川畑要と堂珍嘉邦の男性デュオ「CHEMISTRY(ケミストリー)」が8日、デュオとしての活動を休止し、
2人それぞれのソロ活動に専念することを公式ホームページで発表した。
同HPで川畑は「デビュー以来、元々タイプの違う二人が歌を重ねることで1+1=2ではなく
無限大の可能性を引き出していく、そんな11年間でした。ここからは更なるスキルアップを目指し、
お互いのソロ活動に専念する時間をしっかり作っていこうと思っています」、
堂珍は「お互いが成熟してきたからこそ、新しい音楽の扉を開き自分一人でしかなし得ない音楽を追求するために、
しばらくソロで活動して行きます!」とそれぞれコメントを寄せているが、こうなるのは時間の問題だったようだ。
「2人はオーディション番組『ASAYAN』(テレビ東京系)の企画で選ばれデュオを結成。落選したのは、
EXILEのATSUSHIとNESMITHだったから、かなり歌唱力は高くデビュー前から話題を集めていた。
2001年3月発売のデビューシングル『PIECES OF A DREAM』は発売6週目でオリコン1位を獲得し、
ジャニーズ事務所所属のアイドルを除けば男性ボーカルグループでは21年ぶりオリコン1位という快挙でロングヒット。
その後、ヒット曲を連発したが、徐々に人気が低迷。昨年11月発売のシングル『eternal smile』は約8,000枚、
今年1月発売のアルバム『Trinity』は約2万枚しか売れず。
川畑は今年1月から放送された向井理主演ドラマ『ハングリー!』(フジテレビ系)で役者デビュー。
以前から川畑は役者志望が強く、そちらに専念するためにも活動休止に向けて話し合われていたようで、
7日にツアーファイナルを終えたタイミングで活動休止を発表した」(音楽関係者)
また、CDセールスが低迷すると、2人の不仲説も流れ始めたという。
(
>>2あたりに続き)
ソース
前編
http://www.cyzo.com/2012/04/post_10344.html 後編
http://www.cyzo.com/2012/04/post_10344_2.html http://www.cyzo.com/images/chemisuto.jpg CHEMISTRY『eternal smile』(DefSTAR RECORDS)
>>1 「川畑は中学卒業後、肉体労働などで生計を立て、背中と両腕にタトゥーを入れ、趣味はウェイトトレーニング。
一方、堂珍はテレビ局のアルバイトを経て純粋に歌手を目指していたが、趣味はテレビゲーム。2人の歌声は
見事なハーモニーだったが、性格は“水と油”。歌っていてさっぱり目を合わせないのもファンの間では有名だった。
また、堂珍が09年公開の映画『真夏のオリオン』でひと足早く役者デビューしたことに、川畑が嫉妬していたようだ。
活動再開するメリットが見当たらないので、おそらく、このままで事実上解散となりそう」(同)
ここ数年で活動休止を発表した男性デュオといえば、ChageとASKA(飛鳥涼)の「CHAGE and ASKA」。
デビュー30周年を迎えたメモリアルイヤーにあたる09年1月、公式ホームページとファン会報に所属事務所名義で、
「2008年、ふたりはソロ活動を行なうなか、ソロとしての意識がさらに高まってきました。そして一度は、
CHAGE and ASKAとしての次の約束ができないのであればグループを解散し、CHAGE、ASKAとして活動していく、
という決定がなされました」と無期限活動休止という名の事実上の解散を発表。
「2人は90年代前半に『SAY YES』のヒットなどでボロ儲けしたが、互いにソロで活動してみるとそれぞれ
自分のやりたいことが見つかったようだ。ケミにしても、デビューから数年はかなり稼ぎまくって
デュオとしての目標を見失ったのでは」(レコード会社関係者)
とはいえ、活動休止発表前にある程度ソロで実績のあるチャゲアスと比べ、川畑と堂珍の
ソロでの音楽活動の実力は未知数。収入はケミ全盛期の足元にも及ばないと思われるのだが……。
<以上>