278 :
名無しのオプ:2005/09/28(水) 09:33:43 ID:QguvSAeR
>>276 そうだね。「注文の多い」というタイトルからして、注文しているのは客では
なかったという点に係ってくるし、終盤の「すぐ食べられます」もそうだね。
この「食べられます」の「られる」の二重の意味はミステリそのもの。
279 :
無名草子さん:2005/10/20(木) 12:28:26 ID:jlCYiwuY
不自然だった
280 :
名無しのオプ:2005/12/31(土) 04:40:01 ID:LiF3RDqR
ガイシュツかもしれないけど
ヘンリー・ジェイムズの小説って
ミステリっぽい。時代的にも
重なってるし。
281 :
名無しのオプ:2006/01/06(金) 02:44:43 ID:XKsD6jBt
パトリック・モディアノ。
殆どの作品が探偵小説仕立て。
282 :
名無しのオプ:2006/01/07(土) 16:31:58 ID:ZU0axNZO
283 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/20(金) 12:10:21 ID:TG90P3LO
れっぽい感じ
284 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 11:54:59 ID:Htv7JCId
理屈がわからんな
285 :
京塚昌彦:2006/02/04(土) 02:06:28 ID:13Rav+Dl
どすこい。がいい。
286 :
名無しのオプ:2006/02/04(土) 14:53:05 ID:R6BpG9nb
小川洋子「沈黙博物館」。メル欄してるし。他にも「凍りついた香り」
とかミステリっぽい。
287 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/19(日) 11:42:40 ID:XVfWI2nO
影響力を持っている
288 :
名無しのオプ:2006/02/19(日) 22:17:47 ID:2aKSFe9a
マンガだけど浦沢直樹の「マスターキートン」がおすすめ。
289 :
名無しのオプ:2006/02/20(月) 22:12:36 ID:QPhHgDG0
浦沢直樹の名前が出たので、ついでに聞きたいんだけど、[ANOTHER MONSTER]って、ノンフィクション?
今読んでる途中で、ノンフィクションっぽく書いたフィクションだと思って読んでいたんだけど、読み進むうちにわからなくなってきた。
290 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/09(木) 13:48:08 ID:aebKXCXs
コブラ
291 :
名無しのオプ:2006/03/09(木) 14:10:43 ID:z8swvzMA
既出だと思うが、注文の多い料理店ってミステリっぽくない?
292 :
名無しのオプ:2006/03/09(木) 14:36:55 ID:3AP6qTj0
堀江貴文 「僕は死なない」
293 :
名無しのオプ:2006/03/24(金) 01:12:14 ID:CkkE1NKm
今さらだけど『ダレン・シャン』
ベタなファンタジーなのかと思って読んだのでびっくり。
フリークスが次々登場するサーカスのシーンは乱歩を思い出したし、先の読めない展開も児童書とは思えない。
気まぐれで買った作品だけど、これは全巻読まないと。
294 :
名無しのオプ:2006/03/24(金) 02:08:32 ID:QD3gCKsL
295 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/11(火) 12:41:50 ID:rD4fixMx
低下する
296 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/29(土) 13:08:23 ID:Vu3mEVpC
ランボー、
297 :
名無しのオプ:2006/04/29(土) 13:34:07 ID:iK4x4gPC
ガルシア=マルケス「百年の孤独」
298 :
:2006/04/29(土) 14:11:48 ID:Sejcf1bd
>>226 奥泉は、「滝」が面白恐かった。
「石の来歴」もけっこう恐かった。
この人の作品は、中編くらいのが好き。
299 :
:2006/04/29(土) 14:52:36 ID:Sejcf1bd
あ、カズオ・イシグロは、まだ出てない?
