1 :
◆pDdT.nSKZg :
秋。この時期になるといつも憂鬱になる。
ワイングラスを傾けながら、純一はぼんやり机の上を眺めていた。
散らかった机の上にある一通の手紙。
差出人の名前はない。中身は見なくてもわかってる。
いつもこの時期になるとかならず届けられる白い封筒。
そう、この時期・・・加藤が死んだこの時期に・・・
だれからかはわからないが、書いたある内容は毎年おなじだ。
「加藤浩二を殺したのはお前だ!」
そう、明日は加藤の8回目の命日だ。
加藤の死は事故だった。
冷たくなった海に浮いてるのを見つけたのは加藤の妻だった。
純一はその前日、加藤と夜中まで飲んでいた。
大学時代からの仲間だった純一と加藤は妙に気が合い、たまに飲むといつも夜中を過ぎてしまう。
ふたりとも大手企業のサラリーマンであり、時間がなかなかとれないのだ。
居酒屋を後にし、純一がタクシーで帰宅したのは午前4時過ぎだった。
加藤はかなり泥酔していたが、歩いて5分ほどのところに家があるので、純一は当然のように一人で帰らせた。
こんなことはけっして珍しいことではない。
だが、その日だけは事情が違った。
よりにもよってその日は戦後最大級の台風が接近していて、海沿いの道は大変危険な状態だったのだ。
加藤の葬式に顔をだしたが、加藤の妻の姿はそこにはなかった。
夫をなくしたショックのあまり精神的に病んでしまい、入院したらしい。
・・・加藤の妻は私をうらんでるに違いない。
あのとき加藤を送ってやれば、海に転落することもなかっただろう。
私は決して酒に弱いほうではないが、それは加藤も同じだ。
そう、その日の加藤は思いつめた表情で、いつもより速いペースで飲んでいた。
なにがあったのかは今となってはわからない。
という夢を見た。
加藤の妻は、葬式から1年後に退院したらしい。
それからさらに半年後、彼女は首を吊った。
最後までノイローゼ状態だったらしい。
目を覚まして隣をみると加藤が安らかな寝息をたてていた。
「ふう・・・まだ俺を解放してくれないのか・・・それとも何かおれに伝えたい
ことでもあるのか?なあ、加藤・・・」
純一は早めにベッドにはいった。
今日は仕事がまるで手につかなかった。
もちろんこれも毎年のことだが・・・
汗をびっしょりかいていた・・。どうやら何時の間にかに寝てしまっていたようだ。
俺は机の上に置いてある腕時計を見た。午前3時半・・。
中途半端な時間に起きてしまった。二度寝をするかこのまま起きているか…。
ふと雨の音がしたと思ったら急に大振りになり始めた。
そういえば台風が近づいているんだったな。
「おい、起きろよ!」
11 :
名無しのオプ:02/10/15 16:29
俺は目を覚ました
12 :
>>5と>>7は飛ばしてよんでいいの?:02/10/15 16:30
手紙の差出人が誰かはわからない。
調べてみようと思ったこともない。
ただこの手紙がくるたびに加藤が死んだあの日のことをおもいだす。
まるでそれが決められた儀式であるかのように・・・
13 :
名無しのオプ:02/10/15 16:32
今年はいつもとはまた違っている・・。
あの日のような台風が、また近づいてきている・・・。
少しだけ眠りについて、すぐに目をさました純一は、窓の外に目をやる。
14 :
名無しのオプ:02/10/15 16:33
さっき、俺を起こした加奈子が横にいた。
「なに辛気臭い顔してんだよ。せっかくかわいい彼女がきてやってんだから」
まったく、こいつの言葉遣いだけはなんとかならんか・・・
15 :
名無しのオプ:02/10/15 16:35
「なにいってんだよ。おまえはいつの間にはいってきたんだ?」
16 :
名無しのオプ:02/10/15 16:36
「もう1時間くらい前だよ。まだ8時だよ?小学生じゃないんだから、こんなに早く寝て
どうすんだよ。」と加奈子。
「1時間・・・そんなに寝てたのか?」
17 :
名無しのオプ:02/10/15 16:39
どうやら時計が止まっていたらしい。
夜中の3時半とおもっていたら、まだ8時・・・
おもっていたほど、ねてなかったというほうが正しいのだが、ほとんど眠ったという実感はなかった。
加奈子を無視し、俺は手紙の中身を確認した。
「お前は12月25日午前0時に死ぬ」
予想もしない内容に俺は唖然と手紙を見つめた。
やはり今年はいつもと違う・・・
台風は予期せぬ脅迫状をも運んできた。
「死ぬ」・・・その言葉が俺の頭に響いた。
視線を感じる・・・。誰かに見られている!?
俺はあたりを見渡した。・・が、加奈子以外誰の姿も確認できなかった。
この差出人が誰かはわからないが、このままむざむざ殺されてしまうわけにもいくまい。
次の日、おれは知り合いの吉川刑事の下へ相談に行った。
ん?
封筒に、まだ何か入っているようだ。
23 :
名無しのオプ:02/10/15 16:48
「よー、ひさしぶりだな、新庄。どうしたんだい?大学の同窓会にも来ないおまえが?」
純一は吉川に脅迫状のことを話した。
24 :
名無しのオプ:02/10/15 16:49
そして、封筒の中にあったものを吉川に渡した。
25 :
名無しのオプ:02/10/15 16:58
吉川は、それをパンツの中にしまった。
26 :
名無しのオプ:02/10/15 17:00
「ほー、ずいぶんかわいい娘だなあ?だれだ?この娘は?」
加奈子の写真・・・ただし、「死」という赤い文字が顔に書かれている。
「おれの彼女だ。結婚も考えてる。・・・みてのとおり、まるで死刑宣告みたいな写真だろう?
27 :
名無しのオプ:02/10/15 17:04
「ふむ・・・いたずらにしてはたちが悪いな。それに、去年まで毎年きていた
加藤の死に関する手紙・・・告発状ともいうべきかな?おっと、そんな顔するな。
だれもお前が殺したなんておもってない。あれは事故だったんだ。
・・・そして今回のこの脅迫・・・今日はあいつの命日だが、あの時とおなじ、台風。
何かいやな予感がするな。」
「おいおい、刑事のおまえがそんな能天気なこといわないでくれよ。」
28 :
名無しのオプ:02/10/15 17:07
「すまんすまん、だがこういうストーリーも考えられる。
脅迫状を書いた誰かはおまえを逆恨みして、毎年告発状を送りつけながら命日に
に台風が来るのをまっていた。そして、お前を・・・いや、お前にとっては命より大事な
その娘を・・・」と、ここまでで吉川はとめた。
「まあ、あくまでそんな可能性もかんがえうる、という話だ。」
29 :
名無しのオプ:02/10/15 17:09
「冗談じゃない、警察は、ちゃんと捜査してくれるんだろうな?」
純一は目を真っ赤にしてつめよるが、
「もちろんやれるだけのことはやるつもりだが、これだけの手がかりで犯人の特定は
難しいだろうし、四六時中おまえたちについて歩くわけにも行くまい。」
たしかに。ただのいたずらかもしれないのに、警察もそんなに暇ではないだろう。
30 :
名無しのオプ:02/10/15 17:21
と、ここまで書いて私はパソコンのキーボードから手を離した。
31 :
名無しのオプ:02/10/15 17:21
「うへえなり」
32 :
名無しのオプ:02/10/15 17:26
突然、画面いっぱいにそれが広がった。
33 :
名無しのオプ:02/10/15 17:38
やがて、ファンファーレとともに別の文字が現れた。
「加奈子を殺したのはお前だ!」
「加奈子を犯したのは私だ」
35 :
名無しのオプ:02/10/15 17:40
「加奈子にあんなことやこんなことをしたのも私だ」
36 :
名無しのオプ:02/10/15 17:43
第二章 メタフィクションとしての推理小説
37 :
名無しのオプ:02/10/15 17:44
私は夢の中で事件に遭遇し、うつらうつらしながら推理し、テレビに向かって犯人を言い当てるだろう。
38 :
名無しのオプ:02/10/15 17:47
作中作が現実に起こり、朝日新聞の三面記事が明日から映画館で上映される。
39 :
名無しのオプ:02/10/15 17:49
名探偵コナンが凶悪な犯人の犠牲となり、タモリが推理し、私は最後の犠牲者となる。それは小説として出版される。
40 :
名無しのオプ:02/10/15 17:51
京極堂が不在のまま現実に蜘蛛がおおくの人を殺し、京極は世田谷一家殺人事件の犯人を言い当てる。が、間違っている。
41 :
名無しのオブ:02/10/15 17:57
私は撃たれた。
42 :
名無しのオプ:02/10/15 18:00
犯人であり、被害者であり、探偵。
43 :
名無しのオプ:02/10/15 18:07
そして読者かつ版元。
44 :
名無しのオプ:02/10/15 18:12
「そうでもないなり」
45 :
名無しのオプ:02/10/15 18:13
そうつぶやきオレはネクタイをゆるめた。
46 :
名無しのオプ:02/10/15 18:15
だが、ゆるんだのはネクタイだけではなかった。
47 :
名無しのオプ:02/10/15 18:21
まずは肛門がゆるんだ。
48 :
名無しのオプ:02/10/15 18:22
密室もゆるんでいた。
俺の頭脳もゆるんでいた。
俺はしばらく眠ることにした。
でも、睡眠薬もゆるんでいた。
眠気もゆるんだ。
犯人もゆるんでいるらしい。
49 :
名無しのオプ:02/10/15 18:23
そして・・・涙腺がゆるんだ
50 :
名無しのオプ:02/10/15 18:23
推理小説自体がゆるんでいる。
作者もゆるんでいるらしい。
51 :
名無しのオプ:02/10/15 18:24
ゆるんだ頭脳でゆるんだ推理をし、ゆるんだ犯人をつきとめた。
52 :
名無しのオプ:02/10/15 18:24
オチもゆるんでいる。
53 :
名無しのオプ:02/10/15 18:28
「犯人が分かったなり・・・その名は・・・」
54 :
名無しのオプ:02/10/15 18:28
55 :
名無しのオプ:02/10/15 18:31
しかし、名前を呼ばれた
>>1 は事件の3年前にすでに死亡している。
56 :
名無しのオプ:02/10/15 18:32
57 :
名無しのオプ:02/10/15 18:36
「自首することをすすめます。刑事さん。」
58 :
名無しのオプ:02/10/15 18:37
59 :
名無しのオプ:02/10/15 18:39
61 :
名無しのオプ:02/10/15 18:42
「そうなり」
62 :
名無しのオプ:02/10/15 18:42
「僕は――流石ですね」
63 :
名無しのオプ:02/10/15 18:48
そのころミステリ板には「なりスレ」が蔓延していた・・・なり
64 :
名無しのオプ:02/10/15 18:49
(トイレ休憩)
65 :
名無しのオプ:02/10/15 18:49
なりなりがなりなりにきてなりなりかえるなりなりの声
66 :
名無しのオプ:02/10/15 18:50
67 :
名無しのオプ:02/10/15 18:51
68 :
名無しのオプ:02/10/15 18:51
69 :
名無しのオプ:02/10/15 18:52
違う、犯人は別にいます。刑事さん、追跡を今すぐやめてください。
大変なことになる。取り返しがつかなくなりますよ!
70 :
名無しのオプ:02/10/15 18:55
71 :
名無しのオプ:02/10/15 18:56
(CM)
72 :
名無しのオプ:02/10/15 18:57
違うんだ・・・。西之園君。そうじゃないんだ。
73 :
名無しのオプ:02/10/15 18:59
(提供)
74 :
名無しのオプ:02/10/15 18:59
(タイトル)
75 :
名無しのオプ:02/10/15 19:00
(BGMスタート)
76 :
名無しのオプ:02/10/15 19:10
あーあーあああああーー、あーあーあああああーー
77 :
名無しのオプ:02/10/15 19:14
「けど、あれは完全な密室でしたよ。僕が見たんだから間違いありません」
78 :
名無しのオプ:02/10/15 19:18
「何度いえばわかるんだ。完全な密室なんてありはしないよ」
79 :
名無しのオプ:02/10/15 19:18
今週の密室はセキスイハイムの提供でお送りしました。
80 :
名無しのオプ:02/10/15 19:24
EXIT
81 :
名無しのオプ:02/10/15 19:36
予告
82 :
名無しのオプ:02/10/15 21:31
「なるほど、これが2ちゃんねるという掲示板か・・・
なんて程度の低いカキコなんだ・・・?」
純一はそうつぶやくと、目の前のモニターを叩き壊した。
83 :
名無しのオプ:02/10/15 21:37
うんこ出そう
純一はそう言ってトイレに駆け込んだ
85 :
名無しのオプ:02/10/15 21:44
翌朝純一は、トイレの中で溺死体して発見された。
86 :
名無しのオプ:02/10/15 21:54
トイレの壁には血文字で「うんこ」と書き込まれていた。
きっとこれが犯人を見つけ出す手がかりになるに違いない。
87 :
名無しのオプ:02/10/15 22:18
第1章〜なりなりなりなり〜
完
88 :
名無しのオプ:02/10/15 22:34
探偵、水口はトイレットペーパーにも血文字が書かれている事に気付いた。
少し引っ張り、最初に見えたのは「こうして密室は出来た」と書かれたお題目。
トリックに気付いた水口は、勢いよくトイレットペーパーを引っ張った。
パラパラ漫画のように絵が動いていく。
そこには・・・
「なんちゃって」と最後に書かれていてトイレットペーパーは尽きた。
水口は推理した。そして犯人を絞ることに成功した、
90 :
名無しのオプ:02/10/15 23:26
その時、水口の助手、東田麻里が玄関から入って来た。
手には二つのコーヒーカップがある。
「水口さん、コーヒー持ってきました」
「あぁ、ありがとう」
水口は受け取ったコーヒーを飲みながら、また考えこむ。
「今回のヤマ、どうですか?」麻里がコーヒーを飲みながら聞く。
「もう解決したよ」少し誇らしげに言ってみる。
「え、もう解決したんですか!?」麻里は目を大きくして水口を見る。
「うん。トイレットペーパーにうんこと書いて裏から見てごらん」
水口は言ってから、しまったと思った。
お前、それを言うならツマルと書いてシムラじゃないのか、と。
しかし、一体全体、何が詰まるのだろうか。
今のは洒落なのだろうか。
どちらかと言えばこっちの方がミステリィだ。
幸い、麻里はペンを探しにどこかに行っている。
逃げるなら今のうちじゃないのだろうか?
水口は考えた。
91 :
名無しのオプ:02/10/15 23:36
と、ここまでが純一が考えた小説だった。
ここまでの話は何も関係ない。
これから本題に入る。
それはあるのろわれた洋館での出来事だった。
92 :
名無しのオプ:02/10/15 23:38
うっそうと茂った森の中にたたずむ洋館。
足を踏み入れたものは決して帰ることが出来ないといううわさ・・・。
「いやな話を聞いてしまったな。
と、私立探偵ひとみんは考えた。
93 :
名無しのオプ:02/10/15 23:38
ひとみん探偵事務所はたあげの最初の依頼がこの洋館の探索だった。
なんでも、時価数十億のダイヤが眠るという・・・
94 :
名無しのオプ:02/10/15 23:40
「ひとみーん!」
うしろから体育教師の柱谷が追いかけてきた。
95 :
名無しのオプ:02/10/15 23:41
柱谷はいつもジャージに竹刀を持ってるのが常だった。
45歳、独身。
「ひとみん、最近つれないじゃないの」
ひとみんは
「あたし汗臭い人きらいなの。
仕事の邪魔しないでちょうだい!プンプン!」
とのたまった。
97 :
名無しのオプ:02/10/15 23:43
「まってひとみん!冒険ならアタシもつれていって!」
柱谷が身をよじらせた。
98 :
名無しのオプ:02/10/15 23:44
その時、洋館から大きな音がした。
「そ、そんなことゆーなよー。ぷふぁああ〜」
柱谷はそういいながら、くさい息をはきかけた。
アフリカゾウを三秒でたおすという伝説の口臭である。
しかしひとみんには効かなかった。
「そんな香りであたしを誘惑しようったって、無駄無駄無駄ー!!」
100 :
名無しのオプ:02/10/15 23:46
とりあえず、柱谷をほっといて洋館に入った。
101 :
名無しのオプ:02/10/15 23:46
しかしドアに鍵が!!
102 :
名無しのオプ:02/10/15 23:46
かかってなかったからそのまま入った。
103 :
名無しのオプ:02/10/15 23:47
刺さっていた。
104 :
名無しのオプ:02/10/15 23:47
中は少し薄暗かった。
持っていたライトをつける。
105 :
名無しのオプ:02/10/15 23:48
いつのまにか100GETされたひとみんは悔しがるでもなく
洋館に入った。
-------------------第一章 ひとみん覚醒編 完-----------------------
------------------- 第二章 ひとみん激闘編 -----------------------
106 :
名無しのオプ:02/10/15 23:49
しかし、電池切れだった・・・。
107 :
名無しのオプ:02/10/15 23:49
洋館にはいったひとみんは言った。
「このライトだけではくらいわ」
108 :
名無しのオプ:02/10/15 23:50
しょうがないから壁のスイッチを入れて蛍光灯をつけた。。
109 :
名無しのオプ:02/10/15 23:50
すると柱谷の尻が輝きだした。
110 :
名無しのオプ:02/10/15 23:51
うおおおおおおおおおおおおおお!!!
と、後ろから突然奇声を上げる声??
111 :
名無しのオプ:02/10/15 23:53
「さくらちゃん?」
そう、それはひとみんの親友、さくらちゃんだった。
112 :
名無しのオプ:02/10/15 23:54
「びっくりするほどユートピアアアアアアアアア!!!」
113 :
名無しのオプ:02/10/15 23:54
明るくなった洋館を再度見る。
曰く付きのそれは、様々な噂を作るに十分な装いだった。
壁に並ぶ人の絵はどれも長い年月、放置されていたためかホコリまみれで見れた物でない。
しかし、その絵の目の部分だけは対照的によく前を向いていた。
どこか、自分が見られているようで落ちつかない。
3人は正面のドアを開けて大広間らしき場所に入った。中は暗い。
114 :
名無しのオプ:02/10/15 23:56
上川さくら。
25歳おとめ座。
趣味は読書とビデオ鑑賞。
ちょうど脂ののりきった、いいかんじのデブオである。
「おっす、ひとみん、僕をおいていくなんてひどいっすよ」
身長165cm、体重80キロ。汗カキ、めがね。
とりあえず、気持ち悪い。
115 :
名無しのオプ:02/10/16 00:00
そんなさくらちゃんとひとみん、お似合いの二人が洋館を行く!!
「さくらちゃん、彼女できた??」
「うーん、なんか、そろそろできそうなきがするんだよねえ。」
さくらちゃんはもちろんこれまで女の子とつきあったことも手を握ったこともない。
仕事仲間のひとみんも、半径2M以内には絶対に近づかないのだ。
25歳まで女をしらないやつは、この先彼女が出来ることは絶対にない。
そんな男を、女はみんな敬遠するからだ。童貞の彼の夢は、
はじめては素人と!!これだけである。
116 :
名無しのオプ:02/10/16 00:01
読書(ロリコン雑誌)とビデオ(ロリビデオ{発禁})を趣味にする彼は
実はひとみんにひそかに恋焦がれてるらしい。
117 :
名無しのオプ:02/10/16 00:03
ちなみにさくらちゃんは毒男板の常連である
118 :
名無しのオプ:02/10/16 00:37
しかしひとみんはさくらちゃんを殺すことにした
119 :
名無しのオプ:02/10/16 03:29
さくらちゃん危機一髪!!
しかし、ひとみんは寸前で思いとどまった。
こんなことをしてるばあいじゃない。
はやくこの洋館を探索しないと・・・
しょうがなく、ついてきた助手のさくらと柱谷を従えてひとみんは館探索を始めたのであった。
-------------------第二章 ひとみん激闘編 完-----------------------
------------------- 第三章 ひとみんの逆襲編 -----------------------
120 :
名無しのオプ:02/10/16 09:20
と、ここまでが純一が考えた小説だった。
ここまでの話は何も関係ない。
これから本題に入る。
それは満員電車での出来事だった
121 :
名無しのオプ:02/10/16 09:29
ひとみんは玄関を入ってすぐ左手にある居間に入って行った。
そこでひとみんを待ち受けていたのは1m80cmぐらいの
大きなテディベアのぬいぐるみだった。
ひとみんはそのテディベアに聞いてみた。
「お名前は?」
「ぐりもお」
ひとみんは事務所に帰った。
事務所には助手のマン・小太郎という日系アメリカ人がいる。
124 :
名無しのオプ:02/10/16 15:44
犯人は良子だった。
完
125 :
名無しのオプ:02/10/16 16:51
「あれ?」
ひとみんははっとわれに返った。
おかしい。今わたしは事務所に帰ったり、良子という人物を犯人として
指摘する夢を見ていた。
夢?
なぜこんな昼間に夢など見るのだろう?
「どうかしたんですか、ひとみんさん」
助手の柱谷が声をかけた。
「ううん、なんでもないの」
そういいながらも、ひとみんは不安を抑えることはできなかった。
今の夢、このテディベアが見せたものだろうか?
そう考え、ひとみんは目の前の大きなテディベアを見つめた。
まさか。
だがこのテディベア、「ぐりもお」とかしゃべったような気がするが.......
いや、気のせいだ。
「ひとみん、しっかりしてくれなきゃ困るわよ」
ひとみんの親友でオカマのさくらが言った。
そうだ。しっかりしなくては。
これから私たちは、3ヶ月前に血塗られた惨劇のあった館「奇術館」に踏み込むのだ。
しっかりしなくてはならない。
だが、ひとみんは洋館の2階の窓からのぞく、謎の人影に気づいていなかった........
・・・・・・・。
いや、気のせいだ。
「ひとみん、しっかりしてくれなきゃ困るのよ」
ひとみんの親友で公務員の紀美子が言った。
そうだ。しっかりしなくては。
あれ、さっきも同じような会話があったような。
これから私たちは、2ヶ月前に血塗られた惨劇のあった館「手術館」に踏み込むのだ。
しっかりしなくてはならない。
だが、ひとみんは洋館の8階の窓からのぞく、謎の老人に気づいていなかった・・・・・・
127 :
名無しのオプ:02/10/16 17:30
「ハッ」
と、そこで老人は目が覚めた。
「なんだ今の夢は・・・?たしかひとみんとか言う探偵が・・・」
そこまでかんがえて、その夢をわすれることにした。
老人の名はトマソン。別名岡村。この小説の主人公である。
・・・というのは冗談で、
主人公はトマソンが先日孫にあげた、
テディベア「ぐりもお」である
129 :
名無しのオプ:02/10/16 17:40
トマソンのもとに一本の電話があった。
「た・・・たすけてくれ・・・ころされる・・・・
みさき公園へ来てくれ。」
そういって切れた。
この声は・・・木村?いったい何事だ?
