どうよ?
生き埋め
多摩川タマちゃん
馬場
変態
新聞から実際の事件を推理したやつに度胆もってかれた。
nevermoreアゲ
あら? ポーのスレってこんなに少いの?
「落し穴と振り子」だな、やっぱり。
10 :
名無しのオプ:02/09/30 06:33
ポオ派だぞ、おれは
ポーは邪道だ
12 :
名無しのオプ:02/09/30 16:21
江戸川コナンの名の由来が乱歩からで、
その乱歩はポオから名づけてて、
コナンからすると、ポオはおじいちゃんとも言えるわけで。
>>11のスレは、たった9レスで止まっちゃったけれど、
そういうふうに考えれば、なんとなく流れは続いてる。
ドイルはお母さん?
14 :
名無しのオプ:02/10/01 01:30
おお、やはり過去ログがあったのか。
...と思ったら9件。まったりしてるな。
>10
ごめん
>11
ありがとう
初めての探偵小説といわれる『モルグ街の殺人』で(ネタバレ メール欄)とは驚いた。
16 :
名無しのオプ:02/10/01 02:19
強引に気球で月に逝く「ハンスのなんとか」が好きだな
これはSFか
17 :
名無しのオプ:02/10/01 09:39
>>7 「マリー・ロジェ」だっけ?
推理小説ではないけど「メンツェルの将棋差し」を読んだときは
すごいと思った。
19 :
名無しのオプ:02/10/01 15:38
>>18 そこでも語られてるけど、ポオはミステリ以外のものがたまらん。
赤死病の仮面とか、話は単純なのにとても心ひかれる。
20 :
名無しのオプ:02/10/01 15:41
21 :
名無しのオプ:02/10/01 16:11
文学板のポースレは盛況だぞ
22 :
名無しのオプ:02/10/02 23:59
うーん、ミステリではあまり流行らんのやな。
だがしかし、奴の詩的な文面は恐怖あってこそ生きると思うがどうか。
23 :
名無しのオプ:02/10/03 00:01
この人がいなかったら江戸川乱歩も登場しなかった。
江戸川乱歩がいなかったら・・・
って意味のない話をするだけ無駄か・・・
24 :
名無しのオプ:02/10/03 00:18
ポオって幻想の世界と論理性が同居しているところがおもしろいと思う。
そういえばポーの『Hop-Frog』(あえて原題のまま)って、最近の
本でもタイトルはやっぱりあの題名のままなんですかね。それとも
最後に例の注記をつけて、昔そのままの題名なのかなあ。
でもこの作品の原題って、そのまま和訳すると『跳ね蛙』となると
思いません? まあ、確かに【hop】には「片足で跳ねる」という
意味合いがあるのですが。
>25
ちょと前半の文章が変でした。
「最近の本でもタイトルはやっぱりあの題名のまま」
→「最近の本ではタイトルはやっぱり変更されているのでしょうか」
に訂正します。ぺこぺこ。
27 :
名無しのオプ:02/10/30 13:43
昔「黄金虫」(こがねむしでいいのかな?)を読んだな
暗号物だったような
小学生で「モルグ街」呼んで驚愕。
29 :
名無しのオプ:02/11/13 00:26
昭和41年版の世界文学全集のポー全集を持っているのですが
「マリー・ロジェの謎」の最後の方が原作当時の編集部の名で
ぶっちぎられてるのですが、これって最近の版もそうなのでしょうか?
推理小説として読むなら「細かく解明していく最後の部分」を
是非完全な形で読んでみたいのですが
30 :
名無しのオプ:02/11/14 16:19
売ってるのを見たことがない。マジで。
31 :
名無しのオプ:02/11/19 23:07
29ですが「青空文庫」でポー見つけますた。
「モルグ街の殺人」が読めまつ。
黄金虫とマリー・ロジェが作業中らしい。楽しみに待っております。
>30さんも是非どうぞ
32 :
名無しのオプ:02/11/20 10:09
>16
ハンス・プファアルの無類の冒険だな。
あれってMOONLIGHT MILEとかプラネテスの走りみたいに考えてる。
第二部が実際に書かれてたらもっとミステリーっぽくなったかもしれないけど
33 :
名無しのオプ:02/11/20 18:05
世界初の推理小説がモルグ街とは・・・・
本当に非凡だよな・・ポーって・・・
34 :
名無しのオプ:02/11/20 18:43
ポーの初読みは小学生の時にあかね書房の少年少女推理文学全集
だった。ショックを受けた。
赤死病の仮面・・・
あれ読んで後悔した。夜一人で寝れなくなった。むっちゃ怖いよ。気持ち悪いよ。トラウマだよ。頭おかしくなりそうだよ。
でもそれがなんでか快感なんだよなぁ・・・
ああ、また読みたくなってきた。
誰か助けてくれ・・・
36 :
名無しのオプ:02/11/20 18:45
オレは消防のとき漫画で読んだよ。
ほかにも黄色い部屋とかXの悲劇とかが収録してあった。
37 :
名無しのオプ:02/11/20 19:09
ちんばガエルは後味が悪かった・・・
38 :
名無しのオプ:02/11/20 23:08
偉大って評価は事実だが、文学史的な評価が先立ち過ぎて内容までも過剰評価されるだろ。
ボルヘスのまんま受け売りなのが恥ずかしいが。
39 :
名無しのオプ:02/11/20 23:22
>37
自分は寧ろ後味痛快だった「これが俺の冗談の言い納めだ!」
この邦題今でもダイジョブなのかな?
40 :
名無しのオプ:02/12/16 17:24
「黄金虫」って同名の長編あるよね。ポー以外で。
41 :
名無しのオプ:02/12/16 17:42
翻訳題名は確かに黄金虫だが原題はThe Beetle。
ポーの黄金虫はTheGoldBug
黄金虫、(メル欄)から黄金虫を落とすのが子供心に怖かった…。
何故あんなに怖かったのか分からない。
今読むと怖いというより謎解きもんで子供心にはワクワクの筈なのだが
黄金虫のトリックは、シャーロック・ホームズにも使われているのをご存知ですか?
トリックって何? メール欄のこと?
45 :
名無しのオプ:02/12/27 22:24
ミステリの歴史上、もっとも高い文章力があった人だと思う。
こいつの文章と比べると、
クリスティーと二階堂の文章力が似たようなもんに見えてくる。
そこまで神様かなぁ…(ボソッ
黄金虫の暗号のよりどころである(メル欄)って今でも不変なんだろうか
なんか下の方なんか年毎に変わってしまいそうでもある
48 :
名無しのオプ:02/12/28 15:32
題材が面白い。
(^^)
51 :
名無しのオプ:03/02/13 22:33
さるべーじ
52 :
名無しのオプ:03/02/14 01:08
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
58 :
名無しのオブ:03/05/30 21:41
↑こいつを地下室に塗り込めたい
59 :
名無しのオプ:03/05/30 21:43
61 :
名無しのオプ:03/06/08 20:11
あげ
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
(^^)
64 :
名無しのオプ:03/08/02 04:40
山崎居すぎ
死ね
66 :
名無しのオプ:03/08/02 16:42
ポォを主人公にした「エドガ―・ポォ最後の五日間」て小説があるらしいんですが、
誰か読んでませんか?
デビット・リンチが映画化権買ったという作品なんですが、どこにもないんです。
68 :
名無しのオプ:03/08/02 19:58
ポーに限らずだけどさ、生きてる時は不遇で認められずに貧乏で、
亡くなってから名声が高まって本が売れる…ていうのは
しようがないのかもしれないけど、ちょっと納得できない。
その本売った金は、作者に還元されずにどこへ行ってるのか、と考えるとね。
研究のため、って言って墓まで暴いたり、隠してた日記を公開したり。
作家もやはり消費されるだけの芸能人とあまり変わらないのかも。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
70 :
名無しのオプ:03/08/15 23:30
アモンラティアードの酒場読みたい。
保守
72 :
名無しのオプ:04/05/21 17:18 ID:cASdzBJI
ミステリっていうかサイコものの祖ですか?
黒猫、告げ口心臓、天邪鬼、ウィリアムウィルソン、
73 :
名無しのオプ:04/05/21 17:34 ID:TR5yLxi8
未完の長編「アーサー・ゴードン・ピムの物語」を読んだ
なかなか面白い!後半の幽霊船が登場するシーンのグロテスクな描写は強烈
74 :
名無しのオプ:04/05/21 22:30 ID:4mziu+De
>>37 ちんぽガエルって読めた。
蛙状のちんぽが飛んでも飛んでも、体から離れられず、
宿主が痛がってる姿を思い浮かべて、笑った。
>29
世界文学全集というのは、河出書房のやつですかね?
家にあるけど、家のはちゃんと最後まで書かれてるみたいですよ。
昭和41年11月30日H9版発行とある。
77 :
ageついでにマルチ:04/07/30 17:46 ID:lELJBmSd
ポオ小説全集3を買ったんですけど、
「〜山奇談」の「〜山」の部分は何と読むんですか?最後まで分かりませんですた。
78 :
77:04/07/31 15:09 ID:LXZOVIMC
自己解決した。鋸山奇談。
お前が犯人だで使った叙述トリックってなんですか?
80 :
名無しのオプ:04/09/23 14:50:13 ID:DD8BjQky
英語でフリーで公開されているサイト知りません?
シャーロック・ホームズはフリーで公開されているから。
81 :
名無しのオプ:04/09/25 22:52:01 ID:5Ym0/51l
82 :
名無しのオプ:04/09/26 12:19:21 ID:4lZgDzy+
全集の3巻見つけて読んでみたんだけど、難解すぎて何回も読み返さないと理解できない自分はおかしいで
しょうか?江戸川は読みやすかったけど。。
今やっとマリーロジェの謎まで読んだところ。
どの作品にもある冒頭の数行(理念が云々など)が理解するのに時間がかかります。。
83 :
名無しのオプ:04/09/28 11:58:33 ID:UrRyVjJg
84 :
名無しのオプ:04/10/10 01:39:03 ID:3qm6g8OD
マリー・ロジェの謎、最後のダイス遊びの例がさっぱりわからん。
黒猫・黄金虫他四編(旺文社文庫)読了。
解説にポーが従姉妹と結婚したと書いてるんだけど、
うちの百科事典では姪となってる。
どっちが正しいの?
87 :
ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/17 14:38:32 ID:9uRPpmB6
マリー・ロジェの謎が、犯人わからなかったっす。
誰かヒントだけでいいから情報をください。
>87
犯人はオランウータン
>88
ああ、なんてことを
90 :
吾輩は名無しである:05/03/05 00:08:39 ID:phZ9Re0A
999
91 :
名無しのオプ:05/03/15 22:27:29 ID:7l58/EtL
>>87 ちゃんと読めばわかるはず…メル欄
合ってるよね?
92 :
吾輩は名無しである:2005/03/21(月) 12:31:48 ID:phNckluo
98
93 :
名無しのオプ:ミステリー暦165/04/01(金) 08:02:40 ID:+G6bb5PF
ミステリ生誕165周年age
94 :
名無しのオプ:2005/04/13(水) 02:17:15 ID:JNvr+gTe
デュパンって今なら超ど級のひきこもりだよなあ
95 :
名無しのオプ:2005/04/22(金) 22:30:19 ID:Dyqsi6Fa
ポーの「大鴉」を読みたいんですが、どこに収録されているものが良いでしょうか?
できれば文庫でお願いします。
96 :
名無しのオプ:2005/04/22(金) 22:57:50 ID:QrpvHVLx
ロリコン
アル中
偏執狂
ろくなモンじゃねぇな
97 :
名無しのオプ:2005/04/22(金) 23:54:03 ID:Va7bIgli
>95
学研M文庫「ゴシック名訳集成 西洋伝奇物語」
あるいは創元推理文庫「ポー 詩と詩論」
後者は品切れか?
98 :
名無しのオプ:2005/04/23(土) 08:57:21 ID:DM5gS/tz
99 :
20面相:2005/04/24(日) 06:48:36 ID:ib5EzA/C
創元推理文庫の「ポー 詩と詩論」なら「大鴉」ならずポオの全ての詩と評論(詩に関して)
が入っていてお得だと思う
100 :
名無しのオプ:2005/04/24(日) 11:24:46 ID:8u68uQJr
100オランウータン
101 :
名無しのオプ:2005/04/25(月) 17:35:52 ID:MCmUSDBl
101匹大烏ちゃん
102 :
名無しのオプ:2005/04/26(火) 19:16:47 ID:fu9G+/+J
文庫の全集で一番面白いのは何巻ですか?
103 :
名無しのオプ:2005/04/26(火) 23:43:42 ID:9Ov5Prw0
何巻かしらんが素直に「黄金虫」が入っているのがおもしろい。
「落し穴と振り子」もいいが、あれはオリジナルのリラダンの方が面白いと思う。
いや、別にポオが模したとも思わないが、リラダンの方が時代も古く日本語訳が面白かったので。
104 :
名無しのオプ:2005/04/27(水) 05:31:51 ID:MsYO4CBj
>>97-99 ありがとうございます。創元を探してみて品切れだったら岩波にしますね。
105 :
名無しのオプ:2005/05/07(土) 14:00:40 ID:jDOytmrH
四巻がおすすめです。
ほかの巻にくらべて読みやすいし、なんか佳品がそろっているという感じです。
106 :
名無しのオプ:2005/05/08(日) 02:56:08 ID:hJzIFwD0
ナンタケット島出身のアーサー・ゴートン・ピムの冒険に出てくくる原住民の言葉
「テケリ・リ!」てのに笑ったな、ラヴクラフトを先に呼んでいたおれとしては。
あれはクトゥルーに分類してもいいと思う。
107 :
名無しのオプ:2005/05/08(日) 05:01:42 ID:qSn8klLu
ポーの一族から逆向きで本家にたどりつきますた
108 :
名無しのオプ:2005/05/09(月) 23:13:38 ID:eJXQyKdO
あまり知られていないポオの遺作『灯台』
人知れぬ夜の灯台にて奇妙な気配が・・・
ロバートブロック辺りが引き継いでたが
読みたい!!
109 :
名無しのオプ:2005/05/23(月) 02:48:33 ID:TryH1LLq
結局、メアリーロジャーズが不正の堕胎手術の結果死んだというのは本当なのか嘘なのか
110 :
名無しのオプ:2005/06/02(木) 06:46:29 ID:JoW4d1tV
シルヴェスター・スタローンは19世紀の怪奇幻想詩人・作家エドガー・アラン・ポーの生涯を描く作品
「Poe」で、監督・脚本を務めることが決定した模様。
スタローン自身が長年温めてきた企画で、脚本も2002年には完成させていたという。
キャストは未定ながら、スタローンは主演にロバート・ダウニー・Jrを希望している模様。
この秋にヨーロッパで撮影開始の予定。
どうかしら?
111 :
名無しのオプ:2005/06/02(木) 15:52:58 ID:Q9wFzvaU
112 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/22(水) 11:55:54 ID:uTWICekc
e
113 :
名無しのオプ:2005/06/22(水) 16:02:55 ID:JQaV+wvY
114 :
吾輩は名無しである:2005/07/15(金) 13:04:58 ID:6w++wCgZ
i
115 :
メドック:2005/07/21(木) 11:48:54 ID:uUP3Fn7Y
ポーの小説では、人が死ぬ話が多い。
116 :
名無しのオプ:2005/07/21(木) 12:15:16 ID:c8QxNZwo
ミステリーには人の死ぬ話が多い。
117 :
名無しのオプ:2005/07/21(木) 17:55:33 ID:ZtDq0t0D
人は必ず死ぬ。
118 :
名無しのオプ:2005/07/21(木) 19:29:25 ID:K1vXtjqK
>117
それは別問題。生物板か宗教板にでも書くことだ。
ここで言うべきことは、作品中で死を扱っているかどうか。
119 :
名無しのオプ:2005/07/26(火) 21:44:11 ID:97pObUwG
『黒猫』は残酷な話だ。
120 :
名無しのオプ:2005/08/12(金) 02:56:03 ID:j8L32zEU
ここ一、二年活字に目覚めてポーを読んだ。
アーサーゴードンピムが気に入ったけれど、
早すぎる埋葬や黒猫も良かった。
フランス人の話とか煙に巻くってのも面白かったよ。
121 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/06(火) 13:45:37 ID:LgdxWoNB
時代背景
122 :
名無しのオプ:2005/09/12(月) 01:20:30 ID:TI11hINh
こんな天才に名前を擬されるなんて、江戸川乱歩ってすごい人なんだね
123 :
名無しのオプ:2005/09/16(金) 23:17:44 ID:3nhgjIwW
面白いか?それ。
124 :
無名草子さん:2005/09/25(日) 11:15:23 ID:GEdLc1CR
電話帳
125 :
無名草子さん:2005/10/19(水) 12:38:12 ID:Zz8Jw6+s
ねじの回転
126 :
名無しのオプ:2005/12/07(水) 04:46:42 ID:6uXF51ja
犯人はオラウータン
127 :
名無しのオプ:2005/12/09(金) 22:44:17 ID:mnFxfYPe
いや、実は蛸だったのだ。
128 :
名無しのオプ:2005/12/30(金) 13:39:29 ID:bsPRLEHS
『ゴードン・ピム』は人○食が余計。
あそこで作家の笑い顔が透けて見えて
しまった。うまいし、面白いんですけどね。
129 :
名無しのオプ:2006/01/03(火) 15:54:56 ID:+jMKaOqU
チビのフランス人は何故、とかいうやつは、落語だな、まるで。
130 :
名無しのオプ:2006/01/12(木) 17:27:19 ID:EsBQ8GDf
デュパンが出るとクオリティ落ちない?
131 :
名無しのオプ:2006/01/13(金) 02:55:58 ID:YO3kq2ye
>>130 そうかな、『モルグ街の殺人』『盗まれた手紙』
の2作は一級品だと思うけど。問題は残る一作
『マリー・ロジェの謎』……
132 :
名無しのオプ:2006/01/13(金) 12:22:37 ID:OxEVlNMj
マリーは3回くらい読むと「アリかなぁ・・・」って思うんだが
初読が辛すぎる。今の本格モノの舌が読者の方で勝手に育ってるから余計そう
「振り子」「埋葬」みたいなホラー作品が素晴らしいのに
デュパン系だとわざと押し殺してるって言うか、文章が意図的に無味乾燥になってるよね
そこがちょい気になるんだよなぁ
新しいジャンルの開拓のためだったんかね
133 :
名無しのオプ:2006/01/13(金) 13:14:00 ID:sA0z5E6s
メルツェルの将棋差しに出てくる鴨の自動人形って、餌を消化したとか出てるけど、
これってほんとうですか?
