今、読んでいるミステリ小説は?【2】

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933名無しのオプ:03/03/11 23:37
中西智明「消失」
やられますたが最後は余計だったきがするなぁ
934乱読中:03/03/12 12:36
依井貴祐「夜想曲」
面白い!こういうのやっぱり好きだ。
ただ文章がいまいちなのが微妙。

エドワード・D・ホック「サム・ホーソーンの事件簿U」
相変わらず面白い。手堅いと思うなぁ。
935名無しのオプ:03/03/12 16:22
「鉤爪プレイバック」
これ最強(恐?)
936名無しのオプ:03/03/12 16:39
これから真保裕一「誘拐の果実」読むけど、面白いかな。
937乱読中:03/03/12 23:23
都筑道夫「退職刑事3」
安心して読める面白さ。牽強付会な感じもするけどそれはそれで。

陳舜臣「割れる《陶展文の推理》」
結構良かった。文章の流れがうまいと思う。それでまんまと引っかかる感じ。
938名無しのオプ:03/03/13 13:43
>>932
是非、ラッシュライフも読んでみてください。
939ミステリアス:03/03/13 14:00
綾辻の『暗闇の囁き』
まだ序盤なので、よく分からない。文体はマシ。
序盤から伏線の多いストーリーのようで。

我孫子の『8の殺人』
二人目が殺害された場面が少し分かり辛かった。図があったから幸いなものの、
なかったら、なにがどうなってるのか理解し辛いものがある。
主人公の息子のトリック説明のシーンは、特別力を入れていると思う。GOOD!
最終的に犯人があっさり自供したので、少しつまらなかった。芸術もいいけど、
自分が捕まらない為に言い逃れをするとか……でも「動機がないだろ?」と言ったら、
本当に犯人には動機がないので(芸術だと思っている)、話がこんがらがるなあ。
デビュー作にしては、上出来の作品。我孫子には、息抜きがいくつかあるので、
読んでいるとなかなか楽しかった。
940名無しのオプ:03/03/13 18:06
私の中では森博嗣が大ブーム。
遅ばせながら犀川&萌絵シリーズを読んでるところ。
今「私的詩的ジャック」を読み終わりかけてる。
つぎは「封印再度」だーーーヽ(´ー`)ノ
941名無しのオプ:03/03/13 19:04
ロートレック荘事件
942ミステリアス:03/03/13 19:37
>>940
シリーズなの? まだ読んでないから知らないけど。
943名無しのオプ:03/03/13 20:29
>我孫子の『8の殺人』

世の中にこれほどクズな作品はないと思った記念碑的作品だね
今でもその思いは変わってないけど、それ以降記念碑がボコボコ立っているのがなんだかなあ
944名無しのオプ:03/03/14 00:04
俺は「8の殺人」好きだよ。
本格として読むとかなりショボいけど、速水3兄妹と木下のドタバタ喜劇として楽しめた。
945乱読中:03/03/14 11:31
ミステリー文学資料館・編「「ぷろふいる」傑作選」
戦前の探偵小説は苦手だと思ってたんだけどこれは結構面白い。
古きよき探偵小説って感じがした。「不思議なる空間断層」「花束の虫」が個人的に良かった。

アントニイ・バークリー「毒入りチョコレート事件」
やっぱりバークリーはいい。面白い。
副題が「理論的推理小説」ってのがまたいい。
946名無しのオプ:03/03/14 18:00
>>944 同感。ガチガチの本格物好きなので、ちょっと物足りなかった。
ほんとに喜劇っていうかんじでした。

>>945 「花束の虫」って大阪圭吉ですよね。
本は違いますが、ちょうど昨日読んだとこでした。結構面白かったですね。

ちなみに今読み終わったのは
大阪圭吉の短編集「銀座幽霊」のなかの「大百貨注文者」
同じ喜劇でも、これはよかったです。
この作家のこういうコミカルな作品もっと読みたかったです。

「8の殺人」と比べてるみたいな書き方でスマソ。

947名無しのオプ:03/03/15 01:01
「匣の中の失楽」読み終えました。
アンチミステリと聞いていたんで、
どんなもんだと警戒しまくって読んでいたのですが、
意外と普通のオチだったので、ちょっと肩透かしくらった様。
謎は幾つか残ってますけど・・・ この辺がアンチたる所以なのかしら?
948乱読中:03/03/15 01:25
斉藤肇「思い通りにエンドマーク」
こういう趣向のミステリ好きだなぁ。結構面白かった。

