女流のさきがけ。
知ってる人どのくらい居るのかな?
2かな?
昔好きでした・・懐かすぃ
女性ウケしそうだけどマイナーなんだよね
キャラで言えば仁木兄妹はバランス取れてて良いと思う。
プロットも秀逸な作品が多いし、読みやすい。
明るめな話もあれば、妙に救いが無い話もあるし、様々。
社会の弱者が被害者になる話も多かったような・・・
4 :
名無しのオプ :02/08/08 16:32
今でもたまに読み直します。読みやすいから好きなんだが・・。
死ぬのが早すぎたわな
子供でもただしければ勝てるという意味でミステリは本質的に民主主義であると書いていたのを見て泣けた。良い意味で理想主義者だった。
シリーズよりノンシリーズ、長編より短編が好きだ。
長編は読んだ端から忘れてしまう。何度再読しても。登場人物の誰々と
誰々が実はこんな関係でした、とかが多くてこんがらかるせいかな。
お前の頭が悪いって言われりゃそれまでだけど。
特に『林の中の家』。誰か人間関係を詳しく説明してホスィ。
今なぜここまで絶版だらけ?
Enigmaさんと密室雀さんが密かに喜びそうなスレだ(w
登場をお待ちしてますよ>お二方
生き生きとした描写がいいなあと思ってたら
体が不自由な方だと知って驚いた覚えがある。
偏見持ってたのかと反省したよ。
11 :
名無しのオプ:02/08/08 17:25
>>10 関連スレってほどでもない気がするが・・・乙。サンクスです。
そういや天藤がらみの「青じろい季節」が長編では一番好きだ。
短編は何だろう・・・「赤い猫」かな・・・
おまいらの好きな作品も教えてください。
12 :
名無しのオプ:02/08/08 17:40
>11
「青白い」と天藤真の関係とは?初耳。
子供の頃、黒いリボンを読んで、直彦の将来が心配になった。
短編ではなんだっけ「おかつ」?「おかね」?って名前のおばさんの奴。
うろ覚えでスマソ
13 :
名無しのオプ:02/08/08 18:08
殺人配線図好きだ〜
あのなんとも言えない暗い感じも好み
14 :
名無しのオプ:02/08/08 18:50
>>11 >「青白い」と天藤真の関係とは?初耳。
天藤真『遠きに目ありて』の信一少年は、もともと『青白い季節』の登場人物。
これに惚れ込んだ天藤が、仁木悦子に許可をもらって自作の探偵役に起用した。
あと、おばさんの話は「おたね」だよ。
>14
レスありがdです。
遠きに目〜は未読なので読んでみます。
そうだ、「おたね」でしたね。スッキリ。
16 :
名無しのオプ:02/08/08 21:49
女流らしさというか、食べものの描写とかスキだったなぁ。
一番好きなのはベタだけど「猫は知っていた」かな。
17 :
Enigma:02/08/08 21:52
はあ〜、最近じゃあ「誰それ?」って言いそうな人の方が多そうね。
幻の長編「あおい壁」が単行本に初収録されたり、一部では喜んでいる
人もいるんだけど。やっぱり風俗が古いから読まれないのかな。
それとも作風が穏健すぎるせい?
新本格の好きな人には『林の中の家』あたりがお薦めだけど、人物関係がややこしい。
私は関係図を書きながら読みました。
18 :
名無しのオプ:02/08/08 22:09
古さが今読むといい感じなんだけどね。
個人的には「刺のある樹」と「死の花の咲く家」がスキだ。
歪んだ人をうまく表現している。
もうちょい頑張れば講談社と角川の文庫が揃う
100円コーナー(町の地味な古本屋系)に結構あるよん
マニアックな古本屋でも文庫はそんなに高くなかったです
まだそんなに読めてないが、本格推理そのものというか
とにかく無駄なものがない。ストレート
20 :
名無しのオプ:02/08/08 22:22
近くの大学図書館に文庫がずらっと揃ってて驚いたことがある。
司書さんが好きだったのかな。
21 :
名無しのオプ:02/08/08 22:30
うちの高校にもずらっと有った(w
それで読んだらはまっちゃった漏れは美影潤シリーズファン。
22 :
名無しのオプ:02/08/08 23:14
>>21 あげ足とるつもりはないが、美影潤って……ますます宝塚みたいだ(w
三影潤という名前が宝塚みたいだと言って仁木悦子を凹ませたのは
天藤真だっけ? 鮎川哲也?
>>19 角川と講談社は確かにこまめに古本屋廻ってればすぐ揃うと思うけど
光文社「聖い夜の中で」は意外と見かけないね。
23 :
名無しのオプ:02/08/08 23:38
「聖い夜」はヤフオクに出てるね
24 :
無名草子さん:02/08/08 23:41
林の中の家は傑作
25 :
名無しのオプ:02/08/08 23:53
んー、殺人配線図の雰囲気とか好きだなー
髪の毛の油のくだりとかね
26 :
名無しのオプ:02/08/09 23:13
このスレやっぱ人いないねぇ。
知らない人が多いんでしょうか・・
激しいミステリではないから時代に合ってないのかしら。
私はこの殺伐とした時代に読むと相当癒されるんだけどな。
27 :
名無しのオプ:02/08/09 23:42
漏れはあおじろい季節が好きage
なんか猛烈に読み返したくなって来た(w
28 :
名無しのオプ:02/08/10 00:06
「粘土の犬」に入ってる短篇はどれも面白かったな。
29 :
名無しのオプ:02/08/10 00:46
なめ猫が流行っていたとき、そうとう怒っていたね。
あのお姿でワイドショーの取材なども受けていて、エライナと思った。
30 :
名無しのオプ:02/08/10 00:56
2つの陰画、だっけ?
あれ、生まれて初めて読んだ推理小説。
あたしが推理ものにはまったきっかけは、この人だったんだよなぁ。
もう一度読み返してみようかな。
でも、この人、どうしてあんまり知られていないのかしら。
いい作品多いのに。
『黒いリボン』まではいいけど、『二つの陰画』以降はタイトルが抽象的なせいか
ときどきタイトルと中身が混乱することがある。
こないだも『二つの陰画』というタイトルを『灯らない窓』の内容と結びつけて
記憶していたのに気付いて驚いた。父と子の二つの視点があるから「二つの」
ってことで混同したのかも……しかしちょっと情けなかった。
それにしても、仁木悦子ってそんなに知られていないのかな?
32 :
Enigma:02/08/10 21:11
鮎川・高木・土屋あたりは、絶版になっても出版社を変えて出ているけど、
仁木悦子を出そうというところはないみたい。
作品数がそれほど多くないので、文庫全集というのを期待してるんだけど。
創元あたり出さないかな。男性作家ばかり出さないで。
33 :
名無しのオプ:02/08/10 21:27
いやなんかこう、クセがないというか
あまりにまっとうすぎるのでは
34 :
名無しのオプ:02/08/10 22:01
全部読んだ訳じゃないけど、短篇は、はずれがなく、どれも珠玉の好作揃い
という印象です。(独断)
長篇は、3冊ぐらいしか読んでないので、何とも・・・?
