なんてどうでしょう?この人何気に著作多いよね。オレはまだ「樽」と 「マギル卿最後の旅」しか読んでないからまだまだいけます(笑
2
さてフレンチ警視最初の事件読むか
持ってるのかよ!!くれ!!
けいかほうこく ねっとしょてんでざいこをかくにんしました。 クロフツのミステリは全部で37作。 そのうち長編は34作。3作が未訳。 翻訳のある31作のうち、10月24日現在、在庫があるのは以下の5作。 「樽」 「英仏海峡の謎」 「フレンチ警部と紫色の鎌」 「フレンチ警部と賭博船」 「クロイドン発12時30分」 11月に創元から「マギル卿最後の旅」が復刊。 短編集3作中、本日現在現役本は以下の2作。 「クロフツ短編集1」 「クロフツ短編集2」 ぼくのしらないうちに、たくさんしなぎれになっていました。 かなしいです。
ご苦労様……と思ったら『フレンチ警部と賭博船』の在庫があるのか! 知らなかった。
「賭博船」ではなく「多忙な休暇」だと思うが・・・。 「賭博船」は1968年頃に絶版になったはず。 ただし、創元以外から出ているのなら、話は別だけど。 新カバー出ていたのは5で挙げられた以外に、 「最大の事件」「チェインの謎」「製材所の秘密」「スターヴェル」 「山師タラント」「黄金の灰」「蜘蛛と蠅」ぐらい。 うーん、これがみんな品切れ扱いか。 消えるの早すぎ。
>6,7 スマソスマソ 古本あたまが自動翻訳してしまいますた。 もちろん「賭博船」ではございません。 「多忙な休暇」です。 自宅にて逝ってきます。
『賭博船』は読んでるけど『多忙な休暇』を読んでいないという人もいそうだなぁ。 最近読んだ『油田』は94年の新カバー。せめて10年に1度くらいは再版して ほしいとは思うけど、あいかわらず品切れになっていないものが売れないようで。 ほかのはともかく、『製材所』とか『蜘蛛と蠅』とか『スターヴェル』とか 『サウサンプトン』なんかは面白いんだけど……。
「ポンスン事件」を語らないといかんよ。 創元の翻訳が初の完訳なのに随分早く絶版になってしまった。 「樽」と並ぶ傑作と評価する声もあるトラベルミステリの元祖中の元祖。 短編集では、クロフツにしては洒落た遊び心に富む「殺人者はへまをする」 もとうに絶版なのが残念。 刑事コロンボとかも好きな人にはお薦めの1冊なんだけどね。
クロフツは2、3冊読むとあきちゃうんだよね。 全作読み通すには10年越しの計画が必要だった。 すごい名作といいたくなる作品もないけど、 本を投げて怒るほどの駄作もない。歩留りのいい作家。 でも最近は人気が凋落したね。世界探偵小説全集とかの 古典復刊企画にすべて洩れている。
この板にはクロフツが存命中に生まれてた人は皆無でしょ。 探偵小説の本場である本国(イギリス)でも、とうに忘れられた作家。 極東のミステリ大国で、かくも長きにわたり愛読されるとは、 作者も予想どころか夢想もしなかったと思う。 最近は、日本でも読まれなくなった来たね。 本格派ビッグ5の中でも、ミステリの代名詞とも言える世界的な作家クリスティは 別格として、クイーン、カー、ヴァンダインと比較してもスルーされがちかも。 もっとも、海外ではクリスティ以外は皆同じような状態らしいけど。 クロフツは「樽」「ポンスン事件」といった代表作にシリーズキャラの 名探偵(フレンチ警部)が登場しない珍しい作家だね。
13 :
名無しのオプ :02/10/26 10:27
創元の「樽」に小学校時代挑戦したけどダメだった。 クリスティーやクイーンやドイルは平気だったのに。 今から読んで見ようかな。
14 :
名無しのオプ :02/10/26 13:53
>12 >本国(イギリス)でも、とうに忘れられた作家。 まあ、概ね正しい理解ですが、2000年末から2001年明けに かけてHouse of Stratusという出版社が、ジュヴィナイルを除く 全36作をペーパーバック化しますた。 今でも、直接注文できます。日本のAmazonからでも頼めます。 未訳の「Found Floting」や「Antidote To Venom」も、簡単に 買えるようになってますんで、ガッツのある人は原文に挑戦可。 とりあえず、House of Stratusが潰れるまでは >本国(イギリス)でも、とうに忘れられた作家。 という「定説」は避けておいた方が無難かと。
クロフツと鮎川哲也先生を比較することには異論もあるようだけど、 読書ガイドとしては共通項もある。 俺は、鮎川哲也読書ガイドとしては「黒いトランク」は薦めていない。 傑作に間違いはないんだが、初めて読むにはマニアック過ぎる気がするんだな。 この点は「樽」にも該当する。しかも分量的に大部でもある。 入手可能な範囲の作品で言えば、「英仏海峡の謎」「マギル卿最後の旅」あたり を手にとってみたらどうだろうか。 分量的にも適当だし、クロフツの持味は良く出ていると思う。
16 :
名無しのオプ :02/10/26 14:01
>10 >「殺人者はへまをする」もとうに絶版なのが残念。 >刑事コロンボとかも好きな人にはお薦めの1冊なんだけどね。 はげどう あれって、ラジオドラマかなんかだったんでしょ?
>>14 情報サンクス。
しかし、その出版社って結局、日本の国書刊行会みたいなもんなのでは?
18 :
名無しのオプ :02/10/26 17:49
>17 House of Straus は、「マニア好みの渋い作家の作品」と いうラインナップでは国書に通じるものがありますけど、 ・6,7ポンドの廉価版で出し、図書館よりは個人狙い ・一人の作家の作品をとにかく数十冊オーダーでまとめて出す ・バークリーや、フリーマンも出すけど 必ずしも古典に拘らない といったところが「国書刊行会」とは少し毛色が違うかも。 House of Straus ファンには怒られるかもしれんけど、 漏れ的には「ハルキ文庫」のイメージに近いものがあったりして。 経営が危なっかしそうで、ファンがひやひやしている ところなんかも(藁 クロフツはものによっては冒険ものの要素もあって ちっとも退屈じゃないんですけどね。 「樽」の呪縛かな。
>18 ミススペル、スマソ House of Straus → House of Stratus
20 :
名無しのオプ :02/10/26 18:46
クロフツ原書で読んだ感想 ほかの作家に比べると意外に読みやすい って感じでございました。 「クロイドンjと「ホッグスバック」読んだけど
>18 情報どうもです。 それにしても国書も6,7ポンド(1000円くらい?)で出してほしいものなり
>>16 「あとがき」にはラジオドラマ用とあるね。
これもノヴェライぜーションというヤツかな。
「殺人者は・・・」のフレンチ警部は、いかにも余裕しゃくしゃくな名探偵風で
長編の地道な捜査官のイメージとは異なる感じだね。
非常にらしくない。
ショートショートに近いくらいの作品から成る短編集だから、
こういうキャラになるのも仕方無いかもしれないけどね。
クロフツは純粋な本格ミステリ作品の他にも、イギリスお家芸の冒険小説風の作品、
「殺人者は・・・」のような刑事コロンボ風の短編とかいろいろ書いているね。
しかし、フレンチ警部を創作してからは、作品の傾向に関係無くフレンチが主人公
になっているのは、どうかと思うな。
もう少し主人公に多様性を持たせた方が、抵抗感・違和感がなかったような気がするんだが。
23 :
Enigma :02/10/26 22:11
House of Stratus、いっかいアウトになりかけたらしい。
なんとか立ち直ったようです。詳しいことは知りませんけど。
オルツィの『紅はこべ』シリーズも出てる(もちろん隅の老人も)。
ここの本は、イギリス人よりも日本人の方がたくさん買ってたりして。
>>20 はげどー。何だか教科書に出てきそうな、きっちりした英語のように思えます。
逆に言うと、その辺が文学的ではなくて、読まれなくなった一因なんでしょう。
>14 亀レスですが、情報ありがとうございます。 House of StratusのHP見てきました。 コレクターズアイテムですね。原語で読める読めない はともかく、どの作家も集めたくなる感じです。 これでもちっとペーパーバック安ければ・・・ Amazonで表紙のデザインを見てすごく購買欲に かられています。
25 :
名無しのオプ :02/10/30 18:15
24≠12 誤爆した。スマソ House of Stratusは邦訳ほぼ全滅のバグリイ全作や フリーマン全長編出してますね。これはいい。
26 :
名無しのオプ :02/10/30 20:05
退屈といわれるクロフツも、常に結末の意外性があって好きです。 「海の秘密」や「死の鉄路」などは、自分が初心者だったせいもありますが、 ひっくり返った記憶があります。 翻訳されたものはかなり持ってるつもりですが、後悔しているのは、 「ヴォスパー号の遭難」を買い損なったことです。 ハヤカワが復刊するとは思えないし。 流れと関係なく、しかもまとまりのない文で失礼しました。
27 :
名無しのオプ :02/10/30 20:14
28 :
名無しのオプ :02/10/30 22:57
しかしクロフツってデビュウ作が凄すぎて(決してほかの作品だって質が悪い わけでもないのに)あとが続かないようなかわいそうなイメージない?
29 :
名無しのオプ :02/10/30 23:01
その点では竹本健治に似てたりして。
30 :
名無しのオプ :02/10/30 23:46
>29 樽の中の失楽 狂い窓発12時30分 フレンチ警部と閉じ箱の死 い、いやだああ!!!!
31 :
名無しのオプ :02/10/31 01:13
>29 フォア・フォーズ荘の恐怖 ウロボロス号の遭難 見えない碁敵 酉つ九最期の足袋 いかが?読みたい?
「マギル卿」はもう再版されたの?
33 :
名無しのオプ :02/11/08 22:16
最近海外物を読み始めて 初めてクロフツを読もうと思うんだけど何から読んだらいいですか? いきなり「樽」でもいいすか?
34 :
名無しのオプ :02/11/08 22:31
>>33 、僕も「樽」まだ読んでないんで、「樽」そのものの評価は出来んが、
「マギル卿最後の旅」はすごく良かった。お薦め。
他の人の書き込み見ても、最初なら「マギル卿」の方が良いのでは?
創元推理文庫で復刊されたばかり。
>>34 レスありがとう!
じゃ「マギル卿」から読んでみますわ。
36 :
名無しのオプ :02/11/09 11:10
>>33 クロフツの翻訳は古くてスゴイものが多いので、その点は覚悟すべし。
わたしゃあ『スターヴェルの悲劇』がいいと思うけど、たしか品切れだよね。
37 :
名無しのオプ :02/11/16 13:55
手遅れだったか・・・・ 「樽」のが断然いいと思うのだが・・・ 「マギル卿」がアリバイ崩しだけに走っていたのに比べて、「樽」は本格の面白さも 加味してるし。ま、次には「樽」をよろしく。
38 :
名無しのオプ :02/11/16 17:31
そういや昔の創元ではクロフツもののいくつかは時計マークになってたな・・・
>>36-37 アドバイス有り難うございます。
マギル卿見つけに本屋行ったらそこになかったので
つい別の作家の本買ってしまいそれを今は読んでますんで(^_^;)
40 :
名無しのオプ :02/11/16 20:33
>>37 言いたいことがよくわからん。
アリバイ崩しは「本格」じゃないのか?
41 :
名無しのオプ :02/11/16 23:27
クロフツは安心して読めるいい作家です。 50歳を過ぎたら文庫本全冊読み返そうと思ってます。 それまでは本棚の奥にじっくり熟成させときます。
>>40 いや、つまりその、「犯人がわかった時の驚き」がまだしも確保されてるってこと。
44 :
名無しのオプ :02/11/18 20:42
今日の試合の先発メンバーを発表する。まずFWは・・・・クロフツ!! そしてGKは・・・・チェスタトン!!以上だ。
あははっははっはっはwww
お、ウケた(w
>>43 『樽』って、容疑者が2人しかいないじゃん。
それで驚きが確保されるの?
・・・やっぱりよくわからん。
確かにそうだが、そのどっちが犯人かは最後までわからない。 どっちもどこかしら胡散臭く書いてるからイイ、と思ったわけで。
49 :
名無しのオプ :02/11/18 23:05
自由人・病原体・黒仏
>>49 そうそう病原体……って、それは「virus」やっちゅうねん(ペシッ)!
以前ネットの某翻訳サイトで「Freeman Wills Crofts」を訳したら、
「自由人は農園を意図する」だって。オイ。
51 :
名無しのオプ :02/11/29 15:01
つーかここ寂れすぎですよん・・・ 一応5大作家の一人なんですよ・・・ それが50だなんて・・・おいちゃん悲しい
52 :
名無しのオプ :02/11/29 18:25
>>49 『ホッグズバックの怪事件』→『ブタのケツの怪事件』
53 :
名無しのオプ :02/11/29 18:43
やばい
明日、新宿紀伊国屋に探しに行ってきます。 なんだか文が重そうな気がするんですけど、最初にこれは読めってのはありますか?
55 :
名無しのオプ :02/12/01 21:45
>>54 、その書き込みの「明日」というのが12月1日のことなら、もう手遅れだが、
とりあえず「英仏海峡の謎」でどうでしょう。
結局書店でもほとんど無く、駅前の図書館で探してみました まず『短編集1』を読んでグッと掴まれたんで、 短編集1・2と『二つの密室』を借りました。 『最初の事件』も『マギル卿』もあったし、『樽』も分館から取り寄せられるらしいし、 今の所は借りて読んでいく感じで充分です。 クロフツの訳書リストは何処に行けばありますか?
57 :
名無しのオプ :02/12/02 05:58
58 :
名無しのオプ :02/12/02 07:29
>>56 うらやましい・・・
都内の図書館ですか?
>>57 ありがとうございます
>>58 都内です。
ちなみに、ああいうのは青空文庫にはやっぱりでないんですかね?
>>54 何区(あるいは何市)の図書館か教えてください〜
もちろん54さんがお目当てのものを借りたあとでいいので。
お願いします。ウチの近辺は所蔵が少なくて・・・。
62 :
54じゃないですが :02/12/06 13:49
都内の図書館なら、申し込めば1週間くらいで必ず手に入りますよ。 その図書館になくても、基本的に都内の全図書館と連携して 相互貸借しますから。最悪の場合、都立中央図書館から持ってきますし。
ホントですか!! やってみます。どうもでした〜
64 :
Enigma :02/12/06 20:42
>>60 著作権は没後50年間は保護されているので、
その間は勝手に著作を複製したりできません。
翻訳も無理なはず。
最近イギリスでは、この保護期間を延長しようという話も出ていると聞きましたが。
65 :
名無しのオプ :02/12/06 20:56
イギリスで延長されたら日本での翻訳が無理なの?
>>64 あ、イギリスでも没後50年間の保護は変わらないんですね。>著作権
じゃあダメですね、夢野久作で我慢してます。
>>58 都下の住民です。京王線沿いの市であると言っておきましょう。
>>ALL
クロフツを含めた『5大作家』は、世界のなかの五人ですか?それともイギリス国内?
67 :
名無しのオプ :02/12/07 02:42
本屋行きゃあ、文庫本でいっぱいでてんだから身銭切って読めよ。
68 :
名無しのオプ :02/12/07 04:19
>>67 ここに来ての盛り上がりは「最初の事件」に対する反応なのでは
ないかと思われ。
69 :
名無しのオプ :02/12/07 04:33
>>66 『五大作家』って、いわゆる黄金期の五大作家として日本で言い習わされ
きた、クイーン、クリスティー、カー、ヴァン・ダイン、クロフツの
つもりじゃないのかな?
だとすれば、3人はアメリカ人なので、イギリス国内って事はない。
世界の五大ミステリ作家とすれば、ドイルやシムノンが絶対に入って
くるんだろうね。
今のイギリス国内で「イギリスミステリ五大作家」を問えば、
クリスティー、ドイルが不動で、あとデクスター、PDジェイムズ、
エリス・ピーターズとかいわれちゃうんじゃない?
黄金期と限定したら、セイヤーズ、バークリーあたりがエントリーする
のかな?
