この短編でぶっとんだ!

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574名無しのオプ:2008/07/10(木) 03:44:11 ID:XrifyUwg
ファンタジー感、ホラー感、ほのぼの感抜きの
割とちゃんとしたミステリー短編集でおすすめある?
575名無しのオプ:2008/07/10(木) 07:32:56 ID:U1zZj7tI
>>573
短編は構成より切れ味だからあれでいいのだ。
長編に関しては確かにこの方、構成に難があるのは認める。
意外な落としを伏すため、構造上仕方ないのだろうが、
そこは好みの別れるところだろうな。
576_:2008/07/10(木) 10:31:05 ID:LsBPm3CL
壁の穴がどんどん大きくなっていく話。
顔が牛で体が人間。忌み嫌われて座敷牢に閉じ込められてる哀しい話。

いずれも短編。子供の頃に読んで衝撃受けました。題名も作者も不明です。
このスレの住人なら、もしやご存知かと書いて見ました。
スレ汚しすみません。

577名無しのオプ:2008/07/10(木) 11:54:12 ID:X8Y/CbOu
>壁の穴がどんどん大きくなっていく話。

ああ、それクレヨンしんちゃんだろw
578名無しのオプ:2008/07/10(木) 12:26:59 ID:U1zZj7tI
「件の母」?
579名無しのオプ:2008/07/10(木) 21:55:43 ID:cF5JRr8e
正しくは、小松左京「くだんのはは」な。
580名無しのオプ:2008/07/11(金) 19:58:44 ID:k7dk+y48
「邪馬台国はどこですか?」の中のユダの話。
「ダヴィンチ・コード」よりもインパクトがある。
581名無しのオプ:2008/07/13(日) 22:51:59 ID:k3WeJ09i
>>580
収録作品ではそれが一番傑出していたと思うんだが
何故か評判が芳しくないんだよなあ・・・

マジメに謎解きしていて
バカバカしさが足らないからだろうか
582名無しのオプ:2008/07/13(日) 23:14:15 ID:GsIaHD0J
筒井康隆「秒読み」(薬菜飯店収録)の最後の一言で
583名無しのオプ:2008/07/21(月) 02:34:05 ID:k1EXlxVO
麻耶の「こうもり」
読んだ直後は意味がわからなかったけど
しばらく考えて理解した瞬間に興奮して鼻血出るかと思った
584名無しのオプ:2008/07/21(月) 02:42:10 ID:8qpHQ8gE
「九マイルは遠すぎる」と似た短編があると聴いたのですが、
どなたかご存じないでしょうか?

585名無しのオプ:2008/07/21(月) 12:05:45 ID:o7Mh9qUz
九杯目には早すぎる
586名無しのオプ:2008/07/21(月) 12:59:20 ID:L16hPRRd
>>584
恩田陸の「海にゐるのは人魚ではない」とか?
「象と耳鳴り」に収録されてる
587名無しのオプ:2008/07/21(月) 18:27:38 ID:+aM4zy6M
>>584
tp://inomys.net/2008/02/20080224_1711275.html
これとか
588名無しのオプ:2008/07/21(月) 23:30:36 ID:8qpHQ8gE
>>585-587
ありがとうございます。
589名無しのオプ:2008/08/12(火) 19:10:17 ID:tKu5GUJP
age
590名無しのオプ:2008/08/12(火) 23:19:07 ID:w0KvS96u
乃南アサの短編は読み易くて暇つぶしには丁度いいね
591名無しのオプ:2008/08/12(火) 23:23:01 ID:I7XrJ/CO
ミステリー傑作選『犯人たちの部屋』を読んだ人はいますかな?
592名無しのオプ:2008/08/18(月) 11:33:33 ID:QXdn5cy0
伊坂幸太郎のフィッシュストーリーに収録されてるポテチってやつ
593名無しのオプ:2008/08/25(月) 11:33:23 ID:CPACmbpk
>>591
青木知己という初めて聞いた作家の話が1番良かった
収穫あり
594名無しのオプ:2008/08/25(月) 12:50:13 ID:qJgDDttb
有栖川有栖「ホテル ラフレシア」
595名無しのオプ:2008/08/31(日) 13:13:38 ID:R03IPokg
怖かったのは 小松左京 「石」
面白かったのは 海野十三 「振動魔」
泣けたのは 久生十蘭 「虹の橋」

みなそれぞれの意味でぶっ飛んだ
596名無しのオプ:2008/09/22(月) 05:51:54 ID:cx1ydJdy
「迷路」阿刀田高
597名無しのオプ:2009/02/23(月) 15:05:24 ID:gb9zSz7L
「<新パパイラスの舟>と21の短編」読み始めました
598名無しのオプ:2009/02/23(月) 15:59:41 ID:vPv0rBZ5
乙一「血液をさがせ!」(『ZOO』収録)
トリックとか以前に、設定にぶっ飛んだ。
599名無しのオプ:2009/02/23(月) 18:57:39 ID:V5aS2qaJ
佐野洋「銅婚式」「不運な旅館」
600名無しのオプ:2009/02/23(月) 19:20:24 ID:gb9zSz7L
>>599
銅婚式て今まで読んだ中でワースト3に入るレベルの短編だったけどな
トリビュート元の「四月馬鹿の悲劇」共々最低のどんでん返しの見本
601名無しのオプ:2009/04/09(木) 03:32:00 ID:hMtENcaJ
ジェフリー・アーチャー 「ソロモンの知恵」(『プリズン・ストーリーズ』収録)

