スレ立てお疲れさまです。
乙!
なんで俺が1000getしてんだよ・・・
まったく重版されず、文庫版も出なかったらユヤタンもこのスレに
あげられるのかな?
なんてレスするんじゃなかったよ・・・
>いや、特定の本が版を重ねるというよりも、手を変え品を変え供給され続け読まれ続けるか、それともまた何年も何十年も本が出なくな
>って幻になるか。
戦前派で言えば、乱歩、正史、久作くらいはなんとか途切れないかもしれないが、
虫太郎、十蘭あたりでも、読めたり読めなかったりを繰り返すと思う。
しばらく品切れで飢餓感が高まってきた時点で再刊を繰り返すという感じかな。
でも、今後の出版事情の変化(それこそオンデマンド出版の普及とか)
によって、事情は変わってくると思う。
品切れにはなっても、再刊本が古書として流通する率が高くなるので、
入門はしやすくなるんじゃないかな。
どっちにしても大阪圭吉や朝山蜻一あたりが文庫が新刊で買える状況は、
どう考えたってこれからも続くとは思えない。
(むしろ異常な出版状況と思う)
日下・藤原両氏のような奇跡のエディターが活躍している今のうちに、
欲しい本はすべて買うべきだろう。
クラシックが売れれば他の出版社も関連書をドジョウ狙いで出してくるが、
需要が頭打ちになれば、クラシックブームも下火になっていく。
過去に「買っておけばよかった」と後悔したことは誰もがあるはずだから。
「江戸川乱歩推理文庫」「国枝史郎伝奇文庫」「少年倶楽部文庫」
「大衆文学館」「角川文庫・横溝正史」「角川・新青年/宝石傑作集」etc
全部持ってるやつは少ないんじゃないの。
「山田風太郎ミステリー傑作集」「昭和ミステリ秘宝」
「河出・ミステリコレクション」「ミステリ・ボックス」
「春陽・探偵CLUB」や藤原編集室がらみの単行本なんかは、
なくなる前に買わないと後で揃える方が高くつく。
と考えて日影全集の1巻を買ったが、嫁が毎日のようにイヤミを言ってくる。
本1冊に1万近く出したことが、相当気にいらないらしい・・・。
嫁を売り払え!
オンデマンドとは少し違うが、フリーテキストみたいな形の
版権(著作権)切れたものは個人のボランティアでネットにあがってくるものもあると思う。
小栗・夢野・海野十三あたりまでは大丈夫みたいだ。
(久生はもう少し)
俺は岡本綺堂が読めるのがうれしいよ。
むしろ読めなくなるのは戦後の作品だな。
昭和30年代の地味な作家とか。
フリーテキストは、校訂が甘くて困る。
小栗の桃源社本を底本に、なんてのは頼むからやめてくれ。
>>6 おお、同士よ。
しかし、うちはもっと悪い。
うちの嫁は、本1冊に1万近く出すことについては、別に文句は言わない。
だが、我が家の収納スペースはとっくにパンクしてしまっているので、ヘソを曲げてしまった。
先日も慌てて6段の本棚を買ってみたが、溢れている本を前後2列に並べても、収納し切れなかった。
嫁には、9冊買うのはいいが、その分何冊か捨てるようにとキツク迫られている。
下手をすると、知らない間に実力行使されそうで、夜も眠れない。
11 :
名無しのオプ:02/11/01 06:21
> フリーテキストは、校訂が甘くて困る。
あいたたたたた! (心当たりのある人)
あと、戦前の作品だと漢字をどこまで開くか (「併し」を「しかし」にとか) もけっこう悩みますね。
一度、全部開いたことがあるんです。そしたら読みやすくはなったんだけど、なんともいえない文章自体の
古臭さがいやに目立ってきて (時代の変化のせいなのかその作家がヘタクソなのかは難しいところですが)
これどうしようかと頭抱えましたね。
どう見ても手を加えたことで面白くなくなっている、かといって底本のままで入力してしまうのも、それはそれでやっぱり
敬遠されそうなので止めたいし。
古いものを現代的な目で再評価して紹介するって難しいのですね。いや、いろいろなレベルで。
> 下手をすると、知らない間に実力行使されそうで、夜も眠れない。
それは恐すぎる!
12 :
名無しのオプ:02/11/01 06:55
> フリーテキストは、校訂が甘くて困る。
難しい問題ですよね、本当に。
初出誌から単行本、その後の選集や全集類も洩れなく集めてそれぞれを
比較交合 (間違い探しの要領で) し、どこがどう変わったかを押さえて、
底本を基本的にどれにするか確定する。
例えば底本にしても人間のやることだから必ず誤植や脱落はあるから、
そういうものは他の版を参照して直さねばならない。初出から大幅に
書き直されている場合は、では別に初出版も復刻するか主な変更点だ
けでも列記するか考える必要があるだろうし。
ある老作家が人生の締めくくりに近い時期に全集を出すことになった。
これを機会に若い頃の作品を全部見直して、やばすぎると思ったとこ
ろを書き替えてしまった。「作者自身吐き気をもよおすほどだったの
で」といって。しかし読者としてはやはり全集版よりも昔のものの方
に作家の本性が出てきているように感じられる。こういう場合はどち
らを底本にするべきだろうか。
また、上のケースだと推敲したことを断っているのですぐに分かる。
黙ってやられた (というか普通黙ってやるんだけど) 日には自分で見
比べないと分からない。
十蘭のように機会があるたびに推敲する作家だと校訂は地獄だろうな。
初出誌や単行本も入手・閲覧困難なものが多いし。
将来十蘭の作品がフリーテキストに入るとしても、よほど熱心なファン
が手がけでもしない限りは現代教養文庫か三一書房版全集からそのまま
入力されることになるんでしょうね。
なんで、ある作家とか書くんだ。
桃源社版乱歩全集の「盲獣」って普通に書けよ。
>10
気持ちをわかってくれる人がいてうれしいぞ。
本が絶版だったり、雑誌に載ったきりだったりして読めないのは
自分だけではないから、仕方がないと思えるのだが、
本屋に売ってるのに買えないのはとても悲しい。
金なら食費をきりつめてでも何とかするが、嫁に逆らうと後が怖い。
前にヤフオクで旦那の本が邪魔だからといって、
嫁が昭和30年、40年代に出たっきりの国内ステリ単行本や、
「血と薔薇」なんかを安価で出していたのを見た。
嫁曰く「家が狭いので、夫のコレクションを出します。
値段はわからないので、安く付けていますので」。
この手の「今読みたいけど手に入らない」本はつらいぞ。
例え本屋に並んでいても、もう買えないから。
15 :
名無しのオプ:02/11/01 12:08
フリーテキストって、結局出版業界を弱体化させるだけなんじゃないかな?
タダでテキストが入手できれば、お金を出して本を買わなくなるし。
青空文庫なんて、どう考えてるのかね。
16 :
名無しのオプ:02/11/01 12:55
>>13 いや、あの、例として挙げてみたかっただけなのでハッキリこの場合はと
書くのもどうかなと。べつに乱歩の処置についてどうこう言いたいわけで
はないのでお気に触ったら許されたい。もしも自分がアンソロジーを編む
ことになったとしたら、どっち採るかは‥‥悩むな。
>>15 > フリーテキストって、結局出版業界を弱体化させるだけなんじゃないかな?
> 青空文庫なんて、どう考えてるのかね。
(残念ながらボランティアベースでは) そこまでの影響力は持ち得ないと
いうのが一点。
共存しうるというのが一点、というところが青空文庫の見解では。
17 :
名無しのオプ:02/11/01 13:11
ターヘル・アナトミア
18 :
名無しのオプ:02/11/01 13:13
なるほどねえ。
でも、新潮文庫あたりは大打撃じゃないのかなあ?
例えば、漱石とか芥川とか。
大学生がレポート書くときなんか、みんなアレで済ましてるんじゃないの?
やだなあ。
19 :
名無しのオプ:02/11/01 13:15
本という体裁が好きなんでつ
20 :
名無しのオプ:02/11/01 13:45
新古書店があって、図書館があって、そのうーんとうーんと下に青空文庫が
あるんでは。
ほら、パソコンの画面で小説読むって辛いじゃない。私が眼が悪いから特に
そう思うだけかもしれないけど。わざわざプリントアウトするのもなんだし。
それに解説等もないし。
探偵小説は現状は珍しいものはないみたいですね。あと、皆が好きなものを
てんでに入力するわけで計画的に体系だててやっているわけじゃないから、
「なぜこれが入っていてこれがないんだ。お前ら○○のことを本当に理解
しているのか? 」みたいな不満を覚えるというのはあるかもしれない。
その辺のエディトリアルワークで差別化できるじゃないんでしょうか。
21 :
名無しのオプ:02/11/01 14:29
最近はモニターで小説を(横書き)で読むということに抵抗がない人が
増えているらしいよ。
オレはやだね。
>>20 「タダのテキストがあるのに、解説がついているから1000円の文庫本を買う」
という読者が、そんなにいるかしら?
22 :
名無しのオプ:02/11/01 14:33
>>21 千円なら買わんけど500円なら買うな。
だいいち文庫本じゃないと電車の中で読めんじゃないか。
23 :
名無しのオプ:02/11/01 14:53
俺は断然、本がいいね。
24 :
名無しのオプ:02/11/01 15:04
でも、文庫本は確実に1000円を超すようになってきている。
特に、ここで話題にしているような種類のものは。
つらいねえ。
25 :
名無しのオプ:02/11/01 15:07
26 :
名無しのオプ:02/11/01 15:43
ま、ここで話題に出るようなのは5000人に1人くらいが
興味持つかどうかの本なんで、ある意味値段が高くなるのは仕方ない
とはいえ、俺は本を買うぞ。
27 :
名無しのオプ:02/11/01 15:45
5000人に1人くらいが興味を持てば2万部以上の販売がみこまれるので、
値段はそんなに高くならないと思われ。
28 :
名無しのオプ:02/11/01 15:48
このスレ、周期的に金の話になるな(W
誰も他人の懐具合なんか聞いてないし、貧乏くさいからやめようよ。
29 :
名無しのオプ:02/11/01 15:51
>>27 しかし興味を持った香具師全部が
1300円の本を買わないだろう
30 :
名無しのオプ:02/11/01 15:58
>>29 興味を持った香具師の半分が買っても1万部だろ。それなら講談社ノベルスの値段で出せるぜ
問題は興味を持つ香具師が10万人に一人くらいしかいないことなんだよ!
31 :
YAHOOO:02/11/01 16:00
32 :
名無しのオプ:02/11/01 16:58
>>28 わかった、おれはとりあえず止める (w
ただ周期的に金の話 (採算性の話) が出るのはしかたないだろう。
ふつー社会人なら今はどこも苦しいって分かってるし (自分の会社を見よ) 、出版社も商売だってのは
もう知っちゃってるわけだから。
売れない、成績挙げられない → 次はない → そして暗黒時代再来へ、ってさ。
ちょっとオーバーだけど。
翻訳のシリーズものなんかたいへんですよ。売れ行き落ちたらすぐ中断だもの。
33 :
名無しのオプ:02/11/01 17:28
出版社にとってだけじゃなくて、読者にとっても本の値段つーのは結構
重要な問題だからな。
けど、この本は高い、あの本は安いつー話題が「貧乏くさい」とはとても
思えないんだけど。
34 :
名無しのオプ:02/11/01 19:39
>>33 話題のフリ方とか書き方によるもんだと思うし、漏れが一部の書き込みをそう思ったと
いうだけなんで、そうは思わない人ももちろんいると思う。
おれは文庫に1000円出したくない、みたいな感じの意思表明は聞いてもしかたないし、
同じ値段の話するならするで、絶版で人気の高いあの作品はこれくらい出しても読む
価値あり、とか、おれは金ないけどあの作家のこの作品が読めるならいくらまで出す、
とか、そういう風なネタふりに使う気にはならんのかな、と。
無責任な希望の垂れ流しでごめんね。本の値段が重要な問題だというのはよくわかってるんだが。
36 :
名無しのオプ:02/11/02 21:48
37 :
名無しのオプ:02/11/03 07:36
>>36 利用しているけど、あれ、梱包してレンタルスペースに送っちゃった本はたいがいそれっきりになっちゃうね。
おれの利用しているのは本の目録を作成してくれるサービス付きだから、どの本がどこにあるってすぐ分かる
んだけど、文字通り死蔵にしちゃってる。
誰かがうまいこといってたなあ。「本も人も一緒で、ときどき顔を見ておかないと縁遠くなる」って。
蔵書は手元においてナンボ。でも通帳残高と嫁サンがそれを許さない。嗚呼。
うーん、また糠味噌くさくなってしまった。
>>35 よ、諒とされよ。
38 :
名無しのオプ:02/11/03 07:45
> おれは金ないけどあの作家のこの作品が読めるならいくらまで出す
古い話だけど乱歩「貼雑年譜」が完売したのは驚いたよ。このご時勢に。
なんかまた限定刊行の予約募っているみたい (ミステリじゃなくて SF系
の画家の画集) だが、本当に好きな人ってのはすごいですね。
39 :
名無しのオプ:02/11/03 11:17
手元に無い本は存在しないのと同じ。
40 :
名無しのオプ:02/11/05 14:56
そろそろふしぎ文学館も確保しておかないとやばいかな。今ならまだまだ大丈夫。
41 :
名無しのオプ:02/11/05 15:08
ふしぎ文学館のキキメは何かな? 朝山蜻一あたり?
後期配本はカナーリ部数が少ないと聞いたが。
42 :
名無しのオプ:02/11/05 15:12
ウワサじゃ千部しか売れなかったとか>ふしぎ文学館の朝山蜻一
43 :
名無しのオプ:02/11/05 15:14
断裁されるまえに買っておくのが吉なり。
44 :
名無しのオプ:02/11/05 20:31
漏れは買ったよ、ダブりで二冊。
45 :
名無しのオプ:02/11/06 09:14
式貴士先生の作品が読めるのはふしぎ文学館だけ!(w
46 :
名無しのオプ:02/11/06 16:01
>>45 を見て私は、他の出版社がフシ穴なのではなくて、式を出すような酔狂なのはふしぎ文学館ぐらいのものであると確信するに至った。
東殿下スレ以外では確信するに至らないでほすい。
49 :
名無しのオプ:02/11/06 16:32
涙香のほとんど
50 :
名無しのオプ:02/11/07 15:39
>>49 名のみ高い「怪の物」が文庫化 (!?) するらしいね。学研M文庫。予定だけど。
日下たんと東殿下のスタンスの違いは興味深い。ある意味「アニソン部の新鋭」と「生徒会長」の立場の違いだと確信するに至った、ってまた怒られるな (藁
51 :
名無しのオプ:02/11/07 18:48
「怪の物」って主人公が卒倒したり熱出して寝込んだり・・・そんな印象しか
残らなかった(藁
「時のアラベスク」を見つけて大喜びしてたらあっさり復刊されやがった。
じゃあ「時のかたち」にしる!!
まぁすでに「ハムレット狂詩曲」が品薄みたいだし、10年後には跡形も無く
なんじゃないの>服部まゆみ(w
>>53 いちおうbk1だと注文できるよ(在庫あるのか謎だが)
55 :
名無しのオプ:02/11/07 22:48
やっぱ
赤川次郎だろ
57 :
名無しのオプ:02/11/09 04:43
角田喜久雄「影丸極道帖」が再販されてて驚いた。
59 :
名無しのオプ:02/11/10 07:44
沖積舎の海野十三傑作選の詳細わかる人いますか?
そんなもんが出るのか?
61 :
名無しのオプ:02/11/10 08:06
みすべすの新刊案内で見たんだが。
62 :
名無しのオプ:02/11/10 08:35
どうせ桃源社版のコピーだろ。
漏れもそう思う。
でも、『火葬国風景』だったりして……
と、思ったが、やっぱり桃源社だな。
沖積舎って、もしかして……バカ?
もしかしなくてもバカ
うんうん
67 :
名無しのオプ:02/11/10 10:09
なーんだ・・
68 :
名無しのオプ:02/11/11 02:33
ちょっと待ってよぉ、沖積舎。印刷が悪いのと装丁がショボいのは目をつぶります。
せめて解説だけは新稿起こしてよ!
今の視点から新解釈で書いてくれる人、きっといるって。
まぁ2ちゃんで訴えてもしかたないんだが。
訴えついでにリクエストもしちゃえ。
大坪砂男全集復刻してくれぇ!
三橋一夫ふしぎ小説全集もお願い!
69 :
名無しのオプ:02/11/11 02:38
>>63 その「火葬国風景」って今読めないんですか?
そうだ、桃源社のコピー本出すくらいなら、薔薇十字社のをコピーせえ!
何時出るかわからん、創元の渡辺温も待ってられん! 大坪も! 十蘭も!
『火葬国風景』には、全集未収録作品が入ってるし、春秋社だし。
ホントはラヂオ科学社本の方が珍しいのだが、売れないだろし、原本入手できないだろし。『十八時の音楽浴』だったらなんとかなるか。
>>68 『ドグラ・マグラ』『黒死館殺人事件』『紅殻駱駝の秘密』(要は桃源社本
でないやつ)なんかには別冊解説がついてた。桃源社本の復刻はハコから出
すのが面倒なので、中は見てないんだけど、入ってないのか。
そりゃそうと、桃源社版旧解説に稿料は払われてるのかな。
著作権が生きてる作家のものは、あそこでは復刻されないと思われ。
72 :
名無しのオプ:02/11/11 11:24
>著作権が生きてる作家のものは、あそこでは復刻されないと思われ。
おおっ、そういう基準か!
73 :
名無しのオプ:02/11/11 14:21
こすい出版社なり。
74 :
名無しのオプ:02/11/11 14:39
それでも泣く泣く沖積版小栗の著作集買ったんだぞ、漏れは・・・
75 :
名無しのオプ:02/11/11 14:59
買わなきゃいいのに。
ネット古書店ではるかに安く揃うんだから。
76 :
名無しのオプ:02/11/11 15:20
箱の中の失楽って、なかなか見つからないな
77 :
名無しのオプ:02/11/11 16:07
>>76 >箱の中の失楽って、なかなか見つからないな
見つからない理由は、その題名で探しているせいなのでは(笑)?
78 :
名無しのオプ:02/11/11 16:39
つーか新刊で売ってるちゅうに(藁)
来年「ゲーム三部作」が創元推理で再刊されるみたいですな >竹本健治
匣の双葉文庫版みたいに何かオマケが付かないかなぁ?
80 :
名無しのオプ:02/11/11 22:05
大坪砂男全集復刻してくれぇ!
三橋一夫ふしぎ小説全集もお願い!
一生叫んでな。
笑える。
81 :
名無しのオプ:02/11/11 22:12
大坪全集で叫んでるのは、いつも同じ人かな?