『林の中の家』はよい作品だと思います。好きです。
(とは言え、読んだのは10年以上前なので、内容を憶えていませんが)
35 :
名無しのオプ:02/08/10 22:15
「怪人二十面相」やポプラ社のホームズ、ルパンものでミステリを知った後、
初めて買った大人物が「本陣殺人事件」と「猫は知っていた」だった。
これがなれりゃ、こんな書き込みをすることもなかったと思うと、
自分にとってミステリを通した大恩人だと思う。
もし、自分の子供がミステリを読みたいと言ってきたら、是非すすめたいので、
代表作のいくつかぐらいは常に流通していてほしい。
(ただし、いくつかの作品は最初に読んでほしくはないが・・・。
例えば「壁の穴」とか「粘土の犬」とか)
36 :
名無しのオプ:02/08/10 22:19
「粘土の犬」は凄い短編だったな。
あの子供がどんな世界にいたかと思うと。
37 :
名無しのオプ:02/08/10 22:41
> ただし、いくつかの作品は最初に読んでほしくはないが
スレたミステリファン向けの作品、ということでしょうか?(^^;
(「アクロイド殺し」とか、「そして誰も」とか・・・)
サプライズエンディングって、「常道」あっての意外性だから、
確かに、最初の内に読んでしまうと、ありがたみがわかりません
よね?(^^;
(カー作品の七割くらいは初心者には×か・・・)
スレ違い気味なので、ここらで退散・・・。m(_ _;)m
38 :
名無しのオプ:02/08/11 01:06
>スレたミステリファン向けの作品、ということでしょうか?(^^;
仁木作品をいくつか読んだことのある人ならわかってもらえるかと思うが、
ほとんどが童話というか、読んでホッとするような暖かい作品が多くて、
読後感が実にさわやかなんだよね。
ところが例外のようなのが時々あって、「粘土の犬」の倒叙形式のように、
他の作家なら別に気にかからない程度のヤナ話でも、
読んでいる側は安心しているから余計にびっくりするんだよね。
だから「黒死館」のような読むのに読み手を選ぶわけじゃなく、
トリックが奇抜なものってわけでもなくて、
仁木悦子もこんなの書いてたんだって、思うだけなんだが。
例えが悪いが、ジュブナイルと思って読んだ小説に、
フランス書院ばりのセックス描写が出てきたら、驚くでしょ。
39 :
名無しのオプ:02/08/11 02:18
「枯葉色の街で」がお気に入り。
確かに長編は読んでも内容をすぐ忘れるね。ほぼ全部読んだはずだけど10年たったらもう忘れている。
短編はすでに出た「おたね」、アンソロジーによく入る「山のふところに」「霧のかなた(?)」がいい。
SFっぽい「ねむい季節(?)」ってのもあった。あと子供が主人公の踏切の照明がどうのこうのってやつ。
盲目の探偵が出てくるやつもあったな。題名が覚えてなくてすまん。
短編集は角川の初めの方のがいい。「暗い日曜日」とか。
さすがに後期の短編集はなんだこりゃってのもあった。「夏の終る日」「銅の魚」のどっちかに
入っていた「サンタクロースと握手しよう(?)」はそりゃ無理だろうっていう話だったと思う。
確かに文庫で全集が出ても良さそう。やるなら創元だろうが、河出かちくまはどうですか?
40 :
名無しのオプ:02/08/11 21:01
>盲目の探偵が出てくるやつ
「明るい闇」講談社の短編集「穴」に収録。
仁木短編の中でも相当おもしろい。
もし、1冊手始めに短編を買うなら、
読売新聞社から出た自選短編集かその文庫版「石段の家」がベスト。
作者の自作解説もついているし、選りすぐりの1冊であることうけあい。
でも、どっちも絶版なんで古本屋を探してね。
41 :
名無しのオプ:02/08/12 10:18
昭和30年代〜40年代に活躍した作家の著作って入手難しいよね。
戦前の作家より難しい・・・・・・。
42 :
名無しのオプ:02/08/12 11:36
後藤安彦「猫と車イス 思い出の仁木悦子」は読んだ?
まあそれはいいんだけどさ、この前古本屋で見かけたわけよ、この本。
もちろん持ってたんだけど、この本今でも絶版になってないのかな、
とかふと思って、奥付見ようと本を手にとったわけよ。
そしたら何か黄色い紙が挟まっててさ、この本についての中島河太郎や馬場啓一の
書いた書評とか、大井三重子名義の童話の懸賞入選作とか、仁木悦子の書いた書簡とかが
載ってるわけ。当然買いましたよ、その折り込み目当てでさ、2冊目。
ということでお前ら、この本買うなら、黄色い折り込みが挟まってるかどうか
確認してからにしような。
43 :
名無しのオプ:02/08/14 14:55
なかなか全作揃わないよー
44 :
名無しのオプ:02/08/21 21:30
今なかなか読めないのがさびしいですね。
日本の社会派ミステリーが苦手だった母が、
「この人のは面白いね」と喜んで読んでいたことを思い出しました。
45 :
名無しのオプ:02/08/24 19:37
謎解きのおもしろさでは「猫は知っていた」「林の中の家」だが、感動できるのはやはり「枯葉色の街で」だな。
ラストの別れのシーンは泣けた。最高傑作と思う。
46 :
名無しのオプ:02/08/25 02:03
最初に読んだ仁木悦子が「粘土の犬」ですた…。
しかも小学生ですた…(父親の本棚にあった)。
あの中では、「かあちゃんは犯人じゃない」が好きだったな。
読んだ時、主人公とほぼ同い年だったんで、「コイツ頭いいじゃん!」
と素直に感心した覚えが。
芸術出版社の全集を揃えたい、しかし全巻揃えるのは(金額的に)しんどい…。
仁木兄妹ものだけでも、と思いつつ貯金中。
47 :
名無しのオプ:02/08/25 14:07
>45
「枯葉色の街で」がほめられている!
自分以外にこの作品をほめた意見を読んだことがなかったので、素直に喜んでいます。
50 :
名無しのオプ:02/09/05 23:35
9/中「子供たちの探偵簿 1、朝の巻」仁木悦子/出版芸術社 46判 1600円
だそうな。収録作はなんだろう?
51 :
名無しのオプ:02/09/05 23:46
>>50 そりゃやっぱ「かあちゃんは犯人じゃない」とか「石段の家」とか
じゃないっすか。
「消えたおじさん」「灰色の手帳」あたりが入ってたら文句なしだけど
さすがに無理でしょうか。
このスレは見てないかな日○さん……ボソッ
52 :
名無しのオプ:02/09/06 00:27
子供と母モノではピカ一だと思う。
是非に読んでいて欲しい作家...かな。
>>51 いや、見てますよ。「仁木兄妹の探偵簿」2冊は私が編集しましたが、
長篇合本シリーズ以降はタッチしていないので、これは私も内容が気に
なります。
山田風太郎コレクションの3巻目の校正・解説が滞りまくっているので
敷居が高いんですが(泣)、明日にでも電話して内容を訊いて見ます。
なんか需要なさそうだけど、一応電話して訊いたんで、収録作品をば。
編集・解説は新保さんみたいです。
子供たちの探偵簿1 朝の巻
かあちゃんは犯人じゃない/誘拐犯はサクラ印/鬼子母の手/恋人とその弟/
光った眼/銅の魚/夏雲の下で/石段の家/うす紫の午後/穴
子供たちの探偵簿2 昼の巻
あの人はいずこの空に/まよなかのお客さま/消えたおじさん/うさぎを飼う男
/悪漢追跡せよ/老人連盟/倉の中の実験/壁の穴/誘拐者たち
55 :
名無しのオプ:02/09/21 18:20
この際「仁木悦子全集」に昇華してください。出版芸術社さま
講談社文庫と角川文庫なら読んだことあるんですが、
未収録で他社でしか出版されてない作品ってありますか?
