【コラム】反原発ソングに沸いた忌野清志郎の追悼ライブ…今、問われるのはメディアと自分自身[5/7]

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1読者の声
 5月2日、忌野清志郎の遺志を継ぐアーティストたちが日本武道館に集結した。ライブ「忌野清志郎
ロックン・ロール・ショー 日本武道館 Love&Peace」のステージには、泉谷しげる、奥田民生、斉藤和義、
ゆずなど計26組総勢30名以上のアーティストが上がり、清志郎の楽曲48曲を6時間にわたり熱唱した。
特に、清志郎が生前から訴えていた反原発ソングを、その意志に強く賛同する泉谷や斉藤らが歌うと
会場はヒートアップ。まるで武道館は反原発ライブのような盛り上がりを見せた。

 1万2,000人に及ぶ人々が集まった日本武道館。ライブは清志郎が自転車に乗って武道館にやってくると
いう映像が流されスタートした。まるで本当にすぐそこまでやってきたかのような臨場感あふれる演出に、
会場にいる誰もが、"清志郎が生きていたら、今ごろはきっと愛車のオレンジ号で被災地を回っていたこと
だろう"という思いを抱く。そして、盟友・仲井戸"CHABO"麗市が名曲「雨あがりの夜空に」のイントロを
演奏すると、会場のボルテージは一気にマックスに。1万2,000人の大合唱はその後6時間続いた。

 当日、泉谷が熱唱した「サマータイム・ブルース」や「ラヴ・ミー・テンダー」は、約20年も前に
清志郎が日本語訳をつけた反核・反原発ソングとして有名だ。震災後に起こった原発事故の影響で、
インターネットなどの動画サイトでは同曲らに関する動画が100万ダウンロードを突破し、CD店では
売り切れが続出しているという。清志郎の死後に起こった原発事故という結果が、皮肉にも彼を
聖人化させ、今になってようやく"反原発"という機運を高めているのだろう。

(続きは>>2-3あたり)

ソース
http://www.menscyzo.com/2011/05/post_2561.html

http://www.menscyzo.com/images/kiyoshirou0506.jpg
画像 忌野清志郎『Baby #1』/EMIミュージックジャパンより
2読者の声:2011/05/07(土) 22:41:01.10 ID:SqtpA+iH
>>1
 だが、先にも記したように、彼はこれらの歌を20年も前から歌っていた。当時から彼に賛同した人も
多いのだろうが、彼の思いが社会に反映されることはなかった。清志郎は、生前出演したテレビ番組の
中で、「どんなに訴えても何も変わらない。戦争だって終わらないし、原発は増え続けている」と語り、
「それでもミュージシャンは歌い続けるしかない」という切実な思いを吐露している。そして彼は歌い続け、
58年という生涯を全うした。

 欧米では当たり前とされているアーティストたちの政治活動だが、日本ではどうも異端視される
風潮がある。それが良いことなのか悪いことなのか、記者には見当すらつかないが、サザンオール
スターズやミスターチルドレンといった日本を代表するビッグバンドは確かに政治色が薄いと言える。
逆に、清志郎率いるRCサクセションなどには、超メジャーでありながら、サブカル的な印象を持って
いる人も多いだろう。それは、アーティストの政治的な発言を煙たがるメディアが清志郎らを敬遠した
結果なのかもしれない。

 3.11以降、反原発を訴えるアーティストたちは直接現地に赴き、独自に活動を続けている。しかし
彼らの活動が、テレビなどの大手メディアに大きく取り上げられることはない。ノーモア原発を
1990年代から訴え続けているラッパーのECDは、新曲「反原発REMIX」をYouTubeユーチューブで公開した。
反原発運動家として知られるキャンドル・ジュンは、震災後、福島と東京を何度も行き来して救援物資を
届けている。が、テレビが届ける彼のニュースに"反原発"という文字はない。

「東電を大口スポンサーとする民放各局では、反原発を内容とする放送はできないでしょう。
 東電はスポンサーとなることで、反原発という言葉を封じ、さらには原発は安全だという
 印象を国民に与えてきたのです。いわば洗脳のようなものです」 (業界関係者)

