写真誌「フライデー」(講談社)2月10日号が報じた歌手の福山雅治と女優の吹石一恵の熱愛スクープ。
吹石がペットのウサギを連れ、深夜に福山のマンションを訪れる写真が掲載されているが、
同誌の取材に対し2人の所属事務所は「(交際の)話は聞いていません。事実ではありません」と
まるで示し合わせたかのようなコメント。
「決定的な2ショット写真が掲載されていなかったため、強気に出たようだ。同誌編集部は2ショットが
撮影できるまで粘る気だったが、編集部内から張り込み情報が漏れたのか、元同誌の記者が
関西ローカルの番組で2人の交際をにおわせるようなことをポロっとしゃべってしまった。
他の媒体にかぎつけられるのを防ぐために同号で出したようだ。さすがに2ショットを抑えられたら
2人の所属事務所も認めざるを得なかっただろうが」(スポーツ紙デスク)
各スポーツ紙やテレビ各局には各週刊誌・女性誌が発売前日の午後に"早刷り"として届き、
後追いするような大きなネタがあれば、各紙や各番組は翌日までに追加情報を取材して
後追い報道するのが慣例。同誌は26日にはマスコミ各社に届いていたはずだが、
翌27日の各紙や各番組を見渡すと福山と吹石の熱愛について一切触れられていなかった。
「できるはずがない。福山が所属するのはサザンオールスターズ、上野樹里らが所属する
大手芸能プロ『アミューズ』。広報担当のK氏に確認のため電話したら、即座に『ちょっと触れられると困る』と
後追い報道にストップをかけられた。スポーツ紙の記者に聞いたら、ひと通り紙面ができあがったころに
『まさか、やってないよね?』と確認の電話が入ったという。かたや吹石の事務所は弱小プロのため、
『担当者不在』という逃げ文句で全く対応してくれなかった」(情報番組スタッフ)
(
>>2あたりに続く)
ソース
http://www.cyzo.com/2012/01/post_9730.html >>1 各スポーツ紙やテレビ各局に対してこのように圧力をかけ、自社に都合の悪い報道をさせない手法といえば、
「これまでは"芸能界のドン"こと周防郁雄氏が率いるバーニングプロダクションやジャニーズ事務所の
お家芸だったが、最近のアミューズはバーニング・ジャニーズ化が顕著。長身の広報・K氏がかなり高圧的で、
特にサザンオールスターズと福山に関しては"大本営発表"以外はNG。福山はこれまで、白石美帆との熱愛や
小西真奈美との結婚を女性誌で報じられたことがあったが、いずれも後追い報道がなかった。もし今回、
アミューズの意向を無視して後追いすれば、スポーツ紙は所属タレントが出席する会見への出入り禁止と
なるだろうし、テレビ各局には所属タレントが出演しないことになっただろう」(芸能プロ関係者)
というが、かつてはこんな"事件"もあったとか。
「桑田佳祐の父親の告別式のこと、基本的にメディアは式から締め出され、式場外のスピーカーで
桑田のあいさつを聞いていた。ところが、果敢にも一部スポーツ紙の記者がきちんと香典を包み、
参列者として式場内への潜入に成功。ところが、まんまと事務所関係者に見つかって大目玉を食った上、
しばらくそのスポーツ紙はアミューズから出入り禁止を言い渡された。当時よりも今の方がかなり強硬なので、
不利益な記事を書いた媒体に対しては容赦なく出禁を連発するだろう」(同)
メディアを自在に操れる事務所がまた1社台頭してきただけに、ますます芸能報道にジャーナリズムが
介在する余地がなくなりそうだ。
<以上>