いやな予感がした。
その日の昼のうちにみさき公園に行く事にした。
130 :
名無しのオプ:02/10/16 17:43
そこで待っていたのは全身黒タイツの男達だった。
ざっと30人はいる・・・
リーダーらしき人物がこっちにきた。
「トマソン・・・通称岡村さんですね?」
トマソンがこっくりとうなずくと
「木村さんは私たちが預かりました。かえしてほしかったら
悪魔城にきなさい。」
と、リーダーはいった。
131 :
名無しのオプ:02/10/16 17:45
悪魔城・・・みさき遊園地のなかにあるわくわくこどもらんど内のアトラクションである。
「ここが悪魔城・・・いかにもなにかありそうな、いやなよかんがするぞい。」
と、トマソンの友達のゲーテ、通称中野さんがいった。
132 :
名無しのオプ:02/10/16 17:46
トマとゲーは迷うことなく、悪魔城の門を開いた。
そこにいたのはなんと!!
真の主人公、テディベア「ぐりもお」こと、田中さんだった。
135 :
名無しのオプ:02/10/16 17:52
そして田中さんの口から驚愕の真実が!!
「よくここまできたな。トマ&ゲーよ!まあ三日ほどここでゆっくりしていきたまえ。」
田中が言ったので外を見ると、猛吹雪だった。
「ここで、三日間すごさなければならないのか?」
外界との連絡手段はない。しかし、たった三日間だ。
このとき僕たちはほんの小旅行気分だった。
でも、まさかこれがあの恐ろしい事件のはじまりだったとは・・・
137 :
名無しのオプ:02/10/16 17:54
田中はトマ&ゲーに城の住人を紹介した。
「まず、君の横にいるのは渡辺健二。わたしの秘書だ。
そのとなりが渡辺祥子。二人は夫婦だ。」
二人はお辞儀した。
138 :
名無しのオプ:02/10/16 17:57
「そのとなりは安城、本田、丹波、あわせてアンポンタントリオだ。みんなわたしの友達だ。」
なるほど・・・
「その向かいは田中幸一、田中陽二、田中三郎。私の息子だ。」
ほうほう。
「そのうしろにいるのは、執事の花村だ。」
へえ。
「で、その右隣がメイドの明子。その左どなりが調理人の幸助。
139 :
名無しのオプ:02/10/16 17:59
「で、私の後ろにいるのが妻のヨネだ。あ、今ウィスキーを飲んでるのが画家の中川。」
ふーん・・・
「あと、息子の幸一の左隣にいるのは畑田だ。」
はあ・・・
140 :
名無しのオプ:02/10/16 18:01
「あと、居候が7人、田村、村田、羽田、中崎、戸田、吉村、吉田だ。
そうそう、この娘が中田花子。三郎の家庭教師だ。」
141 :
名無しのオプ:02/10/16 18:02
トマとゲーは、彼らを皆殺しにして城を後にした。
142 :
名無しのオプ:02/10/16 18:02
「ん?そういえば、飼い猫のトンヌラがいないぞ?」
そのとき、いやな予感がした。
「ぎゃー!!」
あれは猫の鳴き声では?
みんなで声の聞こえた二階にやってきた。
143 :
名無しのオプ:02/10/16 18:04
しんでる・・
トンヌラの無残な屍骸に、トマ&ゲーはかならず、犯人をみつけてやる!と誓った。
「まず、おひとりずつアリバイをお聞きしたいと思います。」
と、速坂警部は言った。
144 :
名無しのオプ:02/10/16 18:05
結局、25人?全員その時はリビングに集合していたことがわかった。
145 :
名無しのオプ:02/10/16 18:06
(((( ;゜Д゜))))ガクガクブルブル
外部犯ですか?
146 :
名無しのオプ:02/10/16 18:06
トマゲはいった。
「警部はそのときどちらに?」
警部「え?いや・・・二階に・・・」
147 :
名無しのオプ:02/10/16 18:07
「というわけで、警部のアリバイも証明された。」
148 :
名無しのオプ:02/10/16 18:07
トマはいった。
149 :
名無しのオプ:02/10/16 18:09
「私には犯人がわかりました。犯人は、このなかにいます!!」
「え?でも、全員にアリバイがあるはず・・・ハッまったく、冗談きついぜー、トマは!」
とゲーテはいったが、トマは真剣な表情だった。
150 :
名無しのオプ:02/10/16 18:09
「まだ犯人は確定できないなり。
次の事件を待ちましょう」
151 :
名無しのオプ:02/10/16 18:10
「犯人は・・・」
「お前だ!!」
そして彼が指差したのは・・・!!
154 :
名無しのオプ:02/10/16 18:11
「トンヌラ鍋できましたよ」
-------------------プロローグ 殺人の予感 完-----------------------
156 :
名無しのオプ:02/10/16 18:13
CM
-------------------第一章 トマゲとその青春編 -----------------------
158 :
名無しのオプ:02/10/16 18:14
トマとゲが出逢ったのは決して偶然ではなかった
159 :
名無しのオプ:02/10/16 18:16
「そうでもないなり」
「犯人が村田とは気づきませんでしたな。さすがトマソンさん。」
と、柄にもなく速坂警部がいう。
「いや、筋道をたてかんがえれば、実に簡単なことですよ。
あの時確かに全員リビングに居ました。しかし、村田だけはトンヌラを殺すことが
できたのです。彼はあの時(略)というわけです。」
「なるほど・・・しかし、よくあれだけのてがかりでそれがわかったものだ・・・」
と田中(主人)は言う。
「田中さん・・・いや、ここはあえてあなたの若いときのとおり名で呼びましょうか?
「ぐりもお」さんと!」ゲーは言った。
162 :
名無しのオプ:02/10/16 18:19
全員の目が田中に向いた。
「なぜ・・・その名を?」
田中はうろたえた・・・
「そう。その名しっていたので、今回の殺猫トリックをみやぶるのは、実に簡単でした。」
と、トマゲは声をそろえた。
お、おい君達・・・さっきから話がかみ合ってないぞ
164 :
名無しのオプ:02/10/16 18:21
と速坂警部がいった。
「いえ、かみあってますよ。」
と、トマゲはいう。
165 :
名無しのオプ:02/10/16 18:21
「ぐりもお、なにをおびえているの」
166 :
名無しのオプ:02/10/16 18:23
と、ゲーは言った。
167 :
名無しのオプ:02/10/16 18:24
「う・・・」
そういって、突然ぐりもおは倒れた。
「田中さん!!」
「お父さん!!」
みんながぐりもおに駆け寄った。
168 :
名無しのオプ:02/10/16 18:25
「びっくりした?」
169 :
名無しのオプ:02/10/16 18:27
「これは、明らかに他殺だ!」
トマの探偵魂が静かに燃え始めていた。
「どうか私の仇を・・・」
といって、田中は死んだ。
171 :
名無しのオプ:02/10/16 18:28
トマフライング・・・?
「まさか、これほど上手くいくとは・・・ふっふっふ」
173 :
名無しのオプ:02/10/16 18:32
「ぐりもおを殺した犯人はこの中にいます!」
と、トマゲは叫んだ。
174 :
名無しのオプ:02/10/16 18:32
「はんにんは・・・!」
(((( ;゜Д゜))))ガクガクブルブル「
176 :
名無しのオプ:02/10/16 18:33
お前だ!!
177 :
名無しのオプ:02/10/16 18:33
-------------------第一章 トマゲの青春 完-----------------------
-------------------第二章 トマゲとひろし 完-----------------------
179 :
名無しのオプ:02/10/16 18:35
-------------------第二章 トマゲとひろし -----------------------
180 :
名無しのオプ:02/10/16 18:36
-------------------第三章 花村の独白 -----------------------
181 :
名無しのオプ:02/10/16 18:36
>>178ページに誤りがありました。
謹んでここにお詫び申し上げますとともに、
>>179ページに訂正して掲載いたします。
182 :
名無しのオプ:02/10/16 18:37
>>180ページに誤りがありました。
謹んでここにお詫び申し上げます。
183 :
名無しのオプ:02/10/16 18:38
主人である田中ひろし(ぐりもお)が死んで一週間。
まだ救援部隊はこない。
184 :
名無しのオプ:02/10/16 18:39
そのとき、田中の死体がわずかに動いた気がした。
と、ここまで書いたところで私は筆を置いた。
私は極度のスランプに陥っていた・・・
186 :
名無しのオプ:02/10/16 18:39
「いったいいつになったらこの吹雪はやむんだ!!三日どころか、もう一週間だぞ!」
と、居候の中崎はいった。
「おまえ、ここにずっとすんでんじゃないのか?」
とトマソンはつっこんだ。
187 :
名無しのオプ:02/10/16 18:40
「でも、殺人事件があった城になんか住んでたくないよ!」
と吉村。
188 :
名無しのオプ:02/10/16 18:43
まさかぐりもお殺しの犯人が戸田とは、みんな思いもよらなかっただろう
彼は、この中で6番目に温厚な性格だったからだ。
「彼の時刻表トリックは非常に練られたものだった・・・」
と、トマはゲーにいった。
189 :
名無しのオプ:02/10/16 18:43
>>185のようなメタフィクション的展開の氾濫に嫌気がさした
それが動機です。。。。。。。
190 :
名無しのオプ:02/10/16 18:44
「もうわすれよう。みんな、わすれたがってる。」
とゲーはいった。
トマはトリックについて説明したかったが、あえてそれはしないことにしたのだった。
191 :
名無しのオプ:02/10/16 19:26
そしてそれから三週間・・・
「吉村が死んだ。犯人は達郎だった。」
とトマソン。
ゲーテは「達郎?だれだそれは?」
といった。
トマソン「達郎とは・・・」
192 :
名無しのオプ:02/10/16 19:27
-------------------第二章 トマゲとひろし 完-----------------------
193 :
名無しのオプ:02/10/16 19:28
-------------------第三章 トマゲと悟空-----------------------
194 :
名無しのオプ:02/10/16 19:31
あれから二年・・・結局木村の行方はつかめないままだ。
悪魔城連続殺人事件の被害者たちの墓参りをすませた私は
木村をさがすために当時の関係者のひとり、トマソン邸に行く事にした。
195 :
名無しのオプ:02/10/16 19:34
トマ邸についたギャバンは
「トマソンさん・・・あの時何があったか、今なら話してもらえますね?」
深く考え込んでいたトマだったが、やっとその重い口を開いた。
「わかりました。お話しますよ、宇宙刑事さん。私と親友のゲーテはキムを探すために
あの城にいきました。そこで・・・ああ!!もうこれ以上は!!」
と頭を抱えて震えだした。
196 :
名無しのオブ:02/10/16 19:36
そのわりには顔が笑っていた。
トマソンはおかしくなったんだろうか?
私も頭を抱えた。
197 :
名無しのオプ:02/10/16 19:40
これ以上聞き出すのは無理と判断したギャバンはその名を健二とあらため、
木村がいるといわれている孤島にやってきた。
「ふむ・・・嵐が来そうだな。」
健二は周りを見渡した。島にはペンションがある。
ペンションにはいるとオーナー夫妻と6人の客人がいた。
女子大のサークル旅行らしく、きゃぴきゃぴと騒いでいた。
「オーナー、今日から3日ほど泊まるよ。」
健二のマブダチでもあるオーナーは快諾した。
「これはこれは健二様。このようなところではございますが、どうぞご自由に。」
健二は二階の一番いい部屋に陣取った。
199 :
名無しのオプ:02/10/16 19:52
ここで再び健二はその名をリョウと改名した。
200 :
名無しのオプ:02/10/16 19:54
リョウは考えていた・・・
「このペンションのどこかにキムが・・・そして、あのトマソンの様子・・・」
ふと窓の外を見ると、そこにゲーテがいた。
201 :
名無しのオプ:02/10/16 19:55
頭の中で声がする
202 :
名無しのオプ:02/10/16 19:56
203 :
名無しのオプ:02/10/16 19:57
そうなり
204 :
名無しのオプ:02/10/16 19:59
ゲーテは静かにペンションにはいってきた。
は!!右手には包丁!?まさか・・・やつは・・・??
と、下で悲鳴が聞こえた。
205 :
名無しのオプ:02/10/16 20:01
ゲーテがしんでいた。
オーナー夫婦、客人は全員サーフィンをしていた。
嵐の前の大波にのってたのしんでいた。
いったいだれがゲーテを??
206 :
名無しのオプ:02/10/16 20:02
リョウはいった。
「犯人がわかったぞ!!」
207 :
名無しのオプ:02/10/16 20:02
オーナーと女子大生たちは聞いた。
「だれね?」
208 :
名無しのオプ:02/10/16 20:02
「犯人は・・・」
209 :
名無しのオプ:02/10/16 20:02
「お・ま・え・だ!!」
210 :
名無しのオプ:02/10/16 20:06
-------------------第三章 トマゲと悟空 完-----------------------
-------------------最終章 リョウちゃんの冒険-----------------------
212 :
名無しのオプ:02/10/16 21:45
事件も無事解決したので、リョウは柱谷と旅に出る事にした
213 :
名無しのオプ:02/10/16 22:08
拉致被害者は嘘をついていると推理した。
大韓航空機爆破事件も誰も知らないとは不自然ではないのか。
214 :
名無しのオプ:02/10/16 23:50
もー
216 :
名無しのオプ:02/10/16 23:54
だめぽ
217 :
名無しのオプ:02/10/17 00:13
旅に出た二人は、古びた旅館を見つけ、休むことにした。
が、あくる日、柱谷は焼身自殺した。
しかし、リョウは考えた。
はたして、柱谷は本当に自殺だったのか?
と、そのとき足元に何かを見つけた。
218 :
名無しのオプ:02/10/17 00:18
足元に置いていたメモを拾い上げた。
「すべてがFになる」
ん?森博嗣の小説のタイトルじゃん。
ま、まさか・・・・
このあと予想だにもしない驚愕怒涛の急展開が!!
いったいどーなってしまうのか!?!?!?
219 :
名無しのオプ:02/10/17 00:18
それを一目みたとき、リョウは驚愕した!!
220 :
名無しのオプ:02/10/17 00:20
「このメモは、昨日俺が頼んどいた本だな。忘れないようにメモしてたのか。
感心感心、て、買う前にしんでんじゃねー!」
と、心の中で突っ込んだ。
221 :
名無しのオプ:02/10/17 00:20
柱谷の供養を済ますと、リョウは一人旅を続けることにした。
新たなる死人を求めて・・・
222 :
名無しのオプ:02/10/17 00:23
三日後・・・
リョウはホテルグランインペリアルハイランダートレンドミラクリエイタルホテルに宿泊することにした。
イギリス王室御用達のホテルだ。
そう、ここはもうイギリスである。
一人になったリョウはシャーロックホームズを求めて海外旅行に出たのであった。
223 :
名無しのオプ:02/10/17 00:24
-------------------最終章 リョウちゃんの冒険 完-----------------------
そして伝説へ・・・
224 :
名無しのオプ:02/10/17 00:25
-------------------エピローグ リョウとやすし -----------------------
225 :
名無しのオプ:02/10/17 00:26
日本に帰ってきたリョウはその名をやすしに変えた。
怒るでぇしかしぃ!
227 :
名無しのオプ:02/10/17 00:28
やすしは泣き上戸だった
228 :
名無しのオプ:02/10/17 00:28
-------------------エピローグ リョウとやすし 完-----------------------
229 :
名無しのオプ:02/10/17 00:28
やすしはある日、金属博士と出会った。それは偶然の出会いだった。
博士はこういった。
「やすしくん、君ならやれる!!この日本をかえるんや!!」
と。
博士は核爆弾をつくっていた。
これで日本を転覆しようとかんがえていたのだ。
230 :
名無しのオプ:02/10/17 00:29
お詫び
>>228ページの表記に誤りがありました。
謹んでお詫び申し上げます。
231 :
名無しのオプ:02/10/17 00:30
やすしは爆弾を国会議事堂の地下に設置した。
232 :
犀川助教授:02/10/17 00:30
日本は海に浮いているわけじゃないから
転覆という表現はどうかと思うね。
233 :
名無しのオプ:02/10/17 00:31
一方、長屋刑事は国会議事堂にかかってきた一本の脅迫電話についてしらべていた。
「うーむ・・・この電話によると、あした国会議事堂が爆破されるとか・・・?」
234 :
名無しのオプ:02/10/17 00:32
「ふむう、もし爆破されたら、また建てれば良い」
「形あるもの何時かは壊れるものじゃよ、はっはっはっは」
「誰だよお前!」
235 :
名無しのオプ:02/10/17 00:33
聞き込みの結果、かつてトマゲ事件を解決したやすしという人物が怪しいことが判明。
直ちに任意同行をもとめた。
が、ときすでにおそし・・・
三日後、東京は2/3が壊滅した。
236 :
名無しのオプ:02/10/17 00:35
時を同じくしてTOKIOが解散した。
237 :
名無しのオプ:02/10/17 00:35
お詫び
>>232ページの表記に誤りがありました。
謹んでお詫び申し上げます。
238 :
名無しのオプ:02/10/17 00:36
そして、残りの1/3は大阪になった。
239 :
名無しのオプ:02/10/17 00:36
千葉でやすしの取調べをしていた長屋は、急遽東京に戻った。
「これは・・・爆弾の威力だけじゃねえ!爆破に便乗してなにかが東京をおそった・・・」
と、ここでものすごい轟音が??
ふと後ろを見ると、ナント!!
240 :
名無しのオプ:02/10/17 00:38
東京壊滅後、金の価値は無くなり暴力が支配する時代となった。
241 :
名無しのオプ:02/10/17 00:38
「・・・なに?あれは?」
そう、千葉からでも肉眼ではっきりと、それを確認することが出来た。
一目見ただけで東京がどうなったのか、そしてこれからどうなってしまうのかを。
やすしは取調べを終え、東京の方角を見た瞬間にそれをさとった。
「なんてことだ・・・この世のおわりだ。」
同じ時刻、金属博士も埼玉の研究所から東京の方角を見ていた。
242 :
名無しのオプ:02/10/17 00:39
ちなみに金属博士は勤続50年のつわものである。
243 :
名無しのオプ:02/10/17 00:44
その瞬間目の前が真っ白になると同時に意識が一瞬で飛んだ。
すべては無に帰した。
244 :
名無しのオプ:02/10/17 00:45
二人が考えていた日本転覆など、いまのこの惨状に比べれば、なんということはなかった。
このとき、リョウは自分の過ちに気づいた。
「東京を・・・日本を救わなければ!!」
東京湾に富士山が突き刺さっていた…。
246 :
名無しのオプ:02/10/17 00:46
などと考える暇も無く逝ってしまったのである。おしまい。
247 :
どこがミステリーやねん!:02/10/17 00:47
すでに東京全土にわたって、壊滅状態だった。
それも、あれがあらわれたから・・・
もっとも、あれがどこからきたのか、いったい何なのかはまったくわからない。
ただ、空から来襲して、東京を焼き尽くしたのだ。
248 :
名無しのオプ:02/10/17 00:48
激しくSF。激しく流水。
249 :
名無しのオプ:02/10/17 00:51
「なんなのだあれは・・・姿形はどう見ても人間・・・しかし、あの翼・・・」
長屋は急いでひなんすることにした。
「あんなものはわれわれ警察の手にはおえん。
そう、金属博士の力でもかりないと・・・」
と、長屋は埼玉の研究所にやってきた。
250 :
名無しのオプ:02/10/17 00:52
しかしよく考えると科学の進歩により
バリアが日本全土に張り巡らされていたはずだ。
なのに日本を壊滅させたナニカを発見する事ができない。
そう、いわばこれは密室状態であるともいえる。
251 :
名無しのオプ:02/10/17 00:52
そこでみたのは、千葉からやってきたリョウだった。
二人は国会議事堂爆破予告犯として現行犯逮捕された。
・・・といいたいところだが、長屋がもみけした。
そのかわり、日本救済計画をたくされた。
252 :
名無しのオプ:02/10/17 00:54
「日本を包んだバリアを破って侵入したものがなにか?」
博士は言った。
「そう、それは人智のおよぶものではない。すなわち・・・」
253 :
名無しのオプ:02/10/17 00:54
くそう、東京壊滅の影響なのか、いたる所で矛盾が発生している。
そうか、これは一種のターニングポイントなんだ。
次元の歪みがいくかのパラレルワールドを複雑にからませ
なおかつまったりとして落ち着いた味付けにさせているのだ。
254 :
名無しのオプ:02/10/17 00:55
「神の使いだ!!」
と博士は言った。
そこで長屋は考えた。
たしかに翼の生えた人間・・・それを目撃した。
あれが東京を破壊したのはまちがいない。
255 :
名無しのオプ:02/10/17 00:56
アモン「シレーヌ、こんなところに居たとは!」
256 :
名無しのオプ:02/10/17 00:56
-------------------エピローグ リョウとやすし 完-----------------------
-------------------あとがき やすしのその後-----------------------
257 :
名無しのオプ:02/10/17 00:57
やすしは縁側でお茶を飲んでいた。
258 :
名無しのオプ:02/10/17 00:58
リョウこと、やすしは東京を破壊した天使につかみかかった。
「おまえがやったんだろ!わかってんだよ!おまえがいちばんあやしい!!」
しかし長屋が言った。
「まあまて。証拠もないのに逮捕できんさ。」
そして博士は言った。
「証拠なら有りますぜ、刑事さん。」
259 :
名無しのオプ:02/10/17 00:58
こんばんは、最後まで読んでくれてありがとう。
あとがきを最初に読んでいるかた、この後はげしく
ネタばれがあるから読まないようにね(はあと)
260 :
名無しのオプ:02/10/17 00:59
犯人は中曽根。
261 :
名無しのオプ:02/10/17 01:00
「な、なにをいってるんですか?金属博士!ぼくじゃないですって。」
天使はいう。が、博士の目には迷いはなかった。
「ずばり言いましょう。」
全員が息を飲み込む・・・
262 :
名無しのオプ:02/10/17 01:00
犯人は・・・
263 :
名無しのオプ:02/10/17 01:00
お前だ!!
265 :
名無しのオプ:02/10/17 01:01
ったら面白いんだけどね。てへっ!
266 :
名無しのオプ:02/10/17 01:01
part2につづく・・・
267 :
名無しのオプ:02/10/17 01:02
・・・ことは無いんだろうな。
268 :
名無しのオプ:02/10/17 01:03
と、ここまで書いたところで私は筆下ろしをした。
269 :
1(本物) ◆pDdT.nSKZg :02/10/17 01:04
みなさん、この小説、おもしろかったですか?
犯人がだれかわかりましたか?
私はあえてPART1で犯人を特定することはしません。
でも、すでにみなさんには犯人がわかってるはずです。
解決編はpart2で!近日公開!!
告知
この長編リレー小説のタイトルを募集しております。
どんどんカキコまってます。
犀川先生も私で筆下ろしをした。
271 :
名無しのオプ:02/10/17 01:06
272 :
名無しのオプ:02/10/17 01:06
273 :
名無しのオプ:02/10/17 01:07
274 :
名無しのオプ:02/10/17 01:08
>>271 一人で書きたいならネットに繋がないで書きな!
275 :
名無しのオプ:02/10/17 01:09
276 :
名無しのオプ:02/10/17 01:10
277 :
名無しのオプ:02/10/17 01:11
リレー小説?いまどきはやらないんだよ。
まあおもしろかったけどな、俺はもう寝る。
279 :
名無しのオプ:02/10/17 01:13
280 :
萌オタ氏ね:02/10/17 01:13
誰が一人でかいとんねん!!
