1 :
Dモード「喪服のランデヴー」放送終了記念 :
02/02/07 00:08 「幻の女」「黒衣の花嫁」「裏窓」 「暗闇へのワルツ」「喪服のランデヴー」等々で有名。
うりゃ!2をげっと♪
アイタン、来てくれるかな・・・???ドキドキ
うりゃ!アイたん、もえ〜♪
いきなり、アイタンファンスレかよっ!!!しかもみんなsageてるし。 と言いつつ、アイタン降臨、期待してます・・・(藁
NHKドラマ見てアイリッシュたんの熱いカキコ読んで、 もの凄く興味が湧いたが近所の書店には売ってない(涙
今回もまたまた最終回を見逃してしまった! フカキョンのみててボーっとしてたら12時まわってた。 お願い!だれか助けて!「子供」って何? 最後って誰が死んでどうなるの?
>8 公式サイトに詳しいあらすじが載ってるよ
10 :
名無しのオプ :02/02/07 00:24
>6 売ってないだろうねー 私も見つけるの苦労したからねー ネット上で買うのが一番近道かもね
今日、喪服のランデヴーに触発されて「幻の女」買いました。 Wアイリッシュがドラマとは全然違うからドラママンセーなら止めたほうがいいと 言ってたけど、単純に読みたいから買ったんで大丈夫でしょ?アイたんファン様方。 スレの論旨にも合ってるし。
俺は池袋のジュンク堂で買ったよ。 喪服のランデヴーは売ってなかった。
14 :
名無しのオプ :02/02/07 00:29
>>12 全然気にしなーい!! 読みたいものから読んでオケーイ!!!
そして(一応原作も)語るのだ!!!(w
>>14 イエッサー!まだ、最初の方しか読んでないから
何とも言えないけど。
16 :
名無しのオプ :02/02/07 00:32
私は銀座の近藤書店(4丁目の銀座コアの上だっけ?) で買ったYO>>「喪服〜」「幻の女」
>>10 ありがとー!
ネットが近道なんだね、やってみる!
ううう、ますます読みたーい!!
18 :
名無しのオプ :02/02/07 00:51
佐野洋が『喪服のランデブー』を理不尽で嫌いだと言ってた様な記憶がある。 それにしてもよくあんなこと考えるなー。コーラの壜だっけ。
19 :
名無しのオブ :02/02/07 00:56
「暗闇へのワルツ」すこし前に映画化されましたね 題名がたしか「ポワゾン」 みていませんが・・・・
20 :
名無しのオプ :02/02/07 01:43
うお〜!! ついにアイリッシュスレ!! 「喪服のランデブー」、ドラマから入って、原作読んでさらに惚れました。
21 :
名無しのオプ :02/02/07 02:04
ネアカの人間にはアイリッシュの良さはけっしてわかるまいという確信。 佐野洋=人権思想家にもわかるまい。
22 :
名無しのオプ :02/02/07 03:36
暗闇へのワルツ、最初の映画化はフランソワ・トリュフォー題名は「暗くなるまでこの恋を」 主演がJ・ポール・ベルモンドとカトリーヌ・トヌーヴ
23 :
名無しのオプ :02/02/07 09:04
ウールリッチスレだ! 1さん、ありがと〜。
24 :
名無しのオプ :02/02/07 09:34
山本周五郎の『五辧の椿』は、ウールリッチの『黒衣の花嫁』と酷似したスト―リイである。 調べてみると作品に惚れこんで換骨奪胎を試みたらしい。つまり型を真似た。 読み比べてみると山本周五郎は節度を守って真似ている。 作品のバックボーンとなっている型を、見ぬくことも創作者の大切な力量である。エッヘン!
下がってる… 人気ないのかねえ。「死者との結婚」読んだ人いる?
27 :
名無しのオプ :02/02/07 19:26
>26 ドラマなら見た >27 「五辧の椿」は透かし食らったような、「喪服」や「黒衣の花嫁」の前に読んだけど、正直つまらなかった。 個人的に周五郎が好きじゃないというのもあったが、釈然としないものが。 その後、「喪服のランデヴー」を読んだら、やっと周五郎が目指していたものがわかった。 私的には、断然「喪服〜」の方がおもしろいと思う。
訂正を。 「五辧の椿」は、「喪服」・・・・ すまそ
29 :
名無しのオプ :02/02/07 19:30
今日「黒いカーテン」を読んだ。 わりとよく見るネタかな
30 :
名無しのオプ :02/02/07 19:50
黒いシリーズでいえば、「黒いアリバイ」はどーだあ!
31 :
名無しのオプ :02/02/07 20:00
>30 まだ読んでなーい。 っていうか、全然見つからないぜ!
32 :
名無しのオプ :02/02/07 20:21
>>24 喪服のランデヴーをドラマで見て、「あれ、五辧の椿に似ている」
と思ったら、やはりそういう背景があったのですか。
33 :
名無しのオプ :02/02/07 22:24
>31 え、売ってないの? アイリッシュを切らしては困るなあ、壮言推理文庫!
34 :
名無しのオプ :02/02/07 22:49
アイリッシュは、なかなか見つからないね。 あるところにはあるけど。 私が見つけたところは、 都内の巨大書店(数件回ってから、やっと発見) 地元で一番大きい本屋(古本屋にあっても良いくらい古かった)
35 :
名無しのオプ :02/02/07 22:56
過去スレ(?)が1001を超えてる。 最期の書き込みは、新スレを立ててくれという要望。 こっちの存在に気づいていないのか? ドラマ版にこだわっているだけ? っていうか、自分で立てればイイのに…。
36 :
名無しのオプ :02/02/07 22:59
「喪服〜」なら、ドラマ本放送時にはウチの地元の本屋、平積みになってたのに。 こないだ見に逝ったら、一冊もなかった・・・。 他の作品は言うに及ばず・・・・・・。
37 :
名無しのオプ :02/02/07 23:03
取り寄せ…かな? 都内の本屋だったらすぐだよ。
>>35 え、1000ゲットしたのはアイタンヲタの私だけど(藁
新スレ立ててって言ってた人のあとに、別の人がココを紹介してなかった???
ドラマ板にまた誰か立てるのかなぁ・・・。
ここもクリスティスレみたいに、原作好きとドラマ(映画)好きが
仲良く語れればイイね。ムリか。
ポワロがスーシェのはまり役ってのは原作ファンも認めてるけど、
ウールリッチはドラマ化自体が反対って人もいるし・・・>アイタンみたいに。
>38 私はOKだけど・・・ 私に許可できる権限なんてないか
40 :
名無しのオプ :02/02/07 23:27
>38 1000じゃなくて1001の人
>40 1001 名前:1001 投稿日:Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました。 もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。 ↑ここに何書いてあったかって見られるの?
>41 「それ」が、1001の人が書いた文じゃないのか?
どのスレも、めでたく000に到達すると
自動的に1001(同文)が出るみたいよ?
>>33 さん
あれ?壮言だったっけ?
ハヤカワの版権独占じゃなかったかな?
一生懸命ハヤカワを捜してたyo(ヴォケ
いかん。000に到達になってる。 1000に到達のコトね、スマソ
45 :
名無しのオプ :02/02/08 00:37
>43 どっちからもでてるよ 「喪服」「黒衣の花嫁」はハヤカワ
>45 さん そうなんだ。ありがと! 草原を捜してみるyo!
47 :
名無しのオプ :02/02/08 01:15
幻の女は、ハヤカワの独占のはず…。 古本屋で結構、見かけますよ。 荘言なら、長編よりも短編集をおススメします。
私も喪服のランデヴー探してるんですけど 郊外の中規模な書店では見つからないんですよね〜。 規模の大きな図書館なら置いてるんでしょうか?
「喪服」はブックオフで超古いの見つけてつい買っちまった。100円だったし。 確かにあんまり書店には置いてないよ。やっぱ注文か、誰かも書いてるけど Amazonとかネットで探した方がいいんじゃないかな。
>49 ブックオフでゲト、ラッキーでしたね。 わたしもブックマーケットで探したんですけど・・・。 そうですね、おとなしくネットでってのが一番確実ですね。
>50 それがさあ、他スレにも書いたけど、 「二人は毎晩八時に逢った」がいきなり「二人に毎晩八時に逢った」 ってなっててさ。激萎えだったよ… いろんなとこで愚痴っちゃってるから、sage・・・ ま、ラッキーはラッキーかもね。あんな田舎のブックオフで見つけるなんて 奇跡的なことかも。
52 :
名無しのオプ :02/02/08 19:43
↑ サンクス >51 あはは・・・。 二人にって誰がだよ!ってねぇ。。。 私も手に入れたら確認してみよっと。
54 :
名無しのオプ :02/02/08 21:37
ウールリッチのファンって少数派でしょうね。 俺の周りには一人も居ないし。 読者を選ぶとも言えるかも。 このスレに刺激されてポケミスの「聖アンセルム923号室」を読み返してみた。 駄作だと思っていたけど、ギャングのボスの哀れな末路の描き方は 独特の凄みがあった。
55 :
名無しのオプ :02/02/08 22:58
今日のフジの金エメは『幻の女』だった
56 :
名無しのオプ :02/02/08 23:43
>55 ええ!? 久本雅美がでてるやつ?? てっきりコメディ殺人事件(?)かと思ったよ。
57 :
名無しのオプ :02/02/08 23:53
>>55 おお、あんなものを観ていた人間が俺以外にもこの板にいるとは(w
確かに「幻の女」だったねー。
58 :
名無しのオプ :02/02/09 00:13
新聞の○1のマークにまんまとひっかかった
59 :
名無しのオプ :02/02/09 00:22
「幻の女」は以前 十朱幸代でドラマ化されたと聞いたが?
60 :
名無しのオプ :02/02/09 00:38
61 :
名無しのオプ :02/02/09 20:56
>61 レス4つ・・・(w いっそ「原作:ウールリッチ」って書いてたら、某アイたんが乱入して盛り上がった ハズなのに・・・ニガワラ 自分も昨日のドラマは見なかったけど、再放送したら見てみようかなー。
63 :
Enigma :02/02/09 21:23
64 :
名無しのオプ :02/02/09 22:24
ウールリッチ作品は映像化が多いね。 たいていどこかでドラマ化されてる。 ネタもよく使われてる。
65 :
名無しのオプ :02/02/09 22:35
どっかのスレで、喪服のランデブーは五鞭の椿のパクリって カキコあったんだけど、反対だよね?
66 :
名無しのオプ :02/02/09 23:21
>64 映画化、ドラマ化は散々されてるけど、これっという作品は皆無。 いちばん有名なのはヒッチコックの「裏窓」だけど、 ウールチッチの味わいはほとんど無し。 トリュフォーにいたっては2打数2三振。
67 :
名無しのオプ :02/02/10 00:06
ヒッチコックの「裏窓」は、あれでいいと思うんだが…。 問題があるのは、哀切な雰囲気が強い作品の映像化だと思う。 ストーリーを追うことばかりで、何というか、斜め読みしている様な感じ。
んだ、んだ。 おらもヒッチコックの「裏窓」は好きだ
69 :
名無しのオプ :02/02/10 00:29
>65 どこでそんなのあったの? 思いっきり逆じゃん。 ウールリッチが草葉の陰で怒っているぞ…っていうかアイたん光臨しちゃうぞ☆
70 :
名無しのオプ :02/02/10 11:01
>67 そうっすね。でも、”哀切な雰囲気”を表現するのが得意な 映画監督ってけっこう居そうですけど。 もしかすると、ウールリッチの作品のリアリティって本の中でしか 成立しないものかもしれませんね。 例えば「喪服…」の発端の、飛行機からビンをポイ→ヒュー→グチャ! なんて映像化するとちょっと非現実的に思われてしまうかも…。
>70 レスありがとうっす。 「喪服…」の発端部分は、必ずしも原作に忠実でなくともいいとは思う。 NHKのドラマの中で、埋められたがために、地中から携帯の音が聞こえる… っていう場面があって、そういうところは現実的かは分からないけど、 現代的だとは思うから、巧いなぁって感じた。
72 :
名無しのオプ :02/02/10 23:46
age
飛行機からビンをポイ→グチャッ って、中上健次の「千年の愉楽」(だっけ?)にもそういうシーンが あった記憶が・・・。
74 :
名無しのオプ :02/02/11 00:17
>>71 >埋められたがために、地中から携帯の音が聞こえる…
え?聖美ってそれでハケーンされたの?
第1話みてないからそのへんがわかんなかったんだけど・・。
>74 ハケーンされる場面は描かれていなかったけど、 誰もいない山中で、発信音が鳴り続けるっていう場面があって…。
76 :
名無しのオプ :02/02/11 02:42
高校生の頃スミス(註:イギリスのバンド)が好きで 「喪服のランデヴー」から名前を取ったということで 初めて読んではまった。 そのすぐ後古本屋で「黒衣の花嫁」を見つけて 「縁がある時には出会いも早いな」と思って手に取ったら 表紙が十朱幸代で激萎えした
77 :
名無しのオプ :02/02/11 02:55
現在持っているアイリッシュ=ウールリッチ作品 ハヤカワ文庫 ・幻の女 ・死者との結婚 ・暗闇へのワルツ ・喪服のランデヴー ・黒衣の花嫁 ・夜の闇の中へ 創元推理文庫 ・黒いカーテン ・黒いアリバイ ・夜は千の目を持つ ・暁の死線 集英社文庫 ・ホテル探偵ストライカー(世界の名探偵コレクション) 現存するアイリッシュ=ウールリッチの邦訳小説ってあと何がある?
78 :
名無しのオプ :02/02/11 03:00
>76 表紙が十朱幸代って…。 大昔の話ですね
79 :
名無しのオプ :02/02/11 03:01
現存するかどうかは知らないけど、昔ポケミスで「野生の花嫁」を 買った。内容はファン以外は受け付けないだろうとは思うけど。
80 :
名無しのオプ :02/02/11 03:32
「シルエット」とかの短編集は? 古本屋で買ったけどもう絶版なのかなあ。
81 :
名無しのオプ :02/02/11 12:09
ハヤカワポケットミステリ、ハヤカワミステリ文庫、創元推理文庫で出た本はすべて持っているが、半分位しか読んでない。4、5年前、急に読みたくなって集めたのですが、なぜか興味を失ってそのまま。また読み返してみようかな。
83 :
名無しのオプ :02/02/12 21:45
>71 遅レスで悪いけど、 埋められた死体の携帯メロディが地面の下から聞こえるってのは、よくあるネタだよ。 この前見たイギリスドラマでもあった。
84 :
名探偵に名前はいらない :02/02/12 22:23
「Nervous Breakdown」の第一話のタイトルの元ネタに使われていた、 “All At Once,No Alice"の邦題が「消えた花嫁」だと知らずに 図書館でそれらしき題名の本を探したのも今では思い出。 「暁の死線」もそのマンガをきっかけに読みました。 で、当然「まるぼしの女」の元ネタも(w
>>71 、
>>75 サンクス。
>>83 >よくあるネタだよ
そうだね。
それに今の時代なら現実でも十分ありえるシチュエーションだよね。
でも、そういう時の着信音ってドラマだったら普通の呼出音なんだろうけど、
現実だったら、ミステリな雰囲気に全然似合わない軽快なメロディーが鳴ってそうで激萎え。。
怖さ激減どころか通行人に素通りされてそう(w
86 :
名無しのオプ :02/02/13 18:03
>85 ありうる。 私の着メロなんかエレクトリカルパレードだよ。 そんな楽しげな音楽が死体の横で流れてもな。 寅さんとか古畑とかドリフって友達もいるし。 ますます合わない ミステリーっぽく]ファイルのテーマとか流れて
87 :
名無しのオプ :02/02/14 21:08
age〜〜ん 着メロはベードーベンの運命とかどうだろー?
88 :
名無しのオプ :02/02/14 23:22
>>87 ずっと前、バスの中で『運命』の着メロが鳴ってんのを聴いたことあるけど
激ワラでした。。ワラい堪えるのに大変だったもん・・。
あの曲はネタにしかならないとオモタよ〜〜。
89 :
名無しのオプ :02/02/14 23:39
>88 以前「運命」を使ってた事あるけど、 友人に「電話が来たのがそんなにショックなのか!?」と言われた。
90 :
名無しのオプ :02/02/15 00:03
俺の着メロはお染ブラザーズの「おめでとうございまーす」だ 合掌 ていうかいつの間にか着メロスレになってやがる。
91 :
名無しのオプ :02/02/15 01:24
捏ねるウンチ
92 :
名無しのオプ :02/02/15 02:10
>90 とりあえずあがればよし。 荒らしは駄目だけど
この人の作品は「美文」で有名?だけど、それって翻訳も大きく関わって
来てるんじゃないかと思ってみたりする。
>>51 の「二人に毎晩八時に逢った」は論外として(w
訳者の翻訳時の感性とかで得してる部分もあるのかも・・・なんて思ったり。
原書も勿論「美文」なんだろーとは思うけど、自分の英語力では
それが理解できる前にストーリーさえ掴めなさそうだ・・・。
94 :
名無しのオプ :02/02/16 21:09
>93 原文で読んだ作家がこぞって絶賛しているから、美文は事実なんじゃない? 私も、有名な一節の原文を見たことあるけど、うまい具合に韻を踏んでて良かったよ。
95 :
名無しのオプ :02/02/16 21:33
短編集もあるけど、続けて読んでるとちょっと食傷気味 になるのは否めない。オー・ヘンリーのサスペンス版 という感じかな。ただ「晩餐後の物語」は面白い。
96 :
名無しのオプ :02/02/16 21:40
あと「踊り子探偵」も好き。図書館の女司書が 切られた本を元に事件を探るのも面白かった。 これは浅野ゆう子主演でドラマ化されたはずだけど わりといい出来でした。
97 :
名無しのオプ :02/02/16 23:59
あああ。こんなスレがあったなんて!感動!!
・・・といいつつこの人の作品は小学生の時に読んだ
推理文庫の作品しかないのです。
県内で探したところ、一箇所だけ蔵書に入ってるのがあって
それを十数年ぶりに読んだ時は感動したな〜。
タイトルは「非常階段」。
一緒に入っていた作品は「シンデレラとギャング」だったかな?
読んだことある方いらっしゃいます?
私は
>>81 さんのサイト参考にこれから収集したいと思います。
長編は「幻の女」「暁の死線」くらいしか読んでないけど、短編にもいくらも いいもんがある(まあ玉石混交だが)。 「さらばニューヨーク」「送っていくよキャスリーン」 「妄執の影」(これはハヤカワ) 創元推理文庫の短編集全6巻て絶版?あれ読んで欲しいなあ…。 ハヤカワで「自殺室」(集英社文庫「ホテル探偵ストライカー」)が稲葉由紀の えらい誤訳があって、今は稲葉昭雄の訳に変わってない? 「さらばニューヨーク」これ傑作だと思うが…
99 :
名無しのオプ :02/02/17 09:46
>97 「非常階段」! なつかしー。私もそれが初のウールリッチ体験 でしたよー。あんなにドキドキしたお話は初めてだったので、 強烈に印象に残っています。「シンデレラとギャング」はあまり 記憶に残っていないけど、悲しい結末でしたっけ? このシリーズって確かミステリーばっかりだったと思うけど、 優れものが多かったような。カーの「魔女の隠れ家」もこれで 読みました。当時(小学生)回りでめちゃくちゃ怖い話として かなりの回転数で回し読みされていました。
100 :
懐かしい・・ :02/02/17 10:25
>「非常階段」一緒に入っていた作品は「シンデレラとギャング」 おおー懐かしい!!!小学校のとき読んだよ!!! この2作品ずつ収録されてるシリーズが好きでねえ・・ ウールリッチの作品はホントに僕にサスペンス小説のすばらしさを 教えてくれました。 「・・ギャング」のほうは、少女がギャングの取引に間違えて参加して、 巻き込まれてしまうヤツですよね?これは面白かった! アイリッシュの名では、「恐怖の黒いカーテン」も面白かった! 創元推理文庫では「黒いカーテン」のタイトルで大昔は発行されていて、おすすめ。 「暁の死線」は子供向けはラブストーリーの部分はカットされていて残念でした。 でも本当に面白かった! 創元推理文庫の「夜は千の目をもつ」は前半は退屈だけど、後半の盛り上がりは最高。 この人 確か一生独身で、お母さんと暮らしてたんだよね?
>>99 >>100 おー!覚えてる人がいてくれたとは!
なんかすっごくうれしい〜〜〜
私もあのシリーズ大好きで全部制覇したと思います。
あそこから海外ミステリーに触れたって感じです。
クリスティーの「ABC殺人事件」とかドイルとかも。
「モルグ街の怪事件」とか名作がたくさん入っていましたね。
誰が選者だったのかわからないけどそこにウールリッチを
入れてくれたことに感謝。
普通に買える文庫かなにかで「非常階段」入ってるものは
ないんでしょうか?あるならぜひ手元に置きたいです。
私も「非常階段」もう1度読みたくて、 創元推理文庫の短編集を買い集めたんですが、 ありませんでした。どこかの出版社で全集を 出して欲しいですね。 思い出すとあのシリーズは偉大だったですね。 他にもクイーンの「エジプト十字架」と 「靴の家に住む老婆」のカップリングものも 面白かったです。子供向きの訳なんだけど、 子供だましじゃなかったし、選んであるものも 趣味がよかった。もう1度全部読みたいです。
103 :
Enigma :02/02/17 20:31
「非常階段」なら、ポケミスの『私が死んだ夜』に収録されている。 私は買ったけど、まだ読んでいない。 ちなみに稲葉由紀=稲葉明雄ね。
104 :
名無しのオプ :02/02/17 21:23
>100 孤独な人生だった、というような話は、巻末の解説や訳者あとがき なんかでよく書かれていますよね。 葬儀に参列した人も数えるほどしかいなかったとか読むと、 他人事とはいえ、激しく鬱…。 ヒッチコックも、「裏窓」の試写に招かなかったとか…。更に鬱…。
105 :
名無しのオプ :02/02/17 22:49
>104 孤独ってだけじゃなく、かなり性格に難ありの人物だったようですよ。 周りともめることが多かったとか。
106 :
名無しのオプ :02/02/17 23:17
過去の作品を新作だと偽って出版社に売りつけたとかね・・・ 確かに追い詰められた人物の孤独を描く天才でしたから 作品に私生活を重ねてみてしまいますけど、ユーモラスな 短編なんかもうまい人でしたからねえ。何なんでしょ。
107 :
名無しのオプ :02/02/17 23:26
人とまともな関係を築くことができない人なんだと思います。 そういうのは、たいてい生育環境が影響しているんですよね。
>>103 情報ありがとうございます!早速探しに行かなくちゃ!
