喜国雅彦「本棚探偵の冒険」

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316名無しのオプ
『本棚探偵の生還』第三十二回(小説推理2009年12月号)より

〈墓場に本は持っていけない〉

トランク一つで死にたい――本当にお気に入りのモノだけを詰めたトランク
本来の企画の趣旨は探偵小説コレクターが究極のお気に入りをセレクトしようとするモノだったが、その練習に官能小説のジャンルで挑戦したのが今回のネタ

まずは取り敢えず選ばれたのが以下の十七冊(喜国セレクト)

1『女教師と愛妹と少年と…』櫻木充
2『隣のお姉さん・少年狩り』櫻木充
3『課・外・活・動…セーラー服とブルマーと』櫻木充
4『新任女教師・祐美子とテニスクラブ』櫻木充
5『隣の美姉妹』櫻木充
6『二人の女教師・教え子狩り』櫻木充
7『継母・二十九歳の寝室』櫻木充
8『美姉の匂い』尾崎嶺
9『姉・淫獣の部屋』鬼頭龍一
10『禁断授業 淫惑の童貞狩り』氷室洸
11『女医と従姉と同級生』聖龍人
12『個人授業 女教師は少年がお好き』星野ぴあす
13『処女の肉死刑(リンチ)』北川悦史
14『お姉さま達の猥雑な玩具(ペット)』睦月影郎
15『女臭の体罰』睦月影郎
16『僕の叔母』睦月影郎
17『セーラー服 童貞「暴姦す(まわす)」』橘真児
317名無しのオプ:2010/01/10(日) 04:08:37 ID:krWw7ydz
(以下は本文より抜粋)

内容のほとんどは(タイトルからも想像がつくだろうが)隣のお姉さんや女教師や継母による、童貞少年いたぶりモノだ。
主人公が好きな女性の下着などにフェチ行為をしているところを見つかって、おしおきされるというのが黄金のパターン。
一番作品数が多い櫻木充はこの分野の第一人者。
デビューから五年ほどはすべての作品を買うほど、お気に入りだった。

ということで読み始めた。
どうにか半分までは絞ったが、そこからが進まない。
途中で五冊ぐらい残してもいいかという気になったが、この作業は乱歩を選ぶ練習でもあるので非情の面を被った。

「どれでも一緒でしょ」途中でツレに突っ込まれるが、気にしない。
今の僕は童貞だ。
ツレなんかいないのだ。

選んだのは4

だがもう一冊、どうしても落とせない作品があった。
15がそれ。

だってねえ、(以下メ欄)