57 :
名無しのオプ:02/09/24 11:50
58 :
名無しのオプ:02/09/29 01:22
小学校の時、親の本棚にあった仁木悦子読んだのが、
私のミステリにはまるきっかけだった。
今でも実家から奪って東京まで持ってきてるよ。
地味だけどもっと評価されていい作家だとおもうなあ。
今でも充分感動して読めるよ。
佳作だし若くして亡くなったから、どうしても本が手に入りにくいけど。
余談ですが、以前2時間ドラマで水谷豊が犯罪者でパパでサンタクロースで?
よく憶えてないけどそんなのがあって、
仁木悦子にもそういう感じのあったから、パクリ?と気になった。
59 :
名無しのオプ:02/09/29 01:35
いや、パクリじゃなくてちゃんとした仁木作品のドラマ化です。
「聖い夜の中で」ね。
60 :
名無しのオプ:02/09/29 01:43
「山のふところに」がしみじみとして良いぞ!
NHKのラジオドラマでも「赤い猫」(だったよな(^_^;))が
よかった...。
このヒトも知ってるヒトは知っているでいいのだよ...。
61 :
名無しのオプ:02/09/29 10:52
全集でてるの?
62 :
名無しのオプ:02/09/29 11:19
>61
ちゃんとした全集は出てません。
立風書房から5巻の長編全集(その後もう1作出たので
全集ではなくなった)、あと出版芸術社の
仁木兄妹事件簿短編版・長編版のみ。
こういう市井のささやかな作風を愛された作家は、
やはり文庫版でささやかに全集を出して欲しいです。
天藤真に続けて創元あたりでお願い!
63 :
名無しのオプ:02/09/30 19:25
>>39様。
>>49様。
おおお!同志よ!
ちなみに漏れは江見君の大ボケ(あの「ドロンしてないだろ?じゃあ問題ないじゃないか。おかしな心配をする人だな」は名ぜりふだ!)
ぶりに完全に心を奪われてしまいました。
それ以来、いい年こいてアニメのR田中一郎だの火鳥勇太郎だのの大ボケキャラに萌えてしまうようにナッターyo・・・。
64 :
名無しのオプ:02/10/28 10:38
age
65 :
名無しのオプ:02/10/29 22:59
>>54 講談社青い鳥文庫の「消えたえたおじさん」がようやく読めるのか
大学の図書館で仁木悦子編「妹たちのかがり火」を発見。
戦争で兄を亡くした妹たちの記録集。
涙なくして読めなかったよ。
67 :
名無しさん初心者:02/10/30 00:52
既出のようですが、私も読んでいて和むといいますか・・・
昔読んでいた新井素子の推理版といった感じです。
多少の古さを我慢すれば充分に面白いです。
個人的には仁木兄の作品をもっと読みたいです。
68 :
名無しのオプ:02/11/02 16:48
あっ、「子供たちの探偵簿2 昼の巻」を見たら「3 夜の巻」の
予告が出てるじゃん! 二冊の予定だったのに三冊に増えたのか。
目出度いage
69 :
名無しのオプ:02/11/02 21:32
>65
エタおじさん?
70 :
名無しのオプ:02/12/05 07:48
あげとく
母親がファンで、仁木作品いっぱい持ってた。
仁木兄妹シリーズ、大好きだったなぁ・・・。特に雄太郎。
今考えれば、あれは「萌え」というやつだったのかもしれぬ。
72 :
名無しのオプ:02/12/06 11:58
『水曜日のクルト』(TV)で仁木さんを知りました。
あのお話、意味がわからないところがあるんだけど
なんだか大好きなお話です。
原作読みたいのにどこにも、図書館にさえなくて寂しい限りです。
73 :
名無しのオプ:02/12/06 12:03
>>72 っつーかその「TV」ってのは何なのか教えてくれ。NHK教育か
何かでやってたの?
しかし確かに読みたいなあ。収録作は「めもあある美術館」を
国語の教科書で読んだだけだしなー。
74 :
名無しのオプ:02/12/06 12:28
>73
NHK教育の「おはなしのくに」という番組で
ひとりの俳優さんが出演して1冊の本を読み進めていく
と言う感じの番組です。
読み進めると言うよりは、ひとり芝居のテイストが強いかもしれない。
75 :
名無しのオプ:02/12/07 00:16
やった、「聖い夜」ブクオフでゲット〜。(びっくり)
コンプリートまでもう少しでし。
(^^)
77 :
名無しのオプ:03/01/26 21:26
下がりすぎage
最近の小説ってキャラ目立たせるのに筆入れてる感じがして。
ちょっとウザいというか、狙いすぎ?と思うよ。
だから仁木悦子のまっとうな登場人物たちが
すごくリアルに「いる」んだな、
とか感じて好き。
語ってごめんなさい〜。このスレ見つけて嬉しかったの。
79 :
名無しのオプ:03/03/19 01:31
さるべーじ
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
83 :
名無しのオプ:03/04/30 19:52
講談社文庫版「猫は知っていた」、130円でげっと。
初仁木悦子です。これから期待して読みます。
>83
初仁木悦子、読んだら感想聞かせてね。
私は文庫化されてる作品は殆ど読んだけど、
仁木作品って内容すぐ忘れてしまうよ・・・。
絶版されてしまうのは、やはり時代背景が古いからでしょうか?
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
仁木兄妹の事件簿の兄編を終え、妹編を読んでいるのですが、面白いですね。
時代背景が、懐かしい感じです。
ただ、どこにも書かれていないので、もしかすると禁句なのかも知れませんが
「子をとろ子とろ」で引っかかってます。
産婆さんがさらりと絞殺されているのですが、これは犯人にいらぬことを
ぽろっと聞いてしまった彼女のせいじゃないのか?と。
続く「うさぎさんは病気」でも、大事にならなかったものの、同じ過ちを
おかしていませんか?
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
89 :
名無しのオプ:03/07/16 02:25
>>87 特に禁句ってわけじゃないけど、確かにそうだよね。
やはり短編であるという事と、
しかも事件(特に殺人)が起こらなければならないという
当時のニーズに応えるためには、しょうがなかったのかな?
ところで、「仁木兄弟の探偵簿」の収録作で、
兄の巻・妹の巻それぞれ「何でこっちに収録されてるの?」っていうのない?
>>89 なんでも何も、内容で分かれてるわけじゃなくて単なる発表順だろ?
92 :
名無しのオプ:03/07/26 21:05
仁木妹、145cmで60kgって…いくらなんでも誤植だよね?
虹色の犬って作品なかった?
小学生時代、一番好きな作品でした。
>93
あったかな?「粘土の犬」なら知ってるけど。でもいくらなんでも違うよね・・・(ニガワラ
どんな話だったんでしょう?
>>93、94
ありますよ、「虹色の犬」。
ヒロインが、彼女が幼い頃に自殺したという母親の死にある疑惑を持って…と言う話。
その母親の死に関して、ヒロインが思い出すのが「虹色をした犬」。
角川文庫「三日間の悪夢」に入ってました。
>>94、95
ありがとうございます。
私は短編推理小説のアンソロジーで読んでいたのですが、
まず、古本屋で「三日間の悪夢」を捜して見ます。
兄編、妹編、春夏編、秋冬編で特に後半の2冊は誤字が目立ちませんか?