281 :
名無しのオプ:02/10/17 01:16
もっと煽れよ。
282 :
名無しのオプ:02/10/17 01:29
風邪ひきそうだ。風呂は熱めに入りましょう。
283 :
名無しのオプ:02/10/17 01:33
タイトル「月と私」
284 :
名無しのオプ:02/10/17 01:36
このスレ、くそおもんない。
285 :
名無しのオプ:02/10/17 02:00
286 :
名無しのオプ:02/10/17 13:35
タイトル「ひげおやじ」
287 :
名無しのオプ:02/10/17 13:38
タイトル「元祖ベースボールマガジン」
288 :
1(本物) ◆pDdT.nSKZg :02/10/17 14:09
「元祖バトルロワイヤル PART2」
バスの窓から海が見えてきた。
修学旅行も今日で終わり。あっという間だった気がする。
トンネルを越えると、もう僕らの街に帰ってくる。
「ん?あれはなんだ?」
と、太郎は空を見上げていった。
「どれどれ・・・ヘリ?それも自衛隊のヘリだぜ??」
直之もそれを見ていった。
クラスメイト全員が空を見上げていると、ヘリはゆっくりか下降し、トンネルの入り口を
ふさぐようにして着陸した。
「おいおい・・・トンネルふさいじゃったよ」
木村がいう。
ヘリから隊員がおりてきた。
「おい、こっちにくるんじゃねえ?」
クラス一の大男、後藤がいう。
隊員は窓から何かをバスのなかに投げ入れた。
するとそれは白い煙を噴出した。
「うわー!なんだこりゃあ??」
バス内はパニックになった。バスの出口は・・・開かない!!
そうこうするうちに、意識が朦朧としてきた。
やがて、バス内に動くものは誰もいなくなった。
全員が眠ってしまった。
同時に、バスの後方から自衛隊の装甲車や運搬車が数台現れ、
生徒たちをバスごとどこかへ搬送していった。
はたして、これからどうなってしまうのか??
290 :
名無しのオプ:02/10/17 14:17
291 :
名無しのオプ:02/10/17 14:19
↑ ↑ ↑
嘘だよ。だまされんなよ。
292 :
名無しのオプ:02/10/17 14:20
キタノは言った。
「この国はすっかりだめになってしまいました。」
293 :
名無しのオプ:02/10/17 14:22
そのとき、後ろからきた別のクラスのバスは止まる気配もなく、そのまま運搬車に突撃した。
あたりは火の海に包まれた。
しかしバスは止まらず、ますます加速していった。
294 :
名無しのオプ:02/10/17 14:28
キタノは言った。
「このスレはすっかりだめになってしまいました。」
295 :
名無しのオプ:02/10/17 14:47
加藤はキタノに突進したが、キタノのリモコンで爆死した。
「うおー!」
とみんなで解散した。
さあ、バトロワのはじまりだ!
296 :
名無しのオプ:02/10/17 15:33
「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
キタノは自分の叫び声で目が覚めた。
寝汗でシーツがぐっしょりと濡れている。
「ゆ、夢か……」
297 :
名無しのオプ:02/10/17 15:44
キタノの股間はぐっしょりと濡れている。
「ゆ、夢か・・・・・・」
298 :
読者への朝鮮:02/10/17 15:47
ここで筆をおき、私は読者へ挑戦する。
誰が加藤とキタノを殺したのか?
読者はこの謎を解くことができるだろう。
299 :
名無しのオプ:02/10/17 17:02
↑犯人を特定できる条件は揃ってるなりか?
300 :
名無しのオプ:02/10/17 17:03
条件1 犯人は300をゲットできなかった
301 :
名無しのオプ:02/10/17 17:13
300ゲットなり
302 :
名無しのオプ:02/10/17 17:18
303 :
名無しのオプ:02/10/17 17:20
300
304 :
名無しのオプ:02/10/17 17:25
305 :
名無しのオプ:02/10/17 17:28
305
306 :
名無しのオプ:02/10/17 17:36
1000
307 :
名無しのオプ:02/10/17 21:05
本当に怪しいのは、容疑者から外れようとする
>>300だった。
308 :
名無しのオプ:02/10/18 00:45
作者キタノはペンをおいた。
「どうも筆が進まない。
今日のところはこの辺でやめとくか。」
と、原稿から目をはなした、その時!!
309 :
名無しのオプ:02/10/18 00:49
後ろから家政婦のえつこが!!
310 :
名無しのオプ:02/10/18 00:51
夜食の鍋焼きうどんを!
大奥様に見つかり!!
312 :
名無しのオプ:02/10/18 01:09
罰として!
313 :
名無しのオプ:02/10/18 01:57
鼻から!!
314 :
名無しのオプ:02/10/18 02:30
一気に!!
315 :
名無しのオプ:02/10/18 03:16
スパゲティを!
316 :
名無しのオプ:02/10/18 03:18
317 :
>>315 うどんやろ:02/10/18 12:04
流し込もうとしたが!!
318 :
名無しのオプ:02/10/18 12:29
みみずが!!
319 :
名無しのオプ:02/10/18 12:58
飛び出て!
こんにちは!!!
321 :
名無しのオプ:02/10/18 14:01
えつこはミミズ人間だったのだ!!
「ぎゃあああああああアアアアアアアアあああああああ!!!」
館じゅうに、キタノの悲鳴が響き渡った..............
322 :
名無しのオプ:02/10/18 14:03
膣の中にお医者様はいらっしゃいませんか。
323 :
名無しのオプ:02/10/18 14:26
すべて事件解決。
めでたしめでたし
とっぴんぱらりのぷう
324 :
名無しのオプ:02/10/18 14:28
ところが、どすこい!
325 :
名無しのオプ:02/10/18 15:53
次回へ、づつく。
326 :
名無しのオプ:02/10/18 16:00
===============解説 中島河太郎===============
この小説の1番の特徴は、「箱の中野氏つらく」ばりの連続作中作である。
327 :
名無しのオプ:02/10/18 16:04
===============解説 中島河童太郎===============
しりこだま。
328 :
名無しのオプ:02/10/18 16:10
第862話「えつこ、みみず千匹」の巻
329 :
名無しのオプ:02/10/18 17:57
そんなこんなで、えつこはキタノを殴り殺した。
「まずいことをしてしまったわ。もうすぐ、名探偵マサカズがくるというのに・・・
とにかく死体を隠さなければ!!」
一時間後。
マサカズがきた。
「まあまあマサカズ様、ようこそ。」
えつこがいうと、
「うーん・・・いやいやいや・・・あーーまあーーとりあえず、しつれいします。
おーい、今泉君。」
マサカズがいうと、後ろから助手の今泉が来た。
「ふるはたさーん」
かくして、古畑マサカズ、今泉君、えつこの三人がそろった。
マサカズはえつこがキタノを殺したと指摘できるであろうか?
次週につづく・・・
あぼーん
マサカズはえつこに
「キタノさんはどうしましたか?」
えつこ
「ええ、・・・まあ、すぐにかえってまいりますよ」
と、目をきょろきょろしながらしいう。
その態度を不審なようすでみる今泉。
332 :
名無しのオプ:02/10/19 19:11
今泉はいった。
「キタノさん、もうなくなってるんじゃないんですか?え?えつこさん???」
あぼーん
334 :
名無しのオブ:02/10/19 20:32
「では芥川竜之介が犯人なんですか?」
今泉は言った。えつこは首をふって言った。
「いいえ芥川龍之介よ。龍と竜の違いですわ」
335 :
名無しのオプ:02/10/19 22:00
そしてえつこは銭湯へ出かけていった
336 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/19 22:18
盗撮用のデジカメをもって後を追うマサカズと今泉。
しかしそこで彼らが見たものは!!
337 :
名無しのオプ:02/10/19 22:46
チャカポコチャカポコ、ハァーア、アーアア
338 :
名無しのオプ:02/10/20 20:49
えつこの背中に残る大やけどの跡だった。
339 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/20 22:22
おそらくロウソクプレイでできたやけどの跡に違いない
マサカズは夢中でシャッターを押し続けた。
340 :
名無しのオプ:02/10/20 22:40
ところが!
341 :
名無しのオプ:02/10/20 22:59
男湯にキタノの死体が浮いていた。
「えつこは男湯には入れなかったはず。よって彼女は犯人ではありえません。
ところが、キタノは悩殺されて死んでいます。すると、犯人は女性のはず。これはおかしい」
「古畑さん、おかしくなんかありませんよ。犯人は男湯に入れた。そして女性である。
つまり犯人は、番台に座っているここの管理人のおばちゃんです!」
「ははは。今泉君、君も馬鹿だね。君は、キタノが同性愛者だと考えなかったのかね?
これだから君はだめなんだ。君はせいぜい、ズラの具合でもなおしておくんだね」
今泉のナイフが、古畑の首をはねていた。
343 :
名無しのオプ:02/10/20 23:13
今泉は叫んだ
「わいはアブノーマルや」
古畑の血が床一面に飛び散る・・・。
344 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/20 23:23
そしてさらに今泉は狂ったように古畑を切りつけ続けた。
薄れ行く意識の中、古畑は刺された回数を数えていた。
(3回、6回、12回・・・)
だめだ、このままでは死んでしまう・・・
首の皮一枚でつながっていた頭を無理やりくっつけ
隠し持っていた石仮面を顔にかぶった。
血を吸った石仮面から牙のようなものが突然飛び出し
古畑の脳みそに突き刺さった。
すると、瀕死の重傷だったはずの古畑の傷が
みるみるとふさがっていくではないか?
その状況を呆然と眺めていた今泉水は・・・
346 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/21 00:08
「オーマイガッ!!」
347 :
名無しのオプ:02/10/21 00:11
座布団、一枚!
348 :
名無しのオプ:02/10/21 00:14
ぶっとんだ
349 :
名無しのオプ:02/10/21 00:15
ちゅどーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!
350 :
名無しのオプ:02/10/21 00:17
死体は――――――月にあった。
そこは宇宙空間という壁に閉ざされた完全な密室だった。
・・・そこで目が覚めた。
「俺はなんて夢を見ていたんだ」
ベンジャミンは汗だくのパジャマを脱ぎ捨てた。
352 :
名無しのオプ:02/10/21 02:34
さらに、網タイツも脱ぎ捨てた。
353 :
名無しのオプ:02/10/21 17:43
そして、すっぽんぽんで外に出た。
「あ〜、さわやかだなあ」
だが、気づいたときには何者かによって首を切られていた。
354 :
名無しのオプ:02/10/21 17:46
首はころころと転がってやがて止まると、見事な推理を始めた。
首の推理にしたがって体の方が犯人逮捕に向かった。
355 :
名無しのオプ:02/10/21 17:49
犯人には両足がなかった。
目撃者は腕がなかった。
被害者は下半身がなかった。
いずれもストーリー進行中に突然、話の脈略とは関係なく切断されたいう。
犯人以外に犯人がいるのだ。
ならば―――新たな探偵役も必要である。
356 :
名無しのオプ:02/10/21 17:52
そこで、古畑マサカズの登場だ。
357 :
名無しのオプ:02/10/21 17:52
そこで開発された探偵型ロボットには、推理力がなかった。
358 :
名無しのオプ:02/10/21 17:54
そのため田村によって背負い投げされて壊された。
359 :
名無しのオプ:02/10/21 17:54
古畑ははがきを読み出した。
「えー、おはがきいただきました。近頃、推理に穴がある。手抜きではないのか。
えー、これは間違ってます。推理に穴があるのは、今にはじまったことではありません。」
問題は解決した。
360 :
名無しのオプ:02/10/21 18:00
しかし、また新たな問題が発生した。
361 :
名無しのオプ:02/10/21 18:02
そこへ今泉が血相を変えて駆け込んできた。
「古畑さん! 大事件です! 都内のすべてのカツラを売っている店から
カツラがすべて盗まれました!」
「なにい!」
「『禿げヅラ卿』という謎の人物から、犯行声明が出されています」
362 :
名無しのオプ:02/10/21 18:04
古畑は「なにい!」と思わず興奮して叫んだ後、普段のキャラと違いすぎると思って赤面した。
363 :
名無しのオプ:02/10/21 18:17
古畑は気を取り直して言った。
「あ〜、今泉君。もう少し、事件のことを説明してくれたまえ」
「わかりました。こういうことなんです。僕がさっきズラを買いにいったんですよ」
「ふむふむ、それで?」
説明を聞き終えるなり古畑の口からでた言葉は驚くべきものだった。
「なるほど 禿げヅラ卿のメボシがつきましたよ」
「ええっ! いったい誰なんですかっ!」 興奮する今泉
「禿げヅラ卿はですねぇ〜・・・」 ためる古畑
張り詰めた緊張に耐えれなくなった今泉は無意識にえつこの胸をまさぐっていた。
365 :
名無しのオプ:02/10/21 21:39
「いやん 今泉さんたら!」
366 :
名無しのオブ:02/10/21 21:42
「ゴフッ」
えつこのビンタをくらった今泉は血を吐いた。
そしてそのまま帰らぬ人となった。
367 :
名無しのオプ:02/10/21 22:05
今泉の突然の死に耐えれなくなった古畑は無意識にえつこの胸をまさぐっていた。
368 :
名無しのオプ:02/10/21 22:06
「いやん 古畑さんたら!」
369 :
名無しのオプ:02/10/21 22:06
「ゴフッ」
えつこのビンタをくらった古畑は血を吐いた。
そしてそのまま帰らぬ人となった。
370 :
名無しのオプ:02/10/21 22:07
お・し・ま・い
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
/ ,――――-ミ
/ / / \ |
| / ,(・) (・) |
(6 つ |
| ___ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| /__/ / <
>>370なわけねえだろ!
/| /\ \__________
372 :
名無しのオプ:02/10/22 00:47
この後の展開しだいでは、このスレマジで出版するよ。
で、印税はみんなで山分け。
あ、もちろん自己申告制だよ。
どっかのスーパーみたいに。
373 :
名無しのオプ:02/10/22 00:56
どかーーーーーーーーーーーーーーん!
地下から巨大な爆発音がした。
ここからサスペンスフルな展開になるようだ。
それは伝説的密室殺人事件
「どかーーーーーーーーーーーーーーん!と殺人事件」
の幕開けとなる筈だったのだが・・・・・・。
375 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/22 02:51
出版社の強い要望で
「ポカーーーーーーーーーーン!と殺人事件」
に変更された。
その密室は、ある山のふもとの屋敷にあるのだった。
377 :
名無しのオプ:02/10/22 16:57
犯人はもちろん俺だ。
378 :
名無しのオプ:02/10/22 17:09
俺は、密室から出られずに困っていた。
379 :
名無しのオプ:02/10/22 17:40
死体は俺のそばにある。
俺が殺した奴だ。
そして俺は殺害現場から離れることができない。
何故って?
密室だからだ。
逆密室だ。
でられへん。
どないしょー。
380 :
名無しのオプ:02/10/22 17:40
マジで出版して欲しいw
出たら買うぞ。
381 :
名無しのオプ:02/10/22 17:44
「逆密室」ていうか、これでは「ギャグ密室」だ。
なんで外から鍵かかってんだろ。
俺は悩んだ。
助けを呼ぶことはできない。
俺は殺人犯だ。
なんとかしてでなければ。
382 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/22 17:54
あせる気持ちとはうらはらになんら解決策が見つからない。
いらいらしながら部屋のなかを歩き回った。
ふとしたを見ると被害者が床にころがっている
「ちっ! 人の気もしらずにのんびり死んでやがるぜ!」
俺ははらただしくなり頭を蹴り飛ばした。
383 :
名無しのオプ:02/10/22 17:55
かさこそ・・・。
入り口のドアの向こうで人の気配がする。
384 :
名無しのオプ:02/10/22 18:01
どかーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!
385 :
名無しのオプ:02/10/22 18:24
俺は、肛門から噴き出すジェットで脱出を試みた。
しかし、天井に頭をぶつけただけだった。
386 :
名無しのオプ:02/10/22 18:29
パンツを脱がずにジェットを噴出したのが敗因だった。
パンツの中はまっきいろ
388 :
名無しのオプ:02/10/23 01:03
「誰かいるんですか」
389 :
名無しのオプ:02/10/23 01:10
壁のすき間を超えて聞こえるのは女の声だ。
390 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/23 17:23
まずい! 死体がみつかってしまう
ここは猫のふりでごまかそう 「にや〜ぉ にや〜ぉ」
女「あら ねこちゃんがいるのね」
ガチャ
391 :
7誌のオプ:02/10/23 18:25
入ってきた女の頚動脈を切り裂き、俺は吹雪の山荘から逃げ出した。
392 :
名無しのオプ:02/10/23 18:36
と思ったけど、それはつまらない展開なので、やめにした。
393 :
名無しのオプ:02/10/23 18:37
女が入ってきたとき俺は死んだふりをしてみた。
394 :
名無しのオプ:02/10/23 18:43
「死んだふり」と「踏んだ尻」って似てるなあ、などと考えてしまっていた。
そうしていたら、
395 :
名無しのオブ:02/10/23 18:46
頭を踏まれた。
396 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/23 19:05
その代償としてパンティが見えた
黒のスケスケ、フリル付きだった
女は俺の頭をふんずけたまま死体を見て叫んだ!
俺はばれないように頭の痛みを耐えた。
398 :
名無しのオプ:02/10/23 19:19
「どうしてこいつ私の服を着て死んでるのよーーーーーっ!」
野太い男の声だった。
399 :
名無しのオプ:02/10/23 19:30
まさか、男なのか?
それならスケスケフリルは・・・。
そんな事は考えたくない。きっと興奮して声がおかしくなっているだけさ・・。
俺は、そう思いたい。
400 :
吟遊怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/23 19:39
ふと脚をみた すね毛の剃り跡が痛々しかった
俺は目を閉じた。
何も見なかった事にしたかったからだ。
しかしこのオカマ、いつまで俺の頭踏んでるんだ?
「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
俺は叫んでしまった…。
403 :
名無しのオプ:02/10/23 20:49
「ひやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
オカマも叫んだ。
404 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/23 20:52
オカマはパンティをぬぎすてると俺におおいかぶさってきた
405 :
名無しのオプ:02/10/23 20:58
「パパとママはそうして出会ったんだ」
406 :
名無しのオプ:02/10/23 21:36
しかし、男同士で子供ができるわけはない。つまり、
407 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/23 21:43
俺のほうが女だったのか?
408 :
名無しのオプ:02/10/23 22:22
二人は激しく愛し合った。
しかし、気が付くとドアにまた鍵がかかっていた。
しまった。
また、密室に閉じ込められた!
密室の恋・・・・・。
409 :
名無しのオプ:02/10/23 22:46
しかも死体つき。
410 :
名無しのオプ:02/10/23 22:55
つまりこうだ。この部屋に入った瞬間、
男は女に女は男に性転換してしまう。
ではこの死体は・・・どっちなんだ?
411 :
名無しのオプ:02/10/23 22:55
「もう一回、死体・・・」
「さてと、あたしは帰るからね。」
オカマそう言ってドアを蹴り破って何処かへ逝ってしまった。
俺はドアの方を唖然と見ていた。
後ろの方でズルリと物が擦れる音がした・・・。
413 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/23 23:04
死体のカツラがズレていた
俺は大笑いした。
「あはyはやはyひゃひゃひゃひゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」by俺
我は全てを創造した神也。
416 :
名無しのオプ:02/10/23 23:28
私は女が壊したドアをまた直して、もう開かないようにした。
なんだか、
密室が好きになってしまった。
また密室に死体と二人になった。
そして私は永遠にひきこもった。 (了)
417 :
名無しのオプ:02/10/23 23:31
どかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!
418 :
名無しのオプ:02/10/23 23:32
いったんCMでーす
419 :
名無しのオプ:02/10/23 23:38
100人の人がスイッチ持ってますから聞きたいことあったらどうぞ
〜 第二章 吹雪の山荘殺人事件 の巻 〜
421 :
名無しのオプ:02/10/23 23:52
72人
結構おおいねぇ〜。山荘ってみんないくんですかね
422 :
名無しのオプ:02/10/23 23:53
ここは赤道直下の孤島。ジャングルの中にある山荘に私は足を踏み入れた。
423 :
名無しのオプ:02/10/23 23:55
中は吹雪だった。
「ど、どうなってるんだ!」
不可解/困惑/混乱――それらが一挙に押し寄せ、私の頭の中で渦を巻く。
「ここは、異次元です」
彼女がいった。
「んんたこたぁない」
すぐにタモさんが否定した。
良く見ると、コージーだった。
コージーミステリーというわけか。
俺は
>>425を撲殺しさらに山荘の奥の部屋へと突き進んだ。
427 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/24 00:34
はやくフィルムを見つけなくては!
あれが奴らのてに渡れば俺は破滅だ!
廊下の突き当たりのドアを開ける。
灼けつく陽射しが私たちを焦がさんとするかのように照りつけた。
青い空・白い雲・陽光を受けて光り輝く海面。
そこは、海辺だった。
波の音が旅の疲れを癒してくれる。
「どうなってるのかは解らないけど、とりあえず遊ぼうか」
私の提案に、彼女は嬉しそうに頷いた。
「キャインキャイン」
タモさんが突然叫び声を上げると、そこにはなんと――
429 :
名無しのオプ:02/10/24 00:42
天野だけ5人のキャイーンだった。
天野が五人!!
ウ・・・ウソだ・・・
こんな光景が許されるはずはないだろう!
いや、まて。落ち着け、落ち着くんだ。
異次元だからといって何でもありでは世界が成り立たない。
そう、五人いても天野は天野。それをキャイーンとは呼ばない!
431 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/24 01:19
これは幻覚なのか! はっ! まさか残像拳
このままでは 殺やれる!
432 :
名無しのオプ:02/10/24 01:44
「青春をかえせ!」
今のは天野の声だ。
しかし、天野は5人いる・・・。一体誰が言ったんだ?
これは推理してみなくてはならない。まずは一人ずつ証言を聞いていこう。
天野A〜E「俺じゃないよ」
この中の一人は必ず嘘を吐き、それ以外は必ず本当の事を言う。
質問できるのはあと一回。嘘吐きは誰だ!
435 :
名無しのオプ:02/10/24 04:40
「オレさ」
そういったのは、天野F不二雄だった
436 :
名無しのオプ:02/10/24 08:19
きっとどらえもんの道具が関係しているに違いない!
437 :
名無しのオプ:02/10/24 17:35
そうか!
タイムマシンで昔の天野をつれてきたんだ!
いや、まてよ。
昔の天野を現在に連れてきたら、今の天野はいなくなってしまうはず。
ならそれはありえない。
すると天野は......いや、しかし昔の天野が........
