・・の傑作ってありますか?
「笑う警官」とかそうでしたっけ。
『スウェーデン館の謎』などいかがでしょう(←違うだろ、それは)。
???
>>1 検索の仕方を覚えてから2ちゃんねるに来ましょう
イヤなら来なくて結構
おいおい、12時になるやいなやここも荒れてるのか・・・
なんだどうしたんだみんな月曜日がそんなに嫌なのか。
北欧ミステリかぁ・・・ すぐ沈みそうなのでできるだけ盛り立てていきたいな。
とりあえず思い浮かぶのは:
アーナス・ボーデルセン『殺人にいたる病』(角川文庫)作家がライバル作家を殺そうする変な話。この人は他に『轢き逃げ人
生』, TBS出版会罪人は眠れない』『蒼い迷宮』(角川文庫)というのが出てるそうだがオレは未読。
ヤーン・エクストレム『誕生パーティの17人』(創元推理文庫) 「スエーデンのカー」と呼ばれてるらしい人。あまり期待しないで読むとそこそこ楽しめる。
スレの趣旨は悪くないんだけど、内容が内容だけに、とても伸びる
とは思えないからなあ。10もいかないうちにdat落ちしそうだ。
1の挙げたシューヴァル&ヴァールーと、アーナス・ボーデルセン
(「殺人にいたる病」はなかなか面白かった)くらいしか
思い浮かばん。
リンドグレーンの「名探偵カッレくん」シリーズもお忘れなく
げ、かぶった。
最近来てなかったのでよくわかんないけど、あなたは密室博士と
同一人物なの?
>>6
>>9 同一人物だよ。難民板の牛スレに「密室博士」で書くと浮きまくるので「密室雀」と改名。
ボーデルセンの読者が2ちゃんにもいるとはうれしいね。
しかしなんだね。スエーデンみたいに福祉が発達して働かなくてもなんとか食える(逆に
なまじ稼ぐと凄い税金を取られるという噂)となると、ノイローゼみたいになる奴が結構
出てくるんかなぁ。『殺人にいたる病』なんか病気だよね。ある意味北欧の折原一(w
11 :
名無しのオプ:02/04/15 18:40
>>4 知らない話題でスレ立ったからといって怒らないで下さい
12 :
書斎魔神 ◆Kq7rBCas :02/04/15 19:52
やっぱマルティン・ベックシリーズだろう。
知名度は1氏が言っている「笑う警官」だろうが、
「ロゼアンナ」「バルコニーの男」初期の渋い作風がたまらん。
浮世離れした最近の日本人作家の作品を読み耽っている輩は、
ぶっ飛ぶよ。
13 :
名無しのオプ:02/04/15 20:01
>>12 構わないから勝手にぶっ飛んでくれ。
帰ってこなくていいぞ(w
14 :
名無しのオプ:02/04/15 20:09
北欧メタルなら知ってるが、北欧ミステリーなんて聞いた事が無い。
15 :
名無しのオプ:02/04/15 20:25
>>6 懐かしいね、エクストレム。
しかし、絶対に発売当時に読んだはずなんだが、
内容を全く覚えてないのは何故だろう?>『誕生パーティの17人』
色の見立て殺人だったっけ?。。。
あれ。。。『見えないグリーン』とごっちゃになってるか?(−−;
16 :
書斎魔神 ◆Kq7rBCas :02/04/15 20:28
>>13 君が飛んでけ(w
北欧=スカンジナビア半島3国+デンマーク、という理解でいいのかな。
結構ミステリが読まれてるように聞く。
レイモンド・チャンドラーなんかも翻訳されてるとか。
>>16 『唾棄すべき男』はどうよ?
高校時代に読んで面白かった記憶があるが。
18 :
書斎魔神 ◆Kq7rBCas :02/04/16 00:09
>>17 らいつびるたん、と君には「たん」を付けないといけないのか?
「唾棄すべき男」は、前作「サボイホテルの殺人」と同様に、
謎解きより社会性が前面に出過ぎてミステリファンには評判が悪かった記憶があるよ。
また、このシリーズが売れると見た角川の商法により「サボイホテル…」から、
文庫ではなく、ハードカバーで出版されるようになった。
当時から金欠病に悩む俺など泣きながら図書館に駈け込んだものだ。
高校生の時読んだという君は、資産家の子息と思われだ!
「唾棄すべき男」はスウエーデンで映画化されている。見た?