人の名前にふり仮名ふってたり、ニ字熟語間違えてたり…。
文庫版などで持たれてる方の本にはないですよね、多分。この本だけかな。
98 :
名無しのオプ:03/08/01 00:53
人の名前にフリガナ振ってもいいんじゃない?
ダメなの?
(^^)
100 :
名無しのオプ:03/08/02 19:06
今だ! 100(σ゚∀゚)σ ゲッツ!
>92
あの時代ですからしょうがないかと。
もともとチビデブ子ちゃんって言う設定だし・・・。
私は脳内で美少女に変換して読んでますが(w
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
103 :
名無しのオプ:03/09/02 03:58
保全アゲ
仁木さんの文庫を古本屋めぐりで全部集めるのってとっても大変ですが、ご主人の著作を探す方がもっと大変だったりして。。。ちなみに僕は、ご主人の本は一冊(ネコと車いす)しかもっていません。
角川の猫の表紙が好き。背表紙が黄色いの。
ageたらレスが付くだろうか。
一瞬、メール欄のsの字を消そうと考えたけれどすぐにやめた。
どうせageてもレスは付かない。何しろ過疎なのだ。
それに、これといって内容のある文章を書ける訳でもない。
僕に出来るのは、保守代わりにちょっとした文章を書く事くらいだ。
やれやれ。
僕は ageが 好きだ
最初に読んだのが「夢魔の爪」父親の本棚にあって
そっから、はまった。
旦那がヘリの操縦できるなんて素敵〜と、当時思ってた。
108 :
名無しのオプ:04/04/06 09:17
駿河健康ランドの石川ともみさん、かわいい。
109 :
名無しのオプ:04/04/07 12:41
最初に短編で「穴」って奴を読んでそれから読書スキーになったっけ。
懐かしいない。
110 :
名無しのオプ:04/05/07 05:08
仁木悦子って昔、角川文庫にたくさん収録されてたのに。いまないね。
111 :
名無しのオプ:04/05/17 12:52 ID:Wo2wFaOg
何か好きなんだよ。この人。
講談社文庫の「猫は知っていた」「赤と白の賭け」しか読んだことないけど。
売ってないんだもん。オクで買おうとは思わんし。
112 :
名無しのオプ:04/05/17 13:16 ID:agkF0ZvF
ブックオフの百円コーナーにいっぱいあるよ
113 :
名無しのオプ:04/06/21 14:04 ID:Ah8Y2Cu7
三影潤シリーズは
謎解きミステリーとしてなかなかです。
絶版は惜しい!
114 :
名無しのオプ:04/06/27 20:39 ID:hOhLlpVB
小学校低学年の頃、母に買ってもらったこの人の「消えたおじさん」…
ミステリーの面白さを教えてくれた作品でした。
115 :
名無しのオプ:04/08/17 10:53 ID:QQubmNDN
エムゴカロ最高
ミステリ初心者は「粘土の犬」からでいいでしょうか?
この人の作品に入るのは。
117 :
名無しのオプ:04/08/17 16:45 ID:pXZWN2su
118 :
名無しのオプ:04/09/24 03:34:08 ID:9ehDfLiG
短編で好きなのは「罪なき者まず石をなげうて」
貧乏教会の牧師親子の所へフーテンが転がり込み、そして事件が…
シリーズ化するつもりだったんじゃないのか?というくらいキャラが
いい味だしてます。
仁木さんの作品は、例外もあるが、読後感がほのぼのするよね…
119 :
名無しのオプ:04/09/30 11:17:53 ID:6oXuoax+
友人(女)に「猫は知っていた」を貸したら、初期の宮部に似ていると言ってた。
誰か仁木が宮部、北村薫の系譜って言ってたな
何かの解説だったような気がする。
仁木悦子、天藤真、宮部みゆき、北村薫という線で語られていたような。
うわぁ!仁木さんのスレ!嬉しい!
ウチの父が推理小説読むならって「猫は知っていた」を薦めてくれた。
その頃でももう「猫は知っていた」と「林の中の家」しか書店にならんでなかったなぁ。
今でも古本屋に行ってないかなぁと探すけど中々見つかりません。
やっぱ場所によるのかな…。
123 :
名無しのオプ:04/09/30 14:23:07 ID:1lF6VEX7
冷え切った街 が好きだな
>123
おお、ナカマ!
珍しいハードボイルドタッチの作品だったよね。
読後感は切なかったが。
探偵と少年がチーズトーストを食うシーンがなんか好きだ。
125 :
名無しのオプ:04/09/30 21:20:25 ID:6oXuoax+
三影潤、あまり格好良くないところが、カッコイイ。
マーロー、沢崎の次に好きな探偵だ。
126 :
名無しのオプ:04/10/01 15:18:09 ID:Itnkg6cp
宮部みゆきが著作権者の許可を貰って、学生の仁木兄弟シリーズの続編を書いてくれたら、ぜひ読みたい。
127 :
123:04/10/01 18:34:38 ID:iGcNrwVe
128 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/19 09:52:35 ID:0mWA5L+E
この人って角川文庫から出てたけど、今はどこの出版社で読めますか?
上のほうのレスを順に読めばわかると思うけど、
講談社からもたくさん出てた。ほとんどが絶版か品切になってる。
新刊で買えるのは、出版芸術社から出てる「子供たちの探偵簿」
「仁木兄妹の探偵簿―雄太郎・悦子の全事件」シリーズくらいか。
あとは色んなアンソロジーに組み込まれているようだけど。
このスレ読み終わったら、密林あたりで検索してみそ。
ブックオフの100円コーナーいくと講談社文庫のはいっぱいある
店にもよるけどね
仁木悦子さん、若竹七海が解説で名前を挙げてたので読んでみました。
(仁木兄妹の事件簿 兄の巻)
面白い!好奇心旺盛な妹に、博識な兄。
こういう、ミステリとしても話としても面白い作品は大好きです。
大きな図書館行って「猫は知っていた」借りてこよう。
同じタイプの全集で「仁木兄妹長篇全集−雄太郎・悦子の全事件1 夏・秋の巻」
にも収録されてますよ。>「猫は知っていた」
<仁木兄妹シリーズ>
赤い痕・黄色い花・暗い日曜日・黒いリボン・弾丸は飛び出した・刺のある樹・猫は知っていた・灰色の手袋・林の中の家
<浅田悦子シリーズ>
赤い真珠・うさぎさんは病気・木がらしと笛・子をとろ 子とろ・サンタクロースと握手しよう・初秋の死・ただ一つの物語・虹の立つ村・ひなの首・二人の昌江
<三影 潤シリーズ>
アイボリーの手帖・青い風景画・暗緑の時代・美しの五月・くれないの文字・色彩の夏・しめっぽい季節・白い時間・白い部屋・沈丁花の家・数列と人魚・どこかの一隅で・夏の終る日・冷えきった街・緋の記憶・蜜色の月・夢魔の爪
<吉村駿作シリーズ>
一匹や二匹・花は夜散る・二つの陰画
<砂村朝人シリーズ>
青じろい季節・縞模様のある手紙
134 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/19 21:06:47 ID:H1mfyDUg
<少年少女もの>
影は死んでいた・消えたおじさん・消えたケーキ・消えたリュックサック・口笛たんてい局・午後七時の怪事件・そのとき10時の鐘が鳴った・なぞの黒ん坊人形・なぞの写真・盗まれたひな祭り・灰色の手帳・みどりの香炉・やきいもの歌
<子供もの>
悪漢追跡せよ・穴・あの人はいずこの空に・石段の家・うさぎを飼う男・うす紫の午後・かあちゃんは犯人じゃない・壁の穴・鬼子母の手・聖い夜の中で・倉の中の実験・恋人とその弟・小さい矢・銅の魚・灯らない窓・夏雲の下で・光った眼