300 :
名無しのオプ:2006/05/06(土) 02:42:49 ID:dldLtTaQ
ろっきー
301 :
名無しのオプ:2006/05/17(水) 23:14:11 ID:U0TTncHX
302 :
名無しのオプ:2006/05/19(金) 21:06:53 ID:IAqm3HHd
あげ
303 :
名無しのオプ:2006/06/02(金) 16:54:04 ID:ItpXLAf9
一般作品ぽいミステリだったら、連城の恋愛小説。
304 :
名無しのオプ:2006/06/07(水) 00:18:36 ID:raDdQFJ0
イシグロの「わたしたちが孤児だったころ」は完全なミステリ仕立てだけど
ここでは評価されないだろうな。叙述トリックを生かしたポストモダンってとこか。
305 :
名無しのオプ:2006/06/25(日) 13:09:02 ID:ay16Ifyi
中編くらいのが好き
306 :
名無しのオプ:2006/08/07(月) 11:44:37 ID:8c1G5hiM
温かい気持ちになる
307 :
水先案名無い人:2006/10/26(木) 23:37:33 ID:ZNYUdk+V
最近読んだやつだと、「死刑囚ピーウィーの告白」がヤバかったな
猟奇殺人犯が犯行の全貌を延々と告白しているノンフィクションなんだけど、そのモノローグが強烈なんだ
「全身の火傷跡はタバコで焼いたものじゃないからだ。
―ーおれが硫酸を垂らしてこしらえたのだ。一滴、また一滴と」
「おれは心安らかに死んでいく。おれの名前は永遠に生きつづけるのだから。
そう、人間に記憶というもののあるかぎり――」
かなり反社会的な内容だから人を選ぶけど、暗黒小説好きならいけるんじゃないかな
308 :
名無しのオプ:2006/10/27(金) 19:53:47 ID:9UDeNfBr
ジョン・バース「酔いどれ草の仲買人」
バーリンゲームの出生の秘密の部分はミステリーといえる
309 :
名無しのオプ:2006/11/08(水) 00:44:07 ID:wjZSS3Z9
『魔法使いハウルと火の悪魔』/ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
ジブリ映画と原作は全く別物。
魔法の世界と現実の世界(ウェールズ)を行き来するハウルとソフィー。
黒幕を捜すミステリとして楽しめるわけですが、
漫然と読んでいるとミスリードされる。
実質・探偵役のハウルが最後謎解きをしてくれます。
ジョン・ダンの詩の使い方にも海外古典のニュアンスが感じられます。
310 :
名無しのオプ:2006/11/15(水) 18:06:34 ID:G5aOFjMd
姉妹編もおすすめ。『アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉』
「アラジンと魔法のランプ」をベースにしたお話。
前作の主要キャラ全て登場します。
○○と○○は同一人物というパターン。
ちなみに私はちっとも分かりませんでした。
311 :
名無しのオプ:2007/05/02(水) 18:08:37 ID:vTw5NoBr
age
312 :
名無しのオプ:2007/05/02(水) 20:29:28 ID:B3VPy85D
「卒業式まで死にません」南条あや
313 :
名無しのオプ:2007/05/15(火) 20:45:28 ID:J5uMvzc9
児童書が出てるのでこれも。
フィリパ・ピアス「ハヤ号セイ川をいく」
主人公が旧家の跡取りの親友と一緒に、先祖の残した宝を探す話。
暗号の解読がメインですが、いくつもの仕掛けがほどこされていて
本当にスキのない構成。最後までドキドキします。
314 :
名無しのオプ:2007/10/16(火) 11:22:01 ID:Uu5Yev/d
そろそろかな?
