「ミステリとして成立しない」のか?
「成立はするが作者の書き方が悪いから成立しないと読まれても
仕方ない」とか言い出すなよ。それは読解力と表現力の兼ね合い
の問題であり、「だから成立しない」の論拠にはなり得ない。
(だって「成立はするが」と言ってんだからな)
869 :
どっちでも面白けりゃイイよ:03/04/07 20:40
落ちが弱いのはみんなわかってるよ。
だけど横山はおもしろい。
成立しようがしまいが、こだわり過ぎるなよ。
ノンフィクションじゃなくて小説なんだぜ。
870 :
名無しのオプ:03/04/07 20:43
>>868 あんた、昨晩も孤軍奮闘で擁護してた人だね(w
読解力なさすぎだよ。
もう一度読めや。
681 :名無しのオプ :03/04/06 14:27
ずっとロムしながら、再読の時間を作ろうとしてきて、やっと実現できた。
最後のオチ、やっぱりミスだよ。それも手痛いミス。
この作品は、法律の専門家たちの物語ではないか。
とすると、最後の場面にいた、刑事ともと刑事と刑務官の頭に、
刑訴法の壁がよぎりもしなかったことは、彼らを無能として書いたことにならないか。
一般市民だったら、些細なミスですんだと思うが、なんせ専門家だからね。
法に直接携わる人間は、正鵠を期して描いてもらいたいと、警察小説のファンの私は思った。
林のジャンル批判それとして、梶の祈りを書きたかったということで曖昧にせず、
横山には、この部分の説明をきちんとして欲しい。
出来るというのは、ある種の強弁。
人道的見地は、この国では何でも可能にしてしまう。
死刑囚が釈放されたこともあった。
どこをどう読んでも、通知が来ればすんなり骨髄提供が出来るとしか思えない。
そこのところ、祈りとかなんとか持ち出さずに、論理的に説明して欲しい。
871 :
名無しのオプ:03/04/07 20:44
685 :名無しのオプ :03/04/06 18:00
>>651 受刑者は、骨髄提供は出来ない。それが正しいと思う。
だけど、提供を受ける側が世間に訴え、法務、検察を動かせば、超法規措置で出来る。
「半落ち」は、そこをスルーしていて、横山はその説明はしていない。
まあ、できる出来ない論争は本質的に不毛だとは思うのだが、
横山の説明で、ミスがないと断言しているところがひっかかった。
あれはやっぱりミスだと認めたほうがいいのではないかな。
それより、選評読むかぎり、なんで京極が取れなかったのと思うが、
スレ違いね。さげます。
872 :
名無しのオプ:03/04/07 20:46
698 :名無しのオプ :03/04/07 00:26
651
受刑者の刑の
一時執行停止が高い壁であることは認識しているが、骨髄の適合者が受
刑者一人だった場合には、実現すると思う。少なくとも可能性があるこ
とは明白だ」
実現すると思う。、、、、可能性があることは明白だ。
「半落ち」には、適合者さえ現れれば、必ず実現するように書かれているじゃない。
いまさら、可能性があるじゃないでしょう。決意表明の中の大きな矛盾だよ。
それに林は好きじゃないけど、的外れのミステリー批判に、
怒りの中心を持っていっていない。それで直木賞いらないなんて大人気ないと思う。
>>869 いや、推理小説なんだから成立してなきゃダメだろ。
「半落ち」の場合、オチが弱いから落選しましたなら納得できる。
しかし「ミステリとして成立してない」という指摘はどう考えて
選考委員の判断ミス。
874 :
名無しのオプ:03/04/07 20:47
720 :名無しのオプ :03/04/07 02:14
いま読み返したけど、適合者が現れれば、なんの障害もなく、
骨髄提供が出来るというようにしか読めんかった。
これも読解力不足かな?
875 :
名無しのオプ:03/04/07 20:49
>>873 「どこをどう読んでも、通知が来ればすんなり骨髄提供が出来るとしか思えない。
そこのところ、祈りとかなんとか持ち出さずに、論理的に説明して欲しい。」
んだから、成立するのは極めて難しいのでは?
