ベトナム、若者にギター熱 音楽市場拡大で売れ筋商品に変化

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1依頼スレ55@上品な記者ψ ★
ベトナムで音楽ビジネスの国内市場が大きく伸びている。
象徴的なのが、外国の著名なミュージシャンらによるライブコンサートの開催だ。

 外国人公演相次ぐ

 4月10日、南部大都市ホーチミン市の7区。オーストラリア系RMIT大学キャンパス内の特設会場に、
超大物ミュージシャンが姿を現した。多くの国々の多くのミュージシャンに多くの影響を与え、「フォークの神様」として
いまもなお多くの人々を魅了する世界的カリスマのボブ・ディランさん(69)だ。
米国生まれで、多くの名曲を世に送り出した彼がベトナムの地を初めて踏んだ。

 この一夜限りの野外公演には5000人が詰めかけた。客席には欧米人や日本人の姿が目立ち、ベトナム人はあまり多くない。
入場料が一般席で90万ドン(約3520円)、特別席で約1万円とベトナムの物価水準を思えば高額だったことと、
ベトナム人口の半数以上を占める戦後生まれの若者にとってボブ・ディランさんは世代が離れすぎていることが、
ベトナム人の客足が伸びなかった理由だろう。

 地元ベトナム人の若者に人気のライブコンサートも少なくない。1995年に男性アイドルグループとしてデビューした
米国4人組のバックストリートボーイズは、3月24日にホーチミン市のタンソンニャット空港近くの競技場で
コンサートを開催した。入場料は約2000〜約8000円で、主催者の発表によると若者を中心に2万人が詰めかけた。
5月には韓国の有名歌手のコンサートが予定されるなど、今後、外国の大物歌手らの来越コンサートが増えそうだ。

ソース
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110510/mcb1105100502012-n1.htm
2上品な記者ψ ★:2011/05/10(火) 12:37:17.14 ID:???
ベトナムでもテレビやインターネットを通じて外国で流行している音楽などを知る機会が多く、日本や韓国などと同様に
自ら歌ったり楽器を演奏したりして楽しむ傾向が高まっている。

 ホーチミン市で96年から楽器販売店「ドレミ」を営むドンさんによると、最近の売れ筋商品はギターや
ドラムセットだという。数年前まで同店で売れ行きがよかったのはキーボードとピアノで、
子供のために親が購入するケースが多かった。しかし最近は、若者が購入層の中心で、自分の個性を
強く主張したいという意識から、ギターやドラムを買っていくそうだ。

 親の抵抗感も薄く

 同店で扱う楽器は比較的高級な商品が多く、ギターで約8000〜4万円、ドラムセットは8万円以上だが、
毎月、ギターが約100本、ドラムセットも50セット程度が売れていくという。

 親の意識も変わりつつある。以前は、ピアノやキーボードならば子供の情操教育のためにと喜んで購入するが、
ギターやドラムには健全なイメージがなく、子供に買い与える親は少なかった。それが最近では、
ギターなどへの抵抗感が薄れてきているようだ。

 一方、ギターの普及に比べて遅れているのが、ソフト面だ。初心者がギターの使い方を習う教室やクラブは
まだあまり充実しているとは言えず、本格的なバンド練習をするような練習スタジオなどもほとんどない。

 ドンさんは「今年は米ギターメーカーと協力して子供向けのウクレレ教室を開催する予定で、音楽に興味を持つ
子供たちの育成に努めたい」と語る。

 ベトナムは経済成長と世界中の情報が瞬時に飛び交うネットの普及拡大とともに、自由の象徴でもあるポップスや
ロックなどの音楽が若者の人気を集めていくであろう。

(ベトナム進出コンサルティング会社ライビエン 桜場伸介)
http://www.sankeibiz.jp/images/news/110510/mcb1105100502012-n1.jpg
楽器販売店「ドレミ」の店内。キーボード、バイオリン、ドラム、エレキギターなど、
さまざまな楽器が販売されている=ホーチミン市内
http://www.sankeibiz.jp/images/news/110510/mcb1105100502012-s2.jpg
3読者の声:2011/05/11(水) 02:48:53.40 ID:IOR7VRiK
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