・誘拐者たち・誘拐犯はサクラ印・老人連盟
135 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/19 21:10:27 ID:H1mfyDUg
<大人もの>
あおい壁・蒼ざめた時間・赤い猫・赤と白の賭け・あかねを歌う・明るい闇・一日先の男・一本のマッチを擦る時・偽りの石・うさぎと豚と人間と・おたね
・折から凍る二月の・陰のアングル・枯葉色の街で・かわいい妻・黄色の誘惑・凶運の手紙・霧のむこうに・金ぴかの鹿・坂道の子・遮断機の下りる時
・死を呼ぶ灯・早春の街に・空色の魔女・巷の騎士・罪なき者まず石をなげうて・遠い絵図・毒を制する法・虹色の犬・ねむい季節・粘土の犬・肌さむい夏
・陽の翳る街・炎いろの記憶・まぼろしの夏・三日間の悪夢・最も高級なゲーム・山峡の少女・山のふところに・幽霊と月夜
<ミニ小説・クイズ小説>
雨の夜の花嫁・クイズ・結婚前夜・月夜の時計・仲間はずれ・七百まいの一円玉・真夏の惨劇・雪のなかの光・横丁の名探偵・別れ
136 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/19 21:15:15 ID:H1mfyDUg
<大人もの>
あおい壁・蒼ざめた時間・赤い猫・赤と白の賭け・あかねを歌う・明るい闇・一日先の男・一本のマッチを擦る時・偽りの石
・うさぎと豚と人間と・おたね・折から凍る二月の・陰のアングル・枯葉色の街で・かわいい妻・黄色の誘惑・凶運の手紙
・霧のむこうに・金ぴかの鹿・坂道の子・遮断機の下りる時・死を呼ぶ灯・早春の街に・空色の魔女・巷の騎士
・罪なき者まず石をなげうて・遠い絵図・毒を制する法・虹色の犬・ねむい季節・粘土の犬・肌さむい夏
・陽の翳る街・炎いろの記憶・まぼろしの夏・三日間の悪夢・最も高級なゲーム・山峡の少女・山のふところに
・幽霊と月夜
<ミニ小説・クイズ小説>
雨の夜の花嫁・クイズ・結婚前夜・月夜の時計・仲間はずれ・七百まいの一円玉・真夏の惨劇・雪のなかの光
・横丁の名探偵・別れ
137 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/25 10:32:35 ID:e/hWE+Va
今読めるの、どれぐらいあるんだろう?
仁木悦子のような、爽やかな読後感を与えてくれる作家は
もっと大切にしたいよね。
ブックオフまわりで、集めてみますわ。
138 :
板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/25 16:17:25 ID:Ikz5S5RJ
本当の意味で「上手い」人だと思う。
奇矯さはないのにしっかりと読ませてくれる。
ホームズをはじめ翻訳物のミステリに熱中していた小学生の頃、
「子をとろ 子とろ」「うさぎさんは病気」を読んで、
はじめて日本の作家をおもしろいと思えた。
その数年後に「猫は知っていた」を入手。
悦子さんは作者の分身と思い込んでたから、
生涯車椅子の生活を送った方と知って仰天した。
しかし最初に読んだ二編は見つからずじまいだったので、
数年前に「仁木兄弟の事件簿」に出会った時の嬉しかったこと…
本名で出された「水曜日のクルト」も読んでみたいのですが、
こちらはさらに見つからない(;;)
あ、天童真さんの「遠きに目ありて」も大好きです。
139 :
名無しのオプ:04/12/17 00:27:03 ID:+3Ohts+R
>>138 自分のスレかと思ったよ〜。すべて同意です。
私は昭和40年代生まれなので、仁木さんの作品にはとても懐かしいものを感じます。
特に子供が主人公の短編が好きだなあ。殺人事件なのにほのぼの読めてしまう。いい意味で。
長編では「枯葉色の街で」が好き。名刺から財布の持ち主を探すって所が面白い。
登場人物を思いやりを持って書くひとだし、童話作家出身だけあって背景描写も
ていねいで好きだ。頭の中にイメージがきちんと浮かぶよ。季節感もあるし。
ただ一つ気になったのは、登場人物の家族がガンで亡くなって…っていうパターンが
多くて、それが嫌だったな。うちの父親がガンだったから。
ところで、登場人物の名前が、ありそうでなさそうな苗字っていうのが多いよね。
特にかっこいい名前でもなく平凡なんだけど珍しい…っていうような。
自分の苗字も全国的には珍しいんだけど、ある長編に登場していてびっくりしました。
仁木さん好きな人って、絶対いいひとばっかりだと思う。
…落ちないようにあげておきおますよ。
中学のとき「猫は知っていた」を読んで以来すごいはまってました。
高校のときは夏の読書感想文に「誘拐者たち」を選び、少ない御小遣いやりくりして
買い集めた本はまだ手元にありますが、全部はそろってないのですよね。
ハードカバー「聖い夜の中で」に追悼の帯がかかってて、そのとき本屋のバイトだった私は
入荷した本を見て初めて逝去を知り「この本は私が買うから」とキープ。
このスレ見てすごい読みたくなってきた。
今持ってる本のチェックして、無い奴をブクオフで集めるかな。
141 :
名無しのオプ:05/01/09 13:27:33 ID:uHGIl35i
「ひなの首」のオチが好きだ!
オイオイ、まじですか? とつっこみたくなる。
142 :
名無しのオプ:05/01/17 16:49:26 ID:O6tLedvt
三影潤シリーズの全作品がハードカバーで復活するそうです。
出版芸術社から全3巻の予定です。
144 :
ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ:05/02/12 23:53:16 ID:iT5Eh2pu
こんなこと言って良いのか分かんないけど、弱い者をやさしい目で見てるのはいいんだけど、
今の世の中じゃ、差別とか別紙とかに引っかかりそう。
復刊が難しい理由かと。
>>144 ご本人が脊椎カリエスで同じような状態でいらしたのだから蔑視にはならないんじゃないかな。
「お酒はストローでラブレターは鼻で」や「五体不満足」を差別とか蔑視とは言わないのと同じような意味で。
147 :
ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ:05/02/14 22:36:45 ID:YASj6Gaw
>>144 私もそれ思いました。
「粘土の犬」とか、あと、タイトル忘れたけど障害者施設の話とか…のことですよね。
けっこうきわどい言葉使っちゃってますもんね。
>>145 うんうん、それはそう。でも、読者がみんな当然知ってることを前提にしてた訳じゃないんだから、ちょっと違う。
>>147 結構、重要なヒントに使われているよね、6本指とか、片手がないとか。
探偵三影潤全集@白の巻が発売されました。
収録作は「冷えきった街」「白い時間」「白い部屋」です。
…といってもここの人は元版持ってるから買わないのか
次は赤か?
赤と白の賭け……って、三影潤は出てこないな。
152 :
通りすがり:2005/05/02(月) 23:16:50 ID:xM14VnWR
小学生のころから大好きでしたが他に語り合う人もなく
さびしい思いをしていました。
ありがとう2ちゃんねる、ありがとうみなさん、
ありがとうインターネット。
どの作品が好きかを書く前に読み直します。
153 :
名無しのオプ:2005/05/03(火) 20:42:31 ID:VbfzSnGI
角川版は全部持ってるけど、ほとんど読んでない…。
角川の14冊の中でお勧めありますか?
