フジテレビ・菊池伸PD「新堂本兄弟や僕らの音楽より、できることの幅が広いMUSIC FAIRが一番楽しい」

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放送人:フジテレビ「MUSIC FAIR」(毎週土曜午後6時)プロデューサー・菊地伸さん

◇作り手の楽しさ伝えて

 東京五輪の年に産声を上げた伝統の番組。3日の放送で2400回を迎えた。
「歌は世につれ、世は歌につれといわれるように、そのものが世相じゃないですか。
それをずっと紡いできたのがMUSIC FAIRです」と感慨深げに話す。

 2月17日にあった記念公演の模様が5週連続で放送される。出演120回で
ギネスブックにも載った森山良子ら多彩なアーティストのステージを収録。
豪華共演による生演奏で音楽ファンがのどから手が出るほど聴きたい内容となりそうだ。

 フジテレビの音楽番組「僕らの音楽」(毎週金曜)「新堂本兄弟」(同日曜)を加えた
3番組のスタッフで「音組」というチームを組む。枠を超えて交流し、総力戦で番組を作る。
それでも「MUSIC FAIRが一番楽しい」という。

 「できることの幅が広いから。楽しい番組を作って、その感じが視聴者に伝わればと思います」

■人物略歴

 筑波大卒。スポーツの応援が好きで、学生時代に阪神タイガース応援サークルを設立。
85年フジテレビ入社後、「夜のヒットスタジオ」を皮切りに音楽番組制作に携わってきた。
岩手県出身。49歳。


毎日新聞 2012年3月5日 東京朝刊
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20120305ddm018070020000c.html