いずれにしても、クロフツをミステリの五大作家に挙げるのは
創元推理文庫の恩恵を受けてきた日本人ぐらいのような気がする。
「樽」は積読になってから、すでに1年以上が経過している
71 :
Enigma :02/12/07 22:45
>>69 5大作家にはヴァン・ダインは含まれていないはず。
H・C・ベイリーが入っていたと思う。
これは外国の評論家が言いだしたらしいけど、なぜこの5人なのかという説明は、
あまり聞いたことがない。
訂正。 71で書いたのは「イギリス5大作家」で、セイヤーズ、クリスティー、 フリーマン、クロフツ、ベイリーでした。
73 :
名無しのオプ :02/12/10 17:18
クロフツとシムノンがフュージョンしたらスゴイ推理作家が生まれるのでは、 と、言ってみる。
74 :
名無しのオプ :02/12/10 20:21
歴史時間と地理空間を超えて読み継がれている作家という意味で ポオ / ドイル / クリスティー / カー / チャンドラー で5大作家では駄目なのでしょうか。 カーを無理矢理入れたのは、私がカーヲタだからですが、 カーは今も欧米でさかんに読まれておるそうです。 クロフツ、チェスタートン、セイヤーズ、ウールリッチあたりは どの程度、世界で読み継がれてるのでしょうか。 ルブランとヴァンダインは今はあまり読まれてないそうですが。 クイーンはミステリ収集家・批評家として歴史に残りそう。 ラブセイとかデクスターとかPDジェイムズは これから歴史の評価を受けることになりそう。
75 :
名無しのオプ :02/12/10 20:24
だめかどうかはベイリーの判断なんで我々には・・・
76 :
名無しのオプ :02/12/11 11:43
>カーは今も欧米でさかんに読まれておるそうです。 以前どこかの掲示板にアメリカ在住の人が書いていたが、 大都市の大きな書店でも、ディクスン・カーの本は置いていないらしい。 こんなヨタを飛ばすのは、カーの読者だけだろう。
77 :
名無しのオプ :02/12/11 12:00
Amazonで検索してみた。 カーの本はほとんどが絶版で、現役本はディクスン名義も含めて せいぜいひとケタ程度。 これが「今も欧米でさかんに読まれておる」作家の実態だ。 House of Strausで全巻復活したクロフツの敵ではないな(藁
78 :
名無しのオプ :02/12/11 19:07
黒仏大師>女王様>謎の女王様>蒸気船野郎>>>>>>>>>>>車
>黒仏大師 >蒸気船野郎 烈しくワロタヨ
81 :
名無しのオプ :02/12/12 02:26
なぜ「ポンスン事件」のことをだれも言わない? 鮎川御大がクロフツ好きになったのもこの作品がきっかけだし、 読みやすさと終盤のスリルはこれからこの作家を読み始める人にもオススメ
82 :
名無しのオプ :02/12/12 12:27
海外旅行をすると、図書館とか本屋とかには必ず寄ってみるんだが、 カー、クイーン、クロフツ、ヴァン・ダイン、セイヤーズ、シムノン etc. 全然置いてないね。有っても1、2冊程度。 クリスティーはどこに行ってもたくさん並んでるのにね。
83 :
名無しのオプ :02/12/12 13:58
>81 これが傑作、これが駄作、これがおすすめ・・・ これらは魔○の召喚呪文だから
84 :
Enigma :03/01/07 21:16
復刊された『マギル卿』は、たくさん売れたんだろうか。 ちなみに私は買ってませんが……。
85 :
名無しのオプ :03/01/20 18:15
マギル卿は糞。
86 :
名無しのオプ :03/01/20 18:31
今読んでもクロフツって面白い?
87 :
名無しのオプ :03/01/20 18:49
うん。特に樽はお勧め
(^^)
89 :
名無しのオプ :03/01/26 01:01
>>87 面白いけど、文章が古くて初心者には退屈かも・・
「クロイドン発・・」が個人的に超お勧め。
90 :
名無しのオプ :03/01/26 01:30
>>87 >>89 お勧めに従って今度読んでみます。ありがトン。
クロイ丼って確か倒叙の名作とされてるやつですよね?
倒叙物好きなんで楽しみです。
91 :
Enigma :03/01/26 20:10
>>90 『刑事コロンボ』が好きなら、あまり薦められんけど……。
『クロイドン』は倒叙というには苦しいし。
92 :
名無しのオプ :03/01/26 22:55
>91 犯人との一騎打ちみたいな感じではないんですか?
>91ではないが「クロイドン」(読んだのはかなり前だが) 犯人は自分の犯罪計画に入れ込んで、 警察官個人をあまり意識はしてないような。 フレンチ警部の方も事務的に処理してるような。 一晩寝たら、犯人のこと忘れてんじゃないかな。 一騎打ちではなく、犯罪の計画⇒実行⇒崩壊の過程を楽しむ作品かと。 ラストの(メール欄)のシーンは未だに忘れられん。
94 :
Enigma :03/01/27 20:35
>>92 ほとんど犯人主観で、フレンチも途中出てくるけどちょっとだけ。
あとは、最期に解説をするけど、ほとんどオマケ。
主人公は完全に犯人の方だから、感情移入できれば
それなりに面白く読めるかも。。
96 :
名無しのオプ :03/01/27 23:25
97 :
名無しのオプ :03/02/21 09:10
そんなにこの人嫌いか?
98 :
名無しのオプ :03/02/21 09:11
100ゲト
101 :
名無しのオプ :03/02/21 10:20
この擦れが100逝くとはねー
102 :
名無しのオプ :03/02/21 14:05
今年の「秋の夜長」までもいこうぜ
103 :
名無しのオプ :03/02/21 14:06
クロフツの作品って面白いっていうより、安心して読めるって感じですね。 ただなぜか犯人の名前が全く記憶に残らない。再読してるうちに思い出すんですけど。 ガイシュツかもしれないですね。スマソ。 クロフツの作品、5年位前に手に入るもの以外は図書館で探しまくって読んでました。 でも「フローテ公園〜」がいまだに見つからない・・・。 読みたいよぅ・・・。
104 :
名無しのオプ :03/02/22 19:39
「チョールフォント荘の恐怖」「黄金の灰」「見えない敵」 「フレンチ警部とチェインの謎」「ギルフォードの犯罪」 「山師タラント」を手に入れたっす。 さすがに焼けがスゴイ・・・
「殺人者はへまをする」激しく読みたいッス!
106 :
名無しのオプ :03/03/31 08:11
下がりすぎたのでage
107 :
名無しのオプ :03/03/31 15:09
はじめてクロフツを読んでます。 「樽」です。 今、フランスに来たところ。 訳の日本が思ったより古くさくないので驚きました。
108 :
Enigma :03/04/01 20:55
>>107 読んだら感想キボンヌ。
第2部はややこしくないですか?
109 :
名無しのオプ :03/04/02 00:01
「フレンチ警視最初の事件」ついに入手しますた!
110 :
名無しのオプ :03/04/02 01:25
よこせ!
111 :
名無しのオプ :03/04/02 01:26
さっさとこっちにわたせ!
112 :
名無しのオプ :03/04/02 08:39
しかし最近は、クロフツ本どんどん入手難になっているので「最初の事件」が 手に入ってもあまりうらやましくない。
>>108 まぁ、こういうものかなぁと思いながら読みました。
少しずつ手がかりが見つかって、それらがいつかかっちりとはまって一つの絵になるという
過程を読む作品だと思うんですが、なかなか面白かったです。
手がかり発見のエピソードの中では、ポンプ会社のタイピストのところがよかったです。
あまり登場人物の心理描写がないこの作品の中で、好色ともとれる視線が
プロフェッショナルな探偵の視線に変わっていくところが面白かったです。
ところで以前、小林信彦が「この作品には有名なキズがある」と書いていたのを読んだことがあるんですが、
それはいったいどこなんでしょう?
探しながら読んだつもりなんですが、分かりませんでした。面目ない・・・
114 :
名無しのオプ :03/04/02 21:47
1ヶ月放置していた<樽>を手に取ったんですけど<火刑法廷>もその横にあるんです。 どっちも未読ですがどっちにしようかと....
115 :
bloom :03/04/02 21:53
116 :
Enigma :03/04/05 21:59
>>113 さんくす。
> あまり登場人物の心理描写がないこの作品の中で、好色ともとれる視線が
> プロフェッショナルな探偵の視線に変わっていくところが面白かったです。
この辺はあまりわかりませんでしたが……。
> ところで以前、小林信彦が「この作品には有名なキズがある」と書いていたのを読んだことがあるんですが、
> それはいったいどこなんでしょう?
文字通り「樽のキズ」です。
樽の動きをよく復習して、12章を読むべし。
ほかにもミスはあるらしい……。
>>116 レスありがとうございます
>文字通り「樽のキズ」です。
>樽の動きをよく復習して、12章を読むべし。
全然気づかんかった・・・
(^^)
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
120 :
Enigma :03/04/25 19:35
早川の「クラシック・セレクション」でクロフツ再版しないの? クロフツがないと、「ミステリのクラシック」と言われても気が抜ける……。
121 :
名無しのオプ :03/05/10 03:55
>>120 お前こないだ「フッ、クロフツは金にならんから復刊しないのさっ」とか偉そうにぬかしてたじゃねえかよ。
122 :
名無しのオプ :03/05/15 00:15
昔古本屋で見つけてた、ハヤカワの「列車の死」読了。 このタイトルって、“列車内における殺人”て意味じゃなく、 列車を人に見立てて、“列車が殺された”と言ってたのか。 作品的には、本格ではないですね。スパイ小説。 地理的な説明や、列車運行の説明などが少々頭に入りにくかったが、 ストーリー展開はさくさく進むし、多数のキャラが弄する策が 割と奇想の連続という感じで、結構面白かった。 ただ、「個人の生命より国家が大事」的放言が、全編通してやたらあるが 何か今的にまずそうですな
黒フツ短編集1を読んでるんだけど、3分の1くらいまできたとこでちょっと飽きてきた。 ずっとこんな調子なのかな?倒叙が好きなので手を出してみたんだけど…。
124 :
名無しのオプ :03/05/15 16:31
こんな調子。 まあ一篇読んだらしばらく間を置くか、別の作家を読むかするとよいかも。 連続で読むのはイメージ的には薬味ばかりを食べてるととおなじかも
>>123 それならフリーマンをお薦めします。
クロフツは短編はだめだよ。
一編に全部読むとつらいかもしれんが、あの味がいいんだなあ。
127 :
名無しのオプ :03/05/27 12:20
>>125 えーそうかなあ。結構いいと思うんだがなあ。
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
「列車の死」とかハヤカワの方も復刊しないかなぁ・・・
マギル卿は買っといたほうがいいかな。
132 :
名無しのオプ :03/06/13 13:35
さるべーじ
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
(^^)
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
138 :
名無しのオプ :03/08/31 18:10
そろそろ秋ですな
139 :
名無しのオプ :03/09/02 13:26
ageつつ質問を一つ。 私は最近、ネットで『フローテ公園の殺人』(創元)を手に入れたんですが、 長谷川修二氏のの旧訳でした。 これと1975年の橋本福夫版はどのくらい違うのでしょうか。 すごく読みにくいというほどでもない感じなんですが、 改訳されているということは何か問題があったのかもしれません。 新訳を入手しなおした方がいいのでしょうか。 だれか両方読んだと言う人は居ないでしょうか。 マイナーすぎて無理かな・・・。
今月ホッグス・バック復刊するんじゃなかったか?
>>140 するよ、創元の復刊フェアで・・・
つい最近ホッグス・バック買ったばかりだったのに・・・
・・・知ったのは買った翌日でした・・・ヽ(`Д´)ノウワァァン!
142 :
名無しのオプ :03/09/03 23:21
初クロフツは「樽」なんだが、読めない。 飽きてくる。挫折しますた。
うーむそういわれてもなあ・・・
「樽」で挫折するんじゃ大概の作品が厳しくなるな。 ちょっと毛色の違う奴読んでみれば? 「スターヴェルの悲劇」とか「二つの密室」とか。 面白いかはわからんが。
ありがとん。樽で2回挫折していますが、もう一度樽にトライします。 何としても読み終えます。メラメラ
クロイドンはわりと読みやすいと思うぞ
>145 「樽」は長いからね。途中で読書のテンションが途切れちゃうのもわかるよ。 だけど、じつはそんなにめんどくさくもないし、平板でもない。 後半で混乱したという人は、ただダラダラ読んで前半を忘れちゃっただけだと思うな。 つまり、『樽」は勢いで読むことが大事。 とにかくこれを読めば、後の作品は楽勝になる。
148 :
名無しのオプ :03/09/04 00:33
>>147 そこまで苦労してクロフツを読む必要性ってあるの?
もっと面白いものは一杯あるよん。
>148 苦労だと思っているんじゃないかという人(推測)に向けて、「べつに苦労じゃないぞ」と言ってるんだが。
150 :
名無しのオプ :03/09/04 00:59
クロフツより面白いミステリはそうはないと思うが。
151 :
名無しのオプ :03/09/04 01:09
初クロフツです。 「クロイドン発・・・」は単純に考えて面白いですか?
>151 なんでそんな質問をするのか分からないね。 面白いかどうかを自分で決めるために読むんじゃないのかい?
>151 俺は面白いと思う。読んでほしい。
154 :
名無しのオプ :03/09/04 01:17
>153 サンクス
「樽」は冒険小説的活劇もあるし楽しいよ。
『英仏海峡の謎」を読了しました。 これはけっこうちゃんとしたフーダニットだね。 『ポンスン事件」なんかと同系かな。 幾人か居る容疑者の中から、誰がそれを出来たのかという視点で 犯人を推理する。 捜査法は、例によって「アリバイ崩し」なんだけど、 海の上なので選択肢が多すぎるのが特徴か・・・。
>>148 樽はコツコツ型の典型と言われている作品なので、
絶対に読む必要があると思ったのです。
ホッグズバック、900円は高い。
『ホッグズ・バック』持ってるんだよ。『マギル卿』も持ってたし。 ここんとこ、創元は持ってるものばっかり復刊されるなぁ。 『赤い拇指紋』も、『ピカデリーの殺人』も、『アブナー伯父の事件簿』も持ってるんだよ! もっと復刊して欲しいものは他にあるんだよなぁ〜、 誰もが言う『警視最初の事件』とかよー。
160 :
名無しのオプ :03/09/07 16:34
「製材所の秘密」を久々に読んだ。 今の時代だからこそ、クロフツを読むと何故か安心する。 クロフツには、真面目な作家というイメージがある。 読者に対してフェアであることは勿論、 堅実な描写は無理がなく、読み物としても良くできている。 クイーンやカーに比べると派手さはないが、 安定しているので、再読しても十分おもしろい。 20世紀初めの英国の雰囲気を味わうには打ってつけだと思う。
161 :
名無しのオプ :03/09/07 17:11
私の親愛の情をお受けください。 あなたのお手紙は私たちが再び友達になることを望んでいらっしゃるように拝読しましたが、私も全く同感です。 いい人だ…
162 :
名無しのオプ :03/09/08 20:39
樽は読むのきつい。死体が出てくるまでが長い。 家の周りで梯子の足跡を検証するシーンを何とか越えた。 過去2回、ここで断念したからね。 長い。本当に長い。ちょっと詳しく描きすぎてる。
163 :
名無しのオプ :03/09/08 22:00
「樽」は、私も最初は挫折しました。 でも、数年後に思い出したように本棚の奥にしまってあった 「樽」を読んでみたところ・・・ これが、面白いのなんのって! 最初は機が熟してなかったんだなって思いました。 今、きついのでしたら、 今は読まずに大切にしまっておくのも良いかも・・・ やっぱり、本は楽しく読まなくては意味がありませんから。
164 :
名無しのオプ :03/09/12 21:22
「クロイドン発12時30分」、30年前、小学生用のこの本を初めて読んだときは、 倒叙物の展開が、ものすごくおもしろかった。
165 :
名無しのオプ :03/09/13 23:29
「樽」 文庫本でチラっと立ち読みしたら、さくさく行けそうなんだけど。
166 :
名無しのオプ :03/09/13 23:34
>>161 日本のファンにクロフツが送った返事だね。
大戦直後で、反日感情が激しかったイギリス人の手紙とは思えない。
自分の本は戦争のせいでけっこう品切れが多いことをわびたうえ、
しかも『フローテ公園』か何かを同封してくれたんだよね。
ほんとにいい人だ……。
167 :
名無しのオプ :03/09/13 23:44
クロフツは当時の時代風俗を思い浮かべると面白さが倍増。 ヒッチコックのイギリス時代の作品とか テレビのポワロ・シリーズでもいいや、とにかくああいうのを見たこと ある人だと、フレンチ警部たちが歩き回る捜査が楽しめることうけあい。
168 :
名無しのオプ :03/09/14 10:38
創元のミステリーズ2に石上三登志が「探偵小説ふたたび」というので クロフツについて 「アリバイ」物ばかりでない。長編三十三の中で少ないと書いています。 久しぶりに読んでみたくなりました。
169 :
名無しのオプ :03/09/14 15:22
>>168 『シグニット号の死』所収の紀田順一郎エッセイ以来の
画期的なクロフツ論だよね。
クロフツは探偵小説研究会の一派がくだらねえ理論をひねくりそうにないので、
安心して読めます。ていうか、奴らの餌食にされる前に早く読もうっと。
170 :
名無しのオプ :03/09/15 13:47
探偵小説研究会の連中は深読みが過ぎるよね。
171 :
Enigma :03/09/15 14:47
>>168 買ってきて読んだけど、要は「クロフツは警察もの、捜査ものの原点」
ってことでしょ? それなら今までにも指摘した人はいるし、
あんな大げさに騒ぎ立てるほどのことでもないと思うけど。
そもそも、クロフツはそれだけで収まる作家じゃない。
しっかり「本格」してる作品もあるし。
まあ、第6節は面白かったけどね。
しかしこの人の書くもの、あいかわらず自分一人で納得しているような
ところがあって、読みにくい。だから全然説得力がない。
172 :
名無しのオプ :03/09/15 19:05
クロフツは文章が味気無くて、印象的な絵が出てこないけど 手間隙かけて作ったような後が感じられて好感は持てるなあ。
173 :
名無しのオプ :03/09/15 20:23
クロフツがいいのは、突如「ぐいーん」って感じでカメラが急速に寄っていって
真相が見えてくるところ。『マギル卿』とかね。
>>168 クロフツ自体がまともに論じられず、
「トリックがしょぼい」みたいな言い方しかされないのだから、
まず石上氏の指摘あたりのレベルから始めないといけないのでは。
井上良夫は?
