194 :
名無しのオプ:2007/05/14(月) 23:39:06 ID:2oCPULCA
>>193 つい最近読んだところです>ただ一つの物語
この仕掛け、海外のフィクションではけっこう出てきますが
国内で使ったのは仁木さんが先駆じゃないかな。
最初に読んだ消防時代は、元気な悦子ママが作者の分身と思っていたけど
実際にそういう感じなのはこの話のヒロインですよね…
健気な中にやるせなさが伝わってきて切なかった。
195 :
名無しのオプ:2007/07/08(日) 16:14:56 ID:e+38zzB+
恐怖劇場アンバランスに、「猫は知っていた」があるみたいだけど、これはどれくらい原作に忠実なんでしょうか
196 :
名無しのオプ:2007/07/19(木) 15:42:00 ID:PrREvMZK
今さらですけど、wikipediaの「架空の探偵一覧」の項に
日本の作品>小説>男性の探偵=仁木雄太郎、三影潤
助手・同僚等>仁木悦子
を書き足したのは私です。
当然記載されるべき存在だから。
197 :
名無しのオプ:2007/11/09(金) 01:38:53 ID:ycFsm6Qt
@@@
198 :
名無しのオプ:2007/11/19(月) 14:21:47 ID:rwawO838
御存知の方がいたら教えてください。
仁木さんの作品だと思うのですが、落とし物を落とし主に届けてそこから
殺人事件が発覚して…みたいなのがあったと思うのですが、(長編です)
なんていうタイトルでしょうか?(そのくらいしか覚えていません。)
中学の頃、友達に借りて途中まで読んだのですが、何かの都合でそのまま返して
しまった記憶があります。(その頃は読書ギライだったので長編に挫折したのかも)
秋っぽい雰囲気がすごくあった作品(表紙も)で、また読んでみたいんです。
過疎ってるみたいなので気長に待ってます。お願いします、
199 :
名無しのオプ:2007/11/19(月) 17:54:06 ID:hK/mv0Jc
200 :
名無しのオプ:2007/11/20(火) 07:27:08 ID:ELbKG7BV
今読むにぴったりの作品ですな
201 :
名無しのオプ:2007/11/22(木) 12:11:57 ID:Afcbh+vY
>>199 おおっ! 素早いレスして下さったんですね、ありがとうございます!
『枯葉色の街で』でしたか! さっそく古本探して購入します!
仁木さんの作品はタイトルもみんな素敵ですね。
これを機に他の作品も読んでみます。(短編は昔読んで結構好みでしたので)
>>200 楽しみです〜! コタツに入ってコーヒー飲みながら読もうと思います。
202 :
名無しのオプ:2007/12/01(土) 22:36:05 ID:sujLEQd0
仁木悦子読むんなら冬が一番いいな
203 :
名無しのオプ:2008/01/25(金) 10:49:54 ID:DdOIpRQy
同意。
「冷えきった街」を超える和製ハードボイルドは存在しない。
204 :
名無しのオプ:2008/02/18(月) 13:13:42 ID:e3pZJOlu
夫だった後藤安彦さんが亡くなられました。
ご冥福をお祈りします。
205 :
名無しのオプ:2008/03/19(水) 12:12:47 ID:iy8SAZET
>>204 遅ればせながら、御冥福をお祈りします。天国で仁木さんと会えたかな。
仁木さんの作品は大好きで全部持ってるし、何度も何度も読んだ。
何度読み返しても面白いんだけど・・・もっと他の作品も読みたい。
仁木さんに似た感じの(昭和の時代や雰囲気、子供が主人公など)ミステリー
ってないかなあ? どなたか御存知ないですか〜?