134 :
名無しのオプ:2006/01/13(金) 13:56:26 ID:ONSpJiI7
>>132 やはり理性の人デュパンだからじゃないですか。
>>133 慶応大学の巽先生に聞いてみたいところだが
ポーの言うことは疑ってかかったほうが安全
じゃないですか。話半分と言うか……
135 :
名無しのオプ:2006/01/14(土) 00:44:58 ID:YX0xgqwf
アーサー・ゴートン・ピムの冒険でフジツボ食ってたけど、食えるの?
136 :
名無しのオプ:2006/01/14(土) 06:59:41 ID:u48jnTAp
137 :
名無しのオプ:2006/01/14(土) 11:42:26 ID:UuLDTt+p
138 :
名無しのオプ:2006/01/16(月) 01:28:24 ID:VwJjRgnS
アメリカ大陸でロッキー山脈を横断する話あったけど、尻切れトンボなのはまさかポーが死んだから?ビーバーが可愛かったような...
139 :
名無しのオプ:2006/01/22(日) 23:02:38 ID:I9QqmMGs
「不思議ナックルズ」と言う雑誌にこんなの書いてた。「ナンタケット島出身のアーサー・ゴートン・ピムの
冒険」で海難事故にあった4人がクジ引きして、当たったキャビンボーイのリチャード・パーカーという男が
他の3人に食われたけど、小説が書かれた半世紀後(1884年)、イギリスからオーストラリアに向かった船
が難破、残った三人が一人の錯乱した男を殺して食ったらしい。しかもその食われた男は、小説と同じく
キャビンボーイで名はリチャード・パーカーだった。
140 :
名無しのオプ:2006/02/06(月) 13:48:40 ID:bwaiAEQp
141 :
名無しのオプ:2006/02/06(月) 14:42:38 ID:c9TJLqUT
「だれもがポオを愛していた」読む前に
「アッシャー家の崩壊」を読んでおきたいんだけど古本しかみつからない。
もしかして絶版になってる?
142 :
名無しのオプ:2006/02/06(月) 16:46:25 ID:hG+2qbEP
驚いていまアマゾンで調べてみたが、
新潮、中公、創元推理、と少なくとも3つはまだ目録に生きてるよ。
143 :
名無しのオプ:2006/02/06(月) 17:01:06 ID:ELhjUo3t
>>141 創元推理文庫『ポオ小説全集1』
大きな本屋さんなら置いてある。
これからはグーグルかアマゾンで
ちゃんと調べましょうね。
144 :
141:2006/02/06(月) 17:06:58 ID:N650xl5e
>>142-143 アマゾンで調べても見つからなかったんだけど…どうやら勘違いだったみたいだね。
ありがとうございました。
145 :
名無しのオプ:2006/02/06(月) 17:15:38 ID:v21+ylGg
「アッシャー家」が表題になっているわけではないからね。
新潮文庫だったら『黒猫・黄金虫』に入ってるし。
146 :
141:2006/02/06(月) 17:18:41 ID:N650xl5e
「黒猫・黄金虫」に入ってるんですか!
本屋にあったのに、そうとは知らずスルーしてきてしまいました。
今から再び本屋へ行ってきます。スレ汚しみたいで本当にすいません。
147 :
名無しのオプ:2006/02/06(月) 19:11:03 ID:dUXaOCi5
赤死病の仮面マンセー
148 :
名無しのオプ:2006/02/18(土) 01:06:23 ID:Xw22D6y0
スタローンの「ポォ」どうなっているんだろう?
ロッキー3の頃に出たスタローン本でもう企画ぶち上げてたけど。
やはりフィラデルフィア出身のディビィッド・リンチの
ポォの伝記映画も製作発表だけでどうなったのか。
149 :
名無しのオプ:2006/05/12(金) 19:50:57 ID:51kx9wdA
うーんポーが好きなのに過疎杉だなw
アーサー・ゴートン・ピムの話って、疑ってかかると色々面白い場所が多いんだよね
パーカーが誰かを助けるために誰かが犠牲になるべきだと提案して、皆でクジをひいて、食べられる人を
選ぶシーンがあるんだけど、あそこって主人公はイカサマできる立場にある クジの前のシーンでは言い訳めいた
ことが結構描かれていて、本当はイカサマをしたんじゃないのかって思うんだよな
ほかにもあの話は色々疑わしい場面があるから是非再読してほしい
150 :
名無しのオプ:2006/05/23(火) 23:02:48 ID:ya0s3W2p
信用ならざる語り手っって奴ですか。
まあ、考え始めると難しいな……
151 :
名無しのオプ:2006/07/10(月) 06:45:34 ID:zbich+aB
ゴートン・ピムは確かに怪しい記述が多いね
あれだけ人が死ぬ話でありながら、主人公が人を殺すシーンは一切出て来ない点とか
黄金虫も主人公が宝を一人占めしたのではないかって説が海外のマニアの間じゃ言われてる
152 :
名無しのオプ:2006/07/10(月) 13:55:07 ID:0HmmLBTP
75 名前: 投稿日: 02/03/13 08:04 ID:q2GHXKSG
「帝京大生お断り」っていうアパートがかなりあるらしいよ(実話)
マナーがヤンキー高校の生徒よりも悪いんだってさ。
帝京ってオウム並みに差別されてるね。
憂さ晴らしに教員を二人がかりでリンチしたアホや警備員の顔に
スパイクを履いたまま跳び蹴りを食らわせたキチガイもいたってさ。
ものすごいイジメにあって校舎から飛び降りた学生もいたらしい。
学生食堂は暴走族のたまり場みたいになっていて勝手に席に座るとイジメられるとかもね。
このドキュソ以下の大学は他にも麻薬とか放火とか臭い話は挙げればキリがないよ。
帝京大学過去の犯罪特集
http://choco.2ch.net/news/kako/1015/10154/1015445145.html
153 :
ネルーシャッハの火見番:2006/10/02(月) 22:41:33 ID:wzyiBaoQ
ポーの初心者です。
「構成の原理」を読んで疑問に思ったのですが
ポーは創作の時に
先ずページ数と読者にどんな効果を与えたいか考え
その後どんな調子にするか(美とか悲哀とか)と結末をどうするかを考案し
最後に具体的な場面小道具人物等は考えるとあったんですが
一体そんな観念的な創作方法は可能なのですか?
小説入門とかいくつか読んだ事があるのですが
こういった創作方法は無かったような気がします。
154 :
名無しのオプ:2006/10/03(火) 14:52:14 ID:AISGwv/W
ポーってアメリカの作家だけど作品の雰囲気はイギリスっぽいよな
155 :
名無しのオプ:2006/10/04(水) 23:08:22 ID:hfk1im/Q
156 :
名無しのオプ:2006/11/05(日) 01:05:02 ID:FIrwae4W
>>17 私も好きです、「メルツェルの将棋差し」(小林秀雄・大岡昇平訳)。
この作品はエッセイになるんでしょうか。
>>133 >>134 自分は全て架空の話だと思っていたので、「将棋差し人形」が実在するらしいと
いうことに驚きました。「鴨の自動人形」は・・・う〜ん、どうなんでしょう?
小林秀雄著『考えるヒント』の中の「常識」と合わせて読むと楽しさ倍増します。
(「将棋の神様が二人で将棋をさしたら、どういう事になるだろうか」という
討論が面白かった。)
157 :
名無しのオプ:2006/11/06(月) 12:07:27 ID:gBnUNLj+
>将棋の神様が二人で将棋をさしたら
人間が○×ゲームするのと同じ状況になるのでは。
神様にも個性や能力の違いがあるのならば楽しめるゲームがあるかもしれない。
神様が全てにおいて万能なら楽しめるゲームなんてないだろうし、喜怒哀楽の感情持ってるのかすら疑問だ
158 :
156:2006/11/06(月) 18:46:15 ID:OIijg2g6
>>157 ごめんなさい。私の書き方がよくなかったかもしれない。
まず、ポーの「メルツェルの将棋差し」という作品は小林秀雄が訳しています。
小林秀雄著『考えるヒント』の中の「常識」というエッセイは、
「メールツェルの将棋差し」に関する小林氏の論考なのです。
そういう意味で紹介してみました。
(補足:小林氏&中谷氏の討論は、「すると神様を二人仮定したのが、
そもそも不合理だったわけだ」というところに落ち着いていました。)
159 :
名無しのオプ:2006/11/13(月) 18:04:05 ID:56p7TBD7
>>156 >>133 ヘルムホルツの「自然力の交互作用」という本にも、その餌を食べて消化するという鴨の自動人形が紹介されていたので、
実在したのでしょう。
160 :
名無しのオプ:2007/01/04(木) 02:23:58 ID:LBczFNri
「ナンタケット島出身のアーサン ゴードン・ピムの物語」
と内容がそっくりな事件が、小説がかかれた数十年後(?)に
実際におきたという話をどこかで読んだ(聞いた?)のを思い出して
ネットで検索してみたのですがみつかりませんでした・・・
確か裁判で 生き残った青年はその小説の存在すらしらなかったとも聞いた(ような読んだような・・)
う〜ん なにで読んだのかテレビで見たことなのかさっぱり思い出せません。
でも確かな記憶なのですよ。どなたかご存じありませんか?
161 :
名無しのオプ:2007/01/04(木) 10:48:20 ID:hcAW6ekB
>>160 フジテレビの奇跡体験アンビリバボーの
「用意された結末」の話だと思うけど
ログが残っていないぽいね。
162 :
名無しのオプ:2007/01/05(金) 09:52:14 ID:4NKLvO9U
>>160 あったあった。
そういう現象って名前があったと思うけど、
他にも色んな小説で起きてるらしい ポーのは特異だから有名な事件になったけど
163 :
161:2007/01/05(金) 12:19:44 ID:wc7AFNXa
>>160 HDD漁ったら見つけた。
1884年10月28日の事件
(中略・小説の同じ事が起こり)
後に、船の乗務員をしていたのはリチャード・パーカーという
男性であったことがわかった。
裁判長は3人の男に「アーサー・ゴードン・ピム」という小説と、
エドガー・アラン・ポーという作家を知っているか聞いた。
3人は、両方とも聞いたこともなかったのだ。
164 :
名無しのオプ:2007/01/06(土) 00:17:09 ID:OxujB7TW
[The Red Death] [The Barrel of Amontillado] [Metzengerstein]
上記の3作品をネット上で読みたいのですが、
どなたかご存じないでしょうか?
青空ネットにも掲載されていなくて…。
165 :
名無しのオプ:2007/01/06(土) 00:41:05 ID:ap3OIGxI
166 :
名無しのオプ:2007/01/06(土) 02:55:28 ID:wMQbb3/5
Metzengersteinはパロディー小説だって訊いたけど本当か?
167 :
名無しのオプ:2007/01/08(月) 01:12:11 ID:xVBIseeK
>>164 原文で読みたいという意味でしょうか?
日本語訳を読みたいという意味でしょうか?
>[The Red Death] [The Barrel of Amontillado]
正確には
The Masque of the Red Death と
The Cask of Amontillado ですね。
168 :
名無しのオプ:2007/01/22(月) 20:14:18 ID:+b+9kwbr
米国を代表する小説家で詩人のエドガー・アラン・ポーの誕生日は、1月19日。
メリーランド州ボルティモアにあるポーの墓石には、今年もバラの花とコニャックの瓶が供えられた。
謎の人物が半世紀以上にわたって続けている行為で、今年も無事に、この人物による「儀式」が終了したという。
ボストン生まれのポーは、40歳の1849年10月7日に、ボルティモアで死去。当地に埋葬された。
この墓石に1949年から、誕生日には欠かさず、赤いバラ3輪と、半分空けたコニャックの瓶が供え
られるようになった。この「儀式」は今年で、58年目となる。
ボルティモアにある「エドガー・アラン・ポーの家と博物館」のジェフ・ジェロームさんは、1976年
から30年にわたって、この様子を目撃。バラとコニャックを供える人物を、親しみを込めて
「ポー・トースター」と呼んでいる。
「トースター」には、「乾杯する人」といった意味がある。
ジェロームさんは、「もしも私がポー・トースターで、見物客が騒いでいたら、姿を見せたくない」と話し、
この人物に関する詳細を語ろうとはしない。
この人物の「儀式」については、多くの目撃者がいる。昨年は、ポーの誕生日を祝うファンがこの人物に
押しかける騒ぎが起こり、ポー・トースターは別の道から姿を消していた。
しかし、今年は昨年より多くの人々が集まったものの、ポー・トースターを邪魔するようなことをせず、
人々は落ち着いた様子で「儀式」を見守った、という。
ポー・トースターは1993年、「炎は手渡された」という、謎のメッセージを残していた。
後に、この人物が98年に亡くなり、息子らに「儀式」を引き継いだことがわかっている。
2007.01.22 Web posted at: 18:43 JST- CNN/AP
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200701220024.html
169 :
名無しのオプ:2007/01/22(月) 20:47:03 ID:Kt9AbwAi
( ´∀`)つ゛∩ ヘェー ヘェー
170 :
名無しのオプ:2007/02/23(金) 20:17:06 ID:kghax8Zy
黒猫から知りました。
171 :
名無しのオプ:2007/03/23(金) 10:53:54 ID:lXwTvUHw
ポオの墓、見てきた。
172 :
名無しのオプ:2007/03/23(金) 16:51:47 ID:bHbEpacs
173 :
名無しのオプ:2007/09/09(日) 14:56:35 ID:m+V7W3iT
174 :
名無しのオプ:2007/09/19(水) 16:57:49 ID:8FLB5Vry
ポオは・・・いいねえ
何回も読み直したくなる 翻訳しか無理なヘタレだけど。
175 :
名無しのオプ:2007/10/08(月) 10:36:01 ID:sbOhHlDD
ポーはおもろいよね
オレは佐々木直次郎訳しか読まない
ほかの訳だとイメージが変わっちゃうから
176 :
名無しのオプ:2007/10/11(木) 14:24:45 ID:tyRIHTch
しかし人気ないなあ
世界的にこいつの評価どれくらいなんだろ
177 :
名無しのオプ:2007/10/12(金) 01:05:17 ID:JkTT4ISe
joudanndaro?
世界的な文豪だろうがw 誤爆か。
178 :
名無しのオプ:2007/10/13(土) 21:33:15 ID:Gtb5X9RC
アル中作家のはしりだな
179 :
名無しのオプ:2007/10/17(水) 17:25:25 ID:/McYq9P6
>>177 世界的な文豪なのは当たり前だバカ
その先の話だカス
180 :
名無しのオプ:2007/10/20(土) 09:59:13 ID:XhZTq4t1
やべ!アッシャー家最高なんだが!雰囲気やばすぎて読み終わったあと
呆然としてしまった・・・
181 :
名無しのオプ:2007/10/20(土) 13:37:55 ID:faCi27ol
182 :
名無しのオプ:2007/10/21(日) 05:59:07 ID:tukpAsUs
生きてる時分は不遇だったんだよな
作家として認められず、雑誌編集で借金作って、挙句早死にして・・・
遥か昔に読んだ記憶だから、確かめもせず適当に書いてるがなw
初めて読んだのは小学生だったが、引き込まれたわあ
183 :
名無しのオプ:2007/10/22(月) 21:33:41 ID:954eCdnB
おまえらはまあマシだが日本人は芸術・文学というものを
理解してないなあ なんだこの過疎w
184 :
名無しのオプ:2007/10/25(木) 23:12:10 ID:5+mgtdC3
抽象的なんですが
男の人が捕まえられて閉じ込められて
大きな鎌(?)みたいなのがゆっくり振り子みたいに
降りてきて、恐怖を与える罰みたいなのを受ける話があったと思いますが
ポーでよかったでしょうか?
10年以上前に呼んですごく恐かった覚えがあるのですが
題名を思い出せず、探せません。もう一度読みたいのですが。
185 :
184:2007/10/25(木) 23:20:57 ID:5+mgtdC3
ここのスレの最初の方に見つけました
自己解決です
スレ汚しすみません
186 :
名無しのオプ:2007/10/26(金) 20:02:28 ID:M79gdIzA
「落し穴と振り子」は小学生のときジュブナイルで読んだ。
後で知ったのだが、イラストは山藤章二、解説は都筑道夫だった。
187 :
名無しのオプ:2007/11/04(日) 00:15:15 ID:Nqvj+Pa2
「楕円形の肖像」
深夜に読んで、怖くて震えが止まらなかった・・・
188 :
名無しのオプ:2007/11/04(日) 00:31:36 ID:SxybJZ7e
とにかく雰囲気づくりという点なら、史上最高クラスの作家じゃないか。ポータソは。
ただ、映像世界が出てきたのでちょっと後退しなかなと。
189 :
名無しのオプ:2007/11/04(日) 10:59:17 ID:nA4Utdgw
ポーは27歳の時に13歳の義理の妹と結婚したそうな。
190 :
名無しのオプ:2007/11/04(日) 11:15:50 ID:iCaNtGKA
大栄出版のSTORY REMIX 黒夢城(黒猫・アッシャー館の崩壊他収録)
モノクロのイメージ写真を挿入して怪しい雰囲気を盛り上げるやつ。
同じシリーズで吸血鬼カーミラや不思議の国のアリスも刊行されていた。
あのシリーズ好きだったんだけれども、数冊で打ち止め
191 :
名無しのオプ:2007/11/04(日) 16:05:29 ID:lRZysqmm
192 :
名無しのオプ:2007/11/08(木) 11:55:12 ID:ok7aZWGP
今、スカパーでポーの短編ドラマ
やってるね
ホストはクリストファー・リー
193 :
名無しのオプ:2007/11/08(木) 14:47:14 ID:hIXPYkt+
こいつ人気ねえぇぇぇ!マジでなんでよ?ネラーが好きそうな作家だよな?