俺は混乱して、無意識のうちに彼女の胸をまさぐっていた。
438 :
名無しのオプ:02/10/24 17:38
すると、彼女までもが天野になってしまった。
439 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/24 17:39
「ああ〜やわらかい胸だな〜」
よく見ると天野だった
440 :
名無しのオプ:02/10/24 17:49
俺は驚きのあまり、無意識のうちにタモさんのパンティを脱がせ、彼女を犯していた。
叙述トリック:タモさんは女だった。
441 :
名無しのオブ:02/10/24 18:45
それはともかく。
天野問題をなんとかしなくては…
442 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/24 18:49
やつは抱いて欲しそうにこちらを見ている
443 :
名無しのオプ:02/10/24 19:04
俺はぶっ続けで6人の天野を抱いた。
天野Eを抱き終わったときには夜が明けていた。
俺は激しい疲れを感じ、床に倒れた。
そしてそのまま帰らぬ人となった。
444 :
名無しのオプ:02/10/24 19:07
俺は生まれ変わって帰ってきた。
俺には前世の記憶がある。
天野に会いたかった。
445 :
名無しのオプ:02/10/24 19:10
だが、俺はまだ母親の胎内にいる。
そして出産の日がやってきた。
446 :
名無しのオプ:02/10/24 19:22
死産した。
447 :
竹内邦夫28歳ウェブデザイナ:02/10/24 19:23
trスゼジュエ5エ5ウhj5エジュエザ
4エウhkペ3ア5ジュr
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エウhj45エs@クth;k5ウ
5エウオh@dsキュ@45キエウk
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エryk@pク
448 :
名無しのオプ:02/10/24 19:32
と、ダイイングメッセージを残して。
449 :
名無しのオプ:02/10/24 19:34
だが俺はサイボーグとしてよみがえった。
上の言葉は俺をサイボーグとして改造してくれた博士の口癖だ。
天才と狂人は紙一重とはよく言ったものだ。
「竹内邦夫28歳ウェブデザイナ」と名乗ったその博士は俺を完成させた次の日に
精神病院に送られた。
そんなことはどうでもいい。
俺はよみがえったのだ。
時速80キロで走り、50メートルもジャンプできる。
よし、天野に会いに逝こう。
そう決めて俺は走り出した。
450 :
名無しのオプ:02/10/24 19:44
バナナの皮で派手に転んだ。
少女が見ていた。
思わず赤面した。
451 :
名無しのオプ:02/10/24 19:45
それが俺の初恋だった。
452 :
名無しのオプ:02/10/24 19:46
ウドだった。
「少女じゃねえのかよ!」
454 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/24 19:58
どうやら人工眼球に問題ありだった
違います!!
そうでは、ありません!!
456 :
名無しのオプ:02/10/24 22:38
ウドが少女なんです!!
生まれ変わって気がついた、
あぁ、愛しのウド・・・
458 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/24 23:34
しかしやはり天野も忘れがたかった
459 :
名無しのオプ:02/10/25 00:01
編集者「もっとミステリっぽくしてくれませんか?」
460 :
名無しのオプ:02/10/25 00:20
編集者の要望には逆らえない。
編集者を殺害しウドと2人で逃亡。
目指す先はあの山荘だ。
しかし記憶をもとにたどり着いたところは肥溜めだった。
俺は警察の追手からみを隠す為にウドと肥溜めに潜り込んだ。
463 :
エピグラフ:02/10/25 12:57
「神聖な真実か!ところが、はじめは嘘をついたと、自分で白状しているじゃないか?」
―ドストエフスキー「罪と罰」
464 :
名無しのオプ:02/10/25 18:00
俺はウドと一緒にどんどん肥溜めの中に入っていった。
すると何かが足に当たった。
それは........
「天野おおおおオオオオオオオオオオオオ!!!!」
ウドが叫んだ。
それは天野の死体だったのだ!
俺は屍姦をしながら、
「彼女を殺した犯人は俺が探し出してみせる! ジッチャンの名に賭けて!」
と叫んだ。
う○こが口の中に入ってきた。
465 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/25 18:09
消化しきれていないそばめしのう○こだった
はじめたたべたが案外うまかった
そばめしが私の献立のレパートリーに加わった
466 :
名無しのオプ:02/10/25 18:19
俺とウドは吹雪の山荘にたどり着いた。
そこには10人の怪しげな男女がいた。
「犯人はこの中にいる......」
ウドがつぶやいた。
俺たち二人はそば飯を食いながら、彼らの観察を始めた。
467 :
名無しのオプ:02/10/25 18:33
一人は全身、う○こ。
一人は首から下だけ、う○こ。
一人は首だけ、う○こ。
一人は腰まで、う○こ。
一人は足だけ、う○こ。
一人は両手に、う○こ。
一人は口元だけ、う○こ。
一人は眼から、う○こ。
残りの二人にはとくに、う○こは見当たらない。
468 :
名無しのオプ:02/10/25 19:07
「全身うさこ・・・ミッフィー・ファン倶楽部か!」
469 :
名無しのオプ:02/10/25 19:37
「そうです。ミッキーファンクラブ合宿ですよ」
全身うさこのものに身を包んだ男が言った。
上から言っていくと、
一人は全身、うさこ。
一人は服、手袋、靴下がうさこ。
一人はうさこマフラー。
一人はスカートだけ、うさこ。
一人は靴下だけ、うさこ。
一人は手袋だけ、うさこ。
一人はマスクが、うさこ。
一人はめがねが、うさこ。
残りの二人は無理やり連れてきたようだ。
俺は激しい恐怖を感じ、
「ゴルァアアアアアアアアアア!!!」
と叫んだ。
471 :
名無しのオプ:02/10/25 19:54
あの音が聞こえてきた。
ぱららららららららららららら
472 :
名無しのオプ:02/10/25 19:56
あの音も聞こえてきた。
どんどん、ぴーひゃらら〜。ぴーひゃらら〜。ぴーひゃらら〜
473 :
名無しのオプ:02/10/25 19:57
あの音も聞こえてきた。
キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
耳鳴りのような音が聞こえてきた。
これは現実なのか、悪夢なのか。
理性と衝動の声、声、声・・・
ついに頭の中の叫びが口をついて出た
「拙僧が殺めたのだあああああああ」
しかし別に誰も殺めていないし、自分も僧侶ではないと気づいた。
「自分、不器用ですから」
そう呟き、目の前を見ると血まみれのうさこ達。
誰一人息をしている者はない。
俺がやったのだろうか・・?
ウドは・・?
辺りを見まわすとウドの姿がない。ウドはどこに消えてしまったんだ?
通行人A 「これってミステリ?」
478 :
名無しのオプ:02/10/26 16:29
眩しい。
何かが光っている。
俺は一体どこにいるのだろうか。
気付いたらこの道を歩いていた。
かれこれ1時間程である。
夢のような浮遊感もどこかある気がしたが、
見える映像のリアルさはそれを否定していた。
そして今、謎の光源に向かって進んでいる。
自分の意志で進んでいる。はずである。
479 :
名無しのオプ:02/10/26 17:17
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| つぎいってみよう! |
|_________|
∧∧ ||
( ゚д゚)||
/ づΦ
480 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/10/26 17:17
疲れた私は休もうかと思ったが、何者かに引き寄せられるように
歩き続けた 私の意志とは無関係に・・・
そして林を抜けるとそこに光源の正体が!!!
481 :
名無しのオプ:02/10/26 17:20
「もしかして俺は逃げているのか?」
そう考え、辺りを見回した。
吹雪だった。
当たり前だ。吹雪の山荘から逃げてきたのだから。
寒くはなかった。
うさこグッズをすべて身に着けていたからだ。
俺は駅を探そうと思った。
ウドはどこに行ったのだろう?
482 :
名無しのオブ:02/10/27 18:53
「うーーーどーーー!」
俺は叫んだ。
「うーーーどーーーん」
と、やまびこが帰ってきた。
483 :
名無しのオプ:02/10/27 19:30
やまびこの帰ってくる駅・・・上野に私はいた。
ちんこビヨヨーン
ビヨヨーンと雪国
486 :
名無しのオブ:02/10/28 12:06
俺はそんな事を考えて、
雪の中、ひたすら歩いた。
すると誰が作ったのかかまくらが一つあった。
俺はこのまま迷うのも嫌だったので、かまくらに身を潜めることにした。
ウドがいた。
手が血まみれだった。
489 :
名無しのオプ:02/10/28 16:47
「ウド! どうしたんだ!」
俺はウドに駆け寄った。
そのとたん、ウドがこちらにスミス&ウェッソンを向けて俺を撃った。
雪が朱に染まっていく.......
俺はウドを見た。
彼女は、ナマコを見るような目で俺を見ていた。
最後にオモタのは「あぽーん」ということだった。
ウド......
俺は力尽きた。
=======キャイーン編 完 ========
490 :
7誌のオプ:02/10/28 17:01
あ〜あ、終わっちゃったよ。
491 :
名無しのオブ:02/10/28 18:14
つぎいってみよう!
気づくと俺は病院のベッドで寝ていた。
S&Wで撃たれた場所をさわってみたが、全然痛みがなかった。
493 :
名無しのオブ:02/10/29 10:22
つまり夢オチか!
俺は頭をふってここはどこなのか確認しようと窓を見た。
「なっ!」
思わず叫んでしまった。
俺が見たものは…ダッシュ村だったのだ!
=======ダッシュ村の惨劇編=======
夜中の3時。
僕はエロアニメを見ながらしこってた。
一週間後ミイラ化した死体が発見された。
そうだ!
ダッシュ村と言えば24時間ライブ中継!
ライブ映像に犯人が映っているかもしれない!!
497 :
名無しのオプ:02/10/30 01:56
早速ライブ映像を納めたビデオの検証に入る。
だが死体がミイラ化していると言うことは
相当遡ってみる必要がある。
それは気の遠くなるような作業だった。
俺は何時の間にか眠っていたようだ。
眼が覚めると病院のベッドによこになっていた。
499 :
7誌のオプ:02/10/30 14:33
つまりダッシュ村は作中作だったのか。
S&Wに撃たれたところを触ってみたが、痛みはなかった。
医者が来て、言った。
「気がつきましたか。ここはオランダ記念病院です」
俺は医者に聞こえないように言った。
「500ゲット」
良かった。聞こえてない。
501 :
名無しのオプ:02/10/30 15:02
「チッ、500ゲットできなかったYO...」
側にいた看護士が俺を睨みながらつぶやいた。
どうやら医者には聞かれなかったみたいだが、
看護士には聞かれていたようだ。
・・・というわけで、俺はこの手記を記すことをおもいついたのだった。
これまでいろいろと妄想を書き連ねたが、すべて燃やしてしまおう。
そしていまから書くのが、本当のことだ。
あの日、俺は中野裕次郎の家を訪れた。
「よう、高太郎、まあはいれ」
そういわれて中に入ると、
「まあまあ、吉田さん、ようこそお越しくださいました。」
と、奥さんの栄子がいった。
やっぱ書くのや〜めた♪
1999年3月4日
見晴らしの良い丘の上の小屋にて
504 :
名無しのオプ:02/10/31 00:38
などと、様々なことに思いを巡らせているうちに、オレは子宮から産道へと送り出された。
襞と襞の間から一筋の光が見えたかと思うその刹那、オレは白衣を着た女性の手によって取り上げられた。
そんな風にして、オレは生まれてきた。
505 :
名無しのオプ:02/10/31 01:15
などと、様々なことに思いを巡らせているうちに、オレは産道から子宮へと送り返された。
襞と襞の間から深遠なる闇を覗いたかと思うその刹那、オレは胎児の夢へと落ちていった。
そんな風にして、オレは生まれずにいた。
506 :
名無しのオプ:02/10/31 01:23
そして、流産・・・。
507 :
名無しのオプ:02/10/31 15:53
「なるほど、ここがオランダ記念病院か」
火村が回りを見回しながら言った。
「そうや。クイーンの作品にも出てきた有名な建物やぞ」
私ー有栖川有栖は今日、友人で臨床犯罪学者の火村とともにオランダ記念病院
へとやってきた。その理由は、うさこペンションで起こった大量殺人に関係した
人物が、真犯人に撃たれてこの病院に入院していると聞いたからである。
508 :
名無しのオプ:02/10/31 17:17
〜オランダ花嫁の謎〜
『しるかヴォケ』
510 :
名無しのオプ:02/10/31 20:41
そう謂われて病院から追い出されたわてら陽気なかしまし娘。
ぼんやりと空を眺めていると花嫁が浮かんでいた。
花嫁は口をまん丸に開けとても驚いているようだ。
511 :
名無しのオプ:02/11/01 18:58
「あれは何???」
かしまし娘(本名 柏木かしこ)はそうつぶやいた。
かしこは気づいた。
それは電線に引っかかった花嫁の死体だったのだ!
ウエディングドレスを着ている。
その顔には、驚愕の表情が張り付いていた。
かしこは電話をかけるため、オランダ記念病院へと引き返した。
512 :
名無しのオプ:02/11/01 23:18
しかし、時は1875年。
まだ電話は発明されていなかった。
513 :
名無しのオプ:02/11/01 23:20
しかしウドがほんとに犯罪に関わってくるとは・・・・
かしこは急いで愛人宅へ向かった!
愛人宅は逃げ出した!
516 :
名無しのオプ:02/11/02 00:44
愛人宅は愛と人と宅、それぞれ別々に逃げることにした。
訳が判らなくなったので、かしこは愛人宅に行くのをやめ彼氏の家に行くことにした。
518 :
名無しのオプ:02/11/02 20:37
山を2つ越え彼氏の家にたどり着いたのは3日後だった。
519 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/11/02 22:07
ちょうどその時、彼氏は親友のよしえとチョメチョメしていた
逆上したかしこはそばにあった金属バットで二人を躊躇なく撲殺した。
520 :
名無しのオプ:02/11/02 22:30
よく見ると、金属バットが天野に変身していた。
マクゴナガル先生のせいだった。
その光景を覗き見する例のあの人。
そう、ヴォルデモート!
=======ウドー・ポッター編========
=========ウッド・ポッター編終了========
=========ウッド・ポッター編再開========
ポッター芋ほじるな。
=====第十章アクロイドの罠=====
その井戸をのぞくとそこには犯人の姿が映っていた。
=======リング編=======
貞子がウンコを投げてきた!
529 :
名無しのオプ:02/11/03 16:57
宙を切り裂くように飛んでくるウンコ。
時間が止まったようにスローだ。見切った!
私は背を反らし一直線に飛んでくるウンコをよけた。
マトリックス!!
が、予想外の事が起きた。
ウンコはあまりの空圧に耐えきれず俺の顔の上で分裂したのだった。
そして分裂したウンコが俺の顔めがけて落ちてきたではないか!!
動じない。
口を開けて待つ。
532 :
名無しのオプ:02/11/03 17:55
貞子が新しいウンコを製造している!
533 :
名無しのオプ:02/11/03 18:00
恐怖のあまり私の体はらせん状に変形してしまった。
うんこっこ♪
私は鼻歌まじりに体を変形させつつ
迎撃体制に入る
537 :
コンティネンタル・オプ:02/11/03 19:45
貞子が走り出した!
うんこが詰まらないことに焦りを感じながら。
539 :
名無しのオプ:02/11/03 20:05
私はほの暗い水のそこからジャンプして、貞子をしとめた。
「またつまらぬものを斬ってしまった......」
私は軽い後悔とともに、朝の日差しの中に第一歩を踏み出そうとした。
そのとき.......なんと貞子の死体が立ち上がり、ヴォルデモートに変身したのだ!
「ふふふ、貞子などは我輩の仮の姿だよ、柏木かしこ君」
私は貞子の残していったうんこを彼に投げつけると、刀を持ち直して戦闘体制に入った。
私は貞子が隙を見せるまで睨みつつ間合いをせめていった。
5分ぐらいが経った頃だろうか、貞子が急に雄叫びを上げながら私に殴りかかってきた。
私は貞子の右ストレートを左にかわしつつ刀を貞子の胴めがけて貫いた!
が、貞子は難なく私の突きを交わし左の手で私の腕を掴み一本背負いを繰り出してきた。
私は受身も取れず思い切り地面に叩きつけられた。
541 :
スカラ座の怪人 ◆NS24xBLI8A :02/11/03 22:59
「一本!!」 審判が叫んで、勝負は終わった
残念ながらメダルには届かなかったが満足だった
こうして私のシドニーは終わった
542 :
名無しのオプ:02/11/03 23:01
( ゚Д゚)<次はアテネだ!
543 :
名無しのオプ:02/11/03 23:02
( ゚Д゚)<犯人はアテネにいる!
544 :
名無しのオプ:02/11/03 23:03
( ゚Д゚)<アテネは今、密室だ!
545 :
名無しのオプ:02/11/03 23:05
( ゚Д゚)<謎を解く鍵はアテネにある!
546 :
名無しのオプ:02/11/03 23:08
( ゚Д゚)<アテネにある密室は日本と繋がっていたんだ!それに早く気がつくべきだった!
547 :
名無しのオプ:02/11/03 23:08
( ゚Д゚)<日本だ、日本へ行くぞ!
548 :
名無しのオプ:02/11/03 23:12
( ゚Д゚)<なに!?江里子さんが殺されただと!そうか、しまった!
549 :
名無しのオプ:02/11/03 23:13
( ゚Д゚)<犯人はまだ動いている。事件は終わってはいなかったんだ!
550 :
名無しのオプ:02/11/03 23:14
( ゚Д゚)<犯人のねらいは、街そのものにあったんだ!
551 :
名無しのオプ:02/11/04 17:43
男は、はぁと息を吐き舞台から目をはなしてこういった。
「ずいぶんつまらない戯曲ですね」
「でますか?」と連れの男が答えた。
「そうしよう」
二人は真犯人を確認せずに劇場を後にした。
552 :
名無しのオプ:02/11/04 17:46
FIN.
ちゃっちゃちゃーちゃーちゃーちゃーちゃっちゃー
「今逃げたのがルパンだ!」
「瑠犯だと!?」
そんなことは俺にとってはどうでも良かった…。
俺は今から10年間練った殺人計画を実行に移そうとしている。
無論完全犯罪だ。捕まる気は無い。
557 :
名無しのオプ:02/11/07 22:58
捕まっちまった。
何故だ!俺の計画は完璧だったはずだ…。
だが、同時に俺は完璧だった計画の些細なミスも理解していた。
(やはり…あのとろろ芋が…!?)
559 :
名無しのオプ:02/11/08 00:01
ザーメンだったのか!!
560 :
名無しのオプ:02/11/08 00:15
違う・・・コレはCGだ・・・。
私は途方に暮れた。
そして旅に出た。神のいる天界への道を探す旅だ。
天界に着くと神は引っ越していた。
引っ越し先を調べてみると・・・
秋葉原だった。
私は何だか嫌な予感がした。
にょ。
566 :
名無しのオプ:02/11/12 18:30
秋葉原で神が死んでいた。
私の髪も死んでいた。
「そこのはげ! 逮捕する!」
こうして私は捕まった。
567 :
名無しのオプ:02/11/12 19:17
「また君かね、綾辻クン」
50代とおぼしき私服警官が、取調室に入るなり私にこう声をかけた。
私はおもむろに頭を撫でた。
撫でた手をみると髪が5,6本抜けていた。
私はその毛を食べ、警官に事情を話した。
569 :
名無しのオプ:02/11/13 00:37
「事情も何も、そんなに毛がないんじゃ話にならん。しばらく泊まっていってもらおう」
彼はそう言い放って、取調室を出て行った。
もちろん、それは私の計画である。
警官が出ていくのを確認すると、私は急いでアゴの間接をはずした。
そして、そのまま3歩進み記憶を消去した。
572 :
名無しのオプ:02/11/13 14:30
あごをはずした私の顔は、アゴ勇そっくりに変わっていた。
573 :
名無しのオブ:02/11/13 17:33
「あっアゴ勇だ!」
警官が戻ってきてしまった。
「なんかむかつく!くらえ!」
私のアゴにアッパーがきまった。
するとごきっと音がした。
アゴがもとどうりになっていた。
そのかわり頭痛がしてきた。
「ああ、頭痛が痛い」
そう言って私は気絶した。
私は気絶する瞬間大きな過ちに気づいた。
『ああ、「頭痛が痛い」?』なんと意味不明なことを言ってしまったんだろう。
頭痛が痛いとは何だ?それを気に私は気を失った。
戻ってきた警官はその光景を見て、鍵がかかっていないにもかかわらず
絶叫した。
「 密 室 殺 人 だ !」
目を覚ますといい匂いがした。
私に鼻なんてないのに。
577 :
かみあってないよ:02/11/13 18:54
(゚Д゚)ハァ?
578 :
名無しのオプ:02/11/13 20:01
そう。私の顔は↑こんな感じなので、鼻がないのである。
Д←コレはもちろん口だ。
そしてやっぱり毛もないのだ。
579 :
名無しのオプ:02/11/13 22:18
目を覚ました私に向かって警官が叫んだ。
「密 室 殺 人 だ と い っ と ろ う が !!」
そして脇に差していた大刀で私の首を切り落とした。
まさに落ち武者のごとく私の生首は国民に晒された。
581 :
名無しのオプ:02/11/14 18:19
「10年間考えた完全犯罪編」完
つぎ逝ってみよう!
582 :
名無しのオプ:02/11/14 18:37
その声とともに軽快な音楽が流れ始め、体育マットが敷かれるや黒縁眼
鏡の中年男が登場。
「綾辻君、君の運動神経を計るテストをするがいいかね?」
私は頷いた。
「では、まず側転をしたまえ。」
〜綾辻禿斗の受難編スタート〜
「んなっ!?そ、そんなこと僕にできるわけないじゃないですか!」
「いいからやりなさい!これは君のためでもあるんだ。実は君は・・・」
585 :
名無しのオブ:02/11/15 23:31
「ちょっと待った!」
どこからともなく男がやって来た。
「それを言ってはいけない」男は言った。
「なぜだ」「狂って死ぬ恐れがないことはないんですが」
どっちだよ!私は二人を睨んだ。すると、
(・A・)(‘o’)
と困った顔をした。
私はだんだんと自分の今いる状況が掴めてきた。
多分・・・私は毛が抜けすぎた余りに狂ってしまったんだろう・・。
そして精神科に入院したんだ・・。ああ・・・神よ!!夢なら覚めてくれ!!
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
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| 次でボケて! |
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∧.∧ ||
( ゚д゚ )||
/ づΦ
588 :
名無しのオブ:02/11/19 18:44
お断りだ。
589 :
名無しのオプ:02/11/19 19:16
と、アダ・マウロはいった。
590 :
名無しのオプ:02/11/19 19:25
彼女は身体障害者だが、アメリカと戦うつもりだった。 「方法はある」 綾辻は保険に入っていることを確かめて、言った。
591 :
名無しのオプ:02/11/19 19:30
「アダ、私はとんでもない計画を思い付いたぞ!それは――」
592 :
名無しのオプ:02/11/19 19:35
私の頭がハゲているのでそれをカツラで隠そう。
593 :
名無しのオプ:02/11/19 19:57
アフロ!
594 :
名無しのオプ:02/11/19 20:16
、という妄想を押さえ込んだ。私は綾辻だ。しかし綾辻は私ではない。だから、それは――
595 :
名無しのオプ:02/11/19 21:20
浅見光彦なぁ〜のだァ〜っ!!