>>102 ミステリーって活字の形も重要ですよね。
その点あのシリーズはちょっと古びた感じの活字でしかも今はさびれている
二段組で「自分はミステリーを読んでいる」感がすごかったです。
今日「幻の女」買ってきました。 他に「死者との結婚」もあったけど、あらすじ読んだら前に読んだこと ありました。忘れてるとは。。。ヤバ 売ってるのってたいてい2〜3タイトルで寂しい〜 もっと短編集が読みたいのに。
110 :
名無しのオプ :02/02/21 23:42
ところで、この人の恋愛小説ってどうなんでしょう? 読まれた方がいたら、感想なんか聞きたいんですが…。
全集発刊キボンヌ 無理すか、そうですか。
97さん、99さん、100さんがおっしゃっているシリーズ、 小学校の図書室で何度も何度も借りました!懐かし〜(感涙 もう絶版なのでしょうか・・・当時買えなかったからなぁ。 イラストも雰囲気がありましたよね。 出版社がわからないけど児童図書館にでも行ってみよう。
99さん、ご親切に!どうもありがとうございます!! 「くわしくは」のほうにもさっそく飛んでみますね。 いつの日か古書店(古書展)で入手できる日を夢見ますわ。。。<絶版
115 :
名無しのオプ :02/02/25 16:58
すみません・・・ウールリッチを読み始めたばかりの者ですが アイたん光臨って何ですか。。。
118 :
ラブコール :02/02/26 18:49
アイたん愛してるよ〜〜
119 :
名無しのオプ :02/02/27 11:09
age
120 :
名無しのオプ :02/02/27 13:39
晩餐後の物語、好きな人います?
>>121 文庫でもいいから復活して欲しいですね。
投票してきました!
ありがとう!!
124 :
名無しのオプ :02/03/01 17:45
>120 好きです〜〜。話がガッ!と決まってる短編、好きでした〜。 創元の短編集繰り返し読んでます。あ〜暗いなぁ、アイリッシュ。
125 :
名無しのオプ :02/03/06 15:10
今、テレ朝で片平なぎさ主演の「死者との結婚」が再放送している。 数年前にも再放送してたけど、またやってるってことは要望があったのかな???
126 :
名無しのオプ :02/03/06 15:48
死んだ夫の好きだった曲が日本民謡になってて、萎え〜 クラシック曲をピアノで弾いてと言われて「埴生の宿」弾いてたりして、萎え〜 埴生の宿をクラシックとは言わないヨ!
127 :
名無しのオプ :02/03/06 23:36
age
128 :
名無しのオプ :02/03/08 01:34
>片平なぎさ主演の「死者との結婚」 明るそう…(悩
129 :
名無しのオプ :02/03/08 13:12
age
130 :
名無しのオプ :02/03/08 13:13
131 :
名無しのオプ :02/03/08 16:50
>128 暗かったよーー 暗かったけど、ウールリッチというよりは松本清張のようだった(鬱
132 :
名無しのオプ :02/03/10 14:34
短編では「3時」だっけ?時限爆弾の針が進むのを 見てるサスペンスのやつ。 アイリッシュの書く絶望感が好きなんだけど、 これはなんとなく藁ってしまった。
133 :
名無しのオプ :02/03/15 22:07
age
134 :
名無しのオプ :02/03/16 14:18
盛り下がっているのでネタを振ってみる。 今更だけど。 「喪服のランデヴー」を原作通りにドラマ化したら、キャストは誰が良いと思う? 日本人、外人問わずに。
135 :
名無しのオプ :02/03/16 23:19
「喪服〜」を指定されると難しいかも。 ちなみに出てきていきなりビンであぼ〜んの役は 誰でも良し・・・と。
136 :
名無しのオプ :02/03/16 23:29
いきなりだけど、そっくりさんがでてきますぜ〜 確か「すべての人の初恋の女性」だったかな。
137 :
名無しのオプ :02/03/17 17:59
age
138 :
名無しのオプ :02/03/19 17:57
上がってなーね。 >135 そのアボーンな人は、永作博美さん。
139 :
名無しのオプ :02/03/28 07:47
sagaりすぎ
140 :
名無しのオプ :02/04/02 02:34
下がっていますな。 上げましょう!
141 :
名無しのオプ :02/04/03 17:46
挙げませう
142 :
名無しのオプ :02/04/12 17:44
堕ちるな!アイリッシュ!!
143 :
名無しのオプ :02/04/15 01:23
ネタ不足に悩んでいたみなさん、喜んでください。 15日昼1時半よりテレビ東京で「くちづけはタンゴの後で(米1996)」という 脱力の邦題がついた映画が放映されます。 原作が「死者との結婚」だそうで、主演がシャーリー・マクレーン。 期待しましょ。
144 :
名無しのオプ :02/04/15 22:47
↑シャーリー・マクレーンが主演だということで閉経しているであろう女優に 主人公は無理が有ると心配していたら、ヒロインの(義理の?)母役でした。 ほっと胸をなで下ろしたわけで・・・。 ちなみにヒロインの相手役がハムナプトラのアンちゃんで、案の定、コメディ・タッチで 仕上がってました。当然、ハッピー・エンド。 根本的に暗すぎるんですかねぇ、ウールリッチの原作は。
145 :
名無しのオプ :02/04/16 19:54
今更言われても〜〜〜!! 予約録画もできなかったよ〜 死者との結婚だったら、ちょっと前に片平なぎさ主演のドラマが再放送してたよ。 あれはなぎさが哀れ〜を誘ってた。 でもウールリッチぽくなかった。清張みたいで。
146 :
名無しのオプ :02/04/17 03:34
age
147 :
名無しのオプ :02/04/20 02:24
下がるな危険!!
148 :
名無しのオプ :02/04/21 23:18
age
ドラマの影響で「喪服〜」の原作読んだんだけど、 化粧板の一部で大人気のウィッチヘーゼルが出てきて おおっ!と思いましたYO (訳はちょっと英語っぽくなってたけど(w) 化粧板では収斂用の拭き取り化粧品として人気があるんだけど、 原作では確か、主人公のケガの治療?に使ってた。 本国ではそーいう使われ方してるんだ〜と思いました。 ちなみにウィッチヘーゼルはソニプラとかで売ってます。 モン○ミンみたいなボトル入り。安いし、量が多いのが魅力(w
みなさん。このスレはageる義務があります。 いつか私の正体をあかしましょう。
151 :
名無しのオプ :02/04/29 01:01
>150 だ、誰?
152 :
名無しのオプ :02/04/29 02:12
この人の作品が出た時代って、たぶんチャンドラーあたりと一緒だったかな? 同じアメリカを舞台にしててもなんか違う国みたいだなあ… 基本的に登場人物が多くはないので、読み進みやすいですね。雰囲気は何と言うか、純真さと暗さみたいのがいいと思います。 ところで昔の飛行機って、窓からビン放ったりとかほんとにできたんでしょうか?
153 :
名無しのオプ :02/04/29 02:28
このスレを懸命に上げる人は一人しかいませんね。 おっと私とは言いませんが。 NHKへの敵意は消えません。 ……アイたんは死にました。いま新しいキャラが立ちつつあります。 いずれハンドルをつけます。デハ
155 :
153@待ってたよアイたん :02/04/29 11:08
キタ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┃ ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┗━━━━┛┗━━━━┓ ┃┗━━━━━━━┓ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┏━━━━┓┏━━━━┛ ┏┛┏━━━━━━┓┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃ ┃┃ ┃┏┛ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃ ┃┃ ┏━┛┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┏━━━┛┗━━━━┛┏━┛┏━. (゚∀゚)..━━┛┗━━━━━━━━┛┃ ┃┃ ┃┃ ┃┗━━━┓┏━━━━━┛ ┗━━━━┓┏━━━━━━━━━━┓┃ ┃┃ ┃┃ ┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃ ┃┃ ┏━┛┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃ ┃┃ ┃┏━┛ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃ ┃┃ ┏━┛┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃ ┃┃ ┃┏━┛ ┏┛┃┏┛┃┏┛┃ ┃ ┃┃ ┏━┛┃ ┃ ┗┛ ┗┛ ┃ ┃ ┃┃ ┏┛┏━┛ ┃ ┏┓ ┏┓ ┃ ┃ ┗┛ ┗━┛ ┗━┛┗━┛┗━┛ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ !!!
156 :
名無しのオプ :02/04/29 13:49
アイたん!!!!!! 私も上げるよ!
157 :
名無しのオプ :02/05/04 11:19
あげ
158 :
名無しのオプ :02/05/16 01:29
あげ
159 :
名無しのオプ :02/05/16 03:21
うお!新参者には誰だかわかんねー!アイたん・・・ でもあげるー
160 :
名無しのオプ :02/06/04 22:37
161 :
名無しのオプ :02/06/08 01:33
あげ
162 :
名無しのオプ :02/06/12 19:15
相変わらず人気ないスレだなあ
163 :
名無しのオプ :02/06/22 11:18
う〜〜ん
喪服のランデヴー DVD化して欲しい。
165 :
名無しのオプ :02/08/06 12:07
保全あげ
もう話題はないのかのう。
167 :
名無しのオプ :02/08/15 22:30
すっかり忘れてた。 まだ残ってたのか
168 :
名無しのオプ :02/08/23 05:40
原作『喪服のランデブー』は泣いた、泣いた。 テレビ版『喪服のランデブー』は爆笑した。 みんなでテレビ版ニセ『喪服のランデブー』を嗤おう。 あれはひどかった。 お久しぶりです。
169 :
名無しのオプ :02/08/23 09:56
(注目新刊速報) ・9/中「砂糖とダイヤモンド」コーネル・ウールリッチ/白亜書房 46判 1700円 生誕100年記念出版、コーネル・ウールリッチ傑作短編集全5巻刊行!別巻1冊も。 1巻には、ウールリッチ全作品リストを巻末につけたほか、原寮の特別エッセイも。 今後、11月より隔月1冊配本予定。2、踊り子探偵、3、シンデレラとギャング、4、マネキンさん今晩は、5、耳飾り、別巻、非常階段
170 :
名無しのオプ :02/08/23 21:53
>168 モノホンのアイたん・・・?
171 :
名無しのオプ :02/08/24 03:26
>>170 お久ー
本物の「アイたん」しか知らないこと、書きましょうか。(当時のハンドルはWアイリッシュ)
超駄作「喪服のランデブー」のビデオもとっていますし。
172 :
名無しのオプ :02/08/24 03:28
ただしテレビ局に抗議の電話はしていません。
173 :
名無しのオプ :02/08/24 04:00
>>18 、21
佐野洋が「喪服のランデブー」を批判したのは、日付変更線を思いっきり勘違いしているから。
復讐が理不尽だとは書いてませんでした。
無記名原稿で、読んでるうちに日付変更線のミスすらどうでも良くなる秀作だと反論したのは、北村薫(?)
>>51 「二人に」は、初版のみの誤植だったと思います。重版されたときには直ってたので、買いなおした記憶がありますから。
>>77 ハヤカワ文庫だと「恐怖の冥路」「恐怖」もありました。
・・・「喪服のランデブー」が昔2時間サスペンスドラマになったのを、ご記憶の方は?
主演が金田賢一。あれも凄かった。(笑)
174 :
名無しのオプ :02/08/24 17:17
喪服のランデブーは、金10でトヨエツ主演でやったかもしれないんだよね。 そっちも見てみたかったな。 そしたらヒロインは誰がやったんだろう?
175 :
名無しのオプ :02/08/25 09:47
暁の視線が 岸本加代子主演で2時間ドラマになったこともありましたよね?
176 :
名無しのオプ :02/08/26 01:16
age
177 :
名無しのオプ :02/08/27 23:29
「消えた花嫁」と「暁の死線」が好きだな!
178 :
名無しのオプ :02/09/08 03:11
ageついでに話題を。 みんな、短編では何が好き? 俺は、「三時」とか「ぎろちん」あたりが好きかな。 「三時」は、心臓をぎゅっと鷲掴みにされるような、ものすごい緊迫感を感じながら読んだ。 あと、これは中編になるが、「ジェーン・ブラウンの体」は震えた。
179 :
Enigma :02/09/09 18:25
来年は生誕100周年です(12月うまれだけど)。 大人向けの訳で初めて読んだ短編が「三時」だったので、 これは今でもお気に入り。あとは「さらばニューヨーク」とか、 「シンデレラとギャング」とか……。
180 :
完全サン@プル :02/09/09 19:24
>>173 様。
私も『喪服のランデブー』の2時間サスペンスドラマ、見ました。
青年役が金田賢一で、婚約者役が斉藤とも子でしたね。
今試しにちょっと検索してみたのですが、放送当時のタイトルは
「純愛連続殺人 血塗られたウェディングドレス」
と知ってびっくり。さすが土曜ワイド劇場だけのことはあります。
182 :
名無しのオプ :02/09/10 18:47
ポケミスしかもっておらんのだが創元と短編集って収録作品かなりだぶってる?
183 :
名無しのオプ :02/09/10 20:16
>182 まあ、被ってるのも結構あるが、どっちも全部揃えるのが吉。
184 :
名無しのオプ :02/09/10 23:45
>183 多謝 とりあえず全部揃えて吉になってみます
185 :
Enigma :02/09/28 18:24
白亜書房の『砂糖とダイヤモンド』買ってきました。 とりあえず短編・短編集・長編のリストがあるので、ファンは買うべし。 しかし、『幻の女』に原型短編があって、翻訳までされていたとは驚き。 ついでに創元SF文庫の「合本・火星シリーズ」も買ったけど(やっと出た!)、 こっちの方が100円高かった。
186 :
名無しのオプ :02/10/21 10:36
「砂糖とダイヤモンド」遅ればせながら買いにいったが、 取り寄せとのこと。しばらく待つか。 短編のリスト、ということでは、俺は、ミステリマガジンの特集号 (追悼特集ではない方のやつ)に載ってるリストを愛用していた。 チマチマ印をつけながら、ミステリマガジンのBNや、短編集なんかを 買い集めていたものさ・・・。
187 :
名無しのオプ :02/11/07 09:12
保全age
188 :
名無しのオプ :02/11/07 19:03
ここを読んで、初めてコーネル・ウールリッチ傑作短編集のことを知った。 早速、砂糖とダイヤモンドを購入。ちびちび大事に読むつもり。
189 :
名無しのオプ :02/11/26 17:15
age
「暗闇へのワルツ」すごくおもしろい・・・けど 後味が悪い。 アイリッシュ大好きです。
191 :
名無しのオプ :02/11/30 01:25
傑作短編集2「踊り子探偵」配本あげ
192 :
名無しのオプ :02/11/30 02:35
>>76 え!スミスのジョニーマーって喪服のランデブーからとったの?
偶然だと思ってた。
193 :
名無しのオプ :02/11/30 08:36
「暗闇へのワルツ」土曜ワイドのドラマでは 登場人物がキンキンと酒井和歌子だった・・・
194 :
Enigma :02/12/05 19:43
きのうが99回目の誕生日でした。
195 :
名無しのオプ :02/12/07 12:29
おお、いいスレがある(^^) 私もウールリッチ=アイリッシュ=ハプリイの本質は短編にあると思います。 長編が面白くないってわけじゃないけどね。 もっとも好きなのは「さらばニューヨーク」。最後の一行はいつ読んでも 切なくて切なくて震えがきます。 TVドラマだと火サスで「眼(じっと見ている眼)」も放送されてたね(ガイシュツ だったらスマソ)これも好きな話です。 ウールリッチの短編読むと、昔のマンガ好きな人はデジャブ起こしてしまう。 楳図かずお『おろち』の「鍵」とか水木しげる『ゲゲゲの鬼太郎』の「さら 小僧」とか(w
196 :
名無しのオプ :02/12/07 14:47
>>100 > この人 確か一生独身で、お母さんと暮らしてたんだよね?
いえ、一度結婚して離婚してます。
同性愛者だったという説もあり。
197 :
名無しのオプ :02/12/07 15:52
>>196 謎の多い生涯だったようで…。それにつけても早川書房、ネヴィンズJrの
『ウールリッチ』訳出はどうなったのかと小一(略
198 :
名無しのオプ :02/12/07 18:43
確か安ホテルで若くして病死したんだよね。
199 :
鮎の生寿司 :02/12/07 22:28
>198 64歳で死んだのが若いといえるかはともかく、 一人暮らしのホテルで足の壊疽を悪化させて、 病院に担ぎ込まれて死んだのです。 葬式に5人しか参列しなかったのも有名な話。 ウールリッチらしく寂寞としたエピソードで いいですね。 早川書房は、ウールリッチ傑作選も伝記も 出す気がないらしい。白亜から出てる選集ももとは 早川にいた編集者が会社移って続行した企画でしょ。
でも、「幻の女」の巻末で訳者が熱心に三分冊で伝記を出す予定だって、15年程前に書いてたね。 前、機会があって、読んでみたのだが、長すぎる…これじゃ日本では採算とれないよ、と思った。
私はいつかでると思って待ち続けていたのに。。。 あまりに長い時間が経って原書が読めるようになっちゃったよ。
202 :
鮎の生寿司 :02/12/09 07:50
>200 長過ぎるとは。。。 原書で挑戦してみます。といってももう原書も 古書しかないようですが(紀伊国屋&Amazon調べ)
203 :
名無しのオプ :02/12/09 16:43
久しぶりに見たらまだスレがあって感動したage >199 文体だけじゃなく本人の死に方も孤独でイイですね
>>202 そうですね。ハードカヴァーで、700ページくらいありましたよ。
がんばってください。
>204 700ページですか。が、がんばります… まずは原書から。
保守age
207 :
名無しのオプ :02/12/27 20:39
age
208 :
名無しのオプ :02/12/28 01:25
209 :
名無しのオプ :03/01/11 20:55
『ヨシワラ殺人事件』が忘れられない今日この頃。
(^^)
211 :
Enigma :03/01/26 20:08
白亜書房『シンデレラとギャング』発売中!
212 :
名無しのオプ :03/02/09 00:17
「チャーリーは今夜もいない」が 傑作短編集からもれてるのが悲しい
213 :
名無しのオプ :03/02/19 21:33
このたび「幻の女」読んではまりました。 他のおすすめをぜひ教えて下さい。
214 :
名無しのオプ :03/02/19 22:19
215 :
Enigma :03/02/20 21:36
>>213 『喪服のランデヴー』、『黒衣の花嫁』あたりがおすすめ。
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暗闇へのワルツがお気に入りなんですけど、あんまり人気ないぽ・・・ ウールリッチ=アイリッシュ萌えのみなさんにぜひ教えて欲しいのですが、 タイトルか登場人物名に「オショーネシー」というような、アイルランド系 (いや、スコットランド系なのか?分らん)のファミリーネームが出てくる、 中短編で、mail欄な話のタイトルがどうしても思い出せません。 なぜか印象深くて、最近再読したくてたまらないので、ぜひ教えて下さい。 たしか、ポケミスに収録されていたはずなのですが、ネットで検索しても思い 当たるタイトルがないんです。 どうかおながいします。
219 :
名無しのオプ :03/03/07 22:54
>>218 それです!
どうもありがとうございます。激しく感謝。
>>217 「暗闇へのワルツ」は面白いけどテンションが落ちてる時に
読むと鬱になりそうだにゃ〜。
昔この話が原作のドラマやってた。しかも主人公キンキンw
原作と同じで最後は救いようがなかったです。
222 :
名無しのオプ :03/03/08 20:31
ちなみにあの悪女は酒井和歌子
224 :
名無しのオプ :03/03/08 23:46
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225 :
一抹の不安 :03/03/27 03:01
いまさらながらに、「黒衣の花嫁」読んでみました。 最後のどんでんがえしが効いてるね〜 犯人は途中でばれているんだけど 殺人を犯す動機は全然最後までわからない うまい!白亜書房のアイリッシュ全集3部作を 思わず買っちまったよ〜
黒衣の花嫁って けっこう犯人に思い入れちゃうよね。
>225 >白亜書房のアイリッシュ全集3部作 あのう・・・、まだ続きが出ますので。
228 :
一抹の不安 :03/03/28 03:07
>>227 だって次回配本(第4集)
マネキンさん今晩は が2003年3月だって
帯に書いてあるのに出してないからだよ・・・
>>226 犯人が関係無い人間は殺そうとしないのが
イイよね。それに誰か間違って
犯人にされそうになると
助けてやるのが、また良いんだよね〜
「黒衣の花嫁」の男版が「喪服のランデブー」か・・・。
「五弁の椿」が、「黒衣の花嫁 」の翻案だって映画みても気が付かなかった。
>>228 「マネキンさん今晩は」って都筑道夫の処女翻訳をそのまま載せたりして
第4集は明日発売らしい。本屋の端末で見た。
実家には 昔の中3コース かなんかの付録の ミステリ 「謎の黒ヒョウ殺人事件」がある もちろん ウールリッチ
北海道ローカルな話だが。 明日「十和田湖畔、偽りの花嫁」 1995 放送。 原作は「窓の明り」The Light in the Window(「アイリッシュ短編集」第4巻「毒食わば皿」所収)
235 :
名無しのオプ :03/04/05 12:43
なつかしい〜。 短編のほうが好きだった。 刑事の子供が女の子を助ける話とか踊り子が友達を 殺した犯人をつきとめる話とか・・。 実家に置いてきちゃったんで題名がわかんないけど。 厨房だったからハッピーエンドの話が好きだったな。
(^^)
237 :
名無しのオプ :03/04/17 15:55
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
つーか、第5集まだ??
241 :
名無しのオプ :03/05/15 17:43
あかね書房のアイリッシュ名義の「恐怖の黒いカーテン・アリスが消えた」と ウールリッチ名義の「非常階段・シンデレラとギャング」を 小学生の頃ドキドキしながら読んだよ。
242 :
名無しのオプ :03/05/15 17:47
>240 予定通りなら多分今月末の配本。
244 :
store :03/05/20 22:12
6月中頃配本の案内FAXきました。 6巻は7月刊行のままみたいです。
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
246 :
名無しのオプ :03/05/31 17:36
「聖アンセルム923号室」読了。 面白かったし感動したんだけど、都筑道夫が解説で「なぜこの作品が ミステリ・シリーズに入っているのかは読めば分かる」と言ってるが 分からんかった。誰か教えてくれ。第6章のことを言ってるのかな?