194 :
名無しのオプ:2007/11/08(木) 16:38:36 ID:UksgUr32
>>193 ポーに対し人気ねえとか、どこのIQ80以下の茶髪坊やだ?
195 :
名無しのオプ:2007/11/08(木) 16:54:50 ID:IVp2E/fS
スレの活性が=作者の人気と勘違いしてる2ch脳だな
196 :
名無しのオプ:2007/11/08(木) 23:35:46 ID:wfxBuIeG
アメリカじゃポーが教科書に載ってない学校は存在しないし、
ポーの本が一冊もない家庭は正真正銘一軒もないと言われるほど
197 :
名無しのオプ:2007/11/09(金) 00:58:35 ID:nzY6qaDe
まあ、ポーは別格だからね。
日本的なミステリ史に毒されすぎてて、
一般の文学史における扱いを知らなかったりすると
他の古典ミステリ作家と同列に考えちゃってバカさらしたりすんじゃね?
>>176 >>193 ←こういうやつらとかw
198 :
名無しのオプ:2007/11/09(金) 01:06:40 ID:HpMAet82
ミステリーとホラーは全部、ポーが原型を書いちゃったって感じだもんなあ。
199 :
名無しのオプ:2007/11/09(金) 22:48:51 ID:M7QSFQwz
ポオがいなければ
ミステリーとかSFとかは
どうなってたんだろ
200 :
名無しのオプ:2007/11/09(金) 22:55:44 ID:BTV6N/Z8
>>197 たしかに別格…小学生の時分に学校の図書館で、
「黒猫」「落とし穴と振り子」「アッシャー館の崩壊」「メールシュトロムの渦」あたりを読んだんだが、
その時思ったのは「ポーというのは、怖い小説を書く人」ということだった。
後に、何冊かポーの作品集を読んでみて驚愕した。
小学生のときに、特に「落とし穴と振り子」にトラウマと言ってもいいくらいの恐怖を感じたものだったが、
あれでさえポーのほんの一面を見ていたに過ぎなかったとは、と。
という個人的事情があるので、まあそういう奴らがはしゃぐのも分からんではないんだが、
頼むから、他の作家のスレに行って「ポーはこんなに凄い」「それに比べてこの作家は」とか
やらかさないでくれよw
まかり間違ってそういうとこに足を踏み入れたりすると、こっちが恥ずかしくて死にそうになるから。
201 :
名無しのオプ:2007/11/10(土) 06:13:03 ID:1/tHcrYK
ポーがいなくてもミステリは生まれたと思うが、多分10年くらいは遅れただろうな
いや、もしかして全く違うミステリの形態が出来たかも知れない
202 :
名無しのオプ:2007/11/10(土) 07:05:09 ID:8mmzpO2y
203 :
名無しのオプ:2007/11/11(日) 04:39:13 ID:20s2n5+3
そういえば、乱歩の「渦巻」は読んだことなかったな。
ポーの方とどれだけ違ってるんだろう。
204 :
名無しのオプ:2007/12/07(金) 00:10:11 ID:qCs8SbwR
ポー詩集いいわぁ〜
205 :
名無しのオプ:2007/12/10(月) 16:24:04 ID:KlD3LOEF
>>168 来年の1月19日に偵察に行く、
と予告しておく。
206 :
名無しのオプ:2007/12/11(火) 00:47:19 ID:3RPgFch4
ベレニス最高。
史上最高の短編作家の一人だろうに、このスレ伸びないなあ。
207 :
名無しのオプ:2008/01/14(月) 09:52:24 ID:jU1D+P5m
今週だね。
208 :
名無しのオプ:2008/01/14(月) 15:07:42 ID:x9cjIH6Y
向井万起男
209 :
名無しのオプ:2008/01/19(土) 09:17:59 ID:oMa4Vx++
ついにこの日が、
来ましたね。
210 :
205:2008/01/20(日) 07:36:57 ID:LS6M7p6U
211 :
205:2008/01/20(日) 08:23:44 ID:LS6M7p6U
今日は墓のある教会の門がすでに閉まっており、道路からの観察で
コニャックの瓶は、はっきり見えなかった。
明日、昼間再チェック予定。
212 :
205:2008/01/21(月) 08:56:10 ID:ATmXiZyS
20日午後4時(東海岸時間)頃、ポーの墓再訪。
昨日の供物は、「ポー・トースター」以外の人もものだったらしく、
今日は、墓の正面側に、十数本の赤いバラの花束と、半分入ったHennessyの瓶が供えられていた。
様子見と思われる人が、やはり数人程度、入れ替わり訪れていた。
213 :
名無しのオプ:2008/01/22(火) 14:05:50 ID:YWLDzuP7
ちょっと感動した。写真も
>>210 のURLで初めて見た。
「移転後」というのは1877年だったかの
メモリアルで建立されたものだろうか。
同年にメモリアル・ヴォリュームという
追悼文集も出版されたはず…。
214 :
名無しのオプ:2008/01/22(火) 15:08:52 ID:yTzjOdzk
215 :
日本語版:2008/01/22(火) 15:43:48 ID:yTzjOdzk
216 :
205:2008/01/23(水) 08:31:07 ID:UYCoPz69
215の写真は、館長が供物を墓から持ち去ってるように見えますが、
館長の後ろにある墓は、現在の墓ではなく移転前の墓で(210の写真参照)、
(教会の南東隅。写真の右側が白っぽいのは雪が残っているため。)
ポー・トースターが、そちらに供物を供えたため、館長が現在の墓に運んでいる途中のようです。
移転前の墓は西向きに建っており、そこから西に数十メートル歩き右折後数十メートル歩くと、
現在の墓(教会の北西隅)に行けるため、移転前の墓から西に歩き始めたところの写真と思われます。
以前から、現在の墓は道路に面しておりこっそり訪れることが困難ではないか、と個人的に思っていたのですが、、
ポー・トースターも、見物人を避けて、移転前の墓(教会の裏側にあり道路からは見えない)に捧げることにしているようです。
(現在の墓は、210の左側写真に境界の鉄柵や道路標識が写っているように、道路から2−3mのところにあります
また、現在の墓の写真で墓の正面側にある黒い楕円に見えるモノは、ポーの肖像が刻まれたレリーフプレートです)
また、記事によると、212に書いた大きいバラの花束は、ポー・トースター以外の人の供物だったようですね。
217 :
名無しのオプ:2008/01/24(木) 02:23:17 ID:3ZdftZ2M
墓参のレポートに感動したよ。
最近「ポー・シャドウ」というポーの死の真相をさぐる小説の
翻訳を読んだところだったんだが
その解釈はポー=アル中という通念を打ち破るもので
非常に感服した。
ただし小説としてはだいぶ中だるみがあるし
解釈の中心思想はあまりに現代的な弱者救済的な思想でもある・・・
無頼の作家というイメージは破壊されるが
実際にこうだったのかもしれないとは思わされた。
(ネタバレできないよー)
みんな読んでみれ!
218 :
名無しのオプ:2008/02/04(月) 15:15:28 ID:Y5cZgOLF
映画版『廃市』(大林宣彦監督、福永武彦原作)の主人公の卒論テーマが、
「エドガー・アラン・ポーにおける
ケルト的前壊感覚」
原作者の趣味?
219 :
名無しのオプ:2008/02/22(金) 20:12:43 ID:8ibbuf8/
220 :
名無しのオプ:2008/02/22(金) 20:20:00 ID:t5er9Kn+
来週ボルテイモアに行きますよ。
ポーが死んだ路上観察してきます。
221 :
名無しのオプ:2008/02/23(土) 02:21:33 ID:Zfvik+ao
墓・住んでた家・死んだ路上、の
三点セット?
222 :
名無しのオプ:2008/03/02(日) 19:52:03 ID:YX+RzhAt
ミステリーchで21:00から「黒猫」
223 :
名無しのオプ:2008/03/15(土) 18:00:24 ID:xm9Sr5V8
ポー&ブロック『灯台』は未訳?
224 :
名無しのオプ:2008/05/02(金) 14:10:40 ID:BnnDvWED
ベレニスを読もうと思うんですが、どなたか私に対訳が載っているページなどありましたら教えていただけませんか?
225 :
ネタバレあり:2008/06/01(日) 14:59:26 ID:pslade3X
長く病んでいたマデラインお嬢様がとうとう亡くなった。
ロデリック様の命令で俺と俺の助手がお嬢様のご遺体を埋葬することになった。
フェチの俺はお嬢様の下着をこっそりいただくことにした。
「おい、おまえも何か好きなものを思い出にとっておいたらどうだ」と助手に言うと
「そうすると…あっしぁ毛のほうかい?」
226 :
名無しのオプ:2008/06/26(木) 04:51:37 ID:EfzqqBxd
あげ
227 :
名無しのオプ:2008/06/26(木) 07:41:13 ID:SfkQAwCe
教えて君で申し訳ないのですがポー&ブロック『灯台』の原題はなんというのでしょうか?
詳細をキボンヌ!
228 :
名無しのオプ:2008/06/26(木) 08:25:24 ID:3u0X4bDs
そのまま
The Lighthouse
229 :
名無しのオプ:2008/07/16(水) 08:51:41 ID:urScMC5h
マリー・ロジェの事件は、あの作品内でデュパンの推理はドンピシャだった
ことになってるの?
あの作品意味がわからなくて、ちょっとしらべてみたら、執筆当時に実際に
おきたアメリカの事件をそのままフランスに転写して、名探偵が本当の事件を
推理して解決してみせようという意欲作らしいけど
執筆終了段階でアメリカの事件が、デュパンの推理とは全然違う方向で
解決したらしいから、最後あんな感じになったって書いてあったけど
あれは作品内ではあれで解決いうことになってたんかねぇ?
230 :
名無しのオプ:2008/07/23(水) 14:57:01 ID:Hn4gQRGb
スレ住人で墓参した人いるんだな。感動
実は1作も読んだ事ないので読んでみる
なんじゃこの過疎っぷりは〜!
有り得ん!何故!
俺の1作家がこんな扱い!信じない!これは夢か幻か!
この屈辱!忘れない!
忘れない!
忘れないからね!
234 :
駿河学:2008/08/10(日) 02:50:49 ID:r8OfBe8F
覚えてるでぇ・・・
235 :
名無しのオプ:2008/08/10(日) 10:11:15 ID:LGqQE5s6
>>229 作品内で解決ってこと
実際の事件の真相と一致していたっていうのは
後に広まったデマ
おめーらもっと人集めてこい!
ムカムカ
おーい
寂しいよ
むんな気持ち。
おーい
241 :
名無し:2008/08/14(木) 07:16:48 ID:ozDPsB6E
新手の荒らし?
人がいなくて寂しいんだす
ポオの話しようぜ!
244 :
名無し:2008/08/15(金) 08:25:26 ID:ePbCxF8+
ポオと赤いバラの関係は、
なに?
245 :
名無しのオプ:2008/08/16(土) 05:30:37 ID:Cwl0s/SV
墓にコニャックと添えるっての?知らん!
246 :
名無しのオプ:2008/08/17(日) 14:40:21 ID:PpS5hoJ8
バーwwwwwwwwwローwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
イヒヒヒヒ
248 :
名無し:2008/11/03(月) 03:54:06 ID:WoyjI3gn
それはそれは
249 :
名無しのオプ:2008/11/13(木) 06:32:36 ID:CC82aQ7b
重複あげ
250 :
名無しのオプ:2008/11/13(木) 08:25:37 ID:T+JJM1kh
黒猫
ひとんちに骨埋め
251 :
名無しのオプ:2008/11/18(火) 19:54:52 ID:KGAxKC6H
奥さんがギャルケヒロイン゙のテンプレみたいだ・・・
失礼を承知でいうが結婚年齢とか従姉妹とか早世とか
病弱娘によくつかわれる死因とか最後の言葉とか・・・
252 :
名無しのオプ:2008/12/07(日) 19:55:12 ID:zjUQNJYD
>>206 俺もベレニス大好き。主人公に凄く共感できるわw
今久しぶりにゴートン・ピム2回目読み返してるけど(文学自体長いこと疎遠になってましたが^^;)
やっぱ中毒になるぐらい面白いなあ。 でも、この作品ってポオがその場の思いつきでどんどん書き進めたんですかね?
いくつも矛盾点があることに気付きました。ストーリーにも一貫性がないしね。
いや、それでも面白いから大好きだけどw
253 :
名無しのオプ:2008/12/07(日) 20:03:22 ID:zjUQNJYD
>>251 ギャルゲーなんてお前みたいなキモオタ以外知るかよw
254 :
名無しのオプ:2008/12/08(月) 02:13:36 ID:ZKzx8tRz
すでに古本の部類だが,フランスのクロード・リシャールによるフランス語版のポー全集がすばらしい。
Edgar Allan Poe, contes-essais-poems, Robert Laffont, 1995.(全1巻,1600頁+αで辞書みたい)
ボードレールとマラルメの翻訳をすべて収録して不足の分は新たに訳して補い,
訳注ではボードレールとマラルメの誤訳や理解不足を詳細かつ緻密に指摘している。
(まるで旧訳などなかったかのように,勝手に新訳を出していく日本の翻訳業界とは異質。)
さらに充実した解説があり,ポーの作品に密着した論理的な説明には,一読なるほどと唸らされる。
数々の怪奇小説・推理小説・冒険小説にこんな共通性と段階的発展があったのか,と。
編者リシャールは(ヌーヴェル・クリティックのジャン・ピエール・リシャールとは別人)
博士論文でポーの文芸批評(ほとんど邦訳なし)についてまとめている。
じつに地道な研究者だったようだ。
創元社の全集は当時として素晴らしい成果であったと思うが,とっくに役割を果たし終えた。
そしてまだ未来のポーに読者を導く全集は出ていない。
日本でもさらに重厚な研究・全集を出してほしい。出版社および研究者・翻訳者に期待している。
255 :
名無しのオプ:2008/12/08(月) 10:35:30 ID:M2kQV6f6
256 :
名無しのオプ:2008/12/09(火) 21:49:49 ID:LSyXg0Nu
257 :
名無しのオプ:2008/12/10(水) 00:52:44 ID:cSG+2Epe
まあ古典すぎるからいまさらという感じでは。
マイナーなおすすめ短編教えて
258 :
名無しのオプ:2008/12/10(水) 22:00:40 ID:b+Z5yVcN
>>257 漠然とお勧めとか言われてもな。
どんなのが好きなの?
259 :
名無しのオプ:2008/12/12(金) 00:54:04 ID:jlM19aMe
>>256 ポーは推理の嚆矢があるけど、本質は芸術家だからなあ。
260 :
名無しのオプ:2008/12/12(金) 22:44:01 ID:UprwVG9b
フランスではポーを訳したボードレールもマラルメも文学史上の大物になったからなぁ。
両者とも単に訳しただけではなくてポーの影響を受けた上で自作も凄かったんだろ。
ポーの詩を訳した福永武彦も加田怜太郎(であってるかな?)の筆名で推理小説も書いていたが
やっぱり芸術と推理とを分けちゃったところに日本の文芸の特殊事情があったのかもね。
今現在の日本の本格推理はポーよりむしろドイル以降の影響が強いようだし
(江戸川・・があまり本格でなかったせいか)
本格推理はこれはこれで袋小路の伝統芸になってしまっているように思える。
明治大正のころに文豪級の作家がポーを大々的に移入してくれていたらよかったのにと思うね。
261 :
名無しのオプ:2008/12/12(金) 23:07:30 ID:UprwVG9b
>>255 ドイツ語は読めないんで分からないので
誰かわかる人から教えてほしいです。
フランス語版のクロード・リシャールによると
ポーは「想像力」に当たる言葉として
ファンシー(迷信に傾きやすい誤った想像力)と
イマジネーション(理性的に真実を解明する想像力)とを使い分けていて
前者がドイツ幻想小説のパロディで後者は推理小説の嚆矢であると解説している。
たとえば「アッシャー家」の語り手はファンシーに侵されて逃げ出し
「モルグ街」のデュパンはイマジネーションで事件を解決する。
以上はフランスでのポー受容の文脈なので
ドイツではどうだったのかはわかりません。
ドイツでは自然主義小説も
フランスの自然主義小説のように
よく言えば非情な社会の圧倒的な力動性の表現
悪く言えば無味乾燥な現実の再現
なのではなく
むしろ非社会的な異常心理に傾斜したようなので
そうした文脈でポーがどう捉えられたのかは興味深いところです。
262 :
名無しのオプ:2008/12/12(金) 23:09:45 ID:UprwVG9b
連投ごめんね。口調もかわっちゃって。
263 :
名無しのオプ:2008/12/12(金) 23:42:24 ID:jlM19aMe
>>261 いや、あなたが言うように、ドイルがポーを真似て、
ドイルのホームズものから探偵小説が広まったという解釈でいいんじゃない。
ポーは別格。確かポーとドイルではかなり時間的にも隔たりがあったはず。
でも確かにいい新訳欲しいよね。ちくまの新訳なんてジュブナイルみたいで、
目が当てられないよ。ポーをそのままドイルにした感じ・・・ああ
264 :
名無しのオプ:2008/12/13(土) 00:18:41 ID:Av2HGS+p
>>263 すごく速くレスがついて感動してしまった。
ポーの「モルグ街」は1841年でドイルの「緋色の研究」は1887年。
この差は大きいね。
デュパンは新聞記事の読み比べだけで推理していたのだが
(つまり単なる優秀な読者にすぎない!)
ホームズは血痕やら足跡やらを虫眼鏡や薬品で識別するという
「鑑識」的な捜査法を編み出した。
(なんと画期的なことだろう!)
