ヤンキースへの電撃移籍を発表したイチロー外野手(38)に24日、芸能界から驚きと
祝福の声が相次いだ。ファン歴15年以上という歌手で俳優の山下智久(27)は
「あれだけの活躍をしている人がまだ挑戦し続けている。勇気をもらえた」と感無量。
昨年10月ソロに転向し、新しい環境に飛び込んだ自らの境遇と重ね、刺激を受けた様子だった。
自らの挑戦のため、新天地を求めた憧れの男の姿に、心を大きく揺さぶられた。この日、
横浜市内で行われたファンイベントの前に取材に応じた山Pは「やっぱりイチローさんは
カッコいいですね。あれだけ活躍しているのに、それでも前に進む姿勢から勇気をもらえる。
僕もそうありたい」と思いを語った。
ファン歴は長い。小学生のとき、オリックスでヒットを量産していた背番号51に夢中になった。
自宅には「山下智久さんへ」と書かれたサインボールとスパイクが飾られている。「『努力せずに
何かできるようになる人のことを“天才”というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、
何かができるようになる人のことを“天才”というのなら、僕はそうだと思う』という言葉が大好き。
努力って難しいと思うし、やり続けるって本当にすごいこと」と、その人間性にもほれ込んでいる。
山P自身も、昨年10月にNEWSを脱退。レコード会社も移籍し、ソロ活動という新たなステージに
足を踏み入れた。ジャンルは違えど、慣れ親しんだ場所から巣立ち、未来へ突き進む境遇を重ね、
「イチローさんからあきらめない心が伝わってきた。僕も、プロの自覚を持って、いくつになっても
夢に向かって頑張りたい」と決意を新たにした。
再始動した古巣のNEWSについても「いいライバルでいたい」と刺激を受けている様子。
ヤンキースで確かな一歩を踏み出したヒーローに恥じない活躍を誓った。
ソース
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20120725-OHT1T00037.htm