175 :
名無しのオプ :03/09/15 20:37
アリバイモノばかりじゃないんですよ、クロフツは。むしろアリバイモノは少ない んですよ皆さん。 是非読んで下さい。
176 :
名無しのオプ :03/09/15 20:54
樽やっと読破。捜査する人がどんどん変わっていくので感情移入するのが難しい。 最後の探偵はなかなか良かった。 最初の方で家の周りの梯子の足跡を検証するシーンとか、 最後になると長々と描写した意味も無くなってる。結局ページの無駄だった。 細部にこだわりすぎの部分が多い。しょーもない所は結果だけを知らせれば十分だった。
177 :
名無しのオプ :03/09/15 22:52
実は密室物もあるんだよね、確か。
『二つの密室』 ちょうど今読んでいる。 若い家政婦が家庭に潜む不吉な陰を察知する・・・。 ある意味で『樽』の正反対の作品。
179 :
名無しのオプ :03/09/16 02:42
『二つの密室』は新旧2タイプの密室トリックの取り合わせが面白いね。 『フレンチ警部と紫色の鎌』もいいっすよ。全く正体と動機不明の連続殺人鬼に 地味で堅実なフレンチ警部はどうやって網をかけたか? ああ、でもこれらの作品もいつのまにやら入手難なんだな。ヒデー
入手が容易なものが少なすぎんだよな やっぱ原書にいくしかないか?
181 :
名無しのオプ :03/09/16 18:27
クロフツなんていつでも読めるやと思ってたら、いつのまにか壊滅状態 創元の最新目録で見たら「樽」「紫色の鎌」「英仏海峡」「クロイドン」「多忙な休暇」 「短編集1」「2」以外はゴッソリ脱落して、 「マギル」も「最大の事件」も警告信号ついとるじゃないか。 そこへこのスレ読んでたら、未読のが急に読みたくなって ネット古書店であわててまとめ買いしちまった。
>>178 有栖川がその話のヒロインに恋しちゃったらしい(w
アンだったっけ?
そうそう。
いま、まだ100ページくらいで事件が起こったところ。 『二つの密室』って、なんだか「もし、知っていたら」な感じだな。 かなり意外・・・。
186 :
名無しのオプ :03/09/17 05:14
>>185 それって、HIBK(もし私が知ってさえいれば)派にありがちな、
女性が主人公のサスペンスタッチの展開という意味だよね?
怪しげな屋敷に泊まったり雇われたりして、少しずつ変なことが起きるっていう。
『二つの密室』そのものには、そういうアンフェアさはなかったと思うが。
187 :
名無しのオプ :03/09/17 05:51
犯人が意外だった気がするなぁ>二つの密室 ただのアリバイ崩しだと思ってたんで
188 :
名無しのオプ :03/09/17 06:34
内田康夫『鐘』のあとがきはクロフツファン必読 ただし激怒必至 それにしても単にコツコツ歩き回るだけのミステリーを "クロフツ流"と称するのはもうやめたらどうか 「クロフツの何たるかを知らない」で平気な人物を推理作家扱いするのも
189 :
名無しのオプ :03/09/17 08:07
別に例外が真髄ではあるまいよ。 俺はある程度イメージで語ってもいいと思う。 カーとかもそう。
「二つのの密室」は俺がおこづかいで買った最初のミステリだよw。 いい具合に内容を忘れているので再読しようかしら。この秋の夜長に。
「土木技師見習をふり出しに鉄道の技術畑を歩いたが、四十歳の時、大病の後に『樽』を書き上げ、 大成功を収めた。以来フレンチ警部(のちに首席警部から警視へと昇進している)をはじめとする 努力型、凡人型の探偵の活動するアリバイ破りものに『マギル卿最後の旅』等、数多くの名作を残し たほか、『クロイドン発12時30分』などのような倒叙ものの傑作がある。」 創元社の解説目録より。 「クロフツ流」のイメージをひろめたのはやっぱり版元なのか?
>186 ”Had I But Known”=アンフェアってことは無いでしょう。 私の言ってるのは、単に「女性サスペンス」ということだけど、 メアリ・ロバーツ・ラインハートなんかも「サプライズ」ではなく、 「サスペンス」にこそ眼目があるわけでしょう。 クリスティの初期のノンシリーズ長編みたいな大胆なトリックがあるものと 混同しておられるのではないかと思う・・・。(『七つの時計』とかね) それに『二つの密室』は、 >女性が主人公のサスペンスタッチの展開という意味だよね? >怪しげな屋敷に泊まったり雇われたりして、少しずつ変なことが起きるっていう。 ――が、第一部に関して言うと、まさにそのままだと思う。 現にヒロインの「もし、知っていたら・・・」というモノローグの一行もあるので、 やっぱり意識してそれっぽい導入にしてみたんじゃないかと思うな。 スタイル的に変化球を狙った作品なので、 なにかを参考にするというのは十分ありそうな話し。
>”Had I But Known”=アンフェアってことは無いでしょう。 いや十分アンフェアでしょ。「もし知ってさえいたら」って名称自体がアンフェア ってことじゃん。 手がかりなんてないんだから推理しようが無いし。
>194 えっ・・・えっ? なんか、根本的な勘違いをしてるような気がするけど? 「もし、知っていたら」っていうのは、 サスペンスを盛り上げる&感情移入をさせるための手法に起因するのであって、 フェアとかアンフェアとかいうこととは無縁だと思うけどな。 例 道を歩いていたら交通事故にあう。 ヒロイン「もし、車が来ると知っていたら、この道は選ばなかったのに・・・」 読者(かわいそう・・・) えらくスレ違いなんで、終わらせて欲しい。
便乗して 例2 ヒロインが分かれ道で右を選び、歩いていく。 ↓ 作者「ああ、もし彼女がそこに待っていること知っていたら、左を選んでいただろう・・・」 ↓ 読者(まあ、何が起きるのかしら、どきどき) ↓ 交通事故にあうヒロイン。 この図式もHIBNには欠かせないよ。 ほんとにスレ違いだが。
最近古書店でぞろぞろとクロフツばかり買ってたら結構な数になってしまった(あと四冊ほどで創元・ハヤカワの 翻訳ものはコンプリート) 買ってただけであまり読んでなかったが、このスレの1にたちかえり秋の夜長一冊ずつじっくり読んでいこうと思う。
紀伊国屋にプロフィールが書いてあった。 >クロフツ断腸[クロフツダンチョー] >元通信院技官・電電公社(現NTT)職員。元地球化学会会員。1925年生まれ 仕事をリタイアしてトンデモに嵌まるという典型的なパターンなのかな。 でも、よっぽどクロフツが好きなんだろうなぁ。 年も78だし、なんだかちょっと憎めない気もしなくはない。 正直複雑な気分だけど、前言撤回、生暖かく見守ることにします。
原書を注文しました。 自分の英語力でどれだけ読めるかは不明ですが、 あのペーパーバックのシリーズもいつ無くなるかわからないので、 買えるときに買っておいた方がいいかなと。 とりあえず、未邦訳の2冊と最初の事件なんですが。 死ぬまでには何とか読み終えたい。
200 :
名無しのオプ :03/09/19 22:12
フェアかアンフェアかといえばアンフェアじゃん。 次元が違うってことなんだろうけど。
>200 もう、やめろ。終わった話題は。
202 :
名無しのオプ :03/09/20 03:25
>>199 言われてみればそうだ
いつなくなるかわかんないよね
アタクシも注文しようかな
将来的には全巻原書で読破が夢
203 :
名無しのオプ :03/09/26 01:44
ホームズやポアロみたいな感じで、イギリスのテレビでドラマ化されないかな、 フレンチ警部シリーズ。もちろん時代考証ばっちりで。 『樽』や『ポンスン』をどうするかって問題は、とりあえず置いといて。 ブック・オブ・ストラウスの表紙絵見てる内に浮かんだ妄想です。
204 :
名無しのオプ :03/09/27 07:49
「殺人者はへまをする」はラジオドラマのノベライズ(?)らしく、 軽いノリの短編集なので、これから読んだ人はぜひ長編の方もよろしく。 しかしクロフツって想像してた以上にトリックメーカーなのな。 「刑事コロンボ」に慣れた目からすると、犯人が自滅するツメが甘い気がするが、 当時の倒叙ものってのはこれが標準レベルだったんだろうね。
205 :
名無しのオプ :03/09/28 14:27
「フローテ公園の殺人」読了です。 やっぱ、面白いですわ。 特にファンダム警部が署長に捜査の不備を指摘される場面なんて 現実の自分とカブるところがあって、 まるで、こっちが叱られてる気がしましたよ。 フロフツワールド炸裂の意欲作ですね。
>>54 都内に「最初の事件」があると言ってたが、こないだ最寄の図書館に予約したら都内には無いと言われたぞ!
嘘ついたな!
私立図書館かも
国会図書館だろ
あぼーん
メール欄ねえ(藁
あ〜間違えちゃった。何とか削除できないかな?
>>211 削除依頼を出しておきました。
ネタバレ部分を修正して再書き込みして頂けると有り難いです。
まあ、知ってても楽しめないことはないと思う。 知らないに越したことはないけど。
214 :
名無しのオプ :03/10/06 22:25
ところで「樽」はいろいろな翻訳本がでるけど、 どの訳で読んだ? 手に入りやすいものだけでも、 角川・講談社・新潮・集英社・創元・ポケミスとあるけど。
失礼、ミスしたまま書き込んだ。 誤 翻訳本がでる 正 翻訳本がでてる ちなみに俺は創元の大久保康雄訳で読んだんだが。 訳によって印象はかわるもんかな。
>>213 来んなっつっただろ。
ちょっとトラブルが持ち上がった時だけしたり顔でしゃしゃり出て来やがって。
目障りなことこの上ない。
クロフツの「製材所の秘密」初めて読んだけど、日本でいう社会派推理小説って感じがした。 もちろん面白かったけど。1つ1つの事象を丁寧にそれでいて詳細に書く筆致はもはや古典芸能の域と思う。 個人的にはクロフツは英国伝統の「冒険小説」作家の一人と思っているが、それに加えて絶妙なリアリズムが 非常に良い味出してる。この「製材所の秘密」は単なる一般人が大捜査し、最後はヒロインと結ばれ、 しかも悪人の悪事が(メール欄)という妙に具体的なものという作品。でも面白いんだな。暴言かもしれないが 御気に入りの作品「関税品はありませんか」なんか悪人たちの悪事があまりに些細で、同情できるので、このまま ばれずに物語終わって欲しいな、なんて思ってしまった記憶が有る。つまりそれだけクロフツって誠実に作品を 描いてるってこと…長文スマン。さあ次ぎは読み残した中から「山師タラント」でも読むか。
ネタバレというと、「スターヴェルの悲劇」は巻末付録で北村薫がネタバレしていますね。 あまり決定的なものではないですが、本編を楽しめなくするには十分かも。 このスレにはあまりいないかも知れませんが、未読の方はご注意を。
219 :
名無しのオプ :03/10/09 00:45
当該作品の解説でネタバレするのは別に悪い事じゃないと思う。 最後に読むように最後に配置されてるわけだし。 結末先に読んで「ネタバレされた!」っていうのとあまり変わらないと思う。
>>219 > 最後に読むように最後に配置されてるわけだし。
そ、そういうことなん?
ま、なんにせよ、解説を参考にして本買ってる人間が少なからずいることは
自明のことなんだから、出版者側、解説者側が少し配慮すべきことだと思うよ。
ものによっては警告はいってる解説もあるのにね 「この先は本作の核心に触れています」みたいに
222 :
名無しのオプ :03/10/09 11:13
北村薫解説は、本名の宮本和男時代から要注意です。 光文社文庫版の鮎哲傑作選(今は創推に入ってる)でどれだけ泣かされたことか!
223 :
名無しのオプ :03/10/10 18:31
「ヴォスパー号の遭難」(ハヤカワミステリ文庫版)が無性に読みたいのですが なかなか入手できずにイライラ。 「フレンチ警部最初の事件」ほどの入手難易度の高さではないはずと 思っていたのですが甘かったですかね?古書の事情に詳しい方の解説希望。
224 :
名無しのオプ :03/10/10 19:55
図書館行けよ
225 :
名無しのオプ :03/10/17 22:49
「ホッグズバッグの怪事件」復刊・・・・・・なんだが、こないだ古本屋で買ったから、売り上げに貢献できない。
マギル卿、最強に悪党面だね
227 :
名無しのオプ :03/10/20 19:30
「短編集2」読了。 新聞連載だったせいか、いまいち味付けの足りなかった「短編集1」にくらべてかなり読ませる。 初出が書いてないのではっきりしないけど、雑誌等への書き下ろしが中心ではないか。 登場人物の描写が濃くなっている。 一ひねりある倒叙物「踏切り」、正統派謎解きの「ソルトバー・プライオリ事件」が お気に入り。
228 :
名無しのオプ :03/11/09 01:48
創元のホムペで貴志がクロイドンを推薦してた。 意外だった。
229 :
名無しのオプ :03/11/13 04:06
サウサンプトンの殺人、スターヴェルの悲劇、フレンチ警部とチェインの謎、 これらはどうよ?
230 :
名無しのオプ :03/11/13 04:27
>>229 「スターヴェルの悲劇」は、プロットの骨格はいいのだが肉付けに失敗してると思う。
231 :
名無しのオプ :03/11/30 23:09
今日、古本屋で「フレンチ警部の多忙な休暇」ゲット。 「短編集1」もあったが、痛みが割りとあったので、そっちはスルー。 さて、いつ読めるやら。
232 :
名無しのオプ :03/12/12 00:12
>>228 貴志って意外と本格好きのような気がする。
233 :
かな ◆tr.t4dJfuU :03/12/15 08:51
とすと
234 :
名無しのオプ :04/03/21 11:46
新年おめでとうクロフツ
235 :
名無しのオプ :04/04/19 23:57
春の夜長もクロフツ
おお、まだあったのかこのスレ
237 :
名無しのオプ :04/04/21 04:20
4月、創元が「スターヴェルの悲劇」「ポンスン事件」を復刊。 「ポンスン」は新解説だから買うかな。
238 :
名無しのオプ :04/05/11 11:16
貴志の『青の炎』とクロイドンって似てない?
239 :
名無しのオプ :04/05/13 17:10 ID:EHNXK2Yr
240 :
名無しのオプ :04/05/14 03:55 ID:OQTp8qG8
カーが書店で見かけるようになって喜んでいたら、気がつくとクロフツが 軒並み絶版、かつてのカーの位置に・・・って思う。 いまクロフツの古書値っていくらくらいだろう? 「列車の死」や「二重の悲劇」の文庫が2000円とかするのかな?
いやこの前、都内某所で「列車の死」は500円だったよ けっこうミステリーとか扱ってるところの価格だからそこから極端に かけはなれた金額じゃないと思うけど、どうだろう。 買わなかったけど「二重の悲劇」のほうは100円だったしw・・・ ちょっとヤケがあったからかな
手の届く値段ではあるんだね。とはいえ、近所のブックオフや個人の古書店 でなかなかクロフツは見かけないので、値段以前の問題ではあります。
244 :
名無しのオプ :04/06/12 23:35 ID:wBQS/ew1
「フレンチ警部と・・・」ってタイトルがハリー・ポッターと どうしてもかぶってしまう(クロフツの方が遙かに前だけど)。 「フレンチ警部と賭博船」なんて当時は読者にアピールする タイトルだったんだろうか
ageて言うほどのことでもないか。
「最初の事件」持ってる。
>>244 Ellery Queen and the Perfect Crime
Captain Future and the Space Emperor
Indiana Jones and the Temple of Doom
「主人公の名前+そのエピソードの目玉」は娯楽もの古典的な命名法だと思ったけど。
ハリー・ポッターはその流れにあるだけのことでしょ。
ちなみに「フレンチ警部と賭博船」の原題はFatal Ventureです。
249 :
名無しのオプ :04/07/17 09:37 ID:rf6AYAB8
そういえば国書も晶文もなぜにクロフツの未訳分に手をださない? 翻訳希望なのだが
250 :
名無しのオプ :04/08/18 00:06 ID:vnQTAPDW
あげ
251 :
読後感 :04/09/29 16:15:48 ID:jAHy/jf6
論創社がついに未訳作品を出すそうですよ。(「黒犬黒猫館」より)
252 :
名無しのオプ :04/10/10 00:25:22 ID:uXVeCOMf
そして三度目の秋
253 :
名無しのオプ :04/10/15 10:12:19 ID:iNiphBV/
≫251 フレンチ警部と漂う死体
254 :
名無しのオプ :04/10/15 10:13:32 ID:iNiphBV/
http://www1.speednet.ne.jp/~ed-fuji/topics.html >12月下旬予定
>F・W・クロフツ 『フレンチ警部と漂う死体』
>大富豪の一族を襲った殺人事件。フレンチ警部は
>地道な捜査で証拠を集め、試行錯誤の末に真相
>に迫る。フレンチ警部シリーズの未訳長篇2作の
>うち Found Floating (1937) の翻訳。
>(論創社 予価2000円)
ホントに出るのですねぇ。
でも、この邦題はなんかいまいちなような。
安易に「フレンチ警部」を入れるのもアレだし、
「死体」と明言するのも興をそぐ気がするし、
「漂う」は『漂う提督』で使ってるし。
256 :
読後感 :04/10/16 14:27:53 ID:AFZ1R1xz
>「死体」と明言するのも興をそぐ気がするし ?