247 :
アダルトDVD :03/05/31 17:41
NHKのドラマ良かった(*´∀`)
249 :
名無しのオプ :03/06/20 16:33
白亜の5巻買った。
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
251 :
名無しのオプ :03/07/17 17:43
『女優の夫』のオチがよくわからない。 俺がヴァカなのかな… 彼女は結局どうなったの?
252 :
名無しのオプ :03/07/23 07:10
おれもよくわからんかったけど、 わざとぼかしてるんかと思った。 読者が好きに受け取れということかと。違うかね?
, -‐- 、
/^8 / ヽ
. / ノ.//ノノ ))))〉 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
'ノノ! ! |. ( | | || /同人をやっています!
`l |ゝ" lフ/リ < エロ過ぎるけど、見に来て下さいね!
iア-、 /^l水ト、 \
http://pink.sakura.ne.jp/~erotan/  ̄く `ヽ |l:|l、ヽ‐v'し'i |_____
` -ノニニト、ー┘ ´
// ! \
/ ヽ
. 〈 / ヽ i
ヽ/ i,ノ
` ァ‐ァr‐r ´
/、./ l .!
. l! l\ ll\!!
ヽ_)l__ノ
255 :
名無しのオプ :03/07/23 14:49
短編集の1と6読んだけど、内容がしょぼい・・・。 トリッキーでもないし、かといってロマンスがあるわけでもないし・・・。 「さらばニューヨーク」なんてひどすぎる・・・。 あれは伏線じゃなかったのかよ・・・。
256 :
名無しのオプ :03/07/23 14:50
257 :
名無しのオプ :03/07/23 14:52
>>252 まあ、そういう受け取り方でいいんでしょうね。
医者の奴が随分思わせぶりな言い方をしてたので
なんか深い意味でもあるのかと思って何回か読み返したんだけど、
結局よくわからなかったし。
259 :
名無しのオプ :03/07/24 01:19
>98 玉石混交→玉石混淆
「幻の女」の書き出し最高
漏れは、「喪服のランデヴー」の書き出しが最高に好き。
>>261 同意
ついでに作品そのものも、ウールリッチで最高に好き
263 :
名無しのオプ :03/08/01 00:49
短編集(創元推理文庫)読みた〜い。 普通の書店には置いてな〜い。 特に読みたい「聖アンセルム〜」はどこにもな〜い。
264 :
名無しのオプ :03/08/01 11:46
>>255 をみて、「さらばニューヨーク」を何年ぶりかで読み返してみた。
記憶してたよりもやるせない話で、後味いい作品ではなかったけど、普通にレベル高いと
思ったぞ。確かにトリッキーな話ではないし、ロマンスも倒錯した一方通行のものだけど。
相手の男のキャラが立っていて、ヒロインの気持ちが空回りしてるのが悲しげでいい。
ニューヨークの片隅を切り取ってきた脇役たち、アパートの管理人や服屋の店員、
不審なナンパ男に、熱意に燃える警官、駅員たちetcもよく描けてる。
お家芸の体感時間の緩急のつけ方なんかも見事で、流石サスペンスの詩人って思った。
こんなストーリーを書けて、しかもここまで読ませる技術をもった作家って、
そんなにいないと思うけどな。
ただ、オレは最終的に『暁の死線』のようなハッピーエンドになる話だと
記憶違いしてたので、ラストシーンはかなりびびったけど。つーかマジで
”裏『暁』”みたいな話だった。
(^^)
267 :
名無しのオプ :03/08/09 15:25
ここでは、初投稿です。 一昨日、白亜書房のウールリッチ傑作短編集 全6冊そろえました。ウールリッチ大好きの自分は 大感激です。 今回のこの企画で、特に嬉しかったのは、 1.門野集さんの心込めた翻訳。 「マンハッタンラブソング」「見えない氏」 (両方とも新樹社、門野集 訳) でもそうでしたが、本当にウールリッチが好きなんだなって、、 故稲葉明雄氏と門野さんのおかげで、自分はずっと、 ウールリッチ大好き人間でいられるのだと思います。 2.巻末の寄稿文 連城三紀彦氏、小池真理子氏ら、、 大作家がウールリッチ賛美しています。 特に2巻末の小池真理子氏の寄稿文は、 誰よりもウールリッチに影響を受けたという、 最大級の賛辞を純粋に、ありのままに書いています。 もし、ウールリッチをあまり知らない人は、 この文章から入るのもありかなって、思います。
269 :
名無しのオプ :03/08/09 16:34
古本屋で100円でゲットした「聖アンセルム923号室」読んだ。 いい話やね。ミステリじゃなかったけど。
270 :
名無しのオプ :03/08/09 16:40
何気な〜く検索かけたら、まだこのスレが残ってて、びっくり。 スレ立てた当時はアイたん光臨を待ち望むだけの目的で、すぐに消えると思ってたんだがなぁ。
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
273 :
名無しのオプ :03/08/16 23:51
夏休み東京に来てみて、白亜の本がずらり平積みの書店にびっくり。 田舎にはおいてません。
274 :
名無しのオプ :03/08/17 00:47
>269 裏山鹿!! どこの古本屋なの〜?
275 :
名無しのオプ :03/08/17 19:10
喪服のランデヴー、あんまり置いてないね。
276 :
名無しのオプ :03/08/18 01:26
>>275 当時、熱心なミステリ読者でなかった私が、三省堂神田本店に行って
「今やってるNHKのドラマの下敷きになっている小説を探してます。
女性が事故で死んでしまうんですが、その原因を作ったグループの男女に
女性の恋人が復讐していくという話しなんですが・・・」
といっても分かってくれませんでした。
朝日で書評が出るとすぐにポップ作ったりしてくれるんですけど、原作がドラマ化
してもあまり関心を寄せてくれないのか・・・とおもいますた。
ブックオフでも、東東京では100円コーナーにはあまり出ていないような気がします。
>>276 そんな説明で理解できる店員もすごいと思うが。 っていうか、そのストーリーは原作とは大分違うぞ。
普通に喪服のランデヴーって聞けばいいのに....。
279 :
名無しのオプ :03/08/26 23:21
「ただならぬ部屋」最高!! 創元推理文庫短編集。 受験から逃げるように読みふけってた、当然2浪した上に三流大。 でもいいのだ。 ・・・・・・・・結婚を前にしてホテルの上層階から身を投げる男、一言書置き「Silly」
280 :
名無しのオプ :03/08/27 00:13
後「毒くらわば皿」とか短編集は良いねぇ。
281 :
名無しのオプ :03/08/27 06:14
創元短編集 版元品切れ?
282 :
名無しのオプ :03/08/30 16:28
息子を殺された体の不自由なお婆さんが、 まばたきだけで犯人を伝えようとする話ってなんだっけ?
うーーん 思い出せない。。 タイトルに関しては別なスレで質問するべきだよ。
284 :
名無しのオプ :03/08/30 20:32
>>282 「眼」だね。
285 :
名無しのオプ :03/09/04 04:29
あげ
286 :
名無しのオプ :03/09/07 21:39
ダヴィンチで特集されてたです。
288 :
名無しのオプ :03/09/18 19:10
「自殺室」タイトルに惹かれて図書館で借りてきました。 最近は京極・メフィスト系を読んでいたので、 表題作は久しぶりにスタンダードなものを読んだな、と満足しました (一緒に入ってた「殺しの足音」「眼」はまあまあ)。 もしよろしければみなさんのお勧めを教えていただけないでしょうか?
「幻の女」「喪服のランデヴー」がおすすめです。 絶対入院中など体や心が弱ってるときに読んじゃいけないのは 「暗闇へのワルツ」です。面白いけどね・・・。
>289 ありがとう、いま元気なので 「暗闇へのワルツ」図書館で予約しました。 楽しみだ。 しかし検索中にタイトルみてるだけでいろいろ読みたくなった。
291 :
名無しのオプ :03/09/19 17:54
「暗闇へのワルツ」は長編では駄作の方だと思うけど・・・。 この人、長編の方が有名だけど、短編の方が面白いと思う。 創元から出てる傑作短編集の「私が死んだ夜」が出色の出来かと。
292 :
名無しのオプ :03/09/19 19:39
他人の意見を尊重できる広い心の持ち主になりましょうね。
293 :
名無しのオプ :03/09/19 20:58
>>293 =
>>291 ですか?
他人の薦めている作品を「駄作」と斬り捨てる行為が正しいとでも?
自分が何を薦めようと勝手ですが、他人の意見を貶めてまで自分の意見を
引き立たせようとするのは下衆の所業ですよ。
まあとにかく読んでみますね 楽しみだ〜 それより今はNHK教育の小動物特集に夢中
>>295 見苦しいところを見せちゃってすまんね。
普段はあんな奴いないから怖がらずにまたカキコしてください。
なんか知らない間にいろいろあったようですね。でも292さんありがとう。
寂れてる割に性格悪い奴が多いスレなんですよね
299 :
名無しのオプ :03/09/20 18:28
291さんもそんなに悪意ある発言ではなかったと思うけど。 性格悪いなんて言わずに、好き嫌いはひとぞれぞれということで。 個人的には「暗闇へのワルツ」悪くないのではないかと。
300 :
名無しのオプ :03/09/20 18:30
我ながら間抜けだ。ひとぞれぞれではなくて、ひとそれぞれね。
ワルツの映画版はアンジェリーナ・ジョリーが出てるんですよね。 どんな出来だったのでしょうか。 今度ビデオで借りてみよう。
302 :
名無しのオプ :03/09/20 21:47
289=292? 「駄作の方だと思うけど・・・」程度で「駄作と切り捨てる」 って、随分過敏な反応ではないの? ホント人それぞれなんだから、そんな事で反応しててどうする? ・・・と思うのは自分だけなのだろうか? 自分も「暗闇のワルツ」はアイリッシュの中ではそんなに出来の良い方だと 思わない。289も「面白いけどね・・・」って消極的な薦め方だと思った。
寂れてる割に性格悪い奴が多いスレなんですよね
>302 終わった話題を蒸し返すなよ もうどうでもいいんだから
305 :
名無しのオプ :03/09/21 21:44
あえて釣られるけど、298=303がいちばん性格悪そう。 ていうか、302に対する速攻レス不気味。
306 :
名無しのオプ :03/09/21 22:37
以上292=293=305の最後の悪あがきでした。
289=292じゃないです。
292と293は別人でしょ。話題の「暗闇へのワルツ」、あれはおれには長すぎた。 つまらなくはないんだけど、途中でやめちゃったよ。 繰り返し映画になるあたり、ぐっとくる人もいるんだろうが。 長編でいえば「黒いカーテン」ってのは今読み返すとどうなんだろう。 創元はどれも訳が古くて……。
好みなんて人それぞれだろ? 俺は「暗闇へのワルツ」大好きだよ。
ウールリッチいいよね。みなさん、とがらずに。
>308 > 創元はどれも訳が古くて……。 そんなことはないよ。というかハヤカワのと創元のはほとんど同じ訳者がやっている。>稲葉明雄。 ハヤカワのは文庫になったのが新しいだけで、ポケミスに入っていたものだったりする。 たとえば黒衣の花嫁は昭和28年に出たものが、現在の文庫と基本的に同じ訳。 (もちろん全部とは言わないが)
311さんレスありがと。 どれもというのは大げさだった。おれの言ってるのは、宇野訳でした。 短篇集の1があんまりだったので、「黒いカーテン」どうしようか迷ってたとこ。
313 :
名無しのオプ :03/09/25 21:24
「ダ・ヴィンチ」の特集を読んで、いろいろ読み直したくなりました。
>312 一般に、(ミステリファンの一般に)宇野利泰は読みやすい訳で評判がいい方です。 カーなんかでこの人が訳していると、ホッとする。 まあ、ウールリッチあっているかどうかはともかくとして、 中庸を得た訳者だと思いますよ。 ――がんばって読みましょう。
315 :
名無しのオプ :03/09/26 21:44
喪服のランデブー何度読んでも泣く。 とくに第三のランデブー。
ウールリッチとレイ・ブラッドベリには同じ匂いを感じる。 なんだか夏休みの最後の一日、あるいは卒業式の日の午後みたいな寂しさが・・・
>316 同意。 都会の孤独とか大勢の中で感じる孤独感を上手いこと描いてると思う。 30年近くかけてまったりとファンなので 日本で発売されているの多分全部何回も買い直して読んでるけど、 「野生の花嫁」だけは最後まで読めなかった。 面白く無いのはこれだけだと思う。 スミスも好きだけど、ジョニーマーにはびっくりしたなW
318 :
名無しのオプ :03/10/25 00:03
黒いカーテンと同じシチュエーションを使った短編があったよね? (今手元に無くて確かめられない。) あの短編を大昔ドラマ化したの、見た事ある人いるかな? かなり良く出来てたと思う。 ちなみに久し振りに「喪服のランデブー」を読み返した。 大昔は粗筋を読んで「黒衣の花嫁」と同じだと信じ込んでた・・・・。 ドラマも観たけど、あのドラマ、原作読んだ後思い返しても良く出来てたな。
319 :
名無しのオプ :03/11/30 07:19
>>317 読んでたらモリシーって人も出てきて、二度びっくりしました(w
綴りは同じなのかなぁ
「黒い天使」の新訳っていつ出るの?
321 :
名無しのオプ :03/12/07 21:13
ブックオフで「黒衣の花嫁」ゲットしました! 注文しようとしたら品切れだったので超嬉しいです
えぇ〜 あの有名作品が品切れ?
323 :
名無しのオプ :03/12/07 23:12
>>322 短編集も品切れどころかもしかして廃版!?てのがある。
短編集圧倒的に面白いのに。
そんなぁ〜 短編集すごくいいのに
古本屋でポケミスの「悪夢」を購入。 「午後三時」のオチが分からないので教えてほしい。 (メール欄)が空になっていたのは奥さんが空にしたんだよね。 でも2日前にいっぱいにして、それが空になったのは実は奥さんは知っていたの?
326 :
Enigma :03/12/25 17:27
ウールリッチ生誕100周年の年も残すところわずか。 結局、新訳の短編集が出たのと、ダ・ヴィンチで ちょっと取り上げられた程度かぁ。 『黒い天使』の新訳が出なかったのが残念。
327 :
名無しのオプ :04/01/13 07:08
アンジェリーナ・ジョリーの「ポイズン」って 確かウールリッチ原作だと思ったのですが 原作名ってなんでしたっけ? それとニコール・キッドマンの「バースデイガール」は 同じ原作でしょうか?
チョコレート殺人事件はけっこう好きだった。
329 :
名無しのオプ :04/01/15 22:15
こないだヒッチコック劇場で「黒いカーテン」やってた。
なかなか面白かった。ああいうのだったら読んでもいいな。
>>327 ポワゾンの原作は「暗闇へのワルツ」
330 :
名無しのオプ :04/01/16 06:39
>ポワゾンの原作は「暗闇へのワルツ」 ああ、そうでしたか。どうも有難う 「バースデイガール」が同じようなプロットなので そっちも同じ原作なんでしょうかね・・・ というか、物語の入り方が似てるだけなのかも
331 :
名無しのオプ :04/03/13 12:41
寂れてるスレみたいですが書き込みます。 ウールリッチ=アイリッシュは「幻」「暁」「ランデブー」が好きです。 「花嫁」はイマイチ。何気に大好きなのが「黒いアリバイ」。大昔に 講談社から出た「世界推理小説大系」での本邦初訳版で読みました。 エピローグのなんとも微笑ましい終わり方がすごく好きです。癒されます。 コンチータage。
332 :
名無しのオプ :04/03/23 22:03
「幻の女」 ハヤカワの黒沼健訳ってあるじゃないですか。 一度読んでみたいが「どうってことない」レベルなら手許の稲葉訳版でいいの かな、とも。 実際読んだ人、(訳のふるっぽさは別にして)黒沼訳、どうなんでしょか
333 :
名無しのオプ :04/04/12 15:40
ポケミス「妄執の影」、八重洲で4000円。 そんなにするものなのか、これ?
334 :
名無しのオプ :04/04/17 14:05
短編の「死ぬには惜しい日」は泣ける・・・ 関係無いけどレイ・ブラッドベリの短編「みずうみ」を思い出した。 この二人は似てるなぁ フィッツジェラルドとサリンジャーが似てるのと同じ感覚で。
335 :
名無しのオプ :04/06/02 17:09 ID:ktcHq0X6
>>234 のドラマ=
>>125 のドラマじゃないですか?
片平なぎさ主演、岡田まりこ共演の...
先月も放送されていたのを見て、原作が「窓の明り」ということなので
>>80 の「シルエット」を読んでみたのですが、どうしても「窓の明り」が原作とは思えません。
「窓の明り」自体も良く分らなかったので、どなたか解説お願いします。
>>97 >>99-100 あのあかね書房のシリーズ、私も好きでした。
「非常階段」わくわくしながら読みましたよ。
「魔女の隠れ家」「二つの腕輪」「ノバ爆発の恐怖」も懐かしいな〜
336 :
名無しのオプ :04/06/03 09:50 ID:uU2UVh2j
>>331 黒いアリバイは同じシチュエーションの短編がある。
>>334 フィッツジェラルドとサリンジャー、別に似てないと思うが。
337 :
名無しのオプ :04/06/07 00:46 ID:I6A/aTu/
「喪服のランデブー」読みますた。 「黒衣の花嫁」は映画しか観てないのですが これの、男 ⇔ 女、だけの話かと思い、これまで敬遠してたのですが 読んでみるととても面白かったです。(*^ー゚)ノ 最後には泣けますた(;´Д⊂)
338 :
名無しのオプ :04/06/07 10:53 ID:6CCwNO7H
短編集を是非読んで欲しいね。 ヒッチコックが原作にするだけの事はある。 訳も歯切れが良くていい・・・・のもある。
339 :
名無しのオプ :04/06/23 22:50 ID:/nwXiy3x
まさに「黒いアリバイ」。 黒ヒョウ目撃情報で警察出動、3週間の捜索でネコと判明 2004.06.23 Web posted at: 16:18 JST - CNN/REUTERS フランス・マルセイユ──フランス南部の都市マルセイユ近郊で、今月初めから「黒ヒョウ」の目撃情報が相次ぎ、3週間にわたって警察が捜索したところ、黒ヒョウの正体はちょっと大きめの「イエネコ」だったことが、22日にわかった。 黒ヒョウらしい動物が目撃されたのは、マルセイユから約20キロ離れた近くの港町カシスに続く、地中海の沿岸地域。カランクと呼ばれる入り江や岩場の景観が人気で、多くの観光客が訪れる。 「黒ヒョウ」の目撃者はこれまでに20人近くに上り、この中には警官も含まれていた。 当局によると、黒ヒョウと見間違えられていたのは、体長約60センチ、体重約10キロのイエネコだった。捜索中の警官らが黒ヒョウではなくイエネコと確認したものの、まだ捕獲できていないという。 マージョリィage
ヒッチコックの有名な映画「裏窓」にグレース・ケリーが登場しますが 原作の短編にもこのようなブロンドの美女が登場するのでつか?
もしかして、出てこないのを知ってて書いてないか?
その地味なサスペンスが好きなんだがな>原作
原作と映画は全くの別物だよね?(原作未読) 映画みたいなあんなコミカルで楽しげな雰囲気なんて 原作には全くないでしょ? 原作は主人公の男だけの、ひたすらなサスペンスだよね?
344 :
名無しのオプ :04/07/03 08:46 ID:a1UwKaLS
「幻の女」20年くらい前に土曜ワイドでドラマ化されてるんだけど どうなんだろう・・・?(山口崇や水沢アキが出てたみたい) むかしのドラマだからきっと出来がいいんだろうな。。 再放送してくれないかなぁ・・・
見た覚えがあるなぁ。。。。
346 :
名無しのオプ :04/07/12 21:15 ID:/C2LNUFI
347 :
名無しのオプ :04/07/13 22:19 ID:VJZLF+cF
喪服のランデブーのドラマの脚本を書いた野沢尚が死んだな。(今更) この人には他のウールリッチ作品もドラマ化して欲しかったよ。
黒いアリバイって評判悪いんですかね? 漏れはとても良かったと思うんですが、 あるサイトの書評を見てたら、 タイトルの“アリバイ”というのがおかしいとか、 犯人が納得いかないとか、 さんざんな書かれようだったんですが・・・(´д⊂)
349 :
名無しのオプ :04/08/07 19:33 ID:ua+Col4i
昨日(2/8)の金曜エンターテイメント
1 名前: y-shiina 投稿日: 02/02/09 20:47 ID:WxVX0wp8
>>61 ネタバレになるので具体的には書けないけど、このトリック(広義
での)は小説ではなかなか難しいと思う。
主役の久本は何となくミスキャストぽかったけど、それが狙いかも
しれません。しかしタイトルが〜(1)になっているということは、
同じ主役で(2)以降もあるということなのか。まさか(1)の話が
全面的にひっくり返るわけではあるいまいな?
2 名前: 名無しさんは見た! 投稿日: 02/02/09 20:51 ID:Yd9jUxDZ
コーネル・ウールリッチ作「幻の女」が原作と思われます。
つまり小説。
3 名前: y-shiina 投稿日: 02/02/09 20:59 ID:WxVX0wp8
名無しさんは見た! さん:
> コーネル・ウールリッチ作「幻の女」が原作と思われます。
> つまり小説。
あ、そうなんですか、それは知りませんでした。
このトリックというかアイデアの小説がいくつかあるのは知っていました
がアンフェアではなく書くというのは難しそうですよね。
それにしても事件簿(1)とあるのは謎です。(2)はどうするんだろう。
350 :
名無しのオプ :04/08/12 21:57 ID:86VtuqVW
うお〜!こんなスレあったの今知った!感動!漏れスゴいマニアっす。 誰も話題にしない長編「黒い天使」や「恐怖」も実は面白いよ。後者は凄まじく後味の悪いどんでん返しで脳天パンチを食らうが。どちらも廃版なのかな。 ガイシュツでない短編のオススメは耳飾り、妄執の影(別訳:秘密)、青いリボン。
「暁の死線」は話題にならないんだなあ。 あれこそ、今はやりの「切ない」っていう感じだったけどな。
352 :
名無しのオプ :04/08/29 18:17 ID:MfDZn/U+
幻の女を読んだけど、私が馬鹿なせいか、いくつか疑問が残りました。 ネタバレになりそうなので、ぼかして書きますが、 ・針子がいっていた、あの男というのは?夫のことですか?それで彼女は何のために、アレをやったんですか?金のため?で、それを頼んだのは幻の女? ・有閑婦人ダグラスのメモって、本当は何が書いていたの?というか、それ自体嘘なの? です。どなたか教えてください。
1、お針子は好いた男に騙されて私生児をあてがわれ、黙ってろと脅迫されていた。異様に怯えていたのはその男の使いが来たと勘違いしたから。(事件とは全く関係のない話。)帽子の依頼をしたのはダグラス婦人で、無論50ドルの報酬のためにお針子はアレをした。 2、ダグラス婦人から教えられて書いたという(メール欄)。メモの内容は本文中に出ている通りでしょう(ロビー係のボーイも見ているので)。 いずれも該当箇所と謎解きページを再読すれば分かると思います。
「幻の女」で驚いたのは、あの時代からミュージシャンとドラッグは 切っても切れない関係だったと言うこと。
355 :
352 :04/09/01 22:26 ID:jW2YaefK
>>353 ありがとうございます。どうも読み方が浅かったです。
犯人は序盤でわかったので、いかに「読者に大してうそが書いてないか」を気にしてよみますた。
>>355 え〜! 序盤で判ったんですか!?