>>870 >読解力なさすぎだよ。
>もう一度読めや。
ムキになっていっぱい貼ってくれたのに悪いけど、決定的に
「成立しない」と言い切れる根拠がないじゃん(w
877 :
名無しのオプ:03/04/07 20:54
盛り上がってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
>>875 >んだから、成立するのは極めて難しいのでは?
極めて難しいということは「難しいけれど成立する」ってことだろ。
「難しいということを書くべきだった」という指摘にはうなずける
ものがあるが、だから「成立しない」という結論にはつながらない
だろ、論理的に。
つまらんスレになったな。
881 :
名無しのオプ:03/04/07 20:59
>>878 極めて難しいと書いたのは、あなたみたいな人がかわいそうになってきたから……。
漏れは成立しないと思います。きっぱり。
だって、通知が来たらすんなり何の問題もなく手術できちゃうって思うもの。
882 :
名無しのオプ:03/04/07 21:00
883 :
名無しのオプ:03/04/07 21:01
痛いなあ、横山ファン・・・・・・
>>881 いや、あんたが「思う」かどうかの話は誰もしてないんだが(w
現実にあり得るかあり得ないか。「半落ち」に否定的な
>>781は
あり得ると言ってるぞ。
885 :
名無しのオプ:03/04/07 21:08
ノーミス、ささいなミス、手痛いミス、致命的なミス。
これのどれだと思うかってことでしょ。
作者はノーミス、もしくはささいなミスと思ってるんだろ?
んで、「通知がきたらすんなり手術できると思っちゃうじゃん」
(ここの多数派?)の人は手痛いミス、もしくは致命的なミス。
「成立するよ」(なんか形勢がわるい?)の人は、作者と同じく、
ノーミス、もしくは、ささいなミス。
886 :
名無しのオプ:03/04/07 21:10
>>884 致命的なバカだな、おまえは(w
「ありうる」なら、ありうることを読者に想像させる描写が作中に
必要なんだよボケが。
887 :
名無しのオプ:03/04/07 21:11
sage擁護タン、ガンガレヽ(*`Д´)ノ
なんか、いたたまれなくなってくるよ。もう見てらんない。
888 :
名無しのオプ:03/04/07 21:12
>>885 いや、ノーミスではないだろ。個人的にはささいなミスだと思うが
手痛いミスだと考える人がいるのは理解できる。しかし、致命的な
(ミステリとして成立しない)ミスというのはおかしいってこと。
890 :
名無しのオプ:03/04/07 21:15
>>885 この分け方はわかりやすい。
884さんあたりは、どう思うの?
891 :
名無しのオプ:03/04/07 21:16
じつはもう実例がある。かもよ。そしたら?
892 :
名無しのオプ:03/04/07 21:16
>>889 これ以上は主観の問題だから平行線ってことだ。
>>886 >「ありうる」なら、ありうることを読者に想像させる描写が作中に
>必要なんだよボケが。
なんでそんなものが「必要」なんだよ?(w
論理的に説明してみろ。
894 :
名無しのオプ:03/04/07 21:17
895 :
名無しのオプ:03/04/07 21:19
>>893 見苦しいよ、もまえは。頭冷やせ。
もしかして、荒らしか煽り?
さっきから、もまえの書き込みは浮いてるぞ?
897 :
名無しのオプ:03/04/07 21:20
>>893 だーかーらー、そういう記述がないと、すんなり手術できちゃうって
読者は思ってしまうからだろ!
百万回ループさせる気か!
898 :
名無しのオプ:03/04/07 21:22
>>896 納得。永遠にループしてて。
主観の問題だから。
899 :
名無しのオプ:03/04/07 21:22
チャットだね(・∀・)
900 :
名無しのオプ:03/04/07 21:23
すべてが大ニュースになると思ったら大町害
>>897 >百万回ループさせる気か!