3年位したら創元の文庫に入りそうだね。『漂う死体』
創元はまず絶版/品切れの作品を復活させるべし
う〜ん、 なんか創元はカーと同じこといわれてるな。 一応、地道に復刊してるけどね。地道すぎるって言うか。
>>256 あ、いや、単に原題と比べて訳しすぎじゃないかと思っただけ。
まあ、原題と比べる必要もあまりないのだけど。
ただ、「死体」という言葉はタイトルに持って来るにはちと安っ
ぽい感じがしなくもない。「フレンチ警部と」の部分も含めて、
全体としてチープな印象がする。
原題も、あまりにも散文的という気がする。愛想がないというか。 クロフツらしいけど。
最大の事件読了。 初クロフツだったんだけど…
263 :
板ルール変更議論中@自治スレ :04/11/23 05:27:17 ID:JXARZM3g
俺も最大の事件読了した。 こりゃあ読みずらいったりゃありゃしねえ。
>>214 来月早川ミステリ文庫で出るよ。
訳者が加賀山卓朗だから新訳だと思う。
265 :
板ルール変更投票は4〜11日@自治スレ :04/12/08 21:55:39 ID:CgG1w+VE
何で今頃『樽』なんだろう。これが売れたら、ほかのを再版するんだろうか。
266 :
板ルール変更投票は4〜11日@自治スレ :04/12/09 12:35:04 ID:wdJeHxFI
>>265 ハヤカワの古典パズラー強化路線の一環では?
創元「ミステリーズ!」の杉江松恋「路地裏の迷宮踏査」は
必読のクロフツ再評価だよ。
日本でも、企業や組織を描けない新本格はもうイラネ
「船から消えた男」「サウサンプトンの殺人」(創元推理文庫)を読む。 前者は、ヒロインの女性の造形が優れていて楽しめたが全体のプロットとしては今一つか。裁判後に迎えるラストなどは、非常にハラハラして楽しめるものの、如何せん、起きた事件の謎が地味なので・・・。 最も楽しめたのは、オシャレなデザインの表紙かも。 後者は、倒叙物で始まりながら、第2の殺人はフーダニットになるという技巧を凝らした佳作。使われるトリックはやや機械的だが、登場人物の造形も優れているし、プロットも堅実で、クロフツ中期の傑作、と言いたい。 そして両作品とも、新製品開発に会社の浮沈を賭ける様子が、非常に面白く書かれている。ともに復刊を望みたい。
268 :
名無しのオプ :04/12/22 23:46:28 ID:mlPSe7jl
しんさくはよんだのかおまいら
269 :
名無しのオプ :04/12/23 00:50:00 ID:m/9MWL5k
高すぎ新作
,j;;;;;j,. ---一、 ` ―--‐、_ l;;;;;; クロフツは古本屋の100円ワゴンで買って読むもの・・・・ {;;;;;;ゝ T辷iフ i f'辷jァ !i;;;;; ヾ;;;ハ ノ .::!lリ;;r゙ `Z;i 〈.,_..,. ノ;;;;;;;;> そんなふうに考えていた時期が ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',. ,f゙: Y;;f 俺にもありました ~''戈ヽ `二´ r'´:::. `!
新作って……。 何年前に出たんだ?
272 :
名無しのオプ :04/12/23 15:30:43 ID:ZNzYkuK1
そういうのは新作とはいわんw
誰も書いてないなあ・・。 この間「スターヴェルの悲劇」読んだんだが、かなり気に入った。 いやはや、これは面白い!今でも古くない!
275 :
名無しのオプ :05/01/21 00:24:19 ID:4neq7EyO
『樽』の新しいの、どなたか読みました? レビュー希望。
新しいのって何? ぬねの???
新訳でしょ?
278 :
名無し物書き@推敲中?: :05/02/07 22:41:21 ID:4STMBzBb
-
誰も読んでないのか…
フレンチ警部シリーズ、いい加減に読もうかなあ。 五冊くらいは読んでるはずだけどねえ。積読率が一番高い作家かも。 「最初の事件」が手に入ったら読もう。
フレンチ警視最初の事件はかなり入手難と思うけど・・・おれも読みたいや
『フレンチ警視最初の事件』は、たぶん再版されないだろうな。 訳者が長谷川修二だし。 高い金を出して旧版を買うか、新訳を待つしか無さそう。
訳が長谷川修二だと何かまずいのか? 田中小実昌訳が再刊できないのも何か関係あり?
っていうか、最初の事件は長谷川訳じゃないだろう。
285 :
ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ :05/02/10 10:28:17 ID:uTuuwBCU
松原正が訳者だよ。
286 :
282 :05/02/10 16:20:52 ID:yLcOoztf
すまん、いい加減だった。 カーの『殺人者と恐喝者』とごっちゃにしてた。 長谷川修二がまずいのかどうかは俺も知らん。 ただ、創元ではこの訳者の本が異常なほど絶版になって、 どんなに望まれても、まったく再版されないっつー事実があるだけ。
287 :
ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ :05/02/11 10:04:08 ID:xdMt/W38
「フレンチ警部と漂う死体」読了。 結構やりたい放題で、楽しんで書いてますね、これ。 マンネリ感はいつも通りでGood! 訳もクロフツにぴったり。
クロフツで読み易い作品を誰か教えて。 俺が読んだ中では、「スターヴェル〜」と「クロイドン〜」が一番読みやすい。 他は?地味なやつでね。「ギルフォードの犯罪」とか「油田を掘り当てる」とか 積読多すぎるからそろそろ解消したい・・・。
289 :
。¥。 :05/02/23 21:59:57 ID:UJGVYtAN
「ホックスバック〜」などは?
マギル卿とかポンスン、それに最大の事件は普通に面白かったけど。 あと短篇集だと「殺人者はへまをする」が殺人者たちのヘマがバカバカしくて笑える。おすすめ
俺は、『海の秘密』とか『英仏海峡の謎』とかが読みやすかったな。
もういっこ。 『クロイドン』が読みやすかったんなら、 『サウサンプトンの殺人』はもっと読みやすいのでは。
293 :
ルール変更議論中@ローカルルールスレ :05/02/23 23:33:32 ID:XVuPJcXB
う〜ん。 むしろ読みにくかったのって、思いつきません。 カーやチェスタトンほうがよっぽど読みづらい。 全部読むしかないでしょう。
294 :
288 :05/02/24 18:02:24 ID:Pn16D0Qv
「サウサンプトンの殺人」は持ってるので読んでみようかな。 「海の秘密」や「英仏海峡」も読んでみます。早川の三冊は読みやすいですか? これもず〜っともってるけど、ほったらかしです。
クロフツの文は凝っていなくて即物的だから、サクサク読める。 直訳調でもなんとかなる。
そして原書もその調子で読める。 原書で推理小説読んでみたい人はまずクロフツを、と思う。
ふ〜。読みましたよ。「サウサンプトンの殺人」。 この時代で、こんな社会派的なもん書いてたのか・・・。 倒叙式のミステリで犯人側が複数ってのも珍しいね。意欲作かな。 クロイドンの直後に書かれてるし。 確かに全然読みにくくないですね。ちょっと読まず嫌いだったのかも。 てか、もうこんな時間だし。一気に読み過ぎた。
>297 倒叙としてはじまったにもかかわらず、 第二の事件で犯人が判らなくなるという不思議な展開。 結構実験的な感じがするよね。
樽を図書館で借りた 名作らしいけど‥分厚いな アリバイ崩しあまり好きじゃないし‥ 読むべきか読まなくていいか 悩む(´U`)ゝ
騙されたと思って最初の50ページくらい読んでみ
タルは案外軽快だろ
樽はノンビリ読むといいよ。
304 :
変更投票開始@ローカルルールスレ :05/03/04 22:55:30 ID:XQfnIK5Y
英仏が詳しく載ってる世界地図を用意すると より楽しめます。 また、その頁をコピーして赤ペンを用意すれば たいへん楽しく読めます。
結局のところ、クロフツは、中年にうけるらしい。
306 :
変更投票開始@ローカルルールスレ :05/03/09 11:49:25 ID:/kTpQ9Yx
>>297 倒叙物として始まって途中から
本格物になる作品って日本だと
高木氏の近松検事シリーズの短編に
いくつか作例があるよ。
「完全の限界」とか。
307 :
名無しのオプ :05/03/12 14:41:19 ID:ZI5HRp9j
金田一少年にもあった。タロット荘だったかな。
黄金時代にいくつかあるけど、作例としては少ない方だ。 倒叙物自体最近減ってきたけど。
短編は多いよ。子供のクイズレベルだけど、
310 :
名無しのオプ :2005/03/26(土) 00:53:55 ID:V2T+KY1H
クロフツ、「漂う死体」が発売されたのに、このスレの盛り上がりはほとんどなし。 やはり積読されてる率が一番高い作家なのかも。
311 :
吾輩は名無しである :2005/03/27(日) 22:59:04 ID:ngbwrGXF
h
312 :
吾輩は名無しである :2005/04/09(土) 11:32:44 ID:UxpGgiuB
6
313 :
名無しのオプ :2005/04/09(土) 16:26:35 ID:/neCE08d
日本のクロフツは だ〜れ
314 :
名無しのオプ :2005/04/09(土) 16:56:50 ID:ekzIjKw8
>>313 誰かが
浪速のエラリー・クイーンが有栖川有栖で
古都のアガサ・クリスティが山村美沙で
湯河原のクロフツが西村京太郎とか言ってた。
315 :
名無しのオプ :2005/04/09(土) 17:24:34 ID:/neCE08d
>314 げっ そうなんだ…へぇ
316 :
名無しのオプ :2005/04/09(土) 18:24:21 ID:Hnvbgf4B
鮎川哲也でしょ。
317 :
名無しのオプ :2005/04/09(土) 19:00:43 ID:xVvTQkmh
湯河原のクロフツってひでえなw
318 :
名無しのオプ :2005/04/23(土) 18:38:27 ID:FeOyNYJ0
西村京太郎って、十津川警部をメグレに例えたことはあるけど、フレンチに例えたことは無いんじゃないかな。 ところで、嶋中文庫グレートミステリーズ第2期が出たけど(最初はガードナー) ラインナップに「樽」入ってるな。順調に行って、年末か年明け頃出る。 しかしこれで、創元推理文庫、集英社文庫、ハヤカワ文庫、嶋中文庫と、 「樽」だけ4種類も出るわけか。 出来れば、子供の頃図書館で、子供用にリライトされてるのを読んだきりの 「ドーバー海峡の謎」「マギル卿最後の旅」などを、新訳で出して欲しいものだ。
319 :
名無しのオプ :2005/04/24(日) 06:27:26 ID:E6Z6XlTq
>>318 しかも翻訳は、創元と同じ大久保康雄のはず。
320 :
名無しのオプ :2005/04/26(火) 08:46:43 ID:Y0t4NmAU
嶋中文庫ってグレートだなあ いまごろクロフツ出すなんて
321 :
名無しのオプ :2005/04/26(火) 10:43:16 ID:B7sejXGE
消防の時に「スターヴェルの悲劇」を読んでクロフツが好きになりました。 本屋、古本屋をまわって殆ど入手できましたが「シグニット号の死」「蜘蛛と蝿」 が未だに入手できません。 復刊して欲しいですわ・・・。
322 :
名無しのオプ :2005/04/26(火) 16:03:17 ID:9OVsGwTd
323 :
名無しのオプ :2005/04/26(火) 19:55:53 ID:c0kT/gmO
>>322 321です。
「最初の事件」は入手していませんが、知人から貸してもらって読みました。
324 :
名無しのオプ :2005/04/26(火) 20:21:17 ID:9aA4OKyK
325 :
名無しのオプ :2005/04/26(火) 21:49:43 ID:/MXllvi9
嶋中、クロフツより、フリーマンとか出てるのがすごい。
326 :
名無しのオプ :2005/04/26(火) 21:57:33 ID:D8GlN1N4
創元クロフツもそろそろまたなにか復刊来るかな
327 :
名無しのオプ :2005/04/26(火) 22:04:20 ID:/MXllvi9
「列車の死」とか持ってないから復刊してほしいな。
328 :
名無しのオプ :2005/04/27(水) 03:15:08 ID:VaiKapeD
>>323 友達がすごいですね。
僕は後半部分ほとんど持ってません。フレンチものだと、
「蜘蛛と蝿」「山師タラント」辺りですね。初版で集めてるからかなあ。
見かけることあっても、初版じゃなけりゃスルーしてる。
329 :
名無しのオプ :2005/04/27(水) 06:26:13 ID:3DwPblW8
330 :
名無しのオプ :2005/04/27(水) 06:31:43 ID:eal3MNI4
早川版の樽の新訳はどうなの?
331 :
名無しのオプ :2005/04/27(水) 07:32:03 ID:nUGtME2T
初版にこだわる意味がワカンネ
332 :
名無しのオプ :2005/04/27(水) 09:36:20 ID:dfFQYsLY
>>331 意味はないです。単なる「持ってる」という自己満足。
そもそも雑本なので初版といってもさしたる書誌的価値もありません。
お文学や稀覯本じゃないですから。「初版」「初版」といってる人の
多くは、文献学をやって「わあい、初版だ」と言っているわけではなくて、
ありがちな「流され屋さん」にすぎないので、無視してもよろしいんじゃないでしょうか?
333 :
名無しのオプ :2005/05/10(火) 06:16:00 ID:+JGcUti2
「フレンチ警部とチェインの謎」読んだage。 面白かった!クロフツの中じゃ異色作ですね。てか冒険小説風味たっぷりで、 楽しかったです。フレンチ警部が登場するのがむちゃくちゃ遅いのも良い感じ。 これが小父さんマークで出てたってのは実に不思議。せいぜい帆船マークか、 時計マークかなあ。
334 :
名無しのオプ :2005/05/10(火) 13:41:26 ID:vHFQvVeT
このGW、樽に三回目の挑戦。 …年末に四回目の挑戦を予定。
335 :
名無しのオプ :2005/05/10(火) 16:21:42 ID:kY83PfhG
>>333 「列車の死」(ハヤカワ文庫)も面白いですよん。
336 :
名無しのオプ :2005/05/10(火) 20:28:15 ID:88oEA5+q
337 :
名無しのオプ :2005/05/26(木) 23:45:54 ID:OQV8FIHV
338 :
名無しのオプ :2005/05/27(金) 21:10:03 ID:tjQ0TjfX
で、その後333はなにを読んだの?
339 :
333 :2005/05/28(土) 10:06:11 ID:cdnbN7Eq
>>338 すんません。読んどらんとです。
「海の秘密」に手をつけたのですが、これがまた読み進めにくくて、
綿密な計算みたいなのも出てきちゃって、駄目でした。
中盤から面白くなりますか?
340 :
名無しのオプ :2005/05/28(土) 15:27:36 ID:juojWWzI
『海の秘密』訳があまりよくないからなぁ。 途中から面白くなるんではないかと思う、たぶん。好みにもよるし。 潮の計算とかは適当に読んでいればいい。 最後に「やられた!」となるか、「これかよ!」となるのか、 それが聞いてみたいな。
341 :
333 :2005/05/29(日) 18:51:58 ID:prnwR1Y9
>>340 何とか読んでます。今140ページくらい。
今日中は無理だろうなあ。読みにくいです。しかし、このノンビリとした
英国ミステリ的なものは個人的に結構ツボなんで、わりと楽しく読んでます。
読み終わったら、また報告します。
342 :
名無しのオプ :2005/05/29(日) 21:14:50 ID:4etr5jfi
クロイドン読んだんですけど、クロフツで他に倒叙ものないですか?
343 :
333 :2005/05/30(月) 00:39:11 ID:g4ZTF4xD
ふう〜。「海の秘密」読み終わりました。思ったより早かった。
感想を短めにまとめますと、やはり古臭さは仕方ないにしても、良き英国ミステリじゃ
ないでしょうか?特にメル欄1という部分はかなり斬新ですね。
あと、メル欄2とか、乱歩が好きそうな作品。誤字が少しあったのと、
文章が明らかに変なところがあって、翻訳苦手な人にはきついかもしれないです。
>>342 自分が知ってる限りじゃ、「サウサンプトンの殺人」、「二重の悲劇」、
「関税品はありませんか」、「殺人者はへまをする」、「クロフツ短編集1」
です。あと何作か倒叙あるみたいですが、クロフツの物はレベル高くて面白いですよ。
344 :
名無しのオプ :2005/05/30(月) 01:17:33 ID:H0O4jqQy
樽はどの出版社のがお勧め?