またデュパンは知る人ぞ知る(まったく無名の)名探偵だったが
ホームズはみずから浮浪児を密偵にしたがえてロンドン警察に名を売る名探偵だった。
というわけで
ドイルが出てきて推理小説の地盤が固まったのは分かるのだが。
そう。別格のポーをもっと大事にしてほしいというか
ポーを別格と思っているのがミステリーファンだけというのが悲しいな。
265 :
名無しのオプ:2008/12/13(土) 00:56:41 ID:6P2pH6A/
>>264 でもポーとドイルの二者だけで比べたら、ドイルはポーに頭が上がらない
んじゃね? デュパンとホームズは一般に思われている以上に似てるよ。
デュパン
「確かな方法で導き出された結論を、信じられないということで捨てるなら、
理論家じゃない。その結論が事実であったことを証明するのが理論家さ」
ホームズ
「あらゆる不可能を消しさって最後の残ったものは、
どんなに信じられなく見えてもそれが事実なのだ」
まあ、同じですなw
266 :
名無しのオプ:2008/12/13(土) 14:19:49 ID:znAC0EPH
ポーは別格とは思う
ドイルはミステリの大衆化に貢献したという点では評価するべきだが
267 :
名無しのオプ:2008/12/14(日) 00:07:10 ID:g1RXRlpp
ドイルは本格、ポーは別格
268 :
名無しのオプ:2008/12/19(金) 20:50:24 ID:JNO3Pg3j
269 :
名無しのオプ:2008/12/22(月) 22:58:21 ID:TJrpZ2pQ
「モルグ街の殺人」:殺人事件の物理的帰納推理
「マリーロジェの謎」:実際にあった事件のチェアディテクティヴ推理
「盗まれた手紙」:性格からの心理的帰納推理
「黄金虫」:暗号の帰納推理
すでにポーですべてが出揃っている。
270 :
名無しのオプ:2008/12/23(火) 02:11:49 ID:9UxgC5dJ
ポー自身は暗号に興味を持ちいろいろ調べてるようだが
黄金虫にでてる英語のアルファベットの出現頻度は参考にした文献の間違いをそのまま引用してていただけない
勿論この話の価値はそれとは別だけど・・・
残念だ
271 :
名無しのオプ:2009/01/13(火) 02:43:39 ID:EeC+l1RP
デュパンほど頭がいい探偵だったら長編は無理だねw
272 :
名無しのオプ:2009/01/13(火) 14:49:19 ID:gn48Lpb0
ラスト数ページだけ登場させればいい
273 :
名無しのオプ:2009/01/13(火) 22:55:06 ID:PQSgfOew
無理、300ページの事件だったらデュパンは600ページしゃべる。
274 :
名無しのオプ:2009/01/14(水) 23:10:38 ID:8LrfedXk
それは凄い
275 :
名無しのオプ:2009/01/15(木) 13:09:39 ID:6Qje4fvr
通常ミステリで真相解明部分って全体の10%ぐらいなんだけど、
デュパンものの場合、「モルグ」で60%(別にデュパンの紹介で20%)
「盗まれた手紙」で50%、「マリロジェ」にいたっては95%だからw
276 :
名無しのオプ:2009/01/15(木) 22:17:55 ID:nBXsMmVd
277 :
名無しのオプ:2009/01/16(金) 15:35:58 ID:eexPLAkf
マリーロジェくそツマランかったな
まあ多分訳がまずかったんだろうな
278 :
名無しのオプ:2009/01/16(金) 16:51:20 ID:Chc/hrHd
マリーロジェが中毒のように夢中になって読むか読まないかって結構ミステリの傾向が分かるな
279 :
名無しのオプ:2009/01/16(金) 19:43:25 ID:qSwl47vx
280 :
名無しのオプ:2009/01/17(土) 01:34:35 ID:5u/s4hbo
>>278 あれはポー自身もなんか書いてるうちにいつもの冷静さ失って没頭してしまったという感じだね。
281 :
名無しのオプ:2009/01/21(水) 00:15:22 ID:5Eu9p8yN
生誕200だったのに……
282 :
名無しのオプ:2009/01/25(日) 14:27:25 ID:q+wFRCf5
マリーロジェ読みたいんだが見つからん。
何に載ってた?
283 :
名無しのオプ:2009/01/25(日) 18:41:59 ID:mJ8HGs0b
質問です
「モルグ街の殺人事件」で、殺人現場の部屋において二つある窓のうち一方は
窓を止める釘が実は頭の部分で折れてて実際には窓が開閉可能だったという
ことですが、犯人が逃走したあといったい誰が釘の頭をもう一度窓につけたの
でしょうか?そうしないと、他の人間が部屋に入った際釘の頭が欠けた状態
で発見されなければいけませんよね?
284 :
名無しのオプ:2009/01/25(日) 23:50:49 ID:4GJ9PiFp
>>282 創元推理文庫「ポオ小説全集3」
新潮文庫でもあるはず
285 :
名無しのオプ:2009/01/26(月) 22:35:52 ID:hEWpM8bN
>>282 新潮文庫は「モルグ街の殺人事件」に「マリロジェ」も含めて、
デュパンの3作が全部載ってる。でもデュパンが出ているから
載ってるって感じだね。他の作品と比べたらちょっち一般向けでない。
286 :
名無しのオプ:2009/01/27(火) 01:37:56 ID:sxO5biqO
中公文庫の「ポー名作集」は丸谷才一の譯で、なかなかいい。
この前、久し振りで讀み返してあれつと思つた。
「黄金蟲」に出てくるK人下男の喋り方がどうも變なのだ。
前までは氣にならなかつたのにどうしてだらうと、考へてみると、
やつとわけが分かつた。
下男は庄内辯で喋つてゐるのだ。
キムタクの「武士の一分」で笹野高史が喋つてゐたのと同じ。
それを見たばかりだつたのだ。
さふひや、丸谷才一も藤澤周平も山形縣鶴岡市出身だつた。
287 :
名無しのオプ:2009/01/27(火) 02:30:29 ID:geoywUc0
スレ違いかもしれないけど、ハリー・クラークの挿絵の本で、
稀覯本じゃないのありますか?洋書でも
昔家にあった河出書房の全集本で見て以来好きなんだけど、
ネットで調べると見た事無いのもあるから全部載ってるわけでは無いらしいし
288 :
名無しのオプ:2009/01/27(火) 18:09:45 ID:WFigF/Vr
>>286 さふひや、って誰? さういや、の間違えだろ? 無理しなさんな。
289 :
名無しのオプ:2009/01/27(火) 23:44:35 ID:UUhKprjK
>>282 岩波文庫の『黒猫・モルグ街の殺人事件』中野好夫訳 にも載ってますよ。
>>288 言葉使いがうぜえ
290 :
名無しのオプ:2009/01/28(水) 10:43:50 ID:wvTWacgs
>>289 うざいのは
>>286のほうだろ、わざわざパソコンで歴史的仮名遣いして、
その上、案の定、間違えてるんだから。
291 :
名無しのオプ:2009/01/28(水) 20:48:19 ID:dpFZxX41
292 :
名無しのオプ:2009/01/29(木) 10:22:01 ID:MgxTl/+O
>>290 そうだw
良く読まなかったので同一人物とオモタ。
293 :
名無し:2009/01/29(木) 13:20:49 ID:p+sKGySs
岩波文庫入りしてるミステリって、
ポー以外はいる?
294 :
名無しのオプ:2009/01/29(木) 16:42:24 ID:bC3jGLht
ホームズは入っていたが絶版になった。
エドガワ・ランポの短編集が去年ぐらい出てびっくらこいたぞ。
295 :
名無しのオプ:2009/02/03(火) 10:32:16 ID:Cb+a7q5r
なんで
>>251みたいなキモオタがここにいるんですか?
296 :
名無しのオプ:2009/02/06(金) 22:34:25 ID:jexgoAWp
297 :
名無しのオプ:2009/02/06(金) 22:38:18 ID:jexgoAWp
298 :
名無しのオプ:2009/02/08(日) 00:18:53 ID:ZgOoeT+/
メルツェルの将棋指し。かりに…………………………だったとしても
人形が駒をつかんで動かす腕のメカニスムはすごいものだと思う。
299 :
名無しのオプ:2009/02/08(日) 03:03:44 ID:acoZzW2u
>>217のポー・シャドーは幻夢って邦題の作品とは違うもの?
300 :
名無しのオプ:2009/02/08(日) 04:06:29 ID:ZgOoeT+/
>>299 ちがう本だよん。
幻夢はスティーブン・マーロウ作で徳間文庫。
ポー・シャドウはマシュー・パール作で新潮文庫上下2巻。
301 :
名無しのオプ:2009/02/08(日) 04:45:54 ID:acoZzW2u
教えてくださりありがとうございます。
ポー・シャドウ探してみます!
302 :
名無しのオプ:2009/02/08(日) 23:37:19 ID:E1E8Vba4
303 :
名無しのオプ:2009/02/11(水) 23:46:27 ID:v8iEHamj
ポーは「判断力を持たない機械がチェスを指すのは不可能である。したがって『メルツェルの将棋指し』には
人間が入っているはずだ。」と考えましたが、今の時代コンピュータがチェスを指しちゃいますね。
でも依然として現代のコンピューターでも判断力がないので計算力にものを言わせて可能な手をすべて枚挙しないとチェスを指せないのでしょうか?
304 :
名無しのオプ:2009/02/12(木) 10:14:07 ID:Bfqj+we9
パターン認識する計算知能ならヒューリスティックに指せるよ
305 :
名無しのオプ:2009/02/18(水) 21:05:44 ID:UXL6mTLQ
ポオの評論文や書簡ってまだ邦訳されてないんですかね?
創元のポオ小説全集って小説だけじゃん・・・
306 :
名無しのオプ:2009/02/18(水) 23:35:58 ID:SBLTtK1g
???
307 :
名無しのオプ:2009/02/18(水) 23:36:39 ID:Jja+gY9J
書簡はともかく評論の全訳は絶望的だと思うよ。
批評対象が無名なのばかりだから。
非常に残念なのだが。
308 :
名無しのオプ:2009/02/21(土) 23:47:47 ID:xxmQw0kC
創元のポオ小説全集は小説は全部載ってますかね?
309 :
名無しのオプ:2009/02/22(日) 00:56:59 ID:wrkJRv/l
>>303 現代のコンピューターでもすべての手を列挙してるわけではないらしいですよ。
チェスのチャンピオンに勝ったソフトは、チャンピオンの過去の棋譜を記憶して
対戦相手ごとに最適化していると何かで読みました。
310 :
名無しのオプ:2009/02/22(日) 10:56:46 ID:XR79Pl0P
新潮文庫で短篇集の新訳が出るらしい。
巽さんの訳なんだけど、どうよ?
311 :
名無しのオプ:2009/03/18(水) 07:52:07 ID:6g7LXHeZ
佐々木直次郎訳は絶版か?
312 :
名無しのオプ:2009/03/19(木) 07:25:30 ID:XfiEF6Wk
NHK BShiでは 《偉大なるミステリー作家たち》 と題して、ミステリーの巨匠たちを取り上げた番組を放送予定。
3/31 エドガー・アラン・ポー 200年目の疑惑〜探偵・明智小五郎の調査報告〜
4/ 7 エラリー・クイーンの冒険
4/14 レイモンド・チャンドラー マーロウはシシーを待っていた
4/21 そしてアガサは “ミステリーの女王” になった〜アガサ・クリスティー
313 :
名無しのオプ:2009/03/19(木) 13:04:34 ID:IUS3Ia0W
なんでドイルが無いのか不思議。
314 :
名無しのオプ:2009/03/19(木) 22:43:46 ID:q4W329r2
>探偵・明智小五郎の調査報告
なんだこれは
またヘンテコな演出を見せ付けられるのか
315 :
名無しのオプ:2009/03/31(火) 19:41:24 ID:zw40jFOe
始まるよ
316 :
名無しのオプ:2009/04/01(水) 20:52:41 ID:nutwqqrL
もう六年もこのスレ生き残ってんのね…
1年当たり50レスってペース
ポーの人気ぶりが伺える
生誕200年なのに寂しい限りだ
317 :
名無しのオプ:2009/04/02(木) 00:11:24 ID:ctO5/0wp
じいちゃんが生きてた頃か……
318 :
名無しのオプ:2009/04/02(木) 02:10:51 ID:W7fwLkMi
つーか・・・ネタがない。
ある?
319 :
名無しのオプ:2009/04/02(木) 02:57:54 ID:13/mHQLx
黄金虫をアクロイド殺しのような意味合いで読むと面白いってのは既にこのスレで出てるな
320 :
名無しのオプ:2009/04/03(金) 07:43:21 ID:NOC6oA7u
「天邪鬼」は地味ながら完全犯罪物だな。
肝心の事件はほんの数行で済まされているが
物理トリックを使った密室殺人だ。
そこんところをしっかり書いて
デュパンとの息詰まる対決に持ち込んでほしかった。
(心理戦>証拠不十分でデュパン敗退>犯人安泰>本来の結末に続く)
321 :
名無しのオプ:2009/04/03(金) 22:33:21 ID:nHLwaEGo
悪魔に首を賭けるなを読みたいのですが
どの本に集録されていますか?
322 :
名無しのオプ:2009/04/03(金) 22:50:41 ID:NOC6oA7u
323 :
名無しのオプ:2009/04/04(土) 01:40:06 ID:WyPeR1xO
>>322 ありがとうございます。
ポーさんの小説はまだひとつも読んだことはないのですが
小さいころ世にも怪奇な物語を見てずっと気になってたんです
324 :
名無しのオプ:2009/04/04(土) 13:52:28 ID:QMbyzxc9
「悪魔に首を賭けるな」は「世にも怪奇な物語」の中でも一番こわいね。
まあ、監督がフェリーニだからポーよりフェリーニ色が濃いけど。
325 :
名無しのオプ:2009/04/04(土) 23:17:31 ID:HWM+BTcy
世にも怪奇な物語って今見れるの?
DVDある?
326 :
名無しのオプ:2009/04/04(土) 23:38:46 ID:60Zjc0dF
ポーの原作は恐怖譚というより風刺だな。
彼が大嫌いだった超絶主義に対して皮肉の塊になって書いているところが面白い。
道徳的教訓を述べるためにホラーを書いていた当時のレベルの低い小説をわざと真似ている。
そのため「悪魔に首を賭けるな」では(単なる恐怖譚でないことを示すシグナルとして)
ホラー小説に逆に必要となるリアリティがあからさまに無視されている。
(たとえば赤ん坊がやたらに早熟なところとか。)
上品ぶった道徳と薄っぺらな教訓譚にポーがムカムカしてる感じがよく伝わる。
・・・ちょっと語ってしまいました。「エヘン」
327 :
名無しのオプ:2009/04/05(日) 14:39:59 ID:5NNgX5L+
323です、僕は中学生のときにNHK BSで見ました
DVDもあるみたいですよ
328 :
名無しのオプ:2009/04/12(日) 18:07:00 ID:otWq+3XL
新潮の巽訳見た。
個人的には「赤き死の仮面」が追加になってたのがうれしい。
けど、佐々木訳よりは格調は下がっている。(しょうがないか)
329 :
名無しのオプ:2009/04/20(月) 23:07:19 ID:EodGbHmZ
巽訳覗いてみた。
基本的に小学高学年ぐらいまで程度を落として読みやすさを優先させた感じだな。
それはそれでポーの未来の読者を拾い上げたいという戦略なのだろう。
格調(日本語の古語に陶酔するような)はばっさり捨てている。これは当然だろう。
だがそれとは別にほぼ毎行でイラッとくるというかムカッとくるというか
よく言えば異化効果というかわかりやすさを逆手にとって違和感満載の
なかなかしたたかな面白い翻訳だと思った。
「読めるけど書けなさそうな漢字」にわざわざルビ振って
「あらら何か知らないけど変換できちゃった」みたいな効果を出してたり
時代も場所も内容も違う作品の語りがすべて平仮名の「わたし」で統一されてたり。
しかし訳者が意識してやってるのか天然なのかが
巽の他の著書訳書に疎い者としてはいまひとつわからん。
330 :
名無しのオプ:2009/05/01(金) 02:56:55 ID:/9aCKgJO
なーんか、神経質そうな顔してるよね、ポーって。
331 :
名無しのオプ:2009/05/01(金) 03:43:31 ID:bedYIvGA
このひとなんでそんなに知識人にあこがれられてるの?
江戸川乱歩だとかさ
ほかの作家とどこがそんなにも違う?
えぐるように深い心理かいて感動させたから?
当時はポーだけはとびぬけてすばらしい作家だったとか?
はげしくわからん
332 :
名無しのオプ:2009/05/01(金) 05:48:33 ID:VUEk1Ly4
巽訳良いわ
333 :
名無しのオプ:2009/05/01(金) 23:00:06 ID:2U04B2xn
>>331 ポーはロマン主義的でありなおかつアンチ・ロマン主義的なところが比類ないのだよ。
作家は書きたいものを書き読者は読みたいものを読むというのがロマン主義。
(もっと前の古典主義は書く「べき」ものを書き読む「べき」ものを読むという感じ。)
やりたいようにやる。自由。すばらしい。というのがロマン主義。
そういうロマン主義の中にいながら
ポーは「自由に書きたい。自由に読みたい」という欲求に溺れる連中に警告を発したのだね。
それも批評家か哲学者か思想家のように上から批判したのではなくて
「読者が読みたいように書いて
「書き手が書きたいように読者に読ませる」
あるいは
「読者が何を求めているかを分析して
「読者より先を読んで作品を書き
「逆に作者が思ったように読者を操る」
というような込み入った手法を考えて
実際に作品にして実践したわけだ。
だから偉いのだよ。
もちろん心理学的に深いこともあるけれども。
334 :
名無しのオプ:2009/05/04(月) 22:35:17 ID:6TnfS/F5
>>331 全短編小説を文庫で読めるんだから、とりあえず、読んでみて
全然、とびぬけてすばらしい作家と思えなかったら、
いくら他人に聞いてもわからないと思うよ。
そしたら、俺にはわからんでいいんじゃない?
335 :
名無しのオプ:2009/05/05(火) 20:50:22 ID:8VEwEW25
中学くらいのときアーサー・ゴートン・ピムの物語が面白すぎて
毎晩読みながら寝てたな いまだにたまに読み返すけどやっぱり面白い
336 :
名無しのオプ:2009/05/11(月) 10:36:16 ID:eo++n0T2
ピムはセリフがほとんどない叙事詩のような書き方が読んでてつらかったなあ。
亀食うところだけよく覚えてるw
337 :
名無しのオプ:2009/05/24(日) 11:20:32 ID:KTZr3g52
ちくま、光文社、新潮と新訳次々でるけど、これ一冊でポーの推理小説5変全部読めるってのは?
