後ろを振り返った。
そこにはなんと!!
_ _
☆ _-‐-、 l:::::l┐ l::::l ,.‐-__ ☆
/-=ニヽヽ/-──-v-─-、//ニ=‐ヽ
☆ /-ニニ、─.._二 ─ 十‐ ニ_`..-─,ヽヽ ☆
/-ニ| i::::::./ ̄`ヽ l /`ヽ:::::: /|ヽヽ
/// | ヽ./ / ! l l ! l l ! l ヽヽ/./l lヽ!
/ ll l`>/ _l l l l ! l l l l l !_l l |ヽ レ
、-‐ l ! l | l l l‐l-l_l l l _l-l‐l !l/i. |
\、ヽl | l レ ' ̄\ /`ヽl | l |
. _.>、` !l | "" ,‐v─┐"" ノ__!l |
l ̄ ‐、.'v─-、>lヽ. ( _.ノ_ ∠,‐ ‐K _∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
_.└─-〈 l ニl` T l //l l lニ l \
l  ̄ニ,-`ー一l -!ヽヽl_//┴'‐ !- l <
. └‐ ̄ l ,‐ `ー,‐'l ̄`ロ'´ ̄l `ー‐' < あげるの!!
〉' / / └─´ `┬┘ <
ヽ./  ̄ー一 ̄ー''ヽ、_ ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
ヽ./ / l l l !
☆ \, ヘ _, へ ,ヘ_, ヘ_/ ☆
l_,-─l l_,-─l
☆ ☆ l _l l __l_ ☆ ☆
┌ ~l><l,┌ ~l><l,
l`ー'二ヽ.l`ー'二ヽ.
ト,-‐─‐|ト,-‐─‐|
「ってか事件解決したら金貰えるんか?」探偵は日ごろからの疑問をぶつけた。
「私だってこんな人に仕えたくないですよ」執事もつい洩らした。
「みんながんばりましょうよ!」私(ワトスン役)はみんなを勇気づけた。
と、突然銃声が鳴り、隣に居た探偵が倒れた。
即死だった。
10 :
名無しのオプ:02/02/28 14:09
探偵はむくりと起き上がり、こう言った。
11 :
名無しのオプ:02/02/28 14:10
「今はまだ犯人を特定する段階ではありません」
12 :
名無しのオプ:02/02/28 14:18
「とりあえず、現場保存だ!」振り返るとそこには一人の男が
13 :
名無しのオプ:02/02/28 14:31
探偵の双子の弟だった。しかし似ている……。
14 :
名無しのオプ:02/02/28 14:51
「どうなってるんだよ兄貴」
15 :
名無しのオプ:02/02/28 14:59
弟は新聞記者をやっている
16 :
名無しのオプ:02/02/28 15:01
「ん?ちょっとヤバめの依頼だったから念の為に防弾チョッキ着けてた」
17 :
名無しのオプ:02/02/28 15:02
探偵はそう言っておもむろに服を脱いだ
とりあえず、警察には連絡入れときゃな」探偵は脇腹のあたりを庇う様にして言った
「二発、撃たれたのか?」弟は、兄−−真田宏一に聞いた
20 :
名無しのオプ:02/02/28 15:33
が、兄は既に素っ裸になっていた。
「おまえは寝坊したおかげで助かったな」皮肉めいた表情で弟・真田雄一に言った
22 :
名無しのオプ:02/02/28 16:03
「大きなお世話よ!おバカさん」
23 :
名無しのオプ:02/02/28 16:09
息子の裕也の手を引っ張りながら、ヒステリックな表情で紗雪は言った。
24 :
名無しのオプ:02/02/28 16:46
「バカって言った奴がバカだ!」
25 :
名無しのオプ:02/02/28 17:02
「流れを止める人ってイヤだね」
26 :
名無しのオプ:02/02/28 17:11
死体を見ると、そこにはすごい光景が目に映った
27 :
名無しのオプ:02/02/28 17:51
なんと!死体の腹部がどんどん膨張している。
28 :
名無しのオプ:02/02/28 18:24
「えーと……あったあった」探偵は、書棚から『姑獲鳥の夏』を取り出した。
29 :
名無しのオプ:02/02/28 18:25
「お前は蘭子か!」一同は拍子抜けした。
30 :
名無しのオプ:02/02/28 18:46
「もう、寝るぞ寝るぞ」と皆は連呼しながらそれぞれ部屋に戻っていった。
31 :
名無しのオプ:02/02/28 21:37
「今日は寝袋で寝るぞ。」といいながらベッドへ向かう自分。
とりあえず寝る前に
>>32を期待して最後まで読むことにした
34 :
名無しのオプ:02/03/01 00:40
特にエロくもなかったので探偵は少しむかつきながらスケベイスを風呂に入れてやった。
35 :
名無しのオプ:02/03/01 01:08
しかし風呂には先客がいた。
36 :
名無しのオプ:02/03/01 02:12
そこには蘭子がいた
37 :
名無しのオプ:02/03/01 02:19
驚いて風呂で滑ってしまった
38 :
名無しのオプ:02/03/01 02:20
そして蘭子の弟の蘭丸もいた。
39 :
名無しのオプ:02/03/01 02:22
「大丈夫ですか?」蘭丸が探偵に手を差し伸べた。
40 :
名無しのオプ:02/03/01 02:23
「そんな奴、助ける必要ないわ」厳しい声がかかった。
41 :
名無しのオプ:02/03/01 02:25
「どうして、姉さん」蘭丸は困ったように言った。
42 :
名無しのオプ:02/03/01 02:26
湯けむりの奥から、痩せ細った老人が現われた。
43 :
名無しのオプ:02/03/01 02:52
「おぉ!おまえ達かい」――楊大老は平然と言ってのけた
44 :
名無しのオプ:02/03/01 03:58
「このことは――他言できない」欄丸は憎悪の表情を出さないように無表情でつぶやいた
45 :
名無しのオプ:02/03/01 04:59
その時うしろから誰かの声が・・・
46 :
名無しのオプ:02/03/01 05:44
「老いぼれたって言う割にはスケベ根性は相変わらずだな」皮肉を込めた笑顔――新宿署の刑事安田だった
安田はとりあえずsageておいた。
48 :
名無しのオプ:02/03/01 09:54
「スケベだっていうヤツの方がスケベなんだ!」 探偵はムキになっていいかえした。
49 :
名無しのオプ:02/03/01 09:56
「私はサセません」蘭子はきっぱりと拒否した。
「ズベ公はすっこんでろ!!」
51 :
名無しのオプ:02/03/01 10:40
蘭子はその一言で気付いてしまった。
52 :
名無しのオプ:02/03/01 10:42
自分が解き明かしてきた事件のほとんどがしょぼいトリックだったことに……。
53 :
名無しのオプ:02/03/01 16:02
「もうこの仕事辞めようかな・・・」探偵は悩み始めた。
54 :
名無しのオブ:02/03/01 16:32
「よし、辞めた!」探偵は辞めてしまった。
55 :
名無しのオプ:02/03/01 16:39
「最近つまんねーよ。ぶっちゃけ飽きた」
56 :
名無しのオプ:02/03/01 16:59
「パート2には反対だったんだよな」オレはひとりごちた。
「つまりパート3には賛成なのですね。」探偵はトリックをみやぶった。
58 :
名無しのオプ:02/03/01 17:06
「ということは君がこのスレの1だな!」オレは推理した。
59 :
名無しのオプ:02/03/01 17:10
「大体、流れが一貫してないんだよ」探偵はぼやいた。
60 :
名無しのオプ:02/03/01 17:14
実は安田ではなく保田だった
61 :
名無しのオプ:02/03/01 17:16
「自分でオトそうってヤツが多いんだよな……」探偵はさらにぼやいた。
62 :
名無しのオプ:02/03/01 17:19
「その割にはオチてないんだよ…」探偵は吐き捨てるように言った。
63 :
名無しのオプ:02/03/01 17:20
「アンタも面白くねえよ>61」と探偵は首をかしげながら言う。
64 :
名無しのオプ:02/03/01 17:21
その瞬間、見に憶えのある君はモニターの前でギクリとした。
65 :
名無しのオプ:02/03/01 17:21
「まあ、あれだな。少しまったりしようか」探偵は紅茶を飲んだ。
が、その中には毒が混入されていた。
67 :
名無しのオプ:02/03/01 17:56
「誰だ!僕を殺そうとした奴は」探偵はついにキレて手近にあったナイフで、
68 :
名無しのオプ:02/03/01 18:09
りんごの皮を剥いた
69 :
名無しのオプ:02/03/01 18:53
1日1個のりんごは医者を遠ざける。ってか!
70 :
名無しのオプ:02/03/01 18:57
71 :
名無しのオプ:02/03/01 19:00
そして近くにいた助手は・・・
72 :
名無しのオプ:02/03/01 19:02
「一回、マジでやってみませんか?」と提案した。
73 :
名無しのオプ:02/03/01 19:08
「マジにやるとなると中々大変なんだよな…」探偵は悩んだ
74 :
名無しのオプ:02/03/01 19:20
「次の奴が繋ぎやすいようにしなきゃ。前スレの999みたいに」と寒い1000を書いた張本人は語った。
75 :
名無しのオプ:02/03/01 19:38
探偵は気分転換にシャワールームへと向かった・・・
76 :
名無しのオプ:02/03/01 20:03
しかし一人暮らしのはずなのにシャワールームに鍵が掛かっている。
「ん? 気のせいか」探偵はとりあえずシャワーで疲れを洗い流した。
実際は、施錠されたシャワールームの前で、シャワーを浴びたつもりになっていただけだった。
「さっそくぶち壊しやがって……」探偵はひとりごちた。
ドアが壊れていたので風呂を諦めた探偵は、リビングに戻り、ソファーに身を預けた。
81 :
名無しのオプ:02/03/01 22:35
真田探偵事務所。ここが彼の仕事場である。
82 :
名無しのオプ:02/03/01 22:37
彼は事件の多くを妄想で解決する。
83 :
名無しのオプ:02/03/01 22:39
探偵事務所の本来の主である真田一郎は、八年前に消息を絶ったままだ。
84 :
名無しのオプ:02/03/01 22:48
今は一人娘の美香が所長である。
85 :
名無しのオプ:02/03/02 00:03
「美香たんマンセー!」そう独り言ちてみる美香は本日、56歳の誕生日を迎えたばかりであった。
86 :
名無しのオプ:02/03/02 00:07
「でも、そんな事実をさらけ出してしまうのも無粋かも」そう感じた美香は自分を16歳の女子高生として想定し直してみた――試験的に。
87 :
名無しのオプ:02/03/02 00:13
そんな妄想をしている真田一郎の耳に、ドアを叩く音が入ってきた。
88 :
名無しのオプ:02/03/02 00:13
事務所には探偵と美香の他にも、忘れてはならないメンバーがいる。
89 :
名無しのオプ:02/03/02 00:15
「誰だ?おい、小林君、見てきてくれ」と、真田は妄想上の助手である小林に話しかけた。傍から見ると、独り言である。
「やっぱり、こういう展開になるんだよな」めげた。
91 :
名無しのオプ:02/03/02 00:18
「どうして繋げようという気持ちにならないんだ…」真田は溜息をついた。
92 :
名無しのオプ:02/03/02 00:25
いっこうにドアを開けてくれない真田に業を煮やして、
93 :
名無しのオプ:02/03/02 00:26
助手の小林が自らドアを開けた。
部屋の中からむわっと嫌な臭いが漂ってきた。
95 :
名無しのオプ:02/03/02 00:38
「うわー真田さん、またお香焚いてたんですかー」
96 :
名無しのオプ:02/03/02 00:40
「せ…先生……やばいっす」小林は、ドアの前で、へなへなと崩れ落ちた。
97 :
名無しのオプ:02/03/02 00:42
入って来たのは、若い女だった。彼女の登場により、真田は妄想の世界から現実へ戻ったのだった。
98 :
名無しのオプ:02/03/02 00:48
「千波君……」真田は若い女に、虚ろな目を向けた。
99 :
名無しのオプ:02/03/02 00:50
「君の存在まで妄想ということはないよな」真田はいった。
100 :
名無しのオプ:02/03/02 00:54
「そんなことはありませんわ、先生」
101 :
名無しのオプ:02/03/02 00:58
千波は艶然と微笑んだ。
102 :
名無しのオプ:02/03/02 00:59
「いや、最近何が何だかよく分からなくてね」真田は苦笑した。
そうつぶやいて千波はゆっくりと私のところに歩み寄ってきた。
104 :
名無しのオプ:02/03/02 01:01
「例の件はどうなりました?」
105 :
名無しのオプ:02/03/02 01:02
「あぁ…あれか、うん、今調査中だよ」
106 :
名無しのオプ:02/03/02 01:03
「いつもいつも調査中ばっかり……もう3ヶ月ですよ!」
107 :
名無しのオプ:02/03/02 01:08
「そうか……もう3ヶ月か、君の兄さんが殺されてから……」真田は遠い目をしてつぶやいた。
真田はたじろいだ。
109 :
名無しのオプ:02/03/02 01:11
探偵はこのところスランプに陥っていた。
110 :
名無しのオプ:02/03/02 01:11
「犯人と思しき奴が、1ヶ月前から姿を消しちゃってね…どうしたものか」
111 :
名無しのオプ:02/03/02 01:12
「犯人と思しき奴って・・・そんなこと一言も言ってくれなかったじゃないですか!」
112 :
名無しのオプ:02/03/02 01:13
「確証がないことは、妄想するだけにとどめているんだ」真田は言い訳した。
113 :
名無しのオプ:02/03/02 01:15
「まったく、こんな人に依頼するんじゃなかったわ」千波はため息をついた。
114 :
名無しのオプ:02/03/02 01:19
「千波さん……先生はやるときはやる人っす!」小林が必死のフォローを入れる。
115 :
名無しのオプ:02/03/02 01:19
「警察の方は、何か進展あったのかい?」
116 :
名無しのオプ:02/03/02 01:20
「いいえ…本当にやる気あるのかしら」千波は怒り気味に言った。
117 :
名無しのオプ:02/03/02 01:21
「うーむ、こうなったら」探偵は少し身を乗り出した。「例の手を使ってみるか」
118 :
名無しのオプ:02/03/02 01:22
「例の手? 一体なんですの?」
119 :
名無しのオプ:02/03/02 01:23
「例の手って何すか?先生」小林が首を傾げながら聞く。
120 :
名無しのオプ:02/03/02 01:24
「まあ、まちなさい。もう一度、事件について話を整理してからだ」
121 :
名無しのオプ:02/03/02 01:25
第2章〜3ヶ月前
122 :
名無しのオプ:02/03/02 01:28
夏の盛りのことで、事件の舞台となったS市も海水浴客でにぎわっていた。
123 :
名無しのオプ:02/03/02 01:31
千波の兄、圭一郎もそんな海水浴客のひとりだった。
124 :
名無しのオプ:02/03/02 01:33
午前10時、圭一郎は愛車フェラーリに乗って現れた。
125 :
名無しのオプ:02/03/02 01:34
圭一郎は当時28歳、コンピュータ関係の会社に勤めていた。
126 :
名無しのオプ:02/03/02 01:40