(続きは>>3あたり)
3読者の声:2011/05/07(土) 22:41:25.97 ID:SqtpA+iH
>>1-2
 清志郎の代表曲「雨あがりの夜空に」におけるダブルミーニングとは違い、彼の反核・反原発ソングは
非常に直接的な言葉で語られている。きっとそれは、前述した彼の言葉から推測するに、現代社会の中に
おける自分の非力さや音楽の限界を感じていたからではないだろうか。だから彼は「原子力はいらねえ」
「放射能はいらねえ」と、あまりにも直接的な言葉を使って歌うしかなかった......。

 2009年の清志郎の葬儀で弔辞を読んだ甲本ヒロトは、バンドメンバーらと共にライブの終盤に登場し、
「ROCK ME BABY」など3曲を熱唱した。ザ・ブルーハーツ時代に発表した「チェルノブイリ」でも知られる
彼らだけに、泉谷や斉藤のように、反原発という意思表示があるかと思われたが、ヒロトが発した言葉に
そのような表現はなかった。ただ、清志郎の楽曲に乗って振り上げられる彼の足は、いつにも増して高く、
激しかった気がする。どうにもならない現実への抵抗とでも言おうか、まるでそこには足かせが絡み付いて
いるかのようだった。ヒロトの振り上げられた足や激しく動く舌には、自由や平和への心からの渇望が感じられた。

 大手メディアなどで政治的な活動を好まれない日本のアーティストたちには、限界があるのかもしれない。
そんなメディアの在り方は、確かに問題があるだろうが、知らぬ間とはいえ、それを築いたのはわれわれでもある。
きっと本当にそんな社会が嫌なら、こうなる前に立ち止まることはできたはずだ。清志郎やヒロトの思いを
実際の社会に反映するのは国民一人一人だ。今回の震災で問われているのは、政治や原発問題だけでなく、
自分自身がどういう社会に生きていきたいのかということなのだろう。

<以上>
4読者の声:2011/05/08(日) 06:26:39.38 ID:47wvslOG
なかなか良いこと書いてるな
5読者の声:2011/05/08(日) 07:17:16.48 ID:5lAGt1ze
歌うだけならガキでも即興で出来る。
産業を作る方は一朝一夕にはいかない。
世間のおこぼれで食わせてもらっていた人間が、死んでまで世間に祟るんじゃない。
6読者の声:2011/05/08(日) 10:50:18.44 ID:iRitpNuh
日本は未だに自由な意思表現の出来ない未開社会だって事だな

日本史上最悪政党ジミンが家畜人間を対象生産もしたしな。
7読者の声:2011/05/08(日) 11:00:12.35 ID:hdSy8FgN
>>5
歌うだけならな。
それをメジャーでリリースして発禁食らって、別会社から発売→オリコン1位
20年経っても世間で話題になって影響がある。

これが誰でも出来るとか、お前頭悪そうだなw
8読者の声:2011/05/08(日) 11:43:15.44 ID:M/W/LyP2
【ラジオ】ピーター・バラカン氏 ラジオでの反原発ソング放送禁止の裏事情を語る
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1304510785/
9読者の声:2011/05/08(日) 11:54:56.79 ID:a8HcYq67

昔、タイマーズのライブに行った。

一番後ろの席の壁の前、原発関係者が立っていたという。

10読者の声:2011/05/08(日) 13:23:25.76 ID:h+uIfGeq
オマンコ野郎 東京電力
11読者の声:2011/05/08(日) 13:43:33.60 ID:MJG279Uy
ROCK ME BABYっていい曲だよな
12読者の声:2011/05/10(火) 08:08:11.08 ID:PZFUqfMH
ブライアン・セッツァーのサマータイムブルースは普通にロックとして最高
13読者の声:2011/05/11(水) 02:24:22.65 ID:3D9hPfpa
偽善者がいいな。

FM○京 腐ったラジオ♪
FM東○ 最低のラジオ♪
何でもかんでも放送禁止さ。
FM○京 汚ぇラジオ
FM東○ 政治家の手先
FM○京 何でも勝手に放送禁止さ。
FM東○ 馬鹿のラジオ
こそこそすんじゃねー
お漫湖野郎 FM東○



14読者の声
>>13
その歌詞は『偽善者』じゃないよ

夜ヒットで『偽善者』を予定してたから、そのタイトルが出ただけ
実際リハーサルは真面目にやってたんだが、イザ本番になって♪FM東京〜とやらかした