154 :
名無しのオプ:2005/05/04(水) 12:16:09 ID:XlSsKXjx
短編集が意外にいける。
155 :
名無しのオプ:2005/05/04(水) 16:25:19 ID:+KeFK6/T
とりあえず「夢魔の爪」「みずほ荘殺人事件」「三日間の悪夢」あたりがお勧め。
156 :
名無しのオプ:2005/05/07(土) 11:11:46 ID:DU7UUMtW
「凶運の手紙」読みました。
「金ぴかの鹿」…。哀しすぎる。
157 :
名無しのオプ:2005/08/07(日) 03:31:09 ID:GQzfef1k
仁木悦子編の猫アンソロジーゲット。
158 :
名無しのオプ:2005/08/18(木) 20:40:19 ID:PGRYRE57
159 :
名無しのオプ:2005/08/19(金) 01:04:53 ID:0KJZqAop
文庫なら光文社文庫だろ
160 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:34:04 ID:uJhHrVRT
なつかしいぃぃ〜。
小学生の頃、家の書棚にあった「銅の魚」よんで凄く感動したの覚えてる!!
おんなじ小学生の目線だったし、血みどろじゃないとこがよかったぁ〜。
久々によんでみたくなっちゃった!!
161 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:40:11 ID:vZxuP5Nv
この人、生前何となくバリバリ書きまっくている売れっ子作家というイメージだったけど、案外作品少ないんだよね。内容も一見地味だけどマニアックなところがある。
162 :
名無しのオプ:2005/09/16(金) 10:44:56 ID:Enp2V5Kj
>>160 殺人事件なのに、どれもなんかカラッとしてて、楽しく読めちゃう所が好き。
あと、昭和の匂いを感じさせるレトロなところ。
子供が主人公のものが特に好き。事件が身近で、こういう事ってあるかも、と思わせる。
>>148 ものすごい亀だけど、6本指の話なんて…あったっけ? 作品全部持ってるけど…釣?
163 :
名無しのオプ:2005/09/17(土) 20:52:25 ID:ebR6TM+L
>162
148さんじゃないけど、メル欄に出てくる。
直接の登場人物じゃないから、記憶に残らなかったのかもしれないけど
判らないからといって、釣り扱いは失礼だと思うよ。
164 :
名無しのオプ:2005/09/20(火) 00:51:50 ID:H4Eyhtya
>163
本当だ〜! 確認しますた!
いや、ありがと&スマソ!
最近人権板なんか知ったもんだから、つい。 気をつけますです。
でも、結構大胆な人だったんだな、仁木さんて。
165 :
名無しのオプ:2005/11/13(日) 14:01:13 ID:h0Nwj5OZ
SFものに出てきたデパガの笑顔の秘訣ってのがずっと頭に残ってる。
「客の変なところを瞬時に見つけて、心のなかでおかしがるので
とびきりいい笑顔が出せる」
ってやつ。
166 :
名無しのオプ:2005/12/18(日) 07:09:19 ID:1Rl3kz2+
>>SFもの
「眠い季節」だっけ?
なつかすぃ
167 :
名無しのオプ:2006/02/07(火) 17:08:18 ID:ZkTOA18/
冷えきった街 読み終えて感動しています。
ロスマク(家族の悲劇)とチャンドラー(男の友情)足したような傑作だ。
168 :
名無しのオプ:2006/03/07(火) 11:36:43 ID:sEd+KXd9
最近、絶版仁木作品全部GETしますた!!
ときどきすごく読みたくなるんだよ〜彼女の作品って。
上にも書いてあるけど、なんか古き良き昭和を感じさせるよ。
169 :
名無しのオプ:2006/04/23(日) 20:48:20 ID:7pd+u0mC
私も仁木さんの子供が主人公の作品が可愛くて好きです。
題名は忘れたけど、チショウの女の子が殺されてしまう短編が
悲しくて胸が詰まりました。
170 :
名無しのオプ:2006/04/23(日) 21:58:52 ID:6ihurVrb
171 :
名無しのオプ:2006/04/27(木) 20:14:51 ID:FhMFUT9P
仁木さんの作品は「珠玉」という言葉がぴったりだ。
同じ児童文学出身でも坂東真砂子とは作品の雰囲気がまったく違う。
坂東さんも面白いけどドロドロしてて読後感が悪い。
仁木さんのは殺人事件を扱っても読後は雨上がりのように爽やかだ。
172 :
名無しのオプ:2006/04/27(木) 21:04:13 ID:zRFZu3gl
雨上がりの夜空に
173 :
名無しのオプ:2006/06/08(木) 14:04:14 ID:NVndSxE+
大昔に夢中で読んだ仁木悦子。
久々に「仁木兄妹の事件簿」を図書館で見かけて読んでみた。
トリックうんぬんより、当時の生活描写のあまりのレトロ感にくらくら。
むかしは自然に読んでいたことを思い出し、己の年齢を再確認してしまい
さらにくらくら…
174 :
名無しのオプ:2006/07/12(水) 01:36:41 ID:OLSe6czn
お、このスレまだあったんか!!
>>173 そうそう、古き良き昭和40年代前後のにおいぷんぷんだな。
自分は好きだが。 クラクラって…ダメなのか?
175 :
名無しのオプ:2006/07/24(月) 11:55:38 ID:CWLb/GmF
光文社文庫のハードボイルドアンソロジー読んで気になったので
三影潤全集読みました。初仁木悦子。よかった!
176 :
名無しのオプ:2006/08/13(日) 11:21:02 ID:UCaR9yQb
近所の古本屋の絶版文庫コーナーで発見!
状態のわりに高いけど読みたいしなぁ…まとめ買いするか。
177 :
名無しのオプ:2006/08/13(日) 20:04:39 ID:O4RbNxW/
178 :
名無しのオプ:2006/11/07(火) 00:05:18 ID:X05MKugI
保守します
179 :
名無しのオプ:2006/11/07(火) 00:39:29 ID:IBVEzbGj
180 :
名無しのオプ:2006/11/10(金) 21:11:55 ID:iHmQaYbe
復刊age
181 :
名無しのオプ:2006/11/10(金) 23:28:43 ID:7ZzqG95+
ひえきった街以外の三影シリーズってどない?