後で分かったことだが、その前日になぜか急遽休暇を取って、S市を訪れたのだ。
127 :
名無しのオプ:02/03/02 01:42
しかし、圭一郎はごく普通の海水浴客のように更衣室で手早く着替え、
128 :
名無しのオプ:02/03/02 01:45
海の家でシュノーケルをレンタルした。
129 :
名無しのオプ:02/03/02 01:46
実は浮き輪もレンタルしていたが、本人の名誉にかかわるため公表されていない。
130 :
名無しのオプ:02/03/02 01:47
その後、海へとすぐに向かったと思われる。
131 :
名無しのオプ:02/03/02 01:48
海水浴場での圭一郎の足取りはつかめていない。なにせ人が多すぎる。
だが、監視員の話ではその日に目だったトラブルはなかったらしい。
圭一郎の消息はいったん、このビーチで途絶えている。
134 :
名無しのオプ:02/03/02 01:56
そしてそのまま夜になってもレンタル品は返却されず、車に駐車場にとめっぱなしだった。
車には何故かキーがさしたままだった
次に圭一郎らしき人物が目撃されたのは翌日のことである。
137 :
名無しのオプ:02/03/02 02:03
どこで着替えたのか、彼はスーツ姿で鞄を持ち、
138 :
名無しのオプ:02/03/02 02:05
波と戯れていた。
139 :
名無しのオプ:02/03/02 02:06
波際に一人立っていた圭一郎らしき人物を目撃した人が居た。
140 :
名無しのオプ:02/03/02 02:06
あまりに不審なため、このときの目撃証言は山とある。
141 :
名無しのオプ:02/03/02 02:14
その後、圭一郎は、大声でどらえもんを歌いながら、沖へ向かって泳ぎ始め、やがて波に呑まれたのだった。
それだけなら風変わりな自殺者ということで終わったのだが、話はここで急展開を迎える。
数日後打ち上げられた圭一郎の遺体には、あきらかな扼殺痕が残っていたのだ。
144 :
名無しのオプ:02/03/02 02:20
「さぁもりあがってまいりました」小林君が口をはさんだ。
それだけではなかった。
146 :
名無しのオプ:02/03/02 02:20
「これがどういうことか、わかるかい?」真田は煙草に火を点けながら、言った。
147 :
名無しのオプ:02/03/02 02:22
「遺体とは別に打ち上げられた鞄から、おかしなものが出てきたんでしたよね」と小林。
148 :
名無しのオプ:02/03/02 02:28
「そう……。干からびた猿の死体が、入っていた」
149 :
名無しのオプ:02/03/02 02:30
正確に言うと、干からびた猿の死体が入った瓶が鞄には入っていた。
150 :
名無しのオプ:02/03/02 02:31
「そんなもの入ってませんでしたけど……」千波が呆れたように指摘した
151 :
名無しのオプ:02/03/02 02:33
「あ、あはは、僕の冗談はわかりにくかったかな?」
152 :
名無しのオプ:02/03/02 02:33
「えっ……」真田が固まった。
「まあ、それはともかくだ。鞄の中に入っていたのは、
154 :
名無しのオプ:02/03/02 02:35
「やばい。またあっちの世界へ行ってしまったのか?そういえばいつの間にか、妄想上の助手の小林君が、傍らにいる……。
155 :
名無しのオプ:02/03/02 02:40
「入っていたのは、何です?」千波が、真田を試すように、聞いた。
156 :
名無しのオプ:02/03/02 04:14
「君はしらないほうがいい」促すように真田が言った
157 :
名無しのオプ:02/03/02 08:39
「すくなくとも僕の口からはいえない」
158 :
名無しのオプ:02/03/02 09:31
「えっ?『僕の口の中に入らない?』ですって!?」
159 :
名無しのオプ:02/03/02 11:00
「連続投稿はシラける」警部は舌打ちした。
160 :
名無しのオプ:02/03/02 11:20
「これらの経験を踏まえてこれからは自重するように!」警部は叱咤した。
「いい加減にしてくれません?」千波はイライラして言った。
その同時刻──まったく別の場所で、一つの事件が起こった。
トメ子──今年還暦を迎える彼女は、半ば世捨て人のようにひっそりと暮らしていた。
トメ子は、唯一の同居人であるハムスターのテツの姿ををこの数日、目にしていないことに気付いた。
「久々に掃除でもしてやるか」彼女はケージのフタをそっと持ち上げた。
フタを横へ置くと──だんだん、それまでのほんの小さな疑問が不安へと変わってゆく。
(いない? テツがいない……)彼女の不安は悲しいかな的中してしまったようだ。
テツはどこにもいなかった。そこには、それまでのテツの生活の跡だけが残っていた。
彼女の家は、オランウータンはもちろん、猫すらの侵入もゆるさないほどだった。
ケージは針がね製で、隙間は2センチもありませんでした。
昨日まではいたと思います。寝ている時、カラカラと音がしてましたから。
172 :
名無しのオプ:02/03/02 13:49
「一人で連続投稿して、勝手に話作るなよ・・・」どこかで声が聞こえた。
173 :
読者への挑戦:02/03/02 13:49
これで材料は、すべて提出されました。作者に欺かれんことを。
「ヒ、ヒマだったものでつい……逝きます」作者は自己嫌悪に陥りながら去った。
175 :
名無しのオプ:02/03/02 14:25
正直あんなつまらないネタスレと化した次スレを大事にするミス板住人に萎え
「なるほど」探偵は
>>175の国語の成績が容易に推理できた。
177 :
名無しのオプ:02/03/02 16:08
>>176 自分の意見をまとめるという能力が問われない「国語」という教科へのアンチテーゼです
178 :
名無しのオプ:02/03/02 17:04
179 :
名無しのオプ:02/03/02 18:36
「たいしたことではありません」探偵はそれ以上
>>175を責めるつもりはないようだ。
「責める?それならむしろ普通に雑談してるやつだろ」そのとき六文字のカタカナが…
「国語の問題こそ自分の意見をまとめて書く能力を問われるだろう・・」と177を見つめた。
182 :
名無しのオプ:02/03/02 18:59
「ところで何故レンガなんだい?」
>>180に向かって、探偵は誘導尋問という姑息な手段にでた。
183 :
名無しのオプ:02/03/02 19:10
>>181 「出題者の意向に沿わないと、作家の意向に沿っていても×です」
もう誰が言ったかも一行かどうかもどうでもよくなった
184 :
名無しのオプ:02/03/02 19:36
「そうだな。そこには私も常々疑問を持っていたんだ」私はこの話題でしばらく進めてみたいと思った。
185 :
名無しのオプ:02/03/02 20:08
「まずは君からなにかいったらどうなんだ」
「何をいっても、どうせ深夜組に、妄想で片づけられる気がするんです」川本翔子は泣き出した。
「正直、教育者に『こういうふうに感じなさい』と教えられてきた気がするんだ」
私は
>>185に少々遅いレスをした。しかも二行にわたるという反則技を使って。
188 :
名無しのオプ:02/03/02 21:03
俺も亀レスですまんが、実は十分にその呪縛から抜け出す余地はあるよ
というか抜けきってるからそんなこと言える気がする。あと川本って?
189 :
名無しのオプ:02/03/02 21:04
「オチを最初に決めてから始めようか」探偵は提案した。
190 :
名無しのオプ:02/03/02 21:10
「>188は>177へのレスだろうか」探偵は推理した。しかし確信はまだ得られていない。
191 :
名無しのオプ:02/03/02 21:12
「というか>188は一体何を考えているんだろう」探偵は理解不能だった。
川本翔子はプリントアウトした紙で鼻をかんだ。
「私、花粉症なんですよ…」翔子は辛そうに言った。
194 :
名無しのオプ:02/03/02 21:26
その紙を広げて鼻水を見ると……そこにはシンメトリックの美しい形が
「一体何がどうなっているんだ?ストーリーレスか?」どこかで声が聞こえた。
196 :
名無しのオプ:02/03/02 23:31
「さすがの私もお手上げぎみさ」探偵は疲れた笑みを浮かべながら肩をすくめた。
197 :
名無しのオプ:02/03/03 01:02
昨日の盛り上がりは、一体何だったのだろう……と、遠い目をする彼が、そこにいた。
198 :
名無しのオプ:02/03/03 02:52
「だいたい、こんなんじゃ伏線すら張れないよ」探偵は独り言ちた。
「じゃあ今までのは夢だったことで・・」小林君がほざく。
200 :
名無しのオプ:02/03/03 10:51
「まとまなストーリーを期待すること自体間違ってるよ」作家の一部がつぶやいた
201 :
名無しのオプ:02/03/03 19:03
「次でボケて!」翔子が沈黙を破った。
202 :
名無しのオプ:02/03/03 19:06
森「ウランプルトニウムの原子番号は9億です」
203 :
名無しのオプ:02/03/03 19:08
「これですべての手がかりは出尽くしたわけだね。特にウランは重要なのだよ。この意味がわかるかい?」真田はなだめるように言った。
204 :
名無しのオプ:02/03/03 19:20
しかし見せ所のレスが二行にわたってしまったのは、チャック全開くらいにその場の雰囲気を笑えるものにしてしまった。
205 :
名無しのオプ:02/03/03 20:16
「があーっ!!!」探偵はブチ切れた。
206 :
名無しのオプ:02/03/03 20:18
「つまりだな、千波さん」
207 :
名無しのオプ:02/03/03 20:18
真田は強引に話をまとめはじめた。
208 :
名無しのオプ:02/03/03 20:38
実は
>>205自身が切れていた。彼の名を仮に金剛としよう。
209 :
名無しのオプ:02/03/03 20:40
「証拠は翔子さんが握っている!!」
「そして僕のムスコも握っている!!」探偵は嬉しかった。
211 :
名無しのオプ:02/03/03 20:56
>>210で終われば最高なのだがきっとネタ心のないヤツが書き込んでしまうだろう
212 :
名無しのオプ:02/03/03 22:03
「ネタ心なんてものは最初からなかったのさ」探偵は開き直った。
そこへオカマ男爵が駆け込んできた。
214 :
名無しのオプ:02/03/03 22:30
(なんでそんなもんがみたいんだか)
>>213を吊るし上げた
オカマ男爵は華麗なる推理を披露し、すべての謎を解き明かしたのだった。
216 :
名無しのオプ:02/03/04 01:24
「あちしわかちゃったのよぉう」
217 :
名無しのオプ:02/03/04 02:07
その時、千夏と翔子が左右から男爵の頬を張った。
218 :
名無しのオプ:02/03/04 02:11
そしてギンのがきを生んだ
219 :
名無しのオプ:02/03/04 03:49
「フ・・・またもや事件は迷宮いりだな・・・」探偵はやや落ち込んだ。
落ち込んでいた探偵に一通の手紙が届く。ミス研の仲間からだ。
221 :
名無しのオプ:02/03/04 05:07
そこにはただ一言、「扉を開けろ」
222 :
名無しのオプ:02/03/04 07:07
「せっかくだから俺は赤い扉を選ぶぜ!」「待て、早まるな真田さん!」
「赤い扉は開けちゃ駄目だ!」
224 :
名無しのオプ:02/03/04 13:56
そうしなはのこ
探偵はそいつの言う事を聞きもせずその赤いドアを空けた。
すると、そこには血まみれで手にナイフを持った男の姿があった。
探偵はその男を知っていた、というより・・・
「オレ、、じゃないか・・・」
そう、その男はまぎれもなく真田探偵自身だった。
赤い扉の向こうは鏡になっており、自分の姿がそこに映っていたのだった
そのとき探偵は全てを悟った。
「そうか、俺が、俺があいつを殺したのか・・・」
そう、この殺人事件の犯人は、実はほかならぬ探偵自身だったのだ!
探偵の服についている血はもちろん殺したときについた返り血。
探偵が虫眼鏡だと思ってその手に握っていたものは「あいつ」を刺したナイフだったのだ。
探偵はすべてを悟ると悲しくその場に泣き崩れた・・・
=完=
238 :
名無しのオプ:02/03/04 14:43
「どうよこのオチ?」225は得意げに言う。
239 :
名無しのオプ:02/03/04 14:45
「
>>225 ○○館のパクリじゃネエか!!」225はさらに自作自演を続ける。
240 :
名無しのオプ:02/03/04 15:06
「たってしまったモノは仕方がないが、パート3だけは許さない」シマソウは熱く語った。
241 :
名無しのオプ:02/03/04 15:11
このスレは死んだ!
243 :
名無しのオプ:02/03/04 16:26
「なかなか面白かったけど構成がいまいちかな。」と彼は言った。
244 :
名無しのオプ:02/03/04 18:11
第三章 ──十五年後──
245 :
名無しのオプ:02/03/04 19:50
梵貝荘では館の改築が行われていた。
猪木、梵貝へ
247 :
名無しのオプ:02/03/04 20:01
梵銃ル(・_ゝ・)《 PPP236.kanagawa-ip.dti.ne.jp》
突貫工事で急遽、施工された梵貝荘の改築作業は惨憺たる有り様であったとか、なかったとか。
梵貝荘の特徴は、何と言っても建物が斜めに建っている事だろう
そんな家住めるかYO!
「住めば都落ち」管理人はのたまう。
「チトルみろ!!ミステリーな1行小説!!」253は激怒したかも。
トメ子は真相に辿りついただろうか……
255が新しいキャラを考えてくれることを期待してみるトメ子。
「どーも。野見白海(のみ しらみ)です」若い男が身体をボリボリボリボリ掻きながら出てきた。
256 :
名無しのオプ:02/03/05 00:10
「まあ、よしとしますか」トメ子はどうやら合格点をつけたらしい。
第4章 野見白海(のみ しらみ)笑殺殺人事件
258 :
名無しのオプ:02/03/05 14:14
「わはははは・・・」「警部これが被害者の最後の声をとったテープです。」
259 :
名無しのオプ:02/03/05 14:25
「なるほど。この落語家、面白いな。死ぬには惜しい」警部はまだ笑いが収まらないようだ。
野見白海は、まだ21歳と若くこれからを期待されていた落語家であった。
261 :
名無しのオプ:02/03/05 15:40
「わかった。コイツ、あんまり面白いんで、嫉妬した師匠に殺されたんだろ?」まだ証拠を何も検討しないうちに、警部は推理した。
262 :
名無しのオプ:02/03/05 15:57
「犯人はノミとシラミだと思うのですが……」助手は恐る恐る口を挟んだ。
263 :
名無しのオプ:02/03/05 16:40
「あははは・・君左遷ね。」助手は鳥取砂丘にとばされた。
264 :
名無しのオプ:02/03/05 17:47
鳥取砂丘──誠吉は、なにげなく空を見上げた。そして何かを発見した。
265 :
名無しのオプ:02/03/05 17:50
「これは…野見白海の日記!?なんでこんなとこに」誠吉は落ちていたそれを拾った。
266 :
名無しのオプ:02/03/05 17:56
ドシーン! ものすごい衝撃が誠吉を襲った。助手が空から落ちてきたのだ。
267 :
名無しのオプ:02/03/05 21:09
こうして誠吉と助手の冒険が始まった・・・次号!いよいよ二人の長い旅路が始まる!