「マリー・ロジェ」は今、何で読めるの?
338 :
名無しのオプ:2009/05/25(月) 02:21:19 ID:2D+/Udnt
新潮で全部読める。
しかし、光文社の「モルグ」の訳はひどい。ジュブナイルみたいだ。
339 :
名無しのオプ:2009/05/25(月) 16:58:17 ID:2D+/Udnt
新潮の巽訳の新版見たけど、「マリロジェ」は失敗作ということではずされてたね!
代わりに「おまえが犯人だ」が入っていた。まあ、悪くないかな。
今風の名作である俺の大好きな「群集の人」も加わっていたし。
しかし、「モルグ」と「手紙」の訳はかなり翻訳文体で、それを差し引いてもよくない気がする。
340 :
名無しのオプ:2009/05/29(金) 06:03:23 ID:5d5e8olR
結局、新潮の佐々木訳『モルグ街』を今の内に買っておかないと「マリー・ロジェ」は読めないし、
だったら佐々木訳で揃えたいけど、「黄金虫」はもう1冊の佐々木訳『黒猫・黄金虫』も買っておかないとならない
(それでもまだ「お前が犯人だ」が手に入らない)。
どこかで、佐々木訳で5作全部っての出してくれない。
341 :
名無しのオプ:2009/05/29(金) 15:08:29 ID:OFFN5V9p
岩波文庫の新刊で評論集の新訳が出るね
硬いけれど いちおう買っとくかな
342 :
名無しのオプ:2009/05/30(土) 10:52:21 ID:8hNTSvZK
「ユリイカ」が岩波文庫で去年出たときは驚いたな。
あんな難解で読む人間選ぶものよく出した。
343 :
名無しのオプ:2009/06/17(水) 21:09:15 ID:MP9DreIJ
思うんだが
暗号ミステリはポーの「黄金虫」において既に完成されていて
それ以後のものはヴァリエーションにすぎないんじゃないか
ミステリというジャンル全体に言えることかもしれないが
344 :
名無しのオプ:2009/06/21(日) 12:57:47 ID:ZWWRTnsP
密室殺人、意外な犯人、物理的帰納推理、探偵と記録係のコンビ……「モルグ街の殺人」
盲点、心理的推理、犯人へかける罠……「盗まれた手紙」
現実事件の推理……「マリー・ロジェ」
暗号解読……「黄金虫」
ネタバレだから言わない……「おまえが犯人だ!」
リーバイスの511じゃないが、原点にして頂点だよな。
345 :
名無しのオプ:2009/06/21(日) 15:41:06 ID:t/FziurR
記録係なんてのは、今日びそうそう無いけどな
346 :
名無しのオプ:2009/06/21(日) 21:47:39 ID:ZWWRTnsP
でも、石岡君とかバチスタの田口もそうなわけで。
第一ポー生誕もう200年なんだぜ?
これだけ影響力が持続するって異常。
347 :
名無しのオプ:2009/06/23(火) 00:50:14 ID:H3fuxptX
黄金虫は本気で面白かったな
一度解き方を知ってしまうと余裕で解けちゃうけど
ホームズの踊る人形だっけかあれを後で読んだから自力であっちは解いた
348 :
名無しのオプ:2009/06/29(月) 17:00:41 ID:3011SAa9
ポオ揃えたいんだがどの出版社の買えばいい?
全部揃えなくてもいいんだが代表作と詩集は外したく無いんだ
誰か教えて下さい
349 :
名無しのオプ:2009/06/29(月) 18:54:42 ID:nFjYwV//
創元推理文庫
ポオ全集
350 :
名無しのオプ:2009/06/29(月) 19:53:03 ID:3011SAa9
サンクス
351 :
名無しのオプ:2009/06/30(火) 20:00:20 ID:mm8+D7Q/
「アーサー・ゴードン・ピム物語」の難破船の描写はトラウマ(-.-;)
352 :
名無しのオプ:2009/07/09(木) 21:03:14 ID:GDpKdt88
「ピム」は最初の、船にあつらえられたピムの部屋がなんかよかった。
すべてがそろっていて快適そうw
353 :
名無しのオプ:2009/07/28(火) 10:55:53 ID:8oB0O7p4
スウェーデンボルグから影響受けているそうだが、
ポーのどういった面がスウェーデンボルグから影響を受けているのか
分かるかたいますか?
354 :
名無しのオプ:2009/08/09(日) 23:02:41 ID:PHX567SE
「アーサー・ゴードン・ピム物語」は面白いですよね。
作中に出てくる凄惨で生々しい場面が強烈に印象に残ってて、時々無性に読み返したくなります^^;
ところで1回目に読んだ時には気づかなかったけど
2回目読んだら結構矛盾点があることに気がつきました。
(1)オーガスタスからのメッセージが書かれた紙きれが、最初は裏面は何も書かれてはいない白紙だったはずなのに
あとから文字が書かれていたことになっていた点
(2)冒険が終わってから数年後にピムがオーガスタスと語り合った
というエピソードが挟まれているが、オーガスタスはそれより早く航海中に死ぬ。
(3)ピムがオーガスタスに助けられたときに食べたのは蒸かしたジャガイモだったのが、
あとから焼きジャガイモに変わっている。等
これ以外に矛盾点ありますかね?
あと、犬のタイガーがいつの間にか忘れられてるぞw
355 :
名無しのオプ:2009/08/11(火) 21:37:10 ID:tfIJV7oH
/)
///) -―- 、
/,.=゙''"//..:::::::::::::::. ヽ
/ i f ,.r='"-‐'つ::::////\:: ヽ. 細けぇ事はいいんだよ!!
/ / _,.-‐'~::::/⌒ ⌒ l:::: i.
/ ,i ,二ニ⊃:/●) (●) |::|: i
/ ノ il゙フ:(l::::l ⌒ ,, ⌒ l::|): !
,イ「ト、 ,!,!ヽ_ゞゝ 「 二 ア ノ:ノ:::ノ
/ iトヾヽ_/ィ" ノ \`ー ' /
356 :
名無しのオプ:2009/08/12(水) 19:54:00 ID:nsR81f8T
ミス板住民がポーを読んだのは遥か昔過ぎてそこまで細かいこと覚えてないです
357 :
名無しのオプ:2009/09/10(木) 01:04:25 ID:tipYIlUO
とはいえポーは忘れたころにまた蘇るんだよな。
358 :
名無しのオプ:2009/09/13(日) 02:04:47 ID:gUfKpG/C
mjsk?
359 :
名無しのオプ:2009/09/13(日) 04:03:48 ID:3E2Wabud
200周年だし
道化師の復讐の話とお前が犯人だ、盗んだ手紙はいい
360 :
名無しのオプ:2009/09/15(火) 12:40:53 ID:BdBOmgSb
イェール大学の研究室の壁の中から花嫁の遺体が
花嫁(被害者) == ベトナム系の美人
花婿 == キモ系の白人
キモ系の白人がもう一人いて、三角関係だった?
俺も古いミステリにあるような、 コンクリや漆喰で壁に塗り込められていたみたいな想像したけど、
実際は人目を憚って数日で出来そうな仕事でもないし、 壁と壁の隙間に突っ込まれてただけなんだろ?
361 :
名無しのオプ:2009/09/15(火) 15:08:30 ID:0mFunGDK
探偵モノを始めて書いた人・・・・
知らんかったぜ
362 :
名無しのオプ:2009/09/16(水) 00:56:38 ID:5sAECPRs
>>361 1841年の「モルグ街」にデュパンが登場したのが最初かな。
長編だとガボリオのルコック探偵が1866年らしい。
363 :
名無しのオプ:2009/09/16(水) 02:42:31 ID:4qWiBj16
んな誇らしげにwiki知識ひけらかさなくても
364 :
名無しのオプ:2009/09/22(火) 00:40:16 ID:YP8drAeW
365 :
名無しのオプ:2009/09/22(火) 22:53:13 ID:1HycakUM
死因が判明するわけでもなし。
あんまり意味ないね。<遺髪
366 :
名無しのオプ:2009/09/30(水) 20:20:31 ID:Xi3lSbdf
創文の「詩と詩論」ってユリイカ全部入ってます?
367 :
名無しのオプ:2009/10/02(金) 22:04:52 ID:BlCclFdr
創文には創元推理文庫の1/3しか入っていないと思う。
368 :
名無しのオプ:2009/10/03(土) 01:17:10 ID:4ZtxUhqY
創作推理文庫には全部入ってるの?
369 :
名無しのオプ:2009/10/03(土) 19:19:13 ID:u3cwiHay
見たことない文庫だな。
370 :
名無しのオプ:2009/10/03(土) 20:10:17 ID:CEzDU70w
知らないのかよ ( ´,_ゝ`)プッ
371 :
名無しのオプ:2009/10/03(土) 20:48:50 ID:NTyaEyCP
創作堆埋文庫だろ
372 :
名無しのオプ:2009/10/03(土) 21:29:01 ID:4ZtxUhqY
創元推理文庫にはユリイカ全部入ってますよね?
373 :
名無しのオプ:2009/10/03(土) 23:53:51 ID:u3cwiHay
全部入ってるよ。
374 :
名無しのオプ:2009/10/04(日) 08:45:40 ID:KGAy/AXw
サンクス
375 :
A.M.:2009/10/07(水) 22:49:07 ID:RZrmZwK8
今日10/7はミステリー記念日だそうです。
その由来はというと、よくある苦しい語呂合わせではなく
今日がエドガー・アラン・ポーの命日だからですって。
ミステリーの始祖の誕生日ではなく、命日が記念日という
ところがいかにもミステリーぽくていいですな。
376 :
名無しのオプ:2009/10/08(木) 02:53:57 ID:B9NUyp7Y
へー。誰が決めたの?
377 :
テケリ・リ!:2009/10/08(木) 16:46:31 ID:LgXBHkwq
>>375 リッチモンドかどこかで野垂れ死んでた時かな?
この人ってミステリーの枠では収まりきれない人なんだよね。
「アーサー・ゴードン・ピムの物語」が結構好きだったなあ。
378 :
名無しのオプ:2009/10/09(金) 22:55:41 ID:di1NDtgD
ピムはクルーソー入ってるよな。海亀食ったり
379 :
名無しのオプ:2009/10/10(土) 16:13:27 ID:PPpmEciy
ポーの[黒猫]と[ウィリアム・ウィルスン]大好き!!!!
380 :
名無しのオプ:2009/10/10(土) 16:45:15 ID:xlAEO5EU
今読むと死ぬほどつまんねーな。ポー
381 :
名無しのオプ:2009/10/10(土) 17:19:31 ID:ZCcB5GI8
頭の悪い人には向いてない
382 :
名無しのオプ:2009/10/10(土) 17:33:54 ID:FaFPJgpi
ポーは面白いでしょ
他の数多の古典ミステリの方がつまらん
383 :
名無しのオプ:2009/10/10(土) 18:12:06 ID:xlAEO5EU
どう見てもバカ向きだろ。
384 :
名無しのオプ:2009/10/10(土) 18:26:47 ID:ZCcB5GI8
ホームズだって、デュパンの語りを真似して大衆向けにアレンジしただけ。
デュパンのあの語り口の美学が退屈とか難解とかいう人は頭が悪いんだよ。
385 :
名無しのオプ:2009/10/10(土) 20:07:00 ID:f9Q6dtDY
あのねちっこい文章はどうも性に合わない
386 :
名無しのオプ:2009/10/10(土) 21:27:27 ID:HYxSJu4D
ラノベしか読まない人はたいていそう言うねw
387 :
名無しのオプ:2009/10/10(土) 21:43:52 ID:xlAEO5EU
ポーの作品は推理小説という新しい分野を開拓した先駆的作品としての価値はあるが
作品そのもののとしての価値は低いのでわ?いまとなっては面白さなど皆無。
388 :
名無しのオプ:2009/10/10(土) 23:34:21 ID:ZCcB5GI8
389 :
名無しのオプ:2009/10/11(日) 09:27:02 ID:Kh9JyIXk
>>387 面白くないしか言ってないけどそれ以上のこと言えないの?
390 :
名無しのオプ:2009/10/11(日) 10:10:22 ID:bq9fqni+
>>385 前スレだか、文学版のポースレだかに書いたけど、あの濃密な文章って、”リディア"や"モレラ"ならともかく、
デュパンものや「ゴードン・ピム」には合わないと思うんだよね。
391 :
名無しのオプ:2009/10/11(日) 10:39:23 ID:pNWjF1/M
>>390 「ロビンソン・クルーソー」まがいの「ピム」はともかく、
デュパンものはあの形而上学的表現だからカッコイイんじゃないか。
今のラノベミステリや読み捨てミステリがミステリの中軸になってる人は、
古いとかミステリにあってないつうかもしれんけど。
もともとポーだってデュパンものを気安い娯楽じゃなくて、高度な知的遊戯の
楽しさとして書いたんだし。その見方は先人を敬わない、かつ本末転倒の見方。
392 :
名無しのオプ:2009/10/11(日) 11:21:41 ID:+C3JIxwl
>>391 気安い娯楽だろ。
『Xだらけの社説(^o^)』みたいな。
393 :
390:2009/10/11(日) 11:29:24 ID:bq9fqni+
>>391 それの指摘は的確かもしれません。
ラノベミステリとはどういうものかは知らないのですが、(乱歩の少年探偵団みたいなやつ?)
ミステリなんだからこんな凝った文体にしなくてもいいだろ、という思っているわけです。
もっとも、私がさほど英語に堪能ではないだけ、かもしれませんが。
394 :
名無しのオプ:2009/10/11(日) 11:38:12 ID:pNWjF1/M
>>393 ミステリなんだから、ってミステリは探偵小説という意味にしても、
ポーが源流じゃないか。オタク頭悪すぎ。
395 :
名無しのオプ:2009/10/11(日) 11:40:05 ID:pNWjF1/M
>>392 ま、ファルスも多いがね。ただポーのやろうとしたことはちょっと違うと思う。
アメリカじゃいまだに「山師」呼ばわりされているのも知っているがね。
396 :
390:2009/10/11(日) 11:55:51 ID:bq9fqni+
>>394 どうも貴方のおっしゃることがよく分かりませんね。
>ポーが源流じゃないか
どういう意味ですか?
ポーが源流であることと、その文体との間にどんな関係があるのですか?
頭の悪い私に説明してくれませんか?
397 :
名無しのオプ:2009/10/11(日) 12:01:38 ID:pNWjF1/M
398 :
390:2009/10/11(日) 12:03:24 ID:bq9fqni+
399 :
名無しのオプ:2009/10/11(日) 12:24:20 ID:bq9fqni+
説明
できないん
ですね。
400 :
名無しのオプ:2009/10/11(日) 13:22:07 ID:Kh9JyIXk
ねらーは後出しジャンケンしか出来ないもんねえ
401 :
名無しのオプ:2009/10/11(日) 13:59:15 ID:pOl2cojN
>390
よくわかるよ。
ポーはミステリの源流だけれど、デュパンものの濃密な文体がミステリに必要だったか、
またはミステリによく合っていたかと言えば、そうじゃなかったと俺も思う
ドイルぐらい平易な文章で充分楽しい。ちょっと結果論めくけどさ
こういうことを書くと「ポーを馬鹿にするのか」と勘違いする人が出るかもしれないけど、
そうじゃない。ポーの文章は現在の「ミステリ」の括りから離れたところで
より魅力を放つんじゃないかって意味だからね
さすがに「ポーの真骨頂はデュパンにあり」と主張する人は多くないだろう
402 :
名無しのオプ:2009/10/12(月) 04:30:12 ID:BQPKueos
最近知ったんだが昔はゴキブリのこと黄金虫と言われてたんだな
403 :
名無しのオプ:2009/10/13(火) 08:36:13 ID:VcGdmukw
黄金虫はアクロイド仕掛けになってるって気付いた人は少ない
404 :
名無しのオプ:2009/10/13(火) 10:51:50 ID:NNBFpoHk
気づいてるよ。んなこと。乱歩の二銭銅貨も同じだし。
405 :
名無しのオプ:2009/10/13(火) 13:21:58 ID:2PAqgXbm
素直に知らなかったって言えるって大事だよね
406 :
名無しのオプ:2009/10/13(火) 14:18:00 ID:NNBFpoHk
どっかで見たな。そのコピーw
407 :
名無しのオプ:2009/10/13(火) 20:53:58 ID:ZuGJko5N
黄金虫は金持ちだ
408 :
名無しのオプ:2009/10/14(水) 00:21:31 ID:B8Z8dgkR
>>390>>393 >ミステリなんだからこんな凝った文体にしなくてもいいだろ、という思っているわけです。
そもそも文学(というか一廉の人物が眼を通す書き物)と看做されるためには凝った文体が必要だったのだよ。
新大陸には旧大陸とは異質な身分差が巌然と存在していた。
(それがどんなものだったかは自力で勉強してください。)
ポーに限らず
奴隷でも読めるような文章で新機軸を打ち出したところで
当時は何の反響もなかっただろうし
何の影響も残せなかっただろう。
>>401 >ポーの文章は現在の「ミステリ」の括りから離れたところで
>より魅力を放つんじゃないかって意味だからね
>さすがに「ポーの真骨頂はデュパンにあり」と主張する人は多くないだろう
実際にポーが最初に評価されたのはフランスの象徴主義の詩人たちの功績。
その際には恐怖や狂気や詩という不可解なものを
理知によって解明しようとして異常なる美を描いた作家として評価された。
推理小説の元祖という取り上げ方は
その時の評価の一部を拡大したに過ぎないようにも思える。
いずれにしても
古典というものは難しくて当たり前だと
大きく構えていた方が楽しみが多いのではないかな。
409 :
名無しのオプ:2009/10/14(水) 10:49:28 ID:EaBIIGUA
>>408 しかたないよ。ミステリしか読まない人は、まるでミステリって分野が
最初から存在していて、ただそれを書いた第一号がポーで、それを
今自分が読んでいる今日のミステリというジャンルの
視点でしか見れない、そういう知識もないオコチャマが多いから。
「特攻隊? 自分から死んでバッカじゃねの?w」って言うアホガキと同じ。
本当はポーは文学板にスレがあるべきなんだろう。
しかし最近自分も含めて2chってオコチャマの遊び場だなと思うわ。
410 :
名無しのオプ:2009/10/14(水) 21:44:43 ID:hrBuiAWj
まあ実際、ポーの文章は読みにくい
411 :
名無しのオプ:2009/10/15(木) 00:06:33 ID:R5/OKx0d
>>408 >そもそも文学(というか一廉の人物が眼を通す書き物)と看做されるためには凝った文体が必要だったのだよ。
∩___∩
| ノ\ ヽ
/ ●゛ ● | いったいどこでそんなトンデモ説を仕入れてきたのか?