182 :
名無しのオプ:2006/11/14(火) 17:37:11 ID:hzQTOnGa
悪くないよ
183 :
名無しのオプ:2006/12/08(金) 12:11:27 ID:poBav1eE
光文社文庫で「聖い夜の中で」の新装版が出ましたね。
184 :
名無しのオプ:2006/12/09(土) 17:58:51 ID:bReAv7Vv
復刻買いました。
生活描写がすんなり入ってきますねー。
ミステリィよりは雰囲気を楽しんでいます。
185 :
名無しのオプ:2007/02/17(土) 23:40:47 ID:e45gI1rr
保守
186 :
名無しのオプ:2007/04/14(土) 00:30:51 ID:3o2sC4TD
「猫は知っていた」を読んだが・・・
途中までは、なかなか良かったのだが・・・
うーむ、ヌコ関連の部分がかなりトンデモで萎えた・・・
187 :
名無しのオプ:2007/04/16(月) 00:59:58 ID:spHUueG/
冷えきった街
だけ読めば良い
188 :
名無しのオプ:2007/04/16(月) 01:12:23 ID:64nthwi3
>>186 見切らないで短編集いってみてほしい
仁木兄弟出てない話のほうが面白いの多いと思う
>>187 んなこたーない
189 :
名無しのオプ:2007/04/16(月) 22:46:30 ID:sRr2aLxw
三影シリーズは
「青い風景画」「白い部屋」など結構粒揃いだと思う。
190 :
名無しのオプ:2007/04/18(水) 01:14:02 ID:98wPtBWL
仁木悦子か、懐かしいなあ。
今は亡き母が、昔仁木悦子が大好きで、
講談社文庫をほとんど揃えてたなあ。
もちろんおれも全部読んだ。
特に短編が好きだったな。
今手元に残ってるのは黄ばんだ「粘土の犬」だけ・・・
191 :
名無しのオプ:2007/05/10(木) 17:27:03 ID:YKM0bk7N
仁木さん、全部持ってたよ
子供ものはすげー好き
かあちゃんは犯人じゃない、赤い猫、粘土の犬が特に好きだ
仁木妹モノもほのぼのしててイイ
「まっとうな」精神を持った「まっとうな」ミステリーを書く人だったね
しかし、全部古本屋行きにしちった・・・ orz
192 :
名無しのオプ:2007/05/11(金) 09:27:33 ID:n+Ee+6vW
ちょっとお尋ねしたいのですが…
仁木さんの短編で、ロケットペンダントの出てくる話のタイトルは何だったでしょうか?
むかーし、親の持ってたカッパノベルズのアンソロジーに入ってたのを
読んだのをひょっと思い出したもので…
気になって眠れませんw
193 :
名無しのオプ:2007/05/12(土) 00:37:08 ID:n/dcMU3/
192ですが自己解決しました。仁木さんの作品ではなかったようです。
これだけでは何なので…
仁木さんの作品で印象に残ってるのは「ただ一つの物語」です。
これもカッパノベルズの短編集に収録されてたと思うんですが
小道具の使い方が女性らしいというか、おとめちっくな感じで
消防ながら楽しく読んだのを覚えてますw
194 :
名無しのオプ:2007/05/14(月) 23:39:06 ID:2oCPULCA
>>193 つい最近読んだところです>ただ一つの物語
この仕掛け、海外のフィクションではけっこう出てきますが
国内で使ったのは仁木さんが先駆じゃないかな。
最初に読んだ消防時代は、元気な悦子ママが作者の分身と思っていたけど
実際にそういう感じなのはこの話のヒロインですよね…
健気な中にやるせなさが伝わってきて切なかった。
195 :
名無しのオプ:2007/07/08(日) 16:14:56 ID:e+38zzB+
恐怖劇場アンバランスに、「猫は知っていた」があるみたいだけど、これはどれくらい原作に忠実なんでしょうか
196 :
名無しのオプ:2007/07/19(木) 15:42:00 ID:PrREvMZK
今さらですけど、wikipediaの「架空の探偵一覧」の項に
日本の作品>小説>男性の探偵=仁木雄太郎、三影潤
助手・同僚等>仁木悦子
を書き足したのは私です。
当然記載されるべき存在だから。
197 :
名無しのオプ:2007/11/09(金) 01:38:53 ID:ycFsm6Qt
@@@
198 :
名無しのオプ:2007/11/19(月) 14:21:47 ID:rwawO838
御存知の方がいたら教えてください。
仁木さんの作品だと思うのですが、落とし物を落とし主に届けてそこから
殺人事件が発覚して…みたいなのがあったと思うのですが、(長編です)
なんていうタイトルでしょうか?(そのくらいしか覚えていません。)
中学の頃、友達に借りて途中まで読んだのですが、何かの都合でそのまま返して
しまった記憶があります。(その頃は読書ギライだったので長編に挫折したのかも)
秋っぽい雰囲気がすごくあった作品(表紙も)で、また読んでみたいんです。
過疎ってるみたいなので気長に待ってます。お願いします、
199 :
名無しのオプ:2007/11/19(月) 17:54:06 ID:hK/mv0Jc
200 :
名無しのオプ:2007/11/20(火) 07:27:08 ID:ELbKG7BV
今読むにぴったりの作品ですな
201 :
名無しのオプ:2007/11/22(木) 12:11:57 ID:Afcbh+vY
>>199 おおっ! 素早いレスして下さったんですね、ありがとうございます!
『枯葉色の街で』でしたか! さっそく古本探して購入します!
仁木さんの作品はタイトルもみんな素敵ですね。
これを機に他の作品も読んでみます。(短編は昔読んで結構好みでしたので)
>>200 楽しみです〜! コタツに入ってコーヒー飲みながら読もうと思います。
202 :
名無しのオプ:2007/12/01(土) 22:36:05 ID:sujLEQd0
仁木悦子読むんなら冬が一番いいな
203 :
名無しのオプ:2008/01/25(金) 10:49:54 ID:DdOIpRQy
同意。
「冷えきった街」を超える和製ハードボイルドは存在しない。
204 :
名無しのオプ:2008/02/18(月) 13:13:42 ID:e3pZJOlu
夫だった後藤安彦さんが亡くなられました。
ご冥福をお祈りします。
205 :
名無しのオプ:2008/03/19(水) 12:12:47 ID:iy8SAZET
>>204 遅ればせながら、御冥福をお祈りします。天国で仁木さんと会えたかな。
仁木さんの作品は大好きで全部持ってるし、何度も何度も読んだ。
何度読み返しても面白いんだけど・・・もっと他の作品も読みたい。
仁木さんに似た感じの(昭和の時代や雰囲気、子供が主人公など)ミステリー
ってないかなあ? どなたか御存知ないですか〜?
206 :
名無しのオプ:2008/03/19(水) 19:56:30 ID:aC/WhiAg
再投票スレにて投票募ってるのでヨロ。
>>205 辻真先とか梶龍雄・・・はちょっと違うか
207 :
名無しのオプ:2008/03/24(月) 14:14:46 ID:6yRG5FZm
↑
かなり違うと思うが。
208 :
名無しのオプ:2008/05/01(木) 23:19:55 ID:JftEOC1G
209 :
名無しのオプ:2008/06/25(水) 13:07:58 ID:R/ywMuaP
ふと思い立って「二つの陰画」を読み終えたところ
仁木作品は久々で、読み進めるうちに犯人が誰だったか思い出したんだけどw
これっぽっちも気にならなかった
昭和39年に発表されたらしいが、設定を変えれば今ドラマにしてもいいんじゃね?と思った
最後に胸が痛くなったのは「赤と白の賭け」
メ欄のあと、主人公であるクソ男がこのあとどう取り繕うのか
そこだけはちょっとスッとしたが
210 :
名無しのオプ:2008/06/25(水) 20:31:00 ID:5ybdvT0f
こんなスレがあったなんて、仁木ファンを30年近く続けてきた者としては嬉しい。
まだ絶版になっていなかった頃から、講談社や角川でほとんどそろえたけど、
どうしても殺人配線図だけは手に入らなかった。
それが、出版芸術社から出たときは嬉しかった。即買いした。
どの探偵も魅力的で好きだけど、特に吉村が好きなもんで。
>>209さん、私も「二つの陰画」は、ドラマ向きの設定かと思った。
初めて読んだときの、最後のどんでん返しは忘れられない。
211 :
名無しのオプ:2008/06/27(金) 15:06:06 ID:+oYTmAiO
今、「青じろい季節」を読んでいます
再読なんだが、覚えてないやw
212 :
名無しのオプ:2008/08/01(金) 14:16:21 ID:t3Ylprtl
仁木悦子いいねえ。夏だし再読するか。
びっくらしたオチはなんといってもこれです! 「ひなの首」
腰ぬけたよもう。
213 :
名無しのオプ:2008/08/02(土) 17:57:27 ID:CfgX4xtN
兄妹全集揃えたのに積ん読のままだな。
214 :
名無しのオプ:2008/08/06(水) 21:20:17 ID:s3NWm0EJ
一年前に講談社ともう一社の文庫を全部ブックオフで揃えられたんだけど、それに満足してしまって積読中です。
215 :
名無しのオプ:2008/08/08(金) 00:11:28 ID:7Sb67Gr6
文庫版の銅の魚が入手できない・・・
216 :
名無しのオプ:2008/08/08(金) 14:39:59 ID:ZyEYJDlj
どこの古本屋にこれこれのタイトルがあったよとか情報を出し合えばいいのでは?