編集部「名無しのオブ先生急病の為、今週号は休載させて頂きます。」
269 :
名無しのオプ:02/03/05 22:30
270 :
名無しのオプ:02/03/05 22:30
なんだと?
271 :
名無しのオプ:02/03/05 22:34
名無しのオプ先生の作品が読めるのは「2チャンネルミステリ板」だけ!
272 :
名無しのオプ:02/03/05 22:37
「まだ、こんなトリックがあったのか!」──島田荘司
273 :
名無しのオプ:02/03/05 22:52
名無しのオプ先生へ励ましのお便りを!
「ごちそうさま。おいしくなかったです」―――京極夏彦
275 :
名無しのオプ:02/03/05 23:15
「ハナシが飛ぶのはいかがなものか」──鈴木宗男
276 :
名無しのオプ:02/03/05 23:57
「連続投稿でシラけました」
277 :
名無しのオプ:02/03/06 03:22
「すべては225のせいか・・・・」名無しのオプ先生の担当編集者はぼやいた。
278 :
名無しのオプ:02/03/06 09:58
自分がシュートしてやる──全員がそういうタイプだった。パスをまわせるほど、視野は広くない。
279 :
名無しのオプ:02/03/06 10:10
「ふん、俺は一匹狼だからな。」225は鼻であしらった。
280 :
名無しのオプ:02/03/06 11:35
次号、新たな展開!
281 :
名無しのオプ:02/03/06 11:37
突然の訃報だった──いや、訃報はいつでも突然といえるのかも知れない。
282 :
名無しのオプ:02/03/06 15:09
突然の打ちきりだった──いや、打ちきりはいつでも突然といえるのかも知れない。
・・・・長い悪夢だった。しかし本当の悪夢が始まるのはこれから・・・・
284 :
名無しのオプ:02/03/06 22:34
真田は225に会いに行った。どういう人物か知りたかったのだ。
285 :
名無しのオプ:02/03/06 23:14
……225いじりもいい加減にやめようと思いながらも会いに行く真田。
286 :
名無しのオプ:02/03/06 23:17
「もしかしたら225はとんでもない計画を・・」真田は突然ひらめく。
287 :
名無しのオプ:02/03/06 23:21
「そうか…逆トリックだ」真田は髪をかきあげながら悔しがった。
その拍子にヅラが取れた。
289 :
名無しのオプ:02/03/07 00:18
瞬時に辺りを見渡す──そして、馴れた手つきでズラを直した。
290 :
名無しのオプ:02/03/07 01:56
別に髪が薄いわけでもないのにズラをかぶっている真田の頭はやけにふくらんでいる。
291 :
名無しのオプ:02/03/07 02:36
しかし、これがなかなか役に立つ。この間などはこいつのおかげで命拾いをした。
292 :
名無しのオプ:02/03/07 02:38
それはさておきこのご時世、探偵稼業も楽ではない。
293 :
名無しのオプ:02/03/07 02:50
科学の進歩が仇となり、ルミノールにゃあかなわねえ。
294 :
名無しのオプ:02/03/07 03:08
そろそろ探偵やめよっかな―なんて考え始めて早8年。いつまで続けるんだろう。
そういえば、最近浮気調査ばっかりだな……
296 :
名無しのオプ:02/03/07 09:54
凶悪事件がないにこしたことはない、だがもうちょっとマシな事件はないものか
297 :
名無しのオプ:02/03/07 09:55
探偵がそんなことを思っていた、その時!!
298 :
名無しのオプ:02/03/07 11:26
探偵が今までに体験したことのない、恐るべき事件が発生した。
299 :
名無しのオプ:02/03/07 11:28
事件現場はとてもシンプルだった。ただ一つ──目玉が転がっていた。
300 :
名無しのオプ:02/03/07 11:53
どうやら鬼太郎のオヤジではなさそうだ。
301 :
名無しのオプ:02/03/07 15:54
贋物でもなさそうだ。…何でこんなところに目玉?誰の?
302 :
名無しのオブ:02/03/07 16:25
おもわず、、、、食べた!!
303 :
名無しのオプ:02/03/07 16:33
これがなかなか意外といける。酒の肴におあつらえむきだ。
304 :
名無しのオプ:02/03/07 16:55
それからの一週間というもの、探偵はあの味が忘れられずにいた。(もう一度、食いたい)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| このスレsageて! |
|_________|
∧∧ ||
( ゚д゚)||
/ づΦ
もしかしてアレは目玉の形をした食べ物じゃなかろうか。探偵は居酒屋で調査を始めた。
そこで彼はまたもおいしそうな目玉を付属品とともに発見した。
308 :
名無しのオプ:02/03/08 15:00
そこで彼は目玉焼きを作ることを決意した
「sageないと目ン玉食っちゃうぞ!」探偵は
>>308を威嚇した。やはりあの味が忘れられないのか。
このスレは《数人の探偵が雑談するスレ》になりました。
「しかし最近はパッとしないねえ。犯人も知恵を使わんと」
「一行目で犯人が自白して突然自殺するとかどうかね」
313 :
名無しのオプ:02/03/08 22:52
さげなかったので、探偵は目玉を喰われた。
「なんだ、みんなトリップ付けないのか。次からは取るとしよう」
「このスレ、最初は楽しかったのにね」探偵2はぽつりとこぼした。
316 :
名無しのオプ:02/03/08 23:34
つまらなくなった、探偵2はひとり遊びをはじめた。
「あ、待ってよう。でも、もう寝るけど」探偵1は引きとめるのをやめた。
318 :
名無しのオプ:02/03/09 17:29
衝撃速報!ミステリーな1行小説 映画化決定!!監督は・・・
319 :
名無しのオプ:02/03/09 17:34
寝ていて起きない探偵はしょうがないから食事に出かけた。
320 :
名無しのオプ:02/03/10 02:30
そして――夜遅く、かなり酔っぱらった姿で探偵は帰ってきた。
「ただいま〜。誰かいる?」探偵2は陽気に歌いながらリビングへと向かった。
そこで見たものはあろうことか
焼けた線路の上の死体だった。
「なかなか探偵2と会えないな。あと探偵3や4はどうしたんだ?」探偵1はひとりごちた。
325 :
名無しのオプ:02/03/10 13:11
「そんなことより、事件に集中しろよ」野次馬から罵声がとんだ。
「糞スレなのでどうかsageて下さい」探偵2は哀れっぽく言った。
「ところで探偵1よ、なぜリビングに線路が……いや、死体があるんですか?」探偵2は詰問した。
「おお、来たか探偵2よ。さて、これはオモチャの線路に死体……見立て殺人と言わざるを得ない」
329 :
名無しのオプ:02/03/10 13:45
「お前たちが騒いだせいで小鳥が逃げていってしまった…」と探偵3は静に呟いた。
「私たちの事務所に横たわるこの死体の素性を問うているんですよ」実は探偵2は探偵1を疑っていた。
331 :
名無しのオプ:02/03/10 23:48
「轢死は繰り返す、か。くっ、くくくく」柱の影から様子を窺っていた探偵4が幽かに笑った。
332 :
名無しのオプ:02/03/12 07:27
「ふう、多重人格な俺は疲れるな……」真田はため息をついた。
333 :
名無しのオプ:02/03/13 02:40
「多重人格? そうか! キーワードは『ダブル』だったんだ!」真田の頭脳がめまぐるしく回転し始める。
334 :
名無しのオプ:02/03/13 05:07
その高速回転に耐えかねて、彼のヅラがまたもや吹っ飛んでしまった。
高い木の枝に引っかかった!
336 :
名無しのオプ:02/03/13 07:32
すっかり廃れたなここも
「それも仕方あるまい」探偵はぽつねんとつぶやいた。
338 :
名無しのオプ:02/03/13 14:09
溜め息を一つはき、探偵は木によじ登った。
339 :
名無しのオプ:02/03/13 14:21
被害者はこの木に登れたはずがない。
本当にそうかな?
341 :
名無しのオプ:02/03/14 00:18
しかし、ライオンは木に登ることができるのだ。
「などと木に登りながら豆知識をひけらかしても聞いてくれるもんもおらんなあ・・」
343 :
名無しのオプ:02/03/14 03:10
ヅラを付け直した探偵は、そそくさと死体の検証を始めるのであった。
344 :
名無しのオプ:02/03/14 06:48
「なんで事件起こる日に限って風が強いんだ」探偵は周りに聞こえないようぼやいた。
345 :
名無しのオプ:02/03/14 19:57
と、そのとき紳士姿の男が探偵に近づいてきた。
探偵はその男に見覚えがあったのだ。
346 :
名無しのオプ:02/03/14 20:20
紳士は弁護士だった。
347 :
名無しのオプ:02/03/14 20:22
>>345は確信犯か。おもむろに改行をしている……。
348 :
名無しのオプ:02/03/14 20:55
紳士「ほう…木に登ってたのかい?」
349 :
名無しのオプ:02/03/14 21:00
「ええ」
350 :
名無しのオプ:02/03/15 00:36
「楽しそうでなによりだ」紳士はにこやかに通り過ぎようとした。そのとき――
向こうから歩いてきた女性のスカートがめくれあがり
352 :
名無しのオプ:02/03/15 00:47
探偵はとてもハッピーな気持ちになった。
353 :
名無しのオプ:02/03/15 00:52
紳士はそっと「ユイタンパンテーラ」とつぶやいた。
354 :
名無しのオブ:02/03/15 02:44
ゆい!?どこのゆいだ?
355 :
名無しのオプ:02/03/15 03:54
「まさか、五年前に行方不明になったという、ゆいさんですか?」探偵は問いかけた。
356 :
名無しのオプ:02/03/15 04:10
「そうです。」紳士はそっと眼鏡を外しながら言った。
357 :
名無しのオプ:02/03/15 04:19
「あっUFOだ!」
358 :
名無しのオプ:02/03/15 07:32
ゆいは電波をどばした。探偵と紳士は、その姿に涙した。
359 :
名無しのオプ:02/03/16 01:10
ついでにシャボン玉もどばした。
あ、土橋(どばし)だ。
361 :
名無しのオプ:02/03/16 19:16
「土橋といえば日ハム監督時代はハムを、ヤクルト監督時代はヤクルトをお中元にしていた事を俺は知っている」と紳士は言った。
362 :
名無しのオプ:02/03/18 07:38
紳士は東スポを持ち出してきた。
363 :
名無しのオプ:02/03/18 08:50
相変わらずの見出しを見遣った紳士はふと、溜息とともに呟いた。
「また事件だ……」
365 :
名無しのオプ:02/03/19 20:59
彼の表情が尋常ではないことを悟った探偵は、その新聞を覗き込んでみた。
366 :
名無しのオブ:02/03/19 23:21
紳士は今巷を騒がせている連続通り魔の事件。の横にある小さな記事を食い入るように見ていた。
367 :
名無しのオプ:02/03/19 23:24
紳士の家が燃えていた。
368 :
名無しのオプ:02/03/20 00:01
「火を着けたのは私です。」探偵は自供を始めた。
369 :
名無しのオプ:02/03/20 02:08
「やっぱり煙草にはお徳用マッチに限りますね」探偵はこだわり派であった。
370 :
名無しのオプ:02/03/20 02:14
探偵はそのマッチを燃え盛る紳士の家に投げ込んだ。と、その時!!
371 :
名無しのオプ:02/03/20 02:19
暗転
372 :
名無しのオプ:02/03/20 02:21
「ふ〜っ。この本、恐いからもう読まないっ。火事なんて!」少女は本を閉じた。
373 :
名無しのオプ:02/03/20 02:43
少女は好奇心旺盛ながら病弱な体だった。
その少女の後ろにある本棚には、世に聞く有名すぎるミステリ達がたくさん並んでいた。
375 :
名無しのオプ:02/03/20 02:55
「六dでも読もうかな・・・」
376 :
名無しのオプ:02/03/20 11:13
読後、怒りのあまり投げつけた本が通りすがりの紳士の頭に当たった。
しんししっしん!
378 :
名無しのオプ:02/03/20 11:16
そして紳士の家は燃え少女は本を閉じてさらに本棚・・・
379 :
名無しのオプ:02/03/20 13:52
英国紳士に生まれ変わった。
380 :
名無しのオプ:02/03/22 00:50
英国紳士には12年前のいまわしい記憶があった。
381 :
名無しのオプ:02/03/22 00:52
「人狼城」全4巻を完読してしまったのだ。
382 :
名無しのオブ:02/03/22 01:17
その上、清涼IN流水の順で4巻完読してしまったのだった。
383 :
名無しのオプ:02/03/22 04:41
いつしか紳士は推理作家を目指していた。
384 :
名無しのオプ:02/03/22 04:44
そしてあろうことか、公魚先生の門をたたいていた。
385 :
名無しのオプ:02/03/22 09:37
んなわけない。
386 :
名無しのオプ:02/03/22 11:24
門をたたくなら霧舎先生の門にきまっとる。
しかしその門も今はもうない。
388 :
名無しのオプ:02/03/22 21:56
「やはり推理作家より私は探偵に向いている」紳士はそう思った。
389 :
名無しのオブ:02/03/23 03:05
「そしてアイツと対決する!」紳士は決意した
390 :
名無しのオプ:02/03/23 05:44
パチパチパチ
391 :
名無しのオプ:02/03/23 07:56
読者への挑戦
392 :
名無しのオプ:02/03/23 07:56
エピローグ
393 :
名無しのオプ:02/03/23 18:31
という構成で小説を書こう!と紳士は構想していた。出来れば新本格軍団に入りたいなと...
394 :
名無しのオプ:02/03/23 18:37
しかしシマソウと仲が悪くなるのもな・・・紳士は悩んでいた
395 :
名無しのオプ:02/03/23 18:46
とりあえずMYSCONに逝って蘇部健一と一緒にローマ風呂に入ろう、と紳士は決意した。
396 :
名無しのオプ:02/03/23 18:58
それから光原百合たんの入浴姿をなんとかして覗けないだろうか、と紳士は頭を絞った。
397 :
名無しのオプ:02/03/24 00:34
おっさん確定!って事で。
398 :
名無しのオプ:02/03/24 04:17
おっさんと呼ばれた紳士は実はまだ今年成人式を迎えたばかりだった。
っていうか厨房だった。
「麻耶より若くデビューするんだいっ」叫びは春風にかき消される。
401 :
名無しのオプ:02/03/27 00:57
雨が降ってきた。
402 :
名無しのオブ:02/03/27 03:03
「こうなったら流水大説の門を叩くしかない」紳士は雨に濡れながら心に決めた。
403 :
名無しのオブ:02/03/27 03:11
そんな時名前を呼ばれた気がして、振り返ってみると
404 :
名無しのオプ:02/03/27 03:20
同級生の鈴木と田中だった。
405 :
名無しのオプ:02/03/27 03:23
そしてもう一人──名前が思い出せない。
406 :
名無しのオブ:02/03/27 03:24
「鏑木」と、名札をつけていた。
408 :
名無しのオプ:02/03/28 23:10
「私は流水大説の門を叩きにいく」紳士は宣言した。
409 :
名無しのオプ:02/03/28 23:39
鏑木は言った。「止めておけ。それがお前の為だ」
ドンドンドンドンドン、「流水さ〜んいらっしゃるんでしょう〜」、ドンドンドンドンドン。
411 :
名無しのオブ:02/03/29 08:14
すると中から、長い黒髪で、サングラスをかけている美形が出てきた。JDCのメンバーであることは一目でわかる。
412 :
名無しのオプ:02/03/29 09:03
そのうやうやしい仕草の前で、紳士は立っているのが精一杯だった。
413 :
名無しのオブ:02/03/29 09:26
「こ、こいつが噂に聞くヤツか……」その時ドサリと音がして、横にいた鏑木が失神していた。
紳士も意識を失った―――気がつくと
時計の音が聴こえる……?
