【元気マン】武蔵野音楽大学 part14【ララたん】

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名誉棄損訴訟、原告指揮者敗訴
週刊新潮の記事で名誉を傷つけられたとして、指揮者の吉田裕史氏(40)が、
発行元の新潮社などに2000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、東京地裁であった。
奥田正昭裁判長は、「記事は真実と信じるだけの取材は行われた」と述べ、吉田氏の請求を棄却した。
問題となったのは、2006年12月20日発売の同誌に、
「新聞辞令『イタリア歌劇場』首席指揮者は『詐欺師』だった」との見出しで掲載された記事。
イタリア・ルッカ市の歌劇場の首席常任指揮者に就任するという吉田氏を紹介した05年11月11日付読売新聞朝刊の記事などが、
吉田氏のウソに基づいたもので、常任指揮者というポストも存在しないと報じた。
吉田氏は結局、同ポストに就任しなかったが、「就任は決まっていた」と主張。
判決は「歌劇場から首席常任指揮者への就任は提案されていたが、合意は成立していなかった」と指摘した。
吉田氏は「到底承服できない。控訴の方向で検討する」とコメントしている。
本紙は2005年11月11日朝刊などで吉田裕史氏がルッカの歌劇場首席常任指揮者に就任すると報じましたが、
その後、正式契約に至らず就任していないことを確認しました。