オレはあいつを「何て良い奴だろう」と思って読んでいた。
357 :
352 :04/09/02 00:07 ID:b45Qkd0O
>>356 消去法で考えていったら、奴しかいないだろうと思いました。ただ、途中、、お針子が出てきたあたりで、アレッ?とか思っちゃいまして。それで、質問してしまいました。
358 :
名無しのオプ :04/09/02 20:05 ID:EMzjhNxl
>357 バージェス並みの嗅覚! 漏れも純粋なサスペンスとして読んでたからコロッと騙された。こういう発言自体がネタバレ気味なんで未読の人はスマソ… >351 暁の死線、前の方のカキコにファン多いよ。漏れも大好き。 あとブロック補綴の「夜の闇の中へ」が全盛期を思わせる内容で結構好きなんだけど、結末はネヴィンズJR.があとがきで示した「もっと暗い終り方」の方が正解だったような…。読んだ人いない?
オレは「夜は千の目を持つ」が好きだ(タイトルも素晴らしい)。 冒頭、自殺志願の女の子を、口べただけど誠実な若い警官が一生懸命に 説得する。あそこで涙ぐんでしまう。アイルランド系移民って、みんな こうなのかな。そんなはず無いだろうけど、そう思えて来る。 ところで、このお話、ミステリとしては禁じ手のエスパーが登場する。 この予知能力者の予言で「ライオンに食われる」とされた、その予言が 実は…。 あとは言えない。
夜は千の目を持つ!たしかに忘れられない一篇だね。題名と深くつながるラストもいい。推理小説というのとはちょっと違うけど。"mortal"って英単語を見るとこの小説を思い出す。
「夜は千の目を持つ」、読了後の余韻がなんともいえない。 同じようにホラー立ての作品だと短編「今夜の私は危険よ」 中編「ジェーン・ブラウンの体」なんかがあるが、どれも好きな作品だ。
ミステリ作家のパーティで、偶然に隣り合った老人の博識と会話上手に 驚いて、こっそり知人にたずねてみる。 「あれは誰だい?」 「知らないのか、ウールリッチだよ」 パーティが終わる前に挨拶しようと探すが、見つからない上、誰も帰る ところを目撃していない。何日かしてウールリッチの訃報を知る。 ……そういう話を読んだことがあります。
ウールリッチらしいエピソードだねえ。晩年の顔写真、ジェンキンスさんに似てると思うのはオレだけ?
晩年のウールリッチって、アル中でほとんどホテルから 出なかったんじゃなかったっけ。
>>364 いや、あれは実話らしい。いま見つけたよ。ハヤカワ・ミステリ
ローレンス・ブロック編「巨匠の選択」。書き手はSF作家の
ハーラン・エリスン。ちょっと引用しましょう。
「しかし、ウールリッチは何年もまえに死んだんじゃなかったか」と
私は訊いた。
彼らは笑った。ウールリッチはたしかに年寄りだが、まだぴんぴん
していると言って。執筆はもう行なっておらず、いい年をしてずっと
母親とマンハッタンでホテル暮らしをしていたが、その母親が先頃
亡くなり、それで最近になってようやく出歩くようになったという
ことだった。(中略)
あとで知らされたことだが、その夜から間もなくウールリッチは
亡くなったのだという。
>>365 母親が死んだのが1956年、
ウールリッチが死んだのが1961年。
「先頃」っていつの話だよ。
>>366 書いてあるまま引用したんだよ。
ハーラン・エリスンもしくは周囲の作家らの勘違い、もしくは
のんびりした時代だけに5年くらいは「先頃」の範疇なんじゃ
ないのか。
『ホテル探偵ストライカー』の解説によると、 ウールリッチは母親が死んでからホテルに閉じこもりきりになったらしい。 さらに次のように書いてある。 ごく稀に作家仲間のパーティに顔を出したときにも、彼は誰と話すでもなく、 最後まで部屋の隅にぽつりと立って、紙袋に包んで持参した安ワインを ひとり飲んでいたという。そして、誰かがそばに近寄って彼の作品への 賛辞を口にしても、本気じゃないんだろうとつぶやいて別の隅に 移ってしまうのだった。 エリスンがかつがれたか、全くの創作じゃないの? まあ、この解説が間違っているという可能性もあるけどね。
ウールリッチを騙る何者かの悪戯、或いは死を目前にしてウールリッチが 躁転(うつ病から躁病に転じること)していたのかもね。
370 :
sage :04/09/10 09:30 ID:AbnIORGv
エリスンのその話は脚色が入っているというコメントを 読んだおぼえがある。ウールリッチはそのころ作家のあいだでは いじりがいがあるというか、茶化される対象というか、そんなお約束の 人だったというコメントだった。
371 :
名無しのオプ :04/09/10 13:37 ID:DnQVm1tM
なんか俺みたいな奴だな
黒いアリバイ読了age 種明かしにはSF並みの有り得なさを感じるも全編で極上の恐怖を満喫。特に「コンチータ」の章が秀逸ですな。題名の含意(メール欄)とエピローグの後味も好印象。 しかし創元推理文庫、章の変わり目ぐらい改ページしてほしかった…
373 :
名無しのオプ :04/09/26 00:54:54 ID:9hDIl0id
保守
374 :
名無しのオプ :04/09/30 17:00:50 ID:AfMZ537U
『巨匠の選択』はアイリッシュへの「オマージュ」だから 脚色も多分にあるんでしょう。 エリスンも好きな作家なので、エリスンが書く事について 熱く語るのを聞いてる老アイリッシュ…という図は 燃えますた。(w 名作だと思う
375 :
名無しのオプ :04/10/03 23:42:18 ID:jiPON5qq
>>358 『夜の闇の中へ』はウールリッチ節全開で良かったですよね。そして自分も「もっと暗い終り方」に禿同。
『喪服のランデヴー』にも匹敵するラストになってたんじゃないかと想像してしまう。
誰か別バージョンで書き足してくれないかな。
376 :
名無しのオプ :04/10/09 16:11:58 ID:Jz45jjj6
同感。ちょっと書き直せば徹頭徹尾ウールリッチ節になるのに残念。 「きみはどっちを選ぶ、スタア?」 彼の目の中にはもはや正気の光は宿っていなかった…。云々。 そして第3章の台詞が別の形でリフレインする。 「マデリン、あなたはこれから、この姿になって生き続けるのよ」 絶対こっちの方がいいと思う。
過去スレ見ずに書く。 「アリスが消えた」サイコー
378 :
名無しのオプ :04/10/16 19:37:38 ID:y9hRFitr
>>241 が書いてるね。
あかね書房のシリーズはいつかまた読んでみたい。
自分は「非常階段」が大好きだったな。
「幻の女」と「暁の死線」を読んでアイリッシュの魅力に目覚めた。 そして古本屋で創元の短編集をまとめ買いし、わくわくしながら読み始めたのはいいけど、 「裏窓」の次に紐解いた「シルエット」でつまづいてしまった。 具体的に言うと表題作と『生ける者の墓』。 「おいおい裁判が終わった後でそんな謎解きしてどうすんだよ!」とか 「そんな根拠で警察が動くわけないよなぁ・・・」とか、 そういうことばかりを考えて引っかかってしまった。 (実を言えば「幻の女」もそうだったが、それほど気にならなかった) あくまでこの人の作品は登場人物の焦燥感や孤独感を切々と描くサスペンスや 哀切なムードを味わう小説であって、実際の捜査だとかお役所仕事の頑迷さとかのリアリズムを もとめてはいけないんだろうけれども・・・。 たぶん一発ネタ勝負の短編よりも人物をじっくり描く余裕のある長編のほうが 自分には向いてるかもしれない、この作者の場合。 短編はひとまず休んで、長編をどれか読んでみることにするか。
380 :
名無しのオプ :04/10/18 01:23:25 ID:453aTfrU
いや、本領は短編ですよ(ただ、当たり外れが多い)。長編も短いエピソードの積み重ねのような構成がほとんどですし、暁の死線や黒いカーテン、黒い天使などの原形は短編だったはずです。 創元の短編集なら、 消えた花嫁、三時、死体をかつぐ若者、じっと見ている目、目覚めずして死なば、ただならぬ部屋、青ひげの七人目の妻、秘密 がおすすめです。是非拾い読みしてみてください。 裏窓や晩餐後の物語、さらばニューヨーク、爪(創元の世界短編傑作集5所収)、などの有名作は評価が分かれますね。 その他の出版社では、ハヤカワポケミスの「私が死んだ夜」に入ってる諸作が全て面白いです(創元とダブリあるがこちらの訳の方が良)。 あとは耳飾り、天使の顔、悪夢、あたりが外せません。
381 :
名無しのオプ :04/10/18 03:30:13 ID:W/6zCQ2E
>>173 ありがとうー(勝手ですが)。
このスレ来てみてヨカッタ。
ランデブーの日付変更線にずーっと??だったのです。
トリックにミスってあるんだね。
382 :
379 :04/10/18 10:27:42 ID:fsNvLSzg
>381 サンクス! 再挑戦してみます。
ここではなぜか評判がイマイチの「黒衣の花嫁」が好き。 根っからのサスペンス小説のファンではないので、 あの位はラストをヒネってくれる方が好みに合う。 「喪服のランデヴー」は終わり方がストレート過ぎると思う。
「喪服のランデブー」はスミス(英国のバンド)を聞きながら どろどろにハマって読むと(・∀・)イイ!! あの哀切な調子にハマれるかどうかが非常に重要。 ちなみにスミスのギタリスト、ジョニー・マーは名前をこの小説からとったんだそうだ。
ウールリッチ翻訳で有名な稲葉明雄氏も 黒衣の花嫁が好きだって言ってるね
BRIDE IN DARK だっけ? 上手く訳したね。ただ、これと喪服のランデヴーのどっちを先に読むかで 印象が変わって来るのでは……。男と女を入れ替えたような話だから。
男と女を入れ替えたような話なので、姉妹編って感じですね。 一つだけ違いが有るのは、謎解き要素の有無。 「黒衣の花嫁」が、本格好きな人にもウケそうなのに対して、 「喪服のランデヴー」は、サスペンス小説の王道かな。
The Bride Wore Black
母親の死後、一気に筆力が低下したウールリッチ。 一瞬、母親がゴーストをしていたのではないかと疑ってみる。
シュワルツェネッガーが演じた勇者コナン・シリーズの作者ハワードは もっとマザコン。母親の死後、ピストル自殺。
昨日、図書館で 「見えない死」コーネル・ウールリッチ 新樹社 ハケーン うわぁ、こんなの出てたの知らなかったよ!! この本が初訳の(つまり読んだ事なかった)短編が5本も!(・∀・) 一日一作づつ惜しみながら読みます…
欧米以外で最もアイリッシュを愛する国が日本のような……
最近は門野サンが一人頑張ってる
395 :
名無しのオプ :04/10/31 06:11:02 ID:ZoXN77Qz
短篇集(創元版)を取り寄せたが2巻だけ品切れで手に入らず。古本屋を蝨つぶしに探すが見つからず。いつまでたっても先にすすめないよう。
>>395 品切れ?今年1月の解説目録でも、全冊無印なんだが。
397 :
名無しのオプ :04/10/31 19:36:25 ID:ZoXN77Qz
「夜は千の…」も品切れで手に入らず。目録も案外アテにならない。
398 :
名無しのオプ :04/11/12 21:41:08 ID:Nxa9Qbsl
本屋を何軒か回ったけど、「幻の女」しか置いてないよー(*_*)
ん?ネットの古書店見ると結構在庫あるようだが・・・ 夜は千の目も安価であったよ
一日かけて短編集読み返してしまった。 妻やら恋人やらが失踪+周囲に信じてもらえない主人公… って話が思ってたより沢山あった。どれも嫌いじゃないけど。 「死ぬには惜しい日」「裏窓」「三時」「窓の明り」「死体をかつぐ若者」が好きだな。
いいか、みんな (゚д゚ ) (| y |) お前らが大好きな幼女は ( ゚д゚) 幼女 (\/\/ 実は分解すると・・・・・ 幻ノ女と読む 幻ノ ( ゚д゚) 女 \/| y |\/ いい加減に目を覚ませよ (゚д゚ ) (| y |)
402 :
板ルール変更議論中@自治スレ :04/11/23 23:15:19 ID:HyYUZFAn
>>379 剥同
黒いカーテンしか記憶に残ってないが、あのなんともいえない哀切的なラストに惚れますた
じめじめしてなくて何となくハードボイルドな別れのシーンね
哀しみつつも過去に決別つける男がカコいい!
「裏窓」は先に映画で見たから、原作読んだ時かなり違うんで意外だった。 映画は台詞も気が利いてたし、コメディ味も入ってあれはあれで 良く出来てると思うけど。別の作品と言って良いぐらい。 映画見たといっても、原作もちゃんとチェックしなきゃいかんなとオモタ。 よく言われてる寂寥感とか都会での孤独な感じとかは確かに。 ラスト当たりでの無言電話がかかってくるシーンではゾクッときた。 小説じゃ主人公がなぜ動けないかは最後に明かされるけど、 映画じゃ一発でバレちゃうから、その辺も設定変えた理由なのかもしんないな。
何かヘレン・ケラーみたいなおばあちゃんが、必死で真犯人を訴える、 みたいな短編がありませんでした?
>404 短編集「裏窓」収録の「じっと見ている目」だね。 これはサスペンスがよく効いてて面白かったな。
>>405 3×3クスです。あれー?この短編を読んだ記憶はあるのに『裏窓』の
原作を読んでいない。アンソロジーにでも入っていたのかなー?
>406 ハヤカワポケットミステリの短編集「自殺室」にも入っているのです。 題名は「眼」。
>>407 それです! 思い出しました。「自殺室」って、アイリッシュには
珍しく、謎解き要素の濃いミステリでしたね。
「自殺室」って『裏窓』に「ただならぬ部屋」として収録されてるのと同じやつ? タイトルと”謎解き要素の濃い”ってことから判断するとたぶんそうだろう。 でも、集英社文庫の『世界の名探偵コレクション10』というレーベルから 「ホテル探偵ストライカー」というタイトルで文庫が出てたけど、 ホームズやらポアロやらメグレやらマーロウやらコンティネンタル・オプといった そうそうたるシリーズキャラクターの中に混じると明らかに独りだけ浮いてるよなあ。
410 :
名無しのオプ :05/01/29 20:17:49 ID:+WAq6mZ/
きょろ、きょろっ。誰もいないようだ。。。。 自殺室読みました。眼は名作ですね。 やはりウールリッチはクールなようでいて。。。
昨日、幻の女読んだ。 いや、これ凄いな・・・ 今まで読んだミステリーの中で五本の指にはいるわ。 で、今度ハヤカワの文庫で、黒い天使出るらしいね。
本当だ! いよいよ「黒い天使」、新訳で2月下旬登場!! 「幻の女」は予備知識なく読むとアッパーカット食らいますね。
少なくとも3人はこのスレに居るみたいだ、うれしいよー。
(=゚ω゚)ノ このスレでももう出てる話題だけど、金曜エンタテイメントで放送した某ドラマのほうを先に見てしまったヽ(`Д´)ノ 自殺室のポケミス発見しましたが、誤訳があるのなら別な収録作品を読んだほうが良さそうですね・・・
え、誤訳あったのか。訳が解りにくくて、何度も読み直した所はあったけど それこそ脳内処理してしまった。
417 :
名無しのオプ :05/01/31 02:49:27 ID:IkD31RLu
創元推理文庫のアイリッシュ短編集2を図書館で借りて、読みました 10年ぶりの再読だけど、いや面白かった 踊り子探偵が一番好きかな 主人公の踊り子は短編一作だけで終わりなのはもったいないくらい魅力的なキャラだな〜 アイリッシュって跳ねっ返りの女を書くのが上手いよね あと、殺しの翌朝も良かったな。あのオチは昔読んだ時は衝撃的だった
418 :
名無しのオプ :05/01/31 20:35:25 ID:N+HiAyJ8
>>416 どうも。忘れてたんだよね。
「黒い天使」age
幻の女読了した。 なんかハサミ男を思い出した。
喪服のランデヴーの切なさはたまらないと思うが、「幻の女」の衝撃も凄い。 個人的に人生で一番驚いたミステリは「幻の女」だ。 「喪服のランデヴー」は哀しい。あんなに切ない話を書く海外作家って珍しいよね。 完全に日本人好みのセンチメンタル度だし。いやあ、思い出すだけで切なくなる。
喪服のランデヴーいいよねぇ。幻の女もドキドキだったけど、喪服は何か忘れられない。 冒頭の(トンデモな)事件の発端とか、切なすぎる終末のあたり、頭の中に浮かんだ映像っていうか、 イメージが焼き付いてる感じ。
>>412 幻の女は、自分の場合アッパーでなく、ボディブローだったよ。
後から、じわじわ思い出す。
コーネル・ウールリッチって生涯独身でしたよね。 恋人とかいたのかな? 彼の小説に出てくる女性は皆、男にとって都合のいい女、であるように思える。 『黒衣の花嫁』しかり 『幻の女』しかり 『暁の死線』しかり 『暗闇へのワルツ』しかり。
424 :
ルール変更議論中@ローカルルールスレ :05/02/22 01:43:28 ID:YJ/0/Gcr
多分独身だったと。 女性の描写はとてもうまいと常々思ってたのだけど、都合がいいのかな? 萌え系ステレオタイプ多い、今の日本の本と違って、 ウールリッチは、どんな人でも魅惑的(あえてw)に書けてると思う。 なんていうか、女性個人の一番良いポイントをはずさず、おばあさんでさえ まぶたに浮かばせるような...ああ、うまくいえない。
たしか一度短期間結婚してました。 ただし、彼が同性愛の傾向があったため すぐに別れています。
男から見た女としては巧く書けてるんじゃない? リアリティは無いけどね。 『黒衣の花嫁』『幻の女』なんかで言うと、魅力的で、神秘性があり、ドラマチック。 これはこれでステレオタイプの一つだよ。
一番すごいと思ったのは「暗闇へのワルツ」の悪女・・・
感傷的な気分になりたい時はアイリッシュに限るね。
429 :
ルール変更議論中@ローカルルールスレ :05/02/25 22:27:01 ID:ePqDoJDf
>>425 そうだったのね。
同性愛の方いますかー?別に悪い意味ではないですよ。
カポーティもそうですよね。
アイアイアイアイアイリッシュ
幻の女を読んで2日寝込んだ初心者です 短編集を検索してみたんだがどの出版社がいいかわからない・・・。 ここを見る限り創元のほうがいいのですか?
>>431 創元は訳が古いと感じるかもしれない。
別スレにも書いたのですが、白亜書房から出ている短編集がお薦め
>>380 が紹介している早川版の「私が死んだ夜」もいいけれど、
非常階段―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉の方が
訳も早川と同じだし入手しやすいのでどうぞ(収録作は若干違うものの)。
ただ白亜は当然値が張るからそっちも考えておくべし
434 :
431 :05/03/06 00:11:39 ID:OiET/6p+
>>432 >>433 わかりました。白亜ですね。ありがとうございます
一ヶ月一冊で(金欠なので)ちまちま買います
ポケミスの「ぎろちん」も結構面白いよ。
436 :
名無しのオプ :2005/03/31(木) 22:39:31 ID:KnsRqC0i
以前、ウールリッチが原作の漫画を読んで興味を持ち、検索したみたら 意外に有名な人なので驚きました。 「ジェーン・ブラウンの死体」(Jane Brown`s Body)が原作の漫画です。 確か、ギャングに殺された女性が蘇生する内容でしたが、これを収めた短編集は 絶版みたいです。原作は、どんな内容か詳しいことを知っている人がいたら 教えてください。
437 :
名無しのオプ :ミステリー暦165/04/01(金) 18:53:39 ID:37qOwCC3
>>436 どうせなら内容を知らないで読んだ方がいいと思うが。
ネットの古書店で手に入らないか?
438 :
名無しのオプ :ミステリー暦165/04/01(金) 22:42:09 ID:kAD/aMID
>>436 >>218 に収録作、日本語の題名が書いてあります。
大きな図書館だとポケミスは全部置いているところがあるので
検索して借りてみては。
439 :
名無しのオプ :2005/04/09(土) 11:08:30 ID:d7bhdwT4
次の「ミステリマガジン」に何か載るらしいが、 もうたいした作は残っていないような気もする。 「幻のアリバイ」とかだったら嬉しいけど。
440 :
名無しのオプ :2005/04/11(月) 05:55:22 ID:HrrZRrME
「幻のアリバイ」読みたいね。
441 :
名無しのオプ :2005/04/30(土) 07:47:36 ID:1qjUqv73
ネヴィンズ・Jrのウールリッチ伝、6月下旬らしい。 2巻で高そうだなぁ。
442 :
名無しのオプ :2005/05/11(水) 15:56:52 ID:iq0efXUc
>>439 ミステリマガジン収録「愛が変わるとき」読みました
ロマンスから少々ひねってあるのは分かりますが、今では微妙…
443 :
名無しのオプ :2005/05/22(日) 14:16:13 ID:JVmagV5N
このスレ見て懐かしくなり、本棚で眠ったままのアイリッシュ短編集を読み直してる。 今読んでるのは4巻(シルエット)。 若い頃はこの中の「生ける者の墓」が好きだったんだが、久しぶりに読んだら ちょっと薄っぺらく感じた。 この中では「青ひげの七人目の妻」が面白いかな。スピード感があって。
444 :
名無しのオプ :2005/05/22(日) 14:51:35 ID:edGIqKZd
445 :
名無しのオプ :2005/05/24(火) 19:39:30 ID:q5OCzTug
一度門間、稲葉訳に慣れてしまったら 村上訳が読み辛くなってきた_| ̄|○ 早川or白亜(別巻を含めて)の選集の方が好きなだけに そちら側もどうにか文庫化しないかな…
446 :
名無しのオプ :2005/05/24(火) 19:46:01 ID:q5OCzTug
門間→門野でした スマソ
447 :
名無しのオプ :2005/05/30(月) 14:00:39 ID:65pxaBCy
「別冊小説宝石1971年冬季特別号」をゲット!
