由良三郎

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1通称・カメさん:01/11/07 21:30
…の作品、お好きな方いらっしゃいますか。
うーん、いないかもしれないな。

でもとりあえず呼びかけてみよう。
2やっぱり…:01/11/08 19:50
いないよなぁ。

通称・カメさん
3黒猫缶:01/11/08 20:55
「ミステリーを科学したら」だったかな?を読んだことあります。
江戸川乱歩の「屋根裏〜」はあれでは殺人できない、等々
ミステリ小説におけるオカシイ所を科学的に検証していましたね。
なかなかタメになって面白かったです。
4名探偵に名前はいらない:01/11/08 22:50
「運命交響曲殺人事件」を読んだのがきっかけで、フランクのバイオリンソナタの
CDを買いに行ったっけな。いい曲だよ。

「ミステリーを科学したら」は、シアン化合物を血管に注入しても中毒死しない、
というのを読んでショックを受けた…というのはリアル厨房当時、そのような
トリックを使ったミステリを構想中だったので。もしこの本読まなかったら
仲間内から笑われてただろうな…
しかしシアン化合物を嚥下するだけでなく、女性の○に注入しても中毒死が可能、
という記述にはもっとショックを受けたが。
5名無しのオプ:01/11/09 01:02
>4さすがにそれを試した人はいないけどね。

新潮ミステリー倶楽部から出ていたミステリーは
かなり面白かったよ。ちょっと(メール欄)入ってた。
6名無しのオプ:01/11/10 23:35
この人がどの本かの後書きで書いてた「実験動物の死体を一晩で骨まで完全な液状に変える細菌」
(実際にあるが悪用が怖くて小説のネタに出来ない)ってなんなんだ!
その後何か説明はあったんでしょうか・・?
未だ気になって気になって仕方ありません。
7黒猫缶:01/11/11 00:25
かなり気になる細菌ですね…本当にあるんでしょうか。

由良氏は、「トリックなどを悪用されると困るので、実際にはできないように
故意的に”穴”を空けるようにしている」と書いてましたが、氏ならではの
配慮ですね。某氏の様に「実現できないトリック。D級」と言われたら、
そう言い返せばいいかも(笑)>4さん

>女性の○に注入〜
著者は別ですが、「美しき殺人法100」という本に、載っていた記憶があります。
実際にあったらしい(?)
8名無しのオプ:01/11/11 16:05
胃ほどではないにしろ、酸性ですからね。○のなか。
9密室博士:01/11/11 16:58
けっこう面白いよ、由良三郎 。一時期中毒になって次から次へと読んでたことがある。
魅力はやはり医学トリック。聞いたこともないような殺人手段が色々出てきて面白い。
人を胃がんにする薬とか、絶対に検出されない毒薬とか、
「人体密室」を可能にする器具とか…
あとなんだけなあ、黄金蜘蛛のナントカというのも面白かったなあ。
あと黒猫缶さんの書いてるエッセイ群は必読だね。面白いのなんの(ただしネタバレ大会だが)
10名無しのオプ:01/11/11 17:06
綾辻さんに科学的なことをレクチャーしたんだったよね。エッセイで読んだ日本人は博士に弱い。とかテンジクネズミの話とかおもしろかったなあ。
11名無しのオプ:01/11/11 18:28
>>4
青酸カリじゃなかった?
12名無しのオプ:01/11/11 18:54
「運命交響曲殺人事件」しか読んだこと無いけどおすすめは何でか?
13名無しのオプ:01/11/11 21:36
>>11様。
シアン化合物と言う言い方は、要するに青酸カリに限らず同じシアン化合物の
青酸ナトリウムでも同様なことが起きると言う意味と思われ。
例えば、これもシアン化合物のアミグダリン(未熟な梅にある毒)等も消化さ
れ、最終的には青酸カリ同様の毒性を発揮します。
もっとも青酸カリより量が必要ですが。
14名無しのオプ:01/11/11 23:17
「ミステリーを科学したら」
確かに面白いし、すごくためになるです。
でも、あちこちに書いたものをまとめたせいでしょうが
後半の「こんな方法では人は死なない」のオンパレードには
正直辟易してしまいました。
15密室博士:01/11/11 23:27
>>14
由良自身の作品にも「こんなんで死ぬんかー???」とか思うのがあるよ。
今でも鮮烈に覚えてるのは、うつぶせで眠っている男の肩甲骨の下あたりに
ごく細い針金を刺す(あらかじめ麻酔で痛くないようにしておく)。すると
針金が体の中を徐々に移動していき、最後には脳に達して死ぬというんだが
本当か????
16密室博士:01/11/11 23:30
あ、念のために言っておくと>>15の作品は一種の倒叙なんで、>>15
ネタばらしじゃないよ(^_^;)
17黒猫缶:01/11/12 15:39
>>15
針金を太股に挿入し、血管を通って心臓にまで到達させる
手術法があるくらいですから、できるんじゃないですかねー。
18名無しのオプ:01/11/12 15:58
昔、針やガラスの欠片は刺さった時体中で折れると、血管を流れて心臓を
突き刺すのでそっと抜けと、しつこいくらい言われた経験がある。