416 :
名無しのオプ:02/03/29 16:14
重複age
417 :
名無しのオプ:02/03/29 16:27
聞き覚えのある、規則的な秒針の音。紳士は思い頭を振りながら起き上がった。
重い頭、だった。スマソ
「そんな馬鹿な……」紳士は思わず呟いた。彼の目の前には……
421 :
名無しのオブ:02/03/29 19:40
JDCの面々が揃っていた。
↑自己完結で次に繋げる事をしない自己中野郎
423 :
名無しのオプ:02/03/29 20:51
「貴様ら、俺に何をした」紳士は鎖に繋がれている!?
424 :
名無しのオプ:02/03/29 21:50
「秘密を知った以上、お前を生かしておく事は出来ない」と、男の声がした。紳士は振り返ると、
「あ、あんたは……」
426 :
名無しのオプ:02/03/30 15:14
そこには、紳士と何から何まで瓜二つな男がいた。
思わず右手を口に当てると、相手も左手を同じように手に当てる。
訂正
手に当てる→口に当てる
429 :
名無しのオプ:02/03/30 17:50
「目を覚ませ!それは鏡だ!」と遠くから声がした。
430 :
名無しのオプ:02/03/30 20:51
紳士は鏡をぶちやぶり、死にものぐるいでそこから逃げた。
鏡の破片の刺さった体を無理に走らせながら、紳士は先程聴こえた声の主に思いをはせる。
432 :
名無しのオプ:02/03/30 21:44
そうだ、あの声こそは
433 :
名無しのオプ:02/03/30 23:14
幼いとき離ればなれになったあの・・・・!!!
そう塩辛が大好きだったあの・・・・・!!
435 :
名無しのオプ:02/03/31 09:43
親父・・・・!!
の友達・・・!!
437 :
名無しのオプ:02/03/31 11:32
の母親…!!
438 :
名無しのオプ:02/03/31 12:08
しかし
だらだらと流れっぱなしの血をなんとかしなければ。
440 :
名無しのオプ:02/04/02 07:15
とりあえず声のことは頭の片隅に追いやる。
441 :
名無しのオプ:02/04/02 11:02
紳士は偶然目の前にあった病院に駆け込んだが、そこは…
442 :
名無しのオプ:02/04/02 14:24
病院ではなく
443 :
名無しのオプ:02/04/02 22:05
美容院だった
444 :
名無しのオプ:02/04/02 22:25
カリスマ美容師って死語だよね?
445 :
名無しのオプ:02/04/02 22:52
紳士は確かめるようにいった。
美容師たちは聴こえないふりをして、紳士を半ば強引に店内へ引き入れる。
「アフロで宜しいのですね?」紳士の頭部にドーム状の如何わしい機械が被せられ、しかも既に作動しているではないか。
448 :
名無しのオプ:02/04/03 01:57
妙に焦げ臭い頭上のにおいを嗅ぎながら紳士はしばし考えた。
「……病院を美容院とミスディレクションしてしまったのは何故か。そして、アフロをミスディレクションすると……」
449 :
名無しのオプ:02/04/03 02:00
不可能は可能になる!もはや紳士はやけくそだった。
「・・やっぱりアムロヘアーにしてください。
ちなみに波ぇじゃなくてガンダムの方ね」
451 :
名無しのオプ:02/04/03 02:02
そこへ我らの名探偵真田が!いよいよ真打ちの登場だ!
「ついに三行レスするヤツがでてきたか……」真田は嘆いた。
「っつーかアムロ・ヘアって結局アフロの短いやつじゃん?」怪しげな機械のセッティングを変更しながら伝法な口調で告げる美容師だった。
454 :
名無しのオプ:02/04/03 03:19
その時車椅子に乗った女性が店に入ってきた。
455 :
名無しのオプ:02/04/03 03:29
真田は無言のうちに蹴り倒した
「感じ悪いよね〜」美容師たちが一斉に言い放った。
457 :
名無しのオプ:02/04/03 09:12
「へっ!乙武ヤロウめが!」
458 :
名無しのオプ:02/04/03 09:43
真田は荒れていた・・・その理由は・・・
459 :
名無しのオプ:02/04/03 09:48
真田は末期ガンにかかっており、後三ヶ月の命だったからだ・・・
460 :
名無しのオプ:02/04/03 11:04
そして三ヶ月後──
461 :
名無しのオプ:02/04/03 11:07
ある晴れた日に
462 :
名無しのオプ:02/04/03 11:35
真田は病室のベッドで横になり、あのことを考えていた。
463 :
名無しのオプ:02/04/03 13:32
そのとき真田の肛門からサナダ虫が顔を出した。
464 :
名無しのオプ:02/04/03 13:43
「これは・・・?」
465 :
名無しのオプ:02/04/03 13:53
「またおれの妄想なのか!?」真田は不安げにいった。
466 :
名無しのオプ:02/04/03 15:07
いや、言ったのだろうか。もはや自分の口が言葉を発しているのかさえ判然としない。
467 :
名無しのオプ:02/04/03 17:28
「真田さーん回診ですよー、、、きゃーーーー!?」
468 :
名無しのオプ:02/04/03 17:31
とくん、とくん、とくん…
469 :
名無しのオプ:02/04/03 21:16
院長じきじきに真田さんの部屋へ・・・何かが匂う。
470 :
名無しのオプ:02/04/03 21:19
471 :
名無しのオプ:02/04/03 23:33
「最悪だ・・・」院長は力なく呟いた。
472 :
名無しのオプ:02/04/04 00:09
院長はこうも言った。「彼を生かしておくわけにはいかない・・・」
473 :
名無しのオプ:02/04/04 03:00
「……君達、この人を手術室へ。助手はいらないから、私以外誰も入れるな」
474 :
名無しのオプ:02/04/04 04:13
「何か病気にかこつけて真田をけさなくては・・・・。
でないと、ここまで築き上げた私の地位も名誉も崩れ落ちることになる。」
院長は心の中で呟いた。
475 :
名無しのオプ:02/04/04 04:15
真田は気付いていないようだが、院長は真田のことをはっきりと覚えていた。
476 :
名無しのオプ:02/04/04 06:22
あれは5年前の冬だった・・。
477 :
名無しのオプ:02/04/04 07:32
「メリークリスマス!」街のあちこちから、陽気な声が聞こえてえくる。
478 :
名無しのオプ:02/04/04 08:11
私の娘の菜見子は結婚を間近に控え、婚約者と共に誰よりも幸せなクリスマスを迎えるはずだった。
479 :
名無しのオプ:02/04/04 09:59
そしてそのパーティーに誘われたのが真田だった
480 :
名無しのオプ:02/04/04 10:37
真田は菜見子の婚約者だった野村伸之の大学時代の友人だったのだ
481 :
名無しのオプ:02/04/04 11:56
野村の話によれば真田というのは非常に優秀な探偵だが妙におかしな人間らしい。
482 :
名無しのオプ:02/04/04 12:00
鏡やレンズといったものに異常な興味を持っているのだ。
483 :
名無しのオプ:02/04/04 12:06
第一、今日び探偵なんて怪しい職業でいながら、医者の娘に言い寄るなんて、自分を弁えていない
484 :
名無しのオプ:02/04/04 12:19
しかし菜見子は元々愛想のいい子であったし、また愛する野村の友人ということもあり、真田には親しげに接していたようだ。
485 :
名無しのオプ:02/04/04 12:34
私はそれとなく欲張りは良くないといった。許容量をこえてルール違反になる、と。
486 :
名無しのオプ:02/04/04 12:37
そして、菜見子に横恋慕している真田の気持ちに気付いた私は「このパーティは娘の菜見子を殺して真田にその罪をかぶせる絶好のチャンスだ」と気付いたのだった
487 :
名無しのオプ:02/04/04 12:54
488 :
名無しのオプ:02/04/04 13:02
なんだかんだいっているうちにパーティーが始まろうとしていた。
489 :
名無しのオプ:02/04/04 18:38
いつの間にか一人称になった私はサンタクロースに扮していた。
490 :
名無しのオプ:02/04/05 04:22
これなら菜見子にも私だと勘付かれることはないだろう。
491 :
名無しのオプ:02/04/05 07:40
まるでラッシュアワーの駅の構内の如くひしめきあっている人の波をかき分け、私は菜美子の元へ近づいていった。
492 :
名無しのオプ:02/04/05 07:48
そして、心の中でこう呟いた・・・
493 :
名無しのオプ:02/04/05 08:22
(なんか胸でかくなってない?)
494 :
名無しのオプ:02/04/05 08:33
院長は一瞬とまどいを覚えた。
495 :
名無しのオプ:02/04/05 09:43
トナカイに扮した真田が近づいてくる。鈴の音とともに。
496 :
名無しのオプ:02/04/05 09:50
千載一遇のチャンスかに思えた。
497 :
名無しのオプ:02/04/05 10:52
「お父さん、真田が犯人なの?」
498 :
名無しのオプ:02/04/05 11:17
!
499 :
名無しのオプ:02/04/05 13:05
[おやおや、聞き捨てならないなぁ。僕が何をしたっていうんです。」
500 :
名無しのオプ:02/04/05 13:10
「クリスマスなのにくるしみますだよ。」親父ギャグをとばす真田の目は笑っていなかった。
501 :
名無しのオプ:02/04/05 13:11
「ふっふっふ、君はサナダムシを知っているかね?いや…、知っとろうがぁ〜!
502 :
名無しのオプ:02/04/05 13:18
」
503 :
名無しのオプ:02/04/05 19:46
「ハァ?サナダムシって、あんたの下品な娘のことを言ってんのか?俺をいつも無視するこの馬鹿女をよぉ」
504 :
名無しのオプ:02/04/05 19:50
「よしなさい真田君。サスペンスでもヤクザものでもないんだよ」
505 :
名無しのオプ:02/04/05 21:56
そのとき菜見子が叫んだ、「逝って良しっ!!」
506 :
名無しのオプ:02/04/05 22:27
その時停電が起こった。
507 :
名無しのオプ:02/04/05 22:41
一瞬の静寂のあと闇を劈く叫び声が起こった・・・
508 :
名無しのオプ:02/04/05 22:43
「誰よ、どさくさに紛れて私のお尻さわったのは?」
509 :
名無しのオプ:02/04/05 22:56
「それは私ですよ」 ぬう、と眼前に突きだされたのは、生白い芋蟲のように節榑立った指を生やした、脂染みた掌であった――とかなかったとか。
510 :
名無しのオプ:02/04/05 23:29
「あ、あなたは・・・・」菜見子がそう言いかけた瞬間、その脂染みた手に握られたナイフが菜見子の心臓に突き刺さった!
511 :
名無しのオプ:02/04/05 23:57
かのように見えたのだが、実際は・・・・!!
512 :
名無しのオプ:02/04/06 00:33
「ッハ!・・・すこし考え事がエスカレートしすぎたな・・・」少年はつぶやく
513 :
名無しのオプ:02/04/06 01:25
彼はペンを動かす手を一旦休めて、軽く小休止をとった。
514 :
名無しのオプ:02/04/06 01:55
疲れた眼を労わるようにゆっくりとまぶたをマッサージしながら、書きかけの作品が完成した後の事を考える。
515 :
名無しのオプ:02/04/06 02:15
「姉さん、これで僕の事を見とめてくれるだろうか・・・?」
516 :
名無しのオプ:02/04/06 02:16
おもむろに右手を股間に伸ばし、優しく愛撫した。
517 :
名無しのオプ:02/04/06 02:21
そう、一度だけ、たった一度だけのあの時の出来事を反芻しながら・・・
518 :
名無しのオプ:02/04/06 02:24
右手の中の一物はゆっくりと、しかし確実に膨張していった。
519 :
名無しのオプ:02/04/06 02:29
その時「伸之ちゃ〜ん?」という母の声と共に部屋のフスマが開けられた。
520 :
名無しのオプ:02/04/06 02:34
「うぅん?何ぃ?」・・・白々しさがまとわりつく
慌てて上げた半開きのファスナーから亀頭が顔を出していたが、幸いにも母には死角となって見えなかったようだ。
522 :
名無しのオプ:02/04/06 03:05
そして何事もなかったかのように、再びペンを動かし始めるのだった。
523 :
名無しのオプ:02/04/06 03:10
しかしペンとは隠語であった
524 :
名無しのオプ:02/04/06 03:35
長さも太さもペンと全く同じであったのだ。
525 :
名無しのオプ:02/04/06 03:49
その経験が彼の口癖である「ペンニス」の始まりだった
526 :
名無しのオプ:02/04/06 04:55
そして人生の終焉でもあった。
527 :
名無しのオプ:02/04/06 06:44
いや、終焉になるはずであった。あの人物さえ訪ねてこなければ・・・
528 :
名無しのオプ:02/04/06 07:01
「伸之ちゃ〜ん?」
529 :
名無しのオプ:02/04/06 07:25
「やめろって言っただろ」俺はふざけて母と同じ呼び方をする婚約者の菜見子をにらんだ。
530 :
名無しのオプ:02/04/06 07:26
妹の千尋だった。そして、間の悪い事に千尋に見られてしまった。
531 :
名無しのオプ:02/04/06 07:27
「何をしているの、お兄ちゃん達・・・!?」
532 :
名無しのオプ:02/04/06 07:44
「ハァハァしてます」
533 :
名無しのオプ:02/04/06 08:38
「ハアハアしてる場合じゃないでしょ?もうすぐ2人の婚約披露パーティが始まるんだから、早くでかけなさいよ。」
534 :
名無しのオプ:02/04/06 09:39
「ちょっちょっと待って・・・出してから」
535 :
名無しのオプ:02/04/06 10:33
そしてすっきりした俺となぜか物足りなさげな顔をした菜見子は家を出て、クリスマスで浮かれる雑踏の中を抜けパーティー会場へと向かったのだった
536 :
名無しのオプ:02/04/06 10:55
会場は海上だ。いや、駄洒落ではなく船を借り切ってパーティを開くのだ。
537 :
名無しのオプ:02/04/06 12:46
菜見子はこの日のために新調したドレスに着替え、ニコニコ顔だ。今日が自分の命の終わる日とは知らずに・・・・。
538 :
名無しのオプ:02/04/06 13:02
菜見子は興奮のためだろうか、うっすらと頬を紅潮させて俺に尋ねる。
「なぜ私がわざわざこの色のドレスを新調したのか解る?」
539 :
名無しのオプ:02/04/06 13:12
「さあ、分からないな・・・・」実際俺は菜見子がなぜこの晴の日に黒のドレスを選んだのかいぶかしく思っていた
540 :
名無しのオプ:02/04/06 13:38
「太ったからよ!!」
541 :
名無しのオプ:02/04/06 13:44
俺が返答に窮していると、船尾のほうで羊たちが騒ぎ出した。
542 :
名無しのオプ:02/04/06 15:03
見に行ってみると、フォションの幕の内弁当が散乱している。
543 :
名無しのオプ:02/04/06 15:07
「どうしたんですか?」
544 :
名無しのオプ:02/04/06 17:36
「すんません、こいつらいきなり暴れ出しやがって・・・」羊飼いの少年は言った。
545 :
名無しのオプ:02/04/06 17:44
,、_ __,....,_ _,...、
,} {`i;:r,;'ニ (;;;;、` , r'
. {i' i:.'ー<.・)}:ム ヾi,
キタ━━━━━━━ノ // -r /:::ミ ('ーヽ━━━━━━━━━??!!
i゙ i:/ /二./ /',=、__ノi/
ヽ ヽ! {:::} //::::''´`'7!/
ヽ、__ヽ!l::i:::::ii;;;;;;;|,ノ
`ヽ、`ー""ヽ
`'ー-'''"
546 :
名無しのオプ:02/04/06 17:44
それが合図だった。
547 :
名無しのオプ:02/04/06 20:59
彼らを乗せた船がゆっくりと沈み始めた・・・
548 :
名無しのオプ:02/04/06 21:13
どかーんばしゃーんめーー
549 :
名無しのオプ:02/04/06 21:20
イタイイタイイタイ!寒い寒い寒い!落ちる落ちる落ちる!溺れる溺れる溺れる!