448 :
名無しのオプ :2005/05/30(月) 17:04:17 ID:X01vOpuO
>>447 おめ
読んだら感想ヨロ
中編ぐらいの長さなんだろうか?
449 :
名無しのオプ :2005/06/09(木) 05:07:47 ID:sMFCXrvv
おすすめの短編をいくつか教えてください
450 :
名無しのオプ :2005/06/09(木) 10:13:47 ID:WdZBcBfG
451 :
449 :2005/06/10(金) 04:43:50 ID:YfbbNv3c
Thx! 白亜が何冊か図書館にあったので借りてみます。
452 :
名無しのオプ :2005/06/10(金) 10:12:21 ID:D3KjMTG2
人が少ないんで、面白いと感じたら読んだ感想でも投下してくれ
453 :
名無しのオプ :2005/06/14(火) 02:00:27 ID:nOACPPs5
小説嫌いな読書家です。 世評高い小説を我慢して読んでも空しかったことが多いンですが、海外ミステリでは、ウールリッチだけが好きです。これって鑑賞眼低いんでしょうか 。アメリカではウールリッチの評価が低いとどこかで読んだ気がします。私は「小説オンチ」でしょうか。「幻の女」の第一章など、読むたびに興奮するんですが
454 :
名無しのオプ :2005/06/14(火) 02:10:28 ID:Xh6Obbqr
ずっと、興奮してろ
455 :
名無しのオプ :2005/06/14(火) 02:21:57 ID:7bch2FkG
>>453 小池真理子もクイーン、クリスティは駄目だったけれども
レンデルとともに読み漁った作家の一人だそうです。
幻の女第一章は初期の頃書いていたロマンス短編風で好き
456 :
名無しのオプ :2005/06/14(火) 02:46:21 ID:Xh6Obbqr
小池真理子????????????? ごめん、まじ吹いた。
457 :
名無しのオプ :2005/06/14(火) 02:55:17 ID:Xh6Obbqr
ごめんなさい。自分が一番オモシロイ。
458 :
名無しのオプ :2005/06/14(火) 03:03:13 ID:MSKsy2qK
>小池真理子 白亜の解説も書いてたよね
459 :
名無しのオプ :2005/06/14(火) 03:03:29 ID:Xh6Obbqr
ウールリッチ大好きです。
460 :
名無しのオプ :2005/06/14(火) 07:44:37 ID:OMB+TLvt
ガチガチのトリックものって、 「ある地方に必ずウソをつく村があり、その隣に正直者の 村がありました。さて……」 言うなれば、そういう約束事のある不自然な世界でしょう。 アイリッシュだと自分の住んでる世界と地続きな気がする。
461 :
名無しのオプ :2005/06/14(火) 12:00:05 ID:6mCogMpM
>460 上4行は不要。 言いたいことはわかるが他作品を貶める必要はない。
462 :
名無しのオプ :2005/06/14(火) 13:32:38 ID:W3wkcwRc
小学2〜3年生のころ、藤原宰太郎の探偵クイズ本をきっかけに、 ミステリーを読み出した。翻訳家志望だった父(ハヤカワの下訳などやってた)は、 そんな息子の読書傾向をたいそう喜んで、子ども向けに脚色したミステリーを買ってくれたり、 古いポケミス、創元文庫をひっぱりだして来て手渡してくれた。 そんな中に、早川ミステリ全集のアイリッシュの巻があり、『幻の女』の書き出しを見せられ、 「ちょっと読んでみろ」 と言われたのをよく覚えている。子ども心にうまい書き出しだなぁ、と思った。 さすがに全文は読めず、子ども向けの本で『暁の死線』、『黒いカーテン』、『アリスが消えた』などを 読んで、面白い作家だな、と思った。 高校生になって、『幻の女』、『喪服のランデヴー』をやっと読み、その孤独の魅力に取りつかれた。 そのころすでに父は死んでいたのだけど、彼がなぜ「ウールリッチはいいぞ」と くり返していたのか、理解できた気がして、ちょっと感傷的な気分になった。 このたび、新訳の『黒い天使』読んだけど、やっぱりいいねぇ…… 評伝の出る前に未読の作品を読まないとな。
463 :
ジョニーマー :2005/06/14(火) 17:44:17 ID:6Gg4gdAk
「喪服のランデブー」ドロシーの身代わりになる婦人警官に萌え! ドロシーとジョニーの関係はプラトニックなモノだと信じたい。 ジョニーは結構もてるし何処にいっても採用されるから漏れとは違うのだな。
464 :
名無しのオプ :2005/06/15(水) 06:28:55 ID:v0Qj1IOF
>>461 おとしめてるつもりは無いです。
「王様は裸だ」って感じです。
お気にさわったらご容赦を。
465 :
名無しのオプ :2005/06/15(水) 11:58:08 ID:atUligCK
>464 「つもりは無い」と言いつつ、書いている内容はおとしめてる。 464の2行目とかな。 リアルでも一言多いって言われない?
466 :
名無しのオプ :2005/06/15(水) 12:42:50 ID:v0Qj1IOF
つまり本格には約束事が多い、ってだけの話ですよ。 知らず知らず馴致されている内に、ふと「なんか変だな?」 学生がキャンプに行ったら自然災害で孤立してしまうより、 主人公が暑いから非常階段で涼んでいる内に…、の方が 入りやすい。そういう自然な状況設定が魅力ですね。
467 :
名無しのオプ :2005/06/15(水) 18:42:51 ID:XISTUCFI
>466 主人公が暑いから非常階段で涼んでいる内に…、 という自然な状況設定が魅力ですね。 だけ書けばいいだろ。本格を叩きたいならスレ違い。 好みはそれぞれだから勝手だが、書き方考えなっつー話だ。
468 :
名無しのオプ :2005/06/15(水) 19:39:25 ID:tM4+iDQS
非常階段、子どもの頃に図書室の本で読んだよ〜! ジュブナイルだけど、黒表紙の今思えば凄い傑作ぞろいのシリーズだった。 ポオの陥穽と振り子とか、ブラム・ストーカーの黒猫(?)とか、 挿絵もなんかすごく凝ってたと思うんだけど。 非常階段で覗き見ちゃって、って子ども心にドキドキした。
469 :
名無しのオプ :2005/06/16(木) 11:24:38 ID:/JAJg1Fx
>>467 そんなごろつきみたいな書きざまでイキがっている方から
「書き方考えな」と申されましても、聞く耳ございません。
あしからず。
470 :
名無しのオプ :2005/06/16(木) 11:31:27 ID:/JAJg1Fx
>>468 お、あかね書房ですね。アイリッシュは「恐怖の黒いカーテン」、
「非常階段」が入っていました(どちらかはウールリッチ名義)。
イラストは貼り絵みたいな原田維夫だったような記憶が。
ポオのは挿し絵ではなく、何かオブジェを撮影した写真でした。
それと「黒猫」もストーカーではなく、ポオだったと思います。
なんでネコが窒息死しなかったのか、子ども心に不思議でした。
多くの少年少女をミステリ好きに導いた素晴らしい傑作選です。
471 :
名無しのオプ :2005/06/17(金) 03:34:31 ID:s+tgO70Z
「幻の女」、導入部は素晴らしいけど、何だよあのヘボいオチは。 女と一緒にいたのに、目撃者がそんな女いなかったと証言する理由が[メル欄]って、 読者バカにしてんのか?
472 :
名無しのオプ :2005/06/17(金) 03:58:10 ID:pN+1j8Jp
あかね書房のシリーズね、小学生の頃あれは決定的だった。あの見事な装丁。「非常階段」がアイリッシュ名義だったと思う。子供が殺人を目撃するやつね。
473 :
名無しのオプ :2005/06/17(金) 14:23:42 ID:uj3spRMG
>>471 元々ミステリーというよりサスペンスがメインなので許してくださいorz
短篇でも同じものは良くあります
474 :
名無しのオプ :2005/06/17(金) 19:08:47 ID:iuACvYGc
>>471 今絶賛されている小説も、50年くらい経ったらこう言われるのかも。
475 :
名無しのオプ :2005/06/17(金) 19:30:00 ID:c6kbUEJT
>474 そうなんだよね。
>>471 も馬鹿にって事はないでしょ。
476 :
名無しのオプ :2005/06/18(土) 03:06:47 ID:744FPK8r
>>470 >ポオのは挿し絵ではなく、何かオブジェを撮影した写真でした。
ああ、何か記憶が甦ってきます。コラージュみたいな感じでしたっけ?
すごく雰囲気があって、今の子ども向けの本とは違う妙な怖さがあったような。
ポオの黒猫もあったんですが、いろいろぐぐったらストーカーのは
「恐怖の黒ねこ」というタイトルで、講談社の『世界の名作怪奇館』ていうシリーズみたいです。
古い城(たぶん英国の倫敦塔)を観光していた男が、窓から石を投げたら子猫の頭に・・
そして拷問具(たぶん「鉄の処女」)で悪戯している時(ry ていう話です。
>>472 >子供が殺人を目撃
そうそう、でも大人は信じてくれなくて、一人で必死に逃げる過程がまさにアイリッシュで。
あ〜、でもこれも講談社版に「その子を殺すな」ってタイトルであるんですね。
両方読んだのかな、記憶が曖昧です。また読みたいなぁ。
477 :
名無しのオプ :2005/06/23(木) 01:16:48 ID:HUBWHCp0
あかねのシリーズ読んでた人、結構いるんだね〜。
478 :
名無しのオプ :2005/06/25(土) 12:47:29 ID:R0emaj6j
中野翠さんが「暗闇へのワルツ」を評価していることを知ったときはうれしかったナー
479 :
名無しのオプ :2005/06/30(木) 23:51:24 ID:w74IUqVj
480 :
名無しのオプ :2005/07/01(金) 00:25:46 ID:psSSN//u
まともなウールリッチ論ってなかなかないですよね? 支持する人がいないのか、魅力を言語化しがたいのか。 洋書で良い評論があったら是非教えてください
481 :
名無しのオプ :2005/07/01(金) 00:28:06 ID:M/SRWw0n
聞きたいんですが、ピンカートン探偵社で実際に調査員してたハードボイルド作家の名前って知りませんか?よろしくお願いします
482 :
名無しのオプ :2005/07/01(金) 04:03:19 ID:8htFGdCB
483 :
名無しのオプ :2005/07/01(金) 11:53:27 ID:vz7xaEiP
>>480 フランシス・M・ネヴィンズJrの「コーネル・ウールリッチの生涯」は?
つい先日翻訳が出たばかりだけど、かなりの力作だよ。ウールリッチ評論の決定版
でしょ。
484 :
名無しのオプ :2005/07/01(金) 13:44:47 ID:M/SRWw0n
482ありがとうございますm(_ _)m
485 :
名無しのオプ :2005/07/01(金) 19:34:12 ID:BOwgLBr6
むしろウールリッチ自身が書いた自伝を先に訳してほしかった(´・ω・`) 白亜書房短篇集の解説(@5巻 耳飾り)で一部紹介するくらいなら 出版しろと(ry
486 :
名無しのオプ :2005/07/02(土) 09:49:31 ID:FjEwiKj0
あの独特の闇が好きです。 後味悪いのが癖になる。
487 :
名無しのオプ :2005/07/04(月) 03:19:05 ID:ajcC0fPc
「黒いアリバイ」を読んでみたんだが、ウールリッチにしては珍しく駄作に感じた。 何よりも気になるのは、タイトルの意味なんだが、誰か分かる人いる?
488 :
名無しのオプ :2005/07/04(月) 17:38:18 ID:+O7mK5Fq
特には…期待されていた黒シリーズものの一つとして繋げただけかと そっちは読んでいないけれど原型の「黒い爪痕」も苦しい (解説によるとアリバイとは犯人が違うとのこと) サスペンス設定としては面白いです。
489 :
名無しのオプ :2005/07/09(土) 21:10:32 ID:OvkttsVX
ウールリッチの生涯読みました。 作品紹介など冗長な部分が多いし、この人は文章のセンスがないので それほど良い本ではないですね。この人しかこういう本を書けないから 仕方がないけど。
490 :
名無しのオプ :2005/07/10(日) 00:17:48 ID:YYH0dsfM
>>489 翻訳についてでしょうか?それとも原文でしょうか?
491 :
名無しのオプ :2005/07/12(火) 08:46:27 ID:139Wv1Zp
>>485 あれは訳す以前に、そもそもアメリカでも出版されてないのではないか?
492 :
名無しのオプ :2005/07/12(火) 12:24:13 ID:z6qjSSEU
493 :
名無しのオプ :2005/07/12(火) 23:51:42 ID:CAysJxFa
>>489 本人が美文というか、奇を衒わない分
生涯文書く人って別もんかなと。
よく読みましたね、本当に好きなんだね。
494 :
名無しのオプ :2005/07/20(水) 11:39:19 ID:7R3b6agQ
今更(?)黒い天使を読んだ。 最高傑作とまではいかないだろうが、かなり上出来の部類。 ただし、結末への流れがちょっと速すぎ。もうちょっともったいつけてもよかった。 それを差し引いても、ウールリッチらしい皮肉な結末や、 ハートブレイクのエピソード(この人、落ちぶれ果てた人を書くのが実に上手い)など、読み応えのある力作だ。
495 :
名無しのオプ :2005/07/23(土) 23:09:29 ID:QgsJwk9Y
『生涯』読みました。 内容充実で良い本ですね。 作家伝にとどまらず作家論作品論があり、自伝における記述への真偽考証、 文体の評価、興味ぶかい(情報価値のある)逸話もあって、これ以上は望 めない作品です。著者は、妙な人ではなく、バランス感覚と客観公平な視点 を持っていると感じました。訳者も「あとがき」であまり自己主張しておら ず奥ゆかしい。 コレを読んで、未読の「マンハッタン・ラブソング」が気になった次第。
496 :
名無しのオプ :2005/08/24(水) 20:29:37 ID:Uy3PTDmX
「じっと見ている目」を読んだら、昔、テレビドラマで見たような気がしてしょうがない。 村野武範か、荻島真一かが息子だったような気がするんだけど。 見たことある人いませんかね。
497 :
名無しのオプ :2005/08/25(木) 15:08:36 ID:dQxMGuIz
>>496 tp://www.qzc.co.jp/DORAMA_CGI/DORAMA1.EXE?RECNUM=14039
割と利用しやすいサイトなので他作品も探してみては
tp://www.tvdrama-db.com/
498 :
496 :2005/08/29(月) 15:32:15 ID:bxbg2frR
>>497 遅くなりましたが、ありがとうございます!
こんな便利なサイトがあったとは!!
関係ないけど、今、スカパでやってる「暴れん坊将軍」が
アイリッシュの「チャーリーは今夜もいない」そっくり。
ちゃんと「原作」と書いてるんだろうか。
499 :
名無しのオプ :2005/08/31(水) 18:24:41 ID:oLENLzG1
>498 それを言ったらパタリロ読めないぞ
500 :
名無しのオプ :2005/08/31(水) 21:53:25 ID:x7xqV7fO
それを言ったら金田一少年(ry
501 :
名無しのオプ :2005/10/16(日) 13:49:39 ID:olNmrSTy
初心者なので教えてください どの作品が一番お薦めですか?
502 :
名無しのオプ :2005/10/16(日) 14:54:51 ID:h6VDVZlq
>>501 やはり「幻の女」でしょう。
後は好みによるけど「黒衣の花嫁」とか「喪服のランデブー」もいい。
「暗闇へのワルツ」もいいけど入院中や失恋後など落ち込んだ時に
読まない方がいいよ〜。死にたくなるからね〜。
503 :
名無しのオプ :2005/10/16(日) 17:18:31 ID:oap4VCHn
「死者との結婚」「恐怖」も追加してくれ 定期的に読みたくなるんだよね…
504 :
名無しのオプ :2005/10/16(日) 18:25:52 ID:hk5iPyWz
>>501 短編なら「三時」。
創元の短編集『ニューヨークブルース』に収録。
505 :
名無しのオプ :2005/10/16(日) 20:26:46 ID:krmLPlOl
「三時」は「悪夢」にも収録(ハヤカワポケットミステリ)。 非常階段 コーネル・ウールリッチ傑作短篇集 別巻(白亜書房)or さらば、ニューヨーク(晶文社)なんかも短篇集ではお薦め
506 :
名無しのオプ :2005/10/17(月) 14:27:54 ID:+NRuio0k
「暁の死線」と短編「裏窓」もお忘れなく
507 :
名無しのオプ :2005/10/28(金) 22:37:11 ID:48r9SpD0
>>501 ですが、
幻の女、喪服のランデヴーの順で読みました。
幻の女はサスペンス物としては最高傑作だと思います。
喪服のほうは、事件の発端が奇抜過ぎて....
508 :
名無しのオプ :2005/10/29(土) 08:48:03 ID:uK1tgdOW
>>507 ぜひ公私ともに順調で元気なときに「暗闇へのワルツ」を…。
509 :
名無しのオプ :2005/11/06(日) 03:06:20 ID:+gFRYShq
「黒い天使」もいいぞ。 ちょうど新訳で復刊されたし
510 :
名無しのオプ :2005/12/14(水) 21:17:30 ID:6ZDqNAJb
『黒いアリバイ』読んだけど、犯人像にはびっくりだな。なんだこりゃー。 黒シリーズはありえないものに『黒』の題名を与えているわけだが、 「白」であるはずの犯人のアリバイがじつは真っ黒だった、という意味かな。 『夜は千の目を持つ』はいくらなんでも小ネタでひっぱりすぎ! でもラストはドキドキしてしまってくやしいな。半分の分量にしてくれれば。 『暗闇へのワルツ』やっと読んだ。いや〜、いいですねぇ。これぞアイリッシュ味。 純愛ブームならこういうのを映像化した方がいいな、と思ったら最近映画化されてたのね。 しかしアンジェリーナ・ジョリーとアントニオ・バンデラスって私のイメージから程遠いです。 『暗くなるまでこの恋を』の方が観てみたい。
511 :
名無しのオプ :2005/12/14(水) 23:59:04 ID:Lb6gbdxq
21:00 木曜洋画劇場「ポワゾン」(2001年アメリカ) 魔性の唇が男を誘う…官能サスペンス解禁
512 :
名無しのオプ :2005/12/15(木) 00:16:51 ID:7PBj9BP9
無駄にエロシーンが多そうで見てない>>ポワゾン 白亜書房版佐々木譲の解説ではけなされていたけど 「黒衣の花嫁」と「暗くなるまで〜」はDVD化キボン (見ないと作品がどの程度なのか分からないし)
513 :
名無しのオプ :2005/12/15(木) 22:56:01 ID:8jok7ZUl
たった今、『ポワゾン』観たが…… 後半の脚色ひどすぎ。なんなんだハッピーエンドって。
514 :
名無しのオプ :2005/12/18(日) 10:52:15 ID:TYFdk+MQ
実家の書庫からひっぱりだした『恐怖』読了。 意外にイケるやん。ちょっとパトリシア・ハイスミス風味っていうか。 ラストのどんでん返しは見当ついたけど、後味の悪さがいいねぇ。
515 :
名無しのオプ :2005/12/28(水) 11:00:57 ID:mnUKTuT3
「恐怖」、俺も好き。 もっと評価されてもよいと思う。 列車の脱線事故が起こるたび、 「死者との結婚」を思い出す…
516 :
名無しのオプ :2006/01/30(月) 10:36:59 ID:8OkQWz7h
結構「恐怖」の評判がいいね。 皮肉な結末といい、最後の一言といい、 「らしさ」が出てて俺も結構気に入ってる。 (あのオチ、俺は予測してなかった。つ〜かいつものことだけどこの作品ではオチの強引さが普段よりちょっと目立つ。そこが世間の評価が低いとこなのだろうか?) ブラックシリーズと違って、あまり期待しないで読んだんだけど、 後半の盛り上げ方はさすがウールリッチって感じ。 やっぱりこの人は後味の悪い作品のほうが似合うな。
517 :
名無しのオプ :2006/04/11(火) 23:01:07 ID:bdxfViOD
sage
518 :
名無しのオプ :2006/06/20(火) 23:03:11 ID:soo56lxO
保守age
519 :
名無しのオプ :2006/06/21(水) 01:01:38 ID:HYVO1YhU
そういやこの前テレ東で裏窓やってたなあ・・・。 なんだかこの人の作品を読む時は覚悟が必要だ。
520 :
名無しのオプ :2006/06/24(土) 23:55:04 ID:wZwMq7pN
乱歩がプロットはたいしたことないが陽気なアメリカ人には珍しく 文章に独特なさびしさがあると言っていた
521 :
名無しのオプ :2006/07/31(月) 14:53:13 ID:b6wO8IBe
確かにアメリカ人には珍しい文体だよな どちらかといえばフランス人の作品っぽい雰囲気
522 :
名無しのオプ :2006/09/05(火) 02:03:13 ID:jnOfpgao
恐怖の冥路好きなの俺だけ?
