「建築屍材」読んだ奴いるかゴルァ!

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22名無しのオプ:01/11/10 22:57
もうこーいうのは食傷ぎみ。
ただ買っときゃ20年後くらいには結構値上がりするだろ。   
23名無しのオプ:01/11/10 22:58
建築の知識が、ゴチャゴチャ書いてあって最悪
もっと素人にも判り易く簡潔に書く工夫しろゴルァ!
24名無しのオプ:01/11/14 01:48
>トリックのためのトリックという匂いがプンプン。
そう、そうなんだ。それに尽きる。
選評を読んだ限りでは、
小説(=物語)として他の候補作に劣るような印象を受けるんだけどね。
正直、トリックもそんな凄いようには思えなかったし。
25名無しのオプ:01/11/17 20:09
>選評を読んだ限りでは
『完全なる容疑者』の方がおもしろそうだ。
26世界@名無史さん:01/11/18 05:37
文章がほんと分かりにくい。
人物の書き分けもできてないし。
なんで「わたし」の視点が必要なの?
27名無しさん:01/11/19 06:13
「このミス」は無理でも、「本格ベスト」には
ランクインする……かな?
28名無しのオプ:01/11/19 21:18
島田先生のいう
本格の歴史に一項目刻むトリックって何なの?
特に驚かされた謎解きもなかったけど・・・
29名無しさん:01/11/20 00:43
>>28
「足跡のない雪上殺人」の
バリエーションかな?
30名無しのオプ:01/11/20 01:13
>>28-29
俺は死体の隠し場所かと思った。
へ? みたいな感じだったけど。
31名無し:01/11/20 01:15
>>30
もしかしてあの「密室から消失」の方法では
なかろうな。
32名無しさん脚:01/11/20 03:48
それならまだよいが、
ラストのあれだったりしたら……
33名無しのオプ:01/11/20 04:08
>なんで「わたし」の視点が必要なの?

そうそう、あの高校生あたりが語り手でいいような気がした
34名無しのオプ:01/11/20 06:02
これ読むと、他のスレでいろいろ批判されてるけど、
宮部みゆきは、子供を書くのがうまいというのがよくわかる。
夜の工事現場という舞台設定も魅力的なんだけど、書き込み不足。
宮部なら江東区あたりの工事現場を舞台に、
もっときちんと情景描写したと思うな。
35名無しのオプ:01/11/21 00:35
この小説ってさ、そもそも(以下メール欄)
36名無しのオプ:01/11/24 01:14
「ひとを食らう建物」なら可?
37名無し:01/11/24 16:47
どちらにしても……
38名無しのオプ:01/12/02 12:13
>37
じゃあタイトルは
「怪談!人を食らう建物」っていうのはどうよ?
39名無しのオプ:01/12/08 02:07
↑ヒソーリネタバレじゃねえかゴルァ!
40名無し:01/12/08 23:40
このミスで21位だよー。
鬱。
41名無しのオプ:01/12/08 23:54
>40
上位すぎるっていうこと?それとも逆?
とりあえず鮎川哲也賞の最大の汚点だと俺は思うが・・・
どうしても受賞作を出したいという気持ちはわかるが
話そのものが破綻しまくりでとても世に出すようなレベルではない
42名無し:01/12/09 00:17
40>>41
もちろんなぜそんな高い順位なの??
ていう意味。これが「本格ミス」ならともかく
だよ。
43名無しのオプ:01/12/11 06:13
↑建築屍材叩く奴ウザイ
鮎川哲也賞は本格ヲタにとっての希望の光
久々に受賞作がでたことを素直に寿げ
44名無しのオプ:01/12/11 09:45
>43
同意AGE
45ねつてつ:01/12/11 10:29
僕も本格ヲタがかなり入っていますが、鮎川賞はトリック主導が多く、
『ちょっと昔の本格』っぽいので、別に希望の光ではないなあ。
本ミス、このミス、どちらでもランキングが高すぎに思います^^;
46名無しのオプ:01/12/11 14:10
俺には模倣犯やミステリオペラより面白かった。
47愛子:01/12/12 21:11
>45
ねつてつさんに質問ですが「建築屍材」が『ちょっと昔の本格』なら
今風の本格とはどんな作品なのでしょうか?
返答次第では武力行使も辞さないかまえですが
48名無しのオプ:01/12/13 07:09
>45佳作あるいは受賞後第一作あたりから今の本格風になる傾向があるね
あと、短編賞はあまりトリック主体ではない
49名無しのオプ:01/12/17 01:05
今更読みました。普通におもしろくない。
目新しさもないし、文章も酷い。
50名無しのオプ:01/12/17 01:43
ベストテン投票に関しては、作品そのものよりも
鮎川賞が出たことを祝ってる人たちが投票してる
んでしょ。