550 :
名無しのオプ:02/04/06 21:21
桃色珊瑚が手を振っている
551 :
名無しのオプ:02/04/06 21:28
「・・・この映画はいまいちだったね」
552 :
名無しのオプ:02/04/06 23:07
そう言いながら私は火照った体をシャワーで覚ました。
553 :
名無しのオプ:02/04/06 23:12
余計火照ってしまった。あつー!
554 :
名無しのオプ:02/04/06 23:17
火照るのは私がホテルにいるから!?じゃああのときダイニングで感じた違和感は!
555 :
名無しのオプ:02/04/06 23:47
そう、その違和感こそ事件を解決する最大のヒントだったのだが、気付くのが遅すぎたようだ。
556 :
名無しのオプ:02/04/07 00:37
「違和感・・・・、そーよ、何でこの船に羊と羊飼いがいるワケ?招待してないし。」
557 :
名無しのオプ:02/04/07 01:12
「てゆーか、私って女だったの?さっきまで男だったような気がするんですけど」そんな事をつぶやいてみる。
558 :
名無しのオプ:02/04/07 01:34
「いーえ、違うの、今しゃべっている私は伸之じゃなくて菜見子なの。」そんな事をさらにつぶやいてみる。
559 :
名無しのオプ:02/04/07 03:17
えーと、じゃあ話を戻して・・・・。
何だかんだあったが俺と菜見子の豪華客船における婚約披露パーティは無事始まった。
560 :
名無しのオプ:02/04/07 03:29
招待された人の中には有名人も何人か含まれていた。
561 :
名無しのオプ:02/04/07 04:37
疑惑の秘書、怪しい官僚などが密談するには最適な場所なのだ。
562 :
名無しのオプ:02/04/07 05:30
官僚はいかにも殺され役っぽい顔だね。
563 :
名無しのオプ:02/04/07 06:58
俺はそう言いながら、菜見子に毒の入ったワイングラスを渡した。
564 :
名無しのオプ:02/04/07 08:49
565 :
名無しのオプ:02/04/07 10:06
しかし菜見子はまだ16歳だ。
しかしワインには既に一見識ある菜見子はすぐに気付いた「このワイン、なんだか変な香り」
567 :
名無しのオプ:02/04/07 11:01
それはカルピスだった!「それを飲んではいけない!」
568 :
名無しのオプ:02/04/07 11:16
しかし遅かった。菜見子はその液体を一気に嚥下した。
569 :
名無しのオプ:02/04/07 11:24
「うぐぅ・・・!!」
570 :
名無しのオプ:02/04/07 11:26
一方、招待客にまぎれこんでいた真田と紳士は、カルピスの名前の由来について語り合っていた。
571 :
名無しのオプ:02/04/07 11:27
「やっぱり疲れてるときは甘い物に限るわネ!!」
572 :
名無しのオプ:02/04/07 11:50
それが菜見子の最後の言葉だった。
573 :
名無しのオプ:02/04/07 12:11
「しかし俺のホットカルピスは苦酸っぱいぜ」鬼畜さんはニタリとワロタ
574 :
名無しのオプ:02/04/07 14:09
菜見子が血を吐いてその場に倒れ、パーティ会場は騒然となった
575 :
名無しのオプ:02/04/07 14:20
たちこめるイカ臭
576 :
名無しのオプ:02/04/07 14:34
それは菜見子が嘔吐したイカの塩辛の匂いだった。
船が沈み始めていることに誰も気づいていない。
578 :
名無しのオプ:02/04/07 14:39
ぶっちゃけ精液
579 :
名無しのオプ:02/04/07 14:46
「皆さん、どうかそのままで!! 誰も死体には手を触れないで下さい」
580 :
名無しのオプ:02/04/07 14:53
「お客様の中に探偵さんはおられませんか。」
581 :
名無しのオプ:02/04/07 15:00
そのとき、一人の男が静かに近づいてきた。
582 :
名無しのオプ:02/04/07 15:08
その男はやたらと首の太い外国人だった。「僕カートっていうんだ。金メダル級の探偵だよ。ほんとにほんとだぞ。イッツ トゥルー!」
583 :
名無しのオプ:02/04/07 15:14
どうやらホームラン級のバカのようだ
584 :
名無しのオプ:02/04/07 15:19
「イッツトゥルーイッツトゥルーイッツ、、、うっ!!」バタ!
585 :
名無しのオプ:02/04/07 16:38
「イズイットトゥルー?」
586 :
名無しのオプ:02/04/07 16:45
イエスアイアムアペン
587 :
名無しのオプ:02/04/07 17:12
私はカートをたしなめてからこう言った
588 :
名無しのオプ:02/04/07 17:17
「お国はどこですか?」
589 :
名無しのオプ:02/04/07 17:53
「チブル星から来ました」
590 :
名無しのオプ:02/04/07 21:55
「私のことを忘れてない!?」怒りのあまり菜見子が息を吹き返した。
591 :
名無しのオプ:02/04/07 22:50
「つーかお前は最初から死んでないんだよ。勝手な事すんな」作者はキレた
592 :
名無しのオプ:02/04/08 01:16
「エクセレント・・・・!!」その瞬間、犯人がわかってしまったらしい。菜見子は言った。
593 :
名無しのオプ:02/04/08 02:38
「私は犯人分かっちゃったけど、カートはどうよ?もしあなたが犯人正確に当てたら、私伸之捨ててあなたのお嫁さんになる。」
菜見子は伸之の目の前でカートに言った。
594 :
名無しのオプ:02/04/08 03:36
「オーウ!カート、がんばりマース!犯人てナンデスカ?ナミコさん」
595 :
名無しのオプ:02/04/08 07:26
「こんなのじゃダメだ」
作者は1から594までのデータを消去した。
そして次の日
パソコンの前で息絶えている作者の姿が発見された。
598 :
名無しのオプ:02/04/08 10:00
いよいよ来週最終回!
599 :
名無しのオプ:02/04/08 11:44
つ・づ・く!
600 :
名無しのオプ:02/04/08 12:09
しかし作者急病のため
601 :
名無しのオプ :02/04/08 12:21
今時、「作者急病のため云々」等という言い訳を、素直に信じる読者などいるはずもない。
そう、誰も信じてくれず、1ヶ月、2ヶ月と時が過ぎていった……。
603 :
名無しのオプ:02/04/08 20:38
3ヶ月、4ヶ月と時は流れた……。
604 :
名無しのオプ:02/04/08 21:04
気付くと読者は皆老人になっていた。
605 :
名無しのオプ:02/04/08 22:02
そして今一人の読者が難事件に挑戦する!!
606 :
名無しのオプ:02/04/08 22:12
最終章・第一幕『夏と冬の痛風』
607 :
名無しのオプ:02/04/08 23:00
名探偵クリーミー田中は安楽椅子に腰を落としてからある想像に至った
608 :
名無しのオプ:02/04/08 23:08
この椅子に人ひとりが入れる空間があったとしたら・・・
そこに無理矢理ふたり詰め込んだとしたら・・・
610 :
名無しのオプ:02/04/09 00:22
「きっと息苦しいよね〜( ^Д^)ギャハ」
611 :
名無しのオプ:02/04/09 00:42
息苦しさを想像し笑みが表情から消える。
その時「ちょっとちょっと、私達まだ出足りないわよ。だから今日からここで働かせてもうらうわよ。給料いらないから。」と言いながらクリ−ミー探偵事務所の戸を開けて、カート&菜見子夫妻が入ってきた。
613 :
名無しのオプ:02/04/09 02:54
文が長いので追い返した
614 :
名無しのオプ:02/04/09 03:13
しかし、結局返らず、俺は2人を雇うハメになったのだった
615 :
名無しのオプ:02/04/09 03:30
騒ぎ続ける彼らを眺めながら一言、「これじゃあ高橋源一郎の『ゴヂラ』じゃないか・・・」と呟いた。
616 :
名無しのオプ:02/04/09 03:32
そして次の瞬間、浅暮三文の『ダブ(エ)ストン』の推薦文が高橋源一郎だったことを思い出し叫んでしまった。
「そうだ!寓話を書けばいいんだ!それでこそポストモダンだ!」
617 :
名無しのオプ:02/04/09 06:50
↑ルール守れないアホ
618 :
名無しのオプ:02/04/09 08:07
そんなこんなで俺ことクリ−ミー田中とカートと菜見子の三人での探偵事務所経営は始まったのであった
619 :
名無しのオプ:02/04/09 08:46
-完-
620 :
名無しのオプ:02/04/09 09:01
しかし「困ります先生!雑誌に穴があきます!」と編集者に泣かれたので再開。
621 :
名無しのオプ:02/04/09 09:52
再開を決意したはいいが、どうにも筆が進まない。
622 :
名無しのオプ:02/04/09 09:55
仕方がないので私は休養を取り、件の小説のネタを探すため旅に出ることにした。
623 :
名無しのオプ:02/04/09 09:59
旅先でネタをたくさん仕入れ、いよいよ「クリ−ミー探偵事務所のおかしな3人の事件簿」再開!
624 :
名無しのオプ:02/04/09 12:26
埼玉県の雑木林で死体が見つかった。
625 :
名無しのオプ:02/04/09 12:31
死体の傍らにはメモが落ちていた。こう書かれたあった。
626 :
名無しのオプ:02/04/09 12:56
「一人目」
627 :
名無しのオプ:02/04/09 13:35
連続殺人か?なんらかのカムフラージュか?
628 :
名無しのオプ:02/04/09 13:52
死体は無残にも耳と鼻をもぎ取られており、眼球は死体の両手に握らされていた。
629 :
名無しのオプ:02/04/09 14:21
自殺なのか他殺なのか判断は難しい。
630 :
名無しのオプ:02/04/09 15:28
男性なのか、それとも女性なのか・・・それすらの判別も難しかった。なぜなら死体には、ある種の
631 :
名無しのオプ:02/04/09 16:08
ある種の・・
632 :
名無しのオプ:02/04/09 17:03
そう、ある種の・・
633 :
名無しのオプ:02/04/09 17:34
菌類や昆虫による自然の浄化作用が働いていたために、腐敗が激しく
634 :
名無しのオプ:02/04/09 17:55
鑑識の中には嘔吐する者もいたほどの、
635 :
名無しのオプ:02/04/09 17:59
ひどい状態だった。さらに、
636 :
名無しのオプ:02/04/09 18:24
鑑識の者たちを唸らせる事実が発覚した。なんと、死体の両足の親指が欠損していた。
637 :
名無しのオプ:02/04/09 18:28
アゴが砕かれており、その上身元を特定するための物証は何一つ見つからなかった。
638 :
名無しのオプ:02/04/09 18:29
(629はおかしい、どう考えても他殺じゃん・・・)
(そのつっこみを待っていた)
640 :
名無しのオプ:02/04/09 18:32
遺体から身元を特定することはできなかったが、点呼をとったら一人足りずあっさり判明。
641 :
名無しのオプ:02/04/09 18:32
編集者は思った。
642 :
名無しのオプ:02/04/09 18:33
私はそう思った。
643 :
名無しのオプ:02/04/09 18:34
「目、鼻、耳、そしてアゴ・・・ふくわらい?そんな馬鹿な」鑑識の1人がつぶやいた。
644 :
名無しのオプ:02/04/09 18:34
「「ネットの怪文章もここまで本格的だと気持ち悪いなぁ・・・」」
645 :
名無しのオプ:02/04/09 18:36
「そしたら足の親指はどうなるんだ?辻褄が合わない・・・」
646 :
名無しのオプ:02/04/09 18:37
「被害者はだいだらぼっちか?いや、まさか・・・・・・」
647 :
名無しのオプ:02/04/09 18:38
(しまった。レスが錯綜している・・・なんとか一本化せねば)
648 :
名無しのオプ:02/04/09 18:46
その頃、東京の都庁で、1人、いや1人ぶんの肉片がダストボックスに捨てられているのが発見された。
649 :
名無しのオプ:02/04/09 18:47
ダストシュートには一枚のメモが残されており、そこにはこう書かれていた。
「逝ってよし!」…なにかの暗号だろうか?