こっちのセリフだよ。
仮に「すんなり手術できると読者が思ってしまう」と「半落ち」の
ストーリーは成立しないのか?
といってる。何の説明もなく「手術しました」だったら成立しない
が「半落ち」はそういう話ではない。
902 :
名無しのオプ:03/04/07 21:28
>>901 成立しない。成立するとわめいてるのはさっきから君だけ。
904 :
名無しのオプ:03/04/07 21:32
だから主観の問題だから、平行線だよ。もう終われ。
致命的、手痛いミスと思う読者がいることはわかったでしょ?
作者はそういう読者になんと言うの?
あんたら読解力ないよって言うの?
作者と読者(ささいなミスとは思わない派)に大きな溝ができた
ってことではないの?
905 :
名無しのオプ:03/04/07 21:35
溝ができたのではなく読解力のない読者と作者の間には
最初から溝があるんだよ。どんな作家だってそう。
906 :
名無しのオプ:03/04/07 21:39
じゃ、横山さんは俺の作品を読み解けないバカどもめ!
って怒ればいいってことか
>>905 悪いのは読者で、作者に問題はないんだね。へー。
おめでてーな。
907 :
名無しのオプ:03/04/07 21:46
>>906 いや、一般読者が誤解しようが理解しようが勝手だろ。ふつう。
今回、何が問題だったかは
>>764に書いたから繰り返さないが。
908 :
名無しのオプ:03/04/07 21:50
>>907 だから、委員も、ここで手痛い、致命的ミスと
指摘してる人たちも、そんなには差はないよ。
真理子たちの指摘をミスと言う横山氏に問題あるんじゃない?
ってことを昨晩議論してたわけだから。漏れももう繰り返しません。
今度は林擁護が出てきたぞ!?
と大袈裟に言ってみる。
910 :
名無しのオプ:03/04/07 21:54
マリコの指摘をミスとはいってない。北方の事実誤認説を事実誤認といったんじゃないの?
ゆうべ、「人格攻撃」って言葉に過剰に反応してしまった(=心に疚しいところがある)香具師はもうここに来てる?
このスレで「春」を感じた貴重な瞬間だったのだが(笑)
912 :
名無しのオプ:03/04/07 22:03
>>909 真理子も現行法じゃできんって言ってるわけだろ?
ジャンル批判は真理子がバカ。
現行法じゃできんって指摘は、このスレの指摘とそうはズレてないが?
913 :
名無しのオプ:03/04/07 22:05
>>911 春だねたしかに。君の頭。
人格攻撃などまったくしてない人たちに対して、人格攻撃と言ったのは君?
人格攻撃なんてしてないから、(゚д゚)ハァ?ってなったんでょうが。
>>912 だって、現行法の枠の中でできる話だもん。
超法規的とか言ってる奴がお馬鹿さんなのよん。
刑事訴訟法を一通り目を通してから言えっての(ゲラ
915 :
名無しのオプ:03/04/07 22:07
916 :
名無しのオプ:03/04/07 22:08
>>915 粘着だなあ、呆れたよ。
昨晩、一人でがんがってたsage擁護だね、おまいさん。
917 :
名無しのオプ:03/04/07 22:10
>>914 ああ、すまん。俺の頭がボケてた。
刑事訴訟法のことを作中で書かないことがミスだ。スマソ。
やっぱり「春」だね。入れ食いじゃん(笑)
これは俺一人がボケてたっことですから。
920 :
名無しのオプ:03/04/07 22:13
>>918 そうか(笑)?
知らせが来れば、なんの問題もなく手術できちゃうと読者に思わせて
しまう致命的なミスは以前変わらないが?