523 :
名無しのオプ :2006/09/13(水) 13:18:38 ID:KxD9hY8g
俺も好き。 ちょっと毛色の変わった作品だし 最後のあたりがちょっとハードボイルドっぽい寂しさ漂わせてる。
524 :
名無しのオプ :2006/09/13(水) 19:30:58 ID:q14AgZYB
女のことを「ミッドナイト」と呼ぶのはどうかと思ったがw
525 :
名無しのオプ :2006/09/14(木) 11:22:43 ID:vAJfcfc6
まあそれはそれ。 この人の作品に細かい突っ込みいれてたらきりが無いよ。
526 :
名無しのオプ :2006/09/25(月) 18:47:41 ID:yFkMGUTQ
「黒いカーテン」は何度読んでもルス・ディロンが不憫で(ノД`)゚。
527 :
名無しのオプ :2006/10/14(土) 14:13:44 ID:kqPue+Cg
喪服のランデヴー >二人は毎晩八時に逢った。雨の降る日も雪の日も、月の照る夜も照らぬ夜も。 この出だしが好きで頑張って原書も読んでるところだけど、 >They had a date at eight every night. >If it was raining, if it was snowing; if there was a moon, or if there was none. 今更ながら、原書読んで八時に会うのはnightとかけてるからなのを初めて知ったよ。 日本語訳も好きだけど、美文といわれる意味が分かった気がする。
528 :
名無しのオプ :2006/10/14(土) 23:31:52 ID:yzlIOUih
声に出して読みたい英語ですね、これ。
529 :
名無しのオプ :2006/10/15(日) 01:02:53 ID:Ynwzsjoo
英語の練習問題がこれだったら、読むの楽しいかも知れない。 何か甘美な響きがあるね。 今まで「幻の女」他2、3冊に「裏窓」の映画を見ただけだったけど また読みたくなってきたな。
530 :
名無しのオプ :2006/10/16(月) 01:22:20 ID:lDsModNj
ウールリッチ作品で訳の上手い下手ってありますか? 名訳と呼ばれる作品があれば教えて下さい。 原書を読みたいと思わせる作家の一人です…
531 :
名無しのオプ :2006/10/16(月) 22:05:05 ID:lnSA3x74
>>529 『裏窓』の原作もなかなかいいけど、原作にはグレース・ケリーに相当する人がいないから、
エンディングを迎えてもどことなく暗いんだな。
ウールリッチらしいけどね。
>>530 門野集さんの訳もなかなかいいけど、門野さんは稲葉訳が「ウールリッチ以上にウールリッチ的」って言ってるね。
稲葉訳の全作品は、白亜書房のシリーズの別巻「非常階段」で読めます。
>>511-513 トリュフォーの『黒衣の花嫁』は10/25(水)の昼間にBS-2で放映予定です。
でも、前も見たけど・・・面白くないです。
始めは原作に充実だなあ、と思うんですけど、見るにつれてなんだか原作の表面をなぞっているだけに思えてきて、
ラストが原作と大きく異なるんですが、「はい、終わりました。」って感じで、余韻も感慨も何もないです。
『暗くなるまで〜』は見たことないけど、ラストはハッピーエンドと聞くし・・・。(DVD化されてます。)
『ポワゾン』は駄作ですが、ハヤカワ文庫は『ポワゾン』上映に合わせて『暗闇のワルツ』の表紙をアンジェリーナ・
ジョリーに変えています。(で、字が大きくなりました。)
まあ、それはいいんですけど、許せないことにその表紙に「『ポワゾン』原作」って書いてたんですよ!
普通、それはオビに書くことだろうが!!!(▼▼メ)
大好きな作品の一つだけに、あんな駄作映画の名前がサブタイトルみたいに書かれていたのはショックでした。
最近、『暗闇のワルツ』を本屋で見かけないんですが、今はどうなってるんでしょう?
532 :
名無しのオプ :2006/10/17(火) 20:37:57 ID:Zv86lLR5
>>531 『暗くなるまでこの恋を』は、ハッピーエンドじゃないよ(たぶん)
533 :
名無しのオプ :2006/10/22(日) 21:19:27 ID:yTV2gsIp
「喪服のランデブー」はハムナプトラのアンチャン主演で映画になっていた しかもハッピーエンドときたもんだ
534 :
名無しのオプ :2006/10/22(日) 21:28:00 ID:eOXtFw0n
ハッピーエンドの喪服のランデヴーはありえない・・・ このスレができた頃に再放送やってたNHKのドラマバージョンだと 偽ドロシーの婦人警察官に相当する役の女の人が最後に ジョニー(藤木がやってて日本人名だったけど)の子供妊娠してて ありえないいいいいいって展開だったけど、それ以上・・・
535 :
名無しのオプ :2006/10/23(月) 08:43:15 ID:sj2TYN7n
>>534 それって婦警がジョニーを騙してセクースしたってこと?
分からん…
536 :
名無しのオプ :2006/10/23(月) 20:17:27 ID:POfkqXU3
>>535 婦警に当たる役がドラマでは復讐相手の娘で、おとり捜査で近づいて
互いに好きになって、浜辺だったかでセクース。→子供ができる。
母親が復讐される相手なんだけど、それを娘が裏切ったり、原作とは色々違ってた。
最後ジョニーはその母親に銃で撃たれて死亡、その後二人の待ち合わせの場所に
立つその娘、おかしくなったかと思いきや、実は子供を待ってた・・・て終わり方。
時代背景から言っても、ジョニーとドロシーはプラトニックだと信じてたから
ドラマはかなりびっくりよ。
537 :
534 :2006/10/24(火) 00:07:36 ID:ZQD4zQCA
>>536 ありがとう。
とりあえず脚本家は死ねと思った。
538 :
名無しのオプ :2006/10/24(火) 00:39:38 ID:e7R4Ogxk
>>537 脚本は野沢尚・・・マジで死んでる。
この板に野沢スレもあるけど、あっちでは好評だね、喪服のドラマ版・・・
539 :
名無しのオプ :2006/10/24(火) 22:57:00 ID:NgLLQIdX
別物と思えば楽しめるんじゃないの>ドラマ 原作がウールリッチだと思えばムカつくがw
540 :
名無しのオプ :2006/10/25(水) 17:03:28 ID:ZTg7pML9
黒衣の花嫁放送中
541 :
名無しのオプ :2006/10/25(水) 23:35:43 ID:1yjJvF1v
542 :
名無しのオプ :2006/10/29(日) 01:26:10 ID:h12fCONv
J・ディーヴァーみたいなバリバリの最大公約数的娯楽作家のがいる一方で、 ハードボイルド御三家やアイリッシュとかエルロイのような作家もいるところが やっぱりアメリカって凄いんだなと思うよな。
543 :
名無しのオプ :2006/11/06(月) 23:17:50 ID:qMyDWddR
黒衣の花嫁見た。 なんか物凄く安っぽい_| ̄|○ 台詞は焦って説明を喋っている感じがしたし… あと、フランスの刑務所は本当に昔ああいう 仕組みだったんだろうか? ジャンヌ・モローはどう見ても木の実ナナです 本当に(ry
544 :
名無しのオプ :2006/11/07(火) 00:07:36 ID:aEXWpYrH
ジャンヌ・モローの「黒衣の花嫁」は、不評が多い ウールリッチもの映画の中でも特にアレな作品。
545 :
名無しのオプ :2006/11/07(火) 06:53:02 ID:0XbsvatU
それってテレ東でよく再放送やってる版?
546 :
名無しのオプ :2006/11/14(火) 13:28:52 ID:XAFQE0Do
たしかに傑作とはいえないけど、自分はそれなりに楽しめた。 フランス映画の質感とバーナード・ハーマンの音楽のミスマッチ感なんかが 妙な味になってて。 原作のツイストを犠牲にして復讐成就のカタルシスを選択したのも、 映画としては正しい。確かに、あっけなさ過ぎてカタルシスを感じる暇もないのは どうかと思うけど。 あと、若くないのは割り引くとしても、キャシー・ベイツやオセロ松嶋と 同系統のジャンヌ・モローが絶世の美女扱い、というのはやっぱ不条理。
547 :
名無しのオプ :2006/11/14(火) 20:46:45 ID:thGuWckH
カタルシスをあえて放棄する映画もあるにはあるけどな。 『悪い奴ほどよく眠る』とか。
548 :
名無しのオプ :2006/11/20(月) 13:28:07 ID:6Y/Eb/oW
「喪服のランデヴー」が好きだな あれほど切ないミステリ他にないと思う
549 :
名無しのオプ :2006/12/02(土) 02:21:43 ID:lj+OIU7g
冬になると読みたくなる作家。 喪服も初夏の話なのに冬のイメージがある。
550 :
名無しのオプ :2006/12/08(金) 00:07:15 ID:NgbASKEM
冬が似合う作家か。言われればそうかな
551 :
名無しのオプ :2006/12/08(金) 03:45:16 ID:Fff2G44o
アイリッシュは日本に生まれてたら幸せだったかもって思うことある 日本人的なんだよね
552 :
名無しのオプ :2006/12/10(日) 00:02:06 ID:pfNSW6b8
けど日本では幻の女くらいしか知られてないな。 ある程度読んでる人はいくつか作品を挙げられても、 普通の人は幻の女も知らないかもしれん。
553 :
名無しのオプ :2006/12/10(日) 00:20:09 ID:STSLhXW6
映画「黒衣の花嫁」の原作者と言ったら親は分かってくれた。 リアルタイムに映画館で見たとのこと
554 :
名無しのオプ :2006/12/10(日) 00:32:26 ID:YR7nn0l7
最近だと「アンジェリーナ・ジョリーのプワゾンの原作者」か?
555 :
名無しのオプ :2006/12/10(日) 00:42:46 ID:kPozfuX8
裏窓の原作者ってのがたぶん一番でないか
556 :
名無しのオプ :2006/12/10(日) 00:47:28 ID:pfNSW6b8
>>553-555 映画の原作の人としては知名度あるのか。
喪服のランデヴーとか、あの美文でドロドロ切ない描写がいいのになあ。
557 :
名無しのオプ :2006/12/10(日) 19:57:28 ID:DBLFOi0C
昔『暁の死線』が「赤い死線」のタイトルでドラマ化されたことがあったな。 山口百恵引退直前の企画だったと思ったけど。
558 :
名無しのオプ :2006/12/10(日) 22:42:53 ID:4GRLun6E
ちゅーかミステリーファンでもない限り普通の人はクリスティやクイーンぐらいしか しらんだろ。ヴァン・ダインやチャンドラーだって普通の人は知らないよ。
559 :
名無しのオプ :2006/12/11(月) 10:52:13 ID:wdii6Lxn
いや多分クイーンも知らない。 つ〜かクイーン知ってたらある意味ミステリーマニアの域に片足突っ込んでる。 普通の人はせいぜいクリスティやホームズ(ドイルは知らない)、ヒッチコックのレベル。
560 :
名無しのオプ :2006/12/11(月) 13:15:05 ID:jMMZTQ4r
送っていくよ、きゃすりーん
561 :
名無しのオプ :2006/12/11(月) 23:07:12 ID:ZAWP2YgD
ヨシワラ殺人事件は( ゚д゚)ポカーンだったな
562 :
名無しのオプ :2006/12/13(水) 11:25:26 ID:FsEmim8g
>>561 オレも防犯の為、鈴虫を飼うことにしました
563 :
名無しのオプ :2006/12/14(木) 00:28:15 ID:bQ1oZojz
>>559 ミステリには興味ないけど、小説が好きな奴って絶対クイーンは知ってる傾向あるよね
確かに一般の人はクイーンは知らない カーなんてもっての他だね
564 :
名無しのオプ :2006/12/14(木) 04:26:35 ID:5uxc9Pvr
アイリッシュ、ポー、カー、ヴァンダイン、PDジェイムズ、ハイスミス クロフツ、レヴィン、ハメット、チャンドラー、ロスマク、デクスター ゴダード、グリシャム、エルロイ、コーンウェル 非ミステリーファンで小説好きな人は上記の作家のどれくらいを知ってるのかな? ミステリー好きなら名前くらいなら全員知ってるだろうけど・・・。
565 :
名無しのオプ :2006/12/14(木) 21:49:40 ID:+FL18HMi
>>564 ヴァンダインにロスマクねぇ…その書き方どうにかならないか?
566 :
名無しのオプ :2006/12/14(木) 22:56:06 ID:5uxc9Pvr
ダインとかマクドナルドじゃなんか分かりづらいからと思ったんだけど。 気を悪くさせてしまったならスマン。
567 :
名無しのオプ :2006/12/15(金) 00:15:47 ID:fs/WnJCj
ヴァンならともかく、ダインって言い方する奴見たことねえw ポーは文学好きの人なら読んでない人いないでしょ 必ず大学時代に読む作家の一人と言われる ハメット、チャンドラーは意外に読まれてる
568 :
名無しのオプ :2006/12/19(火) 03:21:26 ID:hcKGsy2W
千の目を持つ夜の男が好きです
569 :
名無しのオプ :2006/12/20(水) 16:13:38 ID:3eAhkRlF
夜は千の目を持つ
570 :
名無しのオプ :2006/12/23(土) 03:17:07 ID:vnv6Z5fu
本物の預言者っているのかなー
571 :
名無しのオプ :2006/12/24(日) 01:43:28 ID:dgm4nv7b
短篇で読んだ【妻が消える日】が好きです
572 :
名無しのオプ :2006/12/25(月) 00:54:25 ID:BZzANX48
喪服のランデヴーを読んだ時の切なさは、イヴの夜からクリスマスにかけて 2ちゃんで過ごす時の切なさに似ている。
573 :
名無しのオプ :2006/12/25(月) 12:55:39 ID:1/JiE5SE
短編の「死ぬには惜しい日」も切ない感じ
574 :
名無しのオプ :2006/12/27(水) 19:02:04 ID:o3FsSC3k
>>573 やっと幸せになれたかもしれないのに…
って悲しくなった
タイトル通りな話だよね
575 :
名無しのオプ :2006/12/27(水) 19:19:33 ID:GkOnRYw0
白亜書房の作品年表を読むと 末期の話は鬱オチ多いよな 〜キャスリーンとか毒食わば〜の時期の方が よく出来た話が多いけど 妄執の影や命ある限りなどのやりきれなくなる 晩年の作品も捨てがたい
576 :
名無しのオプ :2006/12/28(木) 04:03:42 ID:LlM2pukP
確かにやりきれなくなる話が晩年多いね。 この人の書く話はエグさが無いから、欝話でも、最後せつなくなるもののサラリと読めてしまうよ。一見誰にでも書けそうで、絶対書けない感じ。
577 :
名無しのオプ :2006/12/29(金) 20:40:34 ID:/gHrMP7h
>>576 本人もすごい複雑な人だったらしいし、
ここまで日本人的な小説書ける人は日本でもあんまりいないよな
マジで「切ない」って言葉が最も合う作家
578 :
名無しのオプ :2006/12/30(土) 08:46:06 ID:pfOJOCNR
金持ちだったんでしょ 土地とかビルとか株とかいっぱい持ってて
579 :
名無しのオプ :2006/12/31(日) 00:22:50 ID:bmUOI71Y
母親死亡後飲み歩いた上に古びた靴に入った菌が原因で 片足切断、心臓発作でそのまま亡くなるっていうのがね… いくら金持っててもそれじゃ不幸すぎる
580 :
名無しのオプ :2006/12/31(日) 00:52:04 ID:He5Yk0z1
晩年にパーティー会場で人に会って「『幻の女』好きです」みたいに言われると 「最近書いたのは面白くないのか!」と思ってたようなことを何かで読んだけれど思い出せない。
581 :
名無しのオプ :2006/12/31(日) 00:58:25 ID:bmUOI71Y
>>580 ポケミス「今夜の私は危険よ」巻末orコーネル・ウールリッチの生涯
白亜書房から出てる短篇集にも載っていたと思う
582 :
名無しのオプ :2007/01/05(金) 02:00:44 ID:pn4oWTd4
幻の女と黒衣の花嫁はどっちの方が面白い?
583 :
名無しのオプ :2007/01/05(金) 03:25:05 ID:8sKvA9cw
>>582 どっちも面白い。
ミステリーとして小奇麗にまとまっているものが好きなら「黒衣の花嫁」
サスペンス寄りの作品が好きなら「幻の女」
584 :
名無しのオプ :2007/01/05(金) 11:59:28 ID:EdOxcgD8
>>582 個人的には幻の女のほうが結末がすっきりしてなおかつ意外性があるから初心者にはおススメできる。
もちろん、書き出しからウールリッチらしさ満載。
黒衣の花嫁は途中までは凄くいいんだけどラストを少々ひねりすぎてゴチャゴチャしてる感じ。
むしろ似たようなプロットの喪服のランデヴーのほうが綺麗にまとまってる。
585 :
名無しのオプ :2007/01/05(金) 13:48:48 ID:liuNZApJ
586 :
名無しのオプ :2007/01/05(金) 22:10:28 ID:SqnucY0q
>>565 は名字と名前の間に「・」を入れろと言いたかったのだろうが
>>566 の微妙な外し方にセンスを感じる
587 :
名無しのオプ :2007/01/06(土) 01:31:12 ID:URdEPrhV
幻の女 黒い天使 暗闇へのワルツ この中で一番面白いのってドレ?
588 :
名無しのオプ :2007/01/06(土) 03:22:03 ID:4Hv+jv4b
喪服も入れて
589 :
名無しのオプ :2007/01/06(土) 21:10:09 ID:afJkRjHp
>>584 俺は逆だな。
「喪服のランデヴー」は収束部がシンプル、ストレート過ぎだと思う。
「黒衣の花嫁」くらいのひとヒネリは欲しい気がする。
主人公も「黒衣」のヒロインには萌えだけど、
「喪服」の主人公にはどうも感情移入できないし。
「幻の女」はブラック・シリーズ外だから同列には比較できないが、
俺は過大評価だと思ってる。
590 :
名無しのオプ :2007/01/06(土) 22:16:46 ID:EIFC4X9J
>>587 その中だったら「暗闇へのワルツ」かな〜
ウールリッチ節円熟の極みというか・・・
591 :
名無しのオプ :2007/01/07(日) 00:00:31 ID:oDKQtoPs
いろんなところから短編でてるけど、どういう集めかたしたら重複が一番少ないんだろう?
592 :
名無しのオプ :2007/01/09(火) 15:32:03 ID:mcurEfC1
>>587 ダントツに世評が高いのは幻の女。
ウールリッチ初心者には無難な選択。
無論面白い。
ただ、個人的には黒い天使がお気に入り。
トリックというか話の筋には重大な欠陥があるし、
ラスト付近の展開はあまりにも急すぎって気もする(さらに言えば読者にとって容易に読める)が、
最後の数行が一種独特の切なさを持ってる。
読了直後はさほど感じなかったんだが、
時間が経つと徐々に効いてくる陰鬱とでもいうか・・・
593 :
名無しのオプ :2007/01/09(火) 20:15:00 ID:sHKR5hzQ
個人的には幻の女は「なんで皆あの女のことを知らないと言ったのか」の理由が納得いかない。 それから女が名乗り出なかった理由も。 「んなアホな」と思った。
594 :
名無しのオプ :2007/01/09(火) 22:14:48 ID:Y1lVD0h8
>>592 ウールリッチ=アイリッシュの長編て何気に破綻してる話が多いよな。
しかもお世辞にも引き出しの多い作家とはいえない。基本的にワンパターン。
でもそれでもいっき読みさせてしまうのがこの作家の娯楽性の上手さなんだよな。
いい意味で通俗的で、引き込ませるんだよね。
595 :
名無しのオプ :2007/01/10(水) 00:25:55 ID:EkYECfc1
>>593 >「なんで皆あの女のことを知らないと言ったのか」の理由
チェスタトンの「見えない男」みたいな心理トリックがあるのかと思ってたら「メル欄」・・・
激しく脱力した。
正直、誰かきっちりトリック考えて結末をリライトしてくれないかなぁ。
596 :
名無しのオプ :2007/01/10(水) 07:01:39 ID:dU4Qts9T
現実なら、通りすがりの誰かの証言であっさり見つかりそう
597 :
名無しのオプ :2007/01/10(水) 09:17:20 ID:2uwclj8G
>>593 >>595 本格推理作家でもないウールリッチにそれ求めるのも酷。
基本的に不可解な事件や絶体絶命の状況に翻弄される男女の姿を描くことに執念の大半燃やしてる人だし、
読者もその過程を楽しんだほうがいいかと。楽しめないならウールリッチの世界とは肌が合わないってことで。
つ〜かご本人としても舞台裏の設定はどうでもよかったというかろくに考えてなかったんじゃないかな。
>正直、誰かきっちりトリック考えて結末をリライトしてくれないかなぁ。
幻の女は幻としておくのがいいのかと。
ウールリッチの小説で展開されるのは不条理そのものの世界、そもそも、状況設定が無茶苦茶でしょ。
ゆえに個人的にはあまり合理性追求しちゃうとむしろ興ざめの気がするし、
それ言い出したらそもそも幻の女を追ってたこと自体ぶっちゃけ意味無かったってとこまで突っ込まざるを得ないし(解決編での犯行再現場面を読む限り)
>>594 ウールリッチの話は基本的に御伽噺だから破綻込みで楽しめてしまう。
中途半端にリアリティ追求してる作家だったら致命的なんだけどね。
あと、引き出しの少なさも同意。
ただ、逆に言えば、あの引き出しの乏しさで読ませてしまう筆力は尋常ではない、のかな。
598 :
名無しのオプ :2007/01/10(水) 16:38:32 ID:LTGvzC8G
>>593 確かにあの辺もっと綺麗にまとめたらもっと納得のいく名作だった
のにね。奥さんと絡めて何とかなりそうだし。
599 :
名無しのオプ :2007/01/10(水) 17:51:33 ID:UfANyzQ9
>>593 乱歩もその辺が気になり出して評価を下げたのかもね。
600 :
名無しのオプ :2007/01/10(水) 20:49:10 ID:GRnh5g0I
黒衣の花嫁いい加減に復刊しないかな。黒い天使も新訳で出たんだし。
601 :
名無しのオプ :2007/01/10(水) 21:14:08 ID:bNKxVsKa
>>597 593だけどアイリッシュが「本格推理作家ではない」なんて読む前は知らなかったよ。
知ってたのは乱歩が幻の女を読んで「すげー傑作!」と絶賛していたということ。
だから期待して読んだらアイリッシュにというよりは乱歩に騙されたと思った。
好きなのは「自殺室」。
ちゃんと謎が「んなアホな」とは思うけれど納得いく形で判明するからね。
602 :
名無しのオプ :2007/01/11(木) 13:10:20 ID:dpwd0oXW
>>601 そりゃ騙された貴方もどうかと。
乱歩自体純粋なパズラー作家とは言えないし、
本格以外のジャンルについても彼は評論してるし。
つ〜かウールリッチ(アイリッシュ)=サスペンスの巨匠ってことくらいの予備知識は持ってて良さそうなもんだが(文庫の背表紙にも書いてなかった?)
彼はトリック命の作家じゃないんだから。
まるでチャンドラーの作品読んで「トリックがど〜たら」って文句つけるのと同じくらいピントがズレてるよ。
603 :
名無しのオプ :2007/01/11(木) 23:38:33 ID:buW7abdO
>>602 いいかげんしつこいよ。
俺は乱歩と海外ミステリ=類別トリック集成と思うけどな。
604 :
名無しのオプ :2007/01/12(金) 09:18:38 ID:0lmtCK7O
>>603 自分と異なる意見に対し反論することを放棄して
子供じみた非難に走るってわけね。
2ちゃんではおなじみのパターン拝見w
>俺は乱歩と海外ミステリ=類別トリック集成
意味不明。
乱歩って広い意味での娯楽小説(エロ・グロ含む俗な)作家じゃんか。
評論についても多岐に渡る。
少なくともガチガチのトリック至上主義作家と思ったら大間違い。
言っちゃあ悪いがアンフェアな手も「面白ければそれでよし」とばかりに平気で使うし。
貴方何か巨大な勘違いしてやしないか?