651 :
名無しのオプ:02/04/09 19:12
「ミス板に一票を………」
652 :
名無しのオプ:02/04/09 19:50
その頃クリーミー田中とカートは格ゲーでハメたハメてないで口論してた
653 :
名無しのオプ:02/04/09 19:54
呪う
654 :
名無しのオプ:02/04/09 20:27
待ちガイルはそれほどまでに罪が重かった
655 :
名無しのオプ:02/04/09 23:31
「クリーミーさんなんでしゃがんでばっかでせめてこないんですかー!?、、、イッツトゥルー」
656 :
名無しのオプ:02/04/10 00:06
そのときカートの携帯がなりだした
657 :
名無しのオプ:02/04/10 00:17
(誰だよ、こんなときに、ったくよー)
658 :
名無しのオプ:02/04/10 00:34
「カート! アタシを置いて何やってるアルか!」
659 :
名無しのオプ:02/04/10 00:44
「ね、義姉さん・・・」義理の姉のリンリンだった。
660 :
名無しのオプ:02/04/10 02:33
「アチョー!」リンリンの声の後ろからは義理の弟ワンリーも怒っている気配を漂わせている。
661 :
名無しのオプ:02/04/10 04:13
「お姉ちゃんもワンリーも相変わらずバカだわ。そんな電話切っちゃいなさいよ、ダーリン。」菜見子が言った。
662 :
名無しのオプ:02/04/10 04:55
「駄目だよハニー。義姉さんたちを無下にするなんて……間違いなく消されちゃうよ」カートは怯えていた。
663 :
名無しのオプ:02/04/10 06:39
「はっ!655から662までの文の一文字目をとってみると、
ク そ 誰 カ ね ア お 駄
クソダレカネアオダ。そのまま読むと『クソ!誰かね。あ、小田』
いや、違うか。待てよ、そうか、意味がとおるように並べ替えると
『小田茜?くそ!誰?』つまり、この小田茜という人物を捜し出せ、
という暗号なのか!」
664 :
名無しのオプ:02/04/10 06:47
そんなこんなで奇妙な3人の同居探偵生活は始まったばかりだ。−終ー
665 :
名無しのオプ:02/04/10 19:09
解説:
あの初期の日々のわたしたちは幸福に酔いしれていた。だれもかれも、そして
とりわけ若者たちがそうだった。<人間の再発見>がその緒についたばかりで、
補完機構は宝庫を底深く掘りかえし、古代文化と古代言語、
それに古代の災厄までも復活する仕事にとりかかっていた。あの完全化の悪夢は、
わたしたちの祖先を自滅の瀬戸際まで追いこんだのだった。
いまや(この部分不明)の先導のもと古代文明は大陸塊さながら、
過去の海から隆起しつつあった。 このわたしも一万六千年ぶりに、
はじめて郵便切手を封書に貼った男である。(この部分不明)を連れて、
最初のピアノリサイタルを聴きにいった男でもある。
わたしたちはタスマニア島でコレラが放出される光景を視聴機械で見物したが、
そこに見るタスマニア人たちは、もはや保護されずにすむ喜びにあふれて街路で
踊りくるっていた。世界各地で人生はにわかにスリルに富んだものとなってきた。
666 :
名無しのオプ:02/04/10 22:03
「カート、事件が起きねーからつまんねーよ。」クリーミーはひまでしょうがなかった
667 :
名無しのオプ:02/04/11 00:16
「アチョー!」
「いい加減電話切れよ」
668 :
名無しのオプ:02/04/11 01:47
「カート、クリ−ミー、ご飯よ〜」と菜見子が2人を呼んだその時、事務所のドアが開き「仕事を依頼したいんです」と言いながら、1人の女性が入ってきた
669 :
名無しのオプ:02/04/11 02:06
生理中でイライラしていたので蹴り倒した。
670 :
名無しのオプ:02/04/11 04:16
「あたしのカートに色目使うんじゃないわよ!」菜見子が吼えた。
671 :
名無しのオプ:02/04/11 06:31
鼻血を出しながらもその女性は立ち上がり、そして依頼内容を告げた
672 :
名無しのオプ:02/04/11 07:10
「そろそろ先程の殺人事件を解決していただきたいのですが・・・」
673 :
名無しのオプ:02/04/11 18:08
「アチョー!」クリーミーが口を開くより早くカートの携帯が返事をすると、また蹴られると思った依頼人は咄嗟に両腕を前に突き出した。
674 :
名無しのオプ:02/04/11 18:37
「ひ!、、、あれ、、蹴ってこない」女がそう言うとクリーミーは「これが答えだ」
といった。
675 :
名無しのオプ:02/04/11 20:52
女には「おれが小田Aだ」と聞こえた
「え?小田エー探偵事務所?すいません、間違えました」――依頼人は鼻から垂れた血痕を残し帰っていってしまった。
677 :
名無しのオプ:02/04/11 21:30
「ケッ、黄色い猿が!!」
678 :
名無しのオプ:02/04/11 22:54
「よろこべクリーミー、カート、おまえらが天下一探偵大会の予選に招待される
ことになったぞ。」っとその猿は言った。
679 :
名無しのオプ:02/04/11 23:07
「ワーオ、天下一探偵大会に出れるなんて夢のよーデース」カートはストUをやりながら
喜び勇んだ
680 :
名無しのオプ:02/04/11 23:13
相変わらずハメていた。
681 :
名無しのオプ:02/04/11 23:58
手も足も出ず、如何ともしがたい現実に直面したクリーミーは忸怩たる思いでつぶやいた
682 :
名無しのオプ:02/04/12 00:08
「自殺しちゃおっかなぁ・・・」
「孫悟空とかヤムチャとか天津飯とかそんな名前の奴がいる大会じゃないだろうな、チックショウ・・・・・・カート、お前のこと今からタオパイパイって呼ぶからな、ケッ」
「ナミコさン、なんか自殺したいことでもアッタですカ?それカらcreamyさン、女性の前でパイパイなんて言っタらいっけっマセーン」
685 :
名無しのオプ:02/04/12 02:51
「682はクリ−ミーのセリフよ、カート。」
686 :
名無しのオプ:02/04/12 02:57
とゆうわけで、クリ−ミー、カート、菜見子の3人は、天下一探偵大会の予選に出場するべく、静岡県御殿場市に向かったのであった
687 :
名無しのオプ:02/04/12 03:41
「おてんばってあたしの事みたい」菜見子は馬鹿なのだ。
688 :
名無しのオプ:02/04/12 03:57
「オゥ、ほんと菜見子はおてんばネ!でもそこがかわいいのデ−ス!」カートと菜見子は馬鹿夫婦なのだ。
689 :
名無しのオプ:02/04/12 04:18
「ごてんば、だよヴォケ」クリーミーは視線を外に向けながらツッこんだ。
690 :
名無しのオプ:02/04/12 04:52
「静岡といったらやっぱお茶よね。あ、富士山の絵葉書も買わなきゃ。」菜見子全く聞いちゃいない。
691 :
名無しのオプ:02/04/12 06:09
「おいおい・・・俺が主役だろ!」忘れられかけてた真田探偵(お茶好き)がぼやいた。
692 :
名無しのオプ:02/04/12 13:21
正直、ここでまったりと語ってる人間どもは、人格障害というか、
なんというか、機知外というか、
病院いけ。病院。お前等は病院いって、ロボトミー手術を施してもらえ、というか、
正木博士が今、生きていたら解放治療論を書き直せざるおえないというか、
炉端焼きでイカを焼きながら焼酎飲んで、くだ巻いてるのが似合ってるというか、
正直終わってる、渡辺美里の「翼をください2002日本代表バージョン(糞歌)」
でも聞いてろというか、
そんな、キュートでアンニュイな素敵な存在感のある人々達だと思います。
「アチャー!」カートの携帯(まだ切ってなかった)からの奇声に驚いた真田探偵は飲みかけていた十六茶を全部股間の所にこぼしてしまった。
694 :
名無しのオプ:02/04/12 15:45
正直、ここでまったりと語ってる女どもは、異性にモテナイというか、
なんというか、ブスというか、
整形しろ。整形。お前等は整形して、やっとブスだ、というか、
ダーウインが今、生きていたらお前等の顔みて進化論を、
書き直せざる負えないというか、
炉端焼きでイカを焼きながら焼酎飲んで、くだ巻いてるのが似合ってるというか、
TDLとかTDSにブス同士で入場してもらいたくないというか、
そんな、キュートでアンニュイな素敵な存在感のある女性達だと思います。
695 :
名無しのオプ:02/04/12 18:02
「クリーミーさん、菜見子さーん、大会ではあなた達とは敵同士デース。それと
予選では私がAブロックデース、クリーミーさんは?」
696 :
名無しのオプ:02/04/12 20:47
おれは、、、Cだな。それよりもうそろそろ到着だぜ。
697 :
名無しのオプ:02/04/12 22:48
そしてクリーミー達は予選会場に到着した。
698 :
名無しのオプ:02/04/13 01:54
試合はA・B・C・Dの4つのブロックに分けて行われ、A・Bブロックの優勝者とC・Dブロックの優勝者の間で準決勝戦、そしてさらにその勝者が決勝戦を行う。
699 :
名無しのオプ:02/04/13 02:26
「よっしゃあ!!ワタシからアルネ。とっととかたずけるヨ。リンリン様の中華推理、とくとご覧あれヨロシ」
700 :
名無しのオプ:02/04/13 02:32
ちなみにAブロックにはカート、Bブロックにはリンリンと真田、Cブロックにはクリーミー、Dブロックには菜見子がエントリーされている。
701 :
名無しのオプ:02/04/13 02:46
カートの一回戦の相手は古畑に決まった。
702 :
名無しのオプ:02/04/13 03:16
古畑には助手がいる・・・。ならばとカートはとびっきりの助手を連れてきた。
703 :
名無しのオプ:02/04/13 04:36
助手はカートの後ろをのそのそと歩き、緩慢に揺れるでっぷりと突き出た腹はシャツのボタンを弾け飛ばそうとしている。
704 :
名無しのオプ:02/04/13 05:00
奴の名は・・・・、え〜と、その昔道頓堀から奇跡の生還を遂げたカーネル・サンダース!
705 :
名無しのオプ:02/04/13 05:52
しかし古畑の助手は予想に反して、あの世間を騒がせた・・・・!!!!!
706 :
名無しのオプ:02/04/13 08:35
鈴木宗男&田代まさしの拓殖コンビだった!
707 :
名無しのオプ:02/04/13 11:00
「カートの相手はちょいとやばすぎるぜ」クリーミーは眉間にしわを寄せながらつぶやいた。
708 :
名無しのオプ:02/04/13 12:18
20分後カートは負けた。敗因は
709 :
名無しのオプ:02/04/13 17:00
セコンドの菜見子が「あたしのカートに何すんのよ!!」と乱入して反則負けをとられたからであった
710 :
名無しのオプ:02/04/13 18:10
ぼこぼこにされて顔が原型を留めていないカートが鼻血を呑みながら呟く。
711 :
名無しのオプ:02/04/13 18:13
「あのネおっさん、わしゃかなわんよ」
712 :
名無しのオプ:02/04/13 18:33
「カートの仇はあたしが討つわ!」と自分のせいでダンナが負けたことの全く分かっていないバカ菜見子は凄まじい強さでDブロック優勝を果たした。
713 :
名無しのオプ:02/04/13 18:37
「アチョー!」カートの携帯からのワンリーの声も嬉しそうだ。
714 :
名無しのオプ:02/04/13 18:45
え〜、結局Aブロックは古畑、Cブロックはクリ−ミー、Dブロックは菜見子が優勝、これからBブロック優勝を決める真田vsリンリンが始まる!(長いね、スマソ)
その時、一発の銃声が鳴り響いた。
716 :
名無しのオプ:02/04/13 19:34
銃声の持ち主は苦々しく叫んだ。
717 :
名無しのオプ:02/04/13 19:42
「
>>715のハンドルは”ラブラブ”と読むのか?」
718 :
名無しのオプ:02/04/13 19:46
ふとそんなことを思いながら振りかえるとそこにはアフロ紳士が!!
「いや、ゼロゼロだ。ギリシャと一緒にするな!」と男は叫んだ
720 :
名無しのオプ:02/04/13 19:50
菜見子は耐え切れず言った「あんたたち、メタミステリは止めてね。」
721 :
名無しのオプ:02/04/13 19:59
「ところでどうやって勝敗決めてんの?」Dブロックで優勝した菜見子が聞いた。
722 :
名無しのオプ:02/04/13 23:09
アフロ紳士「推理があたるたびにポイントが加算されるわけだが最終的にポイントとはまったく関係なくあのひとが決めるのさ」
723 :
名無しのオプ:02/04/13 23:35
じゃあ次から結果だけじゃ無く途中経過も書こうか、クリーミーがいった
724 :
名無しのオプ:02/04/13 23:42
「次があれば、ね」菜見子がつぶやいた
725 :
名無しのオプ:02/04/14 00:12
そしてBブロック決勝が始まる。真田VSリンリンの試合だ。
726 :
名無しのオプ:02/04/14 00:37
「アチョー!」受話器ごしのワンリーの声が試合の開始を告げた。
727 :
名無しのオプ:02/04/14 01:13
出された問題は次の暗号→「ウ呂 山大可 へ行け」 ウ呂 山大可とは一体!?
728 :
名無しのオプ:02/04/14 01:14
「第一問。メフィスト賞受賞者を7人以上挙げよ」
729 :
名無しのオプ:02/04/14 01:33
「おい!どっちの問題を解けばいいんだよ!フェイクを見破るのが本当の探偵だって訳かい?」真田が声を張り上げる。
730 :
名無しのオプ:02/04/14 01:59
「真田くん、それこそが大きな間違いなんだよ。君は新本格にでもはいりたいのかい?」
731 :
名無しのオプ:02/04/14 02:04
問題自体は簡単だったが、真田はどうしても静岡県御殿場市から宮崎へなど行きたくなかった。
733 :
名無しのオプ:02/04/14 04:18
「え、なんで宮崎なの?」「オゥ、カートも分からないネ!」バカ夫婦が真田に聞いた
律儀な真田が二人に説明している間に、第二問は始まっていた。
735 :
名無しのオプ:02/04/14 07:47
「今、何問目?」
736 :
名無しのオプ:02/04/14 10:37
次がラスト問題である。(つーか
>>727の答えすごい気になる。誰かおせーて。)
737 :
名無しのオプ:02/04/14 10:52
「クリスティの小説に出てくるヘイスティングスとオリヴァ夫人のファーストネ−ムは?」
738 :
名無しのオプ:02/04/14 10:58
「えーと、、、田中!!」リンリンは自信満々に答えた
739 :
名無しのオプ:02/04/14 12:20
「ちがーう!ヘイスティングスはアーサーでしょ。え〜と、オリヴァ夫人は・・・・何だっけ?」by真田
740 :
名無しのオプ:02/04/14 14:22
「オリヴァといったらオリヴァ・トゥイストでーすヨネ!ウヒャヒャヒャ!ゲボゥ・・・・・・」カートがツイストを踊りだすとクリーミーがみぞおちにローキックを喰らわせた。
741 :
名無しのオプ:02/04/14 15:12
「みぞおちに蹴りは入らない。それにその辺を狙ったのならそれはミドルキックだ」
742 :
名無しのオプ:02/04/14 17:27
「カートは重心を低くしてたの!クリーミーは中島望の小説に出るような豪傑だから蹴りが出来たのよ!」菜見子が実況席に文句を言う。
真田は、次の展開は決勝戦にアリアドニ?と思った。
744 :
名無しのオプ:02/04/14 22:01
真田の肛門から、サナダ虫が顔を出して心配そうに成り行きを見守っていた。
745 :
名無しのオプ:02/04/14 23:05
今、この会場で答えを知っているのはサナダ虫の彩菜(さな)ちゃんだけなのだが・・・
746 :
名無しのオプ:02/04/14 23:45
「もう俺はどうしたらいいんだよぉぉう」真田が弱く悲鳴をあげた。
747 :
名無しのオプ:02/04/15 00:04
グラグラグラッ!