921 :
名無しのオプ:03/04/07 22:15
半落ちは元々、大した作品じゃないんだから、もういいよw
直木賞候補辞退を胸にしまっとかないのもかっこわるい。
それでいいでしょ。
まー、ミスだと思うのは個人の自由だから漏れは何も言わないけどな(笑)
それはさておき、何人釣れたのだろう?案外、一人だったりしてな(笑)
リリースしたそばから食いつくなよ(笑)
923 :
名無しのオプ:03/04/07 22:16
アルツハイマー問題の方が重要だしね(ワラ
その部分で作者にみじんも共感できない。こっちの方がオチよりよっぽど大事。
924 :
名無しのオプ:03/04/07 22:17
擁護タンはまちがいなく、922だけだと思うが。
925 :
名無しのオプ:03/04/07 22:18
痛すぎるsage横山信者による荒らしですた(・∀・)
926 :
名無しのオプ:03/04/07 22:20
終わったか。アルツハイマーを殺すなよ。
927 :
名無しのオプ:03/04/07 22:21
アルツハイマー問題に選評ではふれてるの?
林が独断で落としたと思ってるならそれだけに関しては間違いだと思う。
929 :
名無しのオプ:03/04/07 22:27
930 :
名無しのオプ:03/04/07 22:27
931 :
名無しのオプ:03/04/07 22:29
>>929 一般読者と選考委員のポイントが違うということだろうか?
932 :
名無しのオプ:03/04/07 22:35
アルツハイマーは、ほんとオチがどうとかより決定的に
重要な問題だと思うけどねぇ。委員は作家だから、
作中での殺人には寛大なのかもね。
933 :
名無しのオプ:03/04/07 22:38
殺人には寛大だね。
あと不倫とか。
このふたつは必然性があんまり問われない。
934 :
名無しのオプ:03/04/07 22:43
>>908 >だから、委員も、ここで手痛い、致命的ミスと
>指摘してる人たちも、そんなには差はないよ。
百万からの選考料をもらってる委員たちが2ちゃんで読解力のなさを
晒している名無しと大差ないというのが最大の問題(w
935 :
名無しのオプ:03/04/07 22:48
936 :
名無しのオプ:03/04/07 22:50
作者にミスは無かったーってそんなに思いたいか?
>>934 なんの問題もなくすんなり手術できちゃうって読者に思わせておいて、
読者の読解力が無い!ってか( ´,_ゝ`)プッ
横山も信者も勝手に傲慢かましてればいいよ。
938 :
名無しのオプ:03/04/07 22:51
信者タン、アルツハイマーに論点がうつるとやばいと思ったか?
それこそ、本質的な問題だもんねぇ。
939 :
名無しのオプ:03/04/07 22:56
読者が読解力ない!って本当に作者が思ってるなら、
漏れはもうこの人の作品読まないな。
>>938 いや、アルツハイマーはどうでもいい。というか、そういうことも
含めて「半落ち」はまったく評価できない作品なので信者呼ばわり
は心外だ(w
俺は「説明不足のために成立しないと受け取られかねない」ミスを
「作品自体が成立しない」にすりかえてる椰子に疑問を呈していた
だけなんで。これは主観の問題でなく読解力の問題だわな(w
941 :
名無しのオプ:03/04/07 22:57
いまいち、アルツが本質的な問題という意味が分からない…
942 :
名無しのオプ:03/04/07 22:58
なんでもかんでも儲扱いってのもどうだかなぁ
943 :
名無しのオプ:03/04/07 22:59
>>940 おまえの読解力がゼロなのはもうわかったからさ。
944 :
名無しのオプ:03/04/07 23:00
>>942 まぁ信者って言葉にはある程度の口封じ効果が期待できるからねぇ。
945 :
名無しのオプ:03/04/07 23:00
>>939 たかが2ちゃんの誰とも知れないやつらの議論だぞ
作者がどう思ってるかなんて分かりっこないだろ。冷静になれ
946 :
名無しのオプ:03/04/07 23:00
940みたいな粘着負けず嫌い信者がいる作者って痛いな・・・・
947 :
名無しのオプ:03/04/07 23:03
相手を信者呼ばわりするのは正面からの論争を忌避してるってこと
実質、負けを認めたようなもんなんだがな。
948 :