今の今まで迷信だと思っていたよ。ごめんな、ちーばあちゃん・・。
191ですが:01/11/12 16:05
けっこう盛り上がってきたみたいで何よりです。
引き続きよろしく。
20名無しのオプ :01/11/12 16:07
>>15
心カテはX線透視下でやるもので、なかなかカテが先進しない事だってあるんだから、
できないでしょう。あと、針金じゃなくてカテーテルっていうもっと細いものね。
>>11
いや、なんで青酸カリと書かなかったかというのは、ATOKの商標名チェックで
引っかかって、変換候補に「シアン化合物」と出たからなんです…自分は作品中に
できるだけ商標は使わないようにしてる主義なんで(某国営放送じゃないけど)。
大変に気になったようですみません。
でも>>13様が言ってるように、厳密には両者は微妙に違うようですね…逝ってきて
もうちょっと勉強し直してきます。
22名無しのオプ:01/12/06 15:07
「ミステリーを化学したら」読んだ。感動した。
理系ミステリ愛好家(「理系ミステリ」の愛好家ではなく、理系のミステリ愛好家)のバイブルにしたいね。
23名無しのオプ:01/12/13 01:50
>>15-18
そういえば「ブラックジャック」にもそんな話あったなあ・・・
24ところで:01/12/22 02:45
最近、由良さんの新刊出ていませんよね。
気になって調べてみたら、1999年4月の新書以来、出ていません。

…まだお元気ですよねぇ?
これからももっと由良さんの作品読みたいんですが…。
25ううん…:01/12/24 03:44
24に対するレスがない。
26あぼーん:あぼーん
あぼーん
27ぽん:01/12/31 00:14
新刊読みたい。
28名無しのオプ:01/12/31 00:20
一時死亡説が流れたね
創元推理文庫のチラシでお詫びが載ったけど
29つまり:01/12/31 10:50
お詫びが出たってことは、
まだ(一応は)ご健在ってこと?
30名無しのオプ:02/01/10 10:38
ねつてつ は無職だから昼間から2ちゃん 死ね!
31 :02/01/18 02:33
32名無しのオプ:02/02/03 13:38
保全age
33名無しのオプ:02/02/03 13:47
出版社の売り出し方がマズかったんだよ
馬車馬のように書かせて西村京太郎、赤川次郎、由良三郎で
トリオとして売り出していれば・・・って思う
34名無しのオプ:02/02/18 15:34
本人のHPがあるけど全然更新されていない
http://www.alles.or.jp/~gakumaeh/
35名無しのオプ:02/03/19 13:05
さるべーじ
36名無しのオプ :02/04/01 07:00
『網走―東京殺人カルテ』など、何冊か読んだことあります。
でも、旧作が元々絶対量が少ないのか手に入りにくいのですよね...。
何件の図書館、ブック●フを駆け回ったか。
ああ、昔を知る人が書くミステリーってほのぼの?していていいな、と思いました。
最近のミステリーとかトリックが良くても読後感がイマイチ気分悪い(医学的にではなくリアルすぎて)。

 
37名無しのオプ
age