| ∪ ( _●_) ミ
彡、 |∪| |
/ ∩ノ ⊃ ヽ
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
412 :
名無しのオプ:2009/10/15(木) 00:23:50 ID:B8x3NJWc
てかポーのデュパンものと今のミステリを同列にして平気な感覚が不思議。
413 :
名無しのオプ:2009/10/15(木) 01:00:10 ID:BFjxvswc
おやおや。ほんとにオコチャマの遊び場だな。
414 :
名無しのオプ:2009/10/15(木) 14:29:47 ID:B8x3NJWc
だから2ch自体がそうなんだよ。
それが分からないならオマゴチャマだ。
415 :
名無しのオプ:2009/10/16(金) 08:12:26 ID:22mBF8FI
ポーの文体は彼の体質みたいなものだからね。
好き嫌いは当然ある。
ポーの文章読むならサラリーくれ、と言った人もいるし。
416 :
名無しのオプ:2009/10/16(金) 12:17:00 ID:gi9M9jNo
「ピム」って映像化(アニメでもいいけど)したら
どんなふうになるんだろ?中学の頃のイメージでは
いつもドンヨリしたイメージ(友人との「別れ」など)
だったけど。最後が難しそうだな。
417 :
名無しのオプ:2009/10/17(土) 09:21:15 ID:cYBQ6oSx
ピムは自分だけ悪いことしてないですよ的な全てが言い訳として読んだら面白い
418 :
名無しのオプ:2009/10/17(土) 11:54:08 ID:37ituxcy
マグリットの「不許複製」という絵の鏡台に「ピム」の本が乗ってるがあれは
なんだろう。マグリットはポーの大ファンだったらしいけど。
419 :
名無しのオプ:2009/10/18(日) 19:32:01 ID:23aQO0zY
12/18に金沢でポーの「告げ口心臓」のオペラ化作品「裏切る心臓」が上演される。
クリスマスにミステリーつーのいいじゃん☆、と思ったが初演のデータから考えて多分歌詞はドイツ語だ。
字幕は出るとはおもうけどさぁ・・・ドイツ語かぁ・・・・
420 :
名無しのオプ:2009/10/18(日) 19:37:15 ID:23aQO0zY
>>419 余談だがポー作品は「モルグ街の殺人」もスティーブン・ラッシュによりオペラ化されている。
こっちは英語歌詞でCDも出ている。但し、恐いのは殺人犯より・・・
421 :
名無しのオプ:2009/10/18(日) 23:33:41 ID:uFxpTUEc
「デュパン三世」ってないの?
年代からいうと六世ぐらいになるかもしれんが。
422 :
名無しのオプ:2009/10/19(月) 06:46:12 ID:gc2B4p9K
>>420間違い
スティーブン・ラッシュ×→ステファン・ラッシュ○
423 :
名無しのオプ:2009/10/19(月) 21:17:48 ID:TvuWDE+W
淀川乱歩
424 :
名無しのオプ:2009/10/19(月) 23:05:11 ID:EtltugEA
ポー自身はずっと、エドガー・ポーって名乗ってたんだってね。
本人の意志尊重して今からでもアランはあらんってことにすればいいのに。
425 :
名無しのオプ:2009/10/20(火) 10:56:32 ID:p8j0J9az
審議拒否
426 :
名無しのオプ:2009/10/21(水) 20:20:59 ID:E1G2nigS
>>420 タワレコサイトあたりで「STEPHEN RUSH」を検索すると出てくる。
まだ売っているらしい。
427 :
名無しのオプ:2009/10/27(火) 10:45:42 ID:2c/SKo//
アラン・パーソンズ・プロジェクトって
元々題材にしたコンセプトアルバム作ってるよね。
428 :
名無しのオプ:2009/11/12(木) 17:01:50 ID:7H1fToCN
>>426 StephenもStevenも英語圏の人なら日本ではスティーブンだよ。
フランス語圏なら正解だけど。
429 :
名無しのオプ:2009/11/28(土) 07:47:49 ID:JtTZPkCd
ルブランは当時の市会議員だかのロパンという名を
もじって、自分の泥棒にルパンと名付けたそうな
それなら、デュパンとは関係ないのかな?
430 :
名無しのオプ:2009/12/02(水) 08:18:35 ID:jFDci8aF
431 :
名無しのオプ:2009/12/19(土) 21:08:17 ID:jl4wYfIG
ふしぎ発見に出たぞ
432 :
名無しのオプ:2009/12/20(日) 18:55:47 ID:y4mNSrFD
映画化作品、
あるの?
433 :
名無しのオプ:2009/12/20(日) 23:52:50 ID:v5vJ+y5Z
山ほどあるわ
434 :
名無しのオプ:2010/01/21(木) 15:24:56 ID:tIt8LUnW
毎年命日に墓へ供えられる酒と花が今年は無かったらしい。
435 :
名無しのオプ:2010/01/21(木) 17:48:00 ID:iJuvar3f
【こぼれ話】60年間続いたポーの墓参りが途絶える=米国
【ワシントン20日AFP=時事】米国の有名な詩人・作家のエドガー・アラン・ポー(1809−49年=写真)の墓に過去60年にわたって
生誕日に詣で続けた不思議な人物が、今年は墓参りに現れなかった。ポー協会が20日、明らかにした。
ポーの墓は米メリーランド州のボルティモアにある。380人の会員を有するポー協会の責任者によると、ポー死去100周年に当たる
1949年以来、ある男性がポーの生誕日の1月19日には必ずお墓参りをし、コニャックと数本のバラを供えていた。男性はたいていは
外套をまとっており、真夜中から午前5時の間に来ることが多かったが、時には夜の11時から11時半に詣でることもあったという。
しかし、ポー生誕201年に当たる今年は、同協会のメンバー約50人が待ち受けたが、男性は現れなかった。
協会が把握している限り、男性は墓参りを一度も欠かしたことがない。協会によると、もともとの男性は1998年になくなり、
墓参りは2人の息子に引き継がれたようだという。責任者は「何年か前に最初の男性が死亡したとのメッセージが残されていた。
我々はこのメッセージをバトンタッチが行われたものと解釈し、男性の2人の息子が後を引き継いでいると考えていた。どこの誰だかは知らない」
と話している。 〔AFP=時事〕(2010/01/21-14:47)
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_cul&k=20100121024369a
436 :
名無しのオプ:2010/01/22(金) 20:51:19 ID:zkEHOq4z
mjsk?
437 :
名無しのオプ:2010/01/30(土) 13:51:46 ID:tFN89+Et
驚いたね
438 :
名無しのオプ:2010/02/06(土) 13:45:04 ID:d8XBhuR1
なんでコニャックなの?
439 :
名無しのオプ:2010/02/06(土) 17:11:55 ID:6JJpUNbS
ミステリつったらコニャックかバーボンだろう!
440 :
名無しのオプ:2010/02/06(土) 18:17:35 ID:d8XBhuR1
なんでバーボンじゃないの?
441 :
名無しのオプ:2010/02/07(日) 14:45:50 ID:J1DCedN1
なんでバラなの?
442 :
名無しのオプ:2010/02/13(土) 03:16:08 ID:0sZMC3IV
443 :
名無しのオプ:2010/04/16(金) 18:21:31 ID:yGslbwpj
興味をひかれる記事があったのでざっと訳してみました。
元記事 www.salon.com/books/2010/01/18/us_poe_portrait
Gloomy nevermore? Portrait shows cheerful Poe というタイトルです。
まず最初の方だけ。
Gloomy nevermore? Portrait shows cheerful Poe
物憂げなイメージを払拭? 新しい肖像画がポーの晴れやかな一面をとらえる
「今回紹介される肖像画は、ポーが同時代人から実際にどう見られていたかを
示している。すなわち、新進気鋭のハンサムな若者だ」
2010年 1月18日 月曜
ベン・ナコルズ(AP)
エドガー・アラン・ポーの豊饒な文学的創造物は150年以上の風雪に耐えて
生き残っている。同時に生き延びているのは、彼の青白い、死にとりつかれた
ような風貌のイメージだ。落ち込んだ目、短く刈り込まれた口髭、もじゃもじゃの
カーリー・ヘア。
しかしながら、学者らの主張によると、ポーの若い頃の風貌は、晩年の銀板写真で
おなじみとなっているそれよりはるかに生気に満ちた、凛々しいとさえ言える
ものだったらしい。
そういう美丈夫のポーの面貌は、A・C・スミスの描いた水彩画にうかがうことが
できる。この水彩画は、現存するポーのわずか三つの肖像画のうちのひとつであり、
今週の土曜日に初めて一般に公開されることになっている。その後、さらに、
オークションに出品され、高額で競り落とされる模様だ。
(続く)
444 :
名無しのオプ:2010/04/16(金) 18:25:27 ID:yGslbwpj
この肖像画では、ポーは紙とペンを手に机についており、おのれの創作力を存分に
発揮しているさなかのようだ。唇の上部はきれいに剃られている。ただし、
もみあげは長く、豊かである。顔には微笑とも思えるものが漂っている。
「この絵は、ポーが同時代の人々から実際にどう見られていたかを示しています。
つまり、ハンサムで、洗練された、新進気鋭の若者の姿です」。こう語るのは、
肖像画の所有者でありポーの研究家でもあるクリフ・クライニク氏。「銀板写真に
おけるポーはかなり疲れた様子で写されています。人生のさまざまな苦難を経た
結果の姿です。」と同氏は続けて語る。
この肖像画の真正さは証明済みであるが、これまでの所有関係の推移はほとんど
明らかになっていない。また、絵の描かれるに至った詳しい事情も不明である。
ポーの創造した名探偵デュパンでもこれを解明するのは難しかろうと思われるほどだ。
確実にわかっているのは次のような事柄だけである。すなわち、A・C・スミスは、
ポーが居住していたフィラデルフィアとボルティモアで仕事をしていた時期が
あったこと、ポーが肖像画のモデルとなったのは1843年か1844年であること
(死去する5年もしくは6年前にあたる)、である。
(続く)
445 :
名無しのオプ:2010/04/16(金) 18:32:41 ID:yGslbwpj
また、スミスは、後の1845年にグレアムズ・マガジンに載ることになる版画の
ためにポーがモデルを務めていたのと同じ頃、それとはまた別にポーの素描を
こしらえている。
完成した水彩画をポーがどのように考えていたかはわからない。素描に関しては、
気に入っていなかった。1844年、ジェイムズ・ラッセル・ロゥエルに向けてポーは
こう書いている。「私の肖像画についてお尋ねになるのですか。これは、
始められてから結構時間が経っています。肖像画としてより版画として仕上げた方が
いいようです。これが自分とはほとんど思えません」
画家に絵の代金を支払ったのは誰かは不明である。また、1978年以前に絵が誰の
元にあったかもわからない。とにかく、1978年にクライニク氏はヴァージニア州
シャーロッツヴィル在住の莫大な資産目録をほこるある収集家からこの肖像画を
手に入れた。同氏が言うには、それがポーを描いたものだとは自分には一目でわかった、
支払ったのは雀の涙ほどの金額だった、とのこと。
「歴史上の重要性を持つことはわかりました」とクライニク氏。「『こいつは
もうけものだ』なんて考えはまったく浮かびませんでした」。
スミス作の水彩画と素描のほかには、現存するポーの肖像画はサミュエル・オズグッドの
ものしかない(現在ワシントンD.C.の国立肖像画館に展示)。ジェイムズ・
マクドゥーガルが手がけた肖像画の所在は不明である。
(続く)
446 :
名無しのオプ:2010/04/16(金) 18:36:02 ID:yGslbwpj
さて、クライニク氏は、このスミス作の肖像画をオークションにかける予定である。
これはいいタイミングと言えよう。現存部数の少ないポーの処女詩集『タマレーンと
その他の詩』は昨年12月に競売に付された際、66万2500ドルという米文学史に残る
記録的な価格で落札されたばかりである。
オークションは6月、シンシナティのコーワンズ・オークションにて開かれる予定で
あるが、その前に、ボルティモアでポーの生誕記念行事の一環として一般に公開
されることになっている。今度の火曜日が生誕201年にあたる。一般公開は土曜と
日曜の両日、場所はポーの墓所に隣接する、以前は教会であったウェストミンスター・
ホールである。
肖像画を一般に公開するのはお金の問題とは無関係だとクライニク氏は言う。一方、
オークション主催側のウェス・コーワン氏は、肖像画の落札価格は少なくとも
3万ドル、おそらくは5万ドルを超えるだろうと見込んでいる。
「なんといってもポーの創作中の姿を描いた唯一の肖像画ですから」とコーワン氏。
同氏はPBSの「アンティーク・ロードショウ」の鑑定人も務めている。「世の中に
二つとない物です」。
(以上)
447 :
名無しのオプ:2010/04/16(金) 22:48:02 ID:kTVuhcgf
図書館で借りて読みましたが、やっぱり俺には文章が難しいです。
一番平易な翻訳本って何ですか?
448 :
名無しのオプ:2010/04/17(土) 14:51:24 ID:In8fgOjV
図書館で借りたのは誰の訳?
まあ、ポーは子供向けじゃなければ誰の訳でも多少読みにくいと思うけど。
449 :
名無しのオプ:2010/04/18(日) 17:41:47 ID:R456Sbbn
>>447 光文社古典新訳文庫の小川高義訳が読みやすいと思った。
読みやすいといっても別に子供向けに易しくとかいうんじゃなくて。
450 :
名無しのオプ:2010/04/23(金) 22:00:53 ID:2KM8gmlU
そもそも原文が既に使われてない単語が多いし
451 :
名無しのオプ:2010/04/24(土) 06:44:13 ID:7r5jh+w6
ドイルよりさらに古い世代の人だからしょうがないね。
452 :
名無しのオプ:2010/04/24(土) 07:01:16 ID:o0YRDBnW
453 :
名無しのオプ:2010/05/09(日) 11:02:54 ID:fdixjZEM
自筆原稿をよーく見てみると、ポーはモルグ街のタイトルを
二度書き直しているのがわかる。
最初は「トリアノン街の殺人」
次は「ナス街(?)の殺人」
で最終的に「モルグ街の殺人」に決まったと。
にしても綺麗な草稿だなあ。
454 :
名無しのオプ:2010/05/31(月) 17:47:12 ID:URrkc9Nn
デュパンってゲイだったのかね
男と二人で隠遁したり、相手の思ってることを当てたりゲイっぽいな
455 :
名無しのオプ:2010/06/08(火) 00:11:38 ID:+W84njwK
それならホームズだってそうじゃん
456 :
名無しのオプ:2010/06/10(木) 23:30:04 ID:+WnbW35c
短編「眼鏡」おもしろすぎワロタ
ここ数年のなかで読んだ小説の中で一番ワロタ
やっぱ天才っているもんなんだな 感動したわ
457 :
名無しのオプ:2010/06/13(日) 09:10:36 ID:8bT5uYdA
俺はデュパンは世界最高の探偵だと信じてるんだけど反論ある?
458 :
名無しのオプ:2010/06/13(日) 09:53:44 ID:I7qRcg+B
ほんと世界最高の超能力者
459 :
名無しのオプ:2010/06/13(日) 09:54:25 ID:I7qRcg+B
世界最高のぺてん師
460 :
名無しのオプ:2010/06/13(日) 10:01:21 ID:8bT5uYdA
デュパンはホームズよりは確実に名探偵だよね。
デュパン物は外れがない。ホームズ物は駄作が多い。
461 :
名無しのオプ:2010/06/13(日) 10:11:09 ID:I7qRcg+B
デュパンもの3つしかないしな
だいたいホームズは最初の2作では人気でなかったけど
3作目にかいた短編のボヘミアのやつで人気がでたという話だし
あれはまんま盗まれた手紙のパクりだからな
462 :
名無しのオプ:2010/06/13(日) 17:54:33 ID:LZR9gVeM
463 :
名無しのオプ:2010/06/13(日) 18:48:46 ID:I7qRcg+B
家の中に隠された脅迫につかわれてる手紙をさがすところと
家の中に隠された脅迫につかわれてる写真をさがすところ
464 :
名無しのオプ:2010/06/13(日) 21:52:24 ID:8bT5uYdA
モルグ街の殺人を歴代の名探偵が推理したらデュパンが
一番早く真相に辿り着きそう。
クイーンやポアロがあの事件に巻き込まれたら
「いや、こんな事はありえない」とつぶやきながら
物的証拠を多角的に検証したり関係者に
駆け引きを仕掛けたりして短篇物が長編物になっちゃいそう。
465 :
超電少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA :2010/06/13(日) 23:22:29 ID:yQohZ7BS
>>464 デュパンというよりポオが天才過ぎるんでつよね
466 :
名無しのオプ:2010/06/13(日) 23:53:08 ID:LZR9gVeM
>>463 全然似ていないじゃないか
醜聞のタネになる恋文(やばい手紙)っていうのは、第一次大戦前の小説ではおなじみのアイテム
「踊る人形」が「黄金虫」の完全なパクリとして有名なのに(暗号の解法がまったく同じ)、なぜ「ボヘミア」を挙げるのか解せん
467 :
名無しのオプ:2010/06/14(月) 01:07:50 ID:AjaffqKT
で、「まだらの紐」が「モルグ」のパクリだからな。
でドイル自身はあつかましくも「まだらの紐」がホームズものの最高傑作
だと思っていたらしい。
てかホームズ自体デュパンのパクリ。
468 :
名無しのオプ:2010/06/14(月) 06:20:05 ID:QvE1HlOC
「まだらの紐」を読んでみたい
469 :
名無しのオプ:2010/06/14(月) 12:28:44 ID:z1MnnzrU
「まだらの紐」が「モルグ街の殺人」のパクりって言ってる奴
もしかして池沼か?