345 :
342 :2005/05/30(月) 01:34:22 ID:EWkQGNq2
>>333 333さんありがとう(・∀・)
そんなにあるんすか・・・
クロフツなかなか見掛けないから明日から古本屋梯子しよヽ(゚∀゚)ノ
346 :
名無しのオプ :2005/05/30(月) 02:33:09 ID:Ag6lIUNh
347 :
名無しのオプ :2005/05/31(火) 19:43:35 ID:iiO+yGOs
>>343 感想乙。
そのメル欄1は気がつかなかった(爆
次に読むときには気をつけよう。
ただトリックは、古くさいという気がする。
乱歩が読んだら「ありきたり」のひと言で片付けられそうな気がする。
あと倒叙じゃないけど、『山師タラント』は前半がサギの話。
これってもしかしてネタバレ?
348 :
名無しのオプ :2005/06/04(土) 20:51:10 ID:/HLNZtyb
>>344 ハヤカワの新訳は読んでないが、集英社のやつは結構すらすら読めた。
349 :
名無しのオプ :2005/06/12(日) 12:46:35 ID:L4cASLUF
クロフツはイギリスが誇るべき文豪だと思う。 『スターベル事件』はマジ傑作。
350 :
名無しのオプ :2005/06/12(日) 13:48:46 ID:67j1HJNx
『スターベル事件』=『スターヴェルの悲劇』だよね?
351 :
名無しのオプ :2005/06/12(日) 21:25:06 ID:rBi1KlyD
>>350 もちろん。ちなみに「チェイン氏の秘密」=「フレンチ警部とチェインの謎」
海外物はこれが多いからねえ。クリスティの「殺人は癖になる」だっけ?
これは=「メソポタミアの殺人」だったような。
352 :
名無しのオプ :2005/06/13(月) 19:49:02 ID:5+gETPTe
F・W・ク が顔に見えた
353 :
吾輩は名無しである :2005/07/04(月) 12:12:39 ID:h6l2594J
7
354 :
イラストに騙された名無しさん :2005/07/26(火) 11:47:22 ID:x/QBKSce
54
355 :
名無しのオプ :2005/08/11(木) 09:30:41 ID:yS+ldyIq
ポンスン出るって?
356 :
名無しのオプ :2005/08/18(木) 22:42:34 ID:6Lm5ZtMz
「ザ・スクープ」を入手したのでクロフツの邦訳作品は短編、リレー長編を含めて すべて集めた。(森事典による。複数訳あるものはそのすべてではないが。) ほとんど積ん読なのでこれからゆっくり読むわ。
357 :
名無しのオプ :2005/08/21(日) 07:33:26 ID:Sw5bYj/i
短編集読んでて思ったのは 犯人がみんな情状酌量できる状況なのに せっかくの完全犯罪を暴いて捕まえちゃって なんかカワイソスっておもた
358 :
名無しのオプ :2005/08/26(金) 19:48:21 ID:da1UYcvP
「死の鉄路」増刷するみたいね
359 :
名無し物書き@推敲中? :2005/09/06(火) 12:08:42 ID:mIdYVlcM
8
360 :
名無しのオプ :2005/09/09(金) 15:14:01 ID:VkIunACw
最初の事件を避け続ける草原
361 :
名無しのオプ :2005/10/01(土) 15:21:36 ID:LzD8cXGQ
チェインの謎はとりあえず名作 すげーゆっくりと話が進むけどそれがクロフツの味 と過疎の中一人であげてみる
362 :
名無しのオプ :2005/10/07(金) 12:39:55 ID:8hqPUbfG
秋になったのであげ
363 :
名無しのオプ :2005/10/23(日) 14:28:38 ID:1PMP8eKG
「死の鉄路」復刊 あげ
364 :
名無しのオプ :2005/10/23(日) 14:31:41 ID:1LxZnjgF
ひぇー
365 :
名無しのオプ :2005/11/02(水) 11:19:15 ID:Y+YdOEZs
こつこつ買い揃えていたら「二重の悲劇」と「警視」を残し全部そろった 「警視」はともかく、「二重」が手に入らないのは癪というかなんというか
366 :
名無しのオプ :2005/11/02(水) 22:02:51 ID:dlUlNiz4
ほんと、『二重の悲劇』傑作なのに。 訳はアレだけど。
367 :
名無しのオプ :2005/11/03(木) 18:08:57 ID:Jn5k3RTr
いかにも翻訳ってのがまた味なんですよ。
368 :
名無しのオプ :2005/11/28(月) 09:22:21 ID:PXk71RCT
「ポンスン事件」井上勇訳。 “見つける”を“めっける”ってのはちょっと…
369 :
名無しのオプ :2005/11/28(月) 23:32:58 ID:jt9axOlP
「二重の悲劇」は年代考えたら傑作だろうね 物理&心理の密室
370 :
名無しのオプ :2005/12/06(火) 00:48:57 ID:3AGWcaM6
書店や神保町のブクフェスで見かけたら買っていたくせに、 積ん読したっきり一度も読んだことのなかったクロフツ。 この週末、「樽」「ポンスン事件」を読んでみました。 いや探偵が地道にコツコツ捜査してアリバイ崩しをする 地味であまり面白くない小説だと思っていたのですが・・・ 先入観って、怖いですね。 確かに派手ではないし、地道なアリバイ崩しではありますが、それがたまらなく面白いのですから。 何か今まで損していたような気がします。
371 :
名無しのオプ :2005/12/12(月) 17:42:00 ID:O4Ws1723
372 :
369 :2005/12/13(火) 01:10:56 ID:u6vWmcqa
373 :
名無しのオプ :2005/12/13(火) 03:06:09 ID:K7yCnyFx
>>370 俺は樽を読んでクロフツすげー!ってなって「最大の事件」を読んで
あまりの読みにくさにクロフツは無理・・・に至った
374 :
名無しのオプ :2005/12/13(火) 19:41:48 ID:DXHm3xLK
それは翻訳の問題だろうなあ。 俺はそんなに読みにくいとは思わなかったが。
375 :
名無しのオプ :2005/12/13(火) 22:21:06 ID:YF9XmzOe
フレンチ警部初登場作なので手に取る人は多いと思うが、読みにくいというよりも 正直言ってクロフツ作品の中では駄作の部類だからなあ。 挨拶程度で抜けてすぐにそれ以降の作品に進んでほしい。
376 :
名無しのオプ :2005/12/21(水) 10:19:20 ID:Z5Q2BsyI
むしろ、1980年代に創元から出た「死の鉄路」「サウザンプトンの殺人」 「シグニット号の死」「船から消えた男」「スターヴェルの悲劇」辺りの 方が訳も良くて読みやすいと思う。 しかも、ただのアリバイ崩しじゃなくて、色々工夫を凝らしているし。 でも現役で手に入るのは「死の鉄路」と「スターヴェル」だけか・・・。
377 :
名無しのオプ :2005/12/31(土) 03:09:17 ID:XPucuikU
クロフツの少年物(ジュブナイル)って「英仏海峡の謎」くらいでしょうか? 集英社のジュニア版世界の推理で「殺人館の怪」ってあるのですが、これの原作は何でしょうか?
378 :
名無しのオプ :2005/12/31(土) 09:19:06 ID:MAOM5T0v
「死の鉄路」は駄作だよ。納得いかん。 「スターヴェルの悲劇」はまあまあ。解説がいいw 「英仏海峡の謎」「マギル卿最後の旅」辺りから読むのが無難じゃね? 展開面白いし。
379 :
名無しのオプ :2005/12/31(土) 16:00:23 ID:WXoc1ZW7
380 :
名無しのオプ :2006/01/01(日) 14:52:43 ID:N3jRESmE
スターヴェルはかなり好きだな。 のんびりとした流れで事件が進むけど、別に退屈に感じない。 まあ読んだの昔だから大して覚えてないけどw
381 :
名無しのオプ :2006/01/03(火) 04:21:44 ID:6e4Ksqbn
>>377 あかね書房の有名な少年少女推理全集には
「マギル卿最後の旅」と「チェインの謎」が入ってました。
382 :
名無しのオプ :2006/01/13(金) 18:47:25 ID:5ickSNep
どこの出版社か覚えてないが、 「チェインの謎」が、「海から来た謎」ってタイトルで、 ジュニア向けになってたと思う。
383 :
名無しのオプ :2006/01/13(金) 20:06:23 ID:/iC43LtE
>>382 ちょっと検索してみました。
岩崎書店刊行の『海からきたなぞ』ですね。
訳者は福島正実だそうです。
384 :
1 :2006/01/27(金) 23:45:11 ID:HX/d4k/C
とうとう「製材所の秘密」読み始めました
385 :
草間 滴 :2006/02/09(木) 04:01:31 ID:dX9xbOmE
『死の鉄路』読了しました。 中盤、警察側ではない人たちの手で事件の裏側が明らかになる展開が面白いと思いました。 訳のせいか分かりませんが、登場人物の判別がしづらいです(殆どが男性でしかも鉄道会社の人間であることが一因なのは間違いありません)。 登場人物表も不親切でした(後半までフレンチから容疑者の一人と見なされている人物が載っていなくて、前半である証拠品を発見してそのあと一度も出て来ない人物が載っているのはおかしいと思います。
386 :
名無しのオプ :2006/03/07(火) 14:06:53 ID:5VOP2Xvi
クロフツって、捜査側の人たちが、すべて明るくて健全な人なんだよな。 現代のミステリーだったら心に傷を負っていたり、もっと危なかったり するんだけど。 そういうのも無性に読みたくなる時がある。
387 :
名無しのオプ :2006/04/23(日) 15:29:51 ID:aLnR+Dhi
>>386 階級社会の英国で、労働階級に生まれた男が
誇りと腕一本で生き抜いてゆくという点で
クロフツは自分自身の職業である鉄道技師と
フレンチ警部ら捜査官を重ね合わせていたのではないかな。
だからみんな健全でいい人。
ちなみにイギリスでは私立探偵ものは成立しないんだそうだ。
なぜなら階級が違えば、口もきいてくれないから。
だが、警察を尊重する風があるから、警部ぐらいに昇進すれば
お屋敷の中に入ってゆくこともできるわけだ。
388 :
名無しのオプ :2006/04/23(日) 18:00:12 ID:A5/re2hA
「樽」っておもしろいけど、最後の方、犯人を追いつめるあたりがなんか安っぽくないですか? あんまりその部分に触れてる人いないけど。
389 :
名無しのオプ :2006/04/24(月) 20:11:52 ID:ky0eI5lF
シャーロック・ホームズやらは私立探偵の範疇には入らないわけですな。
390 :
名無しのオプ :2006/04/25(火) 01:56:27 ID:/ZeF16wx
>>389 ごめん、387だけど「成立しない」→「成立しにくい」と言い換えます。
イギリスの名探偵は、警官以外は学者とか貴族ばっかな印象があったんだけど
ポワロもマーチン・ヒューイットもコーデリア・グレイも私立探偵だもんな。
すんませんでした。とりあえずクロフツの話に戻してください。
391 :
名無しのオプ :2006/04/25(火) 20:08:18 ID:SIn26aqz
392 :
名無しのオプ :2006/04/27(木) 21:26:38 ID:WsaI0wdM
それ言っちゃおしまい(w
393 :
名無しのオプ :2006/04/29(土) 10:40:54 ID:PmUe8uMh
クロフツ再読を開始 やっぱり「樽」面白いよなぁ ところで冒頭の ブロートンと人夫頭の金貨着服!
394 :
名無しのオプ :2006/05/22(月) 20:08:07 ID:vyPi7Ccj
クロイドン発12時30分 と、山師タラント を古本屋でそれぞれ500円で買ってきましたー
395 :
名無しのオプ :2006/05/22(月) 20:27:19 ID:Dl/1Vag6
山師タラントはなかなか佳作だよん
396 :
名無しのオプ :2006/05/23(火) 04:57:34 ID:QSmDWS2S
俺にとっての最高傑作は 「英仏海峡の謎」と「マギル卿最後の旅」 です。 それにしても「死の鉄路」のラスト 何だか犯人がかわいそうで・・・
397 :
名無しのオプ :2006/05/23(火) 23:28:10 ID:n0jt5pkI
やっぱり「樽」でしょう! 「フローテ公園」いまだに見た事がない。
398 :
名無しのオプ :2006/05/25(木) 23:54:27 ID:jcUyiz2e
子ども向けで『ドーバー海峡の謎』、『海から来たなぞ』、『マギル卿最後の旅』読んだが、 完全に内容を忘れてしもうた。 なんか、忘れてしまうほど複雑だったような印象。また読み返そうかな。文庫で。
399 :
名無しのオプ :2006/06/08(木) 23:41:22 ID:E7ArO4K5
7月、ハヤカワミステリ文庫で、「クロイドン」が出るらしい。新訳かな? 子供の頃、図書館で読んだだけだったから、この機に買うか。
400 :
名無しのオプ :2006/06/08(木) 23:51:38 ID:x0BFWYtL
あくまで最初の事件は出さないのか コレクターの圧力ってそんなに強いの? あ、社内にいるのか
401 :
名無しのオプ :2006/06/11(日) 07:30:49 ID:cfiNNpb6
ルパンシリーズみたいに、クロフツもハヤカワで全巻出るってことはないの?
402 :
名無しのオプ :2006/06/11(日) 13:10:01 ID:zVkgDMx/
403 :
名無しのオプ :2006/06/11(日) 13:31:23 ID:AfFuWU1X
クロフツは売り上げどうなのかな? クイーンやカーは典型的本格厨が好きそうだけど クロフツは地味だからな・・・
404 :
名無しのオプ :2006/06/11(日) 22:12:08 ID:hKk43l9q
>>401 創元が「翻訳権所有」しているものがけっこうあるからね。
ただ、セイヤーズ同様来年には著作権が切れるはずなので、
出そうと思えばできそう。
学生の代訳としか思えない『チェインの謎』なんかは改訳してほしいね。
ポケミスで出ていたことだし。
405 :
名無しのオプ :2006/06/18(日) 15:11:01 ID:+zH48LAT
おぉ、クロフツ・スレがあったなんて。 それにしてもスレ立てで2002年って息の長いスレだ。 『フレンチ警視最初の事件』を欲しい人って多いと思うんですが、 出ないものでしょうかね? 欲しい・・・
406 :
名無しのオプ :2006/06/18(日) 23:06:42 ID:2AR/mK4m
「ミステリーズ!」のアンケート葉書に、「復刊してほしい創元推理文庫があり ましたらお書きください」って項目があったから、『フレンチ警視最初の事件』 などをリクエストしたよ
407 :
名無しのオプ :2006/06/22(木) 15:34:15 ID:g5ijV+B0
>>396 かつて『クロイドン発12時30分』を犯人同情しまくりで読み切った。
408 :
名無しのオプ :2006/06/22(木) 19:31:26 ID:3ZsDFTcJ
409 :
名無しのオプ :2006/06/23(金) 01:39:20 ID:ydwTKB8P
>>407 倒叙ものは皆そんな気分になるよなw
犯罪者側を応援したくなる たまに異常に性格悪い主人公もいるが
410 :
名無しのオプ :2006/06/24(土) 07:29:11 ID:BecUc9eZ
『クロイドン』は倒叙というより、犯罪小説に近いか。 フレンチはほとんど活躍しないし。
411 :
名無しのオプ :2006/06/30(金) 02:07:44 ID:eY1Fgol1
>397 ごめん、フローテ公園、新旧訳の二冊持ってる。
412 :
名無しのオプ :2006/07/15(土) 21:00:44 ID:xDM/BMyH
「樽」はよい! 今日,「蜘蛛と蝿」を古本屋でゲット。これから読みます。
413 :
名無しのオプ :2006/08/25(金) 12:44:13 ID:lPqjngvq
ブクオフにて短編集入手。 面白くて、他の人の感想を見てみたいと来てみたらば人がいない…。 次は「樽」読みます。
414 :
名無しのオプ :2006/08/27(日) 18:32:58 ID:sDXQQf67
短編集のタイトルを言えよw
415 :
名無しのオプ :2006/08/27(日) 23:49:18 ID:mhW3M5pm
樽を読んだのですが、(メール欄1)が納得できません。 これなら(メール欄2)でも良いのでは?