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
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597 :
名無しのオプ:02/11/19 21:45
畜生!今度は幻覚だ!綾辻が・・・私の中の綾辻が・・・。綾辻は言った。「私は綾辻では無い!」
598 :
名無しのオプ:02/11/19 21:58
そう、綾辻ではないのだ。『辻』は、点が一つ足りないのだ!三人が、狂人を視るような目を向けている。私は綾辻だ。しかし綾辻は私ではない。点が付いた『辻』が見付からない!嗚呼!錯乱している!だから、それは――
599 :
名無しのオブ:02/11/20 20:13
まあいいや。飯食って寝よう。
続きは明日。
600 :
名無しのオブ:02/11/20 20:14
「600ゲット。おやすみ」
私は眠りについた。
「うう〜ん・・・」
なにやら私の胸に誰かが触ってる感じがする。
602 :
名無しのオプ:02/11/21 04:14
それは地球だった。
603 :
名無しのオプ:02/11/21 04:38
なんだ地球か・・・。
寝よ。
ジリリンジリリン
俺のチンポが鳴った。
そろそろ起きる時間だ。
俺は着替えて病院へと向かった。
俺は病室に通され、ベッドに横たわり、とりあえず眠りについた。
606 :
名無しのオプ:02/11/23 14:05
目がさめると俺は全裸で病院を後にした。
607 :
名無しのオプ:02/11/23 14:06
外は吹雪だった。
ティンティンが寒さで縮んでしまった。
山道を歩いてると小さな小屋を発見した。
踏んづけた。
610 :
名無しのオプ:02/11/23 16:31
吹雪の中で建っているのが不思議なくらい古びた小屋だった。
とりあえず、ここで天候が回復するのを待とう、と俺は小屋の扉を開けた。
611 :
名無しのオプ:02/11/23 16:53
「いらっしゃい!」
612 :
名無しのオプ:02/11/23 16:54
目つきの鋭い板前が俺を迎えた。
613 :
名無しのオプ:02/11/23 17:13
俺は空いてる席に座った。
「生たのむ」
614 :
名無しのオプ:02/11/23 17:34
「お客さん。生はないんですよ」
板前の包丁が鈍く光った。
「かわりに死・・」
言い終わらないうちに俺は小屋から飛び出した。
615 :
名無しのオプ:02/11/23 17:41
走った。
雪が俺の顔を打つ。
616 :
名無しのオプ:02/11/23 19:01
勢いよく転んでしまった、しばらく起き上がれないほど頭を打ち付けた。
頭から生暖かい液体がしたたり落ちた・・・血だ、相当ひどく頭を打ったようだ。
病院を探さなければ、しかし・・・ここはどこだ?
いや・・・俺はどうやってここまで来たんだ?
体から物凄い勢いで血の気が引いた。
「いったい俺は誰なんだ」
617 :
名無しのオプ:02/11/23 19:09
「それに俺の顔をいきなり打った、雪とかいう女・・・だめだ!名前しか思いだせない!」
その時、倒れた俺の頭上に影が覆いかぶさった。
「まだいたのか!」
618 :
名無しのオプ:02/11/23 21:17
叫んだ後、我にかえる。私は全裸で何をしているのか。現実はどれだ・・・。私には千の人格が、ある。
619 :
名無しのオプ:02/11/24 01:35
い っ た い ど う な っ て し ま う の か ! ?
(ガチンコ風に)
「ん〜?もうそろそろ飽きてきたし終了にすっか?」
621 :
名無しのオブ:02/11/24 13:40
「終わるにはまだ早い」
いきなり私の目の前に、男が現れた。
「なぜですか?」
私は男を睨みつけた。「それとあなたは何者ですか?」
男はニヤリと笑って、
「さて、何者なんだろうねえ?まあ名無しのオブとでもしておくか」
男はくわえていたタバコに火を点けた。
そしてふうっと煙を吐いた。
「詳しくは900あたりに逝ったら話してやるこのスレの真実をな」
タバコをもみ消して、男は去っていった。
私はこれからどうしようかと思案した。
気がつくとわたしはベッドに横たわっていた。
隣には見知らぬ青年がいた。
青年は全裸で、その胸にはナイフが刺さっていた。
623 :
名無しのオプ:02/11/24 17:39
「あっはっは、何てケッサクな格好で死んでるんだ!」
私は大笑いすると、その青年そっくりに顔を変えてみた。
625 :
名無しのオブ:02/11/24 18:34
くだらねえ。実にくだらねえ。
そう思った。
626 :
名無しのオプ:02/11/24 19:00
そんな15の春でした。
627 :
名無しのオブ:02/11/24 19:40
つぎ逝ってみようか!
628 :
名無しのオプ:02/11/24 20:45
その声に励まされて、わたしはベッドから立ち上がった。
「とりあえず、900まで逝ってみるか……」
そう呟いて、ベッドに横たわる青年を見下ろす。
まずは、こいつを何とかしなければならない。
629 :
名無しのオプ:02/11/24 21:23
オレは固く怒張した陰茎を、彼の肛門に押し当てた。
630 :
名無しのオプ:02/11/24 22:42
こ・・・肛門が笑っている!
肛門「おい、テメーそんな腐ったチンポ俺様に入れるつもりか?」
すると急に青年が宙に浮いた。
「くらえ肛門ビーム!」
青年の肛門から青色の光線が発射された。
「つらぬけ 波ーーー!!!」
私はチンポから超高速のザーメンを発射した。
光線とザーメンが激突する。
633 :
名無しのオプ:02/11/27 03:43
青年「お前等止めろよ。俺がアホみたいだろ。」
私は目を覚ました。妙な夢を見ていたようだ。
夢の中で私は青年をレイプしようとしていた。
私にその気はないはずなんだが…。
ところで、夢の中に出てきた青年の顔には見覚えがあった。
彼は高校の頃の親友、日野高志だった。
635 :
名無しのオプ:02/11/27 14:05
いや・・・、違うぞ!よく見ると、日野日出志だ!
ベティちゃんかもしれない。
637 :
名無しのオプ:02/11/27 17:21
まあ、そんな事はどうだって良い。
今日は彼女の家に行く約束をしてるんだ。早く行かなくては。
彼女の名は鈴木早苗。歳は14歳の中学生だ。
急がないと早苗との約束に遅れてしまう。
俺は駆け出した。突然、トラックが飛び込んできた。
安らかそうな運転手の寝顔。
それが俺がこの世で見た最後の光景だった。
トラックにはねられ俺は即死した。
639 :
名無しのオプ:02/11/27 18:06
俺の魂は霊界へと飛びすさび、しかし行き場のなかった俺は
閻魔大王に霊界探偵に任ぜられ、再び下界へと戻って来た。
そして、取りあえずトラックの運転手を探し出して決の穴にぶち込んでやった。
この出来事がきっかけとなり、やがて俺のもとへ依頼人が現れるようになった。
依頼人「尻の穴に妖怪がいるんです。」
俺はぶち込んでやった。
38口径のブローニングだ。
依頼人は瞬時に蜂の巣となり、俺は依頼人キラーとの通り名を持った。
644 :
名無しのオブ:02/11/27 18:42
そのかわり、依頼人が来なくなった。
自殺願望者は来るんだけどね。
というわけで俺はこれからはフランクに生きることにしたんだ。
だから依頼内容も 「古い屋敷、怪しい島、村、城の事件に限ります」とした。
予想に反して即座にやって来た依頼人は俺に名刺を差し出した。
「島村城・・・さんですね」
646 :
名無しのオブ:02/11/27 19:06
オレは38口径のブローニングをぶっ放した。
そして依頼人は瞬時に蜂の巣となったのさ。
そろそろ昼飯にしようとした。
「 が!」
よく聞こえなかったが、女の声だった。
よく聞こえるように聴診器を胸にあててみよう。
そして胸に手を当て、自分についてよく考えてみた。
俺は地獄に革命を起すことにした。
まず手始めに地煉獄一丁目の屁こき爺の家を破壊することに決めた。
屁こき爺の家は22階建ての超鋼鉄の壁で出来ている建物だ。
家ごと吹き飛ばすのは難しいだろう。
難しいのでやめた、寝る。
651 :
名無しのオプ:02/11/28 00:02
起きると何時の間にかに蘇っていた。
私はさっそく早苗の家に向かった。
家に着いたものの、俺は何故か早苗の家の前で立ち止まった・・・・
急にトイレに行きたくなったのである、『やばい?!』と思ったけど、早苗家のトイレ
を借りることにした。
ピンポーン チャイムを鳴らした
はぁーい。
俺だけど
「つらぬけ 波ーー!!」
ドアの向こうからいきなりビームが放たれた。
俺の肉体も魂もビームによって消滅した。
一方、京都では奇妙な殺人事件が起こっていた…。
連続強姦事件が起こっていた…。
しかも強姦の対象は美青年に限られていた…。
第一の犠牲者は小学校の校庭で衆人監視の中、
バックから犯されていた。
事件のタイトルは「チョコバナナ連続殺人事件」。
しかし、一部のマスコミから強姦ではなく
強 男 ではないのかと指摘され、警察当局は、
男男
「知るか、そんなもん」と口を閉ざした。
そして「チョコバナナ連続殺人事件」は迷宮入りとなってしまった。
それから30年後…
七人の悪魔超人が地球にやってきた。
「ミート君バラバラ殺人事件」の幕開けであった…。
その事件の詳細については集英社コミックス「キン肉マン」に譲り、ここではつまびらかにしないことにする。
…と言って1は長い話を一段落させた。
狂人のたわごとに付き合わされるのは苦痛だった。
だが、私は1から聞き出さねばならない。
1を発狂させた怪事件「悲惨な1殺人事件」の真相を。
662 :
名無しのオブ:02/11/30 09:58
しかし、いつまでたっても動かないな。こいつ。
1は無言でうつむいたまま、じっとしている。
私は1を起こそうと手を伸ばした。
触れない。なぜだ?
手はイヤに冷たい何かに触れている。
よく見ると1が、私の手と手を合わしているようだ。
いや違う。しかし、そんな……馬鹿な!
私が触っているのは鏡だった。
「嘘だろ?」
私はつぶやいた。1もつぶやいていた。
663 :
名無しのオブ:02/11/30 10:07
まあどうせ夢だと思ったので、それは無視をしよう。
「なんでもかんでも夢にしてんじゃねえ!」
いきなり後ろから怒鳴られた。
664 :
名無しのオプ:02/11/30 15:42
アダ・マウロだった。
が、これも夢だった。
おれが目覚めると当たりは暗闇に閉ざされていた。
おれは手探りで壁のスイッチを押した。
すると…
666 :
名無しのオプ:02/11/30 17:22
壁が倒れた。
667 :
名無しのオプ:02/11/30 17:31
おれのベッドの下には見たこともない女性の首が転がっていた。
赤い血たまりに浮かんだ、二十代くらいの女性の首。
おれは見てはならないものを見たような気がして、思わずもう一度消灯した。
もう一度つけると、首どころか血だまりすら無かった。
翌日、ニュースを見てその女性が山の中でバラバラ死体となって発見された事を知った。
668 :
名無しのオブ:02/11/30 18:24
「いったいアレはなんだったんだ?」
おれは倒れた壁を片付けながら(倒れたのは寝室ではなく外の塀だった)、
論理的に
>>667での出来事を解決できないか思案していた。
669 :
名無しのオブ:02/11/30 18:28
しかし、なにも思いつかなかった。
しかし、なぜ壁を倒れたんだ?
これじゃドリフのコントだよ…。
と思っていたら頭上に洗面器がふってきた。
私は気絶した。
671 :
名無しのオプ:02/11/30 19:55
本質直感を使う時が来たのだ。私は意識を集中させた。千の人格がざわめく。そして、浮かんで来たのは―――アダ・マウロ!
そ、そうか!わかったぞ!!
犯人はアタマノウシロにいる!
そうか!こいつか!!
このお碗のお風呂に入った目玉のお化けが犯人かっ!!!
私はそのお化けを握りつぶした。
これで悪夢は終わったんだ。安らかに眠ることにしよう・・・・
モンゴイカ
…1はうつろな目をしながら妄言を吐き続けている。
ますます言っていることが支離滅裂になっているが、
もう少し、900にたどりつくまでは話に付き合うことにしよう。
「犯人は息子じゃない…、父親だ…。」
1は再び話しはじめた。
「ふむ…、では動機はなんなんだ?」
「…見られたから…。」
「何を見られたんだ?」
「オナニー…。」
「ゴラァ!!いい年しておなってんじゃね〜」
「ピヱ〜ン(泣)」
「まっ、見られたのはしょうがない・・・、カツ丼食ってマターリしろや」
「いっただきまぁ〜す」
カツ丼を幸せそうにたべました・・・・・。
679 :
名無しのオプ:02/12/01 16:57
そんなプレイをして店を出た。
680 :
名無しのオブ:02/12/02 18:32
「おい」
いきなり後ろから声がした。振り向こうとした。
「振り向くな!」
と怒鳴られ、背中に何か押し付けられた。
「ティンポじゃねえぞ。本物のチャカだ!」
「まじで!」「おう、マジだ」
そんなこんなで俺はむりやり歩かされ、ある場所についた。
「ここは?」
「ここはだな……」
「後楽園ドーム地下闘技場だ。」
男は背中から銃を放した。
男は私の正面に回り、素顔を見せた。
「い…、猪狩寛治…!」
「おっと、お前の相手は俺じゃないぜ。
シコルスキー。」
682 :
名無しのオプ:02/12/03 00:46
蠅が飛んでいる
「うんこ殺人」(山田風太郎とは無関係)
今日、帰宅したら玄関の前に巨大なうんこがあった。
俺はうんこをした奴をブチのめすべく、うんこ犯人を
探すことにした。だが、うんこ事件が世にも奇妙な
連続殺人事件の幕開けになろうとは、この時のおれには
知る由もなかった。
684 :
名無しのオプ:02/12/03 03:04
なーんてね。
したの俺だし。
686 :
名無しのオブ:02/12/03 17:25
そんな事を考えつつ、俺は地下から脱出した。
あ
はは
ははは
はははは
ははははは
687 :
名無しのオプ:02/12/03 17:27
おまえか!ようし、分かったぞォ、そんならなァ、
688 :
名無しのオプ:02/12/03 20:12
それはそんな私の作った館、雲谷館でおこった惨劇である。
689 :
名無しのオプ:02/12/03 22:21
こ・・・この館は・・・確か、以前にも・・・。
脳髄の中で快活な声がした。「つぎ逝ってみよう!」
その声とともに軽快な音楽が流れ始め、体育マットが敷かれるや黒縁眼鏡の中年男が登場。
「綾辻君、君の運動神経を計るテストをするがいいかね?」
私は頷いた。
「では、まず側転をしたまえ。」
〜綾辻禿斗の回復編スタート〜
690 :
名無しのオプ:02/12/03 22:40
「んなっ!?そ、そんなこと僕にできるわけないじゃないですか!」
「いいからやりなさい!これは君のためでもあるんだ。実は君は・・・・」
「ちょっと待った!」様子を見ていた私は耐えきれず割り込んだ。
「それを云ってはいけない」
私は言った。
「なぜだ」
「狂って死ぬ恐れがないことはないんですが」
私は混乱していた。千の人格・・・・。
691 :
名無しのオプ:02/12/03 22:47
綾辻(私もだが)は、しきりに頭をかきむしっている。私にはその意味が分かっていた。人格が増殖を開始したのだ。
「ゴルァ」
「む・・・綾辻君平気かね?」
「ゴルァ」
なんと俺のチンポの先から白く濁った液体が出てきてしまった
694 :
名無しのオプ:02/12/03 23:23
私の「千の人格」を失念していた!
う、う、ウきょーー!!だ、駄目だぁ!
綾辻が頭をかきむしる度に毛が抜けていく。
どんどん生え際が後退していく…。
やがて尻の毛までも後退をはじめ・・・。
そしてアソコの毛までもが全て抜け落ちた・・・。
698 :
名無しのオブ:02/12/04 13:49
「という映画を見たんだよ」
「そいつはすげえな」
1さんはにっこり笑った。
「おもしろく無かったけどね」
「あっそ」
「それからね、こんな事があったんだ」
そして、続きを話し始めた。
しかし、その続きを話してしまうと、ネタバレに当たるので、
ここで詳説するのは控えることにする。
そのとき、鋭い叫びが響き渡った。
「おい!(メール欄)の中で人が殺されているぞ!」
「なんだと!」
私はメール欄を確認した。そして叫んだ。
「なんてこった。密室殺人じゃないか!」
おまけにメール欄1からもメール欄2が。すなわちコレは・・・
「やっぱりメール欄じゃんか!」
私はまたもや叫んでいた。
わたしこと702は「だからメール欄なんだって!」
そう叫んでいた。
こんなことを叫んだことを、母親には知られたくない702だった。
702はもっぱらアイコラ作りに夢中であった。
706 :
名無しのオブ:02/12/05 18:12
「そんな事、どうでもいいよ……」
私は1さんを睨んだ。
「んーちょっとばかし脱線しちゃったなあ」
そう言って1さんは頭を掻いた。
「それでどうなったんだ?」
「ああ。その後ね…」
「布団に入って寝たんだ」
目が覚めるとその布団は毛まみれだった。
しかも、その毛はすべて縮れていた。
つまり、その毛は陰毛だったのだ。
大量の陰毛は一体何を意味しているのか?
意味など無いわけだが。人間どもめ。
体中ツルツルになってしまった・・・・・
712 :
名無しのオブ:02/12/06 13:32
「そんな訳で育毛剤を買うはめになっちゃったんだ」
「ご愁傷様」
1さんは苦笑いした。
「で、薬局に行ったんだ」
「ふむ」
713 :
名無しのオプ:02/12/06 13:42
「ちょうど薬局では年に一度の戒厳令が敷かれていてね・・・」
「ふむ」
「自衛隊員がレジにいたんだ、そこでぼくは
芋虫ごろごろ
715 :
名無しのオプ:02/12/06 14:52
してみたわけなんだが、それを見た自衛隊員が
『その回転!北朝鮮で訓練されたものだな!』
って見破っちゃうんだよ〜」
716 :
名無しのオプ:02/12/06 15:15
「ふむ」
「その後、自衛隊員が恐い顔で追いかけてくるんだ。僕は必死で
芋虫ごろごろし続けたよ、そしたら井戸に落っこちちゃったんだ」
717 :
名無しのオプ:02/12/06 15:35
「ふむ?」
「あ、井戸の枠をどうやってのぼったのか?って言いたいの?
そりゃ超伝導さ!」
と、アダ・マウロは言った。
そうだよな。
アダ・マウロ。
千の人格と千一番目の人格。
721 :
名無しのオブ:02/12/06 17:58
「ところでアダ・マウロってなにさ?」
1さんは知らないようだった。
722 :
名無しのオブ:02/12/06 18:23
「西沢学園のCMにでてた人らしい」
Googleで検索したところ、そういう事が分かった。
「ふーん」
723 :
名無しのオプ:02/12/07 02:24
「つまりね、井戸のなかに西沢学園があって、自衛隊と敵対するために
芋虫ごろごろを教えているわけ」
724 :
名無しのオブ:02/12/07 20:58
「そうなのか」1さんは目を点にしている。
「嘘だよ。んな事より続きを」
「はいはい。井戸に落っこちて…」
僕は真実を話した。。
「お、、、落ちてから、、、、、、。 なんか、井戸には水がたっぷりで、首筋あたりまで水につかっていたんだ・・
そしたら、水が踊り出して・・・・貞子が出てきたんだ。。。」
「お前、嘘はよせ!!」
「本当だよ!! 嘘言ってもしょうがないだろ!」
「証拠をみせろ!!」
証拠?!・・・証拠なんて・・どこにも・・・はっ!!
+++俺はひらめいた+++
「証拠は、冨山の黒部・・・・五丁目の角をまがったところだよ・・そこに貞子がいる。」
われわれは、そこに向かった・・・
726 :
名無しのオプ:02/12/08 14:01
しかし、それこそがアダ・マウロだったとは、その時知る由もなかった。
727 :
名無しのオブ:02/12/08 16:58
「最初から分かってたら面白くないもんな」
「当たり前だよ…」
一方そのころ関東拘置所から3人の凶悪犯罪者が脱獄しようとしていた。
729 :
名無しのオブ:02/12/08 19:09
一人は殺人犯。
一人は強盗。
一人は下着ドロだった。
730 :
名無しのオプ:02/12/08 19:14
三人の共通点、それは全員が西沢学園の出身だということ。
731 :
名無しのオプ:02/12/08 19:23
凶悪な下着ドロ。
それはいったいいかなる下着ドロなのか?
732 :
名無しのオプ :02/12/08 19:41
頭にローソク、手には散弾銃、腹の周りに自爆用のダイナマイト。
ますます思考は鋭利さを増し、いよいよ 解決の為の情報は出揃いつつある。深遠なる推理は私の脳髄の中心で展開中だが、今はまだ明かすときではないだろう。
三人の凶悪犯
殺人鬼「山田勘平」
強盗「佐藤浩二」
下着ドロ「ホルヘ・ルイス・ボルヘス」
は別行動をとっていた。
殺人鬼山田は腹が減ったので食料を手に入れることにした。
山田は公園で食事中のサラリーマンが食っている
ハンバーグ弁当を奪い取った。
しかし、このハンバーグ弁当には恐るべき秘密があったのだ。
なんと、そのハンバーグは実は…。
地球だった。
サラリーマンは山田の腕を掴んだ。
「その地球は妻の手作りだ。返してもらおう」
「手作りの地球だぁ?てめえ、それは俺の所有物なんだよ!」
山田はおもむろにポケットからナイフを取り出し、男の喉を切り裂いた。血液が飛び散った。その様子を眺めながら、山田は思った。この男には愛する妻と三歳になる娘がいるだろう。地球を左手で鷲掴みにして持ち、その場を去った。
738 :
名無しのオプ:02/12/09 17:01
いっぽうその頃ボルヘスは、バベルの図書館で
この物語のつづきを捜していた。
739 :
名無しのオプ:02/12/09 17:35
「見当たらぬ」
ボルヘスは書架をあさった。
「ここにない本など存在せぬはずなのに…」
ボルヘスは焦った。
「続きはビデオなんだよ」
突然、後ろで声がして、ボルヘスは驚いた。
振り向くと、一人の男がいた。
「続きを知りたければ、このビデオを買うんだね。20ドルだ。」
この、容貌が天才バカボンを彷佛とさせる男。名をメル・ブルックスと言う、映画監督だが
初対面である上に、盲目である、ボルヘスがそれを知る由もなかった……。
740 :
名無しのオブ:02/12/09 18:46
いっぽうその頃佐藤浩二は、
盗んだバイクで鼻歌を歌いつつ、夜の帳の中を駆け抜けていた。
「むーすんだバイクで走りやすう〜♪ゆく先も分からぬまま〜♪」
歌詞を間違えてる事には気づいていなかった。
おまけに鼻で鼻歌を歌わずに、バイクで鼻歌を歌っていることにも気づいてはいなかった。
742 :
名無しのオブ:02/12/09 19:17
「それがどう関係してくるんだ?」
1さんがいきなり別な話をしだしたので、私は多少困惑していた。
しかし、1さんはニヤリと笑った。
「もうちょいしたら分かるよ」
三人は西沢学園で落ち合うことになっていた。
が、しかし3人の脱獄犯を捕らえるため
警視庁は3人の特殊刑事を出動させた。
ファイナルアンサー刑事
モーニング刑事。
惨!姑の作った料理をトイレに流す鬼刑事
の3人はさっそく行動を開始した。
盗んだバイクで逃走中の佐藤浩二の首が切断された。
ファイナルアンサー刑事の仕業だった。
「それ刑事ちゃうやん!」
私は思わずツッコミをいれた。
「まあ、いいや。それで?なんで殺したんだ?」
続きを聞くことにした。
ちゅぱかぶら始めました
とっても―――良い音がした。
749 :
名無しのオプ:02/12/11 16:17
「実は強盗にあってたのはファイ刑事の実家だったんだ」
「なんだって!」
「強盗の佐藤が実家を荒らしたせいで、ファイ刑事のエロ本がお袋と親父に
見つかってしまったんだ」
「か、かわいそうに」
私の目から一粒の涙がこぼれ落ちた。
泣いている........なぜだ?