鮎川賞最悪の作品としては、石○真○の作品や
○健二の作品と首位を争うね。一度、皆で投票
しようか(笑)?
51名無しのオプ:01/12/17 06:24
>50
○川○介は作品の出来も悪いが「本ミス」でのアンケート回答を見ると
人間的にもイタイような気が・・・

門前は賞を逃し自費出版したという「死の命題」が本格ヲタのあいだでは評判良いようなので
「建築屍材」と数年前の候補作「死の命題」で合わせて一本、みたいなニュアンスでの受賞かと
52ねつてつ:01/12/17 10:36
>愛子さん
武力行使? 何するつもりなんだろう…ドキドキ^^;;
とりあえず、「建築屍材」が、「ちょっと昔の本格くさいなー」と僕が思った理由
でも列挙してみましょうか。

1.まず、一読して「これはトリックから思いついた話だな」と、感じられること。
(かつて社会派が幅を利かせた頃は、他ジャンルの作家がミステリに参入してきたり
ミステリ作家志望者がやたらいたりしたのですが、『ミステリ=トリックが出てくる
小説』という思い込みをしていた人が多かった。トリック主導型の考えというのは、
やはりひと昔前の産物でしょう。ただ、後述のような形で許容されている物もありま
す)

2.トリックにリアリズムを持ち込んでいる。
(この場合のリアリズムは「心理的に理解できる→必然性がある」という類のリアル
ではなく、「実際に使えるかどうか」という観点でのリアリズムで、前述の「ひと昔
前の本格」に、これまた多く見られた物でした。現在でもトリック主導のミステリは
あり、読者に高い人気があったりする作品もあるのですが、そうした作品は、多少の
リアリズムは犠牲にしてでも読者を驚かせることに力点が置かれているようで、バカ
ミス系のバカトリックは、読者も笑って許容するのです。「そこまでぶっ飛んでりゃ
OK」って感じでしょうか。まあ、どっかの焼畑作家みたいに、そのトリックが実際
に可能かどうかで真面目にツッコミを入れたりする人もいますがね^^)

3.トリックを複雑にしたがる。
(これもまた「ひと昔前」の本格に顕著なパターンです。2のリアリズムに傾くと、
大体この傾向が見られる模様。アラをなくそうとして、ややこしい手続きをどんど
ん重ねてしまうということでしょうか。実際に誰もが読んで面白いミステリというの
は、トリックにおいてシンプルイズベストだったりします。読者に「わかるか、そん
なもん!」と言わせるのではなく、読者の頭の隅、ギリギリの境界線に答を置いて、
「ああっ、そうだったのか!」と驚かせるのが良いミステリでしょう)

「死の命題」は読んでみたいなー
実際、>51のような理由かもしれませんね、合わせ技で一本。

しかし…
そういう観点から見ると、本ミスで「×××殺人事件」を1位に挙げていたミステリ
ライターって、作者から金でも貰ってるとしか思えんなー^^;
53名無しのオプ:01/12/17 11:42
>>50-51
○川○介は、何しろこの板で大人気の、公魚の弟子筋に当たる
らしいから(w