出帆社版なら、安く手に入るのに……
(沖積舎で復刻されたら、もっと高くなると思う)
82 :
名無しのオプ:02/11/11 22:14
黒岩涙香の著作多数
明治の探偵小説は入手不可能
83 :
名無しのオプ:02/11/11 22:16
いずれ国会図書館が公開してくれるだろうよ。
84 :
名無しのオプ:02/11/11 22:20
出帆社版なら、安く手に入るのに……
それでも1万から1.5万はするけど。
バラ従事者の半額程度か。
刈って読むような本ではないが。
85 :
名無しのオプ:02/11/11 22:25
血と薔薇
86 :
名無しのオプ:02/11/11 22:27
大下宇陀児の著作
87 :
名無しのオプ:02/11/11 22:27
1万円強、というのが現在の適価かな。
それくらい出してもバチは当たらんと思う。
88 :
名無しのオプ:02/11/11 22:29
ウダルって、キライじゃない(むしろ好きだ)けど、
なんかありがたみがない作家なんだな。
89 :
名無しのオプ:02/11/11 22:36
>>82 同意。
探偵小説の原点とも言われ、少年時代の乱歩、正史を
魅了した、小説群が読めないのは残念。
後日、乱歩は涙香の影響を受け、白髪鬼、幽霊塔など
を書いているけど、その原点が読めないのは辛い。
幽霊塔、死美人は旺文社文庫から昔発売されたが、
今ではそれでさえも絶版であり、古書値は文庫の割りに高い。
まあ旺文社文庫は既に無いから、サンリオ並みに高額なんだけどね。
幽霊塔は青空文庫で読めるが、上記にあるように読みづらいのが難点。
他の涙香の著作が読んでみたい。
神保町の中野書店は、明治期の涙香やその他明治期の探偵小説を
そろえているが、価格は数万〜数十万であり、気軽に買える値段ではない。
涙香は別冊幻影城でも出てたよね、収録作品は忘れたけど。
91 :
名無しのオプ:02/11/12 02:32
俺は持っていないけど、出ていたね。
92 :
名無しのオプ:02/11/12 02:54
中野。大正時代の縮刷なら4−8千円
変体かなでない分こっちのが読みやすかったりもする
まあ縮刷でも高いのは高いのだけれど
旺文社では「鉄仮面」も出てますね
くまさんの表紙がよろしい
93 :
名無しのオプ:02/11/12 05:23
別冊幻影城No.10は「幽霊塔」「無残」「紳士のゆくえ」の3本です。
サザエさんの次回予告みたいだな……。
95 :
名無しのオプ:02/11/12 21:18
だれか涙香スレ立てておくれ
おいらは立てたいがだめらしい
96 :
名無しのオプ:02/11/13 00:09
97 :
名無しのオプ:02/11/14 03:20
大坪砂男全集は別にいらない (出帆社版を持っている) が、
三橋一夫ふしぎ小説全集はマジメに復刻してほしいぞ。
なかなか見かけないし、目録に出てもけっこう高い。
たまに安く出品されたと思ったら今度は抽選に当たらない。
98 :
名無しのオプ:02/11/14 03:48
いつも思うが、本当に抽選しているのか、建前、形式じゃないのか?
99 :
名無しのオプ:02/11/14 03:52
このスレッドで大坪の話をすると
「古本屋で買えるだろ、貧乏人か貴様は!」と罵る金持ちが現れるので
注意してください
100 :
名無しのオプ:02/11/14 04:01
>>99 ぶっちゃけ、大坪や三橋のような
・少数だが熱心な読者がついている
・古書でちょっと無理すりゃ買えないこともない (大坪で 1万円前後)
という作家が最も復刻対象からは遠いのかも。
101 :
名無しのオプ:02/11/14 04:40
当然抽選には感情やらなにやらが入っているようですよ
102 :
名無しのオプ:02/11/14 06:08
>>99 俺はそんな話は知らなかったが、俺もいいたい。
古本屋で買えるだろ!貧乏人めが!
車などは新車が100万円台が中心だ。
それに比べれば、本などたかが知れている。
旅行に行って、ホテル旅館に
泊まれば、安くても1万など、ざらにする。
変なことにケチなんだなと俺は思う。
靴なども一万じゃろくな靴は買えん。
履き心地が良い靴を買うとなれば、3万〜4万はする。
貧乏ではないのだ、物の価値がわからぬ、
金の使い方判らぬ輩、死に金使いだと俺は思う。
古本屋で、一万だせば買える本は復刻に値しない。
103 :
名無しのオプ:02/11/14 06:09
>>101 抽選が殺到すると「こりゃ安く値をつけすぎちゃったかな」と
誰にも当てないで売値変えて再出品するらしいよ。
それだったらヤフオクに出したほうがいいと思うんだが。
105 :
名無しのオプ:02/11/14 08:15
>>102 >金の使い方判らぬ輩、死に金使いだと俺は思う。
車と比べるのはちとオーバーだが、本のことになると途端にケチくさい
言説が増えるのは不思議だ。大衆文学館を見れば「千円を越えるなんて
文庫じゃない」、日影丈吉全集が出れば「個人で買える金額じゃない」
貼雑年譜じゃあるまいし、アホか、買えるわい!と思うがね。よっぽど
本は安いものという思い込みがあるのか。
>古本屋で、一万だせば買える本は復刻に値しない。
そんなことはないだろ。沖積社みたいに、三千円で買える本を八千円で
復刻するのはバカだと思うが、古書価一万円の本が千円なり二千円なり
のラインで復刻されるなら意義はある。
>>100 大坪全集の出帆社版はちょっと探せば見つかるだろうが、三橋のふしぎ
小説は、どこにもないよ。あったとしても一万円ではとても買えない。
106 :
名無しのオプ:02/11/14 08:21
三橋は突然上がったねえ。
漏れが買ったころは不思議小説で2000円くらいだった。明朗物は1000円以下。
10年経ってないんだが。探偵系では目覚ましく上がった方だな。
107 :
名無しのオプ:02/11/14 11:11
やっぱりオークションが原因かな
108 :
名無しのオプ:02/11/14 11:14
ダウンロードサービスはじまんないかなぁ。
出版するのって、印刷工場と出版社のしがらみでしかないと思うが。
そうでもねえ。
三橋は古本サイトの影響力とネットオークションの相乗効果でしょ。
インターネットの普及で(古書価的に)一番評価が上がった作家の一人じゃない?
作家的評価で言ったらあれもこれもと全部読みたい作家じゃないんだから、
ふしぎ小説だけ新刊で読めるようになって欲しい……。
>>110 健康本はどうでもいいけどふしぎ小説なら今出たら売れそうだよね。
創元社あたりで文庫で安く出してくれるといいな。
ふしぎ小説は酷暑ので大体読めるんじゃないの?
114 :
名無しのオプ:02/11/14 15:50
ペヨトル工房の本。
キャサリンダンの「異形の愛」が読みたい。
116 :
名無しのオプ:02/11/14 16:05
>>104 ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━( ゚)━( )━(゚; )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
なんつーピュアなひとじゃ。
古本屋の商売っつーのは、相当えげつないもんなんでっせ。
118 :
名無しのオプ:02/11/14 16:24
横田順彌『探書記』より
注文が重なった場合抽選ということだが、一度もあたらない店があった
ので、なぜこんなに当たらないのか、と質問したら店主は・・・
「抽選は名目だけで、やはり、よくその店で買ってくれるお客を優先す
ることが多いし、そのお客と一度も会ったことがなくても、なぜか虫の
好かないという客があって、そのお客は最初からはずされてしまうケー
スもあるという」
だってさ
119 :
名無しのオプ:02/11/14 17:36
つまりヨコジュンは面と向かって「あんた虫が好かない」といわれたわけか(w
120 :
名無しのオプ:02/11/14 17:44
上の文章、
「とすると、ぼくが一度も当ててもらえない古本屋さんは、なぜか、僕
のことが嫌いなのだろう。」
と続く。本人も自覚症状あり(w
ついでながら先着順のところの方がむしろ公平で、私情を入れぬ為に先
着にしているのだ、という回答をもらったようですよ。
喜国雅彦「本棚探偵の冒険」にも、似たような話が書いてあったね。
122 :
名無しのオプ:02/11/14 20:58
123 :
名無しのオプ:02/11/14 22:15
よこじゅんって、じじいだよな?
124 :
名無しのオプ:02/11/14 22:16
じじいだからきらわれてるってことでもなかろう(w
125 :
名無しのオプ:02/11/14 22:20
でもさ、自慢たらたらという面はあるな。
発掘した功績は大きいが、また、それにより、
よこじゅんの好きな方面の書が高騰したし、
自分で自分の首をしめるかたちになったな。
126 :
名無しのオプ:02/11/14 22:24
喜国「本棚探偵の冒険」に貼雑年譜が最初予約を募ったときに、
自分と新保氏?だかの2人しか予約がなくて企画を断念したというようなことを書いていたが
よくこんな嘘を堂々と書けるもんだとあきれた。(織れも予約していたので)
127 :
名無しのオプ:02/11/14 22:27
>>125 横順が紹介したからといって自分の評価は差し置いて読みたがるコレクターと
アホ値を付ける業者の罪。
128 :
名無しのオプ:02/11/14 22:29
だってこの本は喜国の内輪ネタの本だもん
「知人でない人」は頭数に入ってないんでしょう。
129 :
名無しのオプ:02/11/14 22:33
ヨコジュンの紹介する本
SFよりなんていうのかなバンカラ系とでも言った方がいいのか、あっちのが
おもしろそう。中村春吉とか。手に入らないから読んでないけど
130 :
名無しのオプ:02/11/14 22:37
横順の紹介する本は実際に読むとかなりつまらない。
あんなつまらない本を面白く紹介できるのが横順の才能だとオモタヨ。
131 :
名無しのオプ:02/11/14 23:48
ヨコジュンはともかく、と学会の本を読むと、(共著だから)それぞれの筆者
の力量の差がよくわかるね。
本を面白く紹介するのは難しい。
132 :
名無しのオプ:02/11/15 00:13
>力量の差
ベストとワーストはそれぞれ誰でつか???
と学会はつまらないと思うんだが
俺は最初のうち、結構楽しく読んだよ。
古参のメンバー(山本、唐沢ほか)はさすがにそつがないけど、3冊目ぐら
いから参加してる連中の中には、と学会の趣旨(著者の意図する以外の面白
さを見つける)を理解していないやつさえいると思う。
単に変なものを紹介するだけのやつって、VOWと間違えてるんじゃないのか?
と学会の本って、痛い内容の本を晒してるだけの内容のものさえあって
逆にこいつらが痛く感じて読まなくなった。
唐沢からしてつまらない
唐沢は兄弟揃ってイタイな。
カスミ伝はよろし
139 :
名無しのオプ:02/11/15 01:55
と学会ねた終了ね
100円で売ってたから買ってきたよ。三橋「ばんから大学」
あんまり面白そうには見えないけど(w
君の感性は多分正しい(w 100円で買って、読んでつまんなかったら売る。
今なら引き取り手は大勢いるだろう。
もうそろそろ下火ではないか?
ブームってあるからね。
ヤフオクはじまって、一時の佐々木丸美がすごかった。
オークションに出品してる業者って自分の値付けに自信がないのか?
「手当たり次第にヤフオクに出してみたら、予想外に大化けしたのが
あったから、普通にネット販売するのがばかばかしくなった」
という話を古本屋さんに聞いたことがある。
146 :
名無しのオプ:02/11/17 00:47
黒猫傑作選ゲット。
河出文庫の「飛鳥高名作選」とちくま文庫の「小酒井不木集」を
読んだらかなり面白かったです。
この二人や他の作家の作品をもっと読んでみたいと思ったのですが、
おすすめがありましたら教えてください。
148 :
名無しのオプ:02/11/17 13:36
>>147 飛鳥高は双葉文庫の推理作家協会賞全集で『細い赤い糸』が読める。傑作。
あとは、その2つのシリーズの別の巻を買うべし。
149 :
名無しのオプ:02/11/17 13:38
不木は国書刊行会の「人工心臓」がある。
文庫とダブる作品もあるが、必読。
エッセイ集も国書から2冊出てる、これも素晴らしい。
150 :
名無しのオプ:02/11/17 14:45
河出の鮎川哲也はディープな鮎川ファン向けのレア作品集なので
後回しでいいと思う。残りの4冊からどうぞ。
ちくまの傾向別対策。
怪談が好きなら岡本綺堂、橘外男。
怪奇的な探偵小説なら横溝正史、渡辺啓助、水谷準、海野十三。
洒落たショート・ミステリなら城昌幸。
不木が気に入ったのなら、城昌幸から怪奇探偵小説コースへ進む
のがお勧め。
>文庫とダブる作品もあるが、必読。
うーん、小説で文庫の方に入ってないのは「外務大臣の死」と
「稀有の犯罪」だけだから、特に不木を極めようとかいうので
なければ、わざわざ買わんでも図書館で読めば充分なのでは?
>>148-150 こんなに丁寧に教えて頂けるとは・・・。
恥ずかしながら今まで戦前戦後の作品をほとんど
読んでいなかった初心者なので、まずは文庫から
買って読んでいきたいと思います。
150さんから勧めて頂いたコースを辿ってみようかな。
ただ小酒井不木はかなり気に入ってしまったので、
エッセイもぜひ読みたい・・・。
ともかくどうもありがとうございました!
152 :
名無しのオプ:02/11/17 23:03
小酒井不木サイトへ行ってみたら
良いところだよ
「奈落の井戸」で検索すればすぐに見つかるよ。
不木研究サイトとしては最強。つうか、孤高。
上で誤爆してしまったのでやり直し。
>>152-153 不木の研究サイトもあるんですね・・・。
今から逝ってきます!
156 :
名無しのオプ:02/11/18 06:30
「逝」はいかにも「不木風」だが
「行」を用いいた方がベター
やられないようにしたまえ!
冗談は無し
多島斗志之はどうしてここまで絶版だらけなの?
>>157 ほとんどの著作が一度は文庫化されているだけマシな方だ。
そして今はすべての文庫が生き残れるような時代ではない。
復刊の対象になるにはまだ新しすぎる。
頑張って古本屋で探せ。
159 :
名無しのオプ:02/11/19 19:21
橋本治『ぼくらはふしぎとなにをしたらよいかの殺人事件』(徳間文庫)
橋本治というと純文学や評論の人と思われてるかもしれないが、80年代には
こんなミステリーの佳作も書いている。
>158
オマエナニサマダ
162 :
名無しのオプ:02/11/21 07:47
なかなか良いスレだ。
163 :
名無しのオプ:02/11/22 23:50
栗本薫さんの「絃の聖域」って絶版でしょうか?
評判を聞いてぜひ読みたいと思っていたのですが・・・
164 :
名無しのオプ:02/11/23 03:12
>>163 新刊でなくていいなら、古本屋に結構出てるよ
がいしゅつネタを蒸し返すようですいませんが。
扶桑社文庫の昭和ミステリ秘宝はどうなったの?
「遅くても11月頃」って話があったと思うけど、
12月の予定にも載ってないんですけど……
166 :
名無しのオプ:02/11/26 00:06
そう言えばそうだな。
わりと売れてるみたいなのに(そうでもない?)、もう立ち消えか?
早めに買っとかんとね。
167 :
名無しのオプ:02/11/26 20:09
たしかに、情報が無い。ちょいと懸念するね。
ただ立ち消えだったら、日下たんから一応なんか弁明が、
ここにもありそうな気がするんで、いまんとこ順調ではあるんだなとは思ってるんだけど。
本人も企画はちゃんと通ってるって、心強いこと言っておるんだから。
でも確かに書籍情報の予定不透明すぎて気になる罠。
まだ遅れるってのだけなら、辛抱きくけど。
今週中には出るんか?委細キボーン。
ポシャを仮定しても、一応今回の鮎哲と高木の二大大家(同時の島田・陳は仕様がないとしても)だけは、出すでしょ?
だって、本来半年ほども前に出るものだったわけですし。
その上で締めんとかんと、日下たんとしても期待の手前、立つ瀬無いだろうから。
168 :
名無しのオプ:02/11/26 20:37
編集部に確認したら、見本は一昨日にあがっているそうです。
まだ届いてないけど、私のとこにも発送済みとのことでした。
当初の予定通り27日(明日か!)に4冊同時発売になります。
これ以降は各配本ごとの売上で次が出るかどうか決まる一発
勝負になるらしいので、応援のほどよろしくお願いします〜。
一応、本格篇4冊の次は、怪奇幻想篇4冊を予定しています。
169 :
名無しのオプ:02/11/26 20:42
はやっ!!!
日下さんありがとうございます!
安心しました。楽しみです。
ありがとうございます。
無事に出るんですね。よかったよかった。
171 :
名無しのオプ:02/11/26 21:31
まじで日下たん?
だったら次は妹尾アキ夫集出してぇ〜
宮原龍雄をお願い!
>>171-172 ちくまと河出と扶桑社のシリーズちゃんと買ってるか?
そういうリクエストをする資格があるのは全部買ってる香具師だけだぞ。
>>173 買ってるに決まってるだろ。何言ってるんだか。
>>174-175 それは失礼!
まあ、あまりマイナーなリクエストはほどほどにってことで。
売れなくなってシリーズ自体がポシャったら元も子もないし。
逆に、続けば黙ってても美味しいところを入れてくれるだろうし。
宮原はつらすぎるね。
ほどほどにとか、黙っててもとかって、希望なんて言わなきゃわからないだろうに。
面と向かって言ってる訳じゃないんだし、反応があった方が張り合いあるだろうよ?
181 :
名無しのオプ:02/11/26 22:22
日下自身はマイナーどころのリクエストがあったほうが喜ぶと思う。
182 :
名無しのオプ:02/11/27 13:15
>>181 んじゃあ、扶桑社で、
高城高「微かなる弔鐘」+「墓標なき墓場」
河野典生「三匹の野良犬」+「残酷なブルース」
山下諭一「危険とのデート」+「危険な標的」
カップリングギボンヌ
輪堂寺耀「十二人の抹殺者」が読みたいっ
4冊同時!?
鮎川と高木しか今月の出費リストに入ってなかったよ。
しかも今日買いに行き損ねた・・・。
明日絶対に買わせて頂きます。
おおおっ、こんなに支持してくれる方が……。ありがたいことです。
>>171 妹尾アキ夫は文庫ではツライでしょうが、いずれ何らかの形でまとめたいと
思っています。
>>172 宮原龍雄は河出の第三期に予定しているのですが、いまいち売れ行きが
思わしくないので続刊が出せるかどうか微妙なところです。
>>182 ハードボイルド系は某社でまとめる企画があるので、そちらが動き出せば
その辺はドカッと入ります。
>>183 俺も持ってないよ。面白いのかいな?