ミステリではないが、アメリカン・ジョークやショート・ショートが好きならお薦め。
判事の言葉に、思わずガッツ・ポーズしながら「Yes!」と言ってしまう。
602名無しのオプ:2009/04/18(土) 01:09:28 ID:GLmts3pF
ぶっとんだ、の定義ってなんぞ。
ラストで世界がひっくり返る!とか、伏線がガチッと決まって鳥肌!みたいなことだと思ってたんだけど…
「ななつのこ」読んで、普通にふかふかしたよい話だったけど「白いタンポポ」ってぶっとぶ系?
ダールの「お願い」も上で上がってたけど、アレも「あーあるあるw」的な微笑ま系の話だし。
どっちのテイストも大好きだけどね。


アーチャーさんは何テイスト?全盛期の連城さん泡坂さん的な「え?え?お、ああ!」的な感じ?
603名無しのオプ:2009/04/19(日) 12:57:27 ID:ad/jrtaB
アーチャーの長編は未読だけど、短編はO・ヘンリに通じるものがある
604名無しのオプ:2009/05/28(木) 22:12:30 ID:CkxkoMHH
「十二の意外な結末」読んでみたけど何となく合わなかった…

ネタとかギミックの着想は(今ではありがちだけど)面白いと思う。
ただ、枕っていうの?人物の設定やら舞台説明やらが長すぎて、
小説としての格って言うか、小洒落た雰囲気作りは成功してるけど
その分、「意外性」って面では切れ味が鈍ってると思う。アーチャーが
六十ページかけて書いてるネタって、星新一なら十ページで
まとめるだろうな、って感じ。
605名無しのオプ:2009/06/09(火) 13:02:52 ID:2rkqxC6M
スイス時計は中編になるのかな?
606名無しのオプ:2009/12/24(木) 21:06:04 ID:bS76jGnT
クリスマスイヴにはローズマリー・ティンバリーの傑作掌編
「クリスマスの出会い」を読もうぜ
607名無しのオプ:2009/12/25(金) 13:49:28 ID:4eDUGnZc
>>606それ何かの
アンソロジーに入ってる?
608名無しのオプ:2009/12/25(金) 14:11:06 ID:pDmXm1OT
「ロアルド・ダールの幽霊物語」(早川文庫)に入ってるよ
609名無しのオプ:2009/12/25(金) 14:19:11 ID:4eDUGnZc
>>608サンクス。
クリスマス物を何か読みたいなと思ってたんだ、
ちょっと探してみるわ。
610名無しのオプ:2009/12/25(金) 18:40:56 ID:mCShhgw0
中2くらいに読んだ小林泰三の酔歩する男
611BLUE:2010/02/12(金) 01:41:41 ID:AVpKjfVE
このスレがまだあることに、ぶっとんだ!!
612名無しのオプ:2010/02/12(金) 04:38:06 ID:knMW3xiM
>>571
東野もオリジナルじゃないぞ
613名無しのオプ:2010/02/12(金) 21:22:34 ID:ryR1sHqv
>>610
読んだけど、何がなんだか分からなくなる怪作だったな。
614名無しのオプ:2010/02/21(日) 00:50:32 ID:pqtvYMTn
人間椅子はどうだ?
615由希 ◆YUKI2.V6mk :2010/02/23(火) 23:37:10 ID:qXu/2STn
人間椅子は騙されたな
616名無しのオプ:2010/03/05(金) 15:28:01 ID:hJdY6d9h
二階堂   喰顔鬼 残虐だった
横溝    人面疽 とんでも話がきちんと説明されてビックリ
山田風太郎 蝋人  とんでも密室だった
617名無しのオプ:2010/06/02(水) 20:58:13 ID:nopqaYkX
瓶詰めの地獄
618名無しのオプ:2010/06/02(水) 21:14:11 ID:e1EViopY
>>613
あれはまんまハードSFだよ
619名無しのオプ:2010/06/14(月) 17:47:41 ID:lwvM5WaW
フィリップ・k・ディック
「パーキー・パットの日々」
「時間飛行士へのささやかな贈物」

SF小説です。
お勧め!
620名無しのオプ:2010/07/07(水) 12:04:00 ID:1mwm1tSt
age
621名無しのオプ:2010/07/08(木) 00:44:11 ID:SEQzteYM
深水黎一郎
「人間の尊厳と800メートル」
622名無しのオプ:2010/07/12(月) 20:47:07 ID:f0eL4ppq
ぶっ飛ぶというほどではないが、笹沢佐保の「現れない」。
娘の葬式に現れない幻の恋人、住所・氏名・職業一切不明で
存在感の希薄な男の正体ーー言われてみれば、なるほどなの
だが、言われない限り気がつかない真相。ごくありふれたス
トーリー、ごくありふれた真相、でも、聞いてみなきゃわか
んないよな〜〜〜〜と思った。
623名無しのオプ
戦前の短編だと

羽志主水(はし・もんど)「監獄部屋」
 オチのぶっとばされ度(?)だけじゃなく
 さらにそれに付け加えられた短いエピローグが効果的。
小栗虫太郎「失楽園殺人事件」
 この人は戦前でも特に難解な文章で、読むのが大変だけど、
 氏にしては本作は短いのでぜひ挑戦してみて欲しい。
 犯人より被害者の方が遥かに外道。何でこんな異常なことをする。鬼か。
久生十蘭「海豹島」
 極限状態に置かれた人々が織り成す怪奇探偵小説。
 ドンデン返しが映像的に鮮やか。
瀬下耽(せじも・たん)「女は恋を食べて生きてゐる」
 真相そのものは読者も思いつきやすいかもしれないが
 登場人物「みとり(♀)」にまつわるエピソードが
 いちいち別の意味でぶっとんでて面白い。