206 :
名無しのオプ:2008/03/19(水) 19:56:30 ID:aC/WhiAg
再投票スレにて投票募ってるのでヨロ。
>>205 辻真先とか梶龍雄・・・はちょっと違うか
207 :
名無しのオプ:2008/03/24(月) 14:14:46 ID:6yRG5FZm
↑
かなり違うと思うが。
208 :
名無しのオプ:2008/05/01(木) 23:19:55 ID:JftEOC1G
209 :
名無しのオプ:2008/06/25(水) 13:07:58 ID:R/ywMuaP
ふと思い立って「二つの陰画」を読み終えたところ
仁木作品は久々で、読み進めるうちに犯人が誰だったか思い出したんだけどw
これっぽっちも気にならなかった
昭和39年に発表されたらしいが、設定を変えれば今ドラマにしてもいいんじゃね?と思った
最後に胸が痛くなったのは「赤と白の賭け」
メ欄のあと、主人公であるクソ男がこのあとどう取り繕うのか
そこだけはちょっとスッとしたが
210 :
名無しのオプ:2008/06/25(水) 20:31:00 ID:5ybdvT0f
こんなスレがあったなんて、仁木ファンを30年近く続けてきた者としては嬉しい。
まだ絶版になっていなかった頃から、講談社や角川でほとんどそろえたけど、
どうしても殺人配線図だけは手に入らなかった。
それが、出版芸術社から出たときは嬉しかった。即買いした。
どの探偵も魅力的で好きだけど、特に吉村が好きなもんで。
>>209さん、私も「二つの陰画」は、ドラマ向きの設定かと思った。
初めて読んだときの、最後のどんでん返しは忘れられない。
211 :
名無しのオプ:2008/06/27(金) 15:06:06 ID:+oYTmAiO
今、「青じろい季節」を読んでいます
再読なんだが、覚えてないやw
212 :
名無しのオプ:2008/08/01(金) 14:16:21 ID:t3Ylprtl
仁木悦子いいねえ。夏だし再読するか。
びっくらしたオチはなんといってもこれです! 「ひなの首」
腰ぬけたよもう。
213 :
名無しのオプ:2008/08/02(土) 17:57:27 ID:CfgX4xtN
兄妹全集揃えたのに積ん読のままだな。
214 :
名無しのオプ:2008/08/06(水) 21:20:17 ID:s3NWm0EJ
一年前に講談社ともう一社の文庫を全部ブックオフで揃えられたんだけど、それに満足してしまって積読中です。
215 :
名無しのオプ:2008/08/08(金) 00:11:28 ID:7Sb67Gr6
文庫版の銅の魚が入手できない・・・
216 :
名無しのオプ:2008/08/08(金) 14:39:59 ID:ZyEYJDlj
どこの古本屋にこれこれのタイトルがあったよとか情報を出し合えばいいのでは?
217 :
名無しのオプ:2008/08/08(金) 22:14:11 ID:qFkGw3tq
>>214 もう一社は角川文庫ですね、わかります
あとは聖い夜の中でを買ったらオールコンプになってしまう俺orz
218 :
名無しのオプ:2008/08/09(土) 00:23:43 ID:3oJIX9eO
>217
あ、それも持ってるかも。
大井三重子の名前で出してる「水曜日のクルト」は持ってないんですよね。
ミステリじゃなく児童文学ですけど。
219 :
名無しのオプ:2008/09/20(土) 03:19:34 ID:NK+pv0o5
ミステリーのほうが全集揃ったんだから、
「水曜日のクルト」もなんとか復刊してほしいなあ。
「めもあある美術館」は教科書に載ってたおかげで探してる人多いし。
220 :
名無しのオプ:2008/09/20(土) 14:11:44 ID:+Cb0cS8n
私は内容が知りたくて、上野の児童図書館で読みました。
何かある外国作品をイメージさせるような感じでした。
221 :
名無しのオプ:2008/12/08(月) 22:06:29 ID:E1OgpwCr
ちょっくらあげますよー
222 :
名無しのオプ:2008/12/12(金) 04:48:39 ID:krrAJgG5
「猫は知っていた」を読み返してみた
やっぱりこの読後感がなんとも言えない
223 :
名無しのオプ:2009/01/06(火) 17:01:33 ID:U17/zoWX
某板の相談スレの過去ログを見ていたら、
奥さんが事故で右足が不自由になってしまって欝状態、
どう言ってやればいいものか…という人に「小さい矢」を勧めていた。
その奥さんがちゃんと読んでくれてるといいな。
作者自身も車椅子だったということを知ればより勇気づけられると思う。
224 :
名無しのオプ:2009/01/08(木) 17:54:43 ID:W0d9LToc
仁木さん子供の頃から寝たきりだったんだよね?
(お兄さんの教育だけで、まともに義務教育も受けてないんじゃなかった?)