それから、おかげさまで、ちくま文庫の第二期(通算第三期)の刊行が
決定しました。ラインナップは以下の五冊の予定です。
1 小栗虫太郎 完全犯罪(ノンシリーズミステリ傑作選)
2 蘭郁二郎 魔像(探偵小説系作品傑作選)
3 日影丈吉 かむなぎうた(幻想ミステリ中心の傑作選)
4 氷川瓏 睡蓮夫人(ほぼ全作品集)
5 香山滋 魔境原人(人見十吉シリーズ全短篇集)
おお、ちくま第三期決定、良かった〜。
ともかく続けられる限り、頑張ってください。
189 :
名無しのオプ:02/11/28 00:52
>>187 氷川瓏うれしすぎage
私は以前メールで「水谷準集」を要望させていただいたものですが、
ちくまのほうにしっかり入れていただき感謝しております。
190 :
名無しのオプ:02/11/28 03:20
大下宇陀児集を入れると、ずいぶん昔の書き込みにありましたが、通りませんでしたかぁ。
ちょっと残念な気もしますが仕方なかったのかもしれませんねえ。
191 :
名無しのオプ:02/11/28 03:44
宇陀児はちょっと冒険というか、むしろ妹尾アキ夫よりキツいんじゃないか
と思ってたから、今回外れたのは個人的には意外じゃない。
第四期あたりで実現すれば……… なんて言うと気が早すぎますねすみません。
192 :
名無しのオプ:02/11/28 04:08
宇陀児は国書のほうにあるからね
193 :
名無しのオプ:02/11/28 07:21
>>5 香山滋 魔境原人(人見十吉シリーズ全短篇集)
ブラボー!!!!!!!
ウレスィ
194 :
名無しのオプ:02/11/28 12:57
宇陀児は無理。
195 :
名無しのオプ:02/11/28 14:21
無理とは思わないけど……怪奇・幻想調の作品も多いし。
196 :
名無しのオプ:02/11/28 17:12
ちくま文庫は全何期の予定ですか?
気の早い椰子なり。
>>197 香具師じゃなくて椰子って書くのイイね。
200
201 :
名無しのオプ:02/11/29 03:18
>>198 でわ質問を変えます。
日下さんの構想では第何期まであるんですか? 事情が許すならそりゃもういくらでもとかでしょうか?
>>201 具体的に内容まで構想しているのは4期までですが、20冊に入り
きらなかった人が7〜8人いるので、継続できるなら6期までは
充分に可能です。まあ、
>>198氏の指摘のとおりなので、あまり
先走らず、今できる分を丁寧に作っていきたいと思っています。
ご支援のほど、よろしくお願いします。
>>185(=日下タン?)
>その辺はドカッと入ります。
亀レススマソ。
でも、感激してます。(TーT)q
下村明とかもお願い。青樹社系もお願い。
戸板康二は河出では出ないのですか?
205 :
名無しのオプ:02/11/29 10:16
扶桑社文庫『翳ある墓標』の解説を読むと、この本には本来、作者の「あとがき」が入るはずだったようなんですが……なぜカットされたんでしょう?
206 :
名無しのオプ:02/11/29 17:05
207 :
Enigma:02/11/29 19:22
『古墳殺人事件』って、リクエストが多かったのか。
今年読んで、あまり面白くなかったんだけど。
社会思想社の倒産、まじ悲しい。不況を長引かせている政治を恨む。
209 :
名無しのオプ:02/11/29 21:28
扶桑社文庫、新刊四冊購入age
カドフェルはまだ古本屋で容易に手に入るからなー、と思ってたら、いつのまにか……
211 :
名無しのオプ:02/11/29 23:03
おれも4冊買ったからage
次は何? いつ?
212 :
名無しのオプ:02/11/29 23:16
ん?出たの?四冊どんなのか教えてアゲ
退職記念(w に2冊購入。
これからビンボー街道を歩むのでスマソ
>208
政治というより企業努力の問題と思うが……。
>212
『翳ある墓標』 (鮎川哲也) \781
『初稿・刺青殺人事件』 (高木彬光) \800
『古墳殺人事件』 (島田一男) \800
『三色の家』 (陳舜臣) \781
いずれも扶桑社文庫。
古墳殺人事件は糞
初稿・刺青殺人事件 思った以上に文章が糞
ちくま文庫の第三期ラインナップ凄いなぁ
氷川瓏なら観賞用、保存用、布教用に三冊購うw
218 :
名無しのオプ:02/11/30 16:38
氷川瓏集は乱歩の大人向け作品を子供用にリメイクした作品がメインとなる予定です。
219 :
名無しのオプ:02/11/30 16:40
それは違います。
ネタバレモロバレ満載の書評がメインになる予定です。
220 :
名無しのオプ:02/11/30 16:47
>>216 お前は昭和二十年代前半の作品にどんな文章を期待していたんだ?
しかも、ただでさえ文章のうまくない高木が、下手すぎるといって
全面改稿した処女作だぞ。
扶桑社は作者・作品のどちらかあるいは両方の選択を
間違っているような気がするな…。
ネームバリューだけじゃキビシイかも。
223 :
名無しのオプ:02/11/30 17:33
扶桑社文庫は好き
扶桑社は右翼出版社だから嫌い
>>222 例えば今回の四人ならどの作品を入れればよかったんだ?
具体案を出さずに文句を言うだけなら誰にでもできる。
>>227 ____
/∵∴∵∴\
/∵∴∵∴∵∴\
/∵∴∴,(・)(・)∴|
|∵∵/ ○ \|
|∵ / 三 | 三 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|∵ | __|__ | <ばかじゃねーの
\| \_/ / \_____
\____/
>>228 さすがチンピラゴロツキ出版社、社員もDQNですね!
でも小学館のキャラをパクるのはよくないですよ!
頼むから良スレを荒らさないで……
せっかく4冊出たのに、スレがあれてるなあ。
扶桑社文庫のシリーズが今回の売れ行きによって
続刊できるかどうか、というのツライよな。
個人的には文庫化されたものや、
ブクオフあたりで100円コーナーにおちてるものは
はずして復刊してほしい。
島久平の久保書店もののカップリングや
島内透の「悪との契約」「白いめまい」
宮野村子の「鯉沼家」以外の長編など。
今は品切れだが、
小泉喜美子「ダイナマイト円舞曲」「血の季節」
藤本泉「呪い」シリーズの
カップリングなんかだと探せば見つかるんで、
オマケの短編や随筆がないと買うのをためらってしまう。
仕事で買いにいけないので
誰か読んだ人の感想をききたいな。
「三色の家」は昔読んだ。アリバイトリックが
なかなかウマーだったよ。
233 :
名無しのオプ:02/11/30 18:57
「三色の家」はロマンチックでよかたなり。
トリックはやや小味かな。でもデータはちゃんと出してフェアに作ってあるね。
ちくま・河出との棲み分けが、確かに難しいな、扶桑社。
B級アクション(?)系冒険小説系とか、女流作家系で
ブランドの特色を出してみるとかはどうですか。
>>234 えっ、ちくま・河出が短篇集なのに対して扶桑社は長篇主体だから
充分に棲み分けられてると思うけど……
236 :
名無しのオプ:02/11/30 20:55
>>235 長編だからこそ難しいというのもあるかもしれん
短篇で再編集されてれば買おうかと思うが、長篇だと以前の版を
持ってれば買わないわな。さすがにブックオフ100円クラスの本は
出ないにしても、過去に文庫化されているものは、かなり不利。
「三色の家」「弓の部屋」と「古墳」「錦絵」は
こまめに廻ればリサイクルショップで100円、200円ぐらいで見つかる。
同じ文庫でも「源氏物語殺人事件」は旺文社文庫だから
さすがに見ることはほとんどないが。
歴史的重要度や面白さでは
今回の「三色の家」「古墳殺人事件」はいい企画だと思うけど、
実際自分で買うかどうかは
苦労せずに入手した過去の版を持っているだけに本屋で考えてしまった。
(結局、買ったんだけど・・W)
「初稿刺青」や鮎川訳の翻訳ものなど、
どうしたってこの値段じゃ買えないものは大歓迎なんだが。
創元あたりで、多岐川恭みたいに、石沢英太郎や海渡英祐などの渋めの絶版系を5,6冊の選集で出してくれないかなあ・・・。
240 :
名無しのオプ:02/11/30 22:55
渋めだけに売れない罠
やっぱり? かねー。
>「三色の家」「弓の部屋」と「古墳」「錦絵」は
>こまめに廻ればリサイクルショップで100円、200円ぐらいで見つかる。
島田一男は徳間文庫があるから割りと楽に見つかるだろうが
陳舜臣の講談社文庫は骨が折れるぞ。この2冊は特に見ない。
今回の扶桑の四冊は個人的には全部(買いたくなるって意味で)ツボです。
どうせすぐには読まんだろうが、確保しとこ。
>>242 陳舜臣の2冊は講談社文庫が新カバーになった時も
品切れ扱いにならず、昭和60年頃まで流布していた。
黒背カバーでも新カバーでもよいのなら、
2、30軒ほど、まめに廻れるショップがあれば見つかると思うよ。
同じように探せば横溝の「読本」や「シナリオ悪霊島」あたりでも
2年に1冊ぐらいは見かけるしね。
そんなのよりもっとヒット率は高いし、陳・島田作品の文庫に
リサイクル系書店でプレミアをつけてる店はないだろうから、
安価で入手はできると思う。
実際、先月に「三色」「弓」は見かけたからね。
むしろ見つからないのは文春文庫の「炎に絵を」だが、
これも再刊されているから
文春版とこだわらなければ読めないことはない。
陳舜臣って面白いの?
246 :
名無しのオプ:02/12/01 04:12
>>245 俺は作品と作者を切り離して読む事が出来ない厨房なんで手にも取らんが (思想的に合わん) たぶん面白いものもあるんだろうな。
247 :
名無しのオプ:02/12/01 04:16
>>246 俺も同じ理由で井沢元彦は読めないな。ヤツに印税やりたくないし。
>>247 >ヤツに印税やりたくないし
同じ理由で、森はブックオフで買ってます
249 :
名無しのオプ:02/12/01 04:23
>>246 > 俺は作品と作者を切り離して読む事が出来ない厨房
おいおい、開き直るなよ。作品に罪はないぜ。
虚心に読もうぜ。俺も「こいつの政治思想は気にくわん」ってのは何人かいるから気持分からないでもないけど。
250 :
名無しのオプ:02/12/01 04:23
>>248 そんなに嫌いなのに読むのかよ!
まあ、作者と作品が別とわりきっているのだな。
ナベツネ嫌いからアンチ巨人となった俺にはとても出来ん。
>>250 勢いで書いてみただけで、読んでませんし、買ってません(w
Fだけ読んで、まぁいいかと
幸運にも、ほかに読むものがいっぱいあるので
森を読まざるを得ない目には遭っていません。
「初稿刺青殺人事件」読んだ人に質問です。
一般的に出回っている「刺青」と今回出たものって
文章以外でなにか違う点〈トリックや粗筋など)は
存在するのでしょうか?
254 :
名無しのオプ:02/12/02 01:18
>>244 >2、30軒ほど、まめに廻れるショップがあれば見つかると思うよ。
2、30軒のリサイクル系古書店を回る手間とヒマを考えたら、素直に
新刊書店で800円の文庫を買う方が安上がりであることに気付けw
255 :
名無しのオプ:02/12/03 08:59
「初稿刺青殺人事件」、冷凍の文章で書かれた島荘という感じ(w
256 :
名無しのオプ:02/12/03 22:20
>>231 >個人的には文庫化されたものや、
>ブクオフあたりで100円コーナーにおちてるものは
>はずして復刊してほしい。
一度文庫になったものは機械的に外せとか言いはじめたら、良作が
拾えなくなってしまう。誰もが古本屋に通ってるわけではないよ。
>島久平の久保書店もののカップリングや
>島内透の「悪との契約」「白いめまい」
>宮野村子の「鯉沼家」以外の長編など。
現にこの辺のリクエストはトホホな作品ばっかりだし。この中で文庫で
復刊に値するのは「悪との契約」ぐらいでしょ。
良作は今後いくらでも復刊されるチャンスはあるだろうからチャレンジ精神旺盛な
編集者は「トホホな作品」こそ復刊すべし。
258 :
名無しのオプ:02/12/03 22:29
それは40年後に清涼院の「トップラン」あたりを復刊するようなものなり。
トホホな作品は同人誌で復刊すれば?
それだったら丸く収まるだろ。
実際ビジネスとして成立しなけりゃ
出版社も継続してくれないってことだろう。
今までも文庫化されたものと、
入手しにくいものが同時に発売されたりしているから、
どっちが売れたか結果はでているんじゃないの。
「斜光」と「魔婦の足跡」
「花の旅夜の旅」と「真夜中に唄う島」なんかね。
この20年以内に文庫で買えたものと、そうでないもの。
古本屋にいかない連中がこの手の復刊ものの購買層になり、
「古墳」などが入手しにくい作品より売れているのならいいのさ。
だけど結局、良作も「トホホな作品」も売れなくて
企画が頓挫してしまった時、
できうる限り珍しいものをだしてくれた方が、
ありがたい。
どの程度「トホホ」なのか知りたいし、
「トホホ」な作品を馬鹿高いプレミア値段で買いたくないからね。
知らん書名が並んでいるなか、
>>258の例えは非常にありがたいというかなんというか。
出版の見込みのないものは青空文庫で
263 :
名無しのオプ:02/12/03 23:09
「わたしが殺したのです」なんか都筑道夫にかなりこきおろされてたので
却って読みたい。といいつつ、古書店で見かけても買わない漏れ。
264 :
名無しのオプ:02/12/04 01:52
>良作は今後いくらでも復刊されるチャンスはあるだろうから
んなこたーない。復刊自体が関係者の地道な努力によって成り立って
いるんだから。忘れられがちだが過去の良作がまとまって提供される
ことは大変な僥倖というべき。
265 :
名無しのオプ:02/12/04 02:06
>>264 だったらトホホな作品はもっとチャンスがないね。(当然だが)
どうでもいいが、引用するときは引用もとのレス番を付けてくれ
>>257 名作と良作には作品として明らかな差があるでしょ
そのように、復刊される時にも明らかな差があるんだわな
というか、そもそもトホホな作品を復刊せよというのが本末転倒なり。
>>267 つーかネタだろ。「チャレンジ精神旺盛な」ってことわってるんだし(w
>>269 いや、
>どの程度「トホホ」なのか知りたいし、
>「トホホ」な作品を馬鹿高いプレミア値段で買いたくないからね。
このあたりを見る限り、かなり本音の発言とみたw
272 :
名無しのオプ:02/12/06 06:11
>どの程度「トホホ」なのか知りたいし、
>「トホホ」な作品を馬鹿高いプレミア値段で買いたくないからね。
唐沢俊一的だな
唐沢氏なら買うんじゃないか?
274 :
名無しのオプ:02/12/06 11:21
「秘宝」
吉田茂ものも出してほしいな
トホホ確実ですが
275 :
名無しのオプ:02/12/06 13:01
「プレーグコートの殺人」と
「貴婦人として死す」の復刊を
激しく希望
276 :
名無しのオプ:02/12/06 14:18
>274
いや,吉田茂ものは少なくとも,ミステリ的に似た狙い(奇妙な設定)の,
なめくじ長屋やキリオン・スレイよりは出来が良いものが揃っていると思うぞ。
277 :
(゚(○○)゚) プヒプヒ:02/12/06 14:23
ところで女教師探偵ニシ・アヅマはどうなっているのならん?
創元から出るはずじゃなかったなりか?
拙豚は待ちくたびれたなり(゚(○○)゚) プヒプヒ
278 :
名無しのオプ:02/12/06 18:50
ちくまの怪奇で草野唯雄のホラー系(「甦った脳髄」とか)も出して欲しい。
>>278 うわっ、驚いた!
実はそれ、昭和ミステリ秘宝で予定している次の4冊<怪奇幻想篇>
に入ってます。その他の3冊は、こんなかんじ。
山村正夫(『断頭台』を中心に)
城昌幸(『のすたるじあ』を中心に、ちくまと対になる一巻)
大河内常平(『九十九本の妖刀』+『餓鬼の館』)
出せるかどうかは、いま出てる本格篇の売上次第なので、応援
よろしくお願いします〜。
おお! やったあ!
『甦った脳髄』は傑作作品集ですよね。あとは『わたしが死刑執行人』辺りからもかな?
大河内常平もいよいよですか・・・。
281 :
名無しのオプ:02/12/06 20:03
>>279 九十九本の妖刀が読めるのはありがたい。
この勢いで守友恒の幻想殺人事件も復刊していただけませんか。
大河内常平楽しみ!!
おせっかいですが、前スレにあった河出二期の予定六人。
>横溝正史 戦後単発作品集
>浜尾四郎 『殺人小説集』増補版
>葛山二郎 国書『股から覗く』増補版
>守友恒 幻想殺人事件+短篇
>蒼井雄 全短篇集
>酒井嘉七 全短篇集(ちょっと薄いか?)
284 :
名無しのオプ:02/12/06 21:11
河出は売れ行き良くないみたいなので果たして二期が出るのか不安。
出てくれないと困るけど。
酒井嘉七は幻の長編があるとどこかで読んだ気が。
売れ行き良くないんですかあ、残念。
もうひと組買うか。
知らない人の話ばっかりですが、勉強になりますた。
287 :
名無しのオプ:02/12/06 22:21
秘密の婦人 和田敏喜
沈黙の秘宝 篠田緑水
288 :
名無しのオプ:02/12/06 22:32
幻想殺人事件マジでだしてくれw
話変るけど大沢在昌の「標的走路」が復刊するみたいだね。
大沢作品の中ではレアだと言われてたんだよね?
290 :
名無しのオプ:02/12/07 00:56
291 :
名無しのオプ:02/12/07 04:02
その程度の本、古本屋で探せよ!
絶版にするくらいならネット配信可能な形にすれば良いのにねぇ・・・
すくなくとも、普通に復刊するよりは実入り良いはずだし。
コストはテキストに起こす人件費くらいなもんで。
ま、あっと言う間に不正コピーが出回るだろうから本格事業化は難しいけど。
>>289 こないだ書店に行ったら普通に並んでました。
ハードカバーだったけど。
電子本も紙媒体も、両方で出たんだよ。
296 :
名無しのオプ:02/12/07 20:48
電子本のほうが特典ありってのが辛いなぁ
俺はやっぱり紙で読みたいよ。
297 :
名無しのオプ:02/12/08 00:08
1800円は高いだろ
>>297 ハードカバーだったら普通の値段なのでは。
299 :
名無しのオプ:02/12/08 03:08
特典ほしいから電子版だけ買って、初出版は気長に古本で探すことにしまつ>「標的走路」
300 :
名無しのオプ:02/12/08 09:41
島久平名作選、このミスランクインみたいじゃないですか!
少しは売り上げに貢献するかな?
301 :
名無しのオプ:02/12/08 09:58
>300
品切れになったりして……。
いっそのこと、「このミス」系のベスト本で日下タンの仕事をまとめて取り上げてもらえないだろうか。
303 :
名無しのオプ:02/12/08 16:35
それにしたって、あんな地味な復刊本がベスト20に入るとは……快挙だYO!