470 :
名無しのオプ:2010/06/14(月) 20:42:50 ID:U8RC+Kqo
初心者ほどすぐに「あ、似てる」と思うもの
471 :
名無しのオプ:2010/06/14(月) 22:49:42 ID:AjaffqKT
アホか、メル欄なら出入りできる密室だろ。同じじゃん。
たしかドイルも認めるような発言してたぞ。
472 :
名無しのオプ:2010/06/14(月) 22:55:45 ID:AjaffqKT
だいたいホームズの言動自体がデュパンと同じ。
デュパンの「理を追ってこの結論に達したなら、不可能に見えるからって
排除しちゃいけない。理論家のやるべき仕事はそれが可能であることを
証明することなのだ」
というのをまねしてホームズが有名な「不可能をすべて消し去って
最後に残ったものはいかに信じがたくても事実なのだ」
というのを作ったのだ。
473 :
名無しのオプ:2010/06/14(月) 23:00:31 ID:7VGvBQLg
デュパンとルパンが
韻を踏んでるのは、偶然?
474 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 00:27:09 ID:yj+haVZ7
ホームズ好きだけどデュパンと似てると何回か感じた記憶ある。
「ボヘミアの醜聞」と「盗まれた手紙」
「踊る人形」と「黄金虫」
あと相棒の心を読んでみせるところ
というかドイルってネタの使いまわし多い
「三人ガリデブ」「赤毛連盟」「株式仲買人」とか。
475 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 01:06:22 ID:5yhqjAU9
上でも出てたけど相棒と同居するのもそうでしょ。
てかデュパンを一般向けにしたのがホームズなんだよ。
「モルグ」と「まだら」の相似なんてもう腐るほど言われているのに、
>>469>>470みたいな物言いする奴なんてまったく信じられん。
それとも熱烈なシャー六期案ってやつか?w
476 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 02:45:16 ID:Ky+7h5EE
>>471 アホとまで言うかね、初心者くんw
ドイルがポーのフォロワーなのは周知のことなの
他にも何百人、何千人とフォローワーがいるの
「モルグ街」と「まだらの紐」では、真相の様態がまったく違うだろ?
××を○○として使った点は(いずれも漢字二文字)、パクリどころか独創と言える
それがミステリを楽しむポイントなの
お前が天城一の密室ものを読んだら、怒髪天を衝くだろうな
たいてい酷似した先行作品があって、「どこが新しいか判るか?」という批評性まみれのミステリだから
477 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 06:26:56 ID:d6C6rWAo
二つめ三つめくらいまでは真似
ここまでは似ていれば同じ
その後、真似する奴多くなると、パターンなり形式になって、
わずかな差異が、違いになる
478 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 09:50:46 ID:5yhqjAU9
>>476 初心者はおまえだろ。やれやれ、真相の様態とやらが違うだけで
剽窃じゃないって証拠になんのかよ。アホらしくて話にならない。
それに俺に言わせれば、推理小説の流れはポーからドイルその他何百人にも
分かれたんじゃない。ポーからドイルに移ってドイルから分かれたというのが
正解だと思う。ポーからドイルまでの五十年は推理小説なんて出てない。
ドイルがポーを土台にして発展させた原動力なのさ。
どっちが初心者だよ。そもそもおまえポーの作品どのくらい読んだんだ?
479 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 10:00:24 ID:5yhqjAU9
ちょっと真面目な話すると、
俺は世界最初の探偵小説といわれる「モルグ」のヒントは
ディケンズの「バーナビー・ラッジ」だと考えている。
「バーナビー・ラッジ」は「モルグ」の約半年前に英国で
連載が始まった長編で、いわゆる「顔のない死体」のトリックだが、
これをポーは「バーナビー・ラッジ」の第一章の終わりで真相を見抜き評論で発表した。
このポーが見抜いたとき、「モルグ」のつっかデュパンが誕生したんじゃないかな。
ポーは「詩作の原理」で自作の名詩「大鴉」ができるまでを「理詰めで」
追って見せているが、この理詰めの追いこみ方がデュパンと同じなんだね。
(ほんとは理詰めというより、直感を論理化してみせたというほうが正解だと思うが)
乱歩はポーに「顔のない死体」のトリックがないのはディケンズに先に
使われたからだって言っているけど、ポーのディケンズ評論はかなり感情的に
なっており、何か自分の考えたことを先にやられたみたいな焦りもあったんじゃないかと思う。
480 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 17:34:54 ID:Ky+7h5EE
>>478 よーく判った、取り消そう
お前は初心者じゃなくて半可通だw
「バーナビー・ラッジ」の話なんか(初心者同士じゃないから)今さら俺にしなくていい
「アンナ・キャサリン・グリーンとかボアゴベはどうなんだ?」とも訊かないよ
しかし、お前、頭悪いな
「まだらの紐」を独創と捉えることもできるという俺の見解を「そういう見方もあるが」といったん受け取ることもできないんだ
その上で「だが、俺の見方はこうで……」と述べればいいだけだろ?
天城一になると、もう読んだことがないからウンともスンとも反応しない
お前のレスを何度か読んだら、「何歳でどれぐらい読んでる」か完全にプロファイリングできるだろうなw
481 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 17:53:11 ID:Ky+7h5EE
ここ、ポーのスレだったな
ホームズがパクリって主張したいなら、ホームズスレの方がよくないか?
「それをパクリって言ったら、ミステリはみんなパクリだろ」と言われるだろうが
お前は「手塚治虫はディズニーのパクリ」と言っているのと同じなんだよ
それはパクリと言わないの
482 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 18:12:54 ID:5yhqjAU9
どうも「パクリ」って言葉がお気に召さないで駄々こねているらしいな(苦笑)
483 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 18:23:49 ID:5yhqjAU9
ポーの推理小説の本質は、トリック自体、それよりもそれの解析、デュパンの語りに
あるんだね。いわば帰納法の美学だ。トリックというだけならディケンズも
そうだったし、ドイル以前、「カラマーゾフ」だってそうだからね。いくらでもある。
ポーの推理小説が画期的だったのは、「マリーロジェ」でポー自身が言ったように、
探偵というものの描写にある。ところがデュパンの語りというのは晦渋にすぎて
一般向けじゃない。それを一般向けにして成功したのがドイルのホームズ。
ここから推理小説ははじまったと俺は思うんだな。
しかしポーのデュパンがフランス舞台で実際ポーはアメリカよりも
フランスで先に受け入れられ、ホームズが英国よりもアメリカで受け入れられた
というのは皮肉以上に考えさせるものがあるね。
484 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 18:38:57 ID:Ky+7h5EE
「パクリ」に対して「失敬な!」と憤ってはいないよ
俺、シャーロッキアンでもないから
ポーが創案した独創的な文芸形態を、ドイルが通俗化して広めた
それは周知のことで、「パクリ」なんて強い表現を使ってまで指摘する意味はない、と言いたいだけだ
ポーとドイルの間に色々あったろ?
英仏の犯罪実話ものとか新聞小説とか
それをくぐった上で、ドイルはポーの編み出した諸々を援用して(ここでお前が「パクリ」と言いたいなら、それでいいや。
主観に傾いた表現で、俺は使わないが)、大衆小説としてもミステリを確立した
で、そんなことを今さらなんでポースレで言うか、だな
485 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 18:44:08 ID:Ky+7h5EE
「まだらの紐」が「モルグ街」の剽窃とするセンスには首を傾げたままだよ
天城一の密室ものは全部剽窃
見立て殺人ものは全部ヴァンタ・ダインの剽窃だ
独創性の純度の高いものだけがバクリではないのなら、乱歩が「幻影城」で書いたようにポーとディケンズが「ほとんどのトリック原型を生んだ」で終わるけど
実に実に、今さらに結論だ
486 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 18:59:51 ID:5yhqjAU9
ああ、もう分かったよ。
487 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 20:07:35 ID:5yhqjAU9
>>484 >それは周知のことで、「パクリ」なんて強い表現を使ってまで指摘する意味はない、と言いたいだけだ
おまえそんな風に最初言ってないじゃんw
488 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 20:15:49 ID:Ky+7h5EE
>>487 はあああ〜?
引き下がったと思ったら、まだ言うかああ〜
いちいち間抜けだなあw
揚げ足とったつもりかよ
「もう分かった」んならやめろよ
2人だけでやいやい言い合うの嫌いだから、誰か別の話ふってくれ
489 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 20:39:55 ID:5yhqjAU9
>>488 いや、そんな間抜けなことまさか言っているとは思わんかったので
ちゃんと読んでなかったw
490 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 20:41:23 ID:5yhqjAU9
よしこれで終わりにしよw
三流の今さらの密室本なんか読んでないでちゃんと根っこのところを勉強しろよ。
491 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 22:50:12 ID:kDPN7KeQ
どっちも基本的な歴史認識に、たいした違いがあるようには見えないんだけど。
ただID:5yhqjAU9は読んでないのに天城一を三流呼ばわりしているとしたら
ちよっとどうかと思うね。
492 :
名無しのオプ:2010/06/15(火) 23:55:19 ID:5yhqjAU9
なんでやねん。 ID:Ky+7h5EEは途中で意見変えてるじゃん。
(>469がID:Ky+7h5EEかどうかは知らんが)
>>476では
>「モルグ街」と「まだらの紐」では、真相の様態がまったく違うだろ?
と強調してるくせに、
>>484では
>「パクリ」なんて強い表現を使ってまで指摘する意味はない、と言いたいだけだ
と主張内容をスライドさせている。あげくに何も関係ない天城一の話を出してきて
補強しようとする。俺がそれを読んで怒髪天を突くだろうって「はあ?」だよ。
493 :
名無しのオプ:2010/06/16(水) 00:09:54 ID:ExzOAZGs
それに探偵小説の場合、普通、剽窃、模倣、パクリ、盗用、応用どの言葉でもいいが
通常、その対象はトリックを指す。なのに、「真相の様態が違うだろ?」
って言いがかりもほどほどにしろと言いたい。
494 :
491:2010/06/16(水) 00:20:26 ID:aq47umbA
「モルグ街」と「まだらの紐」はメール欄が共通しているが、それをもって
パクリ扱いするのは暴論。前者は「犯人」、後者は「凶器」だから
「真相の様態が違う」という意見の方が説得力がある。
あと、天城一は先人の作品に対する改良案・批判として作品を書くことの
多かった特異な作家だから、「類似点、共通点の存在」即「パクリ」という
立場の人にとっては非常に評価しづらい存在であり、だから名前を出した
と思われる。「何も関係ない」ってこたーない。
495 :
名無しのオプ:2010/06/16(水) 02:18:08 ID:ExzOAZGs
>>494 やれやれ。ま、あんたがご当人なんだろうけどさ。
おまえさんの指摘しているのは、「真相の様態が違う」ってことが
事実であるってことだけであって、「まだら」と「モルグ」の(メル欄)
というトリックの類似については恣意的に無視している。
確かに似てないところはある。そこをポイントにすればどんな意見でも
成立する。ならば結局ポイントは、推理小説にあってもっとも重要な部分は
どこかで剽窃か否かは決まる。で、俺は推理小説のポイントは「トリック」だと
思うわけだ。これが推理小説を推理小説たらしめている。
おまえさんのは「真相の様態」みたいだけど。
しかし「パクリ」って軽く言われたことによっぽど頭にきたらしいな。
別にこっちだって「ドイルの奴、盗んでやんの、最低の奴」なんて
本気でドイルを嘲笑して言っているわけじゃない。ポーの2chスレなんだから
このぐらいのライトな表現に目くじらたてるほうがカタすぎる。
ちなみに九鬼紫郎も「探偵小説百科」で「まだら」は「モルグ」からの
「トリック変形使用」としている。ま、この人も探偵小説を探偵小説たらしめるのは
「トリック」である派だから当然かもしれんけど。
496 :
491:2010/06/16(水) 05:30:20 ID:aq47umbA
安易な当人認定、萎え萎えです。わざわざ数字ハン入れたように
俺は491が初書き込みで、口を出したのはあんたが読みもしないで
俺の好きな天城一を三流呼ばわりしているのに腹が立ったから。
いくらポーを読んでいても、ディケンズを読んでいても、こんなに
料簡が狭くては何にもならんよ。
トリックは推理小説の重要な要素の一つではあるが、俺の考えでは
推理小説を推理小説たらしめているのは「論理的な意外性」であって
伏線などのテクニックは最後にそれを演出するためのものなんだよね。
そしてトリックはそのための有効な飛び道具の一つ。推理小説は
飛び道具を誇示するための小説ではないから、いわゆる「トリックの
ためのトリック」に陥った小説は高く評価できない。(そうなりがちな
鷲尾三郎や楠田匡介も好きだけど作品評価とは別)
で、パクリと言うのは先人のアイデア(含トリック)の「直接使用」を
指すのであって、「変形使用」までパクリ扱いしていたらキリがない。
発端となった
>>469も(言葉足らず過ぎるとは思うが)そういう意味
でしょう。
497 :
491:2010/06/16(水) 05:37:20 ID:aq47umbA
で、なぜ「変形使用」に寛容かというと、それは推理小説が先人の
アイデア(含トリック)の「変形使用」を繰り返すことで、発展・
成立してきたジャンルであるから。そこを安易にパクリで片付ける
のは、本質がまったく見えていないに等しい。
それにしてもポー、ディケンズのみならず九鬼紫郎「探偵小説百科」
まで読んでいる人が天城一を知らず、指摘に逆切れして「関係ない」
とか「三流」あつかいとはなあ。
498 :
名無しのオプ:2010/06/16(水) 06:20:50 ID:TT3A7ZFw
皆様の議論、大変参考になります
499 :
名無しのオプ:2010/06/16(水) 11:47:19 ID:ExzOAZGs
自分の好きな作家を三流扱いで腹がたった、とか
安易に「パクリ」という表現でかたづけるな、とか
君はここが2chであること、なかんずくポースレであること忘れてないか。
それと君の推理小説観は、上記の感情を正当化しようとするために、
かなり牽強付会、思いつき的、かつ混乱しているぞ。
そしてトリックが剽窃してミステリが発展してきたのはそれこそ別に
君が指摘するまでもないことで、そんなもんいくらでも分類研究されている。
しかし2chだとそれを「パクリ」というライトな表現するのはごく普通じゃんか。
正直君の内心をそれこそデュパンのように忖度するなら、
ただ「まだらはモルグのパクリ」なんて、一行レスでアホが得意になってると思って
腹がたっちゃったんだな。君はアホじゃないから。(君自身比の話だが)
ところがまあ今度は俺がそんなレスをする君を見てアホだと思った。ああ思ったねw
そこで俺は結構厚い反論をしてみた。(まこれも俺自身比の話だがね)
ところがここからの君の反論は実質自分がアホじゃない!って主張に
終始してしまって中身がなくなってしまってるんだな。
ま俺自身は正直「まだらがモルグのパクリか否か?」なんてこれだけじゃディベートの命題として
成り立たないことだと思ってる。
500 :
491:2010/06/16(水) 12:35:57 ID:aq47umbA
俺の推理小説観、発言は当り前過ぎて改めて「指摘するまでもない」こと
なのに、「かなり牽強付会、思いつき的、かつ混乱している」のか???
混乱しているのはどっちだよ。
2ちゃんならば「パクリ」という表現がライト、という感覚もズレてるし
どうにも話の通じない御仁のようだね。
第4段の「デュパンのように」云々以降に至っては、俺を以前の論争相手と
勝手に決め付けての空疎な難詰で、内容がまったくない。
あと、一般的にポーは推理小説の元祖と目されているのだから、ポースレで
ミステリの発展史について発言することに特に違和感は感じないね。
501 :
491:2010/06/16(水) 13:05:23 ID:aq47umbA
なんだ、最初に「パクリだ」だの「同じじゃん」という「ライトな表現」の
発言をくり返して、
>>469に池沼と言われたID:AjaffqKTがID:5yhqjAU9で
ID:ExzOAZGsなのか。メール欄がずっと残っているよ。
>467 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2010/06/14(月) 01:07:50 ID:AjaffqKT
>で、「まだらの紐」が「モルグ」のパクリだからな。
>てかホームズ自体デュパンのパクリ。
>471 名前:名無しのオプ[動物] 投稿日:2010/06/14(月) 22:49:42 ID:AjaffqKT
>アホか、メル欄なら出入りできる密室だろ。同じじゃん。
>472 名前:名無しのオプ[動物] 投稿日:2010/06/14(月) 22:55:45 ID:AjaffqKT
>だいたいホームズの言動自体がデュパンと同じ。
>475 名前:名無しのオプ[動物] 投稿日:2010/06/15(火) 01:06:22 ID:5yhqjAU9
>上でも出てたけど相棒と同居するのもそうでしょ。
>てかデュパンを一般向けにしたのがホームズなんだよ。
「デュパンを一般向けにしたものがホームズ」ならば、誰からも反論など
こなかっただろうに、「ホームズ自体デュパンのパクリ」じゃ池沼扱いも
仕方あるまいて。「パクリ」は2ちゃん流のライトな表現、と思っている
あんたにゃ、どこがどう違うのか理解できないだろうけどね。
502 :
名無しのオプ:2010/06/16(水) 16:05:38 ID:ExzOAZGs
「デュパンを一般向けにしたものがホームズ」も
「ホームズ自体デュパンのパクリ」も俺が確信犯で言ったことで、
内容的にも同じだよ。確かに後者は揶揄めいているが、ならば
君が指摘したいことは畢竟、「失礼な言葉を使うな」ってことだけに
なってしまう。しかし「ホームズ自体デュパンのパクリ」という表現よりも
俺自身を指して「池沼」=マヌケ呼ばわりのほうがもっと失礼でないかい?