217 :
名無しのオプ:2008/08/08(金) 22:14:11 ID:qFkGw3tq
>>214 もう一社は角川文庫ですね、わかります
あとは聖い夜の中でを買ったらオールコンプになってしまう俺orz
218 :
名無しのオプ:2008/08/09(土) 00:23:43 ID:3oJIX9eO
>217
あ、それも持ってるかも。
大井三重子の名前で出してる「水曜日のクルト」は持ってないんですよね。
ミステリじゃなく児童文学ですけど。
219 :
名無しのオプ:2008/09/20(土) 03:19:34 ID:NK+pv0o5
ミステリーのほうが全集揃ったんだから、
「水曜日のクルト」もなんとか復刊してほしいなあ。
「めもあある美術館」は教科書に載ってたおかげで探してる人多いし。
220 :
名無しのオプ:2008/09/20(土) 14:11:44 ID:+Cb0cS8n
私は内容が知りたくて、上野の児童図書館で読みました。
何かある外国作品をイメージさせるような感じでした。
221 :
名無しのオプ:2008/12/08(月) 22:06:29 ID:E1OgpwCr
ちょっくらあげますよー
222 :
名無しのオプ:2008/12/12(金) 04:48:39 ID:krrAJgG5
「猫は知っていた」を読み返してみた
やっぱりこの読後感がなんとも言えない
223 :
名無しのオプ:2009/01/06(火) 17:01:33 ID:U17/zoWX
某板の相談スレの過去ログを見ていたら、
奥さんが事故で右足が不自由になってしまって欝状態、
どう言ってやればいいものか…という人に「小さい矢」を勧めていた。
その奥さんがちゃんと読んでくれてるといいな。
作者自身も車椅子だったということを知ればより勇気づけられると思う。
224 :
名無しのオプ:2009/01/08(木) 17:54:43 ID:W0d9LToc
仁木さん子供の頃から寝たきりだったんだよね?
(お兄さんの教育だけで、まともに義務教育も受けてないんじゃなかった?)
で、「猫は〜」で乱歩賞とって、その賞金だか印税だかで手術受けてやっと
車イスで生活できるようになったんだよな。
225 :
名無しのオプ:2009/02/11(水) 12:20:14 ID:XNhXVHs6
法月綸太郎が早稲田の講演で『林の中の家』を「国名シリーズに肉迫する名作」と推薦してたらしいので読んでみた
伏線の張り方が絶妙で大変面白かったのだが、人間関係がゴチャゴチャしてて些か読みにくいのが難
「猫―」は既読なので、次はハードボイルド系の作品に行ってみるか
226 :
名無しのオプ:2009/02/11(水) 20:16:04 ID:BnRaC9Jd
>>225 ハードボイルド系なら冷えきった街どうぞ。
227 :
名無しのオプ:2009/02/16(月) 10:27:08 ID:8e9oTkbz
というわけで『冷え切った街』と『緋の記憶』を読みました
おお、仁木悦子の本領はむしろハードボイルドにあったのかという感じ
>>203氏の言葉もけして過褒じゃないですな
犯人のしょぼいアリバイトリックがハードボイルドな話の中で浮いてるのが少し残念
『緋の記憶』の方も短い分量の中での構成や伏線が絶妙で
短編好みの私からすればこちらの方が感心した
>>167氏のロスマク+チャンドラーってのは言い得て妙
228 :
名無しのオプ:2009/05/10(日) 00:33:26 ID:rWsKZQol
板違い承知。
「水曜日のクルト」新装刊万歳!
復刊要望を出してから五年あまり、ようやく読める…
229 :
名無しのオプ:2009/07/06(月) 14:18:42 ID:dzV2u/5d
「冷えきった街」は
・冬樹という、ちょっとすねた少年が出てくる
・冬樹の母は殺された
・三影の妻の死の詳細が書かれてkる
作品なのでしょうか。どなたか、うろ覚え&手元に本がない私に教えてください
230 :
名無しのオプ:2009/07/06(月) 18:09:55 ID:Gwu7heGO
231 :
名無しのオプ:2009/07/08(水) 12:57:07 ID:MMp/EJhr
>>230 ありがとう!
「棘のある樹」と混同していました
232 :
名無しのオプ:2009/09/11(金) 04:00:51 ID:imQPWrMb
亀だけど
「殺人配線図」が懐かしい
6球スーパー(!)だとか抵抗とコンデンサの表示の暗号とか(実家で父親の本で読んだ)
ここを見て読み返したくなって即注文した
233 :
名無しのオプ:2009/11/08(日) 07:36:16 ID:/9i0ZVHV
この人の子供モノってちょっと似たり寄ったりだなあと読んでいたら
メル欄て作品に物凄い吃驚が…
仁木悦子さんの作品でドラマ化されたものって、何かありますか?
235 :
名無しのオプ:2009/12/20(日) 19:36:53 ID:375Jl42X
恐怖劇場アンバランスで、「猫は知っていた」があるし、DVDにもなってる
236 :
234:2009/12/24(木) 17:55:16 ID:Uo/6VIuW
>>235さんありがとうございました。
今度観てみます。
237 :
名無しのオプ:2009/12/27(日) 10:25:53 ID:6kCqWLBm
ポプラ文庫ピュアフルから
「私の大好きな探偵 仁木兄妹の事件簿」が出てました!
書籍初収録作もあり。リンク貼れなくてごめんなさい…
238 :
名無しのオプ:2009/12/27(日) 11:36:57 ID:pG1bq5Iw
>>237 出版芸術社の本を持っているのでスルーしていましたけど
それに収録されていない作品が入っているということですか?
239 :
名無しのオプ:2009/12/28(月) 00:25:42 ID:Rl3QY90v
>>238 「みどりの香炉」
帯には「書籍初収録作あります」、
解説には「雑誌掲載後、本になるのは今回が初めてと思われます」との記載がありました。
「恋人とその弟」が今のところ、一番面白かった
「私の大好きな探偵」読んだ
「ただ一つの物語」が一番よかった
これがナンバーワンに取って変わった
3月10日には「猫は知っていた」も出るらしいので楽しみ
242 :
名無しのオプ:2010/08/11(水) 07:31:10 ID:HUacCF8H
これ定期的に出すんだなよかった
続き読みたいから
みんなも協力するように
243 :
名無しのオプ:
小学校の国語の教科書にあった『めもあある美術館』の作者が彼女だったとは…