そう、私も家族にエロ本を見つけられたことがあったのだ。
しかも妹に........
「君は人の痛みのわかる人間だね」
1さんはそう逝った。
そこに突然妹が現れた。
妹は言った、私モーニング娘。かUFCに入りたいの。
何を馬鹿なことを言っているんだ、と私が言おうとした瞬間。
地獄逆探偵が妹を攫って行ってしまった。
私はまた1の話を聞くことにした。
「ところで1さんUFCってなんなんですかね?」
752 :
名無しのオブ:02/12/11 18:32
「モー娘はやめとけ」
「なんでぇ〜?」
「あれの時代はもう、終っている」
「それならUFCにはいるもん!」
「なんだよそれ。未確認飛行物体か?」
「それはUFO!」
「んじゃあ『名探偵は君だ!』とかいってミステリモノをやってるが、
毎回同じ外人俳優を出演させて失笑を買い、
国文所長や滝沢や嵐が珍推理を披露してこれまた苦笑を買ってる」
「それはUSOよ!」
753 :
名無しのオブ:02/12/11 18:39
と、妹と話したことを思い出した。
754 :
名無しのオブ:02/12/11 19:14
私はそれを1さんに話した。
「結構前の事だったんだけどね。
もう分かってたんだ。モー娘人気は終ってた事に」
「ふうん。で、UFCはどうなったんだ?」
「結局ね、わからなかったのさ。だから1さんに聞いてるんだ」
1さんは苦笑いした。
「知らないよ」
1さんは私に「アメリカの格闘技団体だって言う以外はね」と言った。
あとどうやら女子は入れないらしい。
私が安心していると地獄逆探偵の死体を担いだ裸の妹が入ってきた。
よくみると股間にチムポが生えていた、2本も。
「鷲は漢じゃぁーーー!!」
妹いや弟は絶叫していた。
そして1さんは「これが事件の真相ですよ」と笑っていた。
戸惑う私に1さんは「わかり易く言うとこういうことです、つまり、」
1さんは解説を始めた。
「双頭の鷲・・・」
757 :
名無しのオプ:02/12/11 20:15
「な、なるほど」
私は感動のあまり涙を流した。
「これで私の話は終わりです。アディオス!!」
そして1さんは去っていった。
あとには、私とダブルチムポの妹が残された。
758 :
名無しのオプ:02/12/11 20:32
「お兄ちゃん、くわえて」
759 :
名無しのオプ:02/12/11 20:39
「という事です」
1さんはコーヒーを飲んだ。
「はい?」
僕は混乱していた。さっき去ってたんじゃ?
「アレも話しの一部ですよ。てゆうか
>>746から別の話をしてたんですよ」
「はい?」
ますます混乱した。
「あなたは一人っ子でしょうが」
「あっ!」
私は愕然とした。そのとうりだ。私に兄弟は…いない。
「僕の友人の話をしてたんですよ。あなたはそれを自分と思い込んでたんです」
「ありゃま」これは恥ずかしい。
1さんは続けた。
「なんか話してるうち、あなたが飽きたから別な話しろっ、
て言ったんでしたんです」
「ああ。そうだったね」
760 :
名無しのオプ:02/12/11 20:42
「でも
>>794でのファイ刑事ってのは?」
「ファイ・チョン刑事の事です。
ファイナルアンサー刑事とは別人です」
761 :
名無しのオプ:02/12/11 20:44
「それと、間違ってます。
>>749です」
「ありゃま!」これも恥ずかしい!
762 :
名無しのオプ:02/12/11 20:51
「それはもういいから!続きを話してよ!」
「はいはい」
763 :
名無しのオプ:02/12/11 20:53
羞恥を誤魔化すためにも私は言葉を重ねた。
「だーかーらー、なんで? なんで殺したのさ? えええっ?」
殺害理由――正直どうでも良い。
しかし私は私の過ちを揉み潰す必要があった。
それに些細なミスを指摘する相手への敵愾心も。
「はいはい続きね続き続きっと。ええーっとですね……」
764 :
名無しのオプ:02/12/11 21:05
「後にしましょう」
ありゃ?
「今は話すべきでは無いと判断しましたんで」
「えー」
「ボルへスはどうしていたのかを先に話しましょう」
765 :
名無しのオプ:02/12/11 21:14
「そうそうボルヘスねボルヘスははは最近どうよボルヘス?」
なにげに調子を合わせながらも私の焦燥は高まる。
ボルヘス――そいつ誰だっけ???
ボルヘスは寿司職人。
満月の夜になるとカリスマ寿司職人に変身する。
ははっ、冗談はほどほどにしとけよ。
おばあさんが川で洗濯をしていると大きな桃が降ってきました。
桃はおばあさんの頭に直撃しました。
割れたおばあさんの頭からボルヘスが出てきました。
ボルヘスはおばあさんを桃太郎と名づけ川に流しました。
「全ては、いまの出だしで始まる昔話の見立て殺人だったのだったのだった。」
770 :
名無しのオプ:02/12/12 18:52
「んなわけ無いか…」
私は自分の頭を呪いたくなった。
くだらない事ばかり考える自分の頭。いや、脳か。
「どうかしましたか?」
「あっいや何も」
私は手を振った。「続けてくれ、1さん」
ちなみにボルヘスは凶悪な下着ドロだった。
しかも、彼が標的とするのは、40代後半から60代前半の女性が
身に付けたものばかり。
色はベージュかラクダ色。
盗賊の美学とはかくも孤高なものであろうか……。
772 :
名無しのオプ:02/12/13 18:39
「まああなたの幼女趣味よりかはマシだと思うんですが……」
「ちょっと!それは言わないでよ。てかなんで知ってるの!?」
「小学生を見るといつもこうふ…」
「シャラーーップ!!!!」
私はこれ以上はやばいので、はぐらかす事にした。
「それよりボルヘスはどうなったんだよ」
「それはですね…」
773 :
名無しのオプ:02/12/13 18:46
>>739でビデオを購入したボルヘスは、自宅に居た。
ビデオを見るためだ。
デッキにいれてスイッチ・オン!
・・・・・・・・・・・・。
「なんでこりゃあああ!!!!」
ボルヘスは絶叫した。
774 :
名無しのオプ:02/12/13 18:46
「それはまた次回に譲るとして…」
1さんは無表情で遠慮した。
「ボルヘスなんかよりも今考えるべきことがあるでしょう」
「何ですかそれは」
「考えるべきことの主題を他人に求めてはいけません」
775 :
名無しのオプ:02/12/13 18:48
「んもう。1さんったら、気になるとこで話切っちゃうんだから〜♪」
「その喋り方はキモいからやめてください」
「はい…」
776 :
名無しのオプ:02/12/13 18:53
「第一、私は思うんですよ…」
1さんは神妙な顔つきでテーブルの端を叩いた。
「デッキに入れてからスイッチ・オンじゃなくて、この場合は再生ボタンなんですが」
「どうでもいいじゃないですか」
「スイッチ、つまり切り替えと再生は同じだと思っているのですか?」
777 :
名無しのオプ:02/12/13 20:45
「んー実はレンジに入れちゃったとか。
これならスイッチ・オンでも不可は無いよ」
「どっからそんな発想が出たんですか?」
「デッキっといってもさ、
ビデオデッキじゃ無かったという可能性に賭けたんだけど」
「はあ?」
「無茶かなあ?」
「無茶苦茶です」
「やっぱり?」
「自覚してたんかい!」
「おっと、1さんったら関西風つっこみ!」
「黙れ(爆」
「ハイ…」
778 :
名無しのオプ:02/12/13 21:26
「いいですか!
スイッチ、つまり切り替えと再生は同じだと思っているのですか?」
「微妙ぉ〜」
「殴り殺すぞ……」
「すみません」
779 :
名無しのオプ:02/12/14 11:19
「あっ話が脱線してきたんで閑話休題しようよ」
1さんはいまにも殴りかかってきそうだったので、
はぐらかす事にしようと私は判断した。
「うーんそれもそうだね」
よっしゃ!成功。
「じゃあ
>>773の続きと逝きますか。
ボルヘスが見たビデオの内容とは……」
780 :
名無しのオプ:02/12/14 17:37
「なんでこりゃあああ!!!!」
ボルヘスは絶叫した。
「何てことだ…。クソッ、脱獄なんかするんじゃなかったぜ」
「そのとうりだったよ…ボルヘス」
「!!」
振り向いた先には男が立っていた。
「山田!!」
殺人鬼、山田勘平だった。
「なぜここに?」
「それより……グッ」
山田は膝をがっくりと折った。背中から血が流れていた。
「どうしたんだ!」
「モーニング刑事に…やられた。佐藤も
>>745でファイナルアンサー刑事に…」
「なんだと!」
「逃げろ。惨!姑の作った料理をトイレに流す鬼刑事がここにくる…」
「しかし…」ボルヘスは山田を見た。
「俺はもう駄目だ。逝けよ…ボルヘス」
「……わかった」ボルヘスは頷いた。
781 :
名無しのオプ:02/12/14 17:51
物凄い速さでガクガク頷いた。
782 :
名無しのオプ:02/12/14 19:35
そしてボルヘスの首はコロンと床に転がった。
「!!」
「残念でした」
首の無いボルヘスの後ろには、
惨!姑の作った料理をトイレに流す鬼刑事が立っていた。
「遅かったか……」
山田はそう呟くと、目を閉じた。
惨!姑の作った料理をトイレに流す鬼刑事は無線を手に取った。
「任務完了しました」
そして、
783 :
名無しのオプ:02/12/14 19:39
すべては終った。
「というわけ」
Σ(゚Д゚;)「終わりかい!」
784 :
名無しのオプ:02/12/14 19:46
「やだなぁ、この叙述トリックにまだ気付かないんですか?」
私を眺めながら1さんはニヤニヤと含み笑いをした。
785 :
名無しのオプ:02/12/14 19:49
Σ(゚Д゚;)「マジでわかりません!」
と、言ったのはアダ・マウロだった。
アダ・マウロは不敵な笑みを浮かべながら近付いてきた。
787 :
名無しのオブ:02/12/14 20:44
アダ「わかんないから教えてよ」
私「えーどうする?1さん」
1さん「まあ、いいでしょう」
アダ「さすが1さん!」
私「じゃあ話してよ」
1さん「わかりました……」
788 :
Σ(゚Д゚;):02/12/14 21:27
,,‐´ __ ヽ
∠-‐´,, -‐' ´ ll ll ll lll ll ヽ
/ ll lll lll ll lll ll ヾ
/ ,, ‐; ‐' ~ ll ll lll lll ll |
,-‐', '´ ll lll lll /| ll ll ll ll |
./l , -‐'´ ll lll /ll/. | .iヘ lll ll ll |
.ll/ / l /ll.//l/ |ll| | llヽ、 lll ll |
/ ll./ ll.∠// .l/ , |.|-‐|.| ̄ヽ、 ll. lll |
./l//l / / `ヽ、| / | | ::\ ll ll|
../ //.|.=====、 __ ========::::| .l⌒ヽ .|
./ | ` ‐--゚‐/,::: '''' ` ‐-゚--‐ ' ´ ::|ll|⌒l | |
| :::/,:::::::: :::| |⌒l |lll| みんな・・・
. | ::/,::::::::::::: :::|l|6ノノ .|\ 神の手で殺されたのだっ・・・!
. |. /,:::::::::::__:::) :::::||、_ノ |::::::\
. l.(_:: :::::::/l ll|::::::::::::|
. l.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :::::::/ | lll |::::::::::::::|
l、 ___ ::::::/: | ll|::::::::::::::::|
_, -/l、  ̄ ̄ :::::/:: | |:::::::::::::::::|
_, -':::::::/::::::!. ::::/::: |.|:::::::::::::::::::|
::::::::::::/::::::::::ヽ、 :::/::: |:::::::::::::::::::::|
:::::::::::/::::::::::::::l::ヽ、 ::/::: /l:::::::::::::::::::::|
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::/:::::::::::::::::;:へ::::::::| /:::;:へ::::::::::::::::::::::|
789 :
Σ(゚Д゚;):02/12/14 21:28
私・アダ「えええええマジッすか!!!!」
1さん「なんとなくやってみただけ」
【お知らせ】
2〜789はなかったことにしてください!
791 :
Σ(゚Д゚;):02/12/15 12:42
アダ・私・1さん「えええええマジっすか!!!!」
792 :
名無しのオプ:02/12/15 13:37
8年前の加藤が死んだ日・・・俺は今でも鮮明に記憶している。
そう、あの日の加藤はどこか違っていた。
793 :
名無しのオプ:02/12/15 14:00
加藤の死は事故だった。
冷たくなった海に浮いてるのを見つけたのは加藤の妻だった。
純一はその前日、加藤と夜中まで飲んでいた。
794 :
名無しのオプ:02/12/15 17:01
いや、むしろ加藤を飲んでいた、といった方が正しいだろう。
純一は加藤を頭から飲み込んだ後、海まで行き脱糞に及んだ。
糞になった加藤は波間にゆらゆらと揺れていた。
795 :
Σ(゚Д゚;):02/12/15 18:35
Σ(゚Д゚;)ばっちいなあ、おい!
「くそー、うんこだけにくそー。」
糞まみれになりながらも加藤は生きていた。
「ちくしょー、純一の野郎ブチ殺す!
まずは凶器を買いに行こう。」
加藤は糞を洗い落とし東急ハンズへ向かった。
脱糞した後、純一は家に帰って風呂に入ることにした。
しかし風呂釜が故障していたので、純一は銭湯に
出かけた。自転車で銭湯の前まで行くと見覚えのある
人物に出くわした。
「加藤…。」
茶。
799 :
名無しのオプ:02/12/17 00:00
そこに居たのはお茶を飲んでる加藤だった。
「やあ、久しぶり純ちゃん。」
8年前と変わらぬ姿。
「純ちゃんも銭湯に入りにきたの?」
8年前と変わらぬ声。
「そうだ、背中の流しっこしようよ」
8年前と変わらぬ笑顔。
「でも僕って臭いから銭湯入れてもらえるかな?」
すべてが8年前のままだ。
私は答える「大丈夫だ、おまえは臭くない」
そう答えながらも私は嗅ぎ覚えのある悪臭を加藤から感じていた。
「うそ言わないでよ、純ちゃん。僕はあの日から、8年前のあの日からずっと純ちゃんのうんこ臭いんだ」
800 :
名無しのオプ:02/12/17 00:10
オカマモードの加藤「浩二」。
8年前、俺とのハードスカトロプレイで死んだ、加藤真由美の第7人格。
一方その頃、悪の秘密結社がすべての「加藤」を
抹殺する計画を立てていた。
802 :
名無しのオプ:02/12/17 16:36
そして組織の中でも生え抜きの殺し屋・山田は悩んでいた。
果たして「高遠」は「カトウ」に含まれるのだろうかと……。
803 :
名無しのオプ:02/12/17 19:57
「高遠」
この秘密結社「志村村」の大首領様の苗字でもある。
「高遠」が「加藤」に含まれるなら、大首領様も殺さなくてはならない。
「部長、高遠は加藤に入るんですかね?」
山田は志村村の総務部長石井に質問した。
「逆に質問しよう。バナナはおやつに入ると思うかね?」
俺が小学生の頃はバナナはおやつだったはず…。
山田は質問に答えた。
「部長のバナナを入れてください」
ズン。
山田の菊座に熱くて硬いモノがぶちこまれた。
807 :
名無しのオプ:02/12/18 15:42
ぶ・・・ぶっちょう〜〜〜〜
俺は嬉しさのあまり脱糞した。
808 :
名無しのオプ:02/12/18 17:10
という夢を見た。
目覚めが悪かったので、二度寝することにした。
810 :
名無しのオプ:02/12/18 18:05
「こらっ、たけし! いつまで寝てるの!」
しかし、オレの名前はたかしだ。オレは起きる必要がないと判断し、
眠りへと落ちていった。
812 :
名無しのオプ:02/12/18 18:17
どんどん落ちていった。
どんどん橋もついでに落ちた。
814 :
名無しのオプ:02/12/18 18:26
しかし暗黒館は落ちなかった。
けれど抜け落ちていく。
そして綾辻の頭は堀井雄二並の惨状に…。
817 :
名無しのオプ:02/12/19 13:00
枕元には、黒ずんだバナナが一本ひっそりと置かれていた。
「で、結局これはおやつなのか? それとも昼食の一部なのか……?」
バナナだと思ったら切断されたチンポだった。
819 :
名無しのオプ:02/12/20 17:19
まさに殺人方程式−切断されたチンポの問題である。
820 :
名無しのオプ:02/12/21 00:24
兄は僕の前に座ると、両手を開いた。
「さぁ、チンポを切らなければならなかった
理由を考えてみようじゃないか」
僕は言った。
「去勢の本質は、性差におびえる自我による子供時代への回帰を目指した夢想の封じこめだ。
それは観念の倒錯でもある。この事件の犯人がわかった。
ニコライ・イリイチだ!彼を追うんだ!そして彼を殺す!」
いつのまにか、僕は、机にしまっておいた軍用拳銃ルガーに弾をこめながら、
マーラーの「大地の歌」をくちずさんでいた。
「生は暗く、死もまた暗い」と。
しかし、疑念もあるのだ。
彼の身体に銃弾を撃ち込むことは、道徳的なのか。
なぜなら、彼、ニコライは私なのだ!
私は「自分で」切り落としたのだ!
フッサールを召喚せねばなるまい・・・。
823 :
フッサール:02/12/21 18:24
髪の毛フッサール。
誰かよんだ?
よし、願いをひとつかなえてやろう。
何でも言うがよい。
鼻毛もフッサール。
824 :
名無しのオプ:02/12/21 21:51
フッサール様。
私は、百万ドルを取り返したいのです。
825 :
名無しのオブ:02/12/21 22:52
そう、あいつに騙し取られた百万ドル。
「詐欺の基本は信頼を得ることさ。あの郵便局員だって、そうだろ?」
などとぬかしたあいつ。
そう、あの神父が言っていたではないか。
「今回の事件は、『見えない男』による犯罪だ」と。
なぜ、郵便配達夫の存在に気づかなかったのだろう?!
いや、まだ間に合う!あいつの居場所の見当はつく。
どっちが、頭がいいか教えてやる!
身長145cmの僕は、奪われた百万ドルを取りかえすための竹馬を買いに、雑貨屋へと走った。
827 :
名無しのオプ:02/12/22 13:38
うまくいった。今度の仕事も上出来だ。
俺は、パブで祝杯を挙げていた。
ビールのジョッキを持ち上げようとした、その時。
ものすごい形相の男が、
竹馬に乗って現れた。
よく見ると竹馬じゃなくて竹輪だった。
「おいおい穏やかじゃないな。
まるで『私の百万ドルを返してください』って顔に書いてあるみたいだぜ?
さながら油性マジックで、くっきり書いてあるみたいだぜ?
まあ座れよ。そんな竹馬になんて乗ってないでさ。
とりあえず中生でいいよな? 頼んでおくよ。
だから――その間に洗面所に行って、その顔の落書きを落としてこいよ」
俺は奴に湯気を立てるおしぼりを手渡した。
830 :
名無しのオブ:02/12/22 17:15
「……」
奴はおしぼりを顔にあてた。
「!!!!!!」
すぐ投げ捨ててしまった。
「おいおい、なんだよ?」
俺は奴の行動に多少腹が立ったが、
「あっついっつーの!」
といわれ、微笑した。
831 :
名無しのオプ:02/12/23 00:59
なんだ? こいつは笑ってやがる。
俺が熱がっているというのに。
怒りで目の前が真っ白になった。
俺は竹馬を振り上げていた。
「バリーーーツ!!」
俺は、そう叫ぶと、ライへンバッハであった鹿撃ち帽の男から習ったマーシャルアーツの技を用い、
目の前の「笑う男」に
竹馬を振りおろした。
833 :
名無しのオブ:02/12/23 16:26
なんだこいつ。
ほほえましかったから笑ったのに、逆切れしやがった!
俺は竹馬を紙一重で避け、懐からベレッタを取ろうとしたが、
「でりゃ!」
竹馬による第二撃が俺の手に命中。ベレッタを落してしまった。
「ファーック!」
第三撃が俺の腹に当たる。グフッ。俺は吐きそうになった。
足がすべって、俺は床に倒れた。いや違う、足払いをくらったのだ。足首が痛む。
チクショウ、なんなんだよ。
竹馬の先が顔にせまる。
俺はそれを転がって避けた。
と、右手に何か触れた。ベレッタだ!
俺は急いでベレッタを握りしめ、起き上がると同時にカウンターへ飛びこむ。成功。
するとそこにはパブのマスターが隠れてたので、思わず首を下げる。
マスターは苦笑いをして、手を振った。すまねえ。
俺は立ちあがってベレッタをブッ放す。
奴は物陰に隠れてしまった。しかし、竹馬はモロ見えだ。
竹馬に三発撃つ。竹馬はポッキリ折れた。
これで奴には武器が無くなった。俺はアウトローの気分になった。
カウンターから出ようと俺は身を乗り出した。
その途端、俺の手からベレッタがはじき飛ばされた。
愕然とする俺の視界に、蹴上げられた足先が映る。
しまった! いつの間にか奴はカウンターの陰に転がり込んでいたのだ。
奴の背の低さを計算に入れていなかった己れを罵りつつ、俺はカウンターを乗り越えた。
素早く振り向くと、ちょうど起き上がった奴と目が合った。
どちらも素手。条件は互角だ。
どうする?
と、そこで俺は重大な問題に気がついた……
835の俺って、どっちの「俺」なんだ?
「僕」ないし「私」だった奴は身長145cmと自己申告してるが、
もし身長が同じくらいだったら区別がつかない!
837 :
名無しのオブ:02/12/23 17:39
いや、そんな事はどうでもいい。
なぜなら俺の身長は172pだ。
「僕」だった奴の腹に蹴りをぶちかます。
「はあっ」
しかし奴はジャンプして蹴りを避けやがった。まずい。
足払いをくらう。またか、くそっ!
