ソウル・フラワー・ユニオンがミニアルバム「キセキの渚」を12月21日にリリースすることが決定した。
今年は数々のロックフェスに出演し、「ソウル・フラワー・みちのく旅団」として東日本大震災の被災地で出前ライブを
数多く行ったりと、例年以上に精力的な活動を展開しているソウル・フラワー・ユニオン。
6月に発表されたボーカル・中川敬のソロアルバム「街道筋の着地しないブルース」が好評な中で、
今度はバンドとして1年ぶりの新作が発売される。
今作には、ソウル・フラワー・ユニオン流に「再生」を歌い上げるロックンロール「キセキの渚」「ホモサピエンスはつらいよ」や、
内田直之(LITTLE TEMPO、Flying Rhythms)による「ダンスは機会均等」のダブミックス、被災地出前ライブで
重要なレパートリーだった宮城民謡「斎太郎節」、遠洋漁業の聖歌とも言われる港町の定番宴会ソング
「おいらの船は300とん」のカバー、中川敬のソロアルバムにも収録されていた「いちばんぼし」の奥野真哉参加バージョン、
ニューエスト・モデルをセルフカバーした「雑種天国」のライブ音源など、バラエティに富んだ10曲を収録。
全体を通してアッパーな楽曲が並びながらも、被災地での出会いや活動が色濃く刻まれた1枚になっている。
タイトル曲「キセキの渚」が作られたのは、中川敬が4月下旬に宮城県女川町を訪れた際に瓦礫に埋まったターンテーブルを
偶然見つけ、その写真をTwitterで公開したことがきっかけ。
後日判明したターンテーブルの持ち主がソウル・フラワー・ユニオンの20年来のファンであり、かつ阪神大震災の頃に
ボランティアとして中川たちと出会っていたことがわかり、その後に女川町での被災地出前ライブが実現したという
エピソードがモチーフとなっている。
被災地への思いを軸に積極的に活動してきたソウル・フラワー・ユニオンの、2011年を締めくくるにふさわしい内容となった
「キセキの渚」。12月10日からスタートするツアー「年末ソウルフラワー祭 2011」の会場では先行発売も予定されている。
ソース
http://natalie.mu/music/news/59117 http://natalie.mu/media/1111/1104/extra/news_large_soulflowerunion.jpg ソウル・フラワー・ユニオン
ソウル・フラワー・ユニオン「キセキの渚」収録曲
01. キセキの渚
02. ホモサピエンスはつらいよ
03. ダンスは機会均等〜内田直之の越境ダブ盆唄編<2011リミックス>
04. おいらの船は300とん
05. 斎太郎節
06. 郡上節(春駒〜八竹)
07. いちばんぼし / 中川敬 with 奥野真哉
08. 偉大なる社会
09. 雑種天国
10. キセキの渚<インスト>
年末ソウルフラワー祭 2011
2011年12月10日(土) 大阪府 大阪BIGCAT
2011年12月11日(日) 愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
2011年12月17日(土) 東京都 LIQUIDROOM ebisu
2011年12月20日(火) 宮城県 仙台LIVE HOUSE enn 2nd
「ホモサピエンスはつらいよ」ツアー横浜振替公演・2011大忘年会!
2011年12月28日(水) 神奈川県 横浜F.A.D YOKOHAMA
キセキの渚
[CD] 2011/12/21発売 2000円 BM tunes XBCD-1037