416 :
名無しのオプ :2006/08/28(月) 10:19:43 ID:eEl126Zy
はいはい別作品の犯人ばらしてるからメール欄見ちゃ駄目よ
417 :
名無しのオプ :2006/08/29(火) 01:20:44 ID:fnT/3+4J
今シネスイッチ銀座で公開中のウッディ・アレン最新作『マッチポイント』がなにげに倒叙物なのだが 誰か観た?漏れは結構面白かった。舞台がロンドンだし。フレンチ警部は出てこないけど・・・
418 :
名無しのオプ :2006/09/09(土) 16:42:42 ID:bTEs2x0K
『シグニット号』復刊 age 紀田順一郎の解説は必読。
419 :
名無しのオプ :2006/10/01(日) 04:06:25 ID:4I6lOLjl
スレタイの季節がやってきました
420 :
名無しのオプ :2006/10/01(日) 10:45:53 ID:aIOml+3U
5度目の秋かw
421 :
名無しのオプ :2006/10/01(日) 18:04:00 ID:3fridF+4
お!去年の秋もクロフツスレに来たが、レスが増えてないのはもはや恒例のことか 月見でもしながらノンビリと未読本を減らしますか
422 :
名無しのオプ :2006/10/07(土) 10:20:50 ID:QjRcEuJS
いいかげん「警視」復刊してもよくないかい?
423 :
名無しのオプ :2006/10/18(水) 00:15:41 ID:eGNgW56T
秋が終わる予感
424 :
1 :2006/10/18(水) 22:46:06 ID:lRmdX+U5
スレ立て人としての責任を果たすため一冊読もうと思います。 何か薦めて下さい。
425 :
名無しのオプ :2006/10/18(水) 22:47:20 ID:1iY0iEDt
まずはこの4年でなにをどれだけ読んだのか、おしえてくれたまへ
426 :
1 :2006/10/18(水) 23:32:49 ID:lRmdX+U5
「樽」「製材所の秘密」「フレンチ警視最初の事件」「二つの密室」 「フレンチ警部と漂う死体」「スターヴェルの悲劇」 「マギル卿最後の旅」「関税品はありませんか?」 「クロイドン発12時30分」ぐらいでしょうか
427 :
名無しのオプ :2006/10/18(水) 23:37:18 ID:6iNGS3M8
さりげなく超レアものいれてるw
428 :
名無しのオプ :2006/10/18(水) 23:51:25 ID:GVS1OcvP
「最初の事件」読んだんだ。すげー。 レアでもなんでもないけど、復刊される「シグニット号」はどうかな? レアかどうかは知らないけど、「列車の死」なんかもいいかも
429 :
1 :2006/10/19(木) 00:05:23 ID:xUjg719n
>>428 東京は図書館ネットワークが充実してますからね。
どっちか読んでみます。
ありがとうございました。
430 :
名無しのオプ :2006/10/19(木) 00:12:30 ID:+n9lZp1w
ってか「フレンチ警部最大の事件」は読んでないのか?
431 :
名無しのオプ :2006/10/22(日) 17:27:13 ID:6FL/o28j
個人的に傑作と思うのは「スターベル」とか「チェインの謎」
両方とも面白い 「海の秘密」も地味だけど面白い
「サウサンプトンの殺人」なんかもお勧め
せっかくだから
>>428 の言ってる復刊される「シグニット号」もいいんじゃね
432 :
名無しのオプ :2006/12/08(金) 17:38:52 ID:noA6QnNe
論創社から少年探偵ものが出るらしいですね
433 :
名無しのオプ :2006/12/08(金) 18:40:34 ID:9D0id94C
フレンチも登場するらしいね<少年探偵もの
434 :
名無しのオプ :2006/12/09(土) 23:13:17 ID:KtcrenLY
なぜ未訳の最後の一冊を訳さずにジュブナイル? わからん・・・てか、正直な話、Antidote to Venom を訳して論創に持ち込んだら出してくれそうだね 誰かがんばってみてくらはい
435 :
名無しのオプ :2006/12/10(日) 00:01:27 ID:mMXPmcUy
つづみは頑張らなくてよろしいぞよw
436 :
名無しのオプ :2006/12/26(火) 20:05:33 ID:VSBW4Gy+
ポンスン事件(笑) 題名の響きが脱力感を誘う
437 :
名無しのオプ :2006/12/27(水) 10:03:10 ID:32ycJI+w
438 :
名無しのオプ :2007/01/08(月) 04:12:14 ID:oPhqBbib
このポンつくが!
439 :
名無しのオプ :2007/01/21(日) 06:52:35 ID:f2/lNBxN
>>436 バカにすんなw
俺もその名前に脱力して積読中だがw
440 :
名無しのオプ :2007/01/22(月) 23:28:32 ID:CMuix5/j
> 「少年探偵ロビン・ブランド」 F・W・クロフツ(次回配本予定) Antidote to Venomも出せよ、論創
441 :
名無しのオプ :2007/01/26(金) 22:35:17 ID:QsqPVGpF
「フローテ公園の殺人」も題名が軽いよな チョコレートパフェみてーな名前w
442 :
名無しのオプ :2007/02/07(水) 19:11:46 ID:hN3Yz2dU
むかしクロフツの本読んでて こいつとこいつがくっつく、こいつとこいつもくっつくって 登場人物のカップルつくっていったら1人だけ余る男がいて こいつが犯人だ! と思っていたら ほんとにそうだったことがあるな・・・
443 :
名無しのオプ :2007/02/08(木) 15:33:32 ID:nHgv0gpN
クロフツのどの作品だったか忘れたけど、 第一発見者が 人物紹介にのってなくて、 ああ 絶対に犯人じゃないのね って思ったことがある。
444 :
名無しのオプ :2007/02/28(水) 20:29:58 ID:bduYVWdW
445 :
名無しのオプ :2007/03/03(土) 01:26:28 ID:yxkjghbd
少年探偵ロビンはどうよ
446 :
名無しのオプ :2007/03/03(土) 05:21:16 ID:lGMkAE7E
本国でとっくの昔に消え去った作家なのにはるか極東で未だ現役で読まれていると思うと天国のクロフツも涙が止まらんだろうな しかも新刊出たり
447 :
名無しのオプ :2007/03/06(火) 00:44:00 ID:vQtIbsM0
数年前に全作復刊されたから、今クロフツを読みあさっている英国人もいるかも。
448 :
名無しのオプ :2007/04/11(水) 03:14:43 ID:oS7ipJWa
コナンの探偵図鑑にとうとうフレンチキター!!!!!!!!
449 :
名無しのオプ :2007/04/12(木) 00:11:49 ID:p9ecBFi4
>>448 いや、まだ来てなかったんか!?と驚いた。
450 :
名無しのオプ :2007/04/12(木) 00:14:05 ID:cl5uvbpc
コナンの探偵図鑑がなんのことかわからない俺
451 :
名無しのオプ :2007/04/12(木) 01:36:23 ID:jT4xm683
俺も分からないです・・・
452 :
名無しのオプ :2007/04/12(木) 09:26:47 ID:O+xqB6F8
昨日はクロフツの命日でしたね!……黙祷。
453 :
名無しのオプ :2007/04/12(木) 14:39:54 ID:oa7l8BsG
>>450-451 コナンの漫画のカバーに「探偵図鑑」という名探偵を紹介するコーナーがある
454 :
1 :2007/04/12(木) 15:20:25 ID:gIbjezPp
知らなかった……黙祷
455 :
名無しのオプ :2007/04/14(土) 00:16:31 ID:49PKexuN
親が持ってた古い文庫本 読んだら捨てようと思ってたんだけど 現在売っていない作品もあるとなると ポイポイ捨てない方が良いのかな
456 :
名無しのオプ :2007/04/14(土) 00:22:32 ID:rv0dbu21
457 :
名無しのオプ :2007/04/14(土) 00:28:23 ID:49PKexuN
クロフツは『黄金の灰』と『樽』しかない うち家事になったことがあって、消火のための水をかぶってるから 状態最悪で売るに売れないし、順番に捨ててたけど これからは大事にしますw
458 :
名無しのオプ :2007/04/14(土) 00:29:12 ID:49PKexuN
あ! 家事じゃなくて火事です
459 :
名無しのオプ :2007/04/25(水) 17:18:12 ID:7gvW/UmN
クロフツの知能指数は115らしい (ポーは140)
460 :
名無しのオプ :2007/04/25(水) 21:20:59 ID:s1LIsKvk
160超えていたって派遣社員でしかない俺みたいなのもいる IQに意味はない
461 :
名無しのオプ :2007/04/26(木) 12:14:01 ID:svjX21kK
この人は「樽」しか読んだことないが、どうやらそれだけで充分なようだな
462 :
名無しのオプ :2007/04/27(金) 22:15:39 ID:0b+67Tkk
まあそう思う人には十分なんだろう。
463 :
名無しのオプ :2007/04/28(土) 16:44:53 ID:trUQpd0D
定年後に無性に読みたくなるミステリ作家ランキングやったら絶対一位はクロフツだと思う
464 :
名無しのオプ :2007/04/29(日) 16:02:16 ID:46oZ+zrP
自分の冴えない人生と重ね合わせて 共感を呼ぶという
465 :
名無しのオプ :2007/05/01(火) 23:33:41 ID:l56YFxuR
フレンチ警部(たち)が冴えないとでも?
466 :
名無しのオプ :2007/05/06(日) 15:01:22 ID:WtBmNVwA
俺はイタリー警部の方が好きだ
467 :
名無しのオプ :2007/05/27(日) 15:16:40 ID:QCTGO21L
フレンチ警視最初の事件サッサと復刊汁!
468 :
名無しのオプ :2007/06/01(金) 01:18:25 ID:2uHvTV+i
ララ・クロフトがたくさんいたらクロフツになるぉ
469 :
名無しのオプ :2007/07/07(土) 17:14:48 ID:wmzqkNbb
糞レスのお陰で一月もスレスト
誰も書きこまないなら 今から俺が「少年探偵ロビン」を読んで 感想を書きこんでやる
471 :
名無しのオプ :2007/08/02(木) 21:00:18 ID:snqh/Stg
樽のなか入ってドンブラコ
472 :
名無しのオプ :2007/08/03(金) 11:44:21 ID:NglsBL3f
473 :
470 :2007/08/03(金) 22:20:57 ID:mq/fxy/r
すまん別の用事ができてしまったorz 当分身動きが取れん、もうちょっと時間をくれ
474 :
名無しのオプ :2007/08/04(土) 07:04:50 ID:5qDF9/zK
クロフツはほとんど読んだけどどうしようもないと思えるのは 「見えない敵」「蜘蛛と蝿」「船から消えた男」の三つぐらい だな。
475 :
名無しのオプ :2007/08/04(土) 18:46:52 ID:+mYsyFe1
『船から消えた男』って悪くなかったよ。 『ギルフォードの犯罪』の方が微妙……。
476 :
名無しのオプ :2007/08/06(月) 16:44:33 ID:sJkKqF2s
477 :
名無しのオプ :2007/08/06(月) 20:30:07 ID:Gn/qfRWe
復刊するなら「最初の事件」だろうが…
478 :
名無しのオプ :2007/08/06(月) 21:02:10 ID:M3zXhNcT
心の狭いコレクターからの圧力が凄いんだろうな
479 :
名無しのオプ :2007/08/06(月) 21:23:21 ID:uSrjF+Fl
二束三文で売り飛ばしたな
480 :
名無しのオプ :2007/08/08(水) 12:55:17 ID:SkHHc6pR
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
481 :
名無しのオプ :2007/08/09(木) 00:08:28 ID:nk/KFDdG
黒仏のIQは105らしい 納得(笑)
482 :
名無しのオプ :2007/08/14(火) 13:00:37 ID:hQfDQDVj
初めて読んでみようかと思うのだけど、とりあえずは「樽」でよいかな?
483 :
名無しのオプ :2007/08/14(火) 14:31:45 ID:ffecrFD+
>>482 あまりおすすめできない。
『スターヴェルの悲劇』あたりがよろし。
484 :
名無しのオプ :2007/08/14(火) 21:11:32 ID:W0NI7AKp
ありがとー。 スレを読み返したら過去に全く同じ質問がありましたね、すみません。 早速明日探してきます。
485 :
名無しのオプ :2007/09/11(火) 13:36:42 ID:u1Mcebly
最初は樽でもいいと思うけどなー スターヴェルは変わり種だから
486 :
名無しのオプ :2007/09/11(火) 17:23:55 ID:elDWQbEV
初心者に「樽」を勧めるのは酷だと思うぞw
487 :
名無しのオプ :2007/09/11(火) 17:47:17 ID:u1Mcebly
そうかなー 俺は初心者の頃に読んで楽しめたよ
488 :
名無しのオプ :2007/09/12(水) 00:36:54 ID:eDWAWIki
まあ、ずぶの素人がクロフツを読むことなんかないからな 正直文字サイズだけできついw
489 :
名無しのオプ :2007/09/19(水) 03:25:21 ID:ZLK/6/EV
>441 あてずっぽうで言うんだが、 「フローテgroote」は英語でgreatに当たる現地語(アフリカーンス語だっけ?)ではないかと思っている。 つまりgreat parkで「大公園」そこの街の一番大きな公園なんだろ。日本風に言えば中央公園だ。
490 :
名無しのオプ :2007/10/03(水) 20:46:07 ID:E6pTr7tO
そろそろ秋の夜長を感じる季節になってきましたが・・・ 今年クロフツ読んでませんがage
491 :
名無しのオプ :2007/10/21(日) 00:07:08 ID:tF88KSYE
居住地の市立図書館に創元文庫版が25冊入っていて、片っ端から読んでいる。 多少波はあるけど、外れ感は余りないな。
492 :
名無しのオプ :2007/10/21(日) 17:24:17 ID:Q6ZwNzyn
>>491 「最初の事件」もあったりしますか?
東京の図書館だと意外にあったりして読めるんだけどね
個人的には「チェインの謎」が大好き
493 :
名無しのオプ :2007/10/28(日) 06:54:02 ID:vxk0sH/9
>>492 県内図書館を横断検索してみたが、「最初の事件」だけ無いんだよね。orz
まあリクエストしてどこか県外から借りてきてもらいます。
494 :
名無しのオプ :2007/11/20(火) 09:13:36 ID:1WHwFMD6
ふと思いついて調べてみたら、 $ cal 10 1934 October 1934 S M Tu W Th F S 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 「ギルフォードの犯罪」(1935)の日付は1934年の設定になっていた。
495 :
名無しのオプ :2008/01/04(金) 23:08:57 ID:XZjIWY26
「杉下右京警部と紫色の鎌」だったな。
496 :
名無しのオプ :2008/02/03(日) 08:33:25 ID:0Fe0e0px
フレンチ警部のシリーズは発表された順番に読んだほうがいいですか? 最初は凡人型の探偵だったのが、だんだん天才型の探偵に変わっていくらしいので・・・ フレンチ初登場は『フレンチ警部最大の事件』ですよね。
497 :
名無しのオプ :2008/02/03(日) 11:08:28 ID:B4ZLkPFa
>>496 前の作品のネタバレがあったりするから、発表順に読んだ方が無難。
>最初は凡人型の探偵だったのが、だんだん天才型の探偵に変わっていくらしいので
意味がよくわからないけど。
498 :
名無しのオプ :2008/02/03(日) 12:03:55 ID:u3cDDTnC
>>497 多分乱歩と横溝が書いてたことかと
確か横溝が晩年のエッセーか何かで「クロフツは足の探偵だったけど
途中から普通の天才型になっちゃったんだよね」とか乱歩も同じようなこと言ってた
ただ、実際に天才になったとかじゃなくて、綿密な捜査シーンが省かれてるから天才型に見える
だけで、フレンチがだんだん天才になっていく、みたいな話じゃないよねw
むしろフレンチがだんだん出世していくサラリーマンサクセスストーリー
499 :
名無しのオプ :2008/02/03(日) 18:52:47 ID:nh9j1TV6
乱歩はクロフツをまともに読んでなさそうだから、 そういうことは言いそうにないけどなぁ。 「樽」と「スターベル」を戦前の抄訳で読んだぐらいじゃなかろうか。
500 :
名無しのオプ :2008/02/14(木) 19:19:04 ID:x/bVjDoV
500ならクロフツ復活
501 :
名無しのオプ :2008/02/18(月) 14:03:46 ID:HZfaVI29
法廷論争は裁判員制度の参考に、 失業等の世相は現代日本に合っている。 宣伝の仕方さえうまければもっとウケると思うんだけどな。
502 :
名無しのオプ :2008/02/24(日) 18:47:30 ID:HWhnbQ+l
503 :
名無しのオプ :2008/02/24(日) 19:24:04 ID:tVekrbaH
>>502 なんの、今も別のカバ付が4万で出品中だ。
504 :
名無しのオプ :2008/02/25(月) 00:44:22 ID:0VCixvj1
クロフツの短編は面白いですか? 売ってたら買おうか、迷っています。 クリスティの短編と比較すると どっちが面白いでしょうか。
505 :
名無しのオプ :2008/02/25(月) 00:55:48 ID:zIO+mYCo
もちろんク、ク、ク……
506 :
名無しのオプ :2008/02/25(月) 17:41:20 ID:0FGyR81E
>>504 微妙です
買うとしたら「殺人者はへまをする」が倒叙式ミステリの短編集として面白い
他に二冊創元推理文庫から出てるけどこれもほとんど倒叙物なんだっけ?