殊能将之「樒/榁」
悪くない。悪くないけどこの人にはもっと何か期待してしまう。
そこそこ楽しめたんだけど。

高田崇史「QED 式の密室」
面白かった。今回は薀蓄も少なめだし分かりやすい。
本筋にもしっかりと関係してたし。

>946
面白いですよね、この人の作品。
大阪圭吉は大好きな作家の一人です。長編が読みたかった…。
949名無しのオプ:03/03/15 12:07
アキフ・ピリンチ『猫たちの聖夜』

訳がすごくこなれていて読みやすい。
個人的にはクリスティ、アイリッシュクラス。
本当は訳者の人を褒めるべきなんだろうけど。
950名無しのオプ :03/03/15 16:02
綾辻行人の「時計館の殺人」読了。
十角館に比べると物足りなかったかも…。
951名無しのオプ:03/03/15 18:28
「ワトスン君、そろそろ新スレの季節だな」
952名無しのオプ:03/03/15 20:01
東野の『白夜行』読了。
人物描写が甘いな。中途半端な場面の多いし。
953名無しのオプ:03/03/15 21:09
綾辻行人「十角館の殺人」
954名無しのオプ:03/03/15 23:38
>>947
ああすごい。俺も今夜、「匣の中の失楽」読み終えたとこなんだよ。
俺は風呂の中でちょっとずつ読んでったので、少し混乱があるが、
「こういう結末でいいの?」とちょっと物足りなかった。
しばらくたってもう一度読みなおそう。
俺の読んだのはブクオフで買った講談社ノベルズだったので、
資料編のたくさんある、文庫版欲しいなあ。
955名無しのオプ:03/03/16 01:01
「グリーン家殺人事件」読了。
どこかのスレで良いって見て読んだんだが
どうもすっきりしない。
あの犯人は意外と言えば意外なのか?
どなたか感想頼む。
956ミステリアス:03/03/16 07:04
『全てがFになる』を読み始めたところ。
個人的だけど、森博嗣は会話に意味をこめるのが上手い。

たぶん、綾辻読むのがが後回しになると思った。

>>943 >>944 >>946
この人は、ドタバタ描くのが面白い。でも魅せる所は魅せてると思う。
この作品は別かもしれないが。
957ミステリアス:03/03/16 07:06
赤いデザインが目印の『快楽殺人の心理』っていう本を250円で買った。
異常殺人者、快楽殺人者系の、ノンフィクション話が好きだったので参考に買ってみる。
958ミステリアス:03/03/16 07:08
聞きたいんだけど、シリーズ物制覇したっていう人どれくらいいる?
959名無しのオプ:03/03/16 09:54
>>955
グリーン家は、旧家のよどんだ瘴気と、それに毒された犯人像がみどころで
トリックや意外性なのは二の次かと。
960乱読中:03/03/16 10:51
エラリー・クイーン「オランダ靴の謎」
やっぱりいい。前二作よりも読みやすく感じたし。面白かった。

泡坂妻夫「天井のとらんぷ」
やっぱりこの人も安心して読める。亜よりは弱いかなとは思うけど充分面白い。
「白いハンカチーフ」が一番面白かった。
961名無しのオプ:03/03/16 23:46
京極の魍魎を半分ちょっと読んだところ
何で今まで読まなかったんだと激しく後悔、こりゃはまるわ
962名無しのオプ:03/03/17 00:06
連城三紀彦「戻り川心中」読み始めました
俺、短編ミステリは苦手な人なんだけど
例外的にこれは良いですわ
963乱読中:03/03/17 00:52
鮎川哲也「五つの時計」
そんなの知らないよ!と思うようなのもあったけどやっぱりとてつもない人だと思った。
個人的には「道化師の檻」「五つの時計」が面白かった。

貫井徳朗「プリズム」
綺麗に決まったなー、というのが読後すぐの感想。
「毒入りチョコレート事件」とはまた違った面白さがあると思う。
あと文章がかなり巧いと感じた。
964962:03/03/17 12:56
「花緋文字」まで読み終わった
「花緋文字」「桔梗の宿」「菊の塵」が結構ツボ
「花緋文字」は妹属性は無いはずなのに萌えてしまった。不覚
965乱読中:03/03/18 00:07
ジョン・ディクスン・カー「三つの棺」
やっぱり展開がうまい。ぐいぐい引き込まれていく。
翻訳物は苦手なんだけどそれでも一気に読んでしまった。