名無しのオプ:03/04/07 23:04
>>946 なんというか、渾身をこめた一言だね(ワラ
そこまで言わせる原動力にちょっと興味があるかも。
949 :
名無しのオプ:03/04/07 23:05
引くに引けなくなったんだろう(w
950 :
名無しのオプ:03/04/07 23:05
いや、だって、ふつうのファンとは思えないものとても。
一連のsage擁護の方。
ま、sageたり、時にageたりしてるみたいだけど(ワラ
>>950 痛すぎる…
なんだよ、「ふつうのファンとは思えない」って…
952 :
名無しのオプ:03/04/07 23:12
>>951 ああ、まだいたんだ。
作者にミスはないんだよね。もうわかったから。
俺は手痛いミスだと思うがね。
953 :
名無しのオプ:03/04/07 23:13
そして、アルツハイマーだ。問題は。
話題がそれて申し訳ないのだが、あの全ての真実がひらめいたときの描写は
どうにかならないのか。いつも同じじゃねえか
955 :
名無しのオプ:03/04/07 23:17
どうにも、アルツが問題だというのがピンと来ないんだよな。。。
身近に患者がいないから、実態を知らないというのもあるのかな。
956 :
名無しのオプ:03/04/07 23:17
量産だから、じっくり書く時間ないし<ひらめき描写
(w
↑これ使う人って最近見なくなったよな。このスレには多いけど。
958 :
名無しのオプ:03/04/07 23:17
>>955 だって、アルツを殺しちゃうのよ?
いくら頼まれたからって。
>>957 それ以前に、文末にwとかワラ、(w付けられてもなあ
960 :
名無しのオプ:03/04/07 23:19
>>957 sage擁護の人が、「(w」が多いねって指摘されたら、
以後、いろんなのを使いだしてるのはわかった。(w
961 :
名無しのオプ:03/04/07 23:19
(笑)を短い文章に三つ押し込んでた香具師もいたな。
次のスレッド名は
火曜サスペンス作家 横山秀夫
それか
2時間ドラマ作家 横山秀夫
でお願いします。
963 :
名無しのオプ:03/04/07 23:20
盛り上がってるねー(w
964 :
名無しのオプ:03/04/07 23:21
>>958 うーん、あの描写からは「死なせてやるのも優しさ」というふうに思えてしまうんだよね。。。
甘いのかな。アルツ患者が身近にいたら、違う感想を持ったかもね。
>>940 >俺は「説明不足のために成立しないと受け取られかねない」ミスを
>「作品自体が成立しない」にすりかえてる椰子
上の方のレス(昨晩、盛り上がった辺り)読んでるか?
「小説」として成立しているのは殆どの人間が認めてたんだが。
966 :
名無しのオプ:03/04/07 23:22
半落ちオチにミスは無い! 横山秀男
どう?
次スレ立てるんなら「ネタバレ」って入れといた方がいいな。
968 :
名無しのオプ:03/04/07 23:24
966です。変換まちがえた。ゴメン。
969 :
名無しのオプ:03/04/07 23:26
流れから言うと966か?
横山秀夫の顔
ってのはどう?
971 :
名無しのオプ:03/04/07 23:29
>>966 あと1000も不毛な議論が続くかと思うとウンザリ。。。
972 :
名無しのオプ:03/04/07 23:42
直木賞(゚听)イラネ 横山秀夫
スマソ、冗談です
【顔】 横山秀夫 【テカテカ】
>>965 >上の方のレス(昨晩、盛り上がった辺り)読んでるか?
>「小説」として成立しているのは殆どの人間が認めてたんだが。
ああ、それならいいんだ。俺は「決定的な事実誤認」があり「ミステリ
として成立しない」という直木賞の選考委員の方が判断ミスだ、という
意見なんで、ほとんどの人がそれに賛成なら別に言うことはない。
>>881、
>>886、
>>902あたりは阿呆の戯言ということで。
975 :
名無しのオプ:03/04/07 23:54
>>974 最後まで、読解力のないバカだったな。
すんなり手術できてしまうと思わせてしまう書き方は致命的なミス。
これをどうしても認めたくないんだね。
>>975 「致命的」とか何とか抽象的なことを言ってないで「小説として
成立しない」ミスなのかどうかを答えてくれぃ(w
>>817でいいと思うのは俺だけか?