俺はしりもちをつかされた。と同時に奴の足が顔にせまる。
「わあ!」
俺はガードを試みるが、衝撃を殺しきれない。床に上半身が叩きつけられた。
838 :
名無しのオブ:02/12/23 17:52
俺の腕がじんじん痛む。しかし折れてはいない。
だが、倒れてる俺の腹に奴が乗ってきた。ぐえ。
顔面を殴ろうとしている。俺は飛んできた奴の右拳を受け止めた。そしてフルパワーで握る。
「ぎゃあああああああああ」
奴は悲鳴をあげた。
839 :
名無しのオブ:02/12/23 17:56
俺はチャンスだと判断して、奴の体を左手で突き飛ばした。
そして俺は立ち上がって、奴の腹を蹴っ飛ばした。今度は当たった。
「ぐえええ」
奴が悶絶する声がパブに広がった。
俺はベッレタを拾って、まだ手付かずのビールを飲んだ。
うまかった。
その時
「もうやめてーーーー!」
店の奥から一人の女が、泣きながら飛び出してきた。
その女は、
841 :
名無しのオブ:02/12/23 18:12
「アマンダ!」
マスターの奥さんだった。
「つーか遅いっちゅうの」
俺はため息をついた。
842 :
名無しのオプ:02/12/23 18:27
俺はなんとなく傍に落ちていた竹馬を手に取った。
「いい竹馬ですね〜。竹が違う。やっぱり京都産ですか。」
そう俺は竹馬マニアだったのだ。
843 :
名無しのオブ:02/12/23 18:34
「でも折れてるのが残念だね」
竹馬の真中がポッキリ折れていた。
「それ折ったのお前だろ……」
奴はよろよろと立ちあがった。
「おう、大丈夫か?」
「よく言うぜ……」
844 :
名無しのオブ:02/12/23 19:42
俺はケラケラ笑った。
「さて、どうするんだ?百万ドル返してほしいのか?」
「あったりまえだろ!」
奴は顔を真っ赤にした。そりゃそうか。殴られるためこんなとこまで来るわけねえな。
「でも、返してあげなーい」
「!」
奴はまた飛びかかってきた。
だがそれは一直線にだったため、ジャンプしただけで避けれた。ドカッ。
奴はカウンターに突っ込んだ。
「もうやめってってば!」
マスターの奥さんがヒステリックに叫ぶ。もう帰るか。
「おあいそ〜」
俺はちょっと多めに勘定を払って、店を出ようとした。
「ん?」
店の表に、人が集まっている。
その真中に死体があった。脳天を一発。撃ち殺されている。
「ひでーなあ」
と呟きつつ、道を歩いて気づく。
「やべえ!!!」
あれは俺がブッ放したベレッタの流れ玉が当たったんだと。
845 :
名無しのオブ:02/12/23 20:16
俺は急いでパブに戻った。マスターが俺を見て、
「おや、忘れ物かい?」
「ちょっとね」
俺はカウンターに突っ込んだ奴に近づくと、右手にベレッタを握らせた。
「マスター、ちょっとお願いが……」
「なんです?」
「銃はこいつがブッ放したと警察が来たら言っておくれ」
俺は札束をフトコロから出して渡した。
「いいよ。君とは知らない仲じゃないしね。でもコレはいいよ」
札束を付き返そうとしたので俺は、
「まあまあ、取っといてよ」
と言った。
「でも、それ愛銃じゃないの?」
と言って、ベレッタを指差す。
「この場合はしゃあないさ」
「じゃあ、これあげるよ」
と言って、カウンターから銃を投げてきた。
「おお!ワルサー!」
「ルパン好きでしょ?」
マスター愛してる〜!
俺はスキップで店を出た。
と、その瞬間。
俺の脳裏に疑惑が走った。
奴、というか竹馬は俺がベレッタで撃った時、
確かカウンターから見て右側に位置するテーブルの陰にあった。
このバーの入り口はその反対側。
跳弾だとしても不自然すぎる。
左手に握ったワルサーの銃把は心なしか熱かった。
847 :
名無しのオプ:02/12/23 20:39
それもそのはず、ワルサーPPKだと思っていたのは、
自分のちんこだったのだ。
848 :
名無しのオプ:02/12/23 20:40
……酔ってるなあ。自分。
849 :
名無しのオプ:02/12/23 20:43
というよりも、ちんこが左に寄っていた。
850 :
名無しのオブ:02/12/23 20:44
俺はそれを修正しつつ、歩いた。
しかしチャックを閉め忘れていたため
チンポが露出していることに彼は気づかなかった。
852 :
名無しのオブ:02/12/23 21:15
すると後ろから足音がかすかにした。
あきらかに足音を殺しつつ歩いている。……怪し過ぎるぜ。
俺はワルサーの安全装置をはずすと同時に振り向く。
「!」
そいつはびくっとしつつも、懐から銃を出した。
おや、トカレフかい。そいつなら安心だ。
そいつはトカレフを撃った。もちろん俺に向けてだ。
だがトカレフは反動がでかいうえ当たりにくい。弾は完璧に外れている。
「バーカ」
俺はワルサーをブッ放した。
そいつは後ろへぶっ飛んでいった。
「ははははははは」
笑ってしまった。
853 :
名無しのオプ:02/12/23 21:25
「いったい誰なんだ?」
俺は倒れた男に近づいた。
「加藤・・・・」
そうそれは死んだと思われていた加藤浩二だったのだ。
「なぜ加藤が・・・。」
加藤浩二は、盗んだバイクで鼻歌を歌いつつ、夜の帳の中を駆け抜けていた。
「むーすんだバイクで走りやすう〜♪ゆく先も分からぬまま〜♪」
歌詞を間違えてる事には気づいていなかった。
すると
「か〜〜〜〜〜と〜〜〜う〜〜〜〜!!」
後ろから、自分を呼ぶ声がする。
加藤浩二は後ろから聞こえてきた声に、つい後ろを振り返った。
すると、そこには、関の孫六をふりかざす
上半身裸の三島由紀夫が、物凄いスピードでバイクを追いかけてくるのがみえた。
「――冗! 談! だろ!」
加藤は叫ぶ――言葉は疾風で飛ぶ。
右グリップ――一気に開けては拙い。じりじりと捻る――アクセル全開!
加速!
だが、しかし!
飛ばす視線――バックミラー。
小さな長方形に切り取られた反射の視界――埋め尽くされている。
血まみれで微笑む笑顔に埋め尽くされている。
埋め尽くされている――肉迫する三島の笑顔。
「か〜〜〜〜〜と〜〜〜う〜〜〜〜!!」
その声は、すぐ耳元で聞こえた。
っていうか――既に真後ろにタンデムされていた。
加藤の腰に回された三島の腕――ぎゅっと力が籠もる。
「くらえ三島スープレックス!」
三島は加藤の腰に腕を回しスープレックスで
加藤を投げ飛ばした。
加藤は地面に叩きつけられた。
「フ…、即死だな…。」
「それはどうかな?」
ズタボロになった加藤の体にヒビが入った。
そして中から粘液まみれの奇怪な生物が飛び出した。
858 :
名無しのオブ:02/12/24 14:25
などと腐った妄想をしてしまったのは、やはり酔ってるからだろう。
こいつは加藤じゃねえ。
俺は死体を担ぐと、河口に投げ捨てた。ドボン。
俺はワルサーを懐にしまって歩き出した。と、
「待てええええええええ」
と叫び声がして、後ろを向くと、
「ああ?」
ベレッタを構えつつこっちに走ってくる奴がいた。
「にゃにい!?」
「ぶっ殺す!」
俺は物陰に飛びこむと同時に銃声がしたので、俺はワルサーを取り出した。
本気でキレてやがる。
俺は牽制のため三発撃ち、物陰から飛び出した。しかし奴は予想外の事をしてきた。
「だりゃあああああ」
ベレッタを投げつけてきたのだ。俺はそれをみごとにキャッチする。
よく見るとベレッタは弾切れになっていた。
「うおおおおおおおおおおお」
奴が突っ込んでくる。やけくそになったのだろうな。
俺はワルサーを撃った。右肩に一発、左足に一発命中した。
奴はその場に崩れ落ちた。
859 :
名無しのオプ:02/12/24 14:26
しかし、弾丸が右肩に一発、左足に一発命中したのは実はオレな訳で、
とても痛くてやりきれないので保健室に向かった。
860 :
名無しのオブ:02/12/24 14:31
俺は奴の額にワルサーの銃口を突きつけた。
「さて、どうする?」
「………」
と、パトカーがこっちに来るのが見えた。
「ちぃ!」
俺はワルサーで奴をぶん殴って、ベレッタを残して逃げた。
パトカーの運転席のガラスは銃弾を浴びて割れている。
たぶん、奴が撃ちこんだのだろう。
俺は走る事に専念した。
861 :
名無しのオブ:02/12/24 14:34
ちょっとばかし頭が混線しているのは、酔ってるせいだ。
862 :
名無しのオプ:02/12/24 14:41
そして、いつの間にか再びちんこが左に寄っているせいだ。
「な、なに?」
俺は自らのちんこを見て驚愕した。
さて、なぜ彼はちんこを見て驚いたのか?
正解は870にて発表されます。
864 :
名無しのオブ:02/12/24 16:46
俺は走った。
ひたすら走った。
とにかく走った。
雨ニモマケズ風ニモマケズ。
気分は宮沢賢治です。
865 :
名無しのオブ:02/12/24 17:57
「あっははははは、あっははははは、あっははははは、あっははははは〜」
どこからともなく馬鹿笑いが聞こえた。
「誰だ!」
俺は叫んで笑い声がした方を見た。歩道橋にマントを着た男がいた。
「ははははははっはは!私の名グハァ」
俺はワルサーで男を撃ち落とした。しゃべり終えてなかったが、なんかウザかったからだ。
男は空中で一回転して、道路に叩きつけられた。
ぐしゃっ、と音がした。
866 :
名無しのオブ:02/12/24 18:25
馬鹿だね。手すりの上になんか乗るからだ。俺は男に近づいて言った。
「あばよ!バカ」
そして夜。
イソノ家では。
密室殺人が起こっていた。
イソノ家が左に寄っていた。
「ちゃーん、ばぶぅ。」
タラちゃんの死体の前でイクラちゃんが包丁をもてあそんでいた。
「な、なんてこった…。」
ノリスケとタイコはこの状況をなんとかすべく知恵をしぼった。
その頃、カツオはワカメのワカメ酒を
堪能していた。
ぢゅるる ぢゅる ぢゅる
「おおワカメよ。私のワカメよ。堪らぬ。堪らぬよ。
おまえの穢れなき割れ目が堪らぬ。
ワカメのワレメだよ。
ふははワカメのワレメとな。
これは滑稽滑稽かな」
「っつーかさカツオ兄ちゃん? あんたアタマ大丈夫?」
「ふははアタマはイガグリ坊主さ大丈夫だ」
ぢゅるる ぢゅる ぢゅる
一方――イクラちゃんは、むしろタラちゃんの屍体を
も て あ そ ん で い た
主に――性的な意味で。
875 :
名無しのオプ:02/12/25 01:37
磯野家の面々は海外に逃亡することに決めた。
しかし乗った飛行機は墜落し、磯野家の面々は
海の幸に転生した。
サザエ壺焼き(゚д゚)ウマー
カツオたたき(゚д゚)ウマー
イクラ丼(゚д゚)ウマー
鱒寿司(゚д゚)ウマー
ワカメ酒(;´Д`)ハァハァ
というとんでもないAVを見てしまった俺の心境は、
「……最悪です」
しかもクリスマスにという点をふくめてだ。(ちなみにタイトルはイソノ家の一族)
「………」
俺は立ちあがって、窓を開けた。雪が降っていた。そこへ俺は叫ぶ。
「ファアーック!!!」
まじキレしそう。道行くカップルがこっちを見ている。へっ。
俺は窓を閉め、ため息をついた。
さて、どうするかな……?
俺は思案する事にした。
878 :
名無しのオプ:02/12/25 18:06
一方秘密結社志村村では、忘年会が開かれていた。
首領高遠がサンタクロースの格好をして冬のボーナスを配る。
高遠「えー、今年わが志村村は1万2千人の加藤を始末しました。
この数字は去年の2倍以上の成果です、なので今回のボーナスはだいぶ弾んだつもりです。
来年も頑張って加藤を殺しまくりましょう。」
上機嫌な首領
高遠「そして世の加藤どもに我らの恨みを思い知らせてやるのです。
あの伝説の番組「かとちゃんけんちゃん」に置いて我等が敬愛する志村けん様よりも前に名前が出ている、という恨みを」
そこまで喋った時一人の社員が立ち上がった、殺し屋山田だった。
山田の右手にはワルサーが握られていた。
そして、その銃口は高遠の向けられていた。
そう!山田はドリフターズに怨みを持つ、圓楽師匠の放った刺客だったのである・・・。
880 :
名無しのオプ:02/12/25 18:47
しかし高遠は動じない。
「ああ、ピストルだね。うってごらん、うってごらん。ホラ、心臓はここだよ」
「ウヌ」
怒れる山田は引き金を引いた。しかし・・・
「ハハハ、どうした山田君。カチカチ言うばかりで弾は出ないようだね?」
山田は狼狽した。
なぜ弾がでないのか。
「そうか。たまちゃんのせいか!」
山田は会場を飛び出した。
山田はたまちゃんを探した。
しかし見つからなかった。
「くそっどうすりゃいいんだ」
とその時山田はボブサップを発見した。
「とりあえず、氏ねえええ!!」
山田はボブサップに突っ込んでいった。
二時間後、山田はぼろぼろになって会場に戻ってきたのであった。
「ハハハ、どうした山田君」
そして高遠は爆笑したのであった。
しくじったか山田!
通信衛星「昇天一号」で、山田と、高遠のやりとりをみていた 圓楽師匠は唇をかんだ。
「ならば最後の手段だ!」
圓楽師匠は手に持っていたスィッチを押した。
殺し屋山田の体内に仕掛けられていた、爆弾が、それに反応した。
「痛いよ〜痛いよ〜お腹が痛いよ〜」
突然山田が苦しみだした。そして次の瞬間・・・。
ブリブリブリブリブリトニーーーーーーーーーー!!!!!
885 :
名無しのオプ:02/12/26 00:10
山田は爆発した。
そして仕掛けられていた
「キラークイーンバイツァダスト」
が発動し時間は1の書き込み時に戻った。
「おい!起きろよ!」
そういわれて、俺は目をさました!
どうやら時計が止まっていたらしい。
夜中の3時半とおもっていたら、まだ8時・・・おもっていたほど、ねてなかったというほうが正しいのだが、ほとんど眠ったという実感はなかった。
「加奈子か?」
この部屋の鍵を持ってるのは加奈子だけだ。当然加奈子のはずだと思ったが、返事は違った。
「どうも、九州大学に勤務する、若林と申すものです。」
目が暗闇に慣れてきた。どうも相手は白衣をきて、髭を蓄えた老人のようだ。
若林は言った。
「容態はどうですか?何か変わった事は?」
そう聞かれて、俺は周りを見回した。変わってるどころじゃない!ここはアパートじゃない!
病室だ!何故!
そう思った時、となりから、女性の声が聞こえた。
「 アアーーーーーーーーーーッ…お兄サマァアーーーーーーーーーーッ……」
そこには国家的陰謀が渦巻いていた!
「ニシザワガクエ〜ン」
ぶぅぅぅんんん・・・。
混乱する俺の耳元で、長身の若林はこう囁いた。
「実はですね、あなたは記憶を失っているのです」
「エッ」
俺の顔から血の気が引いていくのがわかった。何となく予感がしていたので……。
だが若林は無表情のまま、こう付け加えた。
「あなたにはこんな予言がされているのです。
『一郎は仏像の首を捻って殺さるべし』と…」
という内容のミステリを読んでた俺の所に電話がかかってきた。
「へい」
「よう。詐欺師」
「高宮か?どうした」
「お前にちょっと依頼してえことが」
「いやだ」
「!?」
「今ミステリ読んでんだ。今度にしてくれ」
「はぁ?なんて本?」
「一朗と仏」って本だと伝えると、
「なんでぇ。読んだ事あるぞ。俺」
「ふーん」
「ちなみにはんに」
ガチャ。俺は電話を切って、読書を再開した。
891 :
名無しのオプ:02/12/26 20:04
「あなたにはこんな予言がされているのです。
『イチローは大魔人の首を捻って殺さるべし』と…」
892 :
名無しのオプ:02/12/26 20:38
活字が、頭の中にまったく入ってこない。
俺は、それでも読み続ける。
「あなたはデビルレイズへ行くべきです…」
その言葉を目にした時、頭の奥深くで何かかが反応した。
思い出そうとしても、出てこない。デビルレイズ・・・
894 :
名無しのオプ:02/12/26 23:09
あぁ、デビルレイズ。
895 :
名無しのオプ:02/12/27 00:42
デビルレイズとは加藤が飼っている犬の名前だった。
「ここ掘れ、ワンワン」
デビルレイズは加藤の死体のアナルを指差した。
犬を放り投げると花が咲いた。
897 :
名無しのオプ:02/12/27 01:17
そうか、デビルレイズの行動を監視していれば、加藤の死の謎が
解明できるかもしれなぞ!!
898 :
名無しのオプ:02/12/27 01:42
デビルレイズは口から泡を吐きながら小刻みに痙攣している。
899 :
名無しのオプ:02/12/27 03:08
「クソッ、気づくのが遅すぎた。これではデビルレイズが無駄死にしてしまう」
デビルレイズを助けるためにどうするのか。
俺は医者を探した。
眼鏡をかけたサラリーマンみたいなおっさんを発見した。
「すいません」
「はい?」
「医者を知りませんか?」
「ほう。つまり君はこう言いたいわけだね。
医者はどこだ!」
「そういう事ですから早く教えてください」
俺は少し焦っていた。
医者を連れてくるまでに、デビルレイズの体力がもつかどうか分からないからだ。
「はいここです」
おっさんが指差したのは、
「石屋じゃねえか!」
俺はおっさんにドロップキックをした。
したっつーかくらわせたが正しい。
おっさんはぶっ飛び、水田に墜落した。
俺は立ち去ろうとした。
「まて」
ん?振り向くと、すっかり泥まみれになったおっさんが、日本刀を構えて立っていた。
どっから持ってきたのか不明だが、それを振りかざして襲ってきた。
「めん!」「わひゃあ!」
日本刀による第一撃は俺の目の前を通り過ぎていった。
「どうっ!」「ぬひゃあ!」
第二撃は胴を狙ったようだったが、俺は転がるように避ける。
「つきぃ!!」「どひゃあ!」
第三撃は突きだった。俺は紙一重で避ける。
なかなかな腕前らしい。隙が無い……。
俺は反撃するため、ワルサーを取り出す。
「せいやぁ!」「!」
日本刀が勢いよく俺の顔にせまる。
俺はワルサーの銃口を日本刀に合わせる。
カチーン。
日本刀とワルサーがぶつかる。俺は撃った。
パキィィィン。
日本刀の途中が砕け、本来の長さの二分の一になっていた。
「グッバイ!」
俺はおっさんにむけて撃ちこんだ。
902 :
名無しのオプ:02/12/27 14:34
ところが、なんとおっさんが消えてしまった!
「どこだ!」
俺がそう叫んだのと同時に、日本刀が俺の頚動脈に当てられた。
「クククッ、君は僕が綾辻だとわからなかったのかね? これが君の『最後の
記憶』になるだろう。暗黒館が読めなくて残念だったね、ククク......」
やつの刀が、俺の頚動脈を切り裂いた。
その直後計頚動脈から勢い良くプシューっと...
「あ、誤字ハケーン」
頚動脈が計動脈になってる。
俺はなんか得した気分になった。
と、電話がまた鳴った。
「へい」
「おお、やっと出てくれた。何回かけても留守だったから……」
「高宮。お前しつこい。留守電の録音テープが切れちまったぞ」
「んなこと言うなよ」
「まあ、いまの俺は機嫌が良いからゆるそう。なんだ?」
「お前に頼みたい事がある」
「オーケー牧場と言いたいがダメ」
「はあ?」
「まだ読み終えてない」
「あのなあ」
「つーか主人公がワルサー使ってるとこがええねん」
「なんで関西弁やねん」
「オマエモナー。んじゃ」
「あっちょっと!おい!」
ガチャ。
俺は読書を再開した。
俺は読みなおして愕然とした。
「計頚動脈じゃん!」
…まあいいやと思った。
では読書再開。
906 :
名無しのオプ:02/12/27 21:01
数行読んだところで俺は驚愕した。
俺は悪い夢でも見ているのだろうか。
俺が読んでいた本、それは『暗黒館の殺人』だった。
907 :
名無しのオプ:02/12/27 22:11
| 兄さん、原稿ができたようだよ!!
∧ヘ∧∧ヘ∧──y────────────
< すばらしい!> |できてねえよ!!
VwVVWvwV ┏ 彡⌒ ミ└─y─────────
∧_∧ ∧_∧__.┃(´д`;川
( ・∀・ ) (´∀` )\ ┗ ⊂ ヽ
(つ ⊂) ( ヽ \===丶| ̄ ̄ ̄|
| ̄ ̄ ̄|∬∬| ̄ ̄ ̄| | (│ │
| FMV..|旦旦| FMV | ̄\ ⊆| |
======= =======
しかし、俺が驚いたのは、実はその事ではなかった。
驚いたのは、俺が読んでるこの『暗黒館の殺人』の
メイン・プロットが、あの素晴らしき 2001年度週刊文春ミステリーベスト10(国内編)において
5位に入った『新本陣殺人事件』(矢島 誠・若桜木 虔)と全く同じであり、
見立て殺人の被害者達が、一様に『2チャンネル族』である、と言う事実においてであった……。
「暗黒館の殺人」のカバーをよく見ると
「日音黒館の殺人」だったのに気づいた。
「ふ〜、ちょっと目が疲れたな」
本を閉じ机に置いた。やはり、「日音黒館の殺人」だ。
「んっ!!なんだこれ」
本の間に何か紙が挟まっていた。紙を抜き取り広げてみると
何やら文章が書き込まれていた。
『このスレッドはもうすぐ、醜い1000取り合戦に入ってしまう可能性がある。
その前に、今までのあらすじを書き残してくれないか。私達が生きた証を・・・』
「何だこれは、出版社のミスか? んー誰かの遺書か?」
1000取り合戦、この言葉が何故かとても気になる。1000取り合戦…
「この物語にあらすじなんてものは存在しないのですよ」
後ろから話しかけられ、ビックリした。俺は振り向く。
「やあ、はじめまして」
そこに髪の毛がぼさぼさで、背の高い男がいた。
「……誰だよ?」
「名無しのオブです」
嘘だと思ったが、そこらへんはなにか事情がありそうだったのであえて聞かなかった。
「そこに座って下さい」
そして俺と名無しのオブは向かい合った。
「どういう事なんですか?あらすじが無いって」
「言ったとうりですよ」
名無しのオブはコーヒーを飲む。
俺は水を飲む。
「小説を書く方法は知ってますか?」
「え?」
何が言いたいんだ?こいつ。
「小説を書くには、ペンと紙。もしくはパソコンとキーボードで書く」
「……たしかに間違ってないですが、
私が言いたいのは、小説の書き方です」
それがどうしたってんだ?
「簡単に言うと、プロットを考えて本文を書くんですよ」
「……でそれが?」
「この物語にはプロットがありません」
「え?」
「ですから、あらすじは存在しないのです」
「ちょっと待て!」
俺は叫んだ。
「本当にそんな理由なのか?」
「いいえ。もうひとつあります」
「もうひとう……?」
「作者が、不特定多数だからです」
「え?」
どういう事だ?