507 :
名無しのオプ :2008/02/25(月) 21:26:36 ID:1h2Gkmt/
1冊目は倒叙。2冊目は謎解きもの。 でも倒叙の方が面白かったりする。
508 :
名無しのオプ :2008/02/26(火) 19:49:05 ID:oseIHqTY
亡くなられたんですね・・・ご冥福をお祈りしますm(__)m
509 :
名無しのオプ :2008/02/26(火) 19:52:19 ID:2xFDPdWv
なくなって50年はたってるわけだが・・・
510 :
名無しのオプ :2008/02/29(金) 23:08:44 ID:NHHfy2pU
511 :
名無しのオプ :2008/04/15(火) 15:23:09 ID:eOcGY7Q3
「フレンチ警部の多忙な休暇」を読んでいます。初めてのクロフツ体験になります。 もうすぐ全体の半分ほどを読了になりますが、未だ何も事件が起こりません。 クロフツの場合、このように事件勃発は後半から、みたいな展開が多いのでしょうか?
512 :
名無しのオプ :2008/04/15(火) 17:30:04 ID:H8VaUkjT
>>511 かなり昔に読んだっきりなので記憶があやふやだが、そんなに事件発生が
遅かったっけ? (多忙な休暇って、フレンチが客船に乗る話だよね?)
それはそれとして、クロフツ作品はまったりとした日常の描写が多い傾向に
あるとは言えると思う。作家と読者の真剣勝負みたいな側面を期待すると
肩透かしをくらいますぜ。
まったりと楽しんでください。
513 :
名無しのオプ :2008/04/15(火) 18:32:12 ID:BBqlY3aU
514 :
511 :2008/04/15(火) 18:35:54 ID:OfS9splD
>>512 レスありがとうです。そうです、フレンチが客船に乗る話です (事件発生は中盤からです)。
やはりクロフツは全般的にそんな雰囲気なんですね。了解です。まったり付き合う事にします。
515 :
511 :2008/04/15(火) 18:37:21 ID:OfS9splD
516 :
名無しのオプ :2008/04/18(金) 02:53:41 ID:Cy2obcHf
>>504 自分が犯人になったような気がして
ドキドキする
ミステリーとしてではなくスリラーや
サスペンスとして読むなら良い
517 :
名無しのオプ :2008/04/26(土) 00:14:20 ID:pWf9cWzL
クロフツの短編は、短編という以上は短いわけで、 事件描写から一足飛びに解決の提示に飛ばねばならず、 クロフツ/フレンチの本領たる足で稼ぐ捜査の過程が殆ど出てこないで、 ただの名探偵物になっちゃってる気がする。 まあホームズやポワロみたいに勿体ぶらず、 あくまで謙虚なところがフレンチらしいけど。
518 :
名無しのオプ :2008/05/08(木) 18:23:13 ID:LiuA38CB
フレンチさん保守 凡人警部乙
519 :
名無しのオプ :2008/05/17(土) 13:17:10 ID:zIT81uSS
>457 燃えてしまった(&捨てた)本の中に何が入っていたかにもよるが、 文字どうり「黄金の灰」だったかもしれないわけね。不謹慎ながら一瞬作り話かと思った。
どうも。今巷で大人気の私です。
521 :
名無しのオプ :2008/08/16(土) 21:21:43 ID:KT4RWnhY
シリーズのとうりなら十年以上に渡って結構な手柄を立ててると思うんだけど、 あれほど熱望していた警視昇進には、あそこまでせにゃならなかったのか。 彼の国でも宮仕えとは厳しいものよのう。
522 :
名無しのオプ :2008/08/18(月) 10:31:54 ID:gppepDp0
あの当時は,警視というのはほとんど雲の上みたいな存在だったんじゃないかな? 日本でも70年代くらいまでは警察署長が普通警視だったし (今は警視正ぐらいかな,県や地区によって違うんだろうけど) 警部と警視の差は大きかったんだと思う。
523 :
名無しのオプ :2008/08/22(金) 03:54:15 ID:3TIrs1FH
クロイドン読んだけどひどいな。 犯人特定の証拠が緩くない?? 今でも有罪にもっていけるの?? あとどなたかメ欄の書き込み方教えてください。もうちょっと書き込みます。
524 :
名無しのオプ :2008/08/26(火) 14:32:07 ID:nyPOGNRl
オレは夏休み最終日の今日、一年前に読んだクロイドンで読書感想文を書く。
525 :
名無しのオプ :2008/09/09(火) 20:50:42 ID:NfiwILbA
10月10日発売 《創元推理文庫復刊フェア》 F・W・クロフツ 『フレンチ警部と紫色の鎌』
526 :
名無しのオプ :2008/09/09(火) 22:21:46 ID:IqDKDO3w
創元のサイトで新しい表紙を見たけど、なかなかシャレてるじゃん。 中身とは大違いw
527 :
名無しのオプ :2008/09/10(水) 23:19:44 ID:Hoj/N1ab
紫色の鎌はちょうど持ってなかった巻だからうれしいな。
528 :
名無しのオプ :2008/09/14(日) 02:45:29 ID:CAqGj1UR
表紙って例の銀色じゃないの?
529 :
名無しのオプ :2008/09/14(日) 16:09:49 ID:e0GNGN/d
530 :
名無しのオプ :2008/09/18(木) 23:14:43 ID:n3I80q7u
ミスマガに新作キター
531 :
名無しのオプ :2008/10/08(水) 02:13:19 ID:JJVRzyjr
秋の夜長ですよー クロフツ読んでますかー
532 :
名無しのオプ :2008/10/13(月) 08:08:39 ID:rn4c7AfP
『樽』、持ってるんだけどまだ読んでないよー。 そろそろ読もうかなー。
533 :
名無しのオプ :2008/10/13(月) 08:29:39 ID:okzITzWf
秋が終わるまでには読めよ
534 :
名無しのオプ :2008/10/13(月) 21:26:42 ID:Rw+kWShC
クロフツの知能指数は105(笑)
535 :
名無しのオプ :2008/10/19(日) 17:42:03 ID:BLb9TmPq
むかしけっこうたくさんクロフツ読んだ。 たぶん既出だとおもけど、 フレンチが聞き込みに歩いてて、相手が、(実際の引用じゃないけど) 「その日は娘の誕生日だったんでよく覚えてますけど・・・」 みたいなご都合主義?的会話に嫌気がさしたことあった。けど、けっこう読んだ。 そういうのは、一種のお約束みたいなもんで、 気にしなければそれでいいってもんでしょ? このスレみて、また読んでみたくなった。
536 :
名無しのオプ :2008/10/19(日) 17:48:25 ID:JF1zGWIS
手間を省いたって感じなのかね 覚えてない人もいるが中にはそうやって覚えている人もいたっていう…… 丁寧にやろうと思えばやりようがあるんだろうけどね
537 :
名無しのオプ :2008/10/19(日) 18:34:36 ID:qWBp5kVq
特に何もないのによく覚えている方がご都合主義じゃないの?
538 :
名無しのオプ :2008/10/19(日) 20:14:15 ID:bDntTmIN
クロフツも
>>537 みたいに考えたから
どうしてよく覚えているのか不自然じゃないように見せるため
>「その日は娘の誕生日だったんでよく覚えてますけど・・・」
的な展開を多用したんだろうな。
で、多用し過ぎてかえって不自然になってしまったとか。
539 :
アン :2008/11/19(水) 00:55:39 ID:lU7TH/e4
秋なのにまさか読んでないんじゃないんでしょうねっ!
540 :
名無しのオプ :2008/11/19(水) 01:00:32 ID:7f8nCxMU
>>539 秋ですって!?北海道はもう雪よ!!
というわけで氷点下の夜長にクロフツ。樽なつかしいなぁ…
541 :
名無しのオプ :2008/11/19(水) 07:22:01 ID:JfnOS1S1
542 :
名無しのオプ :2008/11/22(土) 07:23:14 ID:Fr0Bhy30
俺もこないだ何十年ぶりかに再読。「樽」 やっぱ古典だなあ。とおもた。いい意味で。 今回は三日くらいかけて、じっくり読んだ。メモまでとって。 (けっこう楽しい) ほとんど初読みたいなものだったが、さすがにどこかに記憶があったと見えて、 読んでる途中で、全体の構造が、トリックとか、見えてきた。
543 :
名無しのオプ :2008/11/22(土) 12:33:52 ID:Vv9nHA5u
544 :
名無しのオプ :2008/11/22(土) 15:10:56 ID:X0ARSeGs
レスサンクス ところが一回読んだくらいじゃなんも覚えてないのがどっさりあるわけ。 よっぽどアタマ悪いんだろう。 とにかく結末まではやくいきたいと、とばし読みみたいなバカなことやってたし。 1年50〜100冊としても、二千冊以上は読んだろう。 時間もたっぷりあったわけだな。こりゃ。 ここへきてそういう読みかたもばからしくなって。上記のような楽しみ方にかわってきた。
545 :
名無しのオプ :2008/11/22(土) 19:04:59 ID:QNxmr/9p
「製材所の秘密」ってどうよ。 本国イギリスだったか欧米のなんたらアンケートだったかで、 樽を抜いて何位って惹句があったけど・・ これって、ソフトなアドベンチャー物って感じがした。 後半の「商品」が動くところの「書類」にまつわる話なんか、 あんま退屈で流してしまった。
546 :
名無しのオプ :2008/11/30(日) 21:47:53 ID:VCFjxR7g
おいもう秋が終わっちゃうぞ!
547 :
名無しのオプ :2008/12/01(月) 07:29:22 ID:yHo77uqL
終わったなあ・・ 暗い冬の夜にどっぷりクロフツ漬けw
548 :
名無しのオプ :2008/12/15(月) 12:36:03 ID:5/xKkVai
新作マダー?
549 :
名無しのオプ :2008/12/16(火) 23:11:48 ID:mxaYIvri
残り一作をはよ訳して
550 :
名無しのオプ :2008/12/24(水) 04:13:18 ID:5l7VDdfQ
クロフツってテンポが悪くて退屈ってよく言われますけど、そうなんですか? クロフツで面白い倒叙ものはどの作品ですか?
551 :
名無しのオプ :2008/12/24(水) 07:22:08 ID:kOd7t746
お前は読まなくて良いよ 無理だから
552 :
名無しのオプ :2008/12/24(水) 15:17:26 ID:tmZh6Y7b
半倒叙のサウサンプトンがお薦め
553 :
名無しのオプ :2008/12/27(土) 23:09:07 ID:JtU8IqfF
554 :
名無しのオプ :2009/02/01(日) 20:40:31 ID:nGoHkkhr
近所の図書館の図書リサイクルで、「樽」が並んでいた。1960年第8版の奥付があって、130円だった。 昔は創元文庫もハトロン紙と腰帯だけの簡素な外装だったんだな。岩波かと思った。
555 :
名無しのオプ :2009/02/01(日) 20:45:05 ID:tEZFvvba
昔の白帯壮丁の創元文庫はレアだからなあ 全部集めて並べると爽快だよ
556 :
名無しのオプ :2009/02/15(日) 17:39:11 ID:FTsoULoI
初めてクロフツ読んだよ。ちなみに『樽』です。 正直、探偵が登場する第三部までは退屈だった。横溝や乱歩みたいな猟奇的な連続殺人とかが好きな俺には向かなかった。 とはいえ、クロフツは倒叙も多いみたいだし、大学入るまで時間はたっぷりあるから他の作品もじっくりと読んでみたい。 倒叙ならやっぱり三大倒叙にも入ってる『クロイドン発〜』から読むべき? それとも他にお薦めとかあります?
557 :
名無しのオプ :2009/02/15(日) 20:04:39 ID:TmY2OLKI
ハルの伯母だろjk クロフツ関係ないが
558 :
名無しのオプ :2009/02/15(日) 23:52:50 ID:A+/H0BA4
伯母は倒叙じゃないという説も・・・ まあクロイドンは普通に面白いからお勧め
559 :
名無しのオプ :2009/02/19(木) 20:31:15 ID:GyMn4v5Z
古本屋に幾つかクロフツがあったので、只今挑戦中 とりあえず『フレンチ警部最大の事件』を読了 アリバイ崩ししつつも犯人の意外性も狙ってるのが中々面白い といっても擦れた読者だと読めちゃうよなあこれ まあこのスレやネットの感想漁ると凡作評が多い作のようだし それで充分楽しめたんだから今後楽しみ 次はやはり『樽』にしようかしら
560 :
名無しのオプ :2009/02/19(木) 20:53:41 ID:DyvXPJS6
「海の秘密」にしろ
561 :
名無しのオプ :2009/02/19(木) 21:08:12 ID:GyMn4v5Z
むりぽ 『ポンスン事件』 『二つの密室』 『山師タラント』 『チョールフォント荘の恐怖』 『フレンチ警部と紫色の鎌』 それと新刊で買って積んどいたハヤカワの『樽』『クロイドン』が手持ち
562 :
名無しのオプ :2009/02/19(木) 22:34:46 ID:978AL4bY
その中では、山師タラントが円熟の佳作で、オレはお勧めだ どれも所謂水準作以上だから安心汁
563 :
名無しのオプ :2009/02/21(土) 02:25:21 ID:W/MiysIK
『樽』を読了 名作だけど読み辛いカッタルイというイメージがあったが ハヤカワ版で訳が新しいせいかさほど感じず ただまあ序盤に長々と樽を追いかけっこしてるのはちょっとメゲた 前後半で探偵役が替わるという構成は自分は割と楽しめたね メインの樽の動きで云々はやはり黒トラが思い浮かんで 鮎川先生が「あまり樽は意識しなかった」みたいなこと言ってたけど嘘だろうと しかし折角悲恋物語で盛り上がったのにメル欄にはなんだかなあ まあ黄金時代作家ってこんなの多いよなあとも思うが
564 :
名無しのオプ :2009/02/28(土) 03:22:47 ID:5Ed2gxod
派手なインパクトは無いが(俺の主観) ほとんどの作品が水準以上で面白く読める
565 :
名無しのオプ :2009/03/01(日) 09:43:17 ID:sq6kjL6l
何冊か読んだけど、ボケーっとしてたから内容が理解できなかった やはり登場人物の人間関係などをメモしながら読むのが吉ですか?
566 :
名無しのオプ :2009/03/01(日) 13:26:52 ID:AZjp5BdX
ボケーっと読むのも楽しいよ。 気合い入れて楽しむときは本に傍線引きまくりのメモ入れまくりで、本が ふためと見られぬ状態になるがそれがいいとも悪いとも。楽しんだ者勝ち。
567 :
名無しのオプ :2009/03/01(日) 14:25:37 ID:sq6kjL6l
>>566 ありがとう
ミステリーは気合を入れて読まないと訳が判らなくなるんですね
もう一度「樽」を読んでみます
568 :
名無しのオプ :2009/03/01(日) 22:59:16 ID:9X+pzN4h
『山師タラント』面白いな、前半のちょっとピカレスクな成り上がり話も 後半の法廷シーンも緊迫感あって読ませてくれるわ やっぱ警察小説や社会派の先駆者として良く語られるし 瀬戸川猛資なんかはハードボイルドの先駆みたいなことも言ってたけど 他の黄金時代作家に比べてのそういう物語の濃密さは確かに感じるなあ これもオチが大袈裟にメデタシメデタシで若干興を削ぐんだけど、まあそれも味か
569 :
名無しのオプ :2009/03/21(土) 14:52:10 ID:t1Zg+WcN
クロイドン、読了。 決して「かわいそうだ」とかは思わないんだけど、犯人にえらく 感情移入してしまった。
570 :
名無しのオプ :2009/03/22(日) 20:11:46 ID:v9mXcC+N
今週は『樽』を読んでみるか 先週はクイーンの『Yの悲劇』を読んだからなぁ
571 :
名無しのオプ :2009/03/23(月) 16:49:54 ID:j+Rcph9c
g
572 :
名無しのオプ :2009/03/24(火) 22:15:09 ID:2Zl7lxt1
クロイドン、面白いんですね。 楽しみ。
573 :
名無しのオプ :2009/03/27(金) 22:01:02 ID:Y1WXmtru
『樽』の中に、1ストーンという重さの単位が出てきます。 1ストーン=14ポンド=6.35キログラム 現在でも英国では使われている単位なのでしょうか?
574 :
名無しのオプ :2009/03/27(金) 22:25:44 ID:ueJZDWzV
『フレンチ警視最初の事件』の新訳が出るとのこと。
575 :
名無しのオプ :2009/03/27(金) 22:29:00 ID:67ly5bzB
>>574 松原訳でもう読んだから俺はいいけど
それは朗報だね!
576 :
名無しのオプ :2009/03/27(金) 22:47:44 ID:P+mXDybP
マジか 創元ついに観念したのか 復刊アンケートは十中十改竄されると思っていたが、 まだ多少は良心が残っていたようだな
577 :
名無しのオプ :2009/03/27(金) 22:54:10 ID:CDtLuQZA
>>574 マジで?マジなのか?