次スレもこの話題が出てきそうだし、新規の読者のことを考えると、ネタバレスレを別に立てるしかないのかな。
979 :
名無しのオプ:03/04/08 00:05
>>976 ミステリとして成立しないね。
おまえ、何度言われたらわかるわけ?
訴訟法以外にも、黙秘もちっとも納得いかない(w
980 :
名無しのオプ:03/04/08 00:08
もうええやん、オチは。
それよりアルツハイマー!ってもういいか。
982 :
名無しのオプ:03/04/08 00:10
しつこいねん。
983 :
名無しのオプ:03/04/08 00:11
どう見ても979は引くに引けなくなったアホ
もうほっといてやれよ
984 :
名無しのオプ:03/04/08 00:12
どう見ても983=976は引くに引けなくなったアホ
もうほっといてやれよ
985 :
名無しのオプ:03/04/08 00:13
ええかげんにしい!両方とも
半落ちは大した作品じゃない!
それだけが真実!
987 :
名無しのオプ:03/04/08 00:15
半落ちはたいした作品じゃない! 横山秀夫
次スレどう?
988 :
名無しのオプ:03/04/08 00:29
>>987 その見方に反対する香具師はいないだろう。
989 :
名無しのオプ:03/04/08 00:35
名古屋の通り魔事件、似顔絵公開だって。
これで犯人がタイーホされて、ドラマの「顔」が注目されるといいな。
990 :
名無しのオプ:03/04/08 00:46
横山ファンもアンチもこれだけ「半落ち」読んでりゃ
やはりすごい部数売れてるんだなぁ。
横山秀夫と林真理子のSEX
いま、選評を読み返した。
決定的な事実誤認で落ちたなんて、どこにも書いてない。
それ以前の、小説の出来で落ちてるね。
決定的な事実誤認というのは、記者会見での林の暴言だ。
みんな選評読み返してみれ。
>>992 確かにそうだ。
小説の出来で落とされてると読める。
横山は、新聞になんか出るべきではなかった。
女々しいよ。
それを怒って、このスレから去ったやつがいるのも、
俺には理解できる。
俺は残って、この茶番を見届けるがね。
>>992 私も、いま選評を読み返しました。
おっしゃるとうりです。
それより、林の選評は、読者を馬鹿にしているように読めます?
横山氏は、私たちが馬鹿にされたと怒っているんですが。
記者会見のミステリー批判はいただけないと思いましたが、
選評読んで馬鹿にされたと、私は感じませんでした。
横山氏、読者を利用して、自分の腹立ちを正当化しているように私は感じたのですが。
996 :
名無しのオプ:03/04/08 12:14
選評は、事実誤認説がやばくなってから書かれています。
だから、北方なんか、微妙に後退してるでしょ?汚いんだよ!
997 :
名無しのオプ:03/04/08 12:28
直木賞は、ノミネートの段階で、候補作になるのを受けるか
どうか打診があるらしいから、候補作になると同意した人が、
受賞作に選ばれた段階で、「辞退します」なんていうことは
できない。あくまで賞の権威は守られるようになっているわけ。
998 :
名無しのオプ:03/04/08 12:47
なんだ、ひさしぶりに来てみたら、まだやってんのか
999 :
名無しのオプ:03/04/08 13:20
>>992 >いま、選評を読み返した。
>決定的な事実誤認で落ちたなんて、どこにも書いてない。
>それ以前の、小説の出来で落ちてるね。
>決定的な事実誤認というのは、記者会見での林の暴言だ。
>みんな選評読み返してみれ。
選評がいつ書かれているのか知らない香具師発見!
1000 :
名無しのオプ:03/04/08 13:23
らくらく1000get!
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。