で、「猫は〜」で乱歩賞とって、その賞金だか印税だかで手術受けてやっと
車イスで生活できるようになったんだよな。
225 :
名無しのオプ:2009/02/11(水) 12:20:14 ID:XNhXVHs6
法月綸太郎が早稲田の講演で『林の中の家』を「国名シリーズに肉迫する名作」と推薦してたらしいので読んでみた
伏線の張り方が絶妙で大変面白かったのだが、人間関係がゴチャゴチャしてて些か読みにくいのが難
「猫―」は既読なので、次はハードボイルド系の作品に行ってみるか
226 :
名無しのオプ:2009/02/11(水) 20:16:04 ID:BnRaC9Jd
>>225 ハードボイルド系なら冷えきった街どうぞ。
227 :
名無しのオプ:2009/02/16(月) 10:27:08 ID:8e9oTkbz
というわけで『冷え切った街』と『緋の記憶』を読みました
おお、仁木悦子の本領はむしろハードボイルドにあったのかという感じ
>>203氏の言葉もけして過褒じゃないですな
犯人のしょぼいアリバイトリックがハードボイルドな話の中で浮いてるのが少し残念
『緋の記憶』の方も短い分量の中での構成や伏線が絶妙で
短編好みの私からすればこちらの方が感心した
>>167氏のロスマク+チャンドラーってのは言い得て妙
228 :
名無しのオプ:2009/05/10(日) 00:33:26 ID:rWsKZQol
板違い承知。
「水曜日のクルト」新装刊万歳!
復刊要望を出してから五年あまり、ようやく読める…
229 :
名無しのオプ:2009/07/06(月) 14:18:42 ID:dzV2u/5d
「冷えきった街」は
・冬樹という、ちょっとすねた少年が出てくる
・冬樹の母は殺された
・三影の妻の死の詳細が書かれてkる
作品なのでしょうか。どなたか、うろ覚え&手元に本がない私に教えてください
230 :
名無しのオプ:2009/07/06(月) 18:09:55 ID:Gwu7heGO
231 :
名無しのオプ:2009/07/08(水) 12:57:07 ID:MMp/EJhr
>>230 ありがとう!
「棘のある樹」と混同していました
232 :
名無しのオプ:2009/09/11(金) 04:00:51 ID:imQPWrMb
亀だけど
「殺人配線図」が懐かしい
6球スーパー(!)だとか抵抗とコンデンサの表示の暗号とか(実家で父親の本で読んだ)
ここを見て読み返したくなって即注文した
233 :
名無しのオプ:2009/11/08(日) 07:36:16 ID:/9i0ZVHV
この人の子供モノってちょっと似たり寄ったりだなあと読んでいたら
メル欄て作品に物凄い吃驚が…
仁木悦子さんの作品でドラマ化されたものって、何かありますか?
235 :
名無しのオプ:2009/12/20(日) 19:36:53 ID:375Jl42X
恐怖劇場アンバランスで、「猫は知っていた」があるし、DVDにもなってる
236 :
234:2009/12/24(木) 17:55:16 ID:Uo/6VIuW
>>235さんありがとうございました。
今度観てみます。
237 :
名無しのオプ:2009/12/27(日) 10:25:53 ID:6kCqWLBm
ポプラ文庫ピュアフルから
「私の大好きな探偵 仁木兄妹の事件簿」が出てました!
書籍初収録作もあり。リンク貼れなくてごめんなさい…
238 :
名無しのオプ:2009/12/27(日) 11:36:57 ID:pG1bq5Iw
>>237 出版芸術社の本を持っているのでスルーしていましたけど
それに収録されていない作品が入っているということですか?
239 :
名無しのオプ:2009/12/28(月) 00:25:42 ID:Rl3QY90v
>>238 「みどりの香炉」
帯には「書籍初収録作あります」、
解説には「雑誌掲載後、本になるのは今回が初めてと思われます」との記載がありました。
「恋人とその弟」が今のところ、一番面白かった
「私の大好きな探偵」読んだ
「ただ一つの物語」が一番よかった
これがナンバーワンに取って変わった
3月10日には「猫は知っていた」も出るらしいので楽しみ
242 :
名無しのオプ:2010/08/11(水) 07:31:10 ID:HUacCF8H
これ定期的に出すんだなよかった
続き読みたいから
みんなも協力するように
243 :
名無しのオプ:
小学校の国語の教科書にあった『めもあある美術館』の作者が彼女だったとは…