1 :
名無しさん初心者:02/12/09 01:48
「奇妙な味」の虜に一度はなったというシト。
何でも語りましょう。
因みに私は「ナポレオン狂」よりも「冷蔵庫から愛をこめて」
の方が直木賞に相応しいかと思ってまし。
なつかしい。むかし狂ったように読みまくったなあ。
結構バカミスっぽい話書いてたよね。
私は「お富さん」が忘れられない。
小学生の頃よく読みました。
「世にも奇妙な物語」でドラマ化されたやつもあった気が。
私も高校の後半から大学前半にかけて読み漁った
あまり本を読まない友人に一冊貸したら
読み終わったから他のを貸してくれと
私が持っている短編系の本を全て読んでしまった
この人の本はなぜか他の本まで読もうさせる力がある
文章がすごく上手いよね。
贅肉を殺ぎ落とした文章。それでいて味わいがある。
いくつかの雑学ネタもさりげなく拝借させてもらったよ……
古本屋で100円になっているのでよく読む。
これなんだか知ってる話だなぁと思い、よくよく考えると
世にも奇妙な物語で見たもの多数。
短編であの番組にはちょうどいいのかも。
読みやすいのはいいが、心に残るような作品はナシ。
試しに長編も読んだが、かなりオヤジの妄想が入りすぎで
女からすると「ありえねぇー」という感じだった。
その辺は渡辺淳一に相通ずる・・・。
7 :
名無しのオプ :02/12/09 23:13
昔の短編は凄かった。
なかでも「来訪者」ぞくぞくしながら読んだ。
8 :
名無しさん初心者:02/12/10 01:43
1でし。
>6
そもそもあの番組自体が阿刀田氏の功績と言えるかも。
>7
そうそう昔の作品が凄すぎるのか最近の作品は「奇妙な味」でもつまらない・・
「来訪者」ってどんな話だったっけ?
10 :
名無しのオプ:02/12/10 02:47
題名わすれたけど、オバサンが電話相談に電話してると思いきや・・・
ってのが一番怖かった。
11 :
名無しのオプ:02/12/10 11:07
>>9 ある昼下がり、赤ん坊をあやしてる主婦のところに出産した病院の掃除婦(だったかな)
が訪ねてくる。
たいして親しくもしていなかったのに何故急に?
たまたま近くに来たからとか赤ちゃんが可愛かったからとか理由をつけて上がり込んできた。
不快感を感じなながらもその婦人は気にするようすもなく自分の娘の愚痴をこぼしたり、
異常に赤ちゃんを可愛がる様子を見せる・・・・・
うる覚えスマソ こんな感じだったと思う。
これ以上はネタばれになるので書けない。
十角館読んで本格に目覚める前に阿刀田高はかなり読み漁った。
この人の短編はなんか知らんが面白くて。
どの本を読んでも安心して楽しめる作家じゃないかと思う。
あと、個人的意見だけど筒井とも相通ずるものがあるのではないかと思います。
13 :
名無しのオプ:02/12/12 16:48
昔は良かった。
出る本、出る本、ほとんど買い漁ったような。
それなのに何年か前から全く読んでいない。
「奇妙な〜」っていっても何か、ゆる〜い気が。
昔よく読んだなー。その頃の方が本の趣味が良かった(泣
15 :
名無しのオプ:02/12/14 01:06
教養書? 「ギリシア神話を楽しむために」みたいのが好きでよく読んだな。
ある程度理屈っぽくて、ちゃんと調べてあって感心した。
現代物で、男のドリーム入ってるっていう意見はなんとなく頷ける。
あと、悪妻の描写が時々凄すぎてやりきれなくなったことも。
16 :
名無しさん初心者:
やはり相対的に昔の短編(奇妙な味)が好きなシトが圧倒的に多いようです・・・。
今では審査員とかエッセー(結構面白いのだが)で食べていけるようになってしまった氏。
はんぐりー精神がなくなったのでは?