鮎川賞投票は面白いかもしれない。『海賊丸漂着異聞』ってのだけ
読んでないけど。
門前の自分の中での評価は、来年「死の命題」が出るのを待って
みようかなと思ってる。コレは私の周囲でも評判いいしね。
54愛子様:01/12/17 21:04
>52
「建築屍材」の感想についてはねつてつ氏と同意見。
私も読了後は、なにもあんな手間のかかることしなくても死体をコンクリート詰にして
海にでも沈めりゃいーじゃんと思ったクチなので

もしねつてつ氏が、古典的な正統派パズラーは古臭く、山口雅也や麻耶雄嵩のような
アバンギャルドな(おもいっきり死語だが)タイプの本格こそがこれからのあるべき姿である
と考えているのであれば最終手段に訴えようかと考えていたのですが
どうやら最悪の事態には至らずに済みそうです。
ねつてつ 死ね死ね
56ねつてつ:02/01/12 16:27
この前、「死の命題」を読んだので、ちょっと感想。
これは…

文章はダメダメ。かなと漢字の使い方といい、視点の統一といい、読み辛くて大変。
探偵はステロタイプ。大体、建築士という設定が生きてない。

しかし…

この発想はスゲェ。イイ!
そう、ここまで無茶をやるなら、もう許す。バンバン行けってなもん^^
先行作品に似たものが多少あるけど、ここまで血みどろグチャグチャの地獄絵図は
そうそうない。そこまでやるかとばかりのバカトリック大判ぶるまい(とはいえ、
トリックはかなり解り易いものでしょう)

で、これ読んで思ったのは、「建築屍材」は「死の命題」の反動とも思える部分が
多いということ。
例えば、「なぜ子供を出してくるのか」みたいな意見がありましたが、これは、ス
テロタイプな探偵像を、前作とは違う視点を持ってくることで新鮮味を出そうとし
たのでは? 対比するキャラが変わると、確かに探偵像もちょっと違って見えます。
また、今回は建築の知識を充分に生かして、探偵の建築士という肩書をフル活用。

ただ、反動が行き過ぎて、ミステリの面白さは損なわれてますね、うん。
まだイロイロ試行錯誤をしている過程なのでしょう、作者は。

1作目を読んだら、3作目にもちょっと期待したくなりました。
57世界@名無史さん:02/01/12 17:26
この作者、テストにたとえると、合計は55点なんだけど
むずかしい文章題だけは正解、というかんじ。
58 :02/01/12 17:34
ところどころに妙に難しい熟語が使われてるね。

これだけ骨組みしかないミステリって珍しいと思った。
「蜘蛛手」って何処出身なんだろ?これで建築探偵と
してこの先シリーズ化されたらやだな。目つき悪いし。
59名無しさん:02/01/12 17:44
うちの田舎(滋賀)では、
蜘蛛手と書いて「やつで」と読む
60あぼーん:あぼーん
あぼーん
61名無しのオプ:02/02/02 01:09
「死の命題」文庫化はまだ?
62名無しのオプ:02/02/02 01:53
建築屍材ってどこにもみかけねーYO!
ハードカバーなの?
あと作者の名前もなんて読むのかわからん。
誰か教えてください。
63名無しのオプ:02/02/03 09:49
>62
ハードカバーです。
もんぜんのりゆきです。
でも買ってはいけません。
64名無し:02/02/03 11:59
なのに買ってしまった…
6562:02/02/03 14:18
>>63
ありがとー。
忠告もありがとー。(w
66名無しのオプ:02/02/03 16:42
「死の命題」の方は読む価値あり
今年、創元推理文庫に入るはずだが
67名無しのオプ:02/02/21 03:41
正直話のネタは尽きたが「死の命題」文庫化まではもたせたい…
68名無しのオプ:02/05/07 21:36
読んだかゴルァ!
69QQ:02/05/27 00:02
読んだ! 呼んだ?? 結構楽しんだよ! 
いろいろ下手なのはしょうがない。新人賞でしょ。
7062:02/05/27 00:06
なんと、俺の書き込みがまだ最新10にあるとは……。
まだ見つかりません。( ´Д⊂
てゆーか必死に探してもいないけど。w
71名無しのオプ
新作出ないの?