つ〜かもしかしてアマゾンのレビューを鵜呑みにしたクチ?
605 :
名無しのオプ :2007/01/12(金) 21:02:11 ID:P4tzSpJD
今は乱歩の言ってたこともイネス評とか読むと一概にマンセー出来ないと 分かったからな・・・ クイーンは文章が合わなくて結論まで読み飛ばしたそうだから(江戸川乱歩全集24巻より) ま、何はともあれおまいら落ち着け。
606 :
名無しのオプ :2007/01/12(金) 22:09:57 ID:eMxuSvBH
俺も乱歩=類別トリック集成=トリックヲタクというイメージだな。 乱歩の場合、作家としてはともかく、 他者の作品を評価する基準はトリックじゃないの?
607 :
名無しのオプ :2007/01/13(土) 02:49:17 ID:0F7OOykN
いくら本スレだからって長文で必死に無駄に敵対的な擁護を
繰り返すのはあまり見栄えの良いもんじゃないね
別に
>>593 氏は貶めてるわけじゃないし
608 :
名無しのオプ :2007/01/14(日) 00:38:21 ID:+CRUXXJ8
609 :
名無しのオプ :2007/01/14(日) 20:06:38 ID:lleX93Yg
このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20) ときめきメモリアルONLINE【15歳★ALISA】 [U-15タレント] 【調査】女子は男子と比べ、理系科目の苦手意識が高い「理系分野に劣等感」 [ニュース速報+] ときメモとアイリッシュの関係
610 :
名無しのオプ :2007/01/17(水) 10:09:00 ID:pK5nIJoW
611 :
名無しのオプ :2007/01/17(水) 11:22:26 ID:b49ROMuJ
>>610 乱歩にって書いてるじゃん
作品の出来というより選択の段階で誤解があったってことでしょ
そこをやんわり指摘すればいいのにあんな草生やした挑発的な
長文を叩きつけて……。貴方のレスは傍から見て気分が悪いんだよ。
荒らしとまでは言わないがその二歩手前ってとこだ。
612 :
名無しのオプ :2007/01/17(水) 12:54:12 ID:pK5nIJoW
>>611 乱歩を媒介してますが(
>>601 は)結果として作品そのものが期待はずれだった、
と表明しているように私には見えますが。
>貴方のレス
はあ・・・このスレに来たのは久しぶりなんですけど。
613 :
名無しのオプ :2007/01/17(水) 17:33:02 ID:b49ROMuJ
だから、本格推理作家だと思ってたからその期待が外れた と言ってるんだろう。 誤認による選択ミスであって作品の出来不出来の問題じゃないよ。 あと別人だったなら謝る。今更蒸し返すぐらいだから本人だ と思ってしまった。
614 :
名無しのオプ :2007/01/17(水) 20:53:38 ID:lbpo749o
こういう粘着なファンを持ったアイリッシュもかわいそうだな
615 :
名無しのオプ :2007/01/21(日) 06:45:06 ID:f2/lNBxN
アイリッシュが好きな人は粘着質なところがあるというのは昭和時代から言われてたことですからw 「幻の女」の皆が女を知らなかった理由がどーのこーの言ってるけどホワイトの「バルカン超特急」やら さらに酷い話も他にはいっぱいあって、あれ系統の話で一番うまく書けていたのがアイリッシュなんだよね あの時期はあの手の話が結構あった。是非とも「バルカン超特急」読んでほしい。色んな意味で駄作だから。
616 :
名無しのオプ :2007/01/21(日) 07:37:30 ID:0oJWpouj
「サスペンスの巨匠の最高傑作」と思うから( ゚д゚)ポカーンになるが、バカミスだと思って読めば腹は立たない。
617 :
名無しのオプ :2007/01/21(日) 19:47:43 ID:BtactSdQ
バルカン超特急はヒッチコックの映画は名作だよな。 あくまで演出的にだが・・・。
618 :
名無しのオプ :2007/01/22(月) 03:25:08 ID:gehhqW3e
>>609 ストイックに部活に励んでたらいつの間にか周囲の女全員に嫌われまくってた時の
主人公がアイリッシュ作品の主人公に近いかも
619 :
名無しのオプ :2007/01/23(火) 01:04:47 ID:1jvxEXcT
ヒッチコックよりアンリジョルジュクルーゾーの方がウールリッチの世界に近いかも 「妄執」を描くのはヒッチコックよりウマい感じがする 「情婦マノン」のラストあたりなんかそりゃもう・・・
620 :
名無しのオプ :2007/01/23(火) 13:33:50 ID:M/LYj5Sh
黒いアリバイは駄作。 いまだにタイトルの意味がわからん。
621 :
名無しのオプ :2007/01/23(火) 16:33:54 ID:1jvxEXcT
622 :
名無しのオプ :2007/01/23(火) 20:44:32 ID:fJnkIUCj
623 :
名無しのオプ :2007/01/24(水) 09:53:01 ID:GgBPYFAU
>>621 「それ以来、この村ではアリバイという言葉が全く違う意味で流行している」だなw
624 :
名無しのオプ :2007/01/24(水) 17:39:15 ID:v3jYQ+dv
625 :
名無しのオプ :2007/02/08(木) 08:55:22 ID:b/LmSzHm
あかね書房のアイリッシュは。 「見えない殺人犯」(原題「コカイン」)もありますね。
626 :
名無しのオプ :2007/02/10(土) 21:14:32 ID:YW7cTXgX
「晩餐後の物語」の「金髪ごろし」のオチがよくわかりません。 誰か教えてください
627 :
名無しのオプ :2007/03/06(火) 18:43:22 ID:Bfd5dnHq
アイリッシュの作品はどれも穴が多すぎて偶然に頼りすぎたりしていてつまらない 幻の女なんてご都合主義のカタマリ
628 :
名無しのオプ :2007/03/06(火) 22:10:42 ID:4zzY7vub
あげ
629 :
名無しのオプ :2007/03/07(水) 00:27:30 ID:3AmThF2L
>>627 バカミスだと割り切って「ありえねーw」と笑いながら読めばよし。
630 :
名無しのオプ :2007/03/07(水) 00:37:02 ID:2sqhEQ0x
この人のは、美文に酔って主人公に感情移入して読む本だからいいの。
631 :
名無しのオプ :2007/03/07(水) 11:12:19 ID:nfmmyyTL
アイリッシュから美文とご都合主義取ったら何が残るのか?と。
632 :
名無しのオプ :2007/03/07(水) 17:12:53 ID:7SeZrNPW
不幸な男女。
633 :
名無しのオプ :2007/04/19(木) 00:15:21 ID:somM+Vin
>>630 主人公に感情移入してしまうからこそ、「喪服のランデヴー」の、
マダリン・ドリュー編は、悲しくてやりきれないと思うんだけれど、
そのあたりどうだろう。
しかし、哀愁の影が覆っているたまかもしれんけれど、ジョニーさん
モテモテですね。
モテモテで、モテモテで、マダリンどころかシャロンとくっついていても
幸せになれたはずなのに幸せを選択しなかったからこそ、記憶に残って
いるのだけれども。
634 :
名無しのオプ :2007/04/20(金) 00:47:27 ID:PJLsfCur
「喪服のランデブー」は傑作。破綻がどうのなんてどうでもいい。 これはサスペンス小説というよりもう文学なんだから。 あちこちに作家の叡知がきらめいている。 他のも読むつもり。
635 :
名無しのオプ :2007/04/20(金) 01:19:36 ID:J3fyIr3L
>>626 どんな話だったか忘れたからあらすじをば
636 :
名無しのオプ :2007/04/21(土) 08:55:59 ID:3Nzsrol6
喪服のランデブーが文学ってwww 何の冗談??w
637 :
名無しのオプ :2007/04/21(土) 11:02:32 ID:mkYn/Pqc
>>633 マメで話をよく聞いてくれて陰のある男ってのはモテるのかな。
そのマメで話をよく聞いてくれて優しげなところも、本人にとっては
目的達成のためなんだろうと思うと、それもまた切ないね。
638 :
名無しのオプ :2007/04/30(月) 15:56:39 ID:l/Udn5ae
喪服のランデヴーが文学ってのは俺も疑問はあるけど、 ヘイクラフトや、クイーンは、もはやミステリーは文学を超えたと断言してるからな ある意味文学のような低俗な分野の小説と一緒にするのはウールリッチに悪いと思うぞ
639 :
名無しのオプ :2007/05/02(水) 23:38:11 ID:lzy1Tj+h
普通の推理小説はいいものでも「ああ面白かった」で終わる。 そこからはみだすものがある作家、ウールリッチやチャンドラー や乱歩は文学の範疇に入るだろう。特にウールリッチは深い。 これだけ登場人物がリアルなのは珍しい。むしろ推理小説であるが ゆえに評価がおとしめられているような気がする。
640 :
名無しのオプ :2007/05/04(金) 23:08:11 ID:r4FY+wZC
「暗闇へのワルツ」読了。途中は「喪服」より落ちるなと 思って読んでたけど、最後の方のドキドキ感は凄いね。 こんな風に止められなくなってページめくったの久しぶりだった。
641 :
名無しのオプ :2007/05/06(日) 02:27:04 ID:VpTMcmYm
>>638 文学を越えたミステリーが存在するのは同意だが、いくらなんでもクイーンやヘイクラフトに
言われたくはないよな。
こいつらが言っても説得力無い。チャンドラーとかエルロイが言えば分かるけど。
642 :
名無しのオプ :2007/05/06(日) 08:44:49 ID:yqBDGBHs
クイーンやヘイクラフトほど人間が書けない連中も珍しいw ただの文学コンプレックスってやつだろ
643 :
名無しのオプ :2007/05/06(日) 15:40:55 ID:S/rkcxFR
なんだろう、殺しの翌朝とか好きだったな。
644 :
名無しのオプ :2007/05/14(月) 20:05:38 ID:m3tWr0pA
「幻の女」読了。これは推理小説ですね。 推理小説としてはところどころ穴が開いてるけど大目に見ます。 読ませる力は凄い。
645 :
名無しのオプ :2007/05/16(水) 23:31:25 ID:5DmG7dgc
ウールリッチの伝記を書いたというネヴィンズという 人によるとハメット、ガードナー、チャンドラーに次いで 4番目に偉大な推理作家だそうだ。
646 :
名無しのオプ :2007/05/17(木) 11:32:47 ID:724FHbc7
まあ、意見を持つのは人の勝手だからな。 かなり偏向してるとは思うが…w
647 :
名無しのオプ :2007/05/17(木) 19:27:10 ID:nfiyB6iv
第4位ではなく第4のって意味じゃねえの?
648 :
名無しのオプ :2007/05/19(土) 18:47:52 ID:tSWY8olu
>>647 そうかも。
「夜のカーテン」読んだ。普通に面白いサスペンスだな。
筋ができたら大急ぎで書き上げたみたいな感じで厚みが
無いけど、最後のあたりはかすかにらしさが感じられる。
649 :
名無しのオプ :2007/05/20(日) 11:11:12 ID:1lDxlbgh
あれはなかなか好きだなあ 短いけどよくまとまってると思った かつて藤田まこと主演で二時間ドラマ化されたらしいね
650 :
名無しのオプ :2007/05/20(日) 11:18:09 ID:rAv8na5d
これから少しづつ揃えていこうと思ったが、意外に今入手難が多い?
651 :
名無しのオプ :2007/05/20(日) 13:10:54 ID:4UbPa1F7
読売でほんの少しだけ黒衣の花嫁と五辧の椿に触れてました。
652 :
名無しのオプ :2007/05/20(日) 21:54:01 ID:htyQJiSb
653 :
名無しのオプ :2007/05/20(日) 22:08:45 ID:qeXdvntG
「暁の死線」読了。ウーリッチの長編にしては珍しく さわやかな読後感だな。そんな阿呆なと思うような偶然が 重なってるけどwブリッキーは名探偵だ。 アイリッシュ名義はこれと「幻の女」と「黒衣の花嫁」だけなんだね。
654 :
名無しのオプ :2007/05/20(日) 22:13:16 ID:htyQJiSb
>>653 つ死者との結婚、死刑執行人のセレナーデ
655 :
名無しのオプ :2007/05/20(日) 22:25:12 ID:qeXdvntG
>>654 あ、「暗闇へのワルツ」もアイリッシュ名義だ。
解説が間違ってるんだ。
656 :
名無しのオプ :2007/05/20(日) 22:54:07 ID:3WvI5lLz
逆に「黒衣の花嫁」はブラック・シリーズだからウールリッチ名義では
657 :
名無しのオプ :2007/05/20(日) 23:00:00 ID:qeXdvntG
>>656 あ、ほんとだ。稲葉明雄いいかげんにせいよ!
あ、訳はいいと思います、訳してくれてありがとう。
658 :
名無しのオプ :2007/05/20(日) 23:41:17 ID:s3gGX9PC
黒沼健の旧訳のほうが良くできてる。
659 :
名無しのオプ :2007/05/22(火) 10:08:08 ID:Zo08ZKnm
稲葉の訳ってそんなにいいですか? 個人的には いま読むと 微妙な感じが…
660 :
名無しのオプ :2007/05/22(火) 22:00:28 ID:7mSk7wit
本日のNHKBSの黒衣の花嫁って、ウールリッチのヤツですよね?
661 :
名無しのオプ :2007/05/23(水) 00:48:10 ID:sV1/T9H8
>>660 あれはウールリッチが原作だと認めたくない・・・
後半の改変が酷くて
662 :
名無しのオプ :2007/05/31(木) 01:03:20 ID:8aeX2kGS
5月31日 喪服のランデヴーage
663 :
名無しのオプ :2007/05/31(木) 09:53:28 ID:M56jCiIg
トリュフォーは「暗くなるまでこの恋を」も撮ってるね。
664 :
名無しのオプ :2007/06/23(土) 20:15:19 ID:4PD2jbD8
本屋で見かけない作家
665 :
名無しのオプ :2007/06/23(土) 20:40:28 ID:JVGks2OG
つ幻の女
666 :
名無しのオプ :2007/07/11(水) 00:51:08 ID:8v5+nRIA
まじに幻の女も本屋で見かけなくなってきたよーな。 文庫で復刊きぼん
667 :
名無しのオプ :2007/07/11(水) 01:34:25 ID:zzyBp+Kt
売れ筋だからまたそのうちやってくれるのでは。
668 :
名無しのオプ :2007/08/18(土) 21:50:43 ID:WVzJf27Z
幻の女、喪服のランデヴー、黒衣の天使、以外を本屋で見かけない。 その三種も全部置いてるとこはなかった。 他にも読みたいけどネット書店しかないか。
669 :
名無しのオプ :2007/08/18(土) 21:54:22 ID:SvoDr0fE
安心しろ。わが町なんかどれも置いてない・・・orz
670 :
名無しのオプ :2007/08/23(木) 23:17:44 ID:0DjouWeU
幻の女が「ハヤカワ文庫のおすすめ」ってオビで巻かれて平積みされてた。
671 :
名無しのオプ :2007/09/14(金) 21:20:29 ID:8pRLokMf
全然見かけない
672 :
名無しのオプ :2007/09/14(金) 22:33:03 ID:2yhfJ7CX
673 :
名無しのオプ :2007/09/14(金) 22:34:47 ID:2yhfJ7CX
すまん、誤爆した
674 :
名無しのオプ :2007/10/28(日) 00:22:38 ID:evf5kFeu
幻の女を入手した!
675 :
名無しのオプ :2007/11/06(火) 13:03:52 ID:4ZWxcxKc
見えない死がよくわかりません
676 :
名無しのオプ :2007/11/19(月) 02:43:42 ID:pE0hkbAT
喪服のランデヴーがすごく良かった。 読後気分が沈んだけど解説でちょっと持ち直したよ。
677 :
名無しのオプ :2007/11/19(月) 12:32:26 ID:fUbS4+eH
ようつべにNHK版の「喪服のランデヴー」がうpされてたよ
678 :
名無しのオプ :2007/11/21(水) 02:25:07 ID:AAEtoIkf
679 :
名無しのオプ :2008/01/08(火) 00:03:54 ID:6JihkzXa
古本屋で早川書房の恐怖の冥路っての買ってきた。 読んでみる
680 :
名無しのオプ :2008/01/08(火) 18:54:25 ID:lykbR8YN
「暗闇へのワルツ」のラストは泣いた。 アイリッシュは大好きで10冊以上読んだが、泣いたのはこれだけだね。 今読み返しても泣ける;
681 :
名無しのオプ :2008/01/19(土) 21:52:04 ID:ne8LYL2Z
自分は、喪服のランデヴーが何度読んでも泣ける一冊かな
682 :
名無しのオプ :2008/01/25(金) 19:59:32 ID:iX+R+1ld
この人の短編ってさあいろんとこからいろんな形で出てるけど なに読んだら「ダブリ」が最小におさえられるんだろうか
683 :
名無しのオプ :2008/01/30(水) 22:54:15 ID:1NqROn9O
>>681 俺も。
よく言われるように、「理解は出来るけど共感はできない」はずの主人公の行動なのに、
ラストになると、何故か泣いてしまう。
「暗闇へのワルツ」もそう。
俺は違う(つもりだ)けど、
>>680 さんは、人が好過ぎるとか言われたこと無い?w
684 :
名無しのオプ :2008/02/01(金) 20:10:07 ID:6rK7KjKK
"It's enough for us to get a new start on. You can do a lot with two hundred dollars in our town. We could make a first payment on a little place of our own and--" She didn't hear him. She wasn't listening any more. Her head had dropped to his shoulder, was rocking there gently in time with the motion of the bus. Her eyes dropped blissfully closed. "We are going home," she thought drowsily. "Me and the boy next-door, we're going home at last." THE END 6:15 AM
685 :
名無しのオプ :2008/02/04(月) 03:41:04 ID:P1CfUJpv
終わるなw
686 :
名無しのオプ :2008/02/12(火) 18:29:09 ID:0A6WHTtv
>>684 今はネットのおかげで日本でも手に入るのかね。
俺は15年以上前だが、わざわざアメリカまで行ってニューヨークのミステリ専門の古本屋でようやく見つけたよ。
新刊書専門の普通のデカい本屋には売ってなかったね。
687 :
名無しのオプ :2008/02/13(水) 22:33:44 ID:uTn5ijAV
>>686 北米でも"Deadline at Dawn"どころか"Phantom Lady"でさえ新刊で入手できないみたいですね。
jpドメインでアイリッシュの洋古書を探すと、
amazon.co.jp のマーケットプレースに業者が古本をいろいろ出品してますが、
かなりイイ値段を付けてる。
紀伊国屋BookWebでも洋古書も扱ってて、こちらは値段は安いが2ヶ月近くかかります。
いろいろ読んでみたいのですが簡単に購入できないのが残念です。
688 :
名無しのオプ :2008/03/01(土) 22:39:53 ID:kxlR7ILW
「私たちが再スタートをオンにするのは、十分です。」 あなたは私たちの町で
200ドルを大いに処理することができます。 そして、「私たちが私たち自身の
小さいところで最初の支払いを済ませることができた、--、」
彼女は彼の声を聞きませんでした。 彼女はもう聴いていませんでした。 彼女
の頭は、バスの動きで彼の肩に落ちて、時間内に、そこでそっと前後にゆれて
いました。 幸せに落とされた彼女の目は閉じました。 彼女は、「私たちは家
に帰る予定です。」と眠そうに考えました。 「隣に、私たちが家に帰る予定で
ある私と少年は持続します。」
午前6時15分を終わらせてください。
http://www.excite.co.jp/world/ よりw
689 :
名無しのオプ :2008/03/02(日) 00:19:55 ID:Byy/VT8x
アイリッシュを読むには、やっぱ創元推理文庫が一番なんですかね?
690 :
名無しのオプ :2008/03/02(日) 00:28:57 ID:MdbGGYn4
そうとも。そしてウールリッチを読むなら早川だ。
691 :
名無しのオプ :2008/03/02(日) 00:31:47 ID:l68mYNms
宇江佐真理も愛読しててタイトルもちなんでるとか
692 :
名無しのオプ :2008/04/16(水) 21:51:12 ID:12XooQxp
なかなか入手できません
693 :
名無しのオプ :2008/04/17(木) 02:23:38 ID:NMQw+vqr
これだけ品切れだった白亜社の短編集4巻をやっと買えた。わーい
694 :
伊藤伊織 :2008/05/05(月) 16:02:11 ID:mSqAu4AF
3 2 1 5 0 3 4 6 3 7 7 0 0 6 0 8 1 3 6 8 5 3 1 3 0 6 7 4 3 0 2 8 1 6 8 5 8 8 5 3 8 5 6 4 3 4 6 7 5 1
695 :
名無しのオプ :2008/06/19(木) 00:03:41 ID:kbVS9XB+
696 :
名無しのオプ :2008/06/19(木) 00:07:34 ID:CeiSNgxV
広域荒らしらしい
697 :
名無しのオプ :2008/06/25(水) 00:25:17 ID:89tjfgBn
ウールリッチの小説好きだけど、 人間の描き方もリアリティも 謎解き小説と変わらんと思う。 ウールリッチとクイーン、あんまり変わらんよね。 どちらも好きだけど。
698 :
名無しのオプ :2008/06/26(木) 00:20:13 ID:iYK7yK4d
age
699 :
名無しのオプ :2008/07/05(土) 03:05:34 ID:Usmok55S
ウールリッチが「人間が描けてる」ってのは 一部のファンが強弁してる迷信みたいなもの。 描けてない(※特に女性)作品の方が多い。 俺は特定の街の情景や 風俗描写が好きで読んでるので、 構成やストーリーがイマイチでも あまり気にならない。 ディティールの方により興味があるタイプです。
700 :
名無しのオプ :2008/08/11(月) 21:37:21 ID:F7bHGSFy
恋愛小説にミステリ要素ってとこだよ
701 :
名無しのオプ :2008/08/23(土) 10:42:32 ID:59v5llAC
黒衣の花嫁はあの切なさがたまらん
702 :
名無しのオプ :2008/09/23(火) 18:57:49 ID:QWA3k/F1
俺は喪服のランデブーが好きだな。
703 :
名無しのオプ :2008/10/05(日) 16:43:03 ID:oQgy0jU5
ランデブーの原文出だしの例の文は、 "They had a date at eight every night." と韻を踏んでいるんだよなあ。こんだけでもう名文。 ウールリッチいいなあ。
704 :
名無しのオプ :2008/12/12(金) 23:50:08 ID:5l5uQ9en
満月で思い出した。・・・けど、そんな話あったっけ
705 :
名無しのオプ :2008/12/13(土) 07:22:45 ID:uexsOE8h
送って行くよ、キャスリーン
706 :
名無しのオプ :2008/12/14(日) 04:08:02 ID:mc5ldrMp
I'll Take You Home, Kathleen 「夜はダーク・ブルー、頭上には大きな銀貨が一枚はめ込まれていて 月となっていた。あれから二年、まだまだ若いのに、ダンス・ホールまでの 道のりは前より長く感じられる。彼女のを連れずに、一人で歩くせいだろうか」
707 :
名無しのオプ :2008/12/25(木) 14:08:22 ID:3qHKrqNM
幻の女、自分も見事にしてやられました。 ただ読後に振り返ってみると、犯人はあんな工作などせずにすぐ高飛びするのが 案外一番リスクが少なかったんじゃないかとも思えます。
708 :
名無しのオプ :2008/12/27(土) 14:17:47 ID:mA6VmQIw
幻の女の有名な書き出し 翻訳が間違ってると思うんだが The night was so young って夜はこれからとか宵の口って意味の慣用句なんだよ
709 :
名無しのオプ :2008/12/27(土) 18:17:35 ID:MLzlMjte
なるほどな。(ハヤカワ文庫稲葉明雄訳) だけど、「夜は若く、彼も若かった。」だから、同じ若いという言葉を使いたいところとも言える。 (原文手元にないけど、 The night was so young as he was young. The night was so young and he was also young. の感じだろうか。) ご指摘の通りのニュアンスを出すとしたら、 「夜もこれからだし、彼もこれからの若い男だった。」 みたいな訳がいいのかな。
710 :
名無しのオプ :2008/12/27(土) 23:31:01 ID:mA6VmQIw
711 :
名無しのオプ :2008/12/28(日) 11:29:42 ID:EueEsUs/
プレスリーのブルームーンの歌詞にも
The night was young
And so was you
So we
という箇所がありますな
>>709 原文は
The night was youg, and so was he.