304 :
名無しのオプ:02/12/08 16:47
本屋に勤めている人は平積みにせよ!!
鮎川哲也編「硝子の家」も98年度17位だが、何か(誰か)の策略か(w
>>303 島久平の短編集は上梓されるのは今回の文庫版が初めてだから、
厳密な意味では、復刊じゃないよ。
古墳殺人事件、面白かったYO!
308 :
名無しのオプ:02/12/09 22:07
坂口安吾さん、
>>307になんとか言ってやってください
>>308 安吾は、あの酷評は別なことで気が立っていて筆がすべったと
後で島田に謝罪しているよ。308も307に謝罪せよ(w
310 :
名無しのオプ:02/12/09 22:37
島田はあの酷評があったからこそ小栗の模倣を辞めて後の地位を確立できたのでは。
模倣から抜け出せなかった岡村雄輔なんか悲惨だからな。
岡村雄輔作品集は河出の予定にあるのかなあ・・・
スレ違い&ガイシュツ気味だったらすみませんが質問させてください!
ちくまの渡辺啓助集の解説に「創元から渡辺温短編全集が刊行予定」みたようなことが書いてあったんですが
それってもう出てるんでしょうか??
新青年のシリーズやらアンソロジーやら青空文庫でちくちく集めてるんですけど
一冊にまとまってるんが欲しい〜
書店でみつからないのですが、まさかポシャったのでは…
313 :
(゚(○○)゚) プヒプヒ:02/12/10 00:08
>>312 拙豚も待ちくたびれたなり(゚(○○)゚) プヒプヒ
>>310 岡村雄輔が小栗の影響受けてたのは「ミデアン・・・」なんか書いてた最初期だけならん。
傑作『蒼鷺はなぜ羽搏くか』は小栗の影など微塵もない清冽な作品なり(゚(○○)゚) プヒプヒ
314 :
名無しのオプ:02/12/10 00:13
でも『蒼鷺は・・・』は「ミデアン・・・」よりつまらん作品だと思タヨ
315 :
(゚(○○)゚) プヒプヒ :02/12/10 00:19
>>314 人それぞれなり。
拙豚はあの悠然せまらぬ描写や叙情性に感激したなり(゚(○○)゚) プヒプヒ
316 :
名無しのオプ:02/12/10 00:24
マニアックすぎてついていけないスレなり
>>313 ってことはいまだ出てないってことでしか!! モヒーー!!
318 :
名無しのオプ:02/12/10 09:33
>>318 俺も幻想文学読んでるからあのスレ観に行ったことあるけど、「何だこれ?」だった(藁
ミステリや幻想文学とは関係ない話題ばかりで一部の関係者による雑談スレって感じだね。
そのくせage進行(苦藁普通ああいうスレはageないのがルールってもんだ。
ageたって新参者が入り込めるような話題なんかやってないし、メンバー固定ならわざわざ
ageて目立たせる必要もないしな。まさにスレの私物化。
板の住民にも迷惑だし、十分スレスト、削除対象たりうると思う。
>>319 ”季刊「幻想文学」関係者のスレ”って書いてるからなw
関係者だけのスレを公共の板に立てるなとか、立ててもsage進行でやれといわれりゃ
そのとおりだけどw
321 :
名無しのオプ:02/12/10 13:49
>>319 いちおう「このミステリサイトを読め」スレの関連スレらしいぞ。
二大 "ミステリの話題無いじゃん" スレ
322 :
(゚(○○)゚) プヒプヒ:02/12/10 13:55
幻文スレが一部の関係者だけによるスレというのは誤解なり(゚(○○)゚) プヒプヒ
真の「関係者」はあのスレの荒唐無稽さにあきれているらし (゚(○○)゚) プヒプヒ
319君はあのスレで幻想文学の話題をどんどん振ってくれ。きっと歓迎されるならん(゚(○○)゚) プヒプヒ
323 :
名無しのオプ:02/12/10 13:55
試しに荒らしてみたことがあるが相手にされなかった。
324 :
名無しのオプ:02/12/10 13:58
>>322 たとえ関係者じゃなくても
奥歯ハァハァとか言ってる時点でつらいよ。
まあ俺みたいな初心者は国書刊行会スレッドで
西崎の訳のよさについて語ってろってこった。
325 :
名無しのオプ:02/12/10 14:11
>>324 牛込桜会館の幻想的掲示板で語ってくれよう>西崎訳のよさ
最近景気のいい話はあまりないけど、だからってスレ批評スレにしないでくれよ。
幻文スレはここじゃなくて自分たちでフリーの掲示板でも借りてやってほしいよ。
あそこのレス見ると気持ち悪くなる。
>>326 関係者キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
批評スレなんてつまらんとこ見ないってば
>>329 自分とこのスレはageて、他のスレはsageるわけだ。
331 :
名無しのオプ:02/12/11 01:32
奥歯ちゃんもえ〜とかいうやつら、キモイ。
なんであんなにもちあげる? たいした文章力でもないのに。
幻文のやつらって、低レベルだってよくわかったよ。
幻文スレ嫌われてんな(w
「幻文のやつら」にも奥歯萌えをウザ〜く思てる椰子は多いのだ
すげえハタ迷惑
>>333 奥歯萌えじゃなくても、ここはミステリー板なんだから、
少しは板の趣旨に沿った会話でもあればいいものだが
あのような意味不明な馴れ合いスレが常時age状態だとかなりウザイ。
>少しは板の趣旨に沿った会話でもあればいいものだが
ミステリについてでなくてもいい、せめて幻想文学についての
会話があれば……と思うよ。ハァ……。
>>335 そういえば幻想文学スレってあったっけ?
ちなみにSF板のファンタジースレとは別物で
>>336 あるけど、ここの板のは見ても幻滅するだけだぞ
338 :
名無しのオプ:02/12/11 22:18
ピーター・ディキンスン「キングとジョーカー」。
ロバート・シルヴァーバーグ「大地への下降」。
ロバート・シルヴァーバーグ「確率人間」。
トム・リーミィ「サンディエゴ・ライトフット・スー」。
アルフレッド・ベスター「コンピュータ・コネクション」。
おめーら、読みたくてもよめねーだろ。ハ、ハ、ハ。
>>337 いや雑誌じゃなくてジャンルとしての幻想文学。
ミステリー板にもあるべきだと思うんだが…
340 :
名無しのオプ:02/12/11 22:29
>>339 そう思ったのなら自分で立てれるのが2ちゃんねる。
>>338 みんな読んだけど、「サンディエゴ…」は悪くないね。
でも、ちくまから出てたよな。
342 :
名無しのオプ:02/12/12 07:32
>>341 あれ?ちくまから出てたのは
「沈黙の声」の方じゃなかったけか?
翻訳ものは、手に入れにくいものは本当に読めないし
復刊も滅多にないからな〜。
まぁ、売れそうなのは改訳はあるか。
345 :
名無しのオプ:02/12/12 08:29
>>338 おれも全部読んだけど。
「コンピュータ・コネクション」はいいね。変な部族のあたりとか。
347 :
名無しのオプ:02/12/13 03:23
>>341 ちくまの『サンディエゴ―』は『沈黙―』の売れ行き不振により
企画段階であぼーん。
348 :
名無しのオプ:02/12/13 04:12
漏れも『コンピュータ・コネクション』大好きです。
キリスト、カワイイです。
349 :
名無しのオプ:02/12/13 17:45
ああ〜、
まさかシオドア・スタージョンの「きみの血を」が文庫で復活するとはなぁ・・・
350 :
名無しのオプ:02/12/13 22:01
キター
352 :
名無しのオプ:02/12/14 17:06
だせえ本ばっかだな( ^∀^)ゲラゲラ
353 :
名無しのオプ:02/12/14 18:19
354 :
名無しのオプ:02/12/14 19:06
355 :
名無しのオプ:02/12/14 20:52
麻生俊平の「ポート・タウン・ブルース」って、
面白いかどうかは読んだ事がないんでわからんが、
ぜんぜん手に入らない
356 :
名無しのオプ:02/12/14 20:53
>355 すまん、板間違えた
357 :
名無しのオプ:02/12/14 21:03
818 名前: 名無しのオプ 投稿日: 01/11/20 01:00
ジェゼベルはクリスティと同じに赤背だから気をつけよう
何処が「死ね」なんだ
358 :
名無しのオプ:02/12/15 00:08
359 :
名無しのオプ:02/12/15 09:23
売り出し中の俺とは俺のことだ
260の大読書家&大収集家だ。
カス本ばかりじゃねえぞ!265よ、耳の穴、目糞をかっぽじって読め!
殺人犯 南翠外史 明治21年 45000円
やれ手紙 一ニ 三子 明治26年 30000円
怨の片袖 柳川子 明治26年 28000円
女の屍骸 環翠子 明治26年 30000円
名金 青木緑園 大正 5年 29000円
人耶鬼耶 涙香 大川屋明治28年 35000円
海底軍艦 押川春浪 明治37年 12000円
心理試験 乱歩 大正14年箱欠 26000円
琥珀のパイプ 甲賀三郎 大正15年箱欠 12000円
日本岩窟王 野村胡堂 昭和24年 15000円
もだんでかめろん 谷譲次 昭和 4年 40000円
夜の翼 木々高太郎 昭和12年 55000円
有尾人 小栗虫太郎 昭和16年 60000円
俺が持っているのは、こんな凄い本ばっかりだ。
びっくりして糞や小便漏らしたろう、ざまあみやがれ、
ざまあかんかん河童の屁!!!!!!!!!!
俺様にかなう奴なんかいねえよ、この自称収集家&自称読書家のDQNめ!
360 :
名無しのオプ:02/12/15 09:29
ここは古書も買えない低収入ばかりだな( ^∀^)ゲラゲラ
おまけに低学歴だしよ、生きてても仕方ないんじゃないか( ^∀^)ゲラゲラ
361 :
名無しのオプ:02/12/15 11:13
乱歩以外は現代では通用しないレベルの作品ばっかりなんだろうな。
362 :
名無しのオプ:02/12/15 11:23
>>361 そんなことないよ。例えば小栗の「有尾人」は人外魔境シリーズの
短篇集で、けっこう面白い。まあ、六万円で買う本ではないが。
谷譲次もそう。いわゆる探偵小説、ではなく、昭和のモダニズム文学の
範疇だろうから、面白さを感じるかどうかは読む人の興味次第だろうけど。
こちらも初刊本にこだわらず、という事であれば、四万円はいらない。
>>363 教養文庫で出てたしな。まあ、どっかの目録をコピペして煽ってる
椰子みたいなんで、これ以上は相手しないほうがよろしいかと。
>>364 ネタを提供してくれていると思えばいいんだよ。
話題少ないからね。
>>359が帰ってきたら無視すれば言いだけの話(w
366 :
名無しのオプ:02/12/15 17:50
話題が少ないのは事実だな。
367 :
名無しのオプ:02/12/15 23:36
順序間違えたんじゃないの
368 :
名無しのオプ:02/12/15 23:39
何の順番?
369 :
名無しのオプ:02/12/18 11:00
扶桑社、文庫品切れ系でよければ、
「びっくり箱殺人事件」と「女が見ていた」のカップリングなんてどうかな?
370 :
名無しのオプ:02/12/18 22:25
昭和40年代の推理小説を復刊希望。
川奈寛「殺意のプリズム」
笠原卓「ゼロある死角」あたり。
面白いかどうか、わかんないけど。
誰か読んだ人いない?
371 :
名無しのオプ:02/12/18 22:29
そんな古臭いの読まないからわからん。
372 :
名無しのオプ:02/12/18 23:24
「ゼロある死角」は、地味っちゃ地味だが、トリック盛り沢山でなかなか面白いよ。
笠原卓は短編集が読みたい。カップリングで復刊してくれないかな・・・。
373 :
名無しのオプ:02/12/20 09:04
昭和40年代活躍で今不遇といえば、やはり結城昌治じゃないか。
今読んでもそれほど古臭さは感じない気がするし。
374 :
名無しのオプ:02/12/20 23:32
あまり本格にこだわらないで、ミステリ要素以外の部分も
面白いミステリを復刊して欲しいよ。「細い赤い糸」みたいな感じの。
細い赤い糸は復刊されてるんじゃないの?
376 :
名無しのオプ:02/12/21 00:14
>>375 双葉文庫の協会賞全集で買えるなり。でも374は「細い赤い糸」を出せと
いってるんではなく、ああいう面白いものを出せといってると思うなり。
「細い赤い糸」みたいな感じのといわれても抽象的すぎてわからん
378 :
名無しのオプ:02/12/21 00:38
結城昌治は露骨にパクリだからな・・・
379 :
名無しのオプ:02/12/21 00:59
>378
そうなの? 元ネタキボンヌ。
380 :
名無しのオプ:02/12/21 09:24
奥崎謙三著「宇宙人の聖書!?」
付録として風流夢譚を収録。
読みたい!!!
扶桑社、次回配本は魅力的だが、そのためには
興味のない作家まで買いつづけねばならんのか。
ちょっと辛い(懐が)。
まあ、数年後にネットオークションで売ればいい値がつくと思って…。
383 :
名無しのオプ:02/12/24 17:40
>>381 まったく興味のない作家まで買う必要はないだろ。本末転倒だし。
「自分たちで買い支えるんだという意識を持ち」
「ちょっと迷うぐらいの作家なら買ってみる」
ってことでいいんじゃない?
384 :
名無しのオプ:02/12/24 20:52
結城昌治は露骨にパクリだからな・・・
結城昌治の場合は「カンコツバクタイ」だろ
385 :
名無しのオプ:02/12/24 21:10
>>384 ネタか?
「カンコツバクタイ」が「がいしゅつ」や「すくつ」並みにはやるといいけどね(w
骸骨堕胎
387 :
名無しのオプ:02/12/24 21:27
>>385 藻前「カンコツバクタイ」も知らんのか(w
初心者?(ワラ
388 :
名無しのオプ:02/12/24 22:11
韓国万歳
カンコクバンザイ
390 :
名無しのオプ:02/12/25 19:57
X傑作選がでたなりAGE
391 :
名無しのオプ:02/12/31 01:25
392 :
名無しのオプ:02/12/31 01:32
恩田陸の小説はカンコツバクタイばっかり
393 :
名無しのオプ:02/12/31 01:39
>>390 X傑作選は倉光俊夫が入っていて驚いた。こんなの書いてたんだー。怪奇小説短篇集まで出していたなんて…
佐々木丸美の本が欲しい〜!
ミステリーとしては完全に破綻してるけど、でも何か妙な魅力のある
佐々木丸美の本が!
395 :
名無しのオプ:02/12/31 22:42
ネット検索山ほど有る
396 :
名無しのオプ:03/01/02 02:02
新古書店は止めたほうが良い。表紙にバーコード付いてない本は即廃棄。
図書館も郷土史関係などよっぽどのコレクションでもない限り受け付けてくれないよ。
ジャンルを検索してその系統を得意にしている古書店に売るのが良いです。
但し、一般書、特にハウツー本といった類は神保町なんかではゴミ扱いにされます。
専門書・学術書といったいわゆる黒っぽい本以外は町の個人経営古書店が良いと思います。
397 :
名無しのオプ:03/01/03 16:04
398 :
名無しのオプ:03/01/06 14:42
399 :
名無しのオプ:03/01/06 20:11
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.imperialcasino.com/~1h4n/japanese/
400 :
名無しのオプ:03/01/06 20:12
400
>398
俺たちまでSF板住人から恨まれなければいいが……
ミス板には清涼院スレを各板に立てた前科があるからなあ
(ひとりの阿呆が悪いんだが)
>>401 あいつらと来たらSF板で叩く椰子はミステリー板からの粘着だと思い込んでるみたいね。
いいかげんに自分たちはオールラウンドで嫌われるんだってことに気づくべきだな。
後はSF板の住人の健闘を祈るのみ。
スレ違いuzeeeeeeeee
404 :
名無しのオプ:03/01/08 19:17
今日の如く、新刊書の生命の短い時は(或は、限定版の流行するときは)
新本が、一二年にして珍本の仲間入りをすることの無いとも限らぬ事に
注意せよ。新本を馬鹿にしてゐて、イザ珍本となつた日に、あはてて八方
手をつくす醜態を演ずるな。まことに、一切の珍本も、かつて一度は、
新本であつたのだ。新聞の新刊広告をみて、これは珍本になる、と予断
できるやうな能力を、滋養しておかなくてはならぬ。
昭和六年 大島逸平著「古本売買の実際知識」より
よーき傑作選はすごいな
407 :
名無しのオプ:03/01/13 18:29
妖奇age!
408 :
名無しのオプ:03/01/13 18:31
まさか生首殺人事件が単行本で読めるようになるとは思わなかったよ。すばらしい。
409 :
名無しのオプ:03/01/13 23:16
光文社の新しいの出たの?
あれは比較的安いし、資料もいっぱい付いてるからいいね。
こんなところに書いてどれだけ反響があるか不明だが、
池袋のジュンク堂に行ったら教養文庫の本が海外ミステリーを
含めて大バーゲン(ほぼ定価の半額)してた。
カドフェル以外にも、こんなのが出てたのか、と思うのがけっこうあったな。
多分今買っておかないと10年後には後悔すると思うので告知しておきます。
多分最後の大放出になるんじゃなかろうか。
なんだか変な本ばっかりだと思ってスルーしてた。
こんどチェクしてみるわ。
412 :
名無しのオプ:03/01/17 11:56
ま、「別冊宝島」傑作選の話は見なかったことに………
「別冊宝島」傑作選=このミス傑作選でつか
416 :
名無しのオプ:03/01/22 09:29
『日本のミステリー小説登場人物索引(単行本篇)』って、
ここで取り上げられるようなマイナー作家のも載っているのか?
(^^)
418 :
名無しのオプ:03/01/26 21:10
ほぜ
422 :
名無しのオプ:03/01/30 17:12
ナッシング!
423 :
名無しのオプ:03/01/31 15:56
二万円なり。
池袋の江戸川乱歩展では講談社版の貼雑年譜が限定で再刊されてるそーですね。
424 :
名無しのオプ:03/02/03 22:38
早川は「プレーグコートの殺人」と「ジェゼベルの死」
を復刊して下さい・・マジで・・
426 :
名無しのオプ:03/02/04 21:11
「緑は危険」も絶版だっけ?
427 :
名無しのオプ:03/02/04 22:13
緑は売ってる。疑惑の霧が手に入らないよ。
428 :
名無しのオプ:03/02/04 23:05
「はなれわざ」は?(←自分で調べろ)
429 :
名無しのオプ:03/02/05 00:05
ウールリッチの「聖アンセルム923号室」が読みてえー!