748 :
名無しのオプ:02/04/15 00:37
「っっふっ・・・・・・っ!な、にゃんだはぁっ?」
749 :
名無しのオプ:02/04/15 02:52
リンリン→「オリヴァ夫人のファーストネームはアリアドニ!」よってリンリンBブロック優勝。
750 :
名無しのオプ:02/04/16 01:38
その時、会場の全ての照明が落ち、辺りを闇が支配した。
751 :
名無しのオプ:02/04/16 02:55
真田は皮膚に粉っぽい感触があったような気がしたが、暗闇の中で判別がつかない。
752 :
名無しのオプ:02/04/16 03:08
そして再び照明のついた次の瞬間・・・・・・・・
753 :
名無しのオプ:02/04/16 14:48
なぜか顔に白粉を塗った真田が血を流して倒れていた
754 :
名無しのオプ:02/04/16 19:32
「どうした!」クリーミーがかけよる!!「こっ、この粉は・・」
彼は一呼吸置いて、「フランス製だ・・・」
756 :
名無しのオプ:02/04/16 20:27
「アチョー!」ワンリーの声が携帯(まだ切ってない)から響き、皆がようやく事件にざわめきはじめる。
757 :
名無しのオプ:02/04/16 22:28
「アチョーアチョーア、、、、ツーツーツー」クリーミーは携帯を切った
後に残ったのはフランス白粉と昏倒している真田のみ・・・
759 :
名無しのオプ:02/04/16 22:37
「こら!カートの携帯をなんでお前が切るか!」リンリンが怒った顔をする。
760 :
Roget ◆LUpInzFM :02/04/16 22:52
リンリンの怒った顔に思わず吹き出すクリーミー。
761 :
名無しのオプ:02/04/16 23:17
「えー次はAブロック優勝者古畑対Cブロック優勝者クリーミー!」何事もなかったように
進める審判
762 :
Roget ◆LUpInzFM :02/04/16 23:21
「えー、実は私、料理も作るんです。もっぱら焼きナスですが」先制攻撃の古畑。
763 :
名無しのオプ:02/04/17 04:02
「ナスは漬物に限る」クールに切り返すクリ−ミー。
764 :
名無しのオプ:02/04/17 06:55
「はい!今あなた何とおっしゃいました?」古畑は一気に勝負を決めるつもりのようだ。
765 :
名無しのオプ:02/04/17 07:47
浅見光彦、最高。本屋で推理力、洞察力を発揮し、「満足の一冊」手に入れよ。
766 :
名無しのオプ:02/04/17 22:22
「ナスは漬物に限る そーおっしゃいましたね」クリーミーに古畑がつめよる
767 :
名無しのオプ:02/04/17 22:36
「くっ!」ピンチだクリーミー、どうするクリーミー探偵界の明日は君の頭脳にかかっているぞ
768 :
名無しのオプ:02/04/18 00:15
昏倒していた真田が意識を取り戻してフラフラしてるのにもみんな気にかけず、試合に注目していた。
769 :
名無しのオプ:02/04/18 00:51
今泉「古畑さん、僕も焼きナス好きです」古畑「今泉君きみはだまってなさい」
770 :
名無しのオプ:02/04/18 02:10
セコンド(今泉)乱入、よってクリ−ミーの反則勝ち。
771 :
名無しのオプ:02/04/18 03:19
次はBブロック優勝のリンリンと、Dブロック優勝の菜見子との姉妹対決!
772 :
名無しのオプ :02/04/18 06:48
古畑は怒りの余り、今泉を撲殺し、殺人罪で逮捕された
773 :
名無しのオプ:02/04/18 16:20
「よーし、邪魔な脇役が消えてようやく僕の独壇場だな」真田が元気を出して喋っても誰も聞いちゃいない。
774 :
名無しのオプ:02/04/18 20:35
そう、、、誰も聞いちゃいねー、、、
775 :
名無しのオプ:02/04/18 23:46
こんな筈じゃないのに,と真田は激しい鬱状態に陥り,拳銃で自分の頭をぶち抜いた(完)
776 :
名無しのオプ:02/04/19 02:03
しかし審判は何事もなかったかのように言った。「準決勝、リンリンvs菜見子、試合開始!」
777 :
名無しのオプ:02/04/19 03:25
観客はかぶりつきの席で試合を観ようと、真田の血まみれの死体をみんなで踏み付けて行ってしまった。
778 :
名無しのオプ:02/04/19 03:49
「菜見子、悪いけど勝たせてもらうアルヨ!」「それはこっちのセリフよ、お姉ちゃん。」ゴングが鳴った!
779 :
名無しのオプ:02/04/19 06:48
その瞬間、小型機が会場に墜落,そして大爆発炎上!
780 :
名無しのオプ:02/04/19 06:50
菜見子,リンリンそしてその場にいた観客全員が死亡した(終 了)
781 :
名無しのオプ:02/04/19 12:29
・・・・かのように見えたが、実は・・・・
782 :
名無しのオプ:02/04/19 19:39
常識の通用しないレギュラーメンバーは爆発炎上ごときでは死ななかった
783 :
名無しのオプ:02/04/19 20:23
君だけに見えたあの日を 誘い出して連れてきて
クリーミーは突如響いてきた歌をガーネットクロウだと直感した。
・・・誘い出して連れてきて おくれでないか〜ウォンチュッ」歌はそこでとぎれた。
786 :
名無しのオプ:02/04/19 22:09
突然クリーミーが叫んだ「真田を殺ったのはあいつだ!!」クリーミーが指差した先には・・
787 :
名無しのオプ:02/04/20 00:20
くいだおれ人形があった!
788 :
名無しのオプ:02/04/20 00:45
「もう誰かなんとかしてホシイ!」カートがうんざりと言葉を吐き出す。
789 :
名無しのオプ:02/04/20 02:18
「よくぞ見破った」皆がくいだおれ人形と見誤ったのも道理、正体はミスターオクレだった!
790 :
名無しのオプ:02/04/20 03:02
「オクレ兄さん!!」
791 :
名無しのオプ:02/04/20 03:57
「いいえ! 姉さんよ!!」
792 :
名無しのオプ:02/04/20 04:01
それが・・・長い事件の終幕だった・・・。
793 :
名無しのオプ:02/04/20 09:39
「え〜試合を続けてください。」審判が先を促した。
794 :
名無しのオプ:02/04/20 11:46
ぶつけんじゃねーよ!へたくそ!
795 :
名無しのオプ:02/04/20 12:02
「一体今何が起こってんのよ?!」菜見子が不条理極まりないといった表情で誰にとも無く問いかける。
796 :
名無しのオプ:02/04/20 17:56
カート「ところでこの大会に優勝するとなにかいいことアルノデスカー」
797 :
Roget ◆LUpInzFM :02/04/20 18:19
審判「探偵の興味はただ真実を知るという点にあるのでそれ以上のことはどうでもいいのだ」
798 :
名無しのオプ:02/04/20 18:40
クリーミー「何っ!優勝者には温泉旅行というのはガセか!!ちくしょうもう帰る!」怒りで顔が鬼のようだった
799 :
名無しのオプ:02/04/20 19:41
何より私は、探偵という仕事が好きなのだ・・・。
800 :
名無しのオプ:02/04/20 19:57
799は797に繋げたかったのだろう。
801 :
Roget ◆LUpInzFM :02/04/20 19:59
「それにしては時間が空きすぎる。有り得ないナ」カートは無下に否定した。
802 :
名無しのオプ:02/04/21 08:33
そして誰もいなくなった 〜〜完〜〜
803 :
名無しのオプ:02/04/21 23:07
もう、、なんていうかリンリンと奈美子はとっつかみ合いになっていた。
804 :
名無しのオプ:02/04/22 03:17
「菜見子の漢字が間違ってるわよ!」菜見子怒りの鉄拳にてリンリン撃破、よって決勝はクリ−ミーvs菜見子。
805 :
名無しのオプ:02/04/22 20:12
「ちっ、さっさとかたづけて帰るか」決勝戦にむかうクリーミー、そのとき菜見子はカートといちゃついていた
806 :
名無しのオプ:02/04/22 22:57
「えー決勝戦前にカートくんによるツイストダンスをお楽しみください」
807 :
名無しのオプ:02/04/23 00:10
先に孫悟空が落ちたので優勝は天津飯!!
808 :
名無しのオプ:02/04/23 02:38
「もう誰かなんとかしてホシイ!」カートがうんざりと言葉を吐き出す。
809 :
名無しのオプ:02/04/23 04:08
「そんなこと言わないでよ、ダーリン。」by菜見子
810 :
名無しのオプ:02/04/23 06:41
「うげうあぎぁうだあづあ」カートは突然発狂し、菜見子を射殺した。
811 :
名無しのオプ:02/04/23 06:43
クリーミー、孫悟空、天津飯を次々と射殺。そしてカートは拳銃で自分の頭をぶち抜いた
812 :
名無しのオプ:02/04/23 06:45
ミ ス テ リ ー な 1 行 小 説 第 2 巻 終 了
813 :
名無しのオプ:02/04/23 12:51
「・・・・・・流水さん、いくらなんでもこれはメフィストにも載せられませんし、講談社からも出せませんよ・・・・・・」流水大説という大きな習字が額に収まった部屋で編集者はすがるように呟いた。
814 :
名無しのオプ:02/04/23 17:56
「それに、クリ−ミー・カート・菜見子の三人組は読者に大人気だったんですから、復活させてくれないと困ります!」編集者号泣。
815 :
Roget ◆LUpInzFM :02/04/23 18:07
「ミステリーな2行小説にすればいいんだろ!」
編集者苦肉の策。
816 :
名無しのオプ:02/04/23 21:39
「うるせえ、死ね!」流水はそう言うや否や、編集者を射殺した。
817 :
名無しのオプ:02/04/23 21:41
「おれはもう小説が書けねえ、もう駄目だあ!ういれはふぃおいえうゆ」と流水は発狂した
818 :
名無しのオプ:02/04/23 21:42
そして流水は華厳の滝に飛び込み自殺をした・・・・・・
819 :
名無しのオプ:02/04/23 21:43
ミ ス テ リ ー な 1 行 小 説 第 2 巻 本 当 に 終 了
820 :
名無しのオプ:02/04/23 23:36
「2巻が終了したところでクリーミー対菜美子を始める!」冷静な審判はそのくらいでは動じなかった
審判はクリーミーと奈美子のすでに腐敗し始めた死体を引っ張ってきて並べて、じっと待っていた。
822 :
名無しのオプ:02/04/24 04:16
「ザオリク!」審判が叫ぶと、クリ−ミー、菜見子、カートの3人が生き返った!
823 :
名無しのオプ:02/04/24 07:18
と思ったがMPがなかった。
824 :
名無しのオプ:02/04/24 07:38
というか、審判はまだレベル2なのでホイミしか使えない。
825 :
名無しのオプ:02/04/24 09:17
「どーしても連載再開してもらわないと僕の首が飛びます!とゆうわけで、メガンテ!」←さきの編集者
↑
メガンテ→メガザル
メガンテじゃ編集者無駄死にじゃん。
欝駄詩脳。
827 :
名無しのオプ:02/04/24 21:47
時既に遅し、編集者はメガンテを唱えた。しかし相手はいなかった
828 :
名無しのオプ:02/04/24 21:49
編集者は砕け散った。ミステリーな1行小説は間抜けな形であるが終了!
829 :
名無しのオプ:02/04/24 23:06
「せめて1000までは埋めてくださいよぉ」編集者は泣きそうだ。
part3にてすべての謎が解き明かされるとの噂
831 :
名無しのオプ:02/04/26 03:04
そんじゃパート3まで、番外編「カートと菜見子のなれそめ」
832 :
名無しのオプ:02/04/26 03:08
番外編「カートと菜見子のなれそめ」完
833 :
名無しのオプ:02/04/26 03:18
「カートと菜見子のなれそめ」再開
834 :
名無しのオプ:02/04/26 04:16
「初めましてカートです」「初めまして菜見子です」完
ざっぱーん。(←東宝のオープニングの波の映像を思い浮かべて)
836 :
名無しのオプ:02/04/26 14:03
以下、パート3「クリ−ミー探偵事務所のおかしな3人の事件簿2」の予告編。
837 :
名無しのオプ:02/04/26 14:09
あのクリーミーが妊娠!?
838 :
名無しのオプ:02/04/26 14:57
「誰の子?」驚くカートと菜見子。
839 :
名無しのオプ:02/04/26 15:35
わたしだわ、と雀が言った。
840 :
名無しのオプ:02/04/26 18:14
「わたしがコマドリ殺したの」
841 :
Roget ◆LUpInzFM :02/04/26 19:48
待て次回。
842 :
名無しのオプ:02/04/27 00:33
「何この予告!つまんなーい!ねえ、ダーリン、映画なんて観たくないしご飯でも食べに行きましょ」映画館の暗闇の中、菜見子はカートを促す。
843 :
名無しのオプ:02/04/27 01:10
「まだポップコーン残ってるからちょっと待って」
844 :
名無しのオプ:02/04/27 02:31
しかし結局菜見子に引きずられ、2人は駅前のサイゼリヤに向かった。
845 :
名無しのオプ:02/04/27 09:41
安くでイタリア料理が食べられるので子供連れの主婦が多く矢鱈とかしましい。
846 :
名無しのオプ:02/04/27 18:21
ところがサイぜリヤはお昼時で混んでいて30分待ちは必死だった。
847 :
名無しのオプ:02/04/28 00:14
仕方なく店を出たその時だった、あの事件が起こったのは・・・・。
848 :
名無しのオプ:02/04/28 00:16
いやその前に「サイぜリヤ」ってなんですか!
849 :
名無しのオプ:02/04/28 01:06
「いちいちあげ足とるもんじゃないわよ。」菜見子がたしなめた。
850 :
名無しのオプ:02/04/28 08:02
その時!信じられない出来事が!!!!!
851 :
名無しのオプ:02/04/28 08:29
なんと笑っていいともが最終回!!!
852 :
名無しのオプ:02/04/28 11:40
いいともフリークだったカートと菜見子は極度のショック&鬱状態になり
853 :
名無しのオプ:02/04/28 11:42
「いいとも」が終わっては生きている意味がないと思った二人は東京タワーから飛び降り自殺をした。
854 :
名無しのオプ:02/04/28 11:43
ミ ス テ リ ー な 一 行 小 説 終 了
855 :
名無しのオプ:02/04/28 13:33
「そう何度も終わらせようとされると、意地でも終わらせたくなくなるんだよねぇ。」作者は呟いた。
856 :
名無しのオプ:02/04/28 14:39
「さて、どうやって続けさせるか?」と作者はアイディアを練る為に散歩に出た
857 :
名無しのオプ:02/04/28 14:40
しかし、その途中、作者は酒酔い運転の大型トラックに跳ねられ即死。
858 :
名無しのオプ:02/04/28 14:42
一世を風靡した作者のあっけない最期であった(終 了)
その様子を物陰でうかがっていた真田は「意地とか言い始めちゃったよオイ」と苦笑した。
860 :
名無しのオプ:02/04/28 15:18
「意地じゃあ仕方ねえな。俺が作者になるしかないか」真田はふと真面目な顔になった。
861 :
名無しのオプ:02/04/28 16:20
「さて、どういう風にストーリーを進めるか?」と考えながら歩いた
862 :
名無しのオプ:02/04/28 16:24
何時の間にか線路内に入ってしまった真田。しかし彼はそのことに気付かない
863 :
名無しのオプ:02/04/28 16:29
真田は走ってきた特急列車に跳ねられ、ミンチになった。
864 :
名無しのオプ:02/04/28 16:30
ミ ス テ リ ー な 一 行 小 説 終 了
865 :
名無しのオプ:02/04/28 19:28
終わり、それは次の始まりを意味する
866 :
名無しのオブ:02/04/28 19:48
線路脇に添えられた花の前に佇む男。それは紛れもない、死んだはずの真田だった。
867 :
名無しのオプ:02/04/28 19:53
真田は消え入りそうな声で呟いた。
「僕の前妻は手塚 理美なんだ。葉月との不倫がもとで離婚したんだ。」
868 :
名無しのオプ:02/04/28 19:54
薬師丸 ひろ子はそんな真田の背中を見つめながら、南総 里見八犬伝で
競演した時のことを思い出していた。
869 :
名無しのオプ:02/04/28 19:55
「お互い落ちぶれたものね・・・」
ひろ子は思いつめたかのように真田に話し掛けた。
870 :
名無しのオプ:02/04/28 22:29
「・・・・・・最近のメフィスト賞作家世代だと、もう俺たちのこと知らないんじゃないか?」冷たい眼をした真田の一言はひろ子の郷愁を押しつぶした。
871 :
名無しのオプ:02/04/28 22:41
真田はそんなひろ子を見て、兼高かおるみたいだ、と思った。
872 :
名無しのオプ:02/04/29 16:53
そのとき!薬師丸ひろこが機関銃をとりだした!!
