印、「ボリウッド」に３Ｄ施設　ソニー、映画づくり学ぶ

 【ムンバイ共同】ソニーは４日、インドのムンバイにある映画関連の専門学校の敷地内に、３次元立体（３Ｄ）映像の撮影技術を
学ぶための施設をオープンしたと発表した。
米国のハリウッドにちなんで「ボリウッド」とも呼ばれる映画産業の中心地で、技術向上に協力しブランド力強化につなげる狙いがある。

　施設の名称は「ソニー・メディアテクノロジーセンター」。ソニーは３Ｄでの撮影から編集、上映までを体験できるよう先端の機材を
提供するほか、映画の製作現場の第一線で活躍する人や学生を対象に技術講座を開催。
現地法人の社員を常駐させるほか、日本からも講師を派遣する計画だ。

　インドは年間に製作される映画の作品数が世界一とされるが、デジタル技術の導入は一部にとどまっている。
現地で同日、記者会見したソニーのストリンガー会長兼社長は「インドの将来性を高く評価している。
映画産業などの発展に貢献し、良好な関係を築きたい」と述べた。

　ソニーはインドの市場開拓に向け、３Ｄ対応のテレビを昨年初めて投入。
今後もパソコンなど３Ｄ関連の商品ラインアップを充実する計画だ。

４日、インドのムンバイにオープンした「ソニー・メディアテクノロジーセンター」を視察するソニーのストリンガー会長兼社長（共同）
http://img.47news.jp/PN/201103/PN2011030401000719.-.-.CI0003.jpg

ソース
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011030401000668.html

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