4万も出したのに・・・
578 :
名無しのオプ :2009/03/27(金) 23:04:51 ID:pMXRMUl8
どこかでクロフツ全集出してくれたらオレは買うぜ
579 :
名無しのオプ :2009/03/29(日) 21:30:41 ID:ptc68f+c
580 :
名無しのオプ :2009/03/29(日) 22:07:01 ID:0zhZ+42N
絶対売れないけど買いたいね といっても未訳ほとんどないな
581 :
名無しのオプ :2009/03/31(火) 07:36:36 ID:8y9urVyG
最初の事件復刊でテンション上がりまくり
582 :
名無しのオプ :2009/04/03(金) 06:48:17 ID:aPhqoRSD
『樽』read through しかし、目撃者はあんなに詳しく他人の服装や顔を覚えているものだろうか? 数日前に一度見ただけなのに・・・ 私なんか、毎日通勤電車で出会う人をあんなに細かく説明できないと思う。
583 :
名無しのオプ :2009/04/03(金) 07:27:11 ID:8VrlGv44
>>582 だな。まあ、割引して読んで楽しんだほうが得か。けっこうよくできてるよな。
それぞれのジャンルであるんだろうが、本格特有の恣意的で都合のよい設定みたいのもあるだろな。
584 :
名無しのオプ :2009/04/09(木) 00:30:25 ID:MwIIn9+1
創元ホームページによるとギルフォードの犯罪も復刊するみたい
585 :
名無しのオプ :2009/04/09(木) 00:44:40 ID:vpx7OaYA
サイトのどこに書いてある?
586 :
名無しのオプ :2009/04/09(木) 10:46:40 ID:topw1eu3
ギルフォードとか何十年も積読したままだな
587 :
名無しのオプ :2009/04/09(木) 11:04:12 ID:lgKxgVOy
オレンジか……
588 :
名無しのオプ :2009/04/10(金) 10:24:12 ID:bIjEP1l/
昨日行ったブックオフに9冊ほど置いてあった 何も買わなかった
589 :
名無しのオプ :2009/04/11(土) 06:49:24 ID:F/6BUpiK
ブックオフに行ってみるか・・・
590 :
名無しのオプ :2009/05/27(水) 02:07:30 ID:HNki2Ahp
樽とかクロイドンとか傑作だと思うがなあ 主観では他でもどうしようもない駄作は全然無い
591 :
名無しのオプ :2009/05/27(水) 06:56:34 ID:up4XIfkU
読み残しのギルフォードをそろそろ読むかな
592 :
名無しのオプ :2009/05/27(水) 10:19:30 ID:8icUb42F
海の秘密は5本の指に入る傑作
593 :
名無しのオプ :2009/05/27(水) 14:01:18 ID:H6MKgawv
秋まで積読
594 :
名無しのオプ :2009/05/28(木) 01:04:04 ID:FJCDaD3V
クロフツの解禁は秋だけなのか
595 :
名無しのオプ :2009/05/28(木) 01:17:30 ID:vGwllz/O
主観ではどうしようもないのは「見えない敵」と 「蜘蛛と蠅」くらいだな。
596 :
595 :2009/05/28(木) 21:57:46 ID:vGwllz/O
気になって確かめてみたら2007年の8月に同じことを書いたのは たぶんおれ自身。自分がどうしようもなくなっていたのか。
597 :
名無しのオプ :2009/05/29(金) 01:54:42 ID:0Lxb370C
5年前と同じレスしちゃうのもミス板じゃよくあること
598 :
名無しのオプ :2009/06/24(水) 14:32:20 ID:6pFox7mJ
599 :
名無しのオプ :2009/06/24(水) 23:33:41 ID:aGEPw0ZP
クロイドンは、どう考えても倒叙じゃなくて、犯罪小説だよなぁ。
600 :
名無しのオプ :2009/08/26(水) 22:32:20 ID:L78kxVG7
クロフツが本国以上(?)なほど日本での評価が高いのは 比較的平易な文章で(原文でもフィルポッツあたりの文章と比べれば意味を取るだけで言えば楽) 結構名訳が多いせいでは(主観だが) プロットの巧妙さは言うまでもないが・・・
601 :
名無しのオプ :2009/08/28(金) 19:57:25 ID:gwUhe5tt
「フレンチ警部とチェインの謎」もおもしろいぞ! 内容はほとんど冒険小説だな 最後にチョロっとフレンチ警部が登場して謎を解く
602 :
名無しのオプ :2009/08/28(金) 22:08:26 ID:PiiCnMk5
チェインの謎俺も好き 牧歌的な冒険小説というか冒険なんだけどノンビリムードというか 独特な雰囲気なんだよな
603 :
名無しのオプ :2009/09/11(金) 03:30:36 ID:imQPWrMb
「ボンスン」を古本屋で買ってきた wktk
604 :
名無しのオプ :2009/09/11(金) 08:22:33 ID:XT1274Dx
ポンスンだ禿
605 :
名無しのオプ :2009/09/13(日) 12:44:18 ID:3ERUD8gl
ギルフォードを買えば、あと二重の悲劇だけで 30冊そろうんだが、創元復刊しないだろうな・・・
606 :
名無しのオプ :2009/09/26(土) 21:53:06 ID:o/Idi03Q
ギルフォードget
607 :
名無しのオプ :2009/10/10(土) 16:00:32 ID:tHQyAQ4v
秋が来たからageとく
608 :
名無しのオプ :2009/10/19(月) 19:39:42 ID:j22i4L5v
ポンスン読んだ まずまず ただこんなに捜査費用掛けられないだろw
609 :
名無しのオプ :2009/12/04(金) 20:24:40 ID:nMJnclXK
あらしまった 読まない内に秋が終わってしまった 何かお薦めない?
610 :
名無しのオプ :2009/12/04(金) 20:33:41 ID:cr55awCN
スターヴェルの悲劇
611 :
名無しのオプ :2009/12/04(金) 20:53:35 ID:nMJnclXK
それはもう読んだ
612 :
名無しのオプ :2009/12/04(金) 21:44:14 ID:cr55awCN
んじゃあ、列車の死
613 :
名無しのオプ :2009/12/04(金) 23:11:21 ID:8hZ7jZmg
山師タラント
614 :
名無しのオプ :2009/12/04(金) 23:25:21 ID:nMJnclXK
なら列車の死を読んでみるかな
615 :
名無しのオプ :2009/12/05(土) 07:17:24 ID:qjXJ4yPr
3分の2くらいまでは遅々として進まん、どれも
616 :
名無しのオプ :2009/12/20(日) 10:16:20 ID:Tmq4C8LN
樽を読んでいますが、内容が全然頭に入ってきません。 誰か漫画で描いてください。
617 :
名無しのオプ :2009/12/20(日) 13:32:19 ID:c5uETuTh
618 :
名無しのオプ :2009/12/21(月) 13:52:03 ID:RWrzGIFe
かつて日本で起こった軽薄な社会派ミステリブームも、お前らみたいな俗物が扇動して 形成されたんだろうな。何がリアリズムだボケが。国会議事録でも読んでろよ。
619 :
名無しのオプ :2010/01/15(金) 21:35:06 ID:7XQJpujt
>◇『フレンチ警部と毒蛇の謎』 F・W・クロフツ著/霜島義明訳 >実験作にしてクロフツ最後の未訳作。フレンチ、動物園で謎を解く。 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
620 :
名無しのオプ :2010/01/16(土) 09:14:29 ID:K5+KZpOe
創元ちゃん本気だしたな
621 :
名無しのオプ :2010/01/16(土) 09:49:14 ID:Pe8ApzPr
多分つまらないんだろうなw 最後まで訳されなかった理由をとくと堪能しようじゃないか!
622 :
名無しのオプ :2010/01/17(日) 21:56:22 ID:D8zjV/my
論創で出たのは面白かったし、案外期待できるんじゃね?
623 :
名無しのオプ :2010/01/17(日) 23:28:08 ID:Q8Y3TbyB
東京創元社さん、えらい!私は読めるだけでうれしい。 つまらなくてもいい。
624 :
名無しのオプ :2010/01/18(月) 00:48:52 ID:NfkV1OZG
で、「最初の事件」新訳はいつ出るの?
625 :
名無しのオプ :2010/01/20(水) 06:23:22 ID:ExSjS1Sq
これで全長編邦訳済み作家の仲間入りか。大いに結構。 最後が創元推理文庫というのもいいな。
626 :
名無しのオプ :2010/02/07(日) 17:09:04 ID:uEt7A4qf
>『フレンチ警部と毒蛇の謎』 あらすじ見ると倒叙っぽい。サウサンプトンみたいな感じかな?
627 :
名無しのオプ :2010/02/28(日) 20:56:53 ID:NWPQdjET
「フレンチ警部と毒蛇の謎』」楽しみです!
628 :
名無しのオプ :2010/03/05(金) 08:28:34 ID:JkPEpT7G
『フレンチ警部と毒蛇の謎』のカバー、結構いい感じ。
629 :
名無しのオプ :2010/03/05(金) 18:33:54 ID:Kf9/4rjZ
買うだけ買って誰も読まない予感
630 :
名無しのオプ :2010/03/05(金) 18:53:40 ID:WInNBpTr
オレはちゃんと読むぜw
631 :
名無しのオプ :2010/03/05(金) 23:16:24 ID:etnyuLW0
>>628 いい感じだけど、今までのカバーと統一感がないから、なんかイヤ。
632 :
名無しのオプ :2010/03/06(土) 01:46:40 ID:cVV/TtsT
すぐに読むのはもったいない気がするからしばらく寝かせるw
633 :
名無しのオプ :2010/03/06(土) 08:57:49 ID:l9WsKx3Q
まだ半分も読めてない、というか手に入らない若輩者だから 「最後の作品!」ていうありがたみはないんだよな、みなさんの盛り上がりを見てると寂しい。
634 :
名無しのオプ :2010/03/24(水) 19:37:13 ID:zmYLyw2V
毒蛇購入AGE
635 :
名無しのオプ :2010/03/24(水) 19:59:42 ID:pASuj8W6
アマ在庫切れワロタ もまいら買いすぎw
636 :
名無しのオプ :2010/03/25(木) 19:32:36 ID:nEnuc+KQ
おりも、3軒まわって新刊GETしたよ あとは絶版ものの復刊まちだな
637 :
名無しのオプ :2010/03/25(木) 20:53:34 ID:DChrvdIA
海の秘密を読みたい
638 :
名無しのオプ :2010/03/25(木) 23:07:26 ID:P3jsz/5S
「毒蛇の謎」2軒目でゲットしました。 復刊「フローテ公園」と「油田」を待っています。 「海の秘密」面白いよ! 冒頭の事件発覚シーン、樽を数段グロテスクにした感じ
639 :
名無しのオプ :2010/03/25(木) 23:10:33 ID:TtThXrVJ
フレンチ警視をだな・・・
640 :
名無しのオプ :2010/03/25(木) 23:39:10 ID:jU20CmdQ
ツイッターやってる人は創元にリクエストしましょう
641 :
名無しのオプ :2010/03/26(金) 04:01:21 ID:tIQdPpPb
創元のは後、二重の悲劇だけだわ ハヤカワの関税品も持ってないけど いまさら復刊されてもここ版型変えたから 既刊本と並べたくないのでよそが出してくれないかな
642 :
名無しのオプ :2010/03/26(金) 11:50:59 ID:LBpfwprP
古本で買えばいいじゃん
643 :
名無しのオプ :2010/03/28(日) 20:39:12 ID:vBtPQTEE
毒蛇読了。普通に面白かった。 幕の引き方がなかなか良かった。
644 :
名無しのオプ :2010/03/28(日) 23:02:24 ID:Lqq44S9a
「毒蛇の謎」の解説のディテクション・クラブの写真で、ひときわ 腹が突き出した男、あれはきっとチェスタトンなんだろうな。
645 :
名無しのオプ :2010/04/11(日) 18:45:07 ID:3UTpXwfy
毒蛇面白かった 前書きの「犯罪の前向きな描写を目論んだ」ってどういうことよ?と思ってたけど なるほどこういうことが描きたかったのね。
646 :
名無しのオプ :2010/04/18(日) 14:52:35 ID:/w2YYTdW
fdhgrgefg erhhrerhr thhhtehetet ettewtew dgsgsdggsd gsdgd
647 :
草間 滴 :2010/05/24(月) 01:22:28 ID:O/oH1T5m
『シグニット号の死』読了しました。 密室ものとしては弱いですが、作品は面白かったです。 21章の最後の一文では声を出して笑ってしまいました。こういうのクロフツ好きですよね。まぁ自分もミスリードされましたけど。 何箇所か、フレンチが捜査中に以前の事件を思い返すシーンはファンサービスなんでしょう。 結末にクロフツ小論があるのですが、これの冒頭に『〜毒蛇の謎』の原題と、本文庫近刊の文字が・・・。 本書は1985年2月刊。近刊が25年後って東京創元社っぽすぎ。
648 :
名無しのオプ :2010/05/27(木) 21:30:50 ID:uakRJjbU
倒叙形式が好きなので『フレンチ警部と毒蛇の謎』読みました。 共犯者視点で物語が進行するっていうのが新鮮だった。 クロフツは他にも倒叙ものが結構あるみたいですね。 『サウサンプトンの殺人』がおもしろそうだけど、手に入らない・・・
649 :
名無しのオプ :2010/06/03(木) 22:23:26 ID:bjmiZGxO
クロイドン発12:30のチャールズ、 嫌われている女に、あそこまでしつこくアプローチ。 オレにはマネできないな。
650 :
エラリー :2010/06/13(日) 11:59:42 ID:b/3lkZme
そうだな
651 :
名無しのオプ :2010/06/13(日) 21:54:11 ID:1reDSJVz
>>649 嫌われている、って程ではないんじゃないと思うけど
652 :
名無しのオプ :2010/06/14(月) 06:23:23 ID:QvE1HlOC
女心は判らんなぁ、チャールズ
653 :
名無しのオプ :2010/06/14(月) 21:18:44 ID:yV9Go9SS
でもクロイドンは日本人向けな気はする
654 :
天道茜 :2010/06/16(水) 19:54:12 ID:TT3A7ZFw
そうね、私もそんな感じがする
655 :
名無しのオプ :2010/06/19(土) 21:31:32 ID:hYtvRQ+3
クロフツの探偵は真面目にコツコツ 日本人が大好きなタイプだ
656 :
名無しのオプ :2010/06/28(月) 00:58:00 ID:5pUOWRkp
鮎川先生乙
657 :
名無しのオプ :2010/06/29(火) 01:35:43 ID:+r2VxJ5k
『海からきたなぞ』もう手に入らないかなあ 小学生のころ読んで印象深かった ストーリーとかは部分的に覚えてる
658 :
名無しのオプ :2010/06/29(火) 20:55:33 ID:LKVibK7E
千夜一夜物語読んでたら、 漁師の網に掛かった木箱の中から女の死体が出て来て、偉い人が身元を調べにやられる話があった。
659 :
名無しのオプ :2010/07/02(金) 19:04:39 ID:GlBpXExd
660 :
名無しのオプ :2010/07/03(土) 08:39:31 ID:VpDQ3Yto
「樽」ってすごいタイトルだよな え?って感じだもん
661 :
名無しのオプ :2010/07/03(土) 13:00:24 ID:XbMDVyKw
662 :
名無しのオプ :2010/07/04(日) 21:58:30 ID:lPtcmOwe
>>660 「鱒」ってタイトルだと、さらにすご・・・くないか?
663 :
名無しのオプ :2010/07/13(火) 17:09:03 ID:xqfkxPxd
>>662 シューベルトかよ。
>>657 「海からきたなぞ」は創元推理文庫の「英仏海峡の謎」です。
664 :
657 :2010/07/19(月) 11:19:46 ID:Q2ba4PpH
>>659 『海の秘密』は違うかな・・
>>663 『英仏海峡の謎』でググってみたけど、どうも微妙に違うみたい。
>>661 それかも!!
ググったらストーリーが合致している。
覚えているのは、
ストーリーは主人公が序盤にコニャック瓶の酒の中に入っていた
睡眠薬(麻薬?)を飲んだところから始まって、
途中女性も一緒に行動する感じでそこからはちょっと内容忘れた orz
とりあえず謎を解いていくんだけど、最後は暗号(確か「シルーリアン」なんとかかんとか)を
解いて海の上の船に行き着いて、最後は一緒に行動していた女性が結婚を承諾してくれてハッピーエンドみたいな感じ。
フレンチ警部が最後の方の章でゲスト出演?して、その章のタイトルが「フレンチ警部登場」だったのは覚えてる。
コレがきっかけでフレンチ警部シリーズというか、クロフツを読むきっかけになった。
>>659 >>661 >>663 情報サンクス!!本当助かった。
子供に是非読んでほしいなと思っていたから…というのは建前で自分が読み直したいだけでしたw
665 :
名無しのオプ :2010/08/09(月) 22:42:15 ID:PZexq0Db
樽読んだ ラスト10ページの展開は個人的にはない方が良かったな それまでの雰囲気と異なり過ぎて作品の統一感が失われてるっつうか
666 :
名無しのオプ :2010/08/13(金) 16:53:24 ID:iyGXOmkQ
樽は旅行中に読むのがベストだ 俺は飛行機の中で読んでしまった どこに行く時だったかは覚えてないが
667 :
664 :
2010/08/19(木) 22:48:44 ID:CqC9pA+e 「フレンチ警部とチェインの謎」復刊決定してた! よかったー 9月が楽しみだぜ