431 :
名無しのオプ:03/02/05 14:25
角田喜久雄の「霧に棲む鬼」が読みたい
春陽文庫で再版切に願う
春陽文庫、最近やる気ないね。
元からでしょ
↑私も中学生の頃からあの文庫はやる気が無いなぁと思っていました。
紙質悪いし、解説無いし、いったい山手樹一郎なんてあんなに山ほど出して誰が読むんだろう、と思っていました。
ま、売れるからあるんだろうけど、30過ぎた今になっても山手樹一郎を読んでいるという人に会ったことがありません。
すれ違いだからsageます。
>>432 社長が代わってから新刊を出さない方針にしたらしい。
436 :
名無しのオプ:03/02/06 09:03
某猟奇の鉄人が日記で社長の話に触れてたね。
山手はドル箱だよ。かなり小さめになっちゃったけど。
438 :
名無しのオプ:03/02/06 12:33
春陽堂社長って和田一族じゃないのか?
今は和田家の人、先代は違う。
ってことは某猟奇の鉄人氏は友人が春陽堂の裔だってことに気付いていなかったのか?
>>440 知り合いに和田さんがいたからって「君んちの実家、春陽堂?」
とは訪ねないだろ。
でも友人だったら話題の中で出てこないかな。
当然本の話題とかもするだろうし。
春陽文庫
浜尾四郎『殺人小説集』売ってたら買いたいでつ。
444 :
名無しのオプ:03/02/08 11:30
つーか空中紳士
素で『死刑囚パズル』が見つかりません。
amazonでもbk1でも検索に出てこない!
在庫切れじゃなくて存在しません・・・
>445
嗚呼、この題名の本があるわけではなかったのですね。
納得&安心。
>>443 創元社の日本探偵小説全集でガマンせよ。
>>447 創元社の日本探偵小説全集、なんだか表紙のデザインが厭でした。
読み終わった人にあげてしまいました。おもしろい本だったのですで
その後に「殺人鬼」のポケミスを買いました。
449 :
名無しのオプ:03/02/13 00:16
浜尾四郎なら春陽文庫でも何冊か出てるんじゃない?
探偵CLUBの「博士邸の怪事件」はブックオフで売ってることがある。
452 :
名無しのオプ:03/02/13 12:39
先週春陽文庫から出てる浜尾の「鉄鎖殺人事件」を買ったんだけど、
「殺人鬼」未読のまま読んでも大丈夫ですか?
453 :
名無しのオプ:03/02/13 22:26
>452
読んでるけど忘れた(w
シリーズものなんだし、折角だから「殺人鬼」から読んではいかが。
454 :
名無しのオプ:03/02/13 22:29
そういえば創元の世界短編傑作集って4だけ絶版なの?
本屋探しても4だけない・・・・・
>>454 そういや乱歩展の即売コーナーでも4だけなかったな。
456 :
名無しのオプ:03/02/14 12:43
>>452 「鉄鎖」は「殺人鬼」の犯人バレがあるらしい。
(当方、「鉄鎖」の方は未読、というか見たことが無い)
「猫の尻尾も借りてきて」久米康之 ソノラマ文庫
458 :
名無しのオプ:03/02/15 17:05
>>283 河出の第二期が出たら、浜尾四郎読めるYO!
459 :
名無しのオプ:03/02/15 17:26
角田喜久雄の「下水道」が読みたい。
461 :
名無しのオプ:03/02/15 18:31
幻想殺人事件だけはなにがなんでも出して欲しい。
一冊5000円でもかまわないから。
462 :
名無しのオプ:03/02/15 18:38
>459
春陽文庫で出てなかったっけ? 絶版?
>460-461
すごい楽しみだから、出してほしいなあ。
でも売れてないみたいだね。島久平がこのミスに入ったからちょっとは売れたかな。
河出はひとえにプロモーション不足のような気がするのだ。
幻想のあとは模型人形殺人事件でも出して、デフレ社会の中で
唯一高騰する古書業界で甘い汁を吸ってる香具師らをギャフン(死語)
といわせてやってくれ。
それは誰のことだね?
森英俊キタ━━━━ヽ(・∀・;;)ノ━━━━!!!!
やばいな。まだ島久平買ってないや。
早いとこ押さえといた方がよさそうだね。
467 :
名無しのオプ:03/02/17 01:31
>>463 河出は社員数が少ないから仕方ないのかも…。
でも、今日、近所の本屋行ったら、稲垣足穂と宮武外骨と江戸ものの河出文庫のフェアやってた。
本格ミステリコレクションもがんばって売れ〜!
468 :
名無しのオプ:03/02/24 20:14
日下タン
お願いだから出版芸術社の鮎哲本のカバーデザインを京極夏彦にやらせるのだけは
止めさせてください。あんなデザインじゃ誰も手にとってくれません。お願いします。
469 :
名無しのオプ:03/02/25 22:00
平凡社の「モダン都市文学」
470 :
名無しのオプ:03/02/27 11:09
>>470 渡辺温って死に様もモダニストらしいよね 合掌
「ヴァーチャルネット探偵作家おん28歳」か・・・
流石だよな俺ら
⊂⊃
⊂⊃ ∧_∧
∧_∧ (´<_` )
( ´_ゝ`) / ⌒i⌒ヘ
/⌒/ \ | |~~~
~~ / / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
474 :
名無しのオプ:03/02/28 16:04
右が「おん」で
左が「けいすけ」か
475 :
名無しのオプ:03/03/09 00:02
おんタン、『赤い密室』『青い密室』の解説は日下三蔵でなくて
北村薫だど。日下タンが解説書いたのは鬼貫警部全事件の方ね。
476 :
名無しのオプ:03/03/09 02:35
>>466 島久平おもしろいよ。
河出のシリーズでは一番好きかも。
477 :
名無しのオプ:03/03/11 19:45
「密室」傑作選、すげえじゃん! 圷家殺人事件一挙収録だよ。
ナイス、山前さん!
478 :
名無しのオプ:03/03/11 21:14
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479 :
名無しのオプ:03/03/12 01:22
光文社はホントスゴイな。
「本格推理」シリーズにも珍しいのが入ってたりするの?
島久平の「硝子の家」が入ってるのと、少年もののは持ってるんだけど…。
480 :
名無しのオプ:03/03/12 01:53
>>479 通常の「本格推理」は玉石混交というか石が多い読者投稿の短篇集。
過去の名作をまとめているのは「本格推理マガジン」で君の持ってる
2冊の他に『鯉沼家の悲劇』というのがある。
481 :
名無しのオプ:03/03/12 03:48
891 名前:名無しのオプ 投稿日:02/09/15 11:10
仮に河出二期出るなら,セレクトはどんな風ですか?
892 名前:名無しのオプ 投稿日:02/09/16 09:46
>>891 もし出せるなら次の六人を考えています。うー、出したいよー。
横溝正史 戦後単発作品集
浜尾四郎 『殺人小説集』増補版
葛山二郎 国書『股から覗く』増補版
守友恒 幻想殺人事件+短篇
蒼井雄 全短篇集
酒井嘉七 全短篇集(ちょっと薄いか?)
893 名前:名無しのオプ 投稿日:02/09/16 10:25
うーん、読者も編集者も編者もいるんだが、
「文庫で出してペイするほどにはいなかった」ってことかな?
残念。商業出版はキビシイね。
894 名前:名無しのオプ 投稿日:02/09/16 23:21
内輪はやっぱシビアな現実だね。世の中なんでも需要やということか。
河出、自分は少なくともちゃんと買うので、なんとか第二期実現してホスィ。
そのラインナップ、うー、読みたいよー。
895 名前:名無しのオプ 投稿日:02/09/17 00:30
>>893 あと4〜500部ずつ売れれば文句ナシでつづけられるんで、まだ残念と
いうには早いです。ま、気長にやりますよ。
---
とのことだったが、半年経っても4〜500部は売れないものか。
やはり厳しい。
あげ
483 :
名無しのオプ:03/03/17 18:59
いろんな出版社の企画かすめ取ってる創元に意趣返しでw、大阪圭吉ど
〜んと出してよ!
484 :
名無しのオプ:03/03/18 12:14
以前「天城一の本は別冊シャレードの読者とハゲシク被るから出せない」
「圷家殺人事件」
>>484 自身の仕事を同人誌と同程度のマーケットと心得ている賢い編集者の言葉ですな。
話はちょいと違うけど、同人誌のような閉じたマーケットではなく、
ちょいと大きな新刊本屋に置いてあるということ、開いたマーケットに出回ることに価値はあると思う。
>>484みたいな事情があるのに、
何で今回「圷家殺人事件」が……?
答えは簡単
編集しているのは別の人間だから
山前さんにはミステリ同人界のしがらみが無いんですね。
>>490 日下さんだってしがらみがあるから出さなかった訳じゃないだろう。
『「密室」傑作選』というアンソロジーの中に紛れ込ませるのと
天城一の著書として刊行するのでは、話がぜんぜんちがうじゃん。
というか、光文社だからできたことかも。
中小出版社では二の足を踏んじゃうだろうな。
>>491 つまり、アンソロジーの中の一編という形であれば、これからも続々と天城一の作品を手に入れることができる、と。
>>493 つか、今までもそうだったろ。渡辺アンソロジー、鮎川アンソロジーの常連じゃん。
作品数、知名度などを考え合わせると異様なまでの収録率の高さだよ。
>>949 つまり天城一の作品は、今まで渡辺アンソロジー、鮎川アンソロジーの常連で異様なまでの収録率の高さ、なのでこのスレタイの「今読みたいけど手に入らない名作」にはあたらない、と。
496 :
名無しのオプ:03/03/23 01:36
>>495 何が言いたいんだかよく判らないんだが。
渡辺アンソロジー、鮎川アンソロジー自体が現役本ではないから、そこにしか
入ってない短篇は「今読みたいけど手に入らない」作品ではあるだろうな。
無論、アンソロジーにすら入っていない作家と比べれば、格段に探しやすい訳
だが。そんなの程度の問題だろ。
それとも天城一の著書として刊行されないと満足できないとでも?
わたしは495ではありませんが、
天城一の「著書」は、是非1度は商業出版されて欲しいと思います。
公的ミステリ史に形を残すためにも(笑)。
山沢晴雄も。
わたしも『天城一の「著書」』は出して欲しいと思うね。
ま、一編集者の言葉に右往左往することぁ無いじゃないか。
「出さない言い訳を聞くスレ」じゃ無いんだから。
>>499 >ま、一編集者の言葉に右往左往することぁ無いじゃないか。
現実問題として日下さんが頑張って企画を通してくれなかったら
他に編集できる人はいないと思うけど。
山前さんは単独著書の商業出版は完全にあきらめてるみたいだし。
501 :
名無しのオプ:03/03/23 14:44
497 :名無しのオプ :03/03/23 08:14
わたしは495ではありませんが、
天城一の「著書」は、是非1度は商業出版されて欲しいと思います。
公的ミステリ史に形を残すためにも(笑)。
498 :名無しのオプ :03/03/23 10:33
山沢晴雄も。
499 :名無しのオプ :03/03/23 11:09
わたしも『天城一の「著書」』は出して欲しいと思うね。
絶 対 ム リ
夢を見るのもほどほどにしとけって
まあ何が出てもおかしくない出版状況だから「絶対ムリ」とまでは
いえないでしょう。めぐり合わせがよければ出る「かも」しれない。
わたしも出てほしいと思ってます。
しかし、「出さない編集者が悪い」という論調の人は正気なのか?
言い訳も何も、最初から可能性が限りなく低いのは判りきったこと
だと思うんだが。
自分の願望を勝手に他人に押し付けてるだけにしか見えんよ。
カミの「名探偵オルメス」シリーズが読みたいッス
504 :
名無しのオプ:03/03/23 21:32
そんなに出したいなら自分で出版社作って出せば〜?
自分の名前もミステリ史に残るぞ。
505 :
名無しのオプ:03/03/23 22:38
怪盗ニック物は出ないのかな。
506 :
名無しのオプ:03/03/23 22:46
怪盗ニックはあと3冊分くらいはあるよね。ポケミスで出ないかな。
ホーソーン3はいつ頃出るのかな?
>>502 >しかし、「出さない編集者が悪い」という論調の人は正気なのか?
日下さんが活躍しすぎてるのがよくない(w
うわー、こんなにいっぱい古いのが出てるよー
↓
もしかしたら天城一も出るかも。ワクワク
↓
いや、天城一の作品は商業出版されるべきだ!
↓
天城を出さずに言い訳している日下、けしからーん
という思考過程と見た(w
2番目から3番目への飛躍が致命的だなー。
俺も天城一は好きだから気持ちは解るが。
508 :
名無しのオプ:03/03/25 00:39
>ま、一編集者の言葉に右往左往することぁ無いじゃないか。
>「出さない言い訳を聞くスレ」じゃ無いんだから。
>>499のこの二行、何回見てもカチンとくるなあ。
天城一が好きだってほどのマニアなら我々がここ数年の日下さんの
仕事にどれだけ恩恵を受けているか、知らないはずがなかろうに。
たった一冊自分の期待している本を企画してくれないというだけで
よくまあここまでイヤミな物言いができるもんだよ。
510 :
名無しのオプ:03/03/25 12:21
立風書房から出てる「新青年」傑作選と角川文庫の「新青年」傑作選って内容は一緒ですか?
>>511 即レスありがとう。
ちょいと調べてみます。
515 :
名無しのオプ:03/03/31 22:52
昭和ミステリ秘宝はどうなってるだろ?
俺は2冊に一冊くらいしか買ってないから偉そうなことはいえないけど
幻想殺人事件まだぁ?
うひゃぁ
恐ろしき四月馬鹿なり。
522 :
名無しのオプ:03/04/05 09:20
5月から始まるちくま文庫のは毎月出るんでしたっけ?
あぼーん
>>522 ちくま五月から再開か。ありがたやありがたや。
5/上 怪奇探偵小説名作選(全10巻)6 小栗虫太郎集 1300円 512頁
『「密室」傑作選』の「奇跡の犯罪」がよくわからなかった。
小栗虫太郎、扶桑社文庫で2冊出たのと被らないのかな?
扶桑社文庫のはメジャーどころだからマイナーなのを持ってくるだろうな。
529 :
名無しのオプ:03/04/14 00:18
扶桑社は法水ものだから、それ以外のノンシリーズミステリを出すのではないか?
と思ったら、
>>187に書いてあるではないか。
小栗虫太郎集の収録作品は、以下の十篇です。
完全犯罪/白蟻/地虫/倶利伽羅信号/屍体七十五歩にて死す/源内焼六術
和尚/紅毛傾城/方子と末起/月と陽と暗い星/海峡天地会
毎月刊行の予定で頑張っていますので、よろしくお願いします。
えー、黙っていようかとも思いましたが、上の方の天城一問題(?)に
ついて一言。
私も、もちろん私家版まで出した山前さんも、天城さんの作品集を商業
出版で出したいのはやまやまなんです。でも天城作品はただでさえ部数
の少ない復刊企画の中でも、とりわけコアな読者にしかアピールしない
ことも判っている。これは作品が悪いといってる訳ではなく、その性格
が「一般書」ではなくて「専門書」だということです。
必然的に小部数高価格になりますが、ぶっちゃけ山前さんも私も版元を
騙くらかして(?)一冊ぐらい好きな本を出すことは出来なくはないん
ですよ。でも一般書(文庫)の売上を期待している出版社に、専門書の
部数の企画を渡したら、次の企画は通してもらえなくなります。我々の
仕事は一冊出して終わりなのではなく、継続してこそ意義があるものと
考えます。(そうでなければ、とっくに山前さんが出してるはず)
もちろん、出せる可能性を得るためにいろいろと戦略は練る訳で、私の
場合はシリーズの中にマイナー作家を混ぜる作戦。ふしぎ文学館の朝山
蜻一やちくま文庫の氷川瓏がそうですね。山前さんは探偵雑誌シリーズ
に蘭郁二郎、国枝史郎らの長篇を入れましたよね。分厚いアンソロジー
だからこういうのもアリだ、という既成事実を積み上げてきたからこそ
「妖奇」傑作選や「密室」傑作選での長篇収録が可能になったのです。
♯逆にいうと「生首」や「圷家」は単発では出せない、ということ。
河出の本格ミステリ・コレクションも、今は土台となる石を積み上げて
いるところ。ちくまのように第3期までいければ天城一と言わず、宮原
龍雄や村上信彦の作品集まで考えています。まあ、長い目で見ていただ
きたい。できれば既刊本を買っていただいて、企画の継続に力を貸して
もらえればうれしいな、と。
♯ま、これも「言い訳」と受け取られたらそれまでですが。
>>530-532 力貸しますとも・・・ええ、所詮マイノリティーの力なんてタカ知れてますけど。
それこそ文庫の値段が一冊3000円になっても・・・
3000円は大げさだが今のちくま文庫や河出文庫の内容・ヴォリュームなら
1200円といわず1500円でも安いと思う。
1000円を超えるなんて文庫の値段じゃないから買えません〜とか言ってる
香具師がたまにいるが、「文庫の値段」てなんなんだよ、誰がそんなこと
決めるんだよ、お前かよ!? と言いたい。
実は俺も1000円超がデフォだった大衆文学館の時には、高いな〜と思って
いたんだが、それで買い逃して後悔している本が何冊あることか。
535 :
名無しのオプ:03/04/14 22:29
久しぶりにこのスレらしい話が出てきました!