But the night was sweet, and he was sour.
712 :
名無しのオプ :2008/12/28(日) 13:05:03 ID:wUpgKL0H
>>711 サンクス参考なった。
>>708 の「これから」って語句にひっかければ、
人生これからの若い身空で(夜と同じくyoungなのに)、
このsweetな夜に、sourもsour、死刑執行を待つ身になろうとは・・
(まあ、ここでのsourは細君とけんかしたからだけどw)
なるほど・・ この冒頭の文句はなかなかだ・・ 全編を暗示してる・・
と、ひとりで感心してる。
稲葉訳で通じるけど、原文はさすがに味わい深い。
713 :
名無しのオプ :2009/01/05(月) 01:55:32 ID:N8lJ+AXu
「暗闇へのワルツ」読んだ。 なんだこの駄作は。偶然といいご都合主義的展開といい。 「夜は千の鈴を鳴らす」もだけど、本格かと思って 最後まで読んだら・・・ 傑作とのその他の差が激しいな。
714 :
名無しのオプ :2009/01/05(月) 03:54:02 ID:3oCdILrZ
傑作なんてないよ
715 :
名無しのオプ :2009/01/05(月) 09:08:30 ID:qai5RWJG
>「夜は千の鈴を鳴らす」 なんだそりゃ
716 :
名無しのオプ :2009/01/26(月) 02:02:18 ID:0G7EF9LW
いわゆる優等生的なよくまとまった作品はないけど、 異形の傑作は多いと思うよ。
717 :
名無しのオプ :2009/01/28(水) 12:46:50 ID:Wd+kfBtI
「夜は千の目を持つ」ね。
718 :
名無しのオプ :2009/01/28(水) 14:43:11 ID:d648AAPc
>「夜は千の鈴を鳴らす」 島田荘司だね。
719 :
名無しのオプ :2009/02/13(金) 04:01:35 ID:nX/xTBHs
夜千の雰囲気好き
720 :
名無しのオプ :2009/02/22(日) 03:20:27 ID:Ww89755m
FIRST YOU DREAM,THEN YOU DIE
721 :
名無しのオプ :2009/02/22(日) 04:35:40 ID:6qg746eb
保守
722 :
名無しのオプ :2009/02/23(月) 14:29:26 ID:kuvF8Gq1
ガキの頃に読んだ、児童むけの「見えない殺人犯」が忘れられない。
723 :
名無しのオプ :2009/02/26(木) 22:22:23 ID:rgndrnyc
「死者との結婚」は傑作ってほどじゃないけどよくまとまっていると思う。さすがに 「暗闇へのワルツ」と「喪服のランデブー」との間に書かれた 充実した時期のものだけのことはある。ただ最初と最後が余計なんだよなあ。
724 :
名無しのオプ :2009/02/27(金) 10:29:25 ID:y8M9Z1TF
>>722 オレもジュヴナイルの「真犯人を追え」が印象に残ってる
原作はBlack Curtainね
725 :
名無しのオプ :2009/02/28(土) 23:56:11 ID:z1HAr0/f
俺がはじめて出逢ったアイリッシュも、小学校の図書室にあった 子供向けのやつだったな。 原作は「黒いカーテン」で、しかし相棒が女ではなく少年になっていた。 冒頭に数ページの漫画がついていた。 同じシリーズで「暁の死線」も読んだな。
726 :
名無しのオプ :2009/03/01(日) 04:36:52 ID:WgEYXzAR
オレも小学生の頃短編の「じっと見ている目」「ただならぬ部屋」だとか なにかの本で読んだ記憶あって、とてもおもしろかった記憶が。 後年創元推理文庫のアイリッシュ短編集を読んでウールリッチだったのか!と 驚いたおぼえが。けっこう他にも同じような記憶があってオレって昔から ウールリッチ読んでたんだなあといっとき感慨にふけったりした。 あとうろ覚えだが、少女探偵ナンシーシリーズでもウールリッチの作品 が使われてなかったっけ?
727 :
名無しのオプ :2009/03/01(日) 23:30:32 ID:d2BTc83x
俺はテレ東の午後のB級映画コーナーで黒衣の花嫁見て その後に原作を見つけて、あれかと読んだのが始め。 小学校の頃から少年探偵団、ルパン、ホームズ・・・と ミステリー好きだったからもしかしたら読んでたのかもしれないけど そっちは記憶にない。
728 :
名無しのオプ :2009/03/18(水) 20:42:39 ID:erD5Oo1T
幻の女 俺にとって掴みは最悪 これからだよな・・・・w
729 :
名無しのオプ :2009/03/18(水) 22:13:37 ID:erD5Oo1T
パンプキンハットの女をずっとずっと探し続けるのか? そうじゃないと言って・・・・
730 :
名無しのオプ :2009/03/19(木) 23:31:11 ID:0FgVjynX
これってハードボイルドて聞いて買ったんだけど、全然ハードボイルドしてないね^^
731 :
名無しのオプ :2009/03/19(木) 23:48:41 ID:68mtOGbt
誰が言ったか知らないが、 それは愛理ッシュをハードボイルドなんて言う奴が悪い
732 :
名無しのオプ :2009/03/20(金) 10:20:13 ID:5ttDaxYQ
ウールリッチはハードボイルドとは無関係でしょ 乱歩は本格物ではなく変格派と呼んでいた気がする ムード重視のスリラー サスペンスの詩人 なんてことも書かれてたような…
733 :
名無しのオプ :2009/03/21(土) 00:39:27 ID:dw8BHs+L
なんとそうなのか・・・・ 聞いたのはこの板のあるハードボイルド作家のスレ ハードボイルド頭から追っ払って読むことにします
734 :
名無しのオプ :2009/03/23(月) 23:11:04 ID:XJVUeglb
自分も読むまではハードボイルドの作家だと思ってた。
735 :
730 :2009/03/31(火) 23:40:12 ID:JZWmY+cK
最初中々乗ってこなくて読むのに時間が掛かった 死刑執行前三日から俄然面白くなってきた そして最後はやられた!でした 次読むかちょっと悩む
736 :
名無しのオプ :2009/04/01(水) 04:41:13 ID:wG0ZhPMS
>>735 悩むなら読まないほうがいいね。
リトマス試験紙の赤か青か。
2進法の0か1か。
中間ファジー揺らぎとか無い。
気に入るヤツは気に入る気に入らないヤツは気に入らない
それだけ。
737 :
名無しのオプ :2009/04/01(水) 19:46:08 ID:8HW09n1Y
当たり前のことを長々と。。。w
738 :
名無しのオプ :2009/05/18(月) 18:10:05 ID:adIjy+T3
>717、718 ああ悪い混同しちまった。 他の何冊かは面白かったんで期待してたんだよ。 これ、一体どういうトリックでどんなどんでん返しが待ってるんだろう、 ってワクワクしながら読んだら…… これで終わりかよ、おい!って感じだった。
739 :
名無しのオプ :2009/05/28(木) 03:33:36 ID:fb07EiZG
代表作の「幻の女」からしてそんな感じだからな。 初読の時何だこのオチはってガッカリしたw
740 :
名無しのオプ :2009/05/28(木) 21:52:57 ID:SqGKknqH
>>739 いや「幻の女」は結構面白かったんだよ。俺には。
あれはミステリとして成り立ってるような。
「千の目」は謎が魅力的だった分肩透かしを喰らった気分だった。
741 :
名無しのオプ :2009/06/05(金) 11:39:47 ID:VEluTjLr
「幻の女」を読んでガッカリしたなら、基本的にミステリーの読書に向いてない人なんでしょ。 そういう人も当然世の中にはいるだろうから、自分が楽しめる本をよそで探すことをお勧めします。
742 :
名無しのオプ :2009/06/05(金) 21:35:32 ID:rmdFYEZj
ブラックシリーズは好きだけど「幻の女」は嫌いです
743 :
名無しのオプ :2009/06/09(火) 01:18:35 ID:gjMkOa8W
俺はウールリッチ、アイリッシュ、ジョージ・ハプリイ、彼らの全ての作品が好きだ。
744 :
名無しのオプ :2009/06/09(火) 07:46:02 ID:ONyjgvoC
ヨシワラ殺人事件も?
745 :
名無しのオプ :2009/06/09(火) 22:06:04 ID:l/zMXeSy
ウールリッチの小説を読んだ後は、なぜかグローバー・ワシントンJr.のJUST TWO OF USを聴きたくなるw
746 :
名無しのオプ :2009/06/15(月) 17:19:03 ID:XwXsDWa9
長編では結構つまんない作品も多いよね、「野性の花嫁」とか「死はわが踊り手」とか・・・ やっぱこの人はグランドホテル形式の連作短編集が一番かも。代表作のほとんどがそうだし。 あまり話題に上らないけど「聖アンセルム九二三号室」とか「今夜の私は危険よ」も良かった。
747 :
名無しのオプ :2009/06/15(月) 20:19:34 ID:9XhiKH1y
「自殺室」を呼んだときはぞくぞくした。 あとで牧逸馬の怪奇実話の本で元ネタを見て、おおと思った。
748 :
名無しのオプ :2009/06/16(火) 05:29:14 ID:0tLdYvLD
最近なぜかマンハッタン・ラブソングが名作と思えるようになってきたぞ
749 :
743 :2009/06/28(日) 01:32:59 ID:hl2YQP70
>>744 勿論!
ウールリッチ行った事も見た事もない日本だし。
フォーサイスの??よりなんぼかマシでしょ。
>>745 知らなかったので、今度聞いてみます。
>>746 >グランドホテル形式の連作短編集が一番かも。代表作のほとんどがそうだし。
グランドホテル形式の連作短編集って何?どういう意味ですか?ホテルを舞台とした
作品?WRの代表作はと言えば「暁の視線」「幻の女」とか長編が主ですよね?
「今夜の私は危険よ」はいいですよね。不思議なSFテイストがあって
750 :
名無しのオプ :2009/08/23(日) 02:41:49 ID:poAyXzZ7
アイリッシュの作品を読みかえすと、小説界はもちろん、ハリウッド映画から 火曜サスペンス劇場まで、映像畑に多大な影響を与えたのがよくわかるな。 どの作品も、どっかで見たような感があるんだが、それはこの人の作劇法に、 影響受けた後進の作品を、どこかで見てるからなんだよな。 本格ミステリーは映像化しにくいから、この人の作風が、映像サスペンスの お手本になったんだろうな。
751 :
名無しのオプ :2009/08/23(日) 06:22:32 ID:94Fg9HQ1
なんでこの人の小説は哀愁感あふれる読後感を残すのだろうか?
752 :
名無しのオプ :2009/09/02(水) 14:15:06 ID:HDZvM1q9
平賀悦子訳の「黒衣の花よめ」を読んだ
サスペンスをじっくり味わえたので満足
重厚長大な本格推理よりこういうものの方が読んでて楽しい
解説とウィキペディアを読んで知ったウールリッチの生涯に関心を持った
>>751 経済的な成功ではぬぐえない絶望が作家にあったんじゃないかな
100万ドルも財産があったのに酒に溺れてしまったんでしょ
753 :
名無しのオプ :2009/09/05(土) 20:43:36 ID:m7vMGZVk
754 :
名無しのオプ :2009/09/11(金) 02:31:51 ID:n9Ba3qjg
「幻の女」約15年ぶりに読み終えたけど 犯人が誰か全然忘れていた。 ウィキで知ったけどやっぱりゲイだったみたいだね。 美形だからそうかなあ?とか思ってたけど。
755 :
名無しのオプ :2009/09/20(日) 23:11:55 ID:owJkxEG9
つべにドラマの喪服のランデヴー上がってるよ。 2話の愛死と3話の闘争しか見つからないけど 私は神ドラマだと思ってるので嬉しいけどドラマスレ見つからないからこっちへ報告。
756 :
名無しのオプ :2009/09/21(月) 07:23:23 ID:qM5aDikW
つべ厨ウゼー
757 :
名無しのオプ :2009/10/28(水) 12:08:37 ID:7wADcZCX
黒衣の花嫁が巷を賑わせていますね
758 :
名無しのオプ :2009/10/28(水) 18:23:44 ID:IKgM3QtV
死者は六人に増えた模様。
759 :
名無しのオプ :2009/10/29(木) 15:08:38 ID:7Zf55Ez0
未完に補筆だが「夜の闇の中へ」が好きだ ストーリーはアレだけどさ
760 :
名無しのオプ :2009/10/29(木) 21:43:44 ID:cnuoq2iX
>>759 あれ、本当はもっと悲劇的な終わりになるはずだったんだっけ
761 :
名無しのオプ :2009/11/10(火) 04:53:16 ID:OeHizqS0
毎晩、彼は川っぷちを歩いて家へ帰った。毎晩、午前1時ごろ、1時ちょっとすぎに。
762 :
名無しのオプ :2009/12/09(水) 21:40:42 ID:p2tArKMi
それなんの話?
763 :
名無しのオプ :2009/12/10(木) 05:36:57 ID:OZZxsWds
764 :
名無しのオプ :2010/02/18(木) 20:30:49 ID:3lM5khIR
「幻の女」は確かに完璧に騙されたし、意外性抜群だったんだけど 肩透かしと言うかがっかりしたのも確か だって女を探しててそれが見つからない、どうしてだ、って言うのが焦点だったのにあのオチだもん・・・
765 :
名無しのオプ :2010/02/21(日) 22:08:04 ID:RFn9plNl
わかる。でも結果よりもそこに至るまでの過程が面白すぎるので許せてしまう。 ずるいよ。
766 :
名無しのオプ :2010/02/22(月) 02:54:58 ID:66zRnVUy
この作品は宮部に影響与えているのかね?
767 :
名無しのオプ :2010/05/20(木) 21:20:26 ID:d55wgjXf
「幻の女」で盲目の老人はわかるんだけどダグラスっていう登場人物がいたけどそいつはどうして死ぬ必要があったの? 別に死なす必要はなかったと思うんだけど
768 :
名無しのオプ :2010/07/03(土) 21:43:20 ID:HPHuCLBe
(´・ω・`)
769 :
名無しのオプ :2010/07/05(月) 13:59:14 ID:CVJkxbAZ
どうせ保守すんならもっとマシなこと書けよ むかつくな
770 :
名無しのオプ :2010/07/05(月) 16:24:40 ID:dt6vD06z
コーネル・ウールプア(´・ω・`)
ブックオフにポケミス版が100円で大量に出ていたので全部回収してきた。全部で15冊。
772 :
名無しのオプ :2010/07/22(木) 14:25:48 ID:oxQ9l8Jx
うらやましいなぁ・・・
773 :
名無しのオプ :2010/07/30(金) 01:04:59 ID:cdCC5TDj
幻の女 ネタバレ。 「女を見て無い」って言った証言者が そう言った理由が 犯人による脅迫かよ! どんなすごい人間消失トリックが有るのかと思って期待したのにな。 こんなんが日本で投票したら海外推理小説オールタイムTOP1とかなるんかよ! アメリカでのオールタイム人気ランキングで入って無いのはむべなるかなだよな
774 :
名無しのオプ :2010/07/30(金) 19:42:32 ID:cdCC5TDj
おまえ、アホだろ 754 :名無しのオプ:2009/09/11(金) 02:31:51 ID:n9Ba3qjg 「幻の女」約15年ぶりに読み終えたけど 犯人が誰か全然忘れていた。
775 :
名無しのオプ :2010/07/30(金) 19:44:27 ID:cdCC5TDj
>>764 日本の推理小説ヲタ以外には大して売れないのはそのガッカリのせいだろ?
アメリカじゃ、忘れられかけてるし
776 :
名無しのオプ :2010/07/30(金) 22:14:30 ID:L/RJiJzw
ウールリッチ、また同じブクオフで2冊回収してきた。 これでポケミス版17冊になった。 それとポケミスが大量に100円コーナーにならんでいたよ。 ミステリーファンがひとり昇天したのかな? グルーバー読みたいんで探したけどなかった。 また週末に行って来るよ
777 :
名無しのオプ :2010/07/31(土) 20:10:33 ID:rJ760gnR
原書で読めよ
778 :
名無しのオプ :2010/07/31(土) 21:23:33 ID:kVBW1Vul
原書房で読めよ
779 :
名無しのオプ :2010/08/01(日) 13:11:10 ID:pkacMpL+
ハヤカワかなんかの海外推理小説オールタイムベストで1位! 主役の男は女と一緒に居たはずなのに、その男を見た人たちは「女は居なかった」と証言!! おぉーーー!どんな凄い人間消失トリックがあるんだろう! オールタイムベストで一位だからなぁ! ああ、どんな凄いトリックかなぁ! 楽しみだなぁ! 女が居なかったって証言してた理由は 犯人が脅迫してたから、、、、 ふぅ、、、、、
780 :
名無しのオプ :2010/08/01(日) 16:42:10 ID:QU0p0dUY
黄金期の名作と言われている作品は全然読んでいないけど、なぜかストーリーも犯人もトリックも知っている( ・ω・)y─┛〜〜
781 :
名無しのオプ :2010/08/01(日) 19:45:26 ID:pkacMpL+
犯人に脅迫されて偽証してました 使って良いんなら たいていの一見不可能なトリックは(小説内でなら)実現可能だよな
782 :
名無しのオプ :2010/08/02(月) 01:42:47 ID:qEuN1KkF
確かに、推理小説のトリックに 「犯人に脅迫されて偽証してました」を 使って良いんなら なんでも有りになっちゃうよな 夢オチと同じくらいひどい
783 :
名無しのオプ :2010/08/02(月) 07:32:13 ID:m3XZyTfC
しかし、現実の世界では良くあるからOKなんだよ。
784 :
名無しのオプ :2010/08/02(月) 09:29:48 ID:qEuN1KkF
>>783 現実の世界で何人も何人も脅迫して偽証させて
その後、やっぱりヤバいってそいつら次々殺して
ってそんなうまくいかへん
785 :
名無しのオプ :2010/08/02(月) 09:34:42 ID:qEuN1KkF
犯人逮捕に協力して主役を助ける愛人がいるじゃん。 主人公は妻が居て、幻の女と浮気して、さらに愛人が居るんだよな。 これこそ現実に有りそうだが、 主役はいいかげんなやつだな
786 :
名無しのオプ :2010/08/04(水) 20:09:40 ID:vstkJQ6q
犯人が次々目撃者を脅迫したらみんな脅迫されたってのも出来過ぎだよな。 脅迫してなおかつ金も渡したのかも知らんけど。 中には脅迫に応じず多額の金を逆に請求するやつとか 正義感から真実を喋る奴とか 犯人に脅迫された仕返しに真実を喋る奴とか そういうのが一人か二人いたっておかしくないだろ? それに一回の殺人を隠すために第二、第三の殺人をしたら 今度はその第二、第三の殺人のほうの捜査でたいほされるかもしらんじゃねーか
787 :
名無しのオプ :2010/08/08(日) 18:14:42 ID:YMNLykfg
幻の女にがっかりしてこのスレ覗いたらみんな同じなんだな 当時は斬新だったんだろうが、今の基準で言ったら古きよき古典って感じ
788 :
名無しのオプ :2010/08/24(火) 14:44:16 ID:db5pKFS1
聖アンセルム923号室の、「・・・・・・の夜」っていう章タイトルが 子供の頃、もの凄く怖かった。 なんでそこだけ「・・・・・・・・」なんだって、禍々しい秘密があるような 恐怖を覚えて、読めなかった。 大人になって読んでみて、「・・・・・・・」になっている秘密の正体が、 恐怖どころか、まさか、こんな切ない話だったとは・・・ ”日本人”として、もっと早く読んでおけばよかった。
789 :
名無しのオプ :2010/09/02(木) 18:50:45 ID:pNA0p/43
短編集が各社からいろいろ出てるけど、何をどう読んでいいかさっぱりわからん 収録作かぶりまくってる感じだし
790 :
名無しのオプ :2010/09/05(日) 04:42:45 ID:a6dqgsVt
791 :
名無しのオプ :2010/09/05(日) 11:46:45 ID:FVF5ENjr
白亜書房の短編集がめぼしい話を大体網羅していておすすめなんだが まだ売ってるんだろうか
792 :
名無しのオプ :
2010/09/06(月) 07:33:38 ID:wyPLvCca