873 :
名無しのオプ:02/04/29 17:02
おいおい古いよ、若い奴いねえのかよ
874 :
Roget ◆LUpInzFM :02/04/29 18:08
>>873 「快感・・・」 時すでに遅し、真田は蜂の巣になっていた。
875 :
名無しのオプ:02/04/30 11:38
騒ぎを聞きつけ警官たちが走ってきた。
876 :
名無しのオプ:02/04/30 22:31
警官も蜂の巣になったが、ひろ子も数発銃弾を浴びた。
877 :
名無しのオプ:02/04/30 22:32
ひろ子もやがて息を引き取った(終 了)
878 :
名無しのオプ:02/04/30 23:40
その光景を密かに窺っていた一人の女がいた。
879 :
名無しのオプ:02/04/30 23:55
デヴィ・スカルノだった。
880 :
名無しのオプ:02/05/01 08:57
デヴィは、たこ焼きをほおばりながら、おもむろにドモホルンリンクルを塗りはじめた。
881 :
名無しのオプ:02/05/01 23:28
ドモホルンリンクルは硫酸に換えられていた。大量の硫酸を塗ったデヴィの体が溶けていく。
882 :
名無しのオプ:02/05/01 23:29
デヴィは骨と皮だけになった。そして誰もいなくなった
883 :
名無しのオプ:02/05/01 23:30
ミ ス テ リ ー な 一 行 小 説 終 了 で す
884 :
名無しのオプ:02/05/01 23:53
「一体誰が、どうやって、何故、硫酸にすり替えたんだろうか」俺は新聞から顔を上げ呟いた。
885 :
名無しのオプ:02/05/02 01:21
そして、ある一つの答えがひらめいた。それは・・・
886 :
名無しのオプ:02/05/02 01:39
その瞬間、俺の脳漿が飛び散った。何者かに狙撃されたのだ。
887 :
名無しのオプ:02/05/02 02:56
そして、すべてが終わった。そう、何もかもが(終 了)
888 :
名無しのオプ:02/05/02 03:27
と狙撃犯が満足げに呟いたその時・・・・
889 :
名無しのオプ:02/05/02 03:38
背後で何かの気配を感じた。そして彼が振り向いたとき・・・
890 :
名無しのオプ:02/05/02 03:51
「誰もいない・・・・・・やれやれ気が昂ぶりすぎてるんだな」足元を毒蛇が這っていることに気づかない・・・・・・。
891 :
名無しのオプ:02/05/02 04:50
「毒蛇がいるわよ!」「そりゃドコジャ?」そこにつまんないこと言いながら菜見子&カートのバカ夫婦登場。
892 :
名無しのオプ:02/05/02 06:47
菜見子とカートは飽きたから死なそう
893 :
名無しのオプ:02/05/02 06:57
その瞬間、狙撃犯に射殺された「俺」がしかけた爆弾が大爆発。カート、菜見子、狙撃犯は木っ端微塵になった
894 :
名無しのオプ:02/05/02 06:59
終わった、そう何もかも。 【ミステリーな一行小説 本当に終了】
895 :
名無しのオプ:02/05/02 07:01
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896 :
名無しのオプ:02/05/02 07:18
「なかなかの傑作やな」とこの小説の作者である、有栖宮行人はひとりごちた。
897 :
名無しのオプ:02/05/02 15:31
「よっしゃ!メフィスト賞に応募やな!」
899 :
名無しのオプ:02/05/02 17:15
真田は
>>898のピンクチラシのような宣伝文句に怪しさを感じつつ興味を持った。
900 :
名無しのオプ:02/05/02 19:24
真田が性欲を探偵的好奇心だ、と自己欺瞞している頃、有栖宮行人は講談社に応募するために小説をプリントアウトしていた。
901 :
名無しのオプ:02/05/02 20:37
有栖宮と真田が同時間軸に存在するという事は、メタミステリなのだろうか。
902 :
名無しのオプ:02/05/03 00:47
ベタミステリです。
903 :
名無しのオプ:02/05/03 03:11
その真田は、実は真田幸村の末裔、真田無史その人であった。
904 :
名無しのオプ:02/05/03 03:39
そんな奴知らな〜い
905 :
名無しのオプ:02/05/03 04:10
と、無知をさらけ出した一人の女がいた。その女とは・・・
906 :
名無しのオプ:02/05/03 04:13
谷口のかあちゃん。
907 :
名無しのオプ:02/05/03 06:42
谷口の家はコロッケ屋だ。
908 :
名無しのオプ:02/05/03 06:44
有栖宮はその家の二階に下宿していた。
909 :
名無しのオプ:02/05/03 06:59
いや有栖宮なんて存在しない。そもそも谷口の家は平屋だ。
910 :
名無しのオプ:02/05/03 07:15
そのころ、真田無史はトイレでサナダムシを引っぱり出していた。
911 :
名無しのオプ:02/05/03 14:55
「もう誰かなんとかしてホシイ!」カートがうんざりと言葉を吐き出す。
912 :
名無しのオプ:02/05/03 20:30
「いうれthrふぅえflヴぃjrsgfづぃあjd;おぅfdyh」カートが突然奇声をあげた
913 :
名無しのオプ:02/05/03 20:32
カートはその場にいた全員を射殺した。そして彼は持っていた拳銃で自分の頭をぶち抜いた
914 :
名無しのオプ:02/05/03 20:33
ミ ス テ リ ー な 一 行 小 説 終 了
915 :
名無しのオプ:02/05/03 20:35
キャスト
有栖宮行人・真田無史・谷口のかあちゃん・サナダムシ・カート
916 :
名無しのオプ:02/05/03 20:37
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917 :
名無しのオプ:02/05/03 23:30
しかし、明けない夜はない。終わりは始まりへの序曲・・・
918 :
名無しのオプ:02/05/04 00:30
ミステリーな1行小説 第3巻 予告編〜20年後のやつら〜
919 :
名無しのオプ:02/05/04 01:10
お約束のNG特集が始まった
920 :
名無しのオプ:02/05/04 01:57
谷口のかあちゃん「あたしんちは大工だよ。そんでもって息子は墨谷二中で野球やってんだよ。間違えんじゃないよ。」
921 :
名無しのオプ:02/05/04 02:23
客A「おばちゃん、そんなことよりコロッケ揚げる油いい加減取り替えてよ。食べると胸焼けするよ」
922 :
名無しのオプ:02/05/04 02:25
(笑い声)
923 :
名無しのオプ:02/05/04 02:27
谷口のかあちゃん「なーに言ってんだい、こちとら腕も油も年季が入ってんだよ」
924 :
名無しのオプ:02/05/04 09:07
「谷口さん、お袋さんに何とか言ってくださいよ。本当食べられないっすよ、こんなの。」丸井が半ベソで言った。
925 :
名無しのオプ:02/05/04 14:28
「ぼっ、ぼくに話しかけるなっ!うぁあ、見るな!ぼくを見るなー!」谷口はヒッキーで且つ鬱病で且つ視線恐怖症だった。
926 :
名無しのオプ:02/05/04 17:29
しかも河童禿げで若白髪で乱視で斜視で濁っていて唇は紫色で花粉症で耳もつぶれていて首も脚も短くて腹が出ていてワキガで
シャツがジーンズの中に入っていて世田谷一家殺害事件の犯人が履いていたとおぼしきサラセンジャーのスニーカーで水虫で歯周病で月に一度はレイヤーを撮りにコスプレイベントに参加するカメコで汗かきで、とどめに京極ヲタだった。
927 :
名無しのオプ:02/05/04 17:58
しかも、1行小説なのに、5行もカキコする目立ちたがりだった。
その家の二階に真田探偵事務所はあった。
929 :
名無しのオプ:02/05/05 23:42
「真田さん、いくらなんでも人ん家(平屋)に勝手に二階作って住んじゃあまずいっすよ・・・・・・」
930 :
名無しのオプ:02/05/06 02:36
「気にすんじゃないよ。とうちゃんもタカオもそんなこと気にするタチじゃないんだから。」と谷口のかあちゃんの優しい一言。
931 :
名無しのオプ:02/05/06 04:29
でもコロッケの油はかなり酸化して悪くなっている。
真田「この世にまずい事なんて一つもないのだよ、有栖宮君。」
だがコロッケは正直まずかった。
934 :
名無しのオプ:02/05/06 12:54
真田「この世にまずい事なんて・・・・・・まじぃ!なんだこの糞コロッケは!臭っ!」
有栖宮「京ご、じゃなくて真田さん!、言ってる事が矛盾してます!」
936 :
名無しのオプ:02/05/06 12:58
といいつつ急に腹が減ってきた
937 :
名無しのオプ:02/05/06 13:46
ふと周りを見渡せば谷口コロッケ店の他は荒地、・・・・・・食糧はこのまずいコロッケだけか。
938 :
名無しのオプ:02/05/06 22:47
「こんなもの、糞っ喰らえ、だ」
939 :
名無しのオプ:02/05/07 00:18
「でも、・・・・・・でも、真田さん、これしか食うものないんすよ・・・・・・」
940 :
名無しのオプ:02/05/07 01:12
「さあさあ食うのか食わないのかはっきりおし!」谷口のかあちゃんが声を張り上げる。
941 :
名無しのオプ:02/05/07 03:04
(こんなものを食うくらいならいっそ有栖宮を殺して……いやいや何を考えているんだ俺は)「カニバリズムなんて……」
942 :
名無しのオプ:02/05/07 03:06
真田の無意識の呟きを耳ざとく聞きつけた有栖宮は、その言葉を意識しまいとしてもつい意識してしまうようになっていく……。
943 :
名無しのオプ:02/05/07 07:25
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944 :
名無しのオプ:02/05/07 15:09
「カニバリズムはさすがにまずいっすよ。」編集者が言うので路線を変更し「谷口のかあちゃんの珍騒動」開始。
945 :
名無しのオプ:02/05/07 15:40
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946 :
「金太の大冒険」の曲に合わせて歌おう!:02/05/07 16:53
オープニングテーマ曲:
♪ある〜日谷口のかあちゃんが歩いていると可愛いお姫さまがやってきた〜♪
グダグダになったこのスレよりも、使い切って早く次スレに逝きたいな。
「次はないと思え」真田は冷静だった。
949 :
名無しのオプ:02/05/08 12:59
そうして腐ったコロッケを谷口の母ちゃん目掛けてアンダースローでぶん投げた。
951 :
名無しのオプ:02/05/08 13:50
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952 :
名無しのオプ:02/05/08 14:02
完・完・完・完・・・・・・♪踏み切りの音が全ての終わりを告げているような気がして真田は自分の靴から正面へと視線を移した。
953 :
名無しのオプ:02/05/08 19:34
真田は無意識のうち踏み切りへと一歩踏み出した・・
954 :
Roget:02/05/08 19:50
これで本格ミステリは救われるのか・・・? と思いながら・・・
955 :
名無しのオプ:02/05/09 22:41
けれど、また一歩踏み出した瞬間、後ろから・・・
956 :
Roget:02/05/10 00:35
山田邦子?
957 :
名無しのオプ:02/05/10 00:56
だが、一瞬で視界が途切れ誰か確認することは出来ないまま、真田は意識を失った。
958 :
名無しのオプ:02/05/10 00:57
そして、真田が気がつくと、そこは・・・
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960 :
名無しのオプ:02/05/10 01:18
夕日が真っ赤に燃えていた。 (了)
961 :
Roget:02/05/10 01:36
真田名人、投了です。
962 :
名無しのオプ:02/05/10 03:22
その若い女性の声で、私は自分が勝った事に初めて気がついた。
963 :
名無しのオプ:02/05/10 07:06
そう、私の名は中原誠永世十段、通称突撃中出しオヤジ・・・
964 :
名無しのオプ:02/05/10 09:55
今、ベッドで羽生名人と一戦交え中。
965 :
名無しのオプ:02/05/10 18:39
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えねえなあ。964よ、お前、センス無いわ。
966 :
名無しのオプ:02/05/10 18:52
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967 :
名無しのオプ:02/05/10 20:00
犯人は不気味に笑っていた。 (了)
968 :
名無しのオプ:02/05/10 20:01
結局、私は駅までもどった。 (了)
969 :
名無しのオプ:02/05/10 20:47
あぶらとり紙についての詳細な検討を行った。
970 :
Roget:02/05/10 21:24
そうしてあぶらとり紙を1時間日にさらしただろうか、突如として地図が浮かび上がった。
971 :
名無しのオプ:02/05/10 22:49
たけしの挑戦状!?
972 :
名無しのオプ:02/05/14 23:37
「駄目だッ!どうしてもまともな作品にならない!」清涼院はスランプだった。
973 :
名無しのオプ:02/05/15 03:10
「どうも誰かがボクの作品を邪魔している様な気がする……」
974 :
名無しのオプ:02/05/15 03:10
「邪魔しているのは誰なんだッ!?」
「エメラルド星人だー」
976 :
名無しのオプ:02/05/15 03:42
違うよ!ウメボシ殿下だよ!
977 :
名無しのオプ:02/05/15 04:17
真田の脳裏に浮かんだ、子供の頃。
978 :
名無しのオプ:02/05/15 07:38
なんだか取り留めのない事ばかり頭に浮かぶ……俺は病気なのか?
979 :
Roget:02/05/15 08:58
すぐに緊急医療室に運べ、とドクター矢代。
980 :
名無しのオプ:02/05/15 11:09
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981 :
名無しのオプ:02/05/15 11:49
一行小説なのに何行も使って「完」っていう奴がボクの頭の中にいるんだ!
982 :
名無しのオプ:02/05/15 11:50
先生!しっかりして下さい!
983 :
Roget:02/05/15 11:53
憔悴したドクター矢代がおもむろにメスを取り出し、真田のからだに当てた。
984 :
名無しのオプ:02/05/15 12:45
「おらーまだ死にたかねぇ。」と逃げる真田。(誰か次スレ立ててたもれ。)
986 :
Roget:02/05/15 12:57
追いかけるドクター矢代。手には薬品を固く握りしめ。薬品は
>>985酸性。
987 :
名無しのオプ:02/05/15 13:09
新たな冒険小説の旅へとボンボヤージュ!
test