大衆文学館は、一回のリリース数が多すぎたのでついていけませんでした。
書店の棚確保のためとは思うけど……。
講談社文芸文庫みたいに絶版なしで続けてほしかった。
あんなに早くなくなるとは思わなかったけど、大衆文学館はサンリオSF文庫の
教訓を生かして、全部買っておいてよかったな。
最近ちょっと出過ぎだね。
>>537 どこで痛い目を見るかにもよるみたいだね。
国枝伝奇文庫、サンリオSF文庫、乱歩推理文庫、大衆文学館と。
いま値段が高いと文句をたれてる人も、一度痛い目に会わないと
解らないんじゃないかな。
>>538 罰当たりなやっちゃなー。出ないよりぜんぜんマシやろ。
月に十冊も二十冊も出てるわけじゃあるまいし。
とくに講談社は前科多いからね。
世代的に間に合わなかったんだよ〜
国枝伝奇文庫、サンリオSF文庫
ああ悔しいとも
>>541 絶版になってからプレミア価格で買い漁るより素直に新刊で揃えておく方が
はるかに安上がりで確実だということに気付いていればそれでよし。
(^^)
544 :
名無しのオプ:03/04/17 23:31
自腹切って「幻影城」を続けて、とうとう最後には夜逃げする羽目になって蔵書も何も全部散逸させてしまった島崎博氏は偉すぎる。
しかし、「編集者たるもの理想の企画を通すためにはあれくらいの根性がなければ」とは、とても言えない。
ところで、ご健在なんだろうか、島崎氏。
>>544 漏れも事情知ったときは涙が出そうになったよ。
「推理文壇戦後史」で山村正夫がイチャモンつけてたけど。
島崎氏は台湾で推理小説専門誌を編集されていたはずなんだがどうしたもんだろう。
>>545 どうしたもんだろうっていいかたはどうしたもんだろう(w
そういうお年頃なんでしょ
>>545 >「推理文壇戦後史」で山村正夫がイチャモンつけてたけど。
イチャモンというほどではないだろう。
当時としては時代に逆行する雑誌だったわけだし、最先端の作家たち
からは相手にされなかったという当たり前のことが書いてあるだけ。
山村氏自身が「幻影城」の連載をまとめた評論集で推理作家協会賞を
とってるんだから、アンチ島崎博、アンチ幻影城だったとは思えない。
山村の文章は知らないけど、「時代に逆行する雑誌」ってのは、もともと埋もれた名作の再評価を
目的に創刊された雑誌だから当然だし、「最先端の作家たちからは相手にされなかった」んじゃ
なくて、そういう人たちの新作発表の場にはなりえなかったってことだよね。
もしそういったことで「最先端の作家たち」からいい顔されてなかったとしたら、当時の推理作家たち
って度量が狭いなぁと思う。山村氏がどんな風に書いてるのかちょっと読みたい気がする。
>>550 「推理文壇戦後史」には「幻影城」の原稿料は他誌の五分の一とあるから
特にリバイバル趣味を持つ作家か、そこしか発表の場を持たない作家以外
の中堅どころにとっては、もともと新作発表の場ではないよ。
なんか、「新青年」→「宝石」→「幻影城」みたいな歴史観で「幻影城」
に中核的専門誌のイメージを持ってる人がいるみたいだけど、雑誌の規模
としては前二者と比較にならないリトルマガジンだよ。
「新青年」「宝石」というより、「探偵趣味」「ロック」という感じ。
相手にされなくて当然の雑誌を相手にしなかったことで「度量が狭い」と
いう言い方はどうか。
ちなみに原稿料が他誌の五分の一だったのは初期のうちだけで
末期はタダだったらしい。
>>551 ちゃんと読んで。
いい顔されてなかったとしたら「度量が狭い」
と書いてるわけで
相手にしなかったことで「度量が狭い」
とは書いてないよ。むしろ
「そういう人たちの新作発表の場にはなりえなかった」と書いてる。
揚げ足とろうとしないで、ちゃんと文意を読み取って。
>>553 1相手にする(原稿を書く)
2相手にしない(原稿を書かない)
3いい顔をしない(さらに批判的)
作家を三段階に分類して、3に該当する人は「度量が狭い」ということ?
俺は一貫して1か2かで話をしてる。「いい顔されてなかったとしたら」
という仮定は
>>550でそちらが勝手に持ち出してきたものなのに、それを
盾に揚げ足取りと言われてもなぁ。
>「そういう人たちの新作発表の場にはなりえなかった」と書いてる。
というが、都筑道夫、多岐川恭、仁木悦子といった当時の最先端作家は
新作を発表しとるよ。要は「幻影城」の編集方針に好意的だったか、
そうでないか、だろ。
君の意見は、簡単にいうと「幻影城に批判的だった作家は度量が狭い」
ということだが、それは現在の目で見て「幻影城」を神格化しすぎた
故に出てくる意見ではないのか。ということを
>>551の中段で言った
つもりなんだが。
>>554 まず「幻影城」からの原稿依頼を断った作家がいるのか。
いるとすればそれは「原稿料が安い」ということだろうから、
職業作家としては当然で、「度量が狭い」とは一概に言えない。
「いい顔しない」というのは、作家仲間の山村氏に対して陰口を
叩いたであろう作家を指すと思う。山村氏の文章を読む限り、
そうした陰口を叩く作家が少なからずいたように受け取れる。
そしてその理由が「自分たちに原稿を頼まない」あるいは
「幻影城の趣旨に合う作家(いわゆる”探偵作家”)にしか
原稿を頼まない」ことから来ているとすれば「度量が狭い」
といえると思う。あくまで仮定の問題なので、批判の対象者が
存在するのかも判らないが。
「神格化」ってのは、2chの煽り文句でいうところの「マンセー」や「信者」と
いいたいのか?それこそ貴方が勝手に思ってるだけだろう。
>>555 君は「戦後史」を読んでいるみたいだから、
>>550=553とは別人だね?
>そしてその理由が「自分たちに原稿を頼まない」あるいは
>「幻影城の趣旨に合う作家(いわゆる”探偵作家”)にしか
>原稿を頼まない」ことから来ているとすれば「度量が狭い」
>といえると思う。
原稿料をよその五分の一しかくれないところが自分に原稿を頼まないから
といって陰口を叩く作家がいるとは考え難いだろう。「戦後史」を読んで
いるなら批判的だった作家の「言い分」も解っていると思うが…。
その意味ではミステリーの専門誌とはいっても、偏った一部のマニア向き
の雑誌にほかならなかった。社会派以後に出現した現役の中堅作家たちが、
それを“逆行”と受け取り、批判的だったのも当然といってよかった。
「時代と逆行している」から批判したんだろ。最先端でバリバリ書いてる
作家にしてみれば、今さら探偵小説かよ!という気分になっても不思議は
ない。「幻影城」に協力的だった作家あるいは批判せずに無視した作家は
「度量が広い」といえるかも知れんが、批判した作家を「度量が狭い」と
いうのはおかしいってこと。
>「神格化」ってのは、2chの煽り文句でいうところの「マンセー」や「信者」と
>いいたいのか?それこそ貴方が勝手に思ってるだけだろう。
誰も信者なんていってない。
>>551をよく読め。
「新青年」や「宝石」のような当時のミステリ界の中核的な雑誌だと
カン違いしているから「批判派は度量が狭い」という意見が出てくる
のでは? という推測を述べているだけ。
個人的には「幻影城」は大好きだし、現在の目で振り返ると果たした
役割の大きさは明らかだが、当時にしてみればむしろ異端派であり、
ある立場の人からは批判を受けるのも当然の存在だった、と思う。
そういう時代背景を勘案せず、業績の大きさだけに目をやることを
「神格化」と表現したまで。マンセーとも信者ともいっとらん。
>>557 度量の狭い作家ご本人ですか?
ある対象を無批判に「神格化」してる香具師を2ちゃんでは「マンセー」
とか「信者」とかいってんじゃないの?
「批判派は度量が狭い」んじゃなくて「陰口叩く作家は度量が狭い」
と言ってんじゃないの?
ムキになったあげくにメクラになってますね。
560 :
名無しのオプ:03/04/18 10:44
まあ落ちつけや
561 :
bloom:03/04/18 10:45
おまえら両方「仮定」で話ししてるから永久に水掛け論なんだって。
>>550「もしそういったことで「最先端の作家たち」からいい顔されてなかったとしたら」→仮定
>>551「なんか、「新青年」→「宝石」→「幻影城」みたいな歴史観で「幻影城」
に中核的専門誌のイメージを持ってる人がいるみたいだけど」→仮定
お互い仮定で言い合ってるんだから噛み合うはずないってことにいい加減に気づけや。
>>558 >「批判派は度量が狭い」んじゃなくて「陰口叩く作家は度量が狭い」
>と言ってんじゃないの?
「陰口を叩く作家がいた」というのも
>>555の持ち出してきた仮定
「推理文壇戦後史」にはそんなこと書いてない
山村正夫って作家としてはパッとしないよな。
横正のパクリみたいな「湯殿山麓呪い村」が代表作扱い。
>>565 関係者でもないのにそうやって当り散らす理由がわからん
>>567 へ? 漏れ? 思ったことを書いただけなのに「当り散ら」している
と解釈される理由がわからん
関係者の方でつか?w
気違い常駐中(w
面白そうな話題だったのにな。
最初まともそうだったのに壊れたなw
そもそも
>>545の
>「推理文壇戦後史」で山村正夫がイチャモンつけてたけど。
これは具体的にどの部分を指していたんだ?
よほど口惜しかったとみえる
イチャモンだよあれは。山村はせいぜい角川賞しか取れないくせにひどいやつだ。
>イチャモンだよあれは。
はい、あれってのがどれなのか、ページ数と行数でどうぞ
印象論でなくて具体的に指摘すれば一発で済む話でしょ
指摘できなくても逆の意味で済むけどw
そうだよな。イチャモンじゃなくてインネンだよな。
最近横溝正史や土屋隆夫の短編を読んでるんだけど
昔の作家って短編だとあからさまに手を抜くんだな……
580 :
名無しのオプ:03/04/19 19:40
>>579 「金田一耕助の冒険」でも読んだんだろう。
>>578 今の作家でも手を抜くぞ。
有栖川の国名シリーズ読んでみ。
有栖川は火村ものは長編でも全部手抜き
バカ!あれが今の全力だ!
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
586 :
名無しのオプ:03/04/20 10:10
横溝の金田一ものの短編は「蜃気楼島の情熱」以外
全部手抜き。
戦前の「蔵の中」とかはいいのだけれど
金田一ものはちょっと……>横溝短編
ナンバー1スレの横溝のときに、金田一物の短編もいくつか入ってたと思うが。
悪くないけど、金田一ものの長編と、戦前の短編がよいから見劣りするよね。
「首」とか「殺人鬼」とか好きだけどね。
中篇にいいのもが多いような気がする。
592 :
名無しのオプ:03/04/24 00:38
「本格」の大家ってのは少し違うのではないかと思ってきた。
「今手に入らない名作」スレで横溝が語られるのは悲しい。
角川は既刊文庫を全巻セット販売汁。
「本格」の大家ってのはあれかね、やはり本格の借家人から毎月家賃とりたてるの?
「幽霊座」とかいいですよね。
今の文庫はデザインもダサいし、解説もないから
古本屋で旧版を探して買ってます。
596 :
名無しのオプ:03/04/24 23:45
「芙蓉屋敷の秘密」これ最強。
597 :
名無しのオプ:03/04/27 07:11
扶桑社は終了ですか・・・?
598 :
bloom:03/04/27 08:13
>>597 次があれば八月か十月か十二月。
つか、上の方のどこかで十ヶ月に一回四冊まとめての配本が基本になる
と書かれていたと思うけど。
扶桑社は右翼
「フレンチ警視最初の事件」を手に入れたんですが、ヤフオクにかけるなら
初値どのぐらいがいいんでしょうか?
603 :
名無しのオプ:03/04/27 12:19
>>601 10万円にしてはどうでしょう。
それでも入札する莫迦はいると思います。
創元から復刊される可能性はゼロですから。
605 :
名無しのオプ:03/04/27 15:58
606 :
名無しのオプ:03/04/27 16:03
607 :
名無しのオプ:03/05/02 03:29
ちくま文庫の怪奇探偵小説シリーズは綺堂、久生、海野を買いました
河出の本格ミステリコレクションは飛鳥、楠田を買いました
昭和ミステリ秘宝は小栗、風太郎、戸川、福永、半村、朝山、都筑を買いました
あとはなにがおすすめですか?
ぜんぶ買えってのは勘弁して。ちくまの佐藤春夫は買うつもりですが
609 :
名無しのオプ:03/05/02 03:39
うう…
そりゃ一冊百円なら買いますけど
>>607で挙げたシリーズは数年立てばプレミアのつくものばっかりだ。
今買っておいても絶対後悔しない。金が無くなったらプレミア付きで売れる。
50年くらいしたら、赤川次郎や西村京太郎も「今読みたいけど手に入らない名作」になっていそうな気がする。
612 :
名無しのオプ:03/05/02 08:56
>>610 そりゃ楽観的すぎるんじゃない? 探偵小説のブームが将来も続くかなあ?
ハヤカワの銀背の値崩れを見てみろよ。
サンリオSFでさえ、ひところのようなバカ高値をつけてるところは少なくなったぜ。
それにプレミアっつーても新品同様じゃないとつかないよ。
分厚い文庫だと読んでるうちに背中が折れるから気をつけろ
高く売ろうとするなら1ページも読まずにそのまま寝かせておけ(笑
ま、自分が本当に読みたいものだけ買うと言うのが一番健全なんだがな。
プレミアつきで売る皮算用はどうでもいいが、プレミアつきで買わなければならない屈辱のほうが痛い。
「あの時買っておけばなぁ…」という感じですね。
そりゃ、戦前とかの奴なら仕方ないけど、現役で新刊書店で買えた本だったりしたら。
>>612 別にブームじゃなくてもプレミアはつくよ。
あとで探して回る時間と手間を考えると、欲しい本は結局、新刊書店で
きちんと買っておくのが一番安上がりなんだよ
>>613,615
それは禿同。
オレが言いたいのは読むつもりもない本までプレミア目当てで買うのはどうかなあってこと。
>>614 古書店の価格にはプレミアはつくだろうけど、
>>607あたりのシリーズじゃあ、買取価格が現在の定価を上回ることはまずあるまい。
機知外じみた奴がヤフオクにでも参加してたら別だがな。
>>616 もともとプレミア目当てで買うなんて話は誰もしてないんじゃないか?
612さんの言うこともたしかにそうだと思う。
佐藤春夫なんか1300円だし。
たしかに古書価格は1300円以上になるかもしれないけど
それは買取価格とは別だからなあ。
というか誰もなにがおすすめか教えてくれないので
ちくまの「海野十三集」を読みはじめました。
点眼器殺人事件に脱力中。なんだこれ?
>>618 点眼器殺人事件面白いだろ。
作者によるとこれは実体験らしいが、書いた当時九鬼澹に
「なんという子供だましのトリックだ」
って叱られたらしいよ。そんなお茶目な作者がかわいい。
あまりに変なので三一の全集からも外された! >点眼器
日下タンは「点眼器」入れたくて仕方なかったんだろうな。
そんな海野が好きだ
文庫で選集でないかな〜
>>617 そうかもしれん。水をさしてスマソ。
俺としては
>>610が「金が無くなったらプレミア付きで売れる」
と発言したので、「それは違うよ」と注意したかっただけさ。
万一本気にとる奴が出てきたらかわいそうだからな。
>>618-620 「点眼器」と似たケースは例のハンス・グロース「予審判事便覧」に
実話として載っているそうだ(ソースは忘却)。トリックとしては
どうかと思うが、少なくとも荒唐無稽ではないらしい。
そういえば「しゃっくりする蝙蝠」のダイイング・メッセージもひどいよなあ。
海野はいい人だったんだよね。横正のために家探してあげたりお金工面してくれたり。
自分のデビュー作を横正に見る陰もなく朱筆入れられて恨んでいてもいいくらいなのに。
(実際に朱筆入れたのは横正じゃないけど)
しかも目次に本名を載せられて、当時務めていたお役所からお目玉喰らうオマケつき。
新青年にいい加減な題目で予告出されたときも、普通なら無視するだろうに、
そのタイトルのまま小説を書いてしまった逸話にも笑った。
戦時下の国に協力したのも人の良さゆえなのに、戦後は戦犯として不遇な余生を
おくってしまう。不憫だ。
>>623 「しゃっくりする蝙蝠」って実在するん?
626 :
名無しのオプ:03/05/02 19:29
>>623 >万一本気にとる奴が出てきたらかわいそうだからな。
本気でとらえて投資目的で本買うような香具師が損をしても
ちっともかわいそうとは思わんが。
628 :
名無しのオプ:03/05/02 20:03
売国外務省を始末しないと肝心の日本国が滅ぶ!!これだけ腐った連中はいるだろうか?
北京の国際空港、航空管制の施設、港湾をはじめとして、地下鉄、
周辺地域から北京市に乗り入れる各種鉄道、高速道路を含めた道路、
上下水道など主要インフラ施設はほぼ全て日本からのODAで作られている。
病院も青少年交流センターも環境保護センターも都市作りの基盤になる
教育施設も日本国民の血税から出た経済援助でできている。
それでいて中国人民はこれだけのものが日本からの援助でできているという
ことをまったく知らされていない!!!
今も中国政府は日本から莫大な援助を受け続けてる!
少なくとも2008年北京五輪までは脅したりすかしたりしながら
日本からむしり取るつもりであろう。
オリンピック競技を行える施設はほぼすべて日本が負担し、
大阪は北京と争ったが負け、援助をした国が不況でひぃひぃ言って
援助を受けた国が選手養成にも金をかけて金メダルを取り捲る!
あ〜いまいましい!反日国なんかに支援せず親日国に支援しろよ!
そしてもっと国内につぎ込めよ!!!
( コ ピ ペ 推 奨 )
勉誠出版が出してる探偵小説のアンソロジーには
黒水仙が入ってるのか……
>>629 あの本、売れなさそう。漏れは全部買ってるけど。
631 :
名無しのオプ:03/05/02 23:31
俺のバイトしてる所だと売れてるよ
632 :
名無しのオプ:03/05/02 23:35
>>631 どんな奴が買ってるの?
見るからにミスオタみたいな奴??
633 :
名無しのオプ:03/05/03 21:09
ハニー・ウェストが読みたい・・・
映画化の話が出てるらしいから、早川がそれに乗じて復刊してくれることを期待し
ているのだけど。
634 :
名無しのオプ:03/05/03 21:12
ヤフオクでいつも、ハニーを軒並み1万円代で出品する香具師がいるよ。ぜんぜん売れてないみたいだけど。
それはちょっと高すぎでは・・・
636 :
動画直リン:03/05/03 21:26
ハニー・ウェストって発行部数が多かったみたいだから、よく探せば意外に安値でころがってるよ。
オレは一冊250円くらいで手に入れた。ヤフオクに出せば一万円で売れるかな?(笑
ま、それはともかく、お色気にはあまり期待しないほうが吉。
マーガレット・ミラーの「鉄の門」は絶版ですか。乱歩が誉めていたので
読みたいのですが。
>>638 ハヤカワ文庫版は今は品切れ中だと思うが。
根気よく古本屋で探せば、見つかりにくいものではない。
何時の間にかプレーグ・コートもジェゼベルも復刊してたんだね〜
今日両方買ったよ。
ありがとうハヤカワ。
641 :
名無しのオプ:03/05/08 11:54
創元で棺のない死体が出るという噂が
本当に氷川瓏集が出るんですね(;´д⊂
644 :
名無しのオプ:03/05/10 15:01
氷川瓏って氷川透の父ちゃん???
まあ、ひかわ玲子の伯父ではあるがな。
646 :
名無しのオプ:03/05/10 18:54
玲子たん・・・ハアハア(´Д `;
>>607 >ちくま文庫の怪奇探偵小説シリーズは綺堂、久生、海野を買いました
横溝、城、不木、啓助は買っとけ
>河出の本格ミステリコレクションは飛鳥、楠田を買いました
岡田、島、鷲尾は買っとけ
>昭和ミステリ秘宝は小栗、風太郎、戸川、福永、半村、朝山、都筑を買いました
皆川、横溝、香山、泡坂は買っとけ
玲子たん・・・ハアハア(´Д `;
649 :
名無しのオプ:03/05/12 22:46
「探偵実話」傑作選でたねー
巻末の付録がすごいねー
650 :
名無しのオプ:03/05/12 23:46
>>649 今日ジュンク堂で買ってきたけど、まだ見てない。
たのしみだ……。
「探偵実話」傑作選
今日、本屋に行っても見つからんかった。収録作品が気になる。
652 :
名無しのオプ:03/05/14 23:18
島田一男 『上を見るな』 っておもしろい?
