第二回ホラーサスペンス大賞、大賞受賞作品の五十嵐貴久作”リカ”幻冬舎を今日
読んだところ確かに面白かったのですが、以前読んだ漫画 座敷女 望月峯太郎
著 講談社刊に出てくるストーカー女によく似ているんですよ。がっかりしました。
読まれた方います?
まあミステリ書こうってひとならだれでも思いつく設定ではある。
昨日読んだよぉ。
>3が言っているように、誰でも思いつく設定をひねりなくストレートに書いてあった。
人物描写が薄っぺらく、ストーカーになるリカの設定は巻末で評者が述べているように、
「口さけ女って本当にいたんだね」てな感じ。主人公は俗物で小心者。だが、都合よく
探偵をしている友人やら、親身になってくれる警官からが現れる。脳内ストーリー爆発!
リカは死臭のようなひどい悪臭がし、白目がない女(そんな人間いないって)。
ゴルフクラブで殴られても、拳銃で撃たれても死なないゾンビ。この描写はあまりにも
チープで,読んでるこちらの意識を飛ばすシロモノ。
角川ホラー大賞はまともなのに、幻冬社のホラー・サスペンス大賞は1回目の「そして
静粛の扉を」同様、ほんとーーーーーーーーにひどい。まともな賞なら1次で落としてる
だろ!くらいのレベル…。
買ってる人もあまりいないだろうけど、買わないほうがいいですよ。金をドブに捨てることに
なります。
もう一個のほむらの館のほうがひどいな