圧縮回避用
念のため
315 :
名無しのオプ:2007/12/05(水) 21:47:11 ID:t0llcRPK
age
316 :
名無しのオプ:2007/12/07(金) 12:51:31 ID:jiu6VUE1
今江祥智の、『大きな魚の食べっぷり』。
謎解き、というよりは、腹の探りあいにいかにして勝つか、みたいな話。
オチがややすっきりしないのは今江らしいと言えなくもないが、
あのコワさは他の今得作品からは浮いている感じがする。
後味の悪い話が苦手な人には壁本かもしれない。
317 :
名無しのオプ:2007/12/10(月) 12:20:54 ID:gtCkoeHS
中国の古典って、ミステリっぽいのが時々あるよな。
高校の古典の時間にやったのを3つ覚えてる。うろ覚えだが三つとも書いてみる。
@たぶん三国志の中の小ネタで、王様(だったっけ?)とその息子の話。
道具の管理をしている役人が、王様の馬の鞍をねずみにかじられた(=縁起が悪いとされていた)といって王様の息子に相談する。王様はキレやすい人で、そんなことでは即死刑になってしまうのが普通だが、息子
はそれを助けてやるからしばらくしたら自首しろと役人に言う。役人が自首してくるまでの間に息子は自分の服をねずみにかじらせて、王様に相談する。王様は、まだ小さい息子を安心させようとしてそんなのは迷
信だという。息子にネズミ云々は迷信だと言った手前、そこへ自首してきた役人を罰することはできなかった。
Aこれもたぶん三国志の中の小ネタ。
象の体重を量る方法が細かく書いてあったはずだが忘れたorz
B出典がぜんぜん分からない話。
占い師が風邪を引き、代わりにその息子が店に出ることになった。息子はそれまで占いの修行をサボってばかりいたので占い師は心配していた。息子は、一人目にやってきた男性客が、奥さんのために西(方角うろ
覚え)のほうからやってきたことを言い当て、(∵客の体の前面がよくぬれている→雨が降っている&西向きの風だから/雨が降ってるのにわざわざ占いに来るオッサン→嫁に脅迫されたに違いない)客を感心させ
た後は適当にもっともらしいことを言った(もちろん推理部分は客には話さず、占いで当てた事にしてある)。占い師は、息子の推理と客あしらいを見て一安心する。
AとBについて詳しく知ってる人いたらおせえて (ρ_ ;)
318 :
名無しのオプ:2007/12/11(火) 15:14:15 ID:QseQ0rRk
そういえば水滸伝には
酒に毒を入れるトリックがあったな。
319 :
名無しのオプ:2008/04/28(月) 17:15:09 ID:/bf69u3G
320 :
名無しのオプ:2008/04/30(水) 16:46:10 ID:dDUX0Hfc
「マリア様がみてる 真夏の一ページ」の中の短編「おじいさんと一緒」今野緒雪著(コバルト文庫)
まだ出てませんね。
今野緒雪スレッド163 227の書き込みより
>東京大学推理小説研究会は、去年(03年)の「このミステリーがすごい」の投票にて
「マリア様がみてる、真夏の一ページ」を2位に挙げてました。
もちろんしゃれで投票したんでしょうが。
(ググってみましたが、事実かどうか不明です。)
叙述トリック(的なもの)で書かれたライトノベルなのですが、
読者から、わけがわからないという苦情が少なからず来たというおまけつきです。
321 :
320:2008/04/30(水) 16:58:09 ID:mIZ955NE
書き方、間違えた。
今野スレッドの書き込みは、2行分。
その下、4行分は私の感想です。
322 :
名無しのオプ:2008/04/30(水) 17:38:06 ID:B6pNP8tl
323 :
名無しのオプ:2008/10/17(金) 02:22:42 ID:myQp5reg
ロイス・マクマスター・ビジョルド「喪の山」
障害を持つ赤ん坊を殺した犯人を探す話。
シリーズそのものはSFだけど、
この作品は封建的な山村が舞台で時代ミステリっぽい構成。
324 :
名無しのオプ:2009/05/16(土) 15:35:21 ID:cscyxHSe
魔夜峰央の『パタリロ』。
殺人事件が起こってパタリロやマライヒが推理する話が結構ある。
MI6がらみの話もサスペンス風味。
325 :
名無しのオプ:2009/06/23(火) 19:50:38 ID:1UEYfbRy
安部公房の箱男はミステリ
326 :
名無しのオプ:2009/07/09(木) 06:18:19 ID:2MF8PAQp
手塚治虫のブラックジャック
かまいたちの話とか、爆弾で失明した少女の話とか、ミステリー的な話がたくさんある
特にかまいたちの話はかなり意外な犯人
327 :
名無しのオプ:
>>324 パタリロ!のミステリーものはパクりがひどいからね……
落語の話を引っ張ってくるのはまだしも、
エラリー・クイーンや有名短編のトリックを持ってきてはいかんだろう
なんで非難されないのか不思議なくらいだ