『古墳殺人事件』 はなかなか面白く読みました。
『古墳殺人事件』 は坂口安吾の評価のほうが面白い
654 :
名無しのオプ:03/05/14 23:21
逆にいえば本格とかにこだわらなければかなり面白い
あれは本格派とは思われていなかった島田がちょっと意外なトリックを
使ったからみんなが驚いたんであって「本格推理の名作」などといった
過剰な期待をしなければ、戦後の傑作のひとつといっていいよ
>>655 逆。
島田は最初本格だと思われていて、社会部記者を書いたときはみんなが驚いたんだよ。
>>656 そらそうだが「上を見るな」を書いたときには、もう警察ものや
スリラーものばっかりだっただろ
>>657 たまにはトリックものを書いてたから別段驚かれなかったと思う。
>>655-658 リアルタイムで読んでいない者が当時の読者の感想を忖度するのは無理があると思われ
660 :
名無しのオプ:03/05/14 23:42
南郷弁護士シリーズでは『その灯を消すな』がベスト作だと思う(マジ)。
>>659 リアルタイムで読んでいないと考証できないっつーのはどうしたものか。
考証できないとまではいわないが限度はあるだろう
特に上のような主観的なやりとりの場合
>>662 限度見越してやりとりしてるんでしょ。2chという場を判ってないね。
>>663 このまあじゃ主観的なやりとりにしか見えないから、平行線のまま。
当時の書評とか、雑誌記事とか、ある程度客観的な物差しを出せば、
リアルタイムだろうがなかろうが、考証は可能なはず。
両者のどちらが正しいか何て、それですぐ判る。
これ以上この論争をやるんなら、それくらいしないと意味がない。
>>662の危惧は、真っ当だと思うよ?
2chというより、このスレという場に限って考えればね。
>>666 主観。当時の「宝石」の書評を掘り出してきたが「ブンヤものの島田が新境地開拓」
という論調だったよ
>>667 それは評者の主観ということにならないか?
>>668 もちろんそうだが、少なくとも当時「宝石」でレビューを担当するほどの通が
「新境地」と感じたことは疑いようのない事実。
それを主観的な意見として斥けたうえで
>>658の「別段驚かれなかったと思う」
を客観的な意見とする根拠は何もない。
主観を排除しようとすること自体無意味だろ。完全な客観って何だよ。
>>662は「主観的なやり取り」といってる
>>666は「主観か?」、つまり「客観ではないのか?」といってる
670の意見を言うべきはどちらに対してか?
>>675 そもそもこの文脈で
>>670のような極論を持ち出してくる時点で
あまり頭がよくないことに気付け
個人が発言する以上どうしても主観になるわさ。
発言が発言者の主観であることは当然で、そんなことを言い合っても意味がない
大事なのは客観的な裏づけ(=他人、できれば大多数の意見)があるかどうか
>>658を客観的な意見だと主張したい香具師は、他人の意見を主観だ主観だと
言い立てるよりも658を裏付けるデータを示すべき
それをやらずに(できずに?)
>>676みたいな捨てゼリフを吐くのはみっともないね
∧_∧ カタ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( T∀T)__カタ___ _< ううう・・・くやしいモナ・・・
( つ_ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \_____________
|\.|| Lavie |
'\,,|==========|
682 :
名無しのオプ:03/05/15 21:58
なんか、毎度同じメンツで言い合いになってないか?(w
∧_∧ カタ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( T∀T)__カタ___ _< ううう・・・やっぱりくやしいモナ・・・
( つ_ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \_____________
|\.|| Lavie |
'\,,|==========|
>>682 >なんか、毎度同じメンツで言い合いになってないか?(w
このスレで言い合いなんてあったっけ? と思ってログをみたらけっこうあるね(w
天城一論争(?)の時の
>>501は俺だ。
>>680 本物の679なんだが、なぜ俺に悔しがる必要が?
685 :
名無しのオプ:03/05/15 22:21
みんな仲いいなあ
ついに(wまで使って必死さをアピール
創元の世界短編傑作集4巻が出版社品切れ中。
世界短編傑作集、6巻以降を新しく編めばいいのにな。
藤原編集室に編集協力を依頼してさ…。
そしたら、幻のあの作品もこの作品もきっと入るぞ。
いま光文社文庫の山田風太郎「十三角関係」を読んでます。
歓喜先生いいね。「西条家の通り魔」とか。
これで海野集より安いんだから満足。
あとこれに所収の「帰去来殺人事件」は重版のとき削除されたらしいけど
(メール欄1)がだめだったの?
他の短編にも出てくる(メール欄2)はよくて?
692 :
名無しのオプ:03/05/16 08:06
なぜカキコ面?
693 :
名無しのオプ:03/05/16 08:08
カキコ面か?
694 :
名無しのオプ:03/05/16 08:08
カキコめるじゃん。
>>691 そのメール欄1が謎解きと密接に関っているのがよくない
という解ったような解らないような理屈で削られた
696 :
おっ!!長者番付にこんな人が・・・:03/05/16 15:40
>>654-655 『上を見るな』 ロマンブックス版が1,000円で売ってたのを買おうと思っていたら、
徳間文庫版で安く見つけたので買っちまいました。
『錦絵殺人事件』 もゲットしました。
昭和ミステリ秘宝も買ったけど、分厚いので徳間文庫版で読みます。
ロマンブックス版は買っとくべきかと。
むむ、そうですか。ちょいと検討しときます。
ありがとうです。
>697
どうでもよいことだが、「上をみるな」は徳間文庫版なんてないよ。
南郷弁護士ものは徳間には入っていない。
701 :
名無しのオプ:03/05/17 10:19
なんだ・・・「上を見るな」ってそんなに希少なの?
ブクオフの100円コーナーによくあるけど・・・?
そういことじゃないの?
702 :
名無しのオプ:03/05/17 10:21
アフォなトリックものだよな・・・
普通にブクオフにあると思うけどね
ロマンブックス版が希少
704 :
名無しのオプ:03/05/17 15:52
希少と言っても、1000円なら適正価格範囲内だと思われ。
文庫で持ってるんならべつにいいんじゃない?(集めてるんなら話は別だけど)
文庫は春陽と光文社しかなかったような…?
706 :
名無しのオプ:03/05/17 20:18
ハニーウェストは2作、メイヴィス・セドリッツは7作未訳があるらしい。
とにかくものがなければ読める可能性もゼロなので出して欲しいんだが・・・。
近年のミステリルネサンスとも縁遠い作品だしなぁ・・・
707 :
名無しのオプ:03/05/18 01:12
ビッグ・ボウは買っといたほうがいいですか。
>>707 笹沢左保のリストはどこかにないですか。
710 :
名無しのオプ:03/05/19 00:22
トニーケンリックが揃いで売ってたんだけど買いですか?
買い
712 :
名無しのオプ:03/05/19 01:57
ウチに高木彬光の「吸血魔」っていうジュブナイルみたいのが
あったんですけど・・・なんだろこれ
なんだろって、ジュブナイル長篇ですよ。
たぶん高木の少年ものではベスト級。
探してる人は多かったけど、最近、光文社文庫で復刊された。
>>710 そろいの内訳によるな
ってゆーか内訳教えれ(;´Д`)ハァハァ
角川文庫のヤツ全部ですが?
そうか・・・じゃあもう価値はないですね
うっぱらってもどうせゴミ同然か・・・欲しい?
717 :
bloom:03/05/19 03:24
>>716 いや、当時の本は当時の本として欲しがるコレクターは多い。
ヤフオクとかに出せば、何千円かにはなるよ。
俺は持ってるから、もういらないけどw
719 :
名無しのオプ:03/05/19 03:45
>>715のいう「角川文庫全部」が「リリアン」と「スカイジャック」だったらウケるな。
『殺人はリビエラで』『スカイジャック』『三人のイカれる男』
『リリアンと悪党ども』『バーニーよ銃をとれ』『俺たちには今日がある』
『暗くなるまで待て』『消えたV1発射基地』『誰が為に爆弾は鳴る』
『上海サプライズ』『チャイナ・ホワイト』 『ネオン・タフ』
セットで¥1200・・・ブクオフじゃないけどそういうタイプの古本屋
で100円棚にビニールでくくられてあった
保存状態は100円棚レベルだけどさ
とりあえず買ってきました・・・これでいいの?
「リビエラ」だけクレ
723 :
名無しのオプ:03/05/20 23:08
やだ。
724 :
名無しのオプ:03/05/22 00:40
なぜ?
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
726 :
名無しのオプ:03/05/24 17:24
川野京輔「猿神の呪い」ってどうよ?
>>726 なんか読んでるとウンコに行きたくなるんですけど。
結局下手すぎて最後まで読めず。70ページ位で壁に投げた。
729 :
名無しのオプ:03/05/25 21:58
『ホック氏異郷の冒険』っておもしろいですか?
731 :
名無しのオプ:03/05/25 22:03
トニーフェンリー
「首吊りクローゼット」ハケン!
かなりバカっぽい・・・w
>>729 趣向のみで、漏れはまったく楽しめなかった。
が、とりあえず読んどけ。
733 :
名無しのオプ:03/05/26 00:34
>>731 それって手に入らない名作なの?
あんま知らんけど
734 :
名無しのオプ:03/05/26 16:18
田島まりこの「野球殺人事件」って、どこかで読めますか?
>>734 田島莉茉子な。それじゃ「困りました」になんないだろ。
?
「まりこ」じゃなくて「りまこ」なんだよ
たしまりまこ
逆に読むと
こまりました
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
>>734 オレ5年くらい前に深夜叢書社に直接連絡して買ったわ。
今でも在庫あるのかなー。
10年位前まではゾッキが随分出回ってたはずだが。
743 :
名無しのオプ:03/05/31 11:24
手にいれたときは嬉しかったが読んだらつまんなかった >野球
745 :
名無しのオプ:03/05/31 21:55
ふしぎ文学館の朝山蜻一ってミステリですか?
それとも幻想文学よりですか?
エロ小説でつ。
>>745 「朝山蜻一 白昼艶夢」でぐぐると詳しい紹介ページが見つかるよ
748 :
名無しのオプ:03/06/01 02:25
さんくす。
749 :
名無しのオプ:03/06/01 09:57
よんくす。
750 :
名無しのオプ:03/06/01 13:55
751 :
名無しのオプ:03/06/03 00:29
>>732 ありがとう。とりあえず、双葉文庫版を買いますた。
752 :
名無しのオプ:03/06/03 01:02
あれだ。
ほらあの・・・あれ!
753 :
名無しのオプ:03/06/03 01:50
ちんぽ殺人
うんこ殺人なら読めるけど。
天城一「高天原〜」を一番手に入れやすい本ってなんですか?
よく評判は見るんですけど
あと共に評判の高い大坪「天狗」を昭和ミステリー大全集/新潮文庫
で入手!
>>755 鮎川哲也編「透明人間大パーティ」講談社文庫
古本屋か図書館で探せ
757 :
名無しのオプ:03/06/06 22:29
758 :
名無しのオプ:03/06/08 23:06
告発の行方 の 第二弾。邪悪の貌。
日本中の大手書店にはないそーです。
どーーしても読みたいときはどうすれば〜(涙
759 :
名無しのオプ:03/06/09 04:27
>>758 徳間文庫で出てるヤツ? 近所のブックオフで見たけど・・
760 :
名無しのオプ:03/06/10 00:23
蘭郁二郎集の収録作品は何ですか?
もう、今日の午後には手に入るんだろうけど。
>>760 以下の22本です。
ギリギリまで小説を入れたので扉ページを立てられませんでしたが
4部構成のつもりで配列してあります。お好みのパートからどうぞ。
PART1(怪奇掌編)
息を止める男/歪んだ夢/鉄路/自殺/足の裏/古傷/舌打ちする
/孤独/幻聴/蝕眠譜/穴/魔像
PART2(怪奇中篇)
夢鬼
PART3(怪奇短篇)
虻の囁き/腐った蜉蝣/鱗粉
PART4(SF短篇)
白金神経の少女/睡魔/地図にない島/火星の魔術師/植物人間/
脳波操縦士
>>761 すばらしいよママン!
あれ?黒い東京地図は?ハァハァ...
>>762 いやー、軍事スパイものはさすがにちょっとつらいかなと思って
大幅にカットしてしまいました。すんません。
軍事スパイものは永久に読めないんでしょうか。
海底紳士は?熱線博士は?
>>764 「海底紳士」は三一書房の「少年小説大系17 平田晋策・蘭郁二郎集」
で読めますよ。蘭の長篇が全部で4本も入っていてお徳です。
>>765 うあ、あれメチャメチャ高かったから海野と少年探偵ものの巻しか買ってないや。
まだ売ってるのかな?注文してみまつ。
>>766 今なら税込み8000円ちょいだから、日影丈吉全集よりは安かったりします。
三一書房は労働争議でロックアウトがあったので街の本屋さんやネット書店では
注文できないかも。営業部に直接でんわして問い合わせるのが吉。
まあ、品切れでも図書館にも揃っているでしょうから、読むだけなら苦労はない
はずです。
>>761 ありがとう〜。
今日買ってきたよ。怪奇掌編の部を読んでから寝ようかな。
769 :
名無しのオプ:03/06/12 22:51
770 :
名無しのオプ:03/06/13 00:10
「幽霊の2/3」借りてきました!
都内にすんでてよかった〜
771 :
名無しのオプ:03/06/13 08:31
もれもわろた
戸板康二の中村雅楽シリーズをまとめて復刊っていう話はその後どうなったんでしょう?
>>774 この前、創元にいって担当の方にコピーをまとめて渡してきました。
早ければ秋口、遅くとも来年早々にはスタートしたいなあと。
あ、全5巻です。短篇4冊、長篇で1冊。
776 :
名無しのオプ:03/06/20 08:20
クサカさんに質問!(クサカさん編集じゃないけど)
今度出た『「探偵実話」傑作選』収録の「赤い密室」って、初収録バージョンですか?
(33年の『白い密室』収録とかは別モノでしょうか?)
漏れクサカさんじゃないけど、初出バージョンって書いてあったよ。
778 :
名無しのオプ:03/06/20 13:15
ちくまの小栗読んで思ったのは
ここまできたら「定本小栗全集」どこかでだしてほしいものだ、ってことですな
沖積(桃源復刻)ではあまりにもあまりにも・・・・
>>778 うーん…
やはりちくまの小栗読んで思ったんだが、この人
文 章 が 超 ヘ タ ク ソ
じゃないか? これなら島久平や楠田匡介なんかの方がまだマシだよ…
780 :
名無しのオプ:03/06/20 17:50
松山俊太郎大人も「幻想文学」のインタビューで (韜晦まじりに)
「小栗は読みにくいですね。(久生)十蘭だと一回読んでも、一・
二年したらまた読み返したくなるんですけど、小栗は私なんかで
も一度読んだらもう四・五年は見たくもないですね(笑)」
だって。
だけど、それでも異様な熱気を秘めているあたりが小栗の魅力、
だと。文字通り異なる才能、異彩ですね。それはそうと松山先生
「黒死館」原稿からの復刻ってどうなっ(r
781 :
名無しのオプ:03/06/20 17:58
>>779 確かに、いわゆる 5W1Hを追いながら読むと、さっぱりわけわからなくなるね。
あの衒学もちょっとかんべん。
文章がうまいミステリ作家といえば。
やはり十蘭か、あとは中井英夫か。他だれか名前あがるかな。スレ趣旨とずれてきたのでsage。
日影たんも文章うまいよね。
妹尾アキ夫集が出ないものか・・・
>>784 新潮社探偵小説全集函付き完揃いを二セット買うくらいのお金を出す気があるなら、君にだって出せるよ。
>>785 あと「白骨の処女」一冊で1セット揃いますが?
>>785 ニ〜三百万?
新車は買えるが子供の身代金にしては少ない金額だな (と、むりやりミステリスレっぽいせりふにしてみた)
>>786 なぜそんな楽なところが残るかねw
しかし、いずれにしても元函と後箱で2セット要るという罠
ニ〜三百万なんてしないって。
「クルー」が付いてたってそんなにしません。
>>788 羊頭に売ってるんだが高い。5万くらいで手に入れたい。
他の巻も3〜5万で買ってるし。
後箱の装丁は魅力無し。
>>789 しまったそれをもっと早く知っておけば………
794 :
名無しのオプ:03/06/20 20:02
795 :
名無しのオプ:03/06/20 21:17
「ひげのある男たち」みたいなやつって出ないんですか?
>>774-775 雅楽もの出るんだ。
近所の古本屋でちょいと高い値段で売ってたけど、日下タンの解題も付くだろうし、ガマンしよう。
>近所の古本屋でちょいと高い値段で売ってたけど、
どれを売ってたの?
798 :
名無しのオプ:03/06/22 09:35
来月出る「探偵倶楽部」傑作選の目玉って、何かな?
鬼太郎の親父。
>>799 ('A`)ツマンネ
いけね、さわっちまった。
探偵倶楽部なら渡辺啓助の「薔薇薔薇殺人事件」が読みたい。
>>802 だっけか?たしかバレリーナが殺されるやつ。
鷲尾三郎のB級C級作品を堪能したいぞ(w
「ふしぎなふしぎな物語」を全話読みたい
>>805 「ふしぎなふしぎな物語」は微妙。
ヒキコモリの妄想を読まされてるような気分になった。
>>806 そこがいいんだが。少なくとも鷲尾三郎のC級作品よりは復刊の可能性あり。
創元で出してよ>ふしぎな
退職刑事出せたんだから出せるって
そろそろ春陽文庫が買いたい頃
>退職刑事出せたんだから出せるって
ムチャ言うな。知名度も人気もケタがちがうだろ。
都筑道夫もえらく低く見られたもんだ。
まあ確かに
漏れにとっては「ふしぎな〜」のほうが上。
河出の2期はいけそうですか?
やっぱりダメぽなのかな…。
3セット持ってるから('A`)イラネ
819 :
名無しのオプ:03/06/26 23:37
ところで三橋一夫といえば、「怪盗七面相」に出てた
呉羊一警部って、他にどんな作品に出てるかわかる?
>>819 うちにある本だと「憑かれた男」というのに出てた。
明朗もののレギュラーキャラらしい花谷夫妻と知り合いのように
書かれているから、そっち方面だといっぱい出ているのでは?
なんか明朗ものって殺人事件が多いようだし。
殺人事件が多いのに、なぜ「明朗もの」なのか理解に苦しむが、
まあ三橋らしいとは言えるな。
「いやー、また殺されちゃったよ、ガッハッハッハー!
ま、そんなことは気にせず今日も元気で行こうぜ!!」
みたいな感じなのか????