「そこまでだ」
いきなり背後から声がかかる。
振り向くと、「名無しのオブ」と名乗った男と
寸分違わぬ風体の男が俺を見下ろしていた。
「ど……どちら様で?」
「コンティネンタル・オプ」
「オプ? オブじゃなくて?」
「オブなんて名乗ってるのは
>>911-912だけだよ、あんた」
「じゃあ、この男は――」
「十人十色というでしょう?そしてリレー形式であると言う事。
それがもうひとつの理由……」
「ああ。そういうことか」
つまりこういう事だ。
この物語は、
本筋となるプロットが無く、
書く人は、一人じゃない。
だから、物語はてんで無茶苦茶になるという事だ。
そして、そんな物語に、あらすじなぞ無い。
「そのとうりです」
名無しのオブはにこやかに笑っていた。
「私が話す事はもうありません。それではさようなら」
「え?」
名無しのオブはあっという間に去っていってしまった。
「………はぁ」
俺はため息をついた。
「……無視とはずいぶんだなあ」
>>913のオブがいた。
「メンゴ」
俺はそう言っといた。
「それとオブじゃねえ。オプだ」
「…スマソ」
「さて、さっさと奴を追うか」
名無しのオプは立ちあがった。
「ところで、さっきのオブは何者だったんだ?」
と聞くと、
「もう、遅いから言わない。
無視したお前が悪い。じゃあな」
「………」
そしてオプは去っていった。
では1000まで軽く暴れるか。
電話が鳴った。取る。
「よう。詐欺師」
「高宮。依頼はなんだ?」
「五千ドルの奪還だ」
「報酬は?」
「全額の10%だ」
「オーケイ。のった」
俺は口笛を吹いた。
「で、五千万ドルはどこにある?」
「へ?何いってんだ。五千ドルだぞ」
「え!マジで?」
「マジだっての。聞き間違えるな」
……まあいいや。どうせ暇だし。
俺は高宮探偵事務所へ向かった。
俺は徒歩で高宮事務所へ向かった。そして、信号をわたろうとすると、俺の横に、
フェアレディZが止まり、窓があいて、中の男が顔をだした。
「俺だよ。西城だよ。覚えてるか?お前、ずいぶんえげつない事やってくれたな?
ドランケの野郎死んじまったぜ?もっとも、お前が出てくると、皆死んじまうんだけどな。
女教師に、こええ中国娘、お前のせいで皆死んじまったよ、この疫病神が!
礼はさせてもらうぜ?お前を不死鳥結社に売り飛ばす。全身切り刻まれて、死にな。
ハッハッハ!5000ドル風情に食い付くとはお前も落ち目だな
おっと!今は月は出ていねえぜ?残念だったな」
そういうと、男は俺に銃口を向けた。
920 :
名無しのオプ:02/12/28 22:36
西城の指がゆっくりと引鉄を引く。
銃口からは万国旗が飛び出た。
「今のはただのジョークだ。」
西城は懐からドスを引き抜いた。
「わが生涯に一片の悔いなし!」
西城は自らの腹にドスを突き立てた。
「アニキーーーーーーーーーー!!!」
道路にうずくまる西城。白色のシルクのシャツゆっくりと赤く染まっていく。
「アニキ。。。もう許さねー高木組ぶっ潰してやる」
西城の腹からドスを引き抜き、俺は高木組の本部がある群馬に向かった。
923 :
名無しのオプ:02/12/29 02:14
遠目に高木組の事務所を窺う。
やはりアニキの形見のドス一本では心許無い。
拳銃が必要だ。
どこかで調達してこなければ。
「すまねえ、アニキ!」
俺は、北方組の売人の元に走った。北方組はアニキと対立している暴力団だが、
俺には、北方組にしか、つてがなかったのだ。
「チャカを売ってくれ!」
俺が北方組の出張所に顔をだすと、出張所には、五人の男がいて、そのうちの一人の男が、
振り向いた。
やばい!若頭の大沢だ。こいつとは、昔、一悶着あったっけ。
「あの事」を忘れてくれていればいいのだが……。
大沢はその筋では知らない者のいない有名なホモだった。
美青年である俺は大沢にレイプされかけたが、俺は大沢を
ぶちのめし、逆にレイプしてしまったことがあるのだ。
だが、やはり忘れていなかった。
「きーさーまー!」
大沢は銃を抜いた。その他の奴らも銃を構えた。うわぁん。
「殺す!」
何発か銃声がした。俺は被弾する事を覚悟していた。だが、
「ぐう」
大沢とその他がうずくまっていた。
「?」
「ついて来て正解だったな」
俺は後ろを見た。アニキに知り合いである男が、ワルサーを構え立っていた。
「詐欺師さん……」
「よう。子分」
詐欺師は笑った。
俺は子分に言った。
「群馬にきたらお前の姿が見えてよ。…とっとと銃を拾えよ」
「あ、はあ」
子分は銃をかき集める。その背中に質問をする。
「高木組はどこにある?」
「え?」
「俺もそこに用事があるんだ」
「五千ドルでしたっけ?そっそれともアニキの」
「いや違う。五千ドルは別の奴に頼んだ」
「じゃあいったい」
「もっとでけえ宝さ。それもたった一人しか得られない究極の宝」
「なんすか。それ?」
俺はにやりと笑いつつ言った。
「1000ゲットー!さ」
そして群馬で熾烈な1000取り合戦が始まったのだった。
928 :
名無しのオブ:02/12/29 19:39
俺と子分は外に出た。
「まさかこんなもんまで持ってるとはな」
俺は箱を鞄から取り出して見せた。
「なんすかそれ?」
「プラスチック爆弾」
「いっ」
俺は箱を戻す。
「戦争でもする気ですか……?」
「まあな」
「!!」
「高木組の奴らは1000を取るため必死になっている。
だから、戦争する気で逝かないと。生存率はかなり低いぜ」
「……帰っていいですか?」
「いいよ。…でもアニキの仇討ちは?」
「もういいです」
子分は青ざめていた。
「こんな大事に巻き込まれるなら、
俺は嘲られても、帰る」
俺は言った。
「んならはよかえれ」
「はい」
子分は駅に向かって走り去ろうとした。
パーーン。
銃声がした。西城の子分はゆっくり倒れた。
「やっぱりいたか」
俺はライフルを構え走り出した。
929 :
名無しのオプ:02/12/30 03:15
走っている途中で俺は重大な過ちに気付いた。
俺はライフルではなく西城の子分を構えていたのだ。
しかも、なんということだ。高木組の奴らに囲まれてしまったではないか。
いちかばちか、俺は西城の子分の引き金をひいた。
一方、加藤は自分が仕掛けた偽装殺人トリックが
このままでは放置されたまま物語が終了するのでは?
と焦り始めていた。
「しかたない、奴を呼ぶか…。」
加藤は懐中から携帯電話を取り出した。
ぴ〜ひょろ〜ぴ〜ひょろ〜♪
ガチャ
「はい、こちら工藤探偵事務所の工藤ちゃんです。
おい、ナンシー、電話中だよ、そんなとこさわんないでよ。
これは、留守番電話です。
あっ!かほりちゃん!コーヒーはキリマンジャロ1:モカ2:ブルーマウンテン3でね?
お・ね・が・い
あと、
用件のある子猫チャンは、ピーッと言う発信音のあとに、
用件を吹き込んでね?
工藤ちゃんでした!」
ピーーーッ!
932 :
名無しのオブ:02/12/30 15:09
「ファアアアアアアアアアアアアアックウウウウウウウウウウウウウウ(涙」
加藤は携帯を海へ投げ捨てた。
933 :
名無しのオプ:02/12/30 18:38
初めて泳いだ海の底
934 :
名無しのオブ:02/12/30 20:45
……ふっ。くだらねえ。
加藤は冷笑を浮かべた。
935 :
名無しのオプ:02/12/30 21:30
夢はそこで、目覚し時計の音によって唐突にその幕を下ろした。
覚醒と同時に、股間のあたりに寒気を感じる。
海の底を泳ぐ夢を見たためだろうか。
俺は尿を漏らしていた。
936 :
名無しのオプ:02/12/30 21:49
しかし、加藤は自分が早漏だと気づいた。
加藤はズボンとブリーフを脱ぎ捨て、そのまま街へと出かけた。
937 :
名無しのオプ:02/12/30 21:57
レイプ魔としてタイーホ。
されたのは西城だった。逃走をはかった西城は
警官に射殺された。
一方下半身素っ裸の加藤の前に謎の老人が現われた。
「おお、そのチンポは一万人に一人しかいない
伝説のスーパーチンポ!」
老人は叫んだ。
「思い出したぞ!そのチンポ!
そなたは加藤ではない。そなたの本当の名は毒島獣太じゃ!!」
・・・
勘弁してくれ。ジジイ・・・
「実はわしはある大企業の社長なんじゃが
後継者にはスーパーチンポの持ち主を据えると
決めていた。お前が次期社長だ!
なんか事件に巻き込まれてるみたいだけど
ワシの権力でうやむやにしてやる。」
こうして加藤は大企業の社長になり、すべての事件は
うやむやのうちに闇に葬られた。
<完>
「………」
僕は沈黙していた。
最初から読んだが、無茶苦茶すぎる。
「次スレはこんな展開にならないようにしなくては」
「次スレもやるんかい!」
1さんから手痛いツッコミをくらった僕は、
微笑を浮かべた。
「次スレのためにデスカッションしましょう」
「そうデスか」
「えーとなんで無茶苦茶になったのかな?」
「無視するな!ツッコめ!」
1さんはこれまた僕に手痛いツッコミを……(涙汗
「涙汗ってなんだよ!」
「ではHさんの証言を元に検討しましょう」
「Hさんって誰だよ!」
豪華な25歳。
去年まで豪華じゃない金無し君だったけど、豪華なオンラインカジノと豪華なパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、豪華に1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って豪華に賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。これも豪華。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。豪華な暇つぶしになる。
全てが”豪華”。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジで豪華でお勧め。
これ以上の単語が見当たらない程、豪華。
http://www.imperialcasino.com/~1h4n/japanese/ 「はいCMシューリョー。本番いきマース」
「CMかよ!しかもコピペかよ!」
1さんは僕にていた(略
「うわあああんもういいよ!」
(笑
「笑ってねえっつうの!」
「あと本番ってなんだよ!テレビかよ!」
「僕と1さんでお送りしています『オープニングラジオ』のお時間どす」
「ラジオ買うよ!じゃなかったラジオかよ!しかも京都弁かい!」
「それではまた来年」
「終るのはえーよ!」
「戯言だよな…………」
「いーちゃんをパクるなあああああ!!!」
「という事は置いといて。
なぜリレーミステリーは無茶苦茶になったのか…」
「2ちゃんねるだからだろ」
「ああ、そうか」
<完>
「って終るのかよ!」
1さんはぼ(ry
「……今日はこのへんで」
そこまで話し終えた1さんは水を飲んだ。
「お疲れ様」
私は彼にそう言うと、外に出た。
「お疲れ様」
と言う声で振り向くと同僚の医師、丸田乃女(まるたのじょ)がいた。
彼女は私に缶コーヒーをくれた。
「…丸田さん」
「何?」
「私甘党なんですが…」
もらったコーヒーはブラックだった。
「あら。そうだったわね」
丸田さんは優秀なくせに忘れっぽいのだ。
「ところであの患者。どうだった?」
とごまかしてくるのも悪いところだ。私はため息をつく。
「…まあいいや」
「どうかした?」
「いや。なんでもない」
私はあの患者と出会った、いわばファーストコンタクトの時を思い出していた。
945 :
名無しのオプ:02/12/31 21:01
「これが2ちゃんねるか.......、なんて程度の低い掲示板なんだ.........」
そうつぶやくと、加藤は目の前のモニターを叩き壊した。
946 :
名無しのオプ:02/12/31 21:17
壊れたモニターの中に貞子がいた。
947 :
名無しのオプ:02/12/31 21:49
ビデオを見たわけではないので
貞子が襲ってくることはなかった
私が1さんと初めて会ったとき、彼は私の話を聞こうとせずこんな事をつぶやいていた。
妄言がひどいな。
私が彼に持った第一印象はかなり重症だという事だった。
だが話を聞いていくうちに、彼の妄言は小説のようなものだと気づいた。
私はそれを書きとめた。
それは無茶苦茶なストーリだった。
「あけましておめでとう。」
とりあえず私は挨拶した。
「うん、おめでとう」
『彼』は、投げやりに返事を返した。
『彼』はつまらなそうに、テレビの「朝生」を見ている。いつもの病気が始まるのだろうか?
「何が徹底討論だ!茶番じゃないか!何が、新年だ!あけましておめでとうだ!退屈だ!」
『彼』は叫んだ。人並み、当たり前、と言った言葉が嫌いなのである。
「じゃあ、何か未解決の殺人事件でも調べたら?世田ヶ谷一家殺人とか?」
僕は言った。
「ハッ!興味ないね!あれは、警察による地道な捜査こそが解決の糸口となる。そんな事件さ。
ああ、どこかに魅力的な謎はないのかなあ?!」
『彼』はそういいながら部屋をぐるぐる回りはじめた。重症だ。
これはやばい!と思った僕は、『彼』に「ある提案」をした。
「つまらないかもしれないけれど、ある、とびっきりの謎があるんだ。加藤と言う男が殺さ
れるんだけど……」
「ふーん?教えてくれ?聞くだけでも聞いてみよう」
『彼』は言った。よし、うまくいった!これは『彼』が事件に興味を示している証拠なの
だ。
「この匿名掲示板のこのスレッドだけど……」僕は、『みんなで作ろう!リレーミステリ
ー!! 』をみせた。
「なんだ、君は!匿名掲示板なんか見ているのか?くだらん!」
『彼』は、少し怒ったようだ。インターネットを、よく思っていないらしい。
「まあ君の趣味をあれこれ言っても仕方ない「事件」についてよませてくれ。」
『彼』はそういってプリントアウトした『みんなで作ろう〜』を読みはじめた。なんだかん
だ言って退屈なのだ。
「ふむふむ」『彼』は最初、興味がないようにふるまっていたが、五分もたつと、勢いよく
音読しはじめた。
10分後
「君、面白い!面白いじゃないか!」『彼』は叫んだ。
僕は言った。
「そうだろう?匿名掲示板の面白さはそこだよ。右に行くか左に行くかわからない。でも、
おもしろい。
ネタ至上主義の精神だね。プロの作家さんも匿名で書いてるんじゃないかな」
そう言うと、『彼』はあきれたように口をあんぐりとあけて僕を見た。
「君は馬鹿か?これが創作だと言うのか?複数の人間による創作だと?」
『彼』は言った。まるで子供をさとすように。
「だって、これのどこに一貫性があるんだ!思いつきだよ!」
僕は言い返した。せっかく人にものをすすめて馬鹿にされたんじゃすくわれない。
「違うよ、君、これは真実、そして事実だ。ここにはいっぺんの嘘も書かれていないんだ」
『彼』は、相変わらず、さとすように僕に言った。
今度は僕が怒る番だった。
「そんなわけないだろう!加藤が生き返ったり、死んだり、変じゃないか?!」
『彼』は言った。
「わからないかな。視界に入っても、見えず、鼓膜に響いても聞こえない人間はいる。
まあ、悲しむな。世の中そういうものさ」
『彼』はそう言うと、カバンを取り出すと、服を詰めはじめた。
「何をする気だ?」僕は聞いた。
「この事件を解決するのさ。謎をとき、全てをおさまるべきところへおさめる。それだけ
さ」
御手洗潔はそう言うと、部屋を出て言った。
953 :
名無しのオプ:03/01/01 08:59
「メルモちゃんが持っているのは緑のカプセルだったんだ!」
「どういう事だい?」
僕は急いで御手洗を追いかけようとしたが、なぜか体が思うように動かなかった。
それが御手洗を見た最後だった。
御手洗はその後偉い人になったが、ファンには
呆れられるようになった。
ちなみに加藤が死んだり生き返ったりする
謎は加藤が超人だったということで
決着がついた。
955 :
名無しのオプ:03/01/01 12:47
これって次スレ立てるの?
と加藤は聞いてきた。
「ああ、次スレは全寮制の女子高で
起こった殺人事件の話らしい。」
純一は答えた。
「でも、どうせ糞スレになるんだろうな…。」
加藤はため息をついた。
957 :
名無しのオプ:03/01/01 21:52
そのとき加藤は、重大なことに気づいた。
「次スレの1はその後の展開をかなり限定できるではないか!!!」
958 :
名無しのオプ:03/01/01 21:55
「いいか、石岡君。どうして加藤が死んだり生き返ったりするのか、
それは...........
>>959」
加藤は確かにその度に死んでいる。
しかし加藤の共犯者のナメック星人が
死ぬたびにドラゴンボールで
加藤を生き返らせているのだ。
「ってそんなわけないだろう!」
このスレを読んでいた1はブチ切れた。
「よくも俺様の立てたスレを糞スレにィィィィ!」
怒り狂った1は精神病院を抜け出し包丁を片手に街へ飛び出した。
1は後にネオ麦茶、ディルレヴァンガーに続く2ちゃんねる出身の
犯罪者として語り継がれることになるが、それはまた別の物語。
いずれ別の機会にお話することにしよう。
961 :
名無しのオプ:03/01/02 01:21
しかし、そんな機会がおとずれることはなかった。
なぜなら…。
のない海に死す
963 :
名無しのオプ:03/01/02 15:34
【エピローグ】
純一は加藤の墓の前に立っていた。
(もうクスリに頼るのはやめよう…。)
1-962は純一がクスリの副作用で見た幻覚だった。
加藤の死にショックを受けた純一はクスリに溺れる
生活を送っていたが、加藤の遺した手紙が純一の心を救った。
加藤の手紙は次のような内容だった。
『私は今、海の見える喫茶店で
この手紙を書いています。
窓辺から見える海岸がとてもきれいです。
さて、純一さん。この手紙が届く頃おそらく
私はこの世にいないでしょう。
他ならぬあなたの手で私は殺されるはずです。
…しかし純一は加藤を殺していない。
では誰が加藤を殺したのか?
「……あいつだ!」
純一は真犯人の正体に気づいた。
一方、真犯人の秘密基地。
「大変です!気づかれました!!」
「おのれ、こうなったら最後の手段だ!地球を粉々にしてくれるわ!!」
真犯人がスイッチに手をかけたそのとき秘密基地にバイクが飛び込んできた。
「そこまでだ。おまえ達のたくらみはすべてお見通しだ」
現れたのはトイレクリンだった。
トイレクリンと真犯人の死闘は3時間以上も続いた。
「で…、決着はどうなったんだ?」
私は1を急かした。
「…1さん?」
1の体は冷たかった。
「し…、死んでる…!」
969 :
名無しのオプ:03/01/03 09:01
1さんは死んでいました…。
だから事件がそれからどーなったのかはもうわかりません…
でも見てください
1の嬉しそうな死に顔を…。
あなたはこんな顔で死ねますか?
<完>
次スレのために、舞台と登場人物を決めましょう。
>>970 舞台
東北某県式神(しきがみ)村にある異形建築「猟奇館」
猟奇館は、主である、桐生門前院左馬ノ助(きりゅうもんぜんいんさまのすけ)
の自宅である。
彼、左馬ノ助 は、戦後、大衆の娯楽のため「性具(大人のオモチャ)の販売、」「ラブホテルの建設」
を手がけ、「東北のポルノ王」として、政財界に名を響かせるほどの権力者となった。
彼の趣味は、性具のコレクションと自宅の増改築である。
彼は、倒産したラブホテルや、街興しのためのパビリオンなどを、安価で購入し、自宅に
増築したのである。そのため、桐生門前院邸は世界に類を見ない怪建築となった。
これを地元の人間は、「ポルノで稼いだ悪徳な人間の住まい」すなわち、「猟奇館」と呼んだのである。
この猟奇館には、世界の性具(「鉄の処女」などの拷問器具もふくむ)
が分類され陳列されていると言う噂である。
>>970 登場人物
桐生門前院左馬ノ助(きりゅうもんぜんいんさまのすけ)
東北某県にある「式神(しきがみ)村の領主」。「ポルノ王」。謎の死を遂げる。
桐生門前院種馬(きりゅうもんぜんいんたねま)
左馬ノ助の長男。封建的な式神村に嫌気がさし、出奔。亡国で、ボランティアに励むも
地雷をふんでしまい、顔に大やけどをおおう。
以来、いつも宗匠頭巾を被っている。父、左馬ノ助の、死により式神村に帰ってくる。
桐生門前院虎馬(きりゅうもんぜんいんとらま)
左馬ノ助の次男。長男、種馬が失踪したあと、父のあとを次ぎ、性具の販売にせいをだす。
いずれ、自分が「ポルノ帝国」を継ぐ気でいたところ、長男が帰って来たので疎ましがっている。
探偵役
モルワイデ 青司(もるわいで・せいじ)
美術研究家。「猟奇館」を、フランスの郵便配達夫シュヴァルのたてた「理想宮」や、
アメリカのサイモン・ロージャの「ワッツ・タワー」に匹敵する、新芸術ではないかと考え
作家 関口 里美(せきぐちさとみ)とおとずれる。
ワトソン・記述者役
関口 和己(せきぐちさとみ)
美術研究家モルワイデの友人。大学時に殺人事件に巻き込まれ、
被疑者となりそうになったところをモルワイデに助けられる。
そして、その時の心の傷がもとで、一般の生活が不自由になり、
作家を志す。
973 :
名無しのオプ:03/01/04 20:10
登場人物
加藤浩二
8年前に死んだはずの殺人鬼。しかし最近になって
加藤を見た、という人が続出している。
チンコスキー・マンコビッチ
ロシアからやってきた格闘家。
ヒグマを素手で葬り去る実力の持ち主。
ホモでショタコン。
舞台
暗黒館
「暗黒」というおっさんが住んでいる洋館。
別に館内が真っ暗なわけではない。
内装は成金趣味でかなり下品。
秘密の地下室があり、全裸の人間が3人飼われている。
次スレの出だしを考えた方がよさそうだな。
冬。この時期になるといつも憂鬱になる。
タバコをふかしつつ加藤はため息をついた。
……あかん、これ以上思いつかへん。
誰か考えてーな
だめだ、おまえが考えルンバ
また加藤なのか?
ヒマだと思った。
タバコをふかしつつ釜島実篤(かまじまさねあつ)はため息をついていた。
船は結構スピードを出しているのだろうけど、いつまでたっても目的地が見えやしない。
まあ、小さい漁船だから仕方ないか。
「ふぁあ」
これはため息なのかあくびなのかどっちかは不明。
「ねえ!いつ着くんですか!?」
隣にいた三朝笹子(みささささこ)は運転手に言った。
あまりに暇なのでいらだっているらしかった。
しかしその声はエンジン音にかき消されたので運転手には届かなかった。
三朝はそれを無視だと判断して、
「おい!答えろ運転手!」
と怒鳴っていた。短気だなと釜島は思った。
「落ち着けよ三朝くん」
とにかくなだめておこうと判断したからである。
「でも……」
「タダで乗せてもらってるんだから。遠慮しなきゃダメだよ」
「……はあい」
と言って三朝は座る。
釜島はホッと一息ついたのだった。
そして思う。
(なんとしてでも行かなくては行けない。あの島、あの館へ)
そして海を睨んだ。
……という出だしは?
これでいいならリレミス2のスレ作成するけど?
タイトルは「みんなで作ろう!リレーミステリーU!!」で。
訂正。
>とにかくなだめておこうと判断したからである。
↓
>釜島はとにかくなだめておこうと判断した。
だれもなにも言ってくんないんで止め。
どないしょ?