西澤保彦「麦酒の家の冒険」
まあまあ。仮説の応酬は楽しかったけど一応の真相はちょっと微妙かな。
966名無しのオプ:03/03/18 01:16
森博嗣「そして二人だけになった」このオチはないだろ
967名無しのオプ:03/03/18 14:24
ヴァン・ダイン「カナリヤ殺人事件」僧正、グリーン家、ベンスンときてこれの
後はカブト虫を読む予定。私はクイーンの方がずっと好きだな。
968名無しのオプ:03/03/18 16:20
殊能将之の「鏡の中は日曜日」を読んだ。
もっと突っ走って欲しかったかも。
969乱読中:03/03/19 11:21
小栗虫太郎「失楽園殺人事件」
やっと終った…。えーと…なんと表現したらいいのか…。
この人は初めてだったけど謎の突拍子もなさといいとてつもない薀蓄といいこの辺はかなり面白い。
ただ謎解きの場面、最初は理解しようと必死なんだけどだんだん「この人何言ってるんですか?」って感じに。
俺が馬鹿なのかなぁ。とっつきにくいけど面白いとは思う。
970名無しのオプ:03/03/19 15:40
宮部みゆき「火車」読みます
971名無しのオプ:03/03/19 20:01
カーター・ディクスン「孔雀の羽根」
ちょうど殺人が発生したところ。
密室が出来上がる瞬間に初めて立ち会いました。
972乱読中:03/03/20 00:44
竹本健治「妖霧の舌」
微妙。面白くないわけではないけど。

A・A・ミルン「赤い館の秘密」
なんというかとてもスマートなミステリだと思う。
まあ色々突っ込みどころもあるけどその辺を含めてとてもいいお話になってるんじゃないかな。
973名無しのオプ:03/03/20 14:58
東野圭吾のゲームの名は誘拐を読了しました。
開始、1時間で事件の真相がある程度わかってし
まいました。大量の伏線と真相を示唆しすぎている
描写には感動さえ覚えました。嘘をもうひとつだけ
を買って読んでみて、だめだったら二度とこの人の
著作は買わない、と心に決めました。次は伊坂幸太
郎の陽気なギャングは地球を回すを読みますかなり
期待しています。これだけ名前が著作に伴わない作
家は珍しいと思います。ラッシュライフと言う彼の著作
はこのミステリーはすごい!2003年版でベスト20に
ランクインしましたが、なぜかあまり売れていないよう
です。まさに井坂幸太郎は隠れ家的存在の作家だと
思います。2ちゃんねるでもあまり名前が出て来ませ
んし、グーグルでもあまりヒットしません。作家の間で
はかなり有名だそうで、雑誌でも幾度か取り上げられ
ていたんですが……。
974名無しのオプ:03/03/20 16:32
ミステリ読んでて、それまで俯瞰で進めといて、いきなり
「ここで我々は○○探偵の視点で事件を追ってみることにしよう」
とか言うのって萎える。何者になっちゃったんだよ、と。
関係無くてアレだけど、今クロフツの「樽」読んでて、そーなったから…
975名無しのオプ:03/03/20 17:35
岡嶋二人の焦茶色のパステルよみまーす。
今古本屋さんで文庫本を50円で見つけたから買っちゃった。
976名無しのオプ:03/03/20 17:41
>973
東野は「白夜行」が凄くいいと思いまつ。「嘘をもうひとつだけ」は結構フツー。
977名無しのオプ:03/03/20 19:24
「ゲームの名は誘拐」と「嘘をもうひとつだけ」で
東野さんを評価するのは不幸だなぁ。
ま、>>973が東野さんの良さに気づこうが気づくまいがかまわんが。
どうせ読むなら「白夜行」「魔球」「悪意」あたりがいいと思うが。
978名無しのオプ:03/03/20 20:19
「異邦の騎士」
979乱読中:03/03/20 23:58
恩田陸「象と耳鳴り」
かなり良くできてると思う。謎もその解釈も面白いし。
さらさらと読める文体もいい感じ。

鮎川哲也編「硝子の家」
「硝子の家」面白かった。分かればあっさりした感じだけど。巧い。
「離れた家」複雑なトリック過ぎないかな?
「鬼面の犯罪」かなり短いけどその中に魅力がかなり詰まってると思う。

鮎川哲也「死びとの座」
面白い。なんとなく想像は付くかもしれないけど落としどころは盲点のような気がする。
読み返すともの凄くさりげなく伏線があるし。巧い。
980名無しのオプ:03/03/21 01:57
西澤保彦「ストレートチェイサー」読み始めました。
アメリカが舞台なんすね。 おまけにHMみたいので呼び合ってるし、読み難いっす。
981名無しのオプ:03/03/21 02:02
>>990
新スレよろしく
982乱読中
リチャード・ハル「伯母殺人事件」
なんか最近のと比べるともの凄いゆったりした感じでストーリーが進んでく。
このキャラクターの性格と合わさっていい感じ。
最後はしっかり決まってるし、面白かった。

綾辻行人「迷路館の殺人」
順番に読んでるけどここまでなら一番面白かったかな。
趣向、トリックどっちも結構惹かれるものがあったし。