呉警部は事件絡みの作品ほとんどと言っていいほど出てる。
824 :
名無しのオプ:03/06/28 20:14
>>821 同じく理解に苦しむがいつの間にか納得しているぼくがいて君がいる
825 :
名無しのオプ:03/06/28 22:41
消失読みたい
826 :
名無しのオプ:03/06/28 22:44
あぼーん
被害者はねつてつ
犯人は魔人
>794 を見て思い出した。
作家自筆原稿集、とか言う感じの本に
「鏡地獄(短縮版)」てのが載ってたけど、ほんもの?
831 :
名無しのオプ:03/06/29 02:10
>>830 あったねー
再録用にリテイクしたんじゃないか、っていう...
>831
どこかで、読めるのでしょうか?
833 :
名無しのオプ:03/07/04 00:02
今月出る日影丈吉集には何が入ってるんですか?
日影丈吉の作品が入ってるんじゃない?
たぶん「かむなぎうた」は入ってるよ。
837 :
名無しのオプ:03/07/04 13:19
日影丈吉集の半分は優しさで出来ているんじゃないの?
この投げやりなレスの応酬にミス板の本質を見た。
840 :
名無しのオプ:03/07/04 14:03
日影丈吉の作品は読んだことがないが
本格ミステリ・クロニクル300に載ってた地獄時計は
文庫化してくれたら読んでみたい。
841 :
名無しのオプ:03/07/04 14:27
地獄時計だけで日影を判断せんでくれい(涙
ハイカラ右京が最後まで読めません(⊃д`)
>>841 すいません。
「連続殺人」「青春小説」
「現実と妄想との境目が曖昧となった朦朧とした雰囲気が作品全体を覆っている」
「独自の境地を示した異色編である」
なかなか面白そうって思ったもので。
844 :
名無しのオプ:03/07/04 18:03
>「現実と妄想との境目が曖昧となった朦朧とした雰囲気が作品全体を覆っている」
>「独自の境地を示した異色編である」
これらがほめ言葉かどうかは微妙だな。
まあちくまの日影丈吉集が出たらそれも読んでやってくれや。
>>833 先日、見本が出来てきました。以下の16本収録です。
11日に発売予定。よろしくお願いします。
かむなぎうた/狐の鶏/奇妙な隊商/東天紅/飾燈/鵺の来歴/旅愁/
吉備津の釜/月夜蟹/ねずみ/猫の泉/写真仲間/饅頭軍談/王との
つきあい/粉屋の猫/吸血鬼
日下タンって髭のせいで50代くらいになってみえるね。
>>847 おれと同い年と知って、腰を抜かすほど驚いたことがある
>>846 日下タン、サンクス!
ラインナップは「恐怖博物誌」からの作品が多めで、
ふしぎ文学館とのカブりはどうしても感じるのが、
なんだが。でも、ちゃんと買うよ。
851 :
名無しのオプ:03/07/08 02:28
日下たんの本棚。
去年?bk1の東編集長コーナーで掲載されたことがあったっけ。
あと、どっかのテレビ局?が城昌幸を取り上げた番組でもインタビューに答えていて、本棚が映っていた。
城昌幸でぐぐれば写真出てくるかと。
>>853 あれって日下氏?髭がないけど。
日下氏の部屋かどうかもはっきりしないし。もしそうだとしても書名がまったく
わからないんじゃ話しにならない。
855 :
名無しのオプ:03/07/08 10:46
日下氏はもう何年も前から髭はやしてませんが何か?
856 :
名無しのオプ:03/07/08 10:48
それに、本の量から言ってあれは日下氏の部屋じゃないと思ふ。
857 :
名無しのオプ:03/07/08 19:38
日下タンが同い年と知った時の
>>848 /\___/ヽ ヽ
/ ::::::::::::::::\ つ
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| わ
| 、_(o)_,: _(o)_, :::|ぁぁ
. | ::< .::|あぁ
\ /( [三] )ヽ ::/ああ
/`ー‐--‐‐―´\ぁあ
『氷川瓏集 睡蓮夫人』のラインナップも教えてyo!
859 :
名無しのオプ:03/07/08 19:41
うわぁぁぁぁぁん
ちくま文庫の全部揃えたいのに・・・・
日影全集買ってるから・・・今まで出た中に全部入ってるよTT
買うべきか、買わざるべきか・・・・
フォックスの死劇
861 :
名無しのオプ:03/07/08 20:33
なんで日影丈吉ってそんな人気あるの?
読めばわかる。
読んでもわからなかったらあきらめろ。
>>846 ありがとう。早い本屋ならあさって買えるかな。
866 :
名無しのオプ:03/07/09 18:38
「探偵倶楽部」傑作選って、何か珍しいの入ってる?
索引だけで充分じゃん
索引だけ売れと?(w
総目次と索引だけ一巻にまとめた本なり CD-ROMなり出ないものかと (w
いや、けっこうマジで。
870 :
名無しのオプ:03/07/10 12:00
図書館で総目次と索引だけコピしてスキャナで取り込めば?
871 :
名無しのオプ:03/07/10 15:11
買ってやれよ、文庫本くらい。
あれって索引以外で読む価値ある面白い作品載ってんの?
辛気臭い話だな。
875 :
名無しのオプ:03/07/11 01:31
てか日影以外の話もしる
876 :
名無しのオプ:03/07/11 23:22
日影丈吉集買ったぜage
横井氏と日下氏はおじゃ魔女ドレミのファン仲間で、コミケで買ったエロ同人誌を
交換しあっているという内輪での噂は本当ですか?
>>877 話の流れが日影丈吉だったから、横山茂雄さんがどれみファンなのかと
思ってビビッたよ。
横井司さんなら確かにどれみファン。でも、エロ同人誌は汚らわしいと
いって拒否していたような…。
日下タンもなのか?
>>879 俺は特にどれみファンという訳ではないので、エロ同人誌も
拒否しないよ(w
好きなマンガ家がどれみネタの本を出していれば買う。
>>880 ご本人でつか?
顔知ってる人もいると思うからエロドジンシ買うときは勇気要りませんか?
よければ好きなマンガ家教えてください。
>>881 ミステリ関係者だって俺の顔を知らない人の方が多いと思うんで
畑違いの漫画家さんに面が割れてる可能性なんてないですよ。
個人的な知り合いには挨拶するけど(「コミケ殺人事件」のカバー
を描いてもらった陽気婢さんとか)
それに自分が面白いと思えば、エロでも幼年向けでも新刊でも
古本でも、買うのが恥かしいなんてこたーありません。
>よければ好きなマンガ家教えてください。
いや、多すぎて(w
例えばどれみ本を出した人だと広川浩一郎さんは好きですね。
つか、スレ違いも甚だしいので、この話はこの辺にしときましょう。
顔見られずにエロ同人買うならオークションがお奨め。
エロは高くなりがちだがナー
>>866 「水棲人」 香山滋
「密室の殺人」 岡田鯱彦
「検屍医」 島田一男
「人間を二人も」 大河内常平
「夢の中の顔」 宮野叢子
「遺言映画」 夢座海二
「探偵小説作家」 楠田匡介
「りんご裁判」 土屋隆夫
「舶来幻術師」(ハイカラ右京) 日影丈吉
「終幕殺人事件」 谿渓太郎
「絞刑吏」 山村正夫
島田、土屋、日影、山村以外は、珍しいんじゃないかな。
岡田鯱彦の鯱先生シリーズと大河内常平のヤクザものは、もっと読んでみたくなった。
谿渓太郎もよかったな。
>「夢の中の顔」 宮野叢子
これ好き。
岩谷選書に入ってた短篇の焼き直しだけど。
>ミステリ関係者だって俺の顔を知らない人の方が多いと思うんで
そんなこたーない。みんな知ってるよ!
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|::::.| . 山崎渉ニュース (^^) | .|_ ┃..と〜けたこおりのな〜かに〜♪ ┃
\.|__________|/ ......┗━━━━━━━━━━━━━━┛
888 :
名無しのオプ:03/07/12 10:36
>山崎さん
いつもご親切にありがとうございます。がんばってください。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
891 :
名無しのオプ:03/07/15 16:41
厨臭い質問ですまんが
ハヤカワなどの重版情報ってネット等だとどこでチェックできるんですか?
新刊はすぐに分かるけど復刊は地方在住で全然分かりませぬ。
892 :
名無しのオプ:03/07/15 20:33
>>891 そういうのがネットにあればいいですよね。
私は懇意にしている書店で、いつもハヤカワの毎月の新刊・重版情報(ピンク色)を見せて貰ってます。
ちなみに今月は「百万に一つの偶然」の文庫化に併せて「迷宮課事件簿(1)」が重版されます。
893 :
名無しのオプ:03/07/15 21:07
>>892 レスありがとうございます。
やっぱりネットでは確認できないんですか・。(´・ω・`)ガッカリ・・・
でもそんな裏技があるんですね。素晴らしい。
漏れも本屋の人に聞いてみます。
日下タン、山前タンの仕事を追っかけるのもいいが、
もまいらは東京創元社の小沼タンは読んだですか???
小沼タンタンの本、読みたいけど見つからないよ(´・ω・`)
896 :
名無しのオプ:03/07/16 19:43
897 :
名無しのオプ:03/07/16 19:51
小沼タン、出てすぐ読んだよ。
「謎のギャラリー」で採られて読んだ時から、
ずっと待ってましたから。
>>894 黒いハンカチ出たんか!
「ミステリ百科事典」で名のみ知って読みたいと思ってたけど
全集はミステリ以外の作品ばかりで手を伸ばしかねてたんよ。
週末大型書店に逝ってみる。
899 :
名無しのオプ:03/07/16 22:29
>>896 これは貴重な情報をありがとうございます。
さっそくブックマークすますた。
> SFマガジン・ミステリマガジン
もチェックしてみます。アリガト!(´▽`)
900 :
名無しのオプ:03/07/17 00:31
リアル厨房の時に国語の教科書に載ってた話が、何ていう小説
なにか解からずに困ってます。
主人公は旧制中学浪人をしていて、夏に親戚の家にやっかいになる。
そこのジモッチに誘われて剣道をやる。親戚の家に出戻りしてる女性に
好意をよせる。その女性は過去に幼い息子を亡くしている。
大雑把に説明するとこんなストーリーなんですが原作を読みたいのです。
知ってる方がいたら教えて下さい。同級生も覚えてないんです。
クィネルの老兵クリーシィシリーズの新潮文庫版。
版権を集英社に売っちゃったの?
>>898 そうだよねえ。やっぱり「ミステリ百科事典」でニシ女史の名前知ったよね。
>>900 せっかくだからレスすると、国語の教科書で読んだのが間違いないのならば、
その教科書自体を探した方が確実かも。何年前かは知らないけど、教科書は
必ず残っているし専門の図書館だってあるので。
自分が中学生だった三年間に出版された国語教科書を虱潰しにチェックしてけば
見つかるだろ。
検討を祈る。
905 :
名無しのオプ:03/07/17 11:55
906 :
名無しのオプ:03/07/18 00:56
小沼丹「黒いハンカチ」買ったぞ!
続編の「重いトンカチ」も出して欲しいな…
908 :
名無しのオブ:03/07/19 22:24
>>825 「消失!」GET’S
100円コーナーで売ってた。
あぼーん
あからさまにネタだろうが
あからさまにネタなのか!
あからさまにネタなのだ!
あからさまにネタだと思っていたが、しかし!
あからさまにネタだと思っていたのに、しかし?
916 :
名無しのオプ:03/07/20 13:17
消失 昨日読み終えた。んー、評価がむずい。
917 :
名無しのオプ:03/07/20 22:27
俺は
>>908じゃないけどあまりにタイムリーな話題なんで。
地元(四国)の駅前の古本屋にふらっと入ったら
なにげに消失(講ノベルス)あったんでゲットすますた。
あまりにあっけなかったんでびっくりすますた。
そこほとんどまともな本置いてないのに何で今頃あんなとこにあったんだろう。
そんな俺が今欲しいのは若竹七海の「心のなかの冷たい何か」
北川歩実「模造人格」だったりする。
ところでアサババ豆腐って何?
>>917 え? 今ってないの?
『心のなかの冷たい何か』も『模造人格』も?
920 :
名無しのオプ:03/07/22 14:49
>>919 手に入らないです。読みたいが創元は文庫化しないし>心のなか〜
模造は幻冬社文庫だから品切れ絶版サイクル早い。
921 :
名無しのオプ:03/07/27 22:37
>>283が、河出2期で無理そうなら、ちくまか扶桑社で救ってほしい…。
河出は部数減らして一冊2000円にすればいい。1期買ってるようなマニアは2000円でも買う。
俺、河出のやつは4冊買ったけど
二期が出たとしてもどれも買わないかも・・・
>>283の後ろ四人は誰?って感じだから。
葛山は赤いペンキの人だったっけ
>>923 >
>>283の後ろ四人は誰?って感じだから。
他の三人はともかく蒼井雄は有名だろ
「船富家の惨劇」の人だぞ
>>923 お前みたいな初心者は対象じゃないからね。
926 :
名無しのオプ:03/07/29 00:09
浜尾四郎、読みたいなあ。
『殺人小説集』の増補ってことは、全短編かな?
マダムの殺人を入れただけだったりして
928 :
名無しのオプ:03/07/29 06:59
新青年研究会の企画と被らないといいですね>浜尾四郎
あっちは随筆集だっけ?
蒼井雄は厨房の俺でも知ってるぞ( ^∀^)ゲラゲラ
日下さん、河出の人にあったら
パトリックマグラアの「グロテスク」と「閉鎖病棟」の増刷を
願ってる者が居るという事を伝えて…
>>928 まず被らないだろうし、あっちは営利関係なしなのでモーマンタイ
932 :
名無しのオプ:03/07/29 23:59
>>928 そう。未刊行随筆集だよ。
俺としては国枝史郎の現代小説集に期待。たぶんつまらんだろうけど…。
守友恒の「幻想殺人事件」、お願いだから出してくれ。
いちおう戦後本格長編作品としてタイトルだけはよく挙げられるんだから。
ここで出なきゃ復刊されないような気がする。
日下さんにあんまり無茶言ったら駄目なり。
>>934 いや、河出二期の予定にちゃんとあるんだから無茶ってことはないだろう
酒井嘉七とか大庭武年はどうなったんだろう
(^^)
高橋鐡の探偵小説集出たら面白そうだが
>>938 「世界神秘郷」?
島津書房かどっかで復刊の予告が出てたけどどうなったのかな?
あんまり面白いもんじゃないよ
今気がついたんだけど、ちくま文庫の香山滋集・・・
人見十吉なら全部秘境探検ものになるんじゃ?
個人的には「海鰻荘」や「爬虫邸」みたいな幻想ミステリ物の方がとっつきやすいような気がするんだけど・・・
>>940 ご指摘のとおり、まさに秘境小説傑作集な訳です。当然ですが。
大衆文学館の「海鰻荘奇談」との差別化を図る意味もありますが
やっぱり人見十吉だけで一冊まとめておきたかったので。
あと、「爬虫邸奇譚」は人見ものなので入ってますよ〜
幻想殺人事件…
>>943 河出文庫の既刊分を、各巻100冊ずつ買えば出せるぞ(たぶん)。
1冊1,200円×100冊×5巻=60万円。
200冊としても120万円。
どうよ? 全国のミステリファンのために一肌脱いでくれや。
946 :
名無しのオプ:03/08/08 07:12
出版芸術社の横正時代物全貌を知りたいぞな。
よろしゅう・・・。
>>946 ありゃ、横正スレでもまったく話題になっていないから
大して期待されてないのかなと思ってました。
だいたいの構成はこんなかんじです。
伝奇編
1『変化獅子』+『矢柄頓兵衛戦場噺(全話)』
2『菊水兵団(全話)』+短篇
3『不知火奉行』+『菊水江戸日記(全話)』+短篇
捕物編
1『人形佐七捕物帳』春陽文庫未収録作品集1
2『人形佐七捕物帳』春陽文庫未収録作品集2
3『左一平捕物帳(全話)』+『緋牡丹銀次捕物帳(3話中2話)』他
広告ウザい
>>947 矢柄頓兵衛戦場噺がすごいな。漏れ、横正スレ住人だけど知らなかったよ。
951 :
名無しのオプ:03/08/09 18:29
氷川瓏集get!age
日下さん、扶桑社の<怪奇幻想編>は出せそうですか?
大河内常平が読みたいんだよおおおおおおおぷ。
953 :
名無しのオプ:03/08/10 00:36
横正の伝奇ものって、例のごとく髑髏検校と神変稲妻車(だっけ?)しか読んだことありませんが、
>>947もおもしろいですか?
少年物編
『神変竜巻組』+『しらぬ火秘帖』+『智慧若捕物帖』
無理を承知でキボンヌしてみるテスト
>>955 社長が「神変竜巻組」に難色を示しているので出版芸術社では出ません。
まあ、いずれどこかで。
おっと、見落としてました。
>>952 月末に編集部に行って来ますので、そこでの話し合い次第というところです。
うまくいけばまた秋口に。
出版芸術社が難色を示すようなものを出版してくれるところはあるのだろうか
959 :
名無しのオプ:03/08/10 22:28
テディ文庫におまかせ!
962 :
名無しのオプ:03/08/11 14:25
氷川瓏集読了age
964 :
名無しのオプ:03/08/12 00:36
尾久木弾歩の『生首殺人事件』を読んだけど、微妙。
この微妙さがまたたまらないわけですが、江良利久一が出てくる作品ってまだあるんですか?
965 :
名無しのオプ:03/08/12 15:20
966 :
名無しのオプ:03/08/12 17:28
漏れ、実は「十二人の抹殺者」を持っているがまだ読んでない・・・
>966
もったいない。オレにくで。
このスレレベル高くて漏れのような素人にはさっぱり分からん領域だ。
>>964 いま手元にあった「妖奇」をみたら「般若面の秘密」という長篇にも出てた。
>>929 蒼井優かよ!
超メジャーですが神津恭介シリーズをちゃんと出してください、どなたか
971 :
名無しのオプ:03/08/13 06:00
>970
するってーと、平成三部作もでつか?
972 :
名無しのオプ:03/08/13 20:27
「凡作が一番の著名作になってしまった作家・木々高太郎」という
評論を書いたのは山下武だったか
975 :
名無しのオプ:03/08/14 02:40
あんまり面白くはない>倉田
>凡作が一番の著名作になってしまった作家・木々高太郎
まあ確かに。
>>975 『怪奇探偵小説集』最近読んだのに、全然記憶にないよ〜。
双葉ポケット文庫版にも入ってた?
若年痴呆かも(w
978 :
名無しのオプ:03/08/14 10:21
>975
朝山蜻一の未刊行作品集に興味あり。
>>975 へぇ、こんなサイトあったのか。
同じく朝山の未刊作集には、ちょっとそそられる。
完売するとかなり利益が上がりそうだな。
朝山は著作権が切れてないんだが、ちゃんとクリアするのかな。