邦題は「刑事マルティンベック」というベタなものだった。
映画の方は原作の警察腐敗の告発といった部分が、削ぎ落され北欧の映画にしては、
なかなか迫力のある刑事アクションに仕上がっている。
また、現在CSN1ムービーチャンネルとやらで、オリジナルストーリーだが、
「刑事マルティン・ベック」というTVシリーズが放送されている。
19 :
名無しのオプ:02/04/16 00:24
「笑う警官」が「マシンガンパニック」だもんなぁ。
>>18 このシリーズは親父が好きで買っていたみたいだった。
歳がバレそうだが、森村ブームに中学の頃に乗っかったので、
社会派っぽいのは結構好きだった。
最初は横溝あたりからミステリーに嵌ったんだけどね。
だから親父が持っていた清張を読み漁った後で、
これまた親父が持っていたベックシリーズを何冊か読んだ記憶がある。
『笑う警官』『密室』『唾棄すべき男』くらいだったと思うけど。
その中では何故だか一番『唾棄…』が印象に残ってるんだよね。
これも今に思えば、角川に踊らされていたのかもなあ(w
映画は見たことないけど、見てみたいなあ。
ビデオ屋にあるだろうか?探してみるよ。
>>15も実は俺なんだけど、
エクストレム、読んだのに全く覚えてないんだよなあ。。。
なんか内容が気になってしょうがない。
ちなみに「たん」はつけなくていいです(w
21 :
書斎魔神 ◆Kq7rBCas :02/04/16 19:05
映画「刑事マルティンベック」は、ビデオもレーザーディスクも出てるよ。
ただし、私はレンタル店で見た記憶は無い。
相当大きい店行かないと置いてないと思う。
新宿西口のツタヤ(紀伊国屋書店本店の近くの店)とか。
TV(地上波)では、随分前に日曜洋画劇場で放送されたように記憶してる。
らいつびる氏の父上は、マルティンベックシリーズを愛読してたとは、
洒落た人だな。
私も君と同じく横溝・清張という対照的な作風の両巨頭の本が平積みの時代に
ミステリにはまり、当時は流行作家だった森村誠一もよく読んだ時期があった。
「唾棄すべき男」のような作風が好きということは、君は「高層の死角」、
「新幹線殺人事件」とかより、「腐食の構造」とか面白かったのでは?
レスを読む限りでは、私とらいつびる氏、ねつてつ氏は同世代のような感じだな。
しかも3人とも堅気ではないように思う。
3人でミステリ板版アニセンを組んで打って出よう!
22 :
書斎魔神 ◆Kq7rBCas :02/04/16 19:08
追伸
地域違いで恐縮だが、オランダにマルティンベック風の警察小説があると
聞いたことがあるのだが、どなたか御存知だろうか?
ただし、ベックシリーズより前に書かれたものとのこと。
>>22 ウェテリンクだな。創元推理文庫から何冊か出てるよ。
24 :
書斎魔神 ◆Kq7rBCas :02/04/17 22:53
>>23 サンクス。検索したら3冊出てるようだ。
あまり人気が出なかったようだ。
君は密室博士かい?
ところで、「笑う警官」の映画化「マシンガンパニック」は、
見ないことをお薦めする。
ストックホルムをサンフランシスコに移し変えた時点で、
アウトだった。
この作品は、北欧の大都会の空気を感じさせずして成立しえないと思う。
26 :
名無しのオプ:02/04/26 01:26
27 :
名無しのオプ:02/04/26 13:23
「誕生パーティーの17人」は、上にも書いてあるように、
スウェーデンのカーという文句につられて、大失敗!!!
設定がカーには似てないし、(どちらかというとヴァン・ダイン)
とにかくつまらない!そのうえ長い!!!
古本で100円なら、試しに読んでみるのもいいと思うけどね。
28 :
名無しのオプ:02/04/26 22:47
だれか「スミルノ博士」を読んだツワモノはいないかー???
あれって面白いの?
29 :
名無しのオプ:02/04/29 23:23
ペーター・ホウ『スミラの雪の感覚 』
ヘニング・マンケル『殺人者の顔』はどうでしょう
30 :
名無しのオプ:02/05/12 05:26
>>29 映画化してるね、「スミラ〜」。
「陰謀のシナリオ」のタイトル。
雰囲気は良かった。
31 :
名無しのオプ:
>>28 別の意味でおもしろい、
ほんの数行前と違った事が書いてあるような構成の破綻ぶり、
主人公の女装をして逃げ出したり、犯行現場に行って警官を殴り倒すなどのいかがわしさ、低劣さ。
B級ならぬC級ミステリの楽しさがある。
唯一、例のトリック以外を除いては駄作以下の作品だが、
まあ筆者の意図しないとこで楽しめるトンデモ本的な楽しさがある。