503 :
491:2010/06/16(水) 16:23:01 ID:aq47umbA
>「デュパンを一般向けにしたものがホームズ」
>「ホームズ自体デュパンのパクリ」
あんたが同じ意味で使っていることは分るが、他の人は必ずしも
そうは受け取らない、ということ。
「失礼な言葉」ではなく「不正確かつ安易な言葉」なんだよ。
あんたが「自分の論争相手は一人だけ」という妄想に逃げ込むのは
勝手だが、何度も言うように俺は
>>491がこのスレでの初発言。
少なくとも俺の前に一人か二人の人があんたの「ライトな表現」に
異議を申し立てているわけだ。
なぜなら「パクリ」という言葉は
ミステリにとって致命的な先人のアイデアの「直接使用」も
ミステリにとって必然的かつ有用なアイデアの「変形使用」も
一緒くたにしてしまう表現だから。
もちろん個々の事例については、直接か変形かの度合いは異なって
くるし、特にポーとドイルの関係など面白い議論にもなりうるものを
「パクリ」という考えなしの表現がすべてを台なしにしているわけ。
ここまで説明しても、どうして自分が池沼(間抜け)呼ばわりされたか
理解できないかな?
504 :
名無しのオプ:2010/06/16(水) 17:01:56 ID:ExzOAZGs
理解できない。君の「パクリ」って言葉への反応は異常だと思う。
思うに君がシャーロッキアンでもないのにそこまで「パクリ」って
言葉にこだわるのは、君が非常にマジメ(な研究家)だからと思うんだな。
で、またそれは非常にもろいマジメさなんだな。
俺のレスぐらいで崩壊しかねないぐらいもろいわけだ。
今、君はそれを崩壊させまいとがんばっているにすぎない。
505 :
名無しのオプ:2010/06/16(水) 17:12:32 ID:ExzOAZGs
それに「パクリ」が不正確かつ安易な言葉であると感じたなら、最初から
そういえばいい。それがなぜ「池沼」になるのか?
>>469 そもそも最初に「池沼」と言ったときのレスはどう見ても
「ホームズはデュパンの剽窃ではない」ということを主張したかった
としか見えない。あるいはただ感情に走っただけにしか見えない。
506 :
491:2010/06/16(水) 17:16:20 ID:aq47umbA
だから俺は
>>469じゃないっつーの。
本物の馬鹿か? コミュニケーション能力ないのかよ……。
507 :
462:2010/06/16(水) 18:08:42 ID:MECWg/jV
まだ続いてたんだ……
無駄に荒れぬよう、今日は丁寧語で書きます
495とか505さんへ
まず、私は491ではありません
昨日は476その他でした
書き込むのは488以降はじめてです
そして491は469ではないと言っているから、あなたに異を唱えた人は3人いるようです
「こっちの味方が多いぞ」というわけではなく、混乱を避けるための確認です
508 :
462:2010/06/16(水) 18:14:23 ID:MECWg/jV
デュパンものあってのホームズもの、というあなたの認識は間違っていません
そして、ホームズあってのエラリー・ポワロ・金田一・御手洗その他です
ジャンルを創ったポーの巨きさは突出していて、比肩し得る作家はいません
ただ、それを「パクリ」と呼ぶのは不適切だと思うわけです
509 :
462:2010/06/16(水) 18:17:45 ID:MECWg/jV
私は466でもあり、そこでは「踊る人形」を「黄金虫」のパクリ言い切っています
核心のアイディアが「黄金虫」とそっくりなので、あれはやりすぎだ、と考えるからです
私がパクリだと指摘するのは、そのレベルまで一致した場合のみ
それ以外をパクリと言ったら、本当のパクリが不可視になると思いませんか?
510 :
462:2010/06/16(水) 18:22:05 ID:MECWg/jV
引き続き
>>505 あなたはワトソン・システムもポーのパクリだと指弾しますが、そこはポーを称揚するところでしょう
「これは便利で面白い」と幾多のフォロワーを生んだのですから
ポーは「パクられた作家」ではなく、ジャンルそのもの+その中の重要なシステムやアイディアをたくさん創ったのです
511 :
462:2010/06/16(水) 18:25:07 ID:MECWg/jV
ドイルの時代はさておき、今日のミステリ作家は、先行作品の何かを援用しなくては、新作を書くことはできません
とっくり昔に、ヴァレントの時代に入っていると思うのです
そんな時代の読者は、ヴァレントの「どこが新しいか」を見抜くセンスが試されているとも言えます
それができてこそ、「本物のパクリ」に石を投げられると思います
連投失礼、おしまい
512 :
491:2010/06/16(水) 19:47:31 ID:aq47umbA
お、462さんの意見は判りやすいし内容にも同意。ただ、ID:ExzOAZGs氏に
通じるかね。(特に
>>510)
彼の感覚だと、「フォロワーを生んだ」=「パクられた」が2ちゃん流の
「ライトな表現」みたいだから、まさにそれが「パクリ」でしょ、という
答えしか返ってこないような気が。
462さんのいう「本物のパクリ」、俺のいう「アイデアの直接使用」に
相当する概念は、彼の中でどう名付けられているんだろうか。それとも
そもそもそういう概念自体を考えていないとか?
513 :
名無しのオプ:2010/06/16(水) 20:08:20 ID:ExzOAZGs
もう笑うしかねw
514 :
491:2010/06/16(水) 20:27:57 ID:aq47umbA
なんだ、白旗か?
実作を挙げて俺なりの分類をしてみると
横溝正史『夜歩く』はクリスティの作品と同じトリックだけど
使用方法に新工夫が施されているから価値がある(変形使用)
綾辻行人『黒猫館の殺人』は鷲尾三郎の作品と同じトリックで
それ以外の要素が加わっていないからあまり価値がない(直接使用)
大藪春彦「街が眠る時」はフランク・ケインの(当時)未訳の短篇の
翻案で問題外(剽窃)
で、ID:ExzOAZGs氏の言語感覚だと上記はすべて「パクリ」の一言で
一緒くたにされて区別がなくなってしまう。
おそらく推理小説の歴史や個々の作品の評価についてはそれほど違いが
ない(
>>491で指摘済)のに、「パクリ」という言葉に対する感覚が
ズレている(
>>500で指摘済)から話が噛み合わない。
ミソもクソも茶色いものはすべてクソ、と執拗に言い張っているから
そりゃ違うでしょ、という反応が来るんだよ。
別にID:ExzOAZGs氏がミソをクソと言ったからといって、こっちの
ミソの定義が崩壊するわけがない。ちゃんと区別は付いてるよ。
「ライトな表現」だと言うのなら、「パクリ」じゃなくて
「イタダキ」とでも呼べばいいんじゃないの。
「ライトな表現」って、言い換えても問題生じないってことだろ。
「パクリ」というのは、誤解を生みやすい言葉だと思うよ。
個人的には、
心ある踏襲が「イタダキ」。
心無い剽窃が「パクリ」。
厳密に定義するならば、俺も462さんの意見に近いかな。
「踊る人形」が「黄金虫」のパクリがどうかは微妙だけれど。
516 :
名無しのオプ:2010/06/16(水) 20:53:49 ID:ExzOAZGs
白旗も何も別にもう議論する気はないよ。
くだらない。
517 :
名無しのオプ:2010/06/16(水) 21:04:37 ID:ExzOAZGs
だいたい何度も言ったが「ドイルがポーを剽窃したか否か」なんて
ディベートするに値しない命題だ。
それに君は感情的になって引っ込みがつかなくなっているだけで、
何言っても納得しないだろうことなんてだいたいすぐに分かった。
君もその小学生のガキ大将みたいな理屈で俺を納得できるなんて本心では思ってまい。
正直俺の目的も、君を説得するのではなく、ほとんどトサカに来ている君を
さらに怒らせて楽しむみたいなものだったからね。
もう十分目的は達したというわけだ。
楽しかったぜw
>>515 厳密に定義するならば、俺も462さんの意見に近いかな。
「踊る人形」が「黄金虫」のパクリがどうかは微妙だけれど
おっしゃるとおり
謎の文書から宝探しへと進む「黄金虫」に対して、恐怖を呼ぶ謎の手紙から「過去が牙を剥く殺人」に進む「踊る人形」は、ミステリとして別物になっているので、ドイルもオリジナリティを発揮してはいるのです
ただ、同じ解法で暗号文を解くのに、後者の暗号文が格段に短いところは感心しません
あの解法は、暗号文が長いほど確度が上がるからです
可愛いようで無気味な記号を用いた点は「踊る人形」の魅力ですが、その解読プロセスについては「黄金虫」の劣化コピーと言わざるを得ないのではないでしょうか
私は、もう言いたいことを書きつくしました
それでも理解できないようなので、もうExzOAZGsの相手はしないことにしました
でも、(勝った負けたなんて、今回は少しも意識しなかったのですが)ExzOAZGsに賛同する人が現われなかったことに少し安堵しています
ミステリ(特に本格)を読む上で、そこが肝だと思うからです
あの人には、決定的にそのセンスが欠落しています
少し興味があるのは、ExzOAZGsが「ポー以降のどんな作品を評価するのか?」ということです
何を挙げても「それだって、何々という点においてパクリだろ!」と突っ込めそうですね
520 :
名無しのオプ:2010/06/17(木) 08:35:49 ID:qRqhl2/6
デュパン物ならマリー・ロジェの怪事件だけ読んでないんだけど
どんな事件なのかあらすじ教えてもらえませんか?
521 :
名無しのオプ:2010/06/17(木) 09:43:00 ID:UprPWkZF
まあシェイクスピアのお芝居なんて
ほとんど元ネタからのパクリなわけだが
だからと言って誹謗する輩はいない… ( ^^) _旦~~
522 :
名無しのオプ:2010/06/17(木) 10:15:32 ID:e3pSYZ+i
523 :
名無しのオプ:2010/06/17(木) 10:55:26 ID:e3pSYZ+i
まあマジ真剣で言っているのか、皮肉やユーモアで
言っているのかまで判断できにくいことが多いという
ネットコミュニケーションの構造が生んだ争いだなw
しかしそう考えると確かに顔文字ってのは要だよなあ。
524 :
名無しのオプ:2010/06/18(金) 12:03:58 ID:ynaLtQw0
ポーでこれだけは読めって作品はありますか?
黒猫でハマったと思ったら次のアッシャー家の崩壊で挫折をして今に至ります
もう文章が難解で難解でチェスタトンの次に読みにくかったのでついポーから遠ざかっていました
今別の作家で読みかけの本があるのでそれが終わればモルグ街を読もうと思います
他に必読があれば教えてください
525 :
名無しのオプ:2010/06/18(金) 12:50:11 ID:Yi1ZAuBU
入門は「黒猫」だからねえ。
最高傑作つったらやっぱポー自身も愛した「アッシャー」になるんだろうけど、
確かに今の世代には文章は晦渋。正直「モルグ」も「盗まれた手紙」も
ストーリーは単純だけど文章(特にデュパンの語り)は晦渋。
まあ晦渋だってことが分かっただけでいいんじゃない。必読って定義も曖昧だし。
もしどうしてもつうんなら、新潮や岩波の文庫読めばいいと思う。
もともと古典を文庫にする選択自体が「必読」の要素も入ってるわけだから。
526 :
名無しのオプ:2010/06/19(土) 06:41:19 ID:IynuJuT1
527 :
名無しのオプ:2010/06/19(土) 08:18:40 ID:4LlHfB3z
だから何だよwえらいなってでも言えばいいのか?
528 :
通りすがり:2010/06/19(土) 22:29:14 ID:15xPcd0H
>>524は「文章が難解で難解で〜」って言ってるから、
>>525の「晦渋」っていう言葉自体読めないんじゃないの。
これ「かいじゅう」ね。
今はもう鴎外、漱石はおろか太宰治さえ漢字が難しいとかぬかす
ガキがいる時代だからなあ。
もう少しすれば村上春樹さえ難しいって言い出すんだろうなあ。
529 :
名無しのオプ:2010/06/19(土) 22:44:22 ID:i8GI8RfJ
今、漫画でさえ面倒くさいって避ける子供いるみたいだね
ま、ポーは短いので比較的生き残りには有利かw
530 :
名無しのオプ:2010/06/20(日) 01:52:57 ID:DtEk61vM
>>525 ありがとうございます
頑張って読もうと思います
とりあえず新潮からいきます
531 :
名無しのオプ:2010/06/20(日) 11:00:54 ID:getvI9Km
>>530 光文社だけはやめとけよ。読みやすいがもうあれはポーじゃないから。
532 :
名無しのオプ:2010/06/21(月) 00:19:06 ID:L6hbkMIR
>>524 「タール博士とフェザー教授の療法」
「告げ口心臓」
「赤き死の仮面」をお勧めします
「タール博士〜」を読むと、「ポーって難しいどころか、面白いおっちゃんやんか」と思えるのでは
533 :
名無しのオプ:2010/06/21(月) 22:48:19 ID:PnoM9rnM
534 :
名無しのオプ:2010/06/24(木) 18:08:55 ID:XWK/Qh5S
>>519 >でも、(勝った負けたなんて、今回は少しも意識しなかったのですが)ExzOAZGsに賛同する人が現われなかったことに少し安堵しています
なんて自演
535 :
名無しのオプ:2010/06/28(月) 19:40:34 ID:p2J/fXPA
>>534 根拠もなしに……
そもそも蒸し返すなよ
536 :
名無しのオプ:2010/06/28(月) 20:11:25 ID:oMKWak8x
だいたいこの過疎スレに賛同する人がツゴーよく現れるほうがおかしい。
しかもsage進行なのに。それこそデュパンでなくても分かる。
537 :
名無しのオプ:2010/06/28(月) 20:17:02 ID:WYfLRCKg
デュパン・ザ・サード
538 :
名無しのオプ:2010/06/28(月) 20:20:04 ID:p2J/fXPA
過疎スレと言いつつ、すかさず登場した536こそ自演かよ
絶妙のタイミングだぜ……と言われたら、どんな気分?
539 :
名無しのオプ:2010/06/29(火) 19:10:24 ID:21VDoBZk
540 :
名無しのオプ:2010/06/30(水) 02:22:13 ID:wJwy7pLi
534とか536とか、何のためにこのスレを見とるんじゃ
ポー先生をちゃんと読んでるのか?
どうせなら活性化のために「マイベスト5」でも選ばんかい
「アッシャー家の崩壊」
「大渦巻に呑まれて」
「赤き死の仮面」
「陥穽と振子」
「アモンティリャードの酒樽」
541 :
名無しのオプ:2010/06/30(水) 20:21:30 ID:lXPPaWuH
デュパン三世、アニメ化
まだ?
542 :
名無しのオプ:2010/06/30(水) 21:54:52 ID:wJwy7pLi
>>541 マジで小学生? いや、ほんとマジで
なんでポーを読んでいないガキが寄ってくるかねえ
543 :
名無しのオプ:2010/06/30(水) 21:55:59 ID:6eeKVdru
全編の三分の二は、デュパンが推理をしゃべっていて
動くのは口だけ、あとたまに聞き役の相棒の顔に切り替わるだけという
安上がりのアニメになったりして。
544 :
名無しのオプ:2010/07/01(木) 23:16:18 ID:28AHShAY
マイベスト5
「赤き死の仮面」
「ベレニス」
「天邪鬼」
「タール博士とフェザー教授の療法」
「ランダーの別荘」
これに、小説じゃないけど「ユリイカ」
でも、読み直したりするとすぐ入れ替わるよ。
545 :
名無しのオプ:2010/07/02(金) 09:55:26 ID:g2gOjQ2V
ふーん
546 :
544:2010/07/02(金) 20:31:28 ID:DFp4UmWN
ここ推理小説板だから、ベスト5は
「盗まれた手紙」
「黄金虫」
「モルグ街の殺人」
「マリー・ロジェの謎」
「おまえが犯人だ」
なのかな(笑)
文学板に書くべきだったかもしれない。
547 :
名無しのオプ:2010/07/12(月) 23:01:45 ID:WF4N9SL2
英語で読みたいなら南雲堂の対訳ポーだな。
語学的注釈がこの種の本では一番詳しい。
ただ定価で買うと少し高い。
研究社とかの大学生用教科書は高いし、注釈も詳しいけど事項中心で
語学的には相当レベル高くないとキツイ。
学生社から出てた黄金虫の注釈参考書は安価だし
注解もすごく詳しいけど、残念ながら絶版だ。
548 :
名無しのオプ:2010/07/14(水) 21:58:23 ID:8Okk9w7y
>>546 544の方がいいです
ポーのベストを5つ選ぶ際、「ミス板だから」とミステリばかりにしたら、誰が選んでもあの5つになってしまうから
549 :
546:2010/07/15(木) 16:19:43 ID:gru7J5uF
>>548 >ポーのベストを5つ選ぶ際、「ミス板だから」とミステリばかりにしたら、誰が選んでもあの5つになってしまうから
いや、だから、
>>546は皮肉をこめて書いてるんだけど。
550 :
名無しのオプ:2010/07/17(土) 00:54:20 ID:bhVrKr/q
誰もしくは何に対しての皮肉なのか判らん
551 :
名無しのオプ:2010/07/17(土) 15:19:15 ID:RK/vCEQ2
「文学板に書くべきだった」ような気取った?ラインナップを
書いてしまった自分への皮肉なんじゃね?
552 :
546:2010/07/17(土) 23:24:45 ID:XItOKkvi
553 :
名無しのオプ:2010/07/24(土) 16:57:22 ID:K6mFSgy/
>>551が理解してるということは、
気取ったラインナップを書いてしまった
>>546は恥ずかしいってことか、了解。
554 :
546:2010/07/28(水) 23:15:24 ID:m9Lo8Ovv
>>553 まあ、そういうことでいいよ(笑)
いずれにせよ、ベスト5を書きこんだ人間は二人しかいないのは
かわりようがない事実
555 :
名無しのオプ:2010/07/29(木) 23:54:20 ID:PrfiDml/
中公文庫のポー名作集ってどうなんだろう
モルグ街、黄金虫、黒猫が一冊で読めるし良さそうなんだけど
556 :
名無しのオプ:2010/07/31(土) 07:39:20 ID:blMJV74S
丸谷だろ
557 :
名無しのオプ:2010/08/07(土) 19:45:43 ID:4mP9+pqU
岩波文庫の八木訳に収められている